JP3989481B2 - 可動ベッド - Google Patents
可動ベッド Download PDFInfo
- Publication number
- JP3989481B2 JP3989481B2 JP2004295245A JP2004295245A JP3989481B2 JP 3989481 B2 JP3989481 B2 JP 3989481B2 JP 2004295245 A JP2004295245 A JP 2004295245A JP 2004295245 A JP2004295245 A JP 2004295245A JP 3989481 B2 JP3989481 B2 JP 3989481B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bed
- floor
- arm
- movable bed
- floor portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Description
同様の問題は、下背床部をベッド水平面より起こして膝上げ動作を行う際にも生じる。すなわち、起こされた下背床部の床面に対して、被介護者の足が下方へずり落ちる問題が発生する。
例えば特開2000-135146号公報において、一対の水平リンクにおける一方のリンクをベッドフレーム側に固定した平行リンク機構(平行四辺形機構)を背上げ機構中に持つギャッチベッドとして半身起床ベッドの構成が開示されているが、良好に背上げ機構を作動させて上背床部を大きな角度に起こすためには、構造上、上記平行リンク中の垂直アームの長さを確保する必要がある。しかし、このように垂直アームの長さを確保しようとすればそれだけ床面を高めることに繋がり、低床ベッドとして構成しにくくなる。床面が高いベッドでは、介護ベッドとしての安全性や作業性を確保しにくい問題があるので、できるだけ低床ベッドとして構成することが望まれている。
具体的には、前記床部は、上背床部と腰床部、または腰床部と腿床部の少なくともいずれかを備え、前記第一の床面部材と前記第二の床面部材との組み合わせは、同順に上背床部と腰床部、または同順に腿床部と腰床部の少なくともいずれかとすることができる。
さらに本発明の可動ベッドは、駆動時のベッド基準面に対する第一の床面部材の角度を、前記支持アームの長さに比例して減少できるといった大きな特徴を有する。つまり、より緩やかに第一の床面部材を起こすためには、前記支持アームの長さを延長し、前記支持アームから前記第一のアーム対と前記第二のアーム対の枢支連結点までの直線距離を伸ばすことで対応できる。ここで、支持アームはベッド長手方向に延長されているので、前記支持アームから前記枢支連結点までの直線距離を伸ばしても可動ベッドの床面高さをより高める必要はないため、床面高さを低く維持することができる。
1-1.可動ベッドの全体構成
図1は、実施の形態1にかかる可動ベッド1の構成を示す上面図である。また図2は、可動ベッド1の側面図である。
図1に示すように、可動ベッド1は、2つの長方形枠状フレーム2、3、(第一フレーム2、第二フレーム3)を同心状に重ねた構成を持つ。
第二フレーム3は前記第一フレームと同様に、ベッド長手方向に沿った縦ビーム3R、3L、ベッド幅方向に沿った横ビーム3H、3Fからなる。第二フレーム3内部には横ビーム3H、3Fと平行に2本のビームBM1、BM2が配されており、これにアクチュエータAC1、AC2がそれぞれ交差するように連結されている。
フレーム2、3の上面には、可動ベッド1の床面を構成する連結床部30が配されている。連結床部30は、被介護者が上に横臥したときの身体位置に合わせて、上背板30a、腰板30b、腿板30c、膝下板30dの計4つの床面部材を有するように分割されてなる。
連結床部30のうち、上背板30aはその下流側端部(足側端部)において、バー31を軸中心とする後述の背上げ機構10R、10L側に固定されている。また、腰板30bは下流側端部に設けられた固定軸301a、301bを軸中心として第一フレーム2に軸支されている。さらに腿板30cは、バー32を軸中心として後述の膝上げ機構20R、20Lで固定されている。膝下板30dは、前記腿板30cと連結部302a、302bで連結されている。このように連結床部30は直接的又は間接的にフレーム2、3側に保持されており、フレーム2、3側から外れてしまうことはない。
