JP3989106B2 - データのバックアップ手段に特徴を有する工業用内視鏡用画像処理装置 - Google Patents

データのバックアップ手段に特徴を有する工業用内視鏡用画像処理装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主電源が停電した際に、内蔵の予備電源に切り替えてデータをバックアップ
処理するデータのバックアップ手段に特徴を有する工業用内視鏡用画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電子機器、例えば、特開平5−292504号公報に記載の画像処理装置を備えた内視鏡装置等では、画像処理を実行中に主電源が停電してしまうと、処理中のデータが損なわれたり、機器の状態を管理するための状態管理情報が損なわれてしまう。この問題に対処するため、従来例えば、主電源が停電した場合に、この主電源から電気機器に内蔵された例えば電池等からなる予備電源に切り替えて、この予備電源から電力を供給可能な時間内に、処理中のデータを保存したり、状態管理情報を保存するバックアップ処理を実行するバックアップ手段を電子機器に備え、データや状態管理情報の損失を防いでいた。
しかしながら、前記バックアップ手段では、主電源が停電した際、主電源からの電力供給を受けていた全ての装置に予備電源から電力が供給され、予備電源はこれら全ての装置に電力を供給するための容量を確保しなければならず、予備電源が大型化して、電気機器が大型化し、またコストアップを招いていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の技術で述べたようなバックアップ手段では、主電源が停電した際、主電源からの電力供給を受けていたすべての装置に予備電源から電力が供給され、予備電源はこれらすべての装置に電力を供給するための容量を確保しなければならず、予備電源が大型化して、電子機器が大型化し、またコストアップをまねいていた。
【0004】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、主電源が停電したり、必要な電圧が得られない場合に電力を供給する予備電源を、データのバックアップ処理の実行に必要な装置における当該データのバックアップ処理に必要な時間だけの電力量を供給可能な小容量にできて、該予備電源の小型化を可能とし工業用内視鏡用画像処理装置自体の小型化ができ、かつコストを削減できるようにしたデータのバックアップ手段に特徴を有する工業用内視鏡用画像処理装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本発明の一態様によるデータのバックアップ手段に特徴を有する工業用内視鏡用画像処理装置は、この主電源に接続された第1のダイオードと、
前記第1のダイオードのカソードに接続されたメインパワースイッチと、
このメインパワースイッチ及び前記第1のダイオードを介して前記主電源から電力が供給され、工業用内視鏡にて得た観察画像を入力して必要な画像処理を行うメイン画像処理回路と、
このメイン画像処理回路から電力が供給されて、該メイン画像処理回路にて処理された処理画像データを記録する画像データ記憶装置と、
前記第1のダイオードを介さずに前記主電源から電力が供給されるバックアップ処理を必要としない装置と、
前記主電源の電圧よりも低い電圧の電力を供給する予備電源と、
この予備電源に接続され、かつそのカソードを前記第1のダイオードのカソードに接続してダイオードスイッチを構成する第2のダイオードと、
前記予備電源と第2のダイオードとの間に介そうした予備電源スイッチと、
メインパワースイッチがON状態になって前記主電源からの電力の供給が開始したタイミングで前記予備電源スイッチをON状態にし、メインパワースイッチがOFF状態になったタイミングで予備スイッチをOFF状態に制御する予備電源スイッチ制御回路と、
を備えている。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0008】
(第1の実施の形態)
図1ないし図2は本発明の第1の実施の形態に係り、図1は電子機器の一例である工業用内視鏡用画像処理装置の構成を示すブロック図、図2は工業用内視鏡用画像処理装置から外部接続装置であるLCDに電源供給する際の構成の一例を示すブロック図である。
【0009】
(構成)
