JPH0739588Y2 - 傾斜形食肉スライサーのウェイト係止機構 - Google Patents

傾斜形食肉スライサーのウェイト係止機構

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JPH0739588Y2
JPH0739588Y2 JP8845490U JP8845490U JPH0739588Y2 JP H0739588 Y2 JPH0739588 Y2 JP H0739588Y2 JP 8845490 U JP8845490 U JP 8845490U JP 8845490 U JP8845490 U JP 8845490U JP H0739588 Y2 JPH0739588 Y2 JP H0739588Y2
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JP
Japan
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weight
meat
stopper
cover
meat box
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Application number
JP8845490U
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JPH0445696U (ja
Inventor
信之 遠藤
Original Assignee
株式会社日立工機原町
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、肉箱に載せた肉塊の後端部を押し付けるウエ
イトを有する傾斜形食肉スライサーのウエイト係止機構
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来技術を第5図〜第7図を用いて説明する。
傾斜形食肉スライサーは、丸刃2の刃面が水平面に対し
傾斜しており、丸刃2に並設される当板7は、機台1上
に立設された当板ベース6に丸刃2の刃面に対し進退可
能に支持されている。丸刃2に向けて往復動する肉箱9
は丸刃2と同様に傾斜しており、肉箱9内の肉塊23はウ
エイト18により後端部を押付けられ、丸刃2側に滑り降
りて丸刃2によりスライスされる。スライス作業後、ウ
エイト18を反丸刃2側となる肉箱9の上方へ移動させ、
ウエイトカバー20から外れた位置、例えば第5図に示す
位置で第7図のようにX方向に旋回させ、手又は自重に
よりウエイト18を丸刃2側に移動させてストッパ21に係
止していた。
従来、第7図の示すようにウエイトカバー20の上端位置
よりストッパ21の位置が上方にあった。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記したような構成において、ウエイト18を肉箱9の上
方へ移動させ、ちようどウエイトカバー20から外れた位
置、すなわち第6図に示すウエイト18の位置でX方向に
旋回させると、第7図のようにストッパ21の側面にウエ
イト18が当たり、これがくり返し当たるうちにストッパ
21が破損するという問題を有していた。
また、ストッパ21が破損し、ウエイト18を旋回させただ
けで係止されないまま肉箱9を往復動させると、ウエイ
ト18がばたつき当板ベース6等に当たり、ウエイト18が
破損する恐れがあった。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、ウ
エイトを肉箱外側に旋回させた際、確実に固定できるよ
うにすることである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、機台上に水平面に対し刃面を傾斜させた丸刃
と肉箱を設け、肉箱の側板に案内棒を装着し、該案内棒
に肉塊の後端を丸刃側に向けて押し付けるウエイトを旋
回自在に遊嵌し、前記案内棒を覆うよう肉箱にウエイト
カバーを固定し、肉箱の外側に旋回させたウエイトをひ
っかけるストッパーを有する傾斜形食肉スライサーにお
いて、前記ウエイトカバーは上端部がストッパーよりも
上方に位置し、ウエイトカバーの下端には旋回させたウ
エイトをストッパに係止される位置までウエイトを案内
する切欠き部を設けたものである。
〔作用〕
ウエイトを案内棒に沿って反丸刃側に移動させ、そのあ
と肉箱の外側へ旋回し、再度丸刃側に移動させること
で、ウエイトはウエイトカバーの切欠き部内を通り、切
欠き部の端面にウエイト支持部材だ当接したところで、
ウエイトはストッパに係止される。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図〜第4図を用いて説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す傾斜形食肉スライサー
の正面図、第2図は第1図のA方向から見た矢視図、第
3図は第2図のB方向から見た矢視図、第4図はウエイ
トがストッパに係止した状態を示す第1図のA方向から
見た矢視図である。
図において、水平面に対し刃面を傾斜させた丸刃2を軸
支した丸刃ベース3を機台1上に立設する。丸刃2はベ