なお図2に示すように、平行な状態にある可動ベッド1の連結床部30が形成する床面を、以下ではベッド基準面(可動ベッド1を水平に配置した場合にはベッド水平面)という。
なお、図2には本実施の形態1の可動ベッド1に最適なマット40の構成も併せて図示している。当該マット40は、連結床部30のギャッチ動作に合わせてマット面が良好に保たれるように、ベッド長手方向に沿って分割された上背マット部40a、腰マット部40b、足マット部40cの3つのマット片からなる。このうち腰マット部40bは、腰板30bに固定することが好ましい。これらの各マット部40a〜40cは、厚み方向で互いに相補的に組み合わさるよう突出部401a〜401c、402bを有しており、例えば図7に示すように、ギャッチ動作によりベッド面が屈曲してその長手方向長が延びた場合には、前記突出部401a〜401c、402bが相対的にずれることでマット40の全長が延ばされ、連結床部30が外部に露出するのを防止できる特徴を持っている。
1-2.背上げ機構について
次に、可動ベッド1が備える背上げ機構10R、10Lについて詳細に説明する。
背上げ機構10R、10Lは図1に示すように、第一フレーム2と第二フレーム3のベッド幅方向左右の間隙に嵌り込むようにそれぞれ設けられている。
当図3が示すように背上げ機構10Rは、平行リンク機構15Rと、アクチュエータAC1、バーB1、駆動アーム105、支持アーム102R等から構成される。
平行リンク機構15Rは、一対の垂直アーム110R、111Rおよび一対の移動アーム101R、104Rからなる。垂直アーム110Rは移動アーム101R、104Rと枢支連結点154R、153Rで可動自在に連結されるようになっており、垂直アーム111Rは移動アーム101R、104Rと枢支連結点151R、152Rで可動自在に連結されている。垂直アーム111Rの上部先端は上記上背板30aのバー31を回転自在に軸支している。
また垂直アーム110Rにおける枢支連結点154Rには、当該枢支連結点154Rを軸中心とするバーB1が軸支されている。バーB1の両端は図1、2に示すようにプレート6a、6bによってしっかりと固定されているが、このバーB1の周面に対して、移動アーム101Rと、アクチュエータAC1の軸70先端に連結された駆動アーム105とが一定の角度で固定されている。これによってアクチュエータAC1の駆動力は、駆動アーム105とバーB1を介して枢支連結点154Rを回転中心(平行リンク回転中心)とする平行リンク機構15Rに伝達される。
このように背上げ機構10Rでは、一対の垂直アーム110R、111Rを備える平行リンク機構15Rを設け、且つ、垂直アーム110R、111Rを垂直方向に沿って常に保つことにより、駆動時には前記平行リンク機構15Rの並進駆動に基づき、腰板30bの床面から一定間隔離れた位置を仮想回転中心Oとして、背上げ動作を行うことを特徴としている(図5を参照)。仮想回転中心Oは、ユーザが背上げ動作を行った際に、身体の屈曲動作の中心付近(例えば所定の骨の連結部分)に位置するように設けられたものである。
なお、背上げ機構10Lの構成は上記背上げ機構10Rと同様である。
2つの背上げ機構10R、10Lは、図1に示すように、バーB1、アクチュエータAC1、駆動アーム105を共用しているので、背上げ機構動作時には背上げ機構10R、10Lで同時に同じ駆動がなされるようになっている。
1-3.膝上げ機構について
次に、可動ベッド1が備える膝上げ機構20R、20Lについて詳細に説明する。
次に示す図4は、膝上げ機構20Rの構成を模式的に示す図である。
当図が示すように膝上げ機構20Rは、平行リンク機構25Rと、アクチュエータAC2、バーB2、駆動アーム205、支持アーム202R等から構成される。
なお、膝上げ機構20Lは上記膝上げ機構20Rと同様の構成を有する。
2つの膝上げ機構20R、20Lは、図1に示すように、バーB2、アクチュエータAC2、駆動アーム205を共用しているので、動作時には同時に同じ駆動がなされるようになっている。
以上の構成を持つ可動ベッド1は、連結床部30上に図2に示した40等のマットを敷いて用いられる。そして通常時は図2のように、連結床部30(30a〜30d)がほぼ水平面になるように設定されている。
使用者(ここでは一例として介護者)がリモコンを介し、メニューの中にある<背上げ動作>に関する項目を選択して、これを実行させると、まず第二フレーム3のビームBM1に取り付けられたアクチュエータAC1が作動し、軸70が延伸する。そしてアクチュエータAC1の駆動力により、当該軸70の先端に連結された駆動アーム105がバーB1を回転中心にして回転する。