図1に、電子機器の一例としての工業用内視鏡用画像処理装置1の構成を示す。工業用内視鏡用画像処理装置1は、例えば配管等の管路内に挿入して管路内を観察する図示しない工業用内視鏡で得た観察画像の画像信号を画像信号ポート12から入力し、例えば管路内の異常箇所を検出し易くするための画像強調処理等の画像処理をメイン画像処理回路8で行うようになっている。また、このメイン画像処理回路8は、画像データを記憶装置であるハードディスク15に格納したり、ハードディスク15に格納した画像データを分類・整理するデジタルファイリング処理を行ったり、通信ポート13に接続された図示しない通信装置を介して画像通信を行うようになっている。また、前記メイン画像処理回路8は、PCカードスロット14を介して接続された図示しない外部接続装置である例えばMO等の補助記憶装置と画像データの入出力を行えるようになっている。
【0010】
前記メイン画像処理回路8は、通常時は、電流の逆流を防止するダイオード3及びメインパワースイッチ4を介して主電源2aから電力が供給される。主電源2aの電力は、電源コネクタ2を介して接続された例えば図示しないACアダプタ或いは図示しない外部バッテリ等から供給される。本実施の形態では、主電源2aの電圧は例えば+12Vとしている。メインパワースイッチ4をON状態にすると、メイン画像処理回路8に電力が供給され、また、OFF状態にすると電力が供給されないようになっている。また、メイン画像処理回路8から図示しない電源線を介して、ハードディスク15に電力が供給されるようになっている。
【0011】
また、主電源2aは、工業用内視鏡用画像処理装置1を空冷するためのファン10に電力を供給している。また、主電源2aは、外部電源出力コネクタ9を介して、図示しない外部接続装置に電力を供給できるようになっている。これらファン10や外部電源出力コネクタへは、ダイオード3を介さずに主電源2aから電力が供給されるようになっている。
【0012】
工業用内視鏡用画像処理装置1は、例えば前記ACアダプタに供給される商用電源が停電したり、前記外部バッテリの容量が不足したり、前記ACアダプタや前記バッテリが故障したり、前記ACアダプタや前記バッテリが取り外されたり、電源ケーブルが断線したり、電源コネクタ2等のコネクタで接触不良が発生する等して主電源2aが停電した場合に主電源2aに代わって電力を供給する予備電源としての乾電池や充電式電池等からなるバッテリ6を備えている。本実施の形態では、バッテリ6から供給される電力の電圧は+7.2Vとしている。
【0013】
バッテリ6からは、予備電源スイッチ7、電流の逆流を防止するためのダイオード5、メインパワースイッチ4を介して、メイン画像処理回路8に電力が供給されるようになっている。このとき、ダイオード5のカソードはダイオード3のカソードに接続する。これにより、ダイオード3及びダイオード5は、いわゆるダイオードスイッチを構成し、主電源2aとバッテリ6から供給される予備電源とのうち、電圧の高い方の電力がメインパワースイッチ4を介してメイン画像処理回路8に供給されるようになっている。主電源が正常に供給されているときには、主電源2aの電圧がバッテリ6の電圧より高いので、ダイオード3はON状態になり、ダイオード5はOFF状態になり、主電源2aからの電力がメイン画像処理回路8に供給される。また、主電源2aが停電した場合は、ダイオード3のアノードの電圧が低下してダイオード3がOFF状態となり、これにともないダイオード3、5のカソードの電圧が低下してダイオード5がON状態になり、バッテリ6による予備電源からの電力がメイン画像処理回路に供給される。
【0014】
バッテリ6とダイオード5との間にある予備電源スイッチ7は、例えばリレースイッチ等により構成され、RSフリップフロップ等からなる予備電源スイッチ制御回路11により開閉を制御される。予備電源スイッチ制御回路11は、主電源2aからの電力供給が開始したタイミングで予備電源スイッチ7をON状態にし、メインパワースイッチ4がOFF状態になったタイミングで予備電源スイッチ7をOFF状態にするようになっている。つまり、主電源2aからの電力供給が開始すると、主電源2aが停電した際にバッテリ6からの予備電源に切り替えられる状態となり、意図的にメインパワースイッチ4をOFF状態にした後は主電源2aからの電力供給が停止してもバッテリ6からの予備電源が供給されないようになっている。
【0015】
