JP3989582B2 - 食肉スライサーにおける肉箱の手前停止装置 - Google Patents

食肉スライサーにおける肉箱の手前停止装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、機台の一側に立設されて回転する刃物と、機台上に備えられたクランクの回転により前端面を刃物の回転面に沿わせて往復する肉箱とを備えた食肉スライサーにおける肉箱の手前停止装置に関し、手前停止装置の作動が肉箱内の材料の重さとか、往復速度の急激な変速に影響されないようにしたことを特長とするものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の食肉スライサーの手前停止装置には、例えば実公昭62ー18396号公報と特開平8ー252795号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
例えば上記実公昭62ー18396号公報の手前停止装置には、肉箱に収容する材料の重量に肉箱の手前停止位置が左右され易く、調整に習熟を要するという欠点がある。また、例えば特開平8ー252795号公報の手前停止装置には、肉箱の往復速度を急激に変化させた場合などに、肉箱が所定の手前停止位置から外れた位置に止まる場合がある等の欠点がある。そのためにこの種の手前停止装置を、材料の重さとか速度の変化に影響されずに常に所定位置に停止させ、かつ、未習熟者にも扱い易くすることが解決すべき課題となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明は、肉箱往復型の食肉スライサーにおいて、肉箱を往復させるクランクの1回転の中に、ドグとリミットスイッチとで構成される一定角度範囲の速度計測区間を設け、この速度計測区間に連続して停止位置に到るまでの区間を停止待機区間とし、一定角 度範囲の速度計測区間で計測されたパルスのカウント数に上記両区間の比を掛けたカウント数から、一定角度範囲の上記停止待機区間で計測されたパルスのカウント数をカウントダウンし、このカウントダウンによるカウント数となる位置を肉箱の停止作動位置とする食肉スライサーにおける肉箱の手前停止装置を提供するものである。
【0005】
本装置を搭載したスライサーは、常にクランクの1回転毎に肉箱の往復速度を一定角度範囲の速度計測区間でパルスのカウント数として計測される。一定角度範囲の速度計測区間で検出されたパルスのカウント数は、該区間に連続する停止待機区間との比で倍増され、前記カウント数から一定角度範囲の該停止待機区間で計測されたパルスのカウント数をカウントダウンこのカウントダウンによるカウント数が零となる位置を肉箱の停止位置とするものである。本手前停止装置によれば、材料の重さと速度に影響されない手前停止ができる。また、使用者による調整も不要になる。本発明は、以上のようにして前記の課題を解決したものである。
【0006】
【実施例】
以下に本発明の実施例を図面について説明する。図1,2に示すように、本装置を搭載する食肉スライサーSは、機台Fの一側に垂直に回転する丸刃形の刃物1を備え、機台F上で回転するクランク2に駆動されて、前後をレール3に支承されつつ、刃物1の回転面に前端面を沿わせて往復する肉箱4を有する。
【0007】
肉箱4は、機台F内に設置した肉箱モーター5に連動するウオーム機構6にクランク2を駆動され、クランク軸7にブレーキ8と共にカム9を取り付け、カム9に設けたドク10と、ドク10と係合するリミットスイッチ11との作動により、1往復毎に速度を計測されるとともに、機台Fの手前側側面略に備えられている運転操作杆12の切換え操作に従って図1に示す手前位置に停止する。
【0008】
図3に示すフローチャートは、肉箱4が手前停止する過程を示すものである。すなわち、本手前停止装置は、スタートして肉箱4が運転中であるか否かを確認し、次いで肉箱モーター5が運転中であるか否かを確認し、回ってきたカム9がドグ10をリミットスイッチ11に係合させる時間(長さ)を一定角度範囲の速度計測区間としてカウンタAに現在速度をカウントさせる(1)。
【0009】
次いでカウンタDは、カウンタBに設定されているスライサーの最低速時のカウント数(設定B)でカウンタAがカウントしたカウント数を割ったカウント数(最低速時に対する現在速度の比率)をカウントし、カウンタEは、設定A(最低速時のリミットスイッチがONしてからOFF するまでにカウンタAがカウントした値) とカウンタDがカウントした値を掛けた値(現在速度で停止位置へ到るまでのカウント数)をカウントする。
【0010】
カウンタFは、カウンタEがカウントした値からカウンタAがカウントした値を引いた値(現在速度での停止位置へ到るまでのカウント数)をカウントし、カウンタGは、カウンタFがカウントした値を10で割った値(カウンタFがカウントした値の中でブレーキ8の作動位置が占めるカウント数)をカウントする。カウンタHは、カウンタFがカウントした値からカウンタGがカウントした値をひいた値(現在速度でブレーキ8を作動させる位置へ到るまでのカウント数)をカウントする(2)。
【0011】
次いでカウンタHによりカウントされた値を現在速度のもとでカウントダウンし、カウントHの値が零に達した時点で肉箱モーター5を停止させるとともに、ブレーキ8を作動させ、滑り分(カウンタGがカウントしていた値・カウンタFがカウントした値)が零に達した時点で肉箱4が停止する。
【0012】
なお、カウンタHの値が零に達するまでに、肉箱の運転が継続されるよう前記運転操作レバーが切り換えられていれば、ローチャートはスタートにもどり、上記の動作を反復する。
【0013】
【発明の効果】
以上のように、本発明は、一定の角度範囲の中で現在速度を計り、この速度計測区間に連続する所定角度範囲を停止待機区間とし、この停止待機区間では、速度計測区間内で計測したカウント数に両区間の比を掛けた値を減じさせて、その値の零位置に肉箱の作動を停止させるようにしたので、肉箱の速度に無関係に常に所定位置に手前停止させることができる。また使用者には停止位置の調整が不要になり使い易くなる。本発明には以上のように優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例を搭載したスライサーの一部切欠正面図
【図2】図2はスライサーの平面図
【図3】図3は作動のフローチャート
【図4】図4は速度計測区間と停止待機区間におけるカウンタの作動説明図である。
【符合の説明】
S スライサー
F 機台
1 刃物
2 クランク
3 レール
4 肉箱
5 肉箱モーター
6 クランク軸
7 ウオーム機構
8 ブレーキ
9 カム
10 ドグ
11 リミットスイッチ
12 運転操作杆

Claims (3)

  1. 肉箱往復型の食肉スライサーにおいて、肉箱を往復させるクランクの1回転の中に、ドグとリミットスイッチとで構成される一定角度範囲の速度計測区間を設け、この速度計測区間に連続して肉箱が停止位置に到るまでの区間を停止待機区間とし、一定角度範囲の速度計測区間で計測されたパルスのカウント数に上記両区間の比を掛けたカウント数から、一定角度範囲の上記停止待機区間で計測されたパルスのカウント数をカウントダウンし、このカウントダウンによるカウント数となる位置を肉箱の停止作動位置とする食肉スライサーにおける肉箱の手前停止装置。
  2. 前記停止待機区間内には、肉箱の停止機構を作動させる位置へ到るまでのカウント数をカウントダウンした値に相当する滑り分が含まれていることを特徴とする請求項1記載の食肉スライサーにおける肉箱の手前停止装置。
  3. 一定角度範囲の速度計測区間で計測されるパルスをカウントするカウンタAと、スライサーの最低速度の時のカウンタAのカウント数を1としてカウントするカウンタBと、カウンタA/カウンタB=最低速度を1とした時の現在速度の比率としてカウントするカウンタDと、カウンタAのカウント値×カウンタD(現在速度の比率)をカウントするカウンタEと、カウンタEのカウント数−カウンタAのカウント数(現在速度での停止位置までのカウント数)をカウントするカウンタFと、カウンタFを10で割った値すなわち肉箱の停止機構の滑り分としてカウントするカウンタGと、カウンタFの値−カウンタG(肉箱の停止機構の滑り分)をカウントするカウンタHとを備えた請求項1記載の食肉スライサーにおける肉箱の手前停止装置。
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