は、背上げ動作時における背上げ機構10Rの模式的な構造を示す図である。バーB1の回転により、当該バーB1に固定された移動アーム101Rは、枢支連結点154Rを平行リンク回転中心として移動アーム104Rとともに持ち上がる。このとき垂直アーム110Rはフレーム2、4に垂直に固定されているので、垂直アーム111Rが長手方向を垂直に保ったまま、ベッド上方へ持ち上がる。そしてこのとき、垂直アーム111R先端に連結されたバー31は、腰板30b表面より一定距離高い位置に存在する仮想回転中心Oを中心軸として、当該仮想回転中心Oから枢支連結点154Rまでの距離r1を半径とする円運動により持ち上がる。バー31は上背板30aと連結されているので、この仮想回転中心Oから枢支連結点154Rまでの距離r1を半径とする円運動によって、最終的に上背板30aの下流側端部が持ち上げられることとなる。
さらに、平行リンク機構15Rの動作に伴い、移動アーム101Rに設けられた押し上げ腕106R先端のローラ107Rが腰板30bの上背板30a側端部を上方に押し上げ、一定の角度に傾斜させる。
このような一連の機構により、可動ベッド1では、腰板30b表面より一定距離高い位置にある仮想回転中心Oによる円運動により背上げ動作がなされる。仮想回転中心Oは、被介護者の身体の屈曲の動作中心付近(例えば所定の骨の連結部分)に対応して設けられているので、可動ベッド1の背上げ機構はユーザの屈曲の動作中心に対応して動作することになる。これにより可動ベッド1では、背上げ動作時に被介護者の身体が上背板30aに対してずれるのが防止され、床ずれの発生を抑制して、被介護者の身体の動きを考慮した自然な背上げ動作(臥位から座位への体位変換)が実現される。
具体的には、より緩やかに上背板30aを傾斜させて背上げさせるためには、ベッド長手方向に沿って延長された支持アーム102Rまたは一対の移動アーム101R、104R(および移動アーム102Lまたは一対の移動アーム101L、104L)の長さを延長することで対応できるので、可動ベッド1の連結床部30の床面高さを低く維持することができる
このため本実施の形態1の可動ベッド1は、介護者の看護労力を軽減し、且つ、高い安全性の介護ベッドとして用いることができる。
さらに本実施の形態1の可動ベッド1では、図5に示すように、背上げ機構10R、10Lの動作に合わせて移動アーム101Rに設けられた押し上げ腕106R先端のローラ107Rが腰板30bを上方に押し上げ、一定の角度に傾斜するので、上背板30aと腰板30bとが互いに滑らかな曲面を形成し、被介護者の身体の屈曲動作が優しくサポートされる。これに加え、腰板30bが上方に押し上げられることで、被介護者の腰の位置が沈み込むのが効果的に防止される。
可動ベッド1による膝上げ動作は、機構的には前記背上げ動作と類似している。
通常時において図2に示すように、連結床部30(30a〜30d)がほぼ水平面になるように設定されている状態から使用者(ここでは一例として介護者)がリモコンを介し、メニューの中にある<膝上げ動作>に関する項目を選択してこれを実行させると、まず第二フレーム3のビームBM2に取り付けられたアクチュエータAC2が作動し、軸71が延伸する。そしてアクチュエータAC2の駆動力により、当該軸71の先端に連結された駆動アーム205がバーB2を回転中心にして回転する。
は、膝上げ動作時における膝上げ機構20Rの模式的な構造を示す図である。バーB2の回転により、当該バーB2に固定された移動アーム201Rは、枢支連結点254Rを平行リンク回転中心として移動アーム204Rとともに持ち上がる。このとき垂直アーム210Rはフレーム2、4に垂直に固定されているので、垂直アーム211Rが長手方向を垂直に保ったまま、ベッド上方へ持ち上がる。そしてこのとき、垂直アーム211R先端に連結されたバー32は、腰板30b表面より一定距離上方に存在する仮想回転中心Xを中心軸として、当該仮想回転中心Xから枢支連結点254Rまでの距離R3を半径とする円運動により持ち上がる。バー32は腿板30cと連結されているので、この仮想回転中心Xから枢支連結点254Rまでの距離r3を半径とする円運動によって、最終的に腿板30cの上流側端部が持ち上げられることとなる。