ダイオード5は、例えば発光ダイオードで構成されることにより、バッテリ6からの電力が供給されていることを操作者に伝えることができる。また、ダイオード5を発光ダイオードで構成する代わりに、バッテリ6からの電流が流れていることを検知して表示する他の手段を設けてもよい。バッテリ6からの電力が供給されているということは、主電源2aが停電する異常が発生したということであり、この状態を認識した操作者は、例えばメイン画像処理回路8で現在実行している処理を終了させ、処理中のデータをハードディスク15等に保存する等のバックアップ処理の実行をメイン画像処理回路に指示し、バックアップ処理が終了したらメインパワースイッチをOFF状態にする。
【0016】
主電源2aが停電した際、ファン10及び外部電源出力コネクタ9には、バッテリ6からの電力はダイオード3に阻まれ供給されないようになっている。つまり、停電時には、例えばメイン画像処理回路8やハードディスク15等のバックアップ処理の実行に必要な装置にのみバッテリ6からの電力が供給され、例えばファン10や外部電源出力コネクタ9等のバックアップ処理に不必要な装置にはバッテリ6からの電力が供給されないようになっている。
【0017】
従って、バッテリ6は、「バックアップ処理の実行に必要な装置の電力」に「バックアップ処理が終了するまでの時間」を乗じた電力量を供給するための容量を有しておればよく、すべての装置への電力量を供給する容量を有していなくてもよい。つまり、その分、バッテリ6の容量を減らすことができ、バッテリ6を小型化でき、工業用内視鏡用画像処理装置1を小型化でき、またコスト削減できる。
【0018】
ところで、図2に、電子機器の一例である図1に示す工業用内視鏡用画像処理装置1の外部電源出力コネクタ9から、外部電源出力ケーブル22を介して、外部接続装置の一例であるLCD23(液晶表示装置)に電力を供給する際の構成例を示す。
【0019】
外部電源出力ケーブル22の途中には、外部電源出力コネクタ9から出力される電圧を外部接続装置の電源電圧に変換する電圧変換回路21及び外部電源出力コネクタ9からの出力電圧の変動を監視する電圧監視回路24が設けられている。電圧監視回路24は電圧の変動を検知するとそれを電圧変換回路21に知らせ、電圧変換回路21は出力電圧を一定に保つようになっている。従来、電圧変換回路21や電圧監視回路24等からなる電圧安定化回路は、工業用内視鏡用画像処理装置1等の電子機器内に備えられる場合があったが、これらを外部電源出力ケーブル22の途中に備えたことで、工業用内視鏡用画像処理装置1等の電子機器を小型化できるようになっている。
【0020】
(効果)
以上説明したように本実施の形態によれば、主電源2aが停電した際に、予備電源であるバッテリ6からの電力は、メイン画像処理回路8やハードディスク15等のバックアップ処理に必要な装置にのみ供給され、ファン10や外部電源出力コネクタ9等のバックアップ処理に不必要な装置には供給されないようになっているので、その分バッテリ6の容量を減少させることができ、バッテリ6を小型化でき、工業用内視鏡用画像処理装置1を一例とする電子機器を小型化でき、またコスト削減することができる。
【0021】
(第2の実施の形態)
図3ないし図4は本発明の第2の実施の形態に係り、図3は電子機器の一例である工業用内視鏡用画像処理装置の構成を示すブロック図、図4はバックアップ処理の制御手順を説明するためのフローチャートである。なお、本実施の形態で説明しない部位の構成は、第1の実施の形態で説明した構成と同様である。
【0022】
(構成)
図3に示すように、本実施の形態では、第1の実施の形態と異なり、主電源2aの電圧を監視する電圧監視回路31が電子機器の一例である工業用内視鏡用画像処理装置41に設けられている。電圧監視回路31は、主電源2aの電圧が例えば+10V以下に低下した場合及び+9V以下に低下した場合に、その旨を通知する信号をメイン画像処理回路に出力するようになっている。
【0023】
メイン画像処理回路8は、主電源2aの電圧低下を検知することができるので、第1の実施の形態のように手動でバックアップ処理を開始するのではなく、自動でバックアップ処理を開始することができるようになっている。
【0024】
図4に、バックアップ処理の制御手順を示す。なお、図4中の符号S1ないしS8は、処理ステップに付された符号である。本実施の形態では、図4に示す制御手順は、メイン画像処理回路8が実行する。
【0025】
先ず、主電源2aが電源コネクタ2から供給されている状態でメインパワースイッチ4をONにするとメイン画像処理回路8が起動し、処理ステップS1から制御手順が開始する。
次に、処理ステップS2及びS3に示すように、メイン画像処理回路8は、電圧監視回路31からの信号により、主電源2aの電圧を監視する。
処理ステップS2において、主電源2aの電圧が9V以下になったことを検知すると、メイン画像処理回路8は処理ステップS5ないしS8に示すバックアップ処理を開始する。バックアップ処理では、先ず処理ステップS5に示すように、処理中のデータを保存し、次に処理ステップS6に示すように、実行中のプログラム等のソフトウェアをシャットダウンし、処理ステップS7の段階で、例えば自動的にメインパワースイッチ4をOFF状態にする図示しない自動電源切断回路を起動する等のハードウェアをシャットダウンするための処理を行う。すると、メインパワースイッチ4がOFF状態となり、処理ステップS8に示すように制御手順が終了する。
【0026】
一方、処理ステップS3において、主電源2aの電圧が10V以下になったことを検知すると、メイン画像処理回路8は、主電源2aの電圧が低下したことを示す図示しない画面や図示しないLEDや図示しないブザー等で警告メッセージを操作者に通知し、引き続き処理ステップS2及びS3で主電源2aの電圧を監視する。
【0027】
(効果)
以上説明した本実施の形態によれば、第1の実施の形態で述べた効果に加えて、次の効果を得ることができる。
図3に示すようにメイン画像処理回路8に接続した電圧監視回路31を設けて、主電源2aの電圧低下をメイン画像処理回路8で検知できるようにしたので、メイン画像処理回路8は、図4に示す制御手順に従って自動的にバックアップ処理を開始することができるようになっている。
また、図4に示すように、主電源2aの電圧低下が軽度である状態例えば10V以下になった状態で警告メッセージが表示されるので、操作者は必要に応じて早めにバックアップ処理等を行うことができる。
【0028】
なお、本発明は、上述の実施の形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
例えば、主電源及び予備電源の電圧はそれぞれ+12V及び+7.2Vの組み合わせに限らず何ボルトであってもよい。なお、上述の実施の形態のようなダイオード3、5からなるダイオードスイッチを使用する場合は、主電源の電圧を予備電源の電圧より高くしておく。また、このとき、予備電源から電力供給を受ける装置は、少なくとも予備電源の電圧と主電源の電圧の両方に対して動作可能である装置としておく。
また、例えば、主電源2aが停電した際に、予備電源から電力を供給しない装置は、ファン10や外部電源出力コネクタ9に接続された外部接続装置に限らず、電子機器のバックアップ処理に関係の無い装置であればよく、例えば、フロッピードライブや、CD−ROMドライブ等でもよい。
また、例えば、電子機器は工業用内視鏡用画像処理装置1、41に限らず、同様のバックアップ手段を備えた他の電子機器であってもよい。例えば、医療用内視鏡に接続された画像処理装置であってもよいし、パーソナルコンピュータであってもよいし、通信装置等であってもよい。
【0029】
[付記]
(付記項1)
主電源が停電した際に内蔵の予備電源に切り替えて機器のバックアップ処理を実行する機能を有する電子機器であって、
前記バックアップ処理時には前記バックアップ処理の実行に必要となる装置のみに前記予備電源からの電力を供給することを特徴とする電子機器。
【0030】
(付記項2)
付記項1に記載の電子機器であって、
前記主電源は、商用電源或いは外部の電源装置から供給される。
【0031】
(付記項3)
付記項1に記載の電子機器であって、
前記予備電源は、乾電池や充電式電池等の電池である。
【0032】
(付記項4)
付記項1に記載の電子機器であって、
前記バックアップ処理は、前記主電源が停電時の電子機器の状態を記憶装置に保存する処理を含む。
【0033】
(付記項5)
付記項1に記載の電子機器であって、
前記バックアップ処理は、前記主電源が停電時に電子機器が処理途中のデータを保存する処理を含む。
【0034】
(付記項6)
付記項1に記載の電子機器であって、
前記主電源から電力供給を受け前記予備電源から電力供給を受けない装置は電子機器を空冷するためのファンを含む。
【0035】
(付記項7)
付記項1に記載の電子機器であって、
前記主電源から電力供給を受け前記予備電源から電力供給を受けない装置は電子機器を介して電力を供給する外部接続装置を含む。
【0036】
(付記項8)
付記項1に記載の電子機器であって、
前記主電源の電圧を監視する電圧監視回路を設け、
前記主電源の電圧が低下すると警告メッセージを表示する。
【0037】
(付記項9)
付記項1に記載の電子機器であって、
前記主電源の電圧を監視する電圧監視回路を設け、
前記主電源が停電或いは電圧低下すると自動的に前記バックアップ処理を開始する。
【0038】
(付記項10)
外部に接続する外部接続機器に直流の電力を供給する手段を有する電子機器であって、
前記外部接続機器に前記電力を供給する接続ケーブルの途中に配設された前記外部接続機器に入力される電圧を安定化する回路を具備したことを特徴とする電子機器。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、主電源が停電したり、必要な電圧が得られない場合に電力を供給する予備電源を、データのバックアップ処理の実行に必要な装置における当該データのバックアップ処理に必要な時間だけの電力量を供給可能な小容量にできて、該予備電源の小型化を可能とし工業用内視鏡用画像処理装置自体の小型化ができ、かつコストを削減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図2は本発明の第1の実施の形態に係り、図1は電子機器の一例である工業用内視鏡用画像処理装置の構成を示すブロック図
【図2】工業用内視鏡用画像処理装置から外部接続装置であるLCDに電源供給する際の構成の一例を示すブロック図
【図3】図3ないし図4は本発明の第2の実施の形態に係り、図3は電子機器の一例である工業用内視鏡用画像処理装置の構成を示すブロック図
【図4】バックアップ処理の制御手順を説明するためのフローチャート
【符号の説明】
1…工業用内視鏡用画像処理装置
2a…主電源
3…ダイオード
5…ダイオード
6…バッテリ(予備電源)
8…メイン画像処理回路
9…外部電源出力コネクタ
10…ファン
11…予備電源スイッチ制御回路
15…ハードディスク

Claims (3)

  1. 主電源と、
    この主電源に接続された第1のダイオードと、
    前記第1のダイオードのカソードに接続されたメインパワースイッチと、
    このメインパワースイッチ及び前記第1のダイオードを介して前記主電源から電力が供給され、工業用内視鏡にて得た観察画像を入力して必要な画像処理を行うメイン画像処理回路と、
    このメイン画像処理回路から電力が供給されて、該メイン画像処理回路にて処理された処理画像データを記録する画像データ記憶装置と、
    前記第1のダイオードを介さずに前記主電源から電力が供給されるバックアップ処理を必要としない装置と、
    前記主電源の電圧よりも低い電圧の電力を供給する予備電源と、
    この予備電源に接続され、かつそのカソードを前記第1のダイオードのカソードに接続してダイオードスイッチを構成する第2のダイオードと、
    前記予備電源と第2のダイオードとの間に介そうした予備電源スイッチと、
    メインパワースイッチがON状態になって前記主電源からの電力の供給が開始したタイミングで前記予備電源スイッチをON状態にし、メインパワースイッチがOFF状態になったタイミングで予備スイッチをOFF状態に制御する予備電源スイッチ制御回路と、
    を備えたことを特徴とするデータのバックアップ手段に特徴を有する工業用内視鏡用画像処理装置。
  2. 前記第2のダイオードは、発光ダイオードであって前記予備電源から電力が供給されていることを告知することを特徴とする請求項1に記載のデータのバックアップ手段に特徴を有する請求項1に記載の工業用内視鏡用画像処理装置。
  3. 前記主電源の電圧を監視する電圧監視回路を、前記第1のダイオードを介さずに前記主電源とメイン画像処理回路との間に介そうし、前記電圧監視回路により前記主電源が停電或いは電圧が低下したことを検知することにより、自動的に前記メイン画像処理回路にて実行中の画像処理を終了させて、処理中のデータを前記画像記憶装置に保存することを特徴とする請求項1に記載のデータのバックアップ手段に特徴を有する工業用内視鏡用画像処理装置。
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