JP3990765B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、遊技球が発射されて遊技の行われる遊技領域と、この遊技領域とは別に遊技球が通過する流路とを備え、遊技球が前記遊技領域および前記流路を通って循環される弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
遊技球が発射されて遊技の行われる遊技領域と、この遊技領域とは別に遊技球が通過する流路とを備え、遊技球が前記遊技領域および前記流路を通って循環される弾球遊技機として、例えば、パチンコ遊技機、パチコン機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機、並びに、封入球式弾球遊技機などが一般に知られている。
【0003】
これらの弾球遊技機の内、パチンコ遊技機、パチコン機、アレンジボール遊技機、並びに、雀球遊技機などは、一般に、複数が連なって島設備を構成し、この島設備において遊技球が循環されるのが通常であった。即ち、各弾球遊技機に補給される遊技球を一時的に貯留する球補給タンク、この補給タンクから各弾球遊技機に遊技球を補給する球補給樋、各弾球遊技機の遊技領域に発射された遊技球を回収する球回収樋、および、回収した遊技球を球補給タンクまで揚送する球揚送装置等からなる遊技球の循環設備を、島設備に設けて遊技球を循環させている。
【0004】
以前より、遊技球に発生する錆などを落とすために遊技球を磨く研磨装置が知られている。このような研磨装置は、例えば、上記遊技球の循環設備の球循環経路上に備えられるのが一般的であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、最近では、1台の弾球遊技機で1つの島設備を構成する所謂単独島などが知られている。また、予め定められた所定個数の遊技球を遊技機内に封入し、この封入した遊技球を遊技盤面上に設けられた遊技領域内に発射することで遊技を行う封入球式弾球遊技機も知られている。
【0006】
上記の封入球式弾球遊技機によれば、封入球式でない弾球遊技機に対して設置しなければならない球回収樋、球揚送装置、球補給タンク、球補給樋、球研磨装置などを備えた大がかりな遊技球の循環設備が不要になると共に、大量の遊技球を用意しなくても遊技が可能であるといった利点がある。それにより、遊技店内の諸設備を大量の遊技球の重量に耐え得る構造にする必要もなくなり、設備費用がかさむという欠点が解消される。
【0007】
しかしながら、上記の単独島を構成する弾球遊技機や封入球式弾球遊技機では、遊技球が単独島あるいは1台の遊技機の中で循環されるので、従来のように循環設備で球磨きを行うことが出来なかった。それ故、単独島を構成する弾球遊技機や封入球式弾球遊技機の遊技球を磨く場合には、球研磨装置を備えた循環設備まで遊技球を運んで球磨きを行うといった繁雑な作業が必要であり、更に、営業時間とは別に球磨きの時間を設けなくてはならないという問題があった。
【0008】
このような問題を解決するために、弾球遊技機1台毎に研磨装置を備えることも考えられるが、このような研磨装置付きの弾球遊技機を従来の島設備に設置すると、遊技球が島設備の研磨装置と弾球遊技機の研磨装置とで2回研磨されることとなり、研磨過剰という問題を生じさせる。
【0009】
また、封入球式弾球遊技機では、遊技球が外部に出ないので要求される研磨回数は少ないのであるが、遊技球が循環する期間が短いので、その分、研磨装置を通る回数も多くなり、過剰に研磨が行われるという問題を生じさせる。
【0010】
この発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、弾球遊技機単体でも容易に遊技球の研磨が行えると共に、研磨を必要としない状況にも対応可能な弾球遊技機を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、
請求項1記載の発明は、所定数の遊技球を遊技機内に封入し、これら封入された遊技球を弾発して遊技盤の遊技領域中に発射する弾発装置と、発射位置に遊技球を1個ずつ送る球送り装置と、該遊技盤に設けられた入賞口に入賞した遊技球及び該入賞口に入賞せずに遊技盤表面下部のアウト口に流入した遊技球を前記球送り装置へ送る流路とを備え、前記封入された遊技球が前記遊技領域および前記流路を通って循環される弾球遊技機において、
前記封入された遊技球を研磨する研磨装置を前記流路の近傍に着脱可能に設け、
前記流路には、
遊技球を前記研磨装置へ排出可能な排出部と、遊技球が前記研磨装置から進入可能な進入部と、前記研磨装置の取り付け取り外し時に、球がこぼれるのを防止する球こぼれ防止手段と、を備え、
前記研磨装置は、
前記排出部からの遊技球が導入される導入口と、前記流路の進入部へ遊技球を進入させる排出口と、前記導入口から遊技球を導入して前記排出口から排出可能な流入経路と、遊技球を該流入経路上で研磨する研磨手段と、前記導入口の外周部に沿って外方に突出した導入片と、を有し、
前記球こぼれ防止手段は、
前記流路に沿った配置でバネ材を介して取り付けられ、前記排出部の一部を遮断して、遊技球が外部へ排出されないようにするシャッター部材であり、
前記シャッター部材は、
前記研磨装置の非装着時には、遮断することにより前記流路と一体になって遊技球を該流路の上流側から下流側に送り、前記研磨装置の装着時には、該研磨装置の導入片に押されて、前記排出部の遮断を解いて、前記研磨装置の導入口への遊技球の排出を妨害しないようにする構成とした。
【0012】
この請求項1記載の発明によれば、上記の研磨装置を弾球遊技機の流路の所定区間近傍に取り付けることで、流路の所定区間に研磨装置の流入経路が割り込んで流路の所定区間外と研磨装置の流入経路が連通する。この状態で、遊技が行われると、循環する遊技球が弾球遊技機の流路および研磨装置の流入経路を通過して、研磨手段に研磨される。つまり、研磨装置を取り付けることで、遊技中に遊技球の研磨を行うことが出来る。
【0013】
一方、研磨装置を弾球遊技機から取り外すことで、研磨装置の流入経路は弾球遊技機の流路から切りはずされ、且つ、弾球遊技機の流路が一続きになる。この状態で、遊技が行われると、循環する遊技機球は研磨手段の流入経路を通過せずに、弾球遊技機の遊技領域と流路とを通過して循環する。即ち、研磨装置を取り外すことで、遊技球を研磨しないまま遊技球を循環できる。
【0014】