このような一連の機構により、可動ベッド1では、腰板30bの表面より一定距離高い位置にある仮想回転中心Xによる円運動により膝上げ動作がなされる。仮想回転中心Xは、被介護者の身体の屈曲の動作中心付近(例えば所定の骨の連結部分)に対応して設けられているので、可動ベッド1の膝上げ機構はユーザの屈曲の動作中心に対応して動作することになる。これにより可動ベッド1では、膝上げ動作時に被介護者の身体が腿板30cに対してずれるのが防止されるので、床ずれの発生を抑制して、被介護者の身体の動きを考慮した自然な膝上げ動作(臥位から膝上げへの体位変換)が実現される。
上記説明では、背上げ機構および膝上げ機構をそれぞれ具体的に説明するために、これらの機構を独立して説明したが、本実施の形態1ではもちろんこれらの機構(背上げ・膝上げ)を同時に行ってもよい。
図7は、このような背上げ・膝上げ動作を同時に行った直後の可動ベッド1の構成を示す図である。アクチュエータAC1、AC2の駆動はそれぞれ独立しているので、上記モータドライバおよびマイクロコンピュータの設定により同時に作動させるように設定することができる。なお、アクチュエータAC1、AC2を含む背上げ機構10R、10L、および膝上げ機構20R、20Lはそれぞれ同時に行っても良いし、多少タイミングをずらして順次駆動させる(例えば背上げ動作に続いて膝上げ動作を行う等)ようにしてもよい。
上記実施の形態1では、直動アクチュエータを用いる例を示したが、これ以外のアクチュエータ駆動方式、例えば回転式のものでもよい。また他の駆動源、例えばエアー方式や油圧方式で作動するアクチュエータを用いてもよい。
また上記実施の形態1では、垂直アーム110R(L)、111R(L)を備える平行リンク機構15R(L)を設ける例を示したが、リンク110R(L)、111R(L)は垂直方向に配する構成に限定するものではなく、少なくとも通常時のベッド基準面(ベッド水平面)に対して交差する方向に配されていれば、床面の高さを低く保ったまま上背板30aをダイナミックに傾斜して背上げさせる効果が得られる。これと同様の変更は、垂直アーム210R(L)211R(L)を備える平行リンク機構25R(L)に適用することも可能である。
2-1.可動ベッドの全体構成
図8は、実施の形態2にかかる可動ベッド1000の模式的な構成を示す側面図である。また図9は、当該可動ベッド1000の動作図である。ここでは可動ベッド1000の内部構成を分かりやすくするために、プレート6a、6c等の図示を省いている。
具体的には図8に示すように、平行リンク機構50Rは、一方の対を構成する3本の垂直アーム6b(フレーム2に固定されたプレート)、501R、111Rと、他方の対を構成する3本の移動アーム502R、101R、104Rが組み合わされてなる。
ここで垂直アーム6d、601Rと移動アーム201R、204Rは、枢支連結点651R、652R、655R、656Rで軸支され、さらに移動アーム201R、602Rと垂直アーム601R、211Rは、枢支連結点654R、655R、658R、659Rで軸支されている。これにより平行リンク機構60R中には、垂直アーム6d、601Rと移動アーム201R、204Rからなる第一の平行リンク機構660Rと、移動アーム201R、602Rと垂直アーム601R、211Rからなる第二の平行リンク機構650Rが形成され、全体としてベッド長手方向の下流側に沿って延伸可能なパンタグラフ機構が形成されている。当該パンタグラフ機構は、図8に示すように、垂直アーム6dに回転自在に懸架されたアクチュエータAC1とその軸70の先端700に接続された移動アーム202Rの連結構造から、前記アクチュエータAC1の駆動によって実現される。
2-2.可動ベッドの効果について
このように本実施の形態2の可動ベッド1000では、ベッド上流側およびベッド下流側に配置された各平行リンク機構50R、60R(50L、60L)が、その直下のアクチュエータAC1、AC2でそれぞれ駆動されることで、駆動時には当該平行リンク機構50R、60R(50L、60L)の並進駆動により、実施の形態1とほぼ同様の効果が奏される。
また可動ベッド1000では、アクチュエータAC1、AC2が支持アーム102R(L)、202R(L)を直接押し上げる構成となっている(すなわち、可動ベッド1における駆動アーム105、205が不要となっている)ことからも、可動ベッド1に比べて高い剛性と安定駆動が得られるようになっている。
2 第一フレーム
3 第二フレーム
B1、B2 バー
AC1、AC2 アクチュエータ
10R(L) 背上げ機構
15R(L)、25R(L)、50R(L)、60R(L)、550R(L)、560R(L)、650R(L)、660R(L) 平行リンク機構