ルト4を介したモートル5により回転駆動される。当板
ベース6は機台1上に立設し、当板7は丸刃2に近接し
当板ベース6に装着されたスライドバー8を案内として
丸刃2の刃面に対し平行に進退可能に支持されている。
肉箱9は機台1上と当板ベース6に固定されたレール1
0,10に取付けられ、このレール10を案内に、丸刃2の刃
先に向けて(第1図から見て前後)往復動可能に設け、
モートル11からベルト12、減速装置13、クランク装置14
を介して往復駆動される。肉箱9はその往復動方向断面
がL字形で、側板15と底板16からなっている。側板15の
上側には側板15と平行に案内棒17が装着されている。案
内棒17にウエイト18を支持するウエイト支持部材19を遊
嵌し、ウエイト支持部材19が案内棒17の軸方向に移動す
ることで、ウエイト18は肉箱9内を移動する。
側板15には第3図から見てC字状のウエイトカバー20が
案内棒17の外周を覆うように設けられ、通常、ウエイト
18が肉箱9内にある場合は、案内棒17を案内にウエイト
カバー20の切欠き部20aを通って丸刃2側に近接した位
置までウエイト18を移動することができる。また、ウエ
イト18がウエイトカバー20内にある場合は、ウエイト18
を旋回しようとしても、ウエイト支持部材19がウエイト
カバー20に当たり、旋回できない。よって、ウエイト18
を旋回したい場合はウエイト18をウエイトカバー20から
開放される位置、例えば第2図のウエイト18の位置程度
まで反丸刃2側へ移動させなければならない。
第3図から見てL字状のストッパ21は肉箱9の底板16の
側縁に固定し、ウエイトカバー20はストッパ21の位置よ
りも上方へ延長され、案内棒17の下側となる位置に切欠
き部20bが設けられている。
ハンドル22を持って、ウエイト18を案内棒17に沿って反
丸刃2側に移動させ、第2図に示す矢印X方向に旋回
し、手又は自重により丸刃2側に移動させることで、ウ
エイト支持部材19は切欠き部20b内を通って、切欠き部2
0bの端面にウエイト支持部材19が当接したときに、ちよ
うどウエイト18は第4図に示すようにストッパ21に係止
される。
上記構成において、モートル5で丸刃2が回転駆動し、
モートル11で肉箱9がレール10を案内として丸刃2に向
けて往復駆動する。肉箱9内にセットした肉塊23は、後
端部をウエイト18により丸刃2側に常時押付けられ、肉
箱9が往復動するたびに丸刃2でスライスされ、ウエイ
ト18も少しずつ丸刃2側に移動する。
肉箱9内にセットされた肉塊23のスライスが終り、次の
肉塊を肉箱9内にセットする場合は、ウエイトカバー20
の上端部よりも上までウエイト18を反丸刃2側に移動さ
せ、そのあと矢印X方向へ旋回させて、再度丸刃2側に
移動させ、切欠き部20b内を通ってストッパ21にひっか
けることにより、ウエイト18はストッパ21に係止され
る。この間に新たな肉塊を肉箱9内にセットする。
〔考案の効果〕
本考案によれば、ウエイトカバーを延長し切欠き部を設
けたので、旋回させたウエイトをウエイトカバー内に収
められるようにしたので、確実にウエイトをストッパに
係止することがでいる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す傾斜形食肉スライサー
の正面図、第2図は第1図のA方向から見た矢視図、第
3図は第2図のB方向から見た矢視図、第4図はウエイ
トがストッパに係止した状態を示す第1図のA方向から
見た矢視図、第5図,第6図は第1図のA方向から見た
従来技術を示す矢視図、第7図は第5図のC方向から見
た矢視図である。 図において、9は肉箱、15は側板、17は案内棒、18はウ
エイト、19はウエイト支持部材、20はウエイトカバー、
20bは切欠き部、21はストッパ、23は肉塊である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機台上に水平面に対し刃面を傾斜させた丸
    刃と肉箱を設け、肉箱の側板に案内棒を装着し、該案内
    棒に肉塊の後端を丸刃側に向けて押し付けるウエイトを
    旋回自在に遊嵌し、前記案内棒を覆うよう肉箱にウエイ
    トカバーを固定し、肉箱の外側に旋回させたウエイトを
    ひっかけるストッパーを有する傾斜形食肉スライサーに
    おいて、前記ウエイトカバーは上端部がストッパよりも
    上方に位置し、ウエイトカバーの下端には旋回させたウ
    エイトをストッパに係止される位置までウエイトを案内
    する切欠き部を設けたことを特徴とする傾斜形食肉スラ
    イサーのウエイト係止機構。
JP8845490U 1990-08-24 1990-08-24 傾斜形食肉スライサーのウェイト係止機構 Expired - Lifetime JPH0739588Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0445696U JPH0445696U (ja) 1992-04-17
JPH0739588Y2 true JPH0739588Y2 (ja) 1995-09-13

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