従って、弾球遊技機単体でも遊技球の研磨が可能であると共に、研磨装置を取り外して遊技球の研磨が必要ない場合にも対応可能である。例えば、単独島に設置される弾球遊技機や封入球式弾球遊技機に適用すれば、従来の遊技球を弾球遊技機から取り出し搬送して研磨装置にかけるといった繁雑な作業を行うことなく、且つ、営業時間中であっても遊技球の研磨が可能となり大変便利である。また、研磨装置は取り外し可能で遊技球の研磨が行われないようにも出来るので、研磨の過剰を回避することが可能となり、例えば、封入球式弾球遊技機など要求される研磨回数が少ない遊技機に対しても有用である。
【0015】
ここで、前記研磨装置が取り付けられてない状態で前記流路は一続きになり、前記研磨装置が取り付けられた状態で、前記流路の所定区間に前記研磨装置の流入経路が割り込んで前記流路の所定区間外と前記流入経路とが連通する構成とは、流路の所定区間を取り外し、該所定区間に研磨装置の流入経路を挿入し割り込ませる構成としても良いし、遊技球を外部に排出可能な排出部および外部から進入可能な進入部を流路上に設け、研磨装置を取り付けたときに前記排出部および進入部を介して遊技球が研磨装置の流入経路に流入・通過する構成としても良い。その他、当該構成は、研磨装置の取り付け取り外しの状態により、上記流路が一続きとなったり上記流路の所定区間外と流入経路とが連通する構成であれば、どの様な形式の構成としても良い。研磨装置の着脱可能な取付け構造は、例えば爪型の係止片とこの係止片を係合可能な係合部との係合による接続構造、ネジやビスなどによる止着構造、所謂ナイラッチなどのワンタッチで取り付け可能な形式の取付け構造など、従来ある種々の着脱可能な取付け構造が適用可能である。また、研磨装置の取付け箇所は弾球遊技機の裏側でも正面側でも良い。
【0016】
なお、単独島とは、正面に遊技機と球貸し手段を設けると共に、遊技機の球受け皿下部に遊技球の計数装置を具備し、遊技機の背部側のユニット内部に該ユニットに投入された遊技球を貯留し、且つ、貯留した遊技球をユニット内の揚送手段により循環還流させるようにした設備のことである。
【0020】
また、上記球こぼれ防止手段により、研磨装置の取り付け取り外し時に流路からの遊技球のこぼれが防止されるので、流路に遊技球が流れている時、即ち、弾球遊技機で遊技が行われている最中であっても、研磨装置の取り付け取り外しが可能となる。従って、遊技中の研磨装置を交換する場合でも、遊技者に遊技を一旦中断させるといった煩わしさを与えずに交換することが可能となる。
【0021】
ここで、球こぼれ防止手段は、例えば、上記流路の所定区間の上流側に流路を遮るシャッター手段、或いは、流路に設けられた排出部および進入部を遮断するシャッター手段などにより構成可能である。また、研磨装置を取り付けることで前記シャッター手段が自動的に開くように構成しても良く、そうすることで研磨装置の取り付け作業性が向上する。なお、球こぼれ防止手段は、研磨装置の取り付け取り外し時に球こぼれを防止できれば、どの様な構成としても良い。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0037】
図1には、この発明の実施の形態の遊技機として封入球式弾球遊技機100の正面斜視図を、図2には、この封入球式弾球遊技機100の裏機構を示す裏面図を示す。
【0038】
この実施の形態の封入球式弾球遊技機100は、遊技盤104上に設けられた遊技領域内に遊技球を発射して遊技を行うもので、遊技中、遊技球は、この遊技領域と裏機構に設けられた樋(セーフ球回収樋131、アウト球回収樋130、循環樋150など)を通って循環するようになっている。この封入球弾球遊技機100は、外枠102に開閉可能に填められた内枠103の前面側に、遊技盤104、ガラス枠119、研磨装置情報の報知手段としての研磨情報報知装置108、ガラス枠開閉鍵109、内枠開閉鍵110、遊技上の操作を行う操作部112、および、球発射用の操作ハンドル118などが設けられる一方、裏側には(図2)、研磨装置情報出力手段としての外部端子170、球寄せ129、アウト球回収樋130、アウトセンサ135、セーフ球回収樋131、セーフセンサ134、循環樋150、研磨装置400、球送り装置137、弾発装置139、弾発杆140、封入球充填装置133、封入球制御装置145、封入球循環制御装置300、リセットスイッチ311、島・封切換スイッチ312、並びに、表示器(LED:Light Emitting Diode)313等が設けられている。また、この封入球式弾球遊技機100の横には遊技カードを処理する遊技カード処理装置200が備わっている。
【0039】
遊技盤104には、遊技球が流入可能な複数の入賞口(図示省略)やアウト口107、弾発された遊技球を遊技領域中に導くガイドレール106,106などが設けられ、遊技球が入賞口に入賞することで獲得球数が上がり、入賞せずにアウト口107に流入することで獲得球なしのまま遊技球が回収されるようになっている。
【0040】
操作レバー118は遊技球の発射操作を行うもので、該操作レバー118を回動操作することで弾発装置139(図2)の弾発杆140が回動駆動され、球送り装置137により1個ずつ発射位置まで送られた遊技球を弾発して遊技領域中に発射するようになっている。
【0041】
研磨情報報知装置108は、本発明の特徴であり、例えば、表示ランプやスピーカーを備え、表示出力、音(音声)出力などにより、研磨装置400に関わる情報を報知するようになっている。研磨装置400に関わる情報としては、研磨装置400が取り付けられているか否かを示す研磨装置有無情報、研磨装置400内で遊技球が詰まったことを示す研磨装置球つまり情報、並びに、研磨装置400内の研磨部材62(図3)の交換時期を示す研磨装置交換時期情報などがある。この研磨情報報知装置108は封入球式弾球遊技機100の上部に設けられている。
【0042】
操作部112には、表示部113、球貸しスイッチ114、中断スイッチ115、カード返却スイッチ116、および、介入スイッチ117等が設けられ、各種のスイッチを操作することで、遊技カードの有価情報に基づき遊技球の貸出しを行ったり、遊技カードの排出を行ったりするようになっている。表示部113には、遊技カードに記憶された有価情報の残度や、遊技で得られた出玉(獲得球)の数などが表示されるようになっている。
【0043】
封入球充填装置133や封入球制御装置145(図2)は、弾球遊技機100内に循環させる遊技球の量を調整・制御を行うものである。
【0044】
球寄せ129は、遊技盤104上の入賞口に流入した遊技球(入賞球)を裏側で集めてセーフ球回収樋131に送り、セーフ球回収樋131は、該遊技球をセーフセンサ134で1個ずつ検出して循環樋150に送るようになっている。アウト球回収樋130は、遊技盤104表面下部のアウト口107に流入した遊技球をアウトセンサ135で1個ずつ検出して循環樋150に送るものである。
【0045】
循環樋150は、遊技球が通過する流路15(図3)を備え、セーフ球回収樋131やアウト球回収樋130から送られた遊技球を球送り装置137に送るようになっている。この循環樋150には、研磨装置400が着脱可能に取り付けられるようになっており、流路15上には遊技球を外部に排出可能な排出部17と、外部から遊技球が進入可能な進入部18とが設けられている。これら排出部17と進入部18については後に詳述する。また、この循環樋150には、研磨装置400が取り付けられているか否かを検出する研磨装置検出センサ22や、研磨装置400に電源を入力したり信号の送受信を行うための第2電気的接続部としての接続端子部23(図4)が設けられている。
【0046】
図3には、研磨装置400が循環樋150から分離された状態を示す分離斜視図を、図4には研磨装置400の取付け構造の詳細を示す分解斜視図を、図5には循環樋150上の排出部17および研磨装置400の導入部42の詳細図((a)はそれらを正面側からみた配置関係を示す正面図、(b)は研磨装置400が分離した状態の側方図、(c)は研磨装置400が取り付けられた状態の側方図)を、図6には研磨装置400内に設けられた研磨機構(スプロケット50や研磨布材62…等々)の詳細図を示す。
【0047】
研磨装置400は、循環樋150の流路15の所定区間に割り込んで、流路15上を流れる遊技球を研磨装置400中に迂回させ、この迂回中の該遊技球を磨くものであり、導入口42、導入片42A、排出口43、送出片43A、流入経路45、球つまり検出センサ58、駆動装置48、スプロケット50、研磨布62、巻取りリール66、リール67、プーリー63,64(図6)、交換時期検出手段としての終端検出部70、第1電気的接続部としての接続端子部68、取付け部59,59、並びに、カセット60等から構成される。
【0048】
この研磨装置400は取付け部59,59を、循環樋150のネジ孔20,20にネジ止着することで着脱可能に取り付けられるものである。なお、研磨装置400の取付け手段は、ネジ止着に限られず、例えば、係止爪を有する係止片を該係止爪を掛け止め可能な係合部に挿入することで取り付けられる着脱可能な取付け構造、ビス止による着脱可能な取付け構造、或いは、所謂ナイラッチなどのワンタッチで取付け取り外し可能な取付け構造など、様々な形式が適用可能である。
【0049】
スプロケット50は、駆動装置48の駆動により回転して、流入経路45の上流に送られてきた遊技球を1個ずつ収容部50a,50a…に収容して順次下流に送るものである。スプロケット50の下流側には、収容部50aに収容された遊技球を、スプロケット50の上方に移動しないように、強制的に排出させる排出片54が設けられている。
【0050】
研磨布62は、帯状の布に研磨材を塗布してなるもので、リール67からプーリー64,63を介して巻取りリール66に巻取られるようになっている。巻取りリール66は、図示しない駆動により低速で回転駆動されている。プーリー63,64は、スプロケット50の下方側、流入経路45の上流側と下流側にそれぞれ設けられており、研磨布62は、これらプーリー63,64に架けられて、スプロケット50により送られる遊技球を下方側で包み保持する状態となり、スプロケット50の回転により遊技球が送られながら該遊技球が磨かれるようになっている。スプロケット50と研磨布62との下方には、遊技球の重みで研磨布62が垂れ下がらないように、研磨布62を保持する保持部材55(例えば弾性や可撓性を有する部材)が設けられている。
【0051】
カセット60は、リール67や巻取りリール66など研磨布62が架けられた部位をユニット化したもので、研磨装置400の本体から取り外し可能な構成になっている。つまり、このカセット60を新しいものと交換することで、研磨布62の交換を簡易に行えるようになっている。
【0052】
終端検出部70は、遮光板72、フォトセンサ73、補助ローラー71a,71b等から構成され、リール67の研磨布62が全て巻取りリール66に巻き取られた場合に、この状態を研磨布62の交換時期として検出するものである。球つまり検出センサ58は、流入経路45上の遊技球のつまりを検出するものである。
【0053】
図4にも示すように、導入片42Aは、導入口42の外周部のほぼ半周に沿って外方に突出した片状の部材で、循環樋150に設けられた排出部17に挿入されて流路15の遊技球を導入口42に導くようになっている。送出片43Aも同様の片状の部材で、循環樋150に設けられた進入部18に挿入されて研磨装置400の流入経路45から流路15の下流側に遊技球を送出するようになっている。
【0054】
図5に示すように、循環樋150の排出部17の排出口は流路15から僅かにずれた位置に形成され、その排出部17には、排出部17の一部を遮断して、遊技球が外部に排出されるのを遮断する球こぼれ防止手段としてのシャッター部材17Aが設けられている。このシャッター部材17Aは流路15に沿った配置でバネ材17aを介して取り付けられており、研磨装置400の非装着時には、流路15と一体になって遊技球を流路15の上流側から下流側に送ると共に、排出部17の排出口の一部を遮断して外部に遊技球が排出されないようにするが、研磨装置400の装着時には、研磨装置400の導入片42Aに押されて排出部17の排出口の遮断を解き、導入口42への遊技球の排出を妨害しないようになっている。
【0055】
同様に、図示はしないが、循環樋150の進入部18の進入口は流路15から僅かにずれた位置に形成され、その進入部18には、進入部18の一部を遮断して、遊技球が外部に排出されるのを遮断する球こぼれ防止手段としてのシャッター部材が設けられている。このシャッター部材は流路15に沿った配置でバネ材を介して取り付けられており、研磨装置400の非装着時には、流路15と一体になって遊技球を流路15の上流側から下流側に送ると共に、進入部18の進入口の一部を遮断して外部に遊技球が排出されないようにするが、研磨装置400の装着時には、研磨装置400の送出片43Aに押されて進入部18の排出口の遮断を解き、排出口43からの遊技球の進入を妨害しないようになっている。
【0056】
接続端子部68は、研磨装置400が循環樋150に取り付けられた状態で、循環樋150の接続端子部23と電気的に接続されて、封入球式弾球遊技機100側から、研磨装置400の駆動装置(スプロケット50の駆動装置48や巻取りリール66の駆動装置)や各センサ(球つまりセンサ58や終端検出部70)に電源を供給するとともに、各センサの検出信号を封入球式弾球遊技機100側に出力するようになっている。
【0057】
図7には、封入球循環制御装置300とその周辺の回路構成のブロック図を示す。
【0058】
封入球循環制御装置300は(図2)、遊技盤104上の入賞口に流入した入賞球やアウト口に流入したアウト球をカウントするなど遊技上の制御を行う他、研磨装置400に関する情報の報知制御などを行うもので、CPU(central processing unit )31、RAM(random access memory)32、ROM(read only memory)33、クロック34、(バックアップ)電源回路35、および、I/Oインターフェース36等から構成されている。
【0059】
CPU31は、RAM32を作業領域にROM33中に書き込まれた制御プログラムに従って、各種演算処理を行うと共に、 I/Oインターフェース36を介して接続された各装置および各スイッチと信号の送受信を行うようになっている。
【0060】
ROM33には、アウト球やセーフ球のカウントなど遊技上の制御プログラムや制御データ、並びに、研磨装置400に関する情報を報知する制御プログラムや制御データなどが書き込まれている。この制御プログラムについては後で詳述する。
【0061】
I/Oインターフェース36には、遊技のリセットを行うリセットスイッチ311、アウトセンサ135、セーフセンサ134、研磨装置情報報知装置108、接続端子部23,68を介して研磨装置400の各センサ(球つまりセンサ58や終端検出部70)および循環樋150の研磨装置センサ22、並びに、外部端子170が接続されている。
【0062】
外部端子170は、複数の封入球式弾球遊技機100,100…を外部で集中的に管理する集中管理装置(図示略)や、島設備に設けられた島設備呼出装置などに信号の送受信を行うための端子であり、封入球式弾球遊技機100の内枠103の裏側で、内枠103を支持するヒンジ部側の上方に設けられている。
【0063】
この実施の形態の封入球式弾球遊技機100は、上記のように構成され、循環樋150に着脱自在に取り付けられる研磨装置400によって次のようにして遊技機を循環する遊技球を磨いていくと共に、封入球循環制御装置300の制御により次のようにして研磨装置400に関する情報の報知を行うようになっている。
【0064】
封入球式弾球遊技機100での遊技は、遊技者により操作レバー118が回動されることで、発射装置139が作動して、遊技盤104上の遊技領域に遊技球が発射されて行われる。
【0065】
遊技領域に発射された遊技球は、遊技盤104上の入賞口に入賞したり、アウト口に流入したりする。入賞口に入賞した遊技球は、遊技盤104裏の球寄せ129によりセーフ球回収樋131に集められた後、セーフセンサ134を通過して循環樋150に流入する。一方、アウト口に流入した遊技球は、アウト球回収樋130に集められてアウトセンサ135を通過した後、循環樋150に流入する。
【0066】
セーフセンサ134を1個の遊技球が通過すると、セーフセンサ134から1個の遊技球が通過したことを示す検出信号が出力されて封入球循環制御装置300に入力される。封入球循環制御装置300に該検出信号が入力されると、CPU31によりRAM32中のセーフカウンタ(獲得球数が記憶されている。)に「1」が加算されて、記憶更新される。そして、このセーフカウンタの値のデータが出力されて例えば表示部113に出力されたりする。
【0067】
一方、アウトセンサ135を1個の遊技球が通過すると、アウトセンサ135から1個の遊技球が通過したことを示す検出信号が出力されて封入球循環制御装置300に入力される。封入球循環制御装置300に該検出信号が入力されると、CPU31によりRAM32中のアウトカウンタ(失点が記憶されている。)に「1」が加算されて、記憶更新される。そして、このアウトカウンタの値のデータが出力されて例えば表示部113に出力されたりする。
【0068】
セーフ球回収樋131或いはアウト球回収樋130から循環樋150に流入した遊技球は、循環樋150に設けられた流路15を通って球送り装置137まで送られる。
【0069】
まず、研磨装置400が循環樋150に取り付けられてない場合について説明する。この場合には、流路15を通過する遊技球は何らの阻害(例えば排出部17や進入部18から遊技球が外部にもれるなど)も加えられずに球送り装置137まで送られる。
【0070】
遊技中、研磨装置400が循環樋150に取り付けられてない場合には、循環樋150に設けられた研磨装置検出センサ22が研磨装置400の不在を検出して、研磨装置400の不在を示す信号を封入球循環制御装置300に入力する。そして、該入力信号に基づき、封入球循環制御装置300から研磨装置情報報知装置108に所定の信号出力が行われて、研磨装置情報報知装置108から所定の態様(例えば所定の点灯出力や所定の音(音声)出力)で報知出力が行われ、研磨装置400が取り付けられてないことが報知される。また、上記入力信号に基づいて外部端子170を介して例えば集中管理装置や島設備の呼び出し装置などに所定の信号出力が行われて、研磨装置400が取り付けられてないことが報知される。
【0071】
次に研磨装置400が循環樋150に取り付けられている場合について説明する。
【0072】
研磨装置400が循環樋150に取り付けられている場合には、流入路15を通過する遊技球は、流路15の排出部17において導入片42Aに導びかれて研磨装置400の流入経路45に流入する。
【0073】
流入経路45に流入した遊技球は、流入経路45の途中でスプロケット50の収容部50aに1個ずつ収容され、該スプロケット50の回転駆動により研磨布62の上を研磨されながら移動して、流入経路45の上流側から下流側に送られる。つまり、ここで遊技球の球磨きが行われる。
【0074】
スプロケット50を過ぎた遊技球は研磨装置400の排出口43を介して進入部18から循環樋150の流路15中に戻される。そして、研磨装置400の送出片43Aに沿って流路15の下流側に送出され、球送り装置137まで送られる。
【0075】
球送り装置137に送られた遊技球は、再び発射位置に送られるのを待った後、発射位置に送られるとともに発射装置に弾発されて再び遊技領域に発射される。そして、上記と同様の循環を行う。
【0076】
遊技中、研磨装置400で球つまりが生じた場合には、球つまり検出センサが球つまりを検出して、球つまりを示す信号を封入球循環制御装置300に入力する。そして、該入力信号に基づき、封入球循環制御装置300から研磨装置情報報知装置108に所定の信号出力が行われて、研磨装置情報報知装置108から所定の態様(例えば所定の点灯出力や所定の音(音声)出力)で報知出力が行われ、研磨装置400での球つまり発生が報知される。また、上記入力信号に基づいて外部端子170を介して例えば集中管理装置や島設備の呼び出し装置などに所定の信号出力が行われて、研磨装置400での球つまり発生が報知される。
【0077】
また、研磨装置400が取り付けられている間は、研磨布62を巻き取る巻取りリール66が低速で回転し、リール67に巻かれた研磨布62が少量ずつ巻き取りリール66側に移動するが(この移動により研磨布62の新面が繰り出されることとなって一定の研磨作用が得られる。)、リール67に巻かれた研磨布62が無くなった場合には、終端検出部70により研磨布62が尽きたことが検出され、研磨布62が尽きたことを示す信号が封入球循環制御装置300に入力される。そして、該入力信号に基づき、封入球循環制御装置300から研磨装置情報報知装置108に所定の信号出力が行われて、研磨装置情報報知装置108から所定の態様(例えば所定の点灯出力や所定の音(音声)出力)で報知出力が行われ、研磨装置400の研磨布62の取り替え時期であることが報知される。また、上記入力信号に基づいて外部端子170を介して例えば集中管理装置や島設備の呼び出し装置などに所定の信号出力が行われて、研磨装置400の研磨布62の取り替え時期であることが報知される。
【0078】
図8には、封入球循環制御装置300により行われる制御処理(封入球循環装置制御処理)の手順のフローチャートを示す。
【0079】
この制御処理は、例えば2m秒などの短い間隔で生成されるリセット信号に基づき、ステップS1〜S10までの1シーケンスの処理が行われるようになっている。
【0080】
この封入球循環装置制御処理が開始されると、先ず、ステップS1で電源の投入時か否かの判定を行い、電源投入時であれば、ステップS5に移行して初期設定などを行う電源投入処理をした後、この制御処理の1シーケンスの処理を終了してステップS10で次のリセット信号の入力を待機する。が、電源投入時でなければステップS2に移行する。
【0081】
ステップS2では、封入球循環制御装置300のI/Oインターフェース36に接続されたリセットスイッチ311、アウトセンサ135、セーフセンサ134、研磨装置400の球つまり検出センサ58、終端検出部70、研磨装置検出センサ22からの出力信号の入力を行って、RAM32中の所定の記憶領域に記憶させる信号入力処理、並びに、RAM32中の所定の記憶領域に記憶してある出力信号データ(セーフセンサ134の検出に基づく入賞球1個の発生を示す賞球データ、アウトセンサ135の検出出力に基づくアウト球1個の発生を示すアウトデータ、終端検出部70の検出に基づく研磨装置交換時期データ、研磨装置検出センサ22の検出に基づく研磨装置有無データ、球つまり検出センサ58の検出に基づく球つまりデータ、球つまり検出センサ58の検出に基づき遊技の停止を指示する遊技停止データなど)に基づく、賞球信号、アウト信号、研磨装置有無信号、球つまり信号、並びに、遊技停止信号等を、外部端子170を介して外部に出力すると共に、RAM32中の研磨装置情報の報知データに基づき研磨装置情報報知装置108に所定の信号出力を行う信号出力処理を行ってステップS3に移行する。
【0082】
ステップS3では、ステップS2で入力したリセットスイッチ311からの出力信号が、ON信号である場合にステップS5に移行して、先に説明したステップS5の電源投入処理を行ってこの制御処理の1シーケンスの処理を終了するが、ON信号でない場合はステップS4に移行する。
【0083】
ステップS4では、封入球の交換に関する封入球交換処理を行ってステップS6に移行する。
【0084】
ステップS6では、封入球式弾球遊技機100に異常が発生したか否かの判別を行い異常発生であれは、ステップS7に移行して異常を報知する異常報知処理を行うが、異常がなければ、順次、ステップS8のセーフ・アウト信号処理のサブルーチン処理、ステップS9の研磨装置処理のサブルーチン処理を行ったのち、この制御処理の1シーケンスの処理を終了し、ステップS10で次のリセット信号の入力を待機する。
【0085】
図9には、図8のステップS8において行われるセーフ・アウト信号処理のサブルーチン処理のフローチャートを示す。
【0086】
このセーフ・アウト信号処理が開始されると、先ず、ステップS20において、図8のステップS2で入力したセーフセンサ134からの検出信号がON信号であるか否かの判定を行い、ON信号であればステップS21に移行して、RAM32中のセーフカウンター(遊技での獲得球数を記憶している。)に「1」加算して記憶更新する処理をしてステップS22に移行する。が、ON信号でなければそのままステップS22に移行する。
【0087】
ステップS22では、図8のステップS2で入力したアウトセンサ135からの検出信号がON信号であるか否かの判定を行い、ON信号であればステップS23に移行して、RAM32中のアウトカウンター(遊技での失点を記憶している。)に「1」加算して記憶更新する処理をしてこのサブルーチンを終了する。が、ON信号でなければそのままこのサブルーチンを終了し、図8の制御処理の元のステップに移行する。
【0088】
図10には、図8のステップS9において行われる研磨装置処理のサブルーチン処理のフローチャートを示す。
【0089】
この研磨装置処理が開始されると、先ず、ステップS30において、図8のステップS2で入力した研磨装置検出センサ22からの検出信号がON信号か否かを判定し、ON信号であればステップS33に移行し、ON信号でなければステップS31に移行する。
【0090】
ステップS33に移行した場合には、該ステップにおいて、図8のステップS2で入力した球つまりセンサ58の検出信号がON信号であるか否かの判定を行い、ON信号であれば、ステップS35に移行するが、ON信号でなければ、ステップS34に移行する。
【0091】
ステップS34に移行した場合には、該ステップにおいて、図8のステップS2で入力した終端検出部70の検出信号がON信号であるか否かの判定を行い、ON信号であれば、ステップS38に移行するが、ON信号でなければこのサブルーチンを終了する。
【0092】
上記ステップS30,S33,S34の判別処理の結果、研磨装置検出センサ22がONでステップS31に移行した場合には、ステップS2の入出力信号処理で、研磨装置情報報知装置108へ研磨装置400が取り付けられていないことを示す報知信号を出力すべく、RAM32中の所定のデータ領域(出力信号データを記憶する領域)に、上記の報知信号出力に対応したデータを入力する処理をしてステップS32に移行する。
【0093】
ステップS32では、ステップS2の入出力信号処理で、外部端子170を介して集中管理装置へ研磨装置400が取り付けられていないことを示す情報信号を出力すべく、RAM32中の所定のデータ領域(出力信号データを記憶する領域)に、上記の情報信号出力に対応したデータを入力する処理をしてこのサブルーチンを終了する。
【0094】
上記ステップS30,S33,S34の判別処理の結果、球つまりセンサ58がONでステップS35に移行した場合には、順次、発射装置139を停止させる等の遊技停止処理(ステップS35)、ステップS2の入出力信号処理で研磨装置情報報知装置108へ球つまりの発生を示す報知信号を出力すべく、RAM32中の所定のデータ領域(出力信号データを記憶する領域)に、上記の報知信号出力に対応したデータを入力する処理(ステップS36)、ステップS2の入出力信号処理で外部端子170を介して集中管理装置へ球つまりが発生したことを示す情報信号を出力すべく、RAM32中の所定のデータ領域(出力信号データを記憶する領域)に、上記の情報信号出力に対応したデータを入力する処理(ステップS37)をしてこのサブルーチンを終了する。
【0095】
上記ステップS30,S33,S34の判別処理の結果、終端検出部70がONでステップS38に移行した場合には、該ステップにおいて、ステップS2の入出力信号処理で研磨装置情報報知装置108へ研磨布62の交換時期を示す報知信号を出力すべく、RAM32中の所定のデータ領域(出力信号データを記憶する領域)に、上記の報知信号出力に対応したデータを入力する処理をして、このサブルーチンを終了して、図8の制御処理の元のステップに移行する。
【0096】
つまり、この研磨装置処理のサブルーチン処理により、研磨装置400に関わる情報の報知出力制御が行われている。
【0097】
以上のように、この実施の形態の封入球式弾球遊技機100によれば、研磨装置400を封入球式弾球遊技機100の流路15の所定区間近傍に取り付けることで、封入球式弾球遊技機100単体での研磨、並びに、遊技中に遊技球の研磨が可能となる。一方、研磨装置400を封入球式弾球遊技機100から取り外すことで、遊技球を研磨しないで遊技球を循環できる。つまり、弾球遊技機100単体でも遊技球の研磨が可能であると共に、研磨装置400を取り外すことで遊技球の研磨が必要ない場合にも対応可能である。従って、例えば、従来の遊技球を弾球遊技機から取り出し搬送して研磨装置にかけるといった繁雑な作業を行うことなく、且つ、営業時間中であっても遊技球の研磨が可能となり大変便利である。また、研磨装置400は取り外し可能で遊技球の研磨が行われないようにも出来るので、研磨の過剰を回避することが可能となり、この封入球式弾球遊技機100のように要求される研磨回数が少ない遊技機に対して特に有用である。
【0098】
また、研磨装置400を取り付ける際に、弾球遊技機100の流路15の所定区間を取り外すことなく、該流路15の所定区間に研磨装置400の流入経路45を割り込ませることが出来る。従って、流路15の所定区間を取り外し、この区間に研磨装置の流入経路45を挿入する形式のものに比べて、研磨装置400着脱の作業性が向上し、且つ、取り外す部材が無いので、着脱の前後で取り外した部材(流路の所定区間の部分)を紛失してしまうなどの不手際も生じにくい。
【0099】
また、球こぼれ防止手段としてのシャッター部材17A,18Aにより、研磨装置400の取り付け取り外し時に流路15からの遊技球のこぼれが防止されるので、流路15に遊技球が流れている時、即ち、封入球式弾球遊技機100で遊技が行われている最中であっても、研磨装置400の取り付け取り外しが可能となる。従って、遊技中に研磨装置400を交換する場合でも、遊技者に遊技を一旦中断させるといった煩わしさを与えずに交換することが可能となる。
【0100】
また、研磨布62の終わりを検出する終端検出部70により、常に一定した研磨布62の交換時期が報知されるので、研磨布62の交換管理が容易に行える。
【0101】
また、球つまりセンサ58によって研磨装置400内での球つまりが検出され、この球つまりが報知されるので、球つまりが生じたときに、即時の原因究明および問題解決に役立つ。また、研磨装置400内で球つまりが発生した場合には、研磨装置400を取り外すことで球つまりを解消することが出来る。
【0102】
また、研磨装置検出センサ22によって研磨装置400の有無が検出され、研磨装置情報報知装置108により研磨装置400の有無が報知されるので、研磨装置400が取り付けられていることを忘れて遊技球を過剰に研磨したり、また、研磨する必要があるときに研磨装置400が取り付けられていると勘違いして、必要な研磨処理が行われなかったりといった不手際が解消される。また、わざわざ取り付け箇所を見なくても研磨装置400が取り付けられているか否かが確認できて便利である。
【0103】
また、循環樋150側の接続端子部23と研磨装置400側の接続端子部68との電気的接続により、封入球式弾球遊技機100の本体側から研磨装置400への電源供給、研磨装置400の検出センサ(球つまりセンサ58や終端センサ70)などからの信号入力など、様々な電気的な接続が可能となり、研磨装置400に関わる様々な制御が可能となる。また、封入球式弾球遊技機100を外部で管理する集中管理装置に、研磨装置400に関する研磨装置情報が出力可能なので、複数台の封入球式弾球遊技機100,100…を備えた遊技店などにおいて、複数の封入球式弾球遊技機100,100…の研磨装置400,400…の管理を一括して行うことが可能となる。
【0104】
なお、本発明は、この実施の形態の封入球式弾球遊技機100に限られるものでなく、例えば、弾球遊技機として、パチンコ遊技機、パチコン機、アレンジボール遊技機又は雀球遊技機など、封入球式でない弾球遊技機にも適用可能であるし、研磨装置の着脱可能な取付け構造や流入経路中での研磨方法など、細部構造および方法等は、発明の主旨を逸脱しない範囲で様々に変更可能である。また、研磨装置400に関するデータを扱う制御装置は、例えば、封入球循環制御装置300に備わる他、パチンコ遊技機などで遊技制御を行っている役物制御回路や球の排出や発射等の処理を行う球排出発射制御回路などに行わせても良い。また、研磨装置400の取付け位置は、遊技機の裏側のほか、遊技機の表側に設けても良い。
【0105】
[その他の実施の形態▲1▼]
図11には、研磨装置の着脱可能な取付け構造のその他の例を示す分解斜視図を、図12には、図11における鎖線Hの部分の拡大正面図を、図13(a)には図11における鎖線Hの部分の側方図を、図13(b)には研磨装置400が取り付けられた状態の側方図を示す。
【0106】
研磨装置の着脱可能な取付け構造は、先の実施の形態のものに限られず、図11に示すような構造としても良い。図11〜図13中、先の実施の形態と同様の構成については同符号を振り説明を省略する。また、弾球遊技機のその他の部位は先の実施の形態のものと同様のものである。図中、150Zは循環樋、150Yは挿入凹室、400Zは研磨装置、151Zは流路分離ユニットである。
【0107】
この研磨装置400Zの取付け構造は、循環樋150Zの所定の領域に分離可能な流路分離ユニット151Zを設ける一方、この流路分離ユニット151Zと同形、同寸の研磨装置400Zを設け、前記流路分離ユニット151Zと研磨装置400Zとを入れ替えることで、研磨装置400Zを着脱させるものである。
【0108】
研磨装置400Zには、流路分離ユニット151Zと同等の位置に遊技球の通過口(導入口42Z、排出口43Z)が設けられ、これら導入口42Z、排出口43Zを上流と下流に備えた流入経路45Zを通過する遊技球を研磨するようになっている。
【0109】
図12、図13にも示すように、流路分離ユニット151Zに近い循環樋150Zの上流側の流路には(図11中、鎖線Hの部位)、球こぼれ防止手段としてのシャッター部材82がバネ材84を介して取付けら、また、このシャッター部材82の一部に通じる切溝80が設けられている。シャッター部材82は、枠部材83a,83bに保持され、該枠部材83a,83bに沿ってシャッター部材82が前後に移動可能になっている。バネ材84は、シャッター部材82が押された状態で接する面よりくぼんだ凹部84aに取り付けられ、シャッター部材82が押された状態でバネ材84がこの凹部84a内に逃げるようになっている。
【0110】
研磨装置400Zや流路分離ユニット151Zには、前記切溝80に対応する位置に該切溝80に挿入可能な挿入片87が設けられている。
【0111】
このような構成の取付け構造によれば、研磨装置400Zや流路分離ユニット151Zが循環樋150Zから取り外された状態で、シャッター部材82が流路15の一部を遮断し遊技球を通過不可とする(図13(a))。が、研磨装置400Zや流路分離ユニット151Zを取り付けることで、研磨装置400Zや流路分離ユニット151Zの挿入片87が切溝80に挿入されてシャッター部材82を押す。そして、流路15が遊技球が通過可能な状態に開放されて、循環樋150Zの流路15と研磨装置400Zの流入経路45Z、流路分離ユニット151Zの流路15と流路分離ユニット151Zの流路15Zとが連通される(図13(b))。
【0112】
以上のように、この実施の形態の封入球式弾球遊技機によれば、研磨装置400Zと流路分離ユニット151Zとが同形・同寸になっているので、研磨装置400Zを取り付けたときと取り付けないときとで、遊技機の外部形状が変化しない(研磨装置400Zが膨出したりしない)ので、配線の入り組んだ箇所や膨出するスペースがない箇所であっても研磨装置400Zを取り付けることが出来る。
【0113】
また、シャッター部材82が、研磨装置400Zの取り外し時に流路から球がこぼれるのを防止するので、遊技中でも研磨装置400Zが着脱可能となり便利である。
【0114】
なお、研磨装置400Zの取付けは、例えば、ネジ止着による着脱可能な取付け、係止爪を有する係止片を該係止爪を掛け止め可能な係合部に挿入することで取り付けられる着脱可能な取付け、ビス止による着脱可能な取付け、或いは、所謂ナイラッチなどのワンタッチで取付け取り外し可能な取付けなど、様々な形式が適用可能である。
【0115】
[その他の実施の形態▲2▼]
図14には、弾球遊技機の流路15において遊技球を外部に排出可能な排出部および外部から進入可能な進入部のその他の例の模式図を示す。
【0116】
弾球遊技機の流路15において遊技球を外部に排出可能な排出部および外部から遊技球を進入可能とする進入部の構成は、先の実施の形態のものに限られず、図14に示すような構成としても良い。図中、150は循環樋、15,15f,15は流路、90,91は切換器、92は排出路、93は進入路、92eは排出口、93iは進入口である。切換器90、排出路92および排出口92eが排出部を構成し、切換器91、進入路93および進入口93iが進入部を構成している。
【0117】
この構成の進入部および排出部を備えた弾球遊技機では、研磨装置400fはその導入口42fが上記排出口92eに重なり、且つ、研磨装置400fの排出口43fが上記進入口93iと重なるように取り付けられる。
【0118】
このような構成の進入部および排出部によれば、研磨装置400fが取り付けられてない場合に、切換器90,91が流路15,15f,15を連通させる状態に開いているが、研磨装置400fが取り付けられた場合に、切換器90,91が切り替わって、上流の流路15、排出路92、研磨装置400fの流通経路、進入路93、下流の流路15が連通するようになっている。この切換器の変換は、研磨装置400fの取付けにより自動的に切り替わるようにしても良いし、研磨装置400fの取付けとは独立して切換可能にしても良い。
【0119】
この実施の形態の弾球遊技機によれば、切換器90,91の切り換えにより、遊技球を研磨装置400fに通して循環させたり、遊技球を研磨装置400fに通さずに循環させたりできるので、例えば、研磨装置を取り付けたまま研磨を行わないように出来て都合が良い。
【0120】
なお、研磨装置400fの取付けは、例えば、ネジ止着による着脱可能な取付け、係止爪を有する係止片を該係止爪を掛け止め可能な係合部に挿入することで取り付けられる着脱可能な取付け、ビス止による着脱可能な取付け、或いは、所謂ナイラッチなどのワンタッチで取付け取り外し可能な取付けなど、様々な形式が適用可能である。
また、上記交換時期検出手段の検出方法は、研磨装置が取り付けられている延べの時間をカウントして所定時間に達したことで検出する方法、研磨装置の流入経路を通過した遊技球の個数をカウントして所定個に達したことで検出する方法、遊技球を研磨する研磨手段の表面を検査して検出する方法(例えば光を当てて反射光や透過光の光量で検出する方法)、長い帯状の研磨部材を2つのロールに巻き付けて一方から他方のロールに送りながら研磨する研磨手段の場合、ロールに巻き付いた研磨部材の厚みにより検出する方法、帯状の研磨部材の終端近辺に検出可能な印を設けておきこの印により検出する方法など、種々の検出方法が可能である。報知手段は、ランプ、表示装置、音響装置および動作体などによる点灯報知、映像又は文字出力、音或いは音声出力、並びに、動作駆動などにより可能である。報知手段が設けられる箇所は、弾球遊技機の正面側、裏面側、および、その周辺、島設備の任意箇所、外部で弾球遊技機を管理する管理装置など、その場所は限定されるものではない。
また、上記第1電気的接続部と第2電気的接続部とで接続される配線内容は、電源供給線、検出手段からの検出出力線、並びに、データ信号を送受信するデータ信号線など、その内容には限定されるものではない。
【0121】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、研磨装置を弾球遊技機の流路の所定区間近傍に取り付けることで、弾球遊技機単体での研磨、並びに、遊技中に遊技球の研磨が可能となる。一方、研磨装置を弾球遊技機から取り外すことで、遊技球を研磨しないで遊技球を循環できる。つまり、弾球遊技機単体でも遊技球の研磨が可能であると共に、研磨装置を取り外して遊技球の研磨が必要ない場合にも対応可能である。従って、例えば、単独島に設置される弾球遊技機や封入球式弾球遊技機に適用すれば、従来の遊技球を弾球遊技機から取り出し搬送して研磨装置にかけるといった繁雑な作業を行うことなく、且つ、営業時間中であっても遊技球の研磨が可能となり大変便利である。また、研磨装置は取り外し可能で遊技球の研磨が行われないようにも出来るので、研磨の過剰を回避することが可能となり、例えば、封入球式弾球遊技機など要求される研磨回数が少ない遊技機に対しても有用である。
【0123】
また、球こぼれ防止手段により、研磨装置の取り付け取り外し時に流路からの遊技球のこぼれが防止されるので、流路に遊技球が流れている時、即ち、弾球遊技機で遊技が行われている最中であっても、研磨装置の取り付け取り外しが可能となる。従って、遊技中の研磨装置を交換する場合でも、遊技者に遊技を一旦中断させるといった煩わしさを与えずに交換することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の封入球式弾球遊技機を示す正面斜視図である。
【図2】図1の封入球式弾球遊技機の裏機構を示す裏面図である。
【図3】研磨装置が循環樋から分離された状態を示す分離斜視図である。
【図4】研磨装置の取付け構造の詳細を示す分解斜視図である。
【図5】循環樋上の排出部および研磨装置の導入部の詳細を示すもので、(a)はそれらを正面側からみた配置関係を示す正面図、(b)は研磨装置が分離した状態の側方図、(c)は研磨装置が取り付けられた状態の側方図である。
【図6】研磨装置内に設けられた研磨手段の詳細を示す正面図である。
【図7】封入球式弾球遊技機の裏側に設けられている封入球循環制御装置と周辺機器との回路構成の概略を示すブロック図である。
【図8】封入球循環制御装置により行われる制御処理の手順を示すフローチャートである。
【図9】図8の制御処理のステップS8で行われるセーフ・アウト信号処理のサブルーチン処理の手順を示すフローチャートである。
【図10】図8の制御処理のステップS9で行われる研磨装置処理のサブルーチン処理の手順を示すフローチャートである。
【図11】研磨装置の取付け構造のその他の例を示す分解斜視図である。
【図12】図11の流路における排出部の周辺Hの詳細を示す正面図である。
【図13】図11の流路における排出部の周辺Hの詳細を示すもので、(a)は研磨装置が分離した状態を示す側方図、(b)は研磨装置が取り付けられた状態を示す側方図である。
【図14】弾球遊技機の流路において遊技球を外部に排出可能な排出部および外部から進入可能な進入部のその他の例を示す模式図である。
【符号の説明】
100 封入球式弾球遊技機
104 遊技盤
108 研磨装置情報報知装置
118 操作レバー
129 球寄せ
130 アウト球回収樋
131 セーフ球回収樋
150 循環樋
170 外部端子(研磨装置情報出力手段)
300 封入球循環制御装置
400 研磨装置
15 流路
17 排出部
18 進入部
17A シャッター部材
22 研磨装置検出センサ
42 導入口
42A 導入片
43 排出口
43A 送出片
45 流入経路
50 スプロケット
58 球つまりセンサ
59,59 取付け片
62 研磨布(研磨手段)
70 終端検出部(研磨手段交換時期検出手段)
150Z 循環樋(その他の実施の形態▲1▼)
17Z 排出口
18Z 進入口
400Z 研磨装置
42Z 導入口
43Z 排出口
82 シャッター部材
90,91 切換器(シャッター手段)
92 排出路(排出部を構成している。)
93 進入路(進入部を構成している。)
400f 研磨装置
42f 導入口
43f 排出口

Claims (1)

  1. 所定数の遊技球を遊技機内に封入し、これら封入された遊技球を弾発して遊技盤の遊技領域中に発射する弾発装置と、発射位置に遊技球を1個ずつ送る球送り装置と、該遊技盤に設けられた入賞口に入賞した遊技球及び該入賞口に入賞せずに遊技盤表面下部のアウト口に流入した遊技球を前記球送り装置へ送る流路とを備え、前記封入された遊技球が前記遊技領域および前記流路を通って循環される弾球遊技機において、
    前記封入された遊技球を研磨する研磨装置を前記流路の近傍に着脱可能に設け、
    前記流路には、
    遊技球を前記研磨装置へ排出可能な排出部と、遊技球が前記研磨装置から進入可能な進入部と、前記研磨装置の取り付け取り外し時に、球がこぼれるのを防止する球こぼれ防止手段と、を備え、
    前記研磨装置は、
    前記排出部からの遊技球が導入される導入口と、前記流路の進入部へ遊技球を進入させる排出口と、前記導入口から遊技球を導入して前記排出口から排出可能な流入経路と、遊技球を該流入経路上で研磨する研磨手段と、前記導入口の外周部に沿って外方に突出した導入片と、を有し、
    前記球こぼれ防止手段は、
    前記流路に沿った配置でバネ材を介して取り付けられ、前記排出部の一部を遮断して、遊技球が外部へ排出されないようにするシャッター部材であり、
    前記シャッター部材は、
    前記研磨装置の非装着時には、遮断することにより前記流路と一体になって遊技球を該流路の上流側から下流側に送り、前記研磨装置の装着時には、該研磨装置の導入片に押されて、前記排出部の遮断を解いて、前記研磨装置の導入口への遊技球の排出を妨害しないようにすることを特徴とする弾球遊技機。
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