20R(L) 膝上げ機構
30 連結床部
101R(L)、104R(L)、201R(L)、204R(L) 移動アーム
102R(L)、202R(L) 支持アーム
110R(L)、111R(L)、210R(L)、211R(L)、501R(L)、601R(L) 垂直アーム
Claims (7)
- ベッド長手方向に隣接配設された第一の床面部材および第二の床面部材を有する床部と、前記第一の床面部材の床面を水平なベッド基準面から起こすギャッチ機構とを備える可動ベッドであって、
前記ギャッチ機構は、ベッド長手方向に延長された第一のアーム対と、前記ベッド基準面に対して交差する角度で配された第二のアーム対からなる平行リンク機構を備えるとともに、前記第一の床面部材が前記第二のアーム対に連結されて構成されており、
ベッド駆動時には前記平行リンク機構の第二のアーム対が、前記ベッド基準面に対して交差する角度を保った状態で並進駆動されることにより、
前記第一の床面部材と前記第二のアーム対との連結部分が第二の床面部材の面より高い位置を仮想回転中心として円運動することで、前記第一の床面部材を前記ベッド基準面から起こす構成であることを特徴とする可動ベッド。 - 前記平行リンク機構における第一及び第二のアーム対には、それぞれ三本以上のアームが配設されており、これによってベッド長手方向に伸縮自在なパンタグラフ機構が形成される構成であることを特徴とする請求項1に記載の可動ベッド。
- 前記第一のアーム対には、さらにベッド長手方向に支持アームが一定の角度で延設されており、
ベッド駆動時には、当該支持アームが前記並進駆動とともに前記第一のアーム対と前記
第二のアーム対との連結点を回転中心として立ち上がり、前記第一の床面部材を背面から押し上げることで前記ギャッチ機構が形成される構成であることを特徴とする請求項1または2に記載の可動ベッド。 - 前記床部は、上背床部と腰床部、または腰床部と腿床部の少なくともいずれかを備え、
前記第一の床面部材と前記第二の床面部材との組み合わせは、同順に上背床部と腰床部、または同順に腿床部と腰床部の少なくともいずれかであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の可動ベッド。 - 前記可動ベッドは、前記ギャッチ機構の駆動に連動して、前記第二の床面部材における前記第一の床面部材側端部を、前記ベッド基準面より高い位置に持ち上げる連動機構を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の可動ベッド。
- 前記床部では、前記腿床部に対して膝下床部が屈曲自在に連結されており、前記ギャッチ機構動作時に腿床部がベッド基準面から起こされるとともに、前記膝下床部が傾斜する構成であることを特徴とする請求項4に記載の可動ベッド。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の可動ベッドに用いられる可動ベッド用マットであって、当該可動ベッド用マットは、ベッド長手方向に沿って配設された複数のマット片から構成され、
このうち少なくとも一対の隣接するマット片における一方のマット片と他方のマット片には、厚み方向で相補的に組み合う突出部が形成され、
可動ベッド駆動時において、前記組み合わされた突出部同士がベッド長手方向で互いに
ずれることで、マットの全長が延びる構成であることを特徴とする可動ベッド用マット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004295245A JP3989481B2 (ja) | 2003-10-10 | 2004-10-07 | 可動ベッド |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003352281 | 2003-10-10 | ||
JP2004295245A JP3989481B2 (ja) | 2003-10-10 | 2004-10-07 | 可動ベッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005131386A JP2005131386A (ja) | 2005-05-26 |
JP3989481B2 true JP3989481B2 (ja) | 2007-10-10 |
Family
ID=34656113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004295245A Expired - Fee Related JP3989481B2 (ja) | 2003-10-10 | 2004-10-07 | 可動ベッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3989481B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4936305B2 (ja) * | 2005-12-06 | 2012-05-23 | ドリームベッド株式会社 | 可動ベッド |
KR101224447B1 (ko) | 2011-02-25 | 2013-01-21 | 이정기 | 틸팅기능을 구비한 전동식 의료용침대 |
-
2004
- 2004-10-07 JP JP2004295245A patent/JP3989481B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005131386A (ja) | 2005-05-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7165277B2 (en) | Adjustable bed | |
JP6278983B2 (ja) | ベッド装置 | |
JP3960885B2 (ja) | 可動ベッド用マット | |
US20060085913A1 (en) | Movable bed | |
JPH1170035A (ja) | 詳しくは寝台のためのスラット台座 | |
JP3989481B2 (ja) | 可動ベッド | |
TWI593370B (zh) | 仰臥台之底板控制方法及其裝置 | |
JP6074654B2 (ja) | ロボット | |
JP6193607B2 (ja) | ベッド装置 | |
JP5268277B2 (ja) | 背受フレ−ム起立時の患者体位ズレを防止する介護用スライドベッド | |
JP5279113B2 (ja) | Xリンク式昇降機構を有するベッド | |
JPH0422579B2 (ja) | ||
JP2020114487A (ja) | 寝台装置 | |
JP4521059B1 (ja) | 着座部構造 | |
JP5982662B1 (ja) | 介護用ベッド | |
JP6691249B2 (ja) | 寝台装置 | |
JP7125452B2 (ja) | 寝台装置 | |
KR20180065409A (ko) | 랙과 피니언을 포함하는 전동 침대 | |
JPH0340186Y2 (ja) | ||
JP2006325877A (ja) | 医療用ベット | |
JP2017056294A (ja) | 仰臥台 | |
JPH0224144B2 (ja) | ||
JP4261306B2 (ja) | 折畳式車椅子の昇降装置 | |
JP2006151596A (ja) | 昇降装置 | |
JPH07148050A (ja) | ベッド |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050224 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060825 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060829 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061023 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070213 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070412 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070619 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070717 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100727 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |