JP3987101B1 - クライアント端末監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】
クライアント端末における操作を監視する際に、クライアント端末の操作者のプライバシーなどを保護しながら、監視を行うことができるクライアント端末監視システムを提供することを目的とする。
【解決手段】
各クライアント端末の画面情報を受け取る画面情報受取部と、画面情報記憶部と、画面情報に含まれる文字情報を抽出する画面情報解析部と、特定情報記憶部と、抽出した文字情報について特定情報と一致する文字情報があるかを判定する判定部と、一致する文字情報があると判定した場合、画面情報における予め定められた所定領域の文字情報について判読不可とする表示変更処理を行う表示変更処理部と、表示変更処理を行った画面情報を監視端末の表示装置に表示する画面情報表示部と、を有する監視端末を備えたクライアント端末監視システムである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、クライアント端末における操作を監視する際に、クライアント端末の操作者のプライバシーなどを保護しながら、監視を行うことができるクライアント端末監視システムに関する。
近年、企業などで機密情報の情報漏洩が問題となっている。その為、企業内においても、就業中に使用されるコンピュータ端末での操作管理、つまりどのコンピュータ端末でどのような作業が行われているかを記録、管理することで、情報漏洩などの問題が発生しないようにしている。下記特許文献1乃至特許文献3にはこのような遠隔監視を行うシステムに係る発明が開示されている。
特開2005−44226号公報 特開2006−108947号公報 特開2004−280169号公報
上記従来技術によれば、監視対象となっている各クライアント端末の表示装置で表示している画面情報をサーバで受け付けることにより、遠隔監視を行うことができる。これによって遠隔監視を行う管理者は、各クライアント端末で表示している画面などを見ることができるので監視が行えるが、一方で、操作者が行っている作業や、操作者が送信した電子メールの内容が管理者にそのまま見えてしまうことがある。
そのためクライアント端末の操作者にとっては、管理者からプライバシーを侵害されている、との不快感が極めて高く、クライアント端末の画面に表示されている情報を管理者が見られないようにして欲しいとの要望が強い。ところがそのような操作者の要望を取り入れてしまうと、管理者は各クライアント端末を監視することができなくなってしまい、機密情報の情報漏洩等を防止することができなくなってしまう問題点がある。
つまり管理者側の要望を取り入れると操作者側の不快感や不満を募らせ、操作者側の要望を取り入れると十分な監視が行えない等の懸念が生じる、といった相反する問題点を解決しなければならない。そこで現在では、企業にとっては情報漏洩等が発生した場合のリスクが非常に高いことから、一般的に、操作者である社員のプライバシーよりも管理者側の要望を重視し、各クライアント端末における画面情報を逐次記録、表示し、操作者側の要望は考慮しないことで解決を図っている。
本発明者は上記問題点に鑑み、管理者側と操作者側の双方の要望をかなえる、クライアント端末監視システムを発明した。
請求項1の発明は、各クライアント端末の表示装置で表示している画面情報を用いて、前記各クライアント端末の操作管理を行うクライアント端末監視システムであって、前記クライアント端末監視システムは、前記各クライアント端末の操作管理を行う管理者が利用する監視端末を有しており、前記監視端末は、前記各クライアント端末の表示装置で表示している画面情報を、各クライアント端末から受け取る画面情報受取部と、前記画面情報に対して文字認識処理を行うことにより、前記画面情報に含まれる文字情報を抽出する画面情報解析部と、予め定められた特定情報を少なくとも記憶する特定情報記憶部と、前記抽出した文字情報について、前記特定情報記憶部に記憶している特定情報と一致する文字情報があるかを判定する判定部と、前記画面情報における前記特定情報と一致する文字情報以外の文字情報を含む領域について、前記管理者が前記画面情報における文字を判読不可とする表示変更処理を行う表示変更処理部と、前記表示変更処理を行った画面情報を、前記監視端末の表示装置に表示する画面情報表示部と、を有するクライアント端末監視システムである。
本発明のように構成することで、監視端末の管理者は、例えば社外秘、内緒などの特定情報と一致する文字情報がある場合、その文字情報以外の所定領域における文字情報に対して、表示変更処理が行われることによって、操作者のクライアント端末で入力された文字情報などを見ることができなくなる。しかし文字情報以外の画面情報、例えば枠の色や画面レイアウトを確認することができる。これによって、特定のプログラムなどの利用を発見することはできるので、操作者のプライバシーを保護しながら、管理者による監視を行うことができる。
請求項2の発明において、前記表示変更処理部は、前記画面情報において、前記特定情報と一致した文字情報に、所定の強調表示処理を行う、クライアント端末監視システムである。
画面情報における文字情報に対する表示変更処理は、これらの発明の処理を用いることができる。
請求項3の発明は、各クライアント端末の表示装置で表示している画面情報を用いて、前記各クライアント端末の操作管理を行うクライアント端末監視システムであって、前記クライアント端末監視システムは、前記各クライアント端末の操作管理を行う管理者が利用する監視端末を有しており、前記監視端末は、前記各クライアント端末の表示装置で表示している画面情報を、各クライアント端末から受け取る画面情報受取部と、前記画面情報に対して文字認識処理を行うことにより、前記画面情報に含まれる文字情報を抽出する画面情報解析部と、予め定められた特定情報と、該特定情報に対応するポイントとを少なくとも記憶する特定情報記憶部と、前記抽出した文字情報について、前記特定情報記憶部に記憶している特定情報と一致する文字情報があるかを判定し、一致した文字情報に対応する特定情報のポイントを用いることで比較ポイントを算出し、前記比較ポイントと予め定められたポイントとを比較することで、表示変更処理を行うか否かを判定する判定部と、前記表示変更処理を行うと判定した場合、前記画面情報における予め定められた所定領域の文字情報について、前記管理者が前記画面情報における文字を判読不可とする表示変更処理を行う表示変更処理部と、前記表示変更処理を行った画面情報を、前記監視端末の表示装置に表示する画面情報表示部と、を有するクライアント端末監視システムである。
本発明のように構成することでも、上述の目的は達することができる。即ち、操作者のプライバシーを保護しながら、管理者による監視を行うことができる。また本発明では、特定情報をポイントに対応づけて処理を行っているので、画面情報に対する比較ポイントを算出することができる。これによって定量的な処理を行うことができ、表示変更処理が行われる場合、行われない場合の基準が明確化される。
請求項4の発明は、各クライアント端末の表示装置で表示している画面情報を用いて、前記各クライアント端末の操作管理を行うクライアント端末監視システムであって、前記クライアント端末監視システムは、前記各クライアント端末の操作管理を行う管理者が利用する監視端末を有しており、前記監視端末は、前記各クライアント端末の表示装置で表示している画面情報を、各クライアント端末から受け取る画面情報受取部と、前記画面情報に対して文字認識処理を行うことにより、前記画面情報に含まれる文字情報を抽出する画面情報解析部と、予め定められた特定情報と、該特定情報に対応するポイントと、該特定情報またはポイントについて表示変更処理を行わない範囲の情報を少なくとも記憶する特定情報記憶部と、前記抽出した文字情報について、前記特定情報記憶部に記憶している特定情報と一致する文字情報があるかを判定し、一致した文字情報に対応する特定情報のポイントを用いることで比較ポイントを算出し、前記比較ポイントと予め定められたポイントとを比較することで、表示変更処理を行うか否かを判定する判定部と、前記表示変更処理を行うと判定した場合、前記画面情報において、前記特定情報と一致した文字情報について、該特定情報に対応する表示変更処理を行わない範囲を含まない範囲の文字情報について、前記管理者が前記画面情報における文字を判読不可とする表示変更処理を行う表示変更処理部と、前記表示変更処理を行った画面情報を、前記監視端末の表示装置に表示する画面情報表示部と、を有するクライアント端末監視システムである。
本発明のように構成することでも、上述の目的は達することができる。即ち、操作者のプライバシーを保護しながら、管理者による監視を行うことができる。また本発明では、特定情報をポイントに対応づけて処理を行っているので、画面情報に対する比較ポイントを算出することができる。これによって定量的な処理を行うことができ、表示変更処理が行われる場合、行われない場合の基準が明確化される。更に、特定情報またはポイント毎に表示変更処理を行わない範囲を設定されており、それによって表示変更処理の範囲が変わるので、監視端末における監視を柔軟に行うことができる。
請求項5の発明において、前記監視端末は、更に、前記表示変更処理を行わない排除情報を記憶する排除情報記憶部を有しており、前記表示変更処理部は、更に、前記抽出した文字情報と排除情報とを比較し、一致する文字情報については、前記表示変更処理を行わない、クライアント端末監視システムである。
画面情報には、情報漏洩等とは全く関連性のない文字情報も多数含まれている。例えばデスクトップにおける所定のアイコンや、特定のプログラムにおけるツールバーなどの文字情報である。これらまでも表示変更処理を行っても良いが、情報漏洩等とは全く関連性もなく、またそれらを見られたとしてもプライバシーの侵害も起こりえない。そこで、このような予め頻出し得る文字情報であって、管理者などが指定する文字情報については排除情報として設定しておくことで、表示変更処理を行わないように構成することが好ましい。表示変更処理が行われる範囲ができるだけ少ない方が監視端末の管理者による監視の負担が軽減されるからである。
請求項6の発明において、前記監視端末は、更に、前記監視端末の表示装置で表示している画面情報に対応する表示変更処理前の画面情報を表示することを示す操作の入力を受け付けると、前記表示している画面情報に紐づけられた識別情報を用いて、前記画面情報記憶部に記憶する表示変更処理前の画面情報を抽出し、前記表示変更処理前の画面情報を、前記監視端末の表示装置で表示する、クライアント端末監視システムである。
監視端末の管理者は、最初は表意変更処理が行われた画面情報を閲覧しているが、情報漏洩等の危険性を感じた場合、あるいは何らかの不適切な操作等を発見した場合などは、どのような状態であるか、すぐに確認することが求められる。ところが確認の際には表示変更処理が行われた画面のままでは確認を行うことができない。そこで、所定の操作を行うことによって、当該表示変更処理前の画面情報を、紐づけられた識別情報を用いて抽出可能とすることによって、その確認を行うことがすぐにできる。このように通常時は表示変更処理を行っておき、その必要に応じて表示変更処理前の画面情報を監視端末の管理者の表示装置に表示させることによって、可能な限り操作者のプライバシーの保護と、管理者の監視業務とを両立させることができる。
請求項7の発明は、各クライアント端末の表示装置で表示している画面情報を用いて、前記各クライアント端末の操作管理を行うクライアント端末監視システムであって、前記クライアント端末監視システムは、画面情報解析部と判定部と表示変更処理部とを有するクライアント端末と、画面情報受取部と画面情報記憶部と画面情報表示部とを有する監視端末とを有しており、前記画面情報解析部は、前記クライアント端末の表示装置で表示している画面情報に対して文字認識処理を行うことにより、前記画面情報に含まれる文字情報を抽出し、前記判定部は、前記抽出した文字情報について、予め定められた特定情報を少なくとも記憶する特定情報記憶部に記憶している前記特定情報と一致する文字情報があるかを判定し、前記表示変更処理部は、前記画面情報における前記特定情報と一致する文字情報以外の文字情報を含む領域について、前記管理者が前記画面情報における文字を判読不可とする表示変更処理を行い、少なくとも表示変更処理をした画面情報を前記監視端末に送信し、前記画面情報受取部は、少なくとも前記各クライアント端末において表示変更処理を施した画面情報を受け取り、前記受け取った画面情報を前記画面情報記憶部に記憶させ、前記画面情報表示部は、前記表示変更処理を行った画面情報を、前記監視端末の表示装置に表示する、クライアント端末監視システムである。
請求項1の発明は、本発明のようにその機能を監視端末とクライアント端末とに分散して配置することもできる。
請求項8の発明は、各クライアント端末の表示装置で表示している画面情報を用いて、前記各クライアント端末の操作管理を行うクライアント端末監視システムであって、前記クライアント端末監視システムは、画面情報解析部と判定部と表示変更処理部とを有するクライアント端末と、画面情報受取部と画面情報記憶部と画面情報表示部とを有する監視端末とを有しており、前記画面情報解析部は、前記クライアント端末の表示装置で表示している画面情報に対して文字認識処理を行うことにより、前記画面情報に含まれる文字情報を抽出し、前記判定部は、前記抽出した文字情報について、予め定められた特定情報と、該特定情報に対応するポイントとを少なくとも記憶する特定情報記憶部に記憶している前記特定情報と一致する文字情報があるかを判定し、一致した文字情報に対応する特定情報のポイントを用いることで比較ポイントを算出し、前記比較ポイントと予め定められたポイントとを比較することで、表示変更処理を行うか否かを判定し、前記表示変更処理部は、前記前記表示変更処理を行うと判定した場合、前記画面情報における予め定められた所定領域の文字情報について、前記管理者が前記画面情報における文字を判読不可とする表示変更処理を行い、少なくとも表示変更処理をした画面情報を前記監視端末に送信し、前記画面情報受取部は、少なくとも前記各クライアント端末において表示変更処理を施した画面情報を受け取り、前記受け取った画面情報を前記画面情報記憶部に記憶させ、前記画面情報表示部は、前記表示変更処理を行った画面情報を、前記監視端末の表示装置に表示する、クライアント端末監視システムである。
請求項3の発明は、本発明のようにその機能を監視端末とクライアント端末とに分散して配置することもできる。
請求項9の発明は、各クライアント端末の表示装置で表示している画面情報を用いて、前記各クライアント端末の操作管理を行うクライアント端末監視システムであって、前記クライアント端末監視システムは、画面情報解析部と判定部と表示変更処理部とを有するクライアント端末と、画面情報受取部と画面情報記憶部と画面情報表示部とを有する監視端末とを有しており、前記画面情報解析部は、前記クライアント端末の表示装置で表示している画面情報に対して文字認識処理を行うことにより、前記画面情報に含まれる文字情報を抽出し、前記判定部は、前記抽出した文字情報について、予め定められた特定情報と、該特定情報に対応するポイントと、該特定情報またはポイントについて表示変更処理を行わない範囲の情報を少なくとも記憶する特定情報記憶部に記憶している前記特定情報と一致する文字情報があるかを判定し、一致した文字情報に対応する特定情報のポイントを用いることで比較ポイントを算出し、前記比較ポイントと予め定められたポイントとを比較することで、表示変更処理を行うか否かを判定し、前記表示変更処理部は、前記表示変更処理を行うと判定した場合、前記画面情報において、前記特定情報と一致した文字情報について、該特定情報に対応する表示変更処理を行わない範囲を含まない範囲の文字情報について、前記管理者が前記画面情報における文字を判読不可とする表示変更処理を行い、少なくとも表示変更処理をした画面情報を前記監視端末に送信し、前記画面情報受取部は、少なくとも前記各クライアント端末において表示変更処理を施した画面情報を受け取り、前記受け取った画面情報を前記画面情報記憶部に記憶させ、前記画面情報表示部は、前記表示変更処理を行った画面情報を、前記監視端末の表示装置に表示する、クライアント端末監視システムである。
請求項4の発明は、本発明のようにその機能を監視端末とクライアント端末とに分散して配置することもできる。
請求項10の発明は、少なくとも一台以上のコンピュータ端末をクライアント端末監視システムとして機能させるクライアント端末監視プログラムであって、前記コンピュータ端末の記憶装置は、予め定められた特定情報を少なくとも記憶する特定情報記憶部、を有しており、前記クライアント端末監視プログラムは、前記コンピュータ端末を、前記各クライアント端末の表示装置で表示している画面情報を、各クライアント端末から受け取る画面情報受取部、前記画面情報に対して文字認識処理を行うことにより、前記画面情報に含まれる文字情報を抽出する画面情報解析部、前記抽出した文字情報について、前記記憶装置の特定情報記憶部に記憶している特定情報と一致する文字情報があるかを判定する判定部、前記画面情報における前記特定情報と一致する文字情報以外の文字情報を含む領域について、前記管理者が前記画面情報における文字を判読不可とする表示変更処理を行う表示変更処理部と、前記表示変更処理を行った画面情報を、前記監視端末の表示装置に表示する画面情報表示部、として機能させるクライアント端末監視プログラムである。
請求項1のクライアント端末監視システムは、本発明のようにプログラムとして構成することもできる。
請求項11の発明は、少なくとも一台以上のコンピュータ端末をクライアント端末監視システムとして機能させるクライアント端末監視プログラムであって、前記コンピュータ端末の記憶装置は、予め定められた特定情報と、該特定情報に対応するポイントとを少なくとも記憶する特定情報記憶部を有しており、前記クライアント端末監視プログラムは、前記コンピュータ端末を、前記各クライアント端末の表示装置で表示している画面情報を、各クライアント端末から受け取る画面情報受取部、前記画面情報に対して文字認識処理を行うことにより、前記画面情報に含まれる文字情報を抽出する画面情報解析部、前記抽出した文字情報について、前記記憶装置の特定情報記憶部に記憶している特定情報と一致する文字情報があるかを判定し、一致した文字情報に対応する特定情報のポイントを用いることで比較ポイントを算出し、前記比較ポイントと予め定められたポイントとを比較することで、表示変更処理を行うか否かを判定する判定部、前記表示変更処理を行うと判定した場合、前記画面情報における予め定められた所定領域の文字情報について、前記管理者が前記画面情報における文字を判読不可とする表示変更処理を行う表示変更処理部、前記表示変更処理を行った画面情報を、前記監視端末の表示装置に表示する画面情報表示部、として機能させるクライアント端末監視プログラムである。
請求項3のクライアント端末監視システムは、本発明のようにプログラムとして構成することもできる。
請求項12の発明は、少なくとも一台以上のコンピュータ端末をクライアント端末監視システムとして機能させるクライアント端末監視プログラムであって、前記コンピュータ端末の記憶装置は、予め定められた特定情報と、該特定情報に対応するポイントと、該特定情報またはポイントについて表示変更処理を行わない範囲の情報を少なくとも記憶する特定情報記憶部を有しており、前記クライアント端末監視プログラムは、前記コンピュータ端末を、前記各クライアント端末の表示装置で表示している画面情報を、各クライアント端末から受け取る画面情報受取部、前記画面情報に対して文字認識処理を行うことにより、前記画面情報に含まれる文字情報を抽出する画面情報解析部、前記抽出した文字情報について、前記記憶装置の特定情報記憶部に記憶している特定情報と一致する文字情報があるかを判定し、一致した文字情報に対応する特定情報のポイントを用いることで比較ポイントを算出し、前記比較ポイントと予め定められたポイントとを比較することで、表示変更処理を行うか否かを判定する判定部、前記表示変更処理を行うと判定した場合、前記画面情報において、前記特定情報と一致した文字情報について、該特定情報に対応する表示変更処理を行わない範囲を含まない範囲の文字情報について、前記管理者が前記画面情報における文字を判読不可とする表示変更処理を行う表示変更処理部、前記表示変更処理を行った画面情報を、前記監視端末の表示装置に表示する画面情報表示部、として機能させるクライアント端末監視プログラムである。
請求項4のクライアント端末監視システムは、本発明のようにプログラムとして構成することもできる。
請求項13の発明は、各クライアント端末、監視端末をクライアント端末監視システムとして機能させるクライアント端末監視プログラムであって、前記クライアント端末監視プログラムは、前記クライアント端末の表示装置で表示している画面情報に対して文字認識処理を行うことにより、前記画面情報に含まれる文字情報を抽出する画面情報解析部、前記抽出した文字情報について、予め定められた特定情報を前記クライアント端末または監視端末の記憶装置の特定情報記憶部に少なくとも記憶している前記特定情報と一致する文字情報があるかを判定する判定部、前記画面情報における前記特定情報と一致する文字情報以外の文字情報を含む領域について、前記管理者が前記画面情報における文字を判読不可とする表示変更処理を行い、少なくとも表示変更処理をした画面情報を前記監視端末に送信する画面変更処理部、として前記クライアント端末を機能させ、更に、少なくとも前記各クライアント端末において表示変更処理を施した画面情報を受け取る画面情報受取部、前記表示変更処理を行った画面情報を、前記監視端末の表示装置に表示する画面情報表示部、として前記監視端末を機能させる、クライアント端末監視プログラムである。
請求項7のクライアント端末監視システムは、本発明のようにプログラムとして構成することもできる。
請求項14の発明は、各クライアント端末、監視端末をクライアント端末監視システムとして機能させるクライアント端末監視プログラムであって、前記クライアント端末監視プログラムは、前記クライアント端末の表示装置で表示している画面情報に対して文字認識処理を行うことにより、前記画面情報に含まれる文字情報を抽出する画面情報解析部、前記抽出した文字情報について、予め定められた特定情報と、該特定情報に対応するポイントとを前記クライアント端末または監視端末の記憶装置の特定情報記憶部に少なくとも記憶している前記特定情報と一致する文字情報があるかを判定し、一致した文字情報に対応する特定情報のポイントを用いることで比較ポイントを算出し、前記比較ポイントと予め定められたポイントとを比較することで、表示変更処理を行うか否かを判定する判定部、前記前記表示変更処理を行うと判定した場合、前記画面情報における予め定められた所定領域の文字情報について、前記管理者が前記画面情報における文字を判読不可とする表示変更処理を行い、少なくとも表示変更処理をした画面情報を前記監視端末に送信する表示変更処理部、として前記クライアント端末を機能させ、更に、少なくとも前記各クライアント端末において表示変更処理を施した画面情報を受け取る画面情報受取部、前記表示変更処理を行った画面情報を、前記監視端末の表示装置に表示する画面情報表示部、として前記監視端末を機能させる、クライアント端末監視プログラムである。
請求項8のクライアント端末監視システムは、本発明のようにプログラムとして構成することもできる。
請求項15の発明は、各クライアント端末、監視端末をクライアント端末監視システムとして機能させるクライアント端末監視プログラムであって、前記クライアント端末監視プログラムは、前記クライアント端末の表示装置で表示している画面情報に対して文字認識処理を行うことにより、前記画面情報に含まれる文字情報を抽出する画面情報解析部、前記抽出した文字情報について、予め定められた特定情報と、該特定情報に対応するポイントと、該特定情報またはポイントについて表示変更処理を行わない範囲の情報を前記クライアント端末または監視端末の記憶装置の特定情報記憶部に少なくとも記憶している前記特定情報と一致する文字情報があるかを判定し、一致した文字情報に対応する特定情報のポイントを用いることで比較ポイントを算出し、前記比較ポイントと予め定められたポイントとを比較することで、表示変更処理を行うか否かを判定する判定部、前記表示変更処理を行うと判定した場合、前記画面情報において、前記特定情報と一致した文字情報について、該特定情報に対応する表示変更処理を行わない範囲を含まない範囲の文字情報について、前記管理者が前記画面情報における文字を判読不可とする表示変更処理を行い、少なくとも表示変更処理をした画面情報を前記監視端末に送信する表示変更処理部、として前記クライアント端末を機能させ、更に、少なくとも前記各クライアント端末において表示変更処理を施した画面情報を受け取る画面情報受取部、前記表示変更処理を行った画面情報を、前記監視端末の表示装置に表示する画面情報表示部、として前記監視端末を機能させる、クライアント端末監視プログラムである。
請求項9のクライアント端末監視システムは、本発明のようにプログラムとして構成することもできる。
本発明を用いることによって、管理者側からは機密情報漏洩の疑いのある画面情報を発見、監視することができる一方、操作者側からは不必要な情報をクライアント端末に表示された画面から見られることがなくなり一定水準のプライバシーを保つことができる。これによって管理者側、操作者側の双方の要望をかなえるクライアント端末監視システムが可能となる。
本発明のクライアント端末監視システム1の全体の概念図を図1に、システム構成の一例の概念図を図2に示す。
クライアント端末監視システム1は、各クライアント端末3を監視する管理者が利用するコンピュータ端末またはサーバ(以下、「監視端末2」という)において、所定のプログラムが読み込まれ、処理されることにより実現される。監視端末2は、複数のクライアント端末3においてどのようなプログラムが実行されているか、どのような画面が表示されているかを記録、監視する。従って、各クライアント端末3には、当該クライアント端末3において実行されているプログラム名、ファイル名などの情報を定期的に、あるいは新たなプログラムやファイルが実行された場合または終了した場合などの所定のタイミングで、クライアント端末3から監視端末2にそのプログラム名やファイル名の情報を送信する機能、クライアント端末3の画面をキャプチャして、定期的にまたは不定期に監視端末2に送信する機能を備えている。プログラム名やファイル名の情報を送信する機能は、クライアント端末3の演算装置20で実行しているプログラム名やファイル名を抽出したり、メモリ内のプログラム名やファイル名を抽出して送信すればよい。また画面をキャプチャするには、例えばVRAMから画面で表示している画面情報を読み取り、それを画面情報として送信すればよい。
監視端末2は、プログラムの演算処理を実行するCPUなどの演算装置20と、情報を記憶するRAMやハードディスクなどの記憶装置21と、演算装置20の処理結果や記憶に記憶する情報をインターネットやLANなどのネットワークを介して送受信する通信装置24と、ディスプレイ(画面)などの表示装置22を少なくとも有している。コンピュータ上で実現する各機能(各手段)は、その処理を実行する手段(プログラムやモジュールなど)が演算装置20に読み込まれることでその処理が実行される。各機能は、記憶装置21に記憶した情報をその処理において使用する場合には、該当する情報を当該記憶装置21から読み出し、読み出した情報を適宜、演算装置20における処理に用いる。当該コンピュータには、キーボードやマウスやテンキーなどの入力装置23を有していても良い。図3に監視端末2のハードウェア構成の一例を模式的に示す。また、監視端末2は、複数のコンピュータ端末またはサーバに、その機能が分散配置されていても良い。
本発明における各手段は、その機能が論理的に区別されているのみであって、物理上あるいは事実上は同一の領域を為していても良い。
監視端末2は、画面情報受取部4と画面情報記憶部5と画面情報解析部6と判定部7と特定情報記憶部8と表示変更処理部9と画面情報表示部10とを有している。
画面情報受取部4は、監視端末2が監視対象としている各クライアント端末3から、当該各クライアント端末3の表示装置22で表示している画面情報を受け取る。図5にあるクライアント端末3から取得した画面情報の一例を示す。画面情報受取部4は、定期的にまたは所定のタイミングで各クライアント端末3から画面情報を受け取ると、それを画面情報記憶部5に記憶させる。この際に、クライアント端末3、日時等を識別する情報を対応づけて記憶させる。
画面情報記憶部5は、画面情報受取部4で受け取った、各クライアント端末3からの画面情報を、クライアント端末3、日時等を識別する情報と対応づけて記憶している。
画面情報解析部6は、画面情報受取部4で各クライアント端末3から受け取った画面情報について、文字認識処理を行うことにより、その画面情報に含まれる文字情報(「文字」には文字のほか、数字、記号、マークなどの情報も含まれる)を抽出する。即ち、クライアント端末3から受け取った画面情報は画像形式となっているので、そのままではどのような文字が当該画面情報に含まれているか判定できない。そこで画面情報から所定の文字認識処理を行うことにより、当該画面情報に含まれる文字情報を抽出することとなる。
図5の画面情報の場合、デスクトップの部分から、「Internet Explorer」、「マイ ドキュメント」、「マイ コンピュータ」、「マイ ネットワーク」の文字情報が抽出でき、またメールの部分から「無題−メッセージ(HTML形式)」、「ファイル(F)」、「編集(E)」、表示(V)」、「挿入(I)」、「書式(O)」、「ツール(T)」、「アクション(A)」、「ヘルプ(H)」、「送信(S)」、「アカウント(N)」、「MSPゴシック」、「14」、「B」、「I」、「U」、「宛先」、「CC(C)」、「件名(J)」、「添付」、「仕様書 社外秘.xls(14KB)」、「お疲れさまです」「社外秘のファイルを送信します。」「ファイル名を変更しています。」「ファイルの実体は社員台帳ですので、」「うちの全社員の情報が入力されています。」「内緒です。」を文字情報として抽出することとなる。
また画面情報解析部6は、抽出した文字情報について、画面情報における位置情報(画面における相対座標など)を判定しておく。例えば、抽出した文字情報を構成する領域のうち、「マイ ドキュメント」の位置座標を左上のx,y座標を(0,100)、左下のx,y座標を(0,105)、右上のx,y座標を(40,100)、右下のx,y座標を(40,105)のように判定しておき、一時的に記憶装置などの記憶しておく。なお4点全てを記憶せずとも基準となる位置座標、例えば左上の位置座標と、x軸方向の距離、y軸方向の距離を記憶させても良い。
判定部7は、画面情報解析部6で抽出した文字情報について、予め管理者が設定した特定情報と一致する文字情報があるか否かを判定する。
特定情報記憶部8は、少なくとも特定情報を記憶している。ここで特定情報とは、「社外秘」「内緒」「台帳」「シークレット」など情報漏洩が懸念される用語である。またそれ以外にも、特定の語尾、プライベートで用いる用語、セキュリティに関する危険な文字列、顔文字など、任意に設定可能である。この特定情報は所定の方法により、管理者により設定され、それが後述する特定情報記憶部8に記憶されている。
表示変更処理部9は、画面情報解析部6において抽出した文字情報と、判定部7において判定した特定情報と一致する文字情報とを用いて、画面情報における文字情報について所定の表示処理を行う。この表示処理にはさまざまなものがあるが、例えば、図6に示すように、特定情報と一致した文字情報以外の文字情報に重畳して所定の色を上塗りする処理を行う。また色を上塗りする以外にも、その文字情報を消去する処理、文字情報にモザイクをかける処理などがある。なお、画面情報解析部6において判定され記憶装置に記憶されている表示変更処理を行う文字情報、例えば「マイ ドキュメント」、を構成する領域の位置座標が、左上(x,y)=(0,100)、左下(x,y)=(0,105)、右上(x,y)=(40,100)、右下(x,y)=(40,105)の場合、その文字情報に対する位置情報を記憶装置から抽出して、当該領域に表示変更処理を施す。なおこの所定領域としては、文字情報を構成する領域、あるいは文字情報を構成する領域の基準となる位置座標、例えば左上の位置座標から一定の大きさの領域、など任意に設定可能である。
このように特定情報と一致した文字情報についてはそのまま表示され、そうでない文字情報を含む所定領域については管理者が判読不可となる処理が行われているので、管理者の要望と操作者のプライバシーの双方を満たすことができる。なお特定情報と一致した文字情報については丸印で囲う、強調表示とするなどの処理を設けることで、特定情報と一致した文字情報があることを分かりやすくしても良い。
画面情報表示部10は、表示変更処理部9において画像処理を行った後の画面情報を、監視端末2の表示装置22で表示させる。例えば図6の画面情報を表示装置22で表示させる。
本発明の処理プロセスの一例を図4のフローチャート、図1乃至図3の概念図を用いて説明する。
各クライアント端末3から監視端末2に、当該クライアント端末3において実行されているプログラム名、ファイル名などの情報、当該クライアント端末3の表示装置22で表示している画面情報が、定期的にまたは所定のタイミングで送信されている。この情報を監視端末2の画面情報受取部4が受け取り(S100)、画面情報受取部4が、当該情報を送信したクライアント端末3、日時の情報と併せて画面情報記憶部5に記憶させる(S110)。
また画面情報受取部4でクライアント端末3からの画面情報を受け取ると、画面情報解析部6が当該画面情報について文字認識処理を実行し、画面情報に含まれる文字情報を抽出する(S120)。例えば図5の画面情報から、その画面情報における文字情報、例えば「Internet Explorer」、「マイ ドキュメント」、「マイ コンピュータ」、「無題−メッセージ(HTML形式)」、「ファイル(F)」、「編集(E)」、表示(V)」、などの文字情報を抽出する。この抽出の際には、抽出した文字情報の画面情報における位置情報を併せて記憶させておくと良い。
このようにして抽出した文字情報について、特定情報記憶部8に記憶する特定情報と一致する文字情報があるか否かを判定部7が判定する(S130)。つまり画面情報に、情報漏洩が懸念される用語(特定情報)が含まれているかを判定することとなる。
例えば特定情報として「社外秘」「内緒」「台帳」「シークレット」が設定されている場合、抽出した文字情報にこれらの特定情報が含まれているかを判定する。図5の画面情報の場合、抽出した文字情報のうち、添付ファイル名である「仕様書 社外秘.xls(14KB)」、電子メールのメッセージにおける「社外秘のファイルを送信します。」、「ファイルの実体は社員台帳ですので、」、「内緒です。」の文字情報に特定情報が含まれていることを判定できる。
このような抽出した文字情報と特定情報とを比較する処理の後、表示変更処理部9が、画面情報の所定領域について、管理者が管理者が判読できない状態に表示変更する処理を施す。例えば、画面情報における、特定情報と一致した文字情報を除く文字情報の領域について、所定の色を重畳して塗る、モザイクをかける等の画像処理を行う。この画像処理は、S120において文字情報を抽出した際に、各文字情報の画面情報における位置情報を判定しているので、その位置情報に基づいて容易に画像処理を行う領域の位置は判定可能である。
例えば特定情報と一致した文字情報以外の文字情報について所定の色を塗る表示変更処理が予め設定されている場合、まず「仕様書 社外秘.xls(14KB)」、電子メールのメッセージにおける「社外秘のファイルを送信します。」、「ファイルの実体は社員台帳ですので、」、「内緒です。」以外の文字情報について、その位置情報により構成される領域について表示変更処理を行う。また「仕様書 社外秘.xls(14KB)」、電子メールのメッセージにおける「社外秘のファイルを送信します。」、「ファイルの実体は社員台帳ですので、」、「内緒です。」の文字情報について、特定情報以外の部分「 社外秘.xls(14KB)」、「のファイルを送信します。」、「ファイルの実体は社員」、「ですので、」、「です。」の部分について、その位置情報により構成される領域について表示変更処理を行う。図5の画面情報に対して、表示変更処理が施されたのが図6に示す画面情報である。なお図6のように、特定情報と一致した文字情報以外の文字情報の全てに表示変更処理を行っても良いし、その一部に表示変更処理を行うだけであっても良い。例えば特定情報と一致した文字情報を含む文章からなる文字情報には表示変更処理を行わないようにしても良い。
S140において画面情報に対する表示変更処理が行われた後の画面情報を、画面情報表示部10が、監視端末2の当該クライアント端末3の表示装置22に表示されている画面情報として、監視端末2の表示装置22に表示させる(S150)。つまり図6に示すような加工後の画面情報が監視端末2の表示装置22で表示されることとなる。
なお、画面情報解析部6、判定部7、表示変更処理部9、画面情報表示部10における一連の処理に際して、処理対象となる画面情報について、画面情報記憶部5に記憶する画面情報と所定の識別情報により紐づけられていることが好ましい(以下の実施例においても同様である)。つまり各手段における処理を実行している画面情報は、画面情報記憶部5に記憶するどの画面情報を処理しているのかが対応づけられている。これによって、例えば監視端末2の表示装置22で表示されている加工後の画面情報から、管理者が情報漏洩の危険性があるなど、必要性を判断した場合には、管理者が監視端末2の入力装置23から所定の操作を行うことで、例えば画面情報表示部10において表示している加工後の画面情報の加工されていない(表示変更処理されていない)画面情報を見ることを示す操作を行うことで、その操作を監視端末2で受け付けると、当該加工後の画面情報の識別情報に基づいて、加工されていない画面情報を画面情報記憶部5から抽出し、それを監視端末2の表示装置22で表示させる。
例えば監視端末2の表示装置22において、あるクライアント端末3の表示装置22の画面情報として、図6に示す加工後の画面情報が表示されていた場合、それを見た管理者が特定情報の多さなどから情報漏洩の危険性を判断した場合、管理者が監視端末2において所定の操作を行うことにより、例えば当該加工後の画面情報を選択した上で、加工されていない画面情報を見る操作を入力装置23から行うと、その入力を受け付けて、選択された加工後の画面情報の識別情報に対応する画面情報を、画面情報記憶部5から抽出する。そして抽出した画面情報を監視端末2の表示装置22で表示する。この際に表示される画面情報は、加工前の画面情報なので、図5に示す画面情報が表示されることとなる。
これによって、監視端末2を操作する管理者がリアルタイムでクライアント端末3の監視を行っていたとしても、当該クライアント端末3で表示されている画面情報のうち、特定情報と一致する文字情報以外は管理者は判読不可能となるため、クライアント端末3の操作者のプライバシーを守ることができる。その一方で監視端末2の監視者は特定情報が含まれている部分、文字情報以外の部分を見ることができるため、クライアント端末3で行われている操作が不審な操作か否か、また文字情報以外の画面情報、例えば枠の色や画面レイアウトなどは見ることができる。これによって特定のプログラム、例えばファイル交換プログラムなどの利用を発見することも妨げられない。このように、通常時は加工後の画面情報を監視端末2の表示装置22で表示させ、必要に応じて加工前の画面情報を表示させる構成とすることによって、操作者のプライバシーを守りながら監視を行うことを可能とせしめる。
実施例1においては、特定情報と一致した文字情報以外の文字情報の所定領域について、表示変更処理を行う場合を説明したが、本実施例では、当該画面情報においてどれだけの特定情報が使用されているかをポイントを用いて判定することによって、画面情報に対して表示変更処理を行うか否かを判定する。
画面情報受取部4、画面情報記憶部5、画面情報解析部6における処理は実施例1と同様であるので説明を省略する。
特定情報記憶部8には、特定情報と対応づけてポイントが記憶されている。この状態を模式的に示すのが図7である。
判定部7は、画面情報解析部6が画面情報から抽出した文字情報について、特定情報記憶部8に記憶する特定情報と一致する文字情報があるか否かを判定し、特定情報と一致する文字情報について、比較ポイントを算出する。例えば図5の場合、画面情報から抽出した文字情報について、特定情報と一致する文字情報は、「社外秘」、「社外秘」、「台帳」、「内緒」の4つであるが、この4つの特定情報に対応づけられたポイントは、図7の場合だと「社外秘」が「5ポイント」、「台帳」が「1ポイント」、「内緒」が「4ポイント」である。従って当該画面情報に対する比較ポイントは、5+5+1+4=15ポイントとなる。
このように画面情報に対する比較ポイントを算出後、判定部7は、比較ポイントが予め設定されているポイント(設定ポイント)を超えているかを比較し、超えていなければ表示変更処理を行うことを判定し、超えていれば表示変更処理を行わないことを判定する。なお判定部7において、比較ポイントの算出の際には、上述では加算による演算を示したが、加算以外の演算、例えば減算、乗算、除算、あるいは所定の係数を乗じたりするなど、予め定められた演算により比較ポイントを算出して、設定ポイントと比較するように構成しても良い。
表示変更処理部9は、判定部7において表示変更処理を行うことを判定した場合に、画面情報解析部6において抽出した文字情報について、管理者が判読不可となるような表示変更処理を行う。この場合、図8に示すように、抽出した文字情報の全てについて表示変更処理を行っても良いし、図6に示すように、特定情報と一致する文字情報以外の文字情報を含む所定領域について表示変更処理を行うように構成しても良い(この場合の処理プロセスは実施例1と同様な処理プロセスを行う)。なお判定部7において表示変更処理を行わない場合には、画面情報に対して表示変更処理を行わない。
画面情報表示部10は、判定部7において表示変更処理を行わないと判定した場合には画面情報受取部4において受け取った画面情報をそのまま監視端末2の表示装置22に表示させ、判定部7において表示変更処理を行うと判定した場合には、表示変更処理部9において加工後の画面情報を監視端末2の表示装置22に表示させる。
次に実施例2における処理プロセスを、図9のフローチャート、図1乃至図3の概念図を用いて説明する。
各クライアント端末3から監視端末2に、当該クライアント端末3において実行されているプログラム名、ファイル名などの情報、当該クライアント端末3の表示装置22で表示している画面情報が、定期的にまたは所定のタイミングで送信されている。この情報を監視端末2の画面情報受取部4が受け取り(S200)、画面情報受取部4が、当該情報を送信したクライアント端末3、日時の情報と併せて画面情報記憶部5に記憶させる(S210)。
また画面情報受取部4でクライアント端末3からの画面情報を受け取ると、画面情報解析部6が当該画面情報について文字認識処理を実行し、画面情報に含まれる文字情報を抽出する(S220)。例えば図5の画面情報から、その画面情報における文字情報、例えば「Internet Explorer」、「マイ ドキュメント」、「マイ コンピュータ」、「無題−メッセージ(HTML形式)」、「ファイル(F)」、「編集(E)」、表示(V)」、などの文字情報を抽出する。この抽出の際には、抽出した文字情報の画面情報における位置情報を併せて記憶させておくと良い。
このようにして抽出した文字情報について、特定情報記憶部8に記憶する特定情報と一致する文字情報があるか否かを判定部7が判定する(S230)。つまり画面情報に、情報漏洩が懸念される用語(特定情報)が含まれているかを判定することとなる。
例えば特定情報として「社外秘」「内緒」「台帳」「シークレット」が設定されている場合、抽出した文字情報にこれらの特定情報が含まれているかを判定する。図5の画面情報の場合、抽出した文字情報のうち、添付ファイル名である「仕様書 社外秘.xls(14KB)」、電子メールのメッセージにおける「社外秘のファイルを送信します。」、「ファイルの実体は社員台帳ですので、」、「内緒です。」の文字情報に特定情報が含まれていることを判定できる。
このように判定部7において、特定情報と一致する文字情報を判定すると、それらについて比較ポイントを算出する。つまり当該画面情報に対する比較ポイントを算出する(S240)。
画面情報が図5の場合、特定情報と一致する文字情報は、「社外秘」、「社外秘」、「台帳」、「内緒」の4つなので、その比較ポイントは15ポイント(=5+5+1+4)となる(図7参照)。
このように画面情報に対する比較ポイントを算出後、判定部7は、比較ポイントが予め設定されているポイントを超えているかを比較し(S250)、超えていなければ表示変更処理を行うことを判定し、超えていれば表示変更処理を行わないことを判定する。
例えば設定ポイントが10ポイントの場合、図5は比較ポイントが15ポイントなので、比較ポイントの方が大きい。従って、判定部7は、表示変更処理を行わないと判定する。一方、設定ポイントが20ポイントの場合、図5は比較ポイントが15ポイントなので、設定ポイントの方が大きい。従って、判定部7は、表示変更処理を行うと判定する。
判定部7において表示変更処理を行わないと判定した場合、画面情報表示部10は、表示変更処理部9において画面情報の表示変更処理を行わずに、つまり画面情報受取部4でクライアント端末3から受け取った画面情報をそのまま、画面情報表示部10が監視端末2の表示装置22において表示する(S260)。つまり受け取った画面情報が図5の場合、図5の画面情報を監視端末2において表示することとなる。
一方、判定部7における判定の結果、表示変更処理を行うと判定した場合、表示変更処理部9は、画面情報から抽出した文字情報のうち、特定情報と一致する文字情報以外の文字情報の所定領域について、管理者が判読不可となる表示変更処理を行う(S270)。この表示変更処理は実施例1と同様に行える。
このように表示変更処理部9において表示変更処理を行った画面情報について、画面情報表示部10は、監視端末2の表示装置22で表示を行う(S280)。受け取った画面情報が図5の場合、図8の画面情報を監視端末2において表示することとなる。なお表示変更処理によっては図8以外の画面情報、例えば図6のような画面情報を表示しても良い。表示変更処理には上述のように様々な処理を設けることができる。
表示変更処理では、特定情報毎に細分化した表示変更処理とするように構成することもできる。例えば図10に示すように、特定情報記憶部8に特定情報に対するポイントと、その特定情報に対する表示変更処理とを記憶させておいても良い。このような処理は実施例1,実施例2と組み合わせて実行することができる。以下の説明においては実施例2と組み合わせた場合を説明する。
本実施例の場合、表示変更処理部9は、画像表示処理の際に、各特定情報に対応した範囲で表示変更処理を行う。例えば特定情報「社外秘」については「特定情報が含まれる一文(かたまり)全てに表示変更処理は行わない」、「内緒」については「特定情報のみ表示変更処理を行わずに表示」、「台帳」については「特定情報から次の区切り(句読点、スペース、分節など)までのかたまりについて、表示変更処理を行わずに表示」とのように、各特定情報やそのポイントに対応した範囲で表示変更処理が行われることとなる。
画面情報が図5の場合、「仕様書 社外秘.xls(14KB)」、電子メールのメッセージにおける「社外秘のファイルを送信します。」、「ファイルの実体は社員台帳ですので、」、「内緒です。」の文字情報に特定情報と一致する文字情報が含まれている。そこで図5の画面情報について実施例1または実施例2のように表示変更処理を表示変更処理部9が表示変更処理を行う際に、「仕様書 社外秘.xls(14KB)」と「社外秘のファイルを送信します。」については表示変更処理を行わず、「ファイルの実体は社員台帳ですので、」については「台帳ですので、」のみ表示変更処理を行わずに「ファイルの実体は」については表示変更処理を行い、「内緒です。」については「内緒」のみ表示変更処理を行わずに「です。」については表示変更処理を行う。
このように表示変更処理部9は、特定情報記憶部8に記憶した特定情報に対応する表示変更処理の範囲を参照しながら、表示変更処理を行うように構成しても良い。このように表示変更処理をした画面情報について、画面情報表示部10が監視端末2の表示装置22で表示を行うこととなる。図11に本実施例の表示変更処理を行った場合の画面情報を模式的に示す。
上述の実施例1乃至実施例3の表示変更処理部9においては、特定情報と一致した文字情報以外の所定領域における文字情報について、表示変更処理を行う場合を説明したが、予め画面情報において表示される可能性が高く、また情報漏洩とは何らの関連性も認められないことが予め定められている文字情報(「排除情報」という)については、表示変更処理を行わなくても良い。例えば、画面情報のデスクトップ部分における「マイ コンピュータ」、「マイ ネットワーク」、「ごみ箱」、電子メール送信部分における「送信(S)」などの、所定のプログラムにおけるツールバーにおける文字情報は、操作のために必要な文字情報であって、操作者がクライアント端末3から入力することはない文字情報である。従って、これらの文字情報を排除情報として予め排除情報記憶部(図示せず)に記憶させておき、表示変更処理部9が所定領域の文字情報の表示変更処理を行う際に、抽出してある各文字情報と排除情報記憶部に記憶する排除情報とを比較し、排除情報については、表示変更処理を行わない(管理者が判読不可としない)ように構成することもできる。このように構成することで、管理者も表示変更がされた画面情報を見やすくなり、また操作者にとっても、自分が入力した文字など、プライバシーとして守られたい情報については保護されることとなる。本実施例における処理が施された画面情報の一例を図12に示す。
図12の画面情報では、デスクトップにおける各アイコンの文字情報、電子メール送信プログラムのツールバー、フォント名、送信画面における各アイコンなどの文字情報が排除情報記憶部に排除情報として設定されており、それらについては表示変更処理が行われない場合を示している。
上述の実施例1乃至実施例4の発明においては、監視端末2がクライアント端末3から画面情報を受け取り、監視端末2が画面情報に対する表示変更処理を行う場合を説明したが、クライアント端末3において画面情報に対する表示変更処理を行い、表示変更処理を行った画面情報を監視端末2に渡すように構成しても良い(この際に表示変更処理を行っていない画面情報も監視端末2に渡しても良い)。
即ち、画面情報解析部6、判定部7、特定情報記憶部8、表示変更処理部9をクライアント端末2において備えておき、画面情報受取部4、画面情報記憶部5、画面情報表示部10を監視端末2に備えるように構成することもできる。なお特定情報記憶部8は監視端末2に備え、判定部7の判定処理の際にクライアント端末3から監視端末2に問い合わせを行うように構成しても良い。
上述の実施例1乃至実施例5の場合において、画面情報記憶部5に記憶した、表示変更処理を行っていない画面情報を、監視端末2の表示装置22において表示する場合においても、上述の各実施例における表示変更処理を施した上で、監視端末2の表示装置22で表示させても良い。即ち、画面情報解析部6、判定部7、表示変更処理部9、画面情報表示部10における各処理を、画面情報記憶部5から抽出した、表示変更処理を行っていない画面情報に対して行っても良い。
以上、上述した本発明を用いることによって、管理者側からは機密情報漏洩の疑いのある画面情報を発見、監視することができる一方、操作者側からは不必要な情報をクライアント端末3に表示された画面から見られることがなくなり一定水準のプライバシーを保つことができる。これによって管理者側、操作者側の双方の要望をかなえるクライアント端末監視システム1が可能となる。
本発明の全体の概念図を模式的に示す図である。 本発明のシステム構成の一例を模式的に示す概念図である。 監視端末のハードウェア構成の一例を模式的に示す概念図である。 実施例1における処理プロセスの一例を模式的に示すフローチャートである。 クライアント端末から受け取る画面情報の一例である。 実施例1における処理を行った後に監視端末の表示装置に、当該クライアント端末の画面として表示される画面情報の一例である。 実施例2における特定情報記憶部を模式的に示す概念図である。 実施例2における処理を行った後に監視端末の表示装置に、当該クライアント端末の画面として表示される画面情報の一例である。 実施例2における処理プロセスの一例を模式的に示すフローチャートである。 実施例3における特定情報記憶部を模式的に示す概念図である。 実施例3における処理を行った後に監視端末の表示装置に、当該クライアント端末の画面として表示される画面情報の一例である。 実施例4における処理を行った後に監視端末の表示装置に、当該クライアント端末の画面として表示される画面情報の一例である。
符号の説明
1:クライアント端末監視システム
2:監視端末
3:クライアント端末
4:画面情報受取部
5:画面情報記憶部
6:画面情報解析部
7:判定部
8:特定情報記憶部
9:表示変更処理部
10:画面情報表示部
20:演算装置
21:記憶装置
22:表示装置
23:入力装置
24:通信装置

Claims (15)

  1. 各クライアント端末の表示装置で表示している画面情報を用いて、前記各クライアント端末の操作管理を行うクライアント端末監視システムであって、
    前記クライアント端末監視システムは、前記各クライアント端末の操作管理を行う管理者が利用する監視端末を有しており、
    前記監視端末は、
    前記各クライアント端末の表示装置で表示している画面情報を、各クライアント端末から受け取る画面情報受取部と、
    前記画面情報に対して文字認識処理を行うことにより、前記画面情報に含まれる文字情報を抽出する画面情報解析部と、
    予め定められた特定情報を少なくとも記憶する特定情報記憶部と、
    前記抽出した文字情報について、前記特定情報記憶部に記憶している特定情報と一致する文字情報があるかを判定する判定部と、
    前記画面情報における前記特定情報と一致する文字情報以外の文字情報を含む領域について、前記管理者が前記画面情報における文字を判読不可とする表示変更処理を行う表示変更処理部と、
    前記表示変更処理を行った画面情報を、前記監視端末の表示装置に表示する画面情報表示部と、
    を有することを特徴とするクライアント端末監視システム。
  2. 前記表示変更処理部は、
    前記画面情報において、前記特定情報と一致した文字情報に、所定の強調表示処理を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載のクライアント端末監視システム。
  3. 各クライアント端末の表示装置で表示している画面情報を用いて、前記各クライアント端末の操作管理を行うクライアント端末監視システムであって、
    前記クライアント端末監視システムは、前記各クライアント端末の操作管理を行う管理者が利用する監視端末を有しており、
    前記監視端末は、
    前記各クライアント端末の表示装置で表示している画面情報を、各クライアント端末から受け取る画面情報受取部と、
    前記画面情報に対して文字認識処理を行うことにより、前記画面情報に含まれる文字情報を抽出する画面情報解析部と、
    予め定められた特定情報と、該特定情報に対応するポイントとを少なくとも記憶する特定情報記憶部と、
    前記抽出した文字情報について、前記特定情報記憶部に記憶している特定情報と一致する文字情報があるかを判定し、一致した文字情報に対応する特定情報のポイントを用いることで比較ポイントを算出し、前記比較ポイントと予め定められたポイントとを比較することで、表示変更処理を行うか否かを判定する判定部と、
    前記表示変更処理を行うと判定した場合、前記画面情報における予め定められた所定領域の文字情報について、前記管理者が前記画面情報における文字を判読不可とする表示変更処理を行う表示変更処理部と、
    前記表示変更処理を行った画面情報を、前記監視端末の表示装置に表示する画面情報表示部と、
    を有することを特徴とするクライアント端末監視システム。
  4. 各クライアント端末の表示装置で表示している画面情報を用いて、前記各クライアント端末の操作管理を行うクライアント端末監視システムであって、
    前記クライアント端末監視システムは、前記各クライアント端末の操作管理を行う管理者が利用する監視端末を有しており、
    前記監視端末は、
    前記各クライアント端末の表示装置で表示している画面情報を、各クライアント端末から受け取る画面情報受取部と、
    前記画面情報に対して文字認識処理を行うことにより、前記画面情報に含まれる文字情報を抽出する画面情報解析部と、
    予め定められた特定情報と、該特定情報に対応するポイントと、該特定情報またはポイントについて表示変更処理を行わない範囲の情報を少なくとも記憶する特定情報記憶部と、
    前記抽出した文字情報について、前記特定情報記憶部に記憶している特定情報と一致する文字情報があるかを判定し、一致した文字情報に対応する特定情報のポイントを用いることで比較ポイントを算出し、前記比較ポイントと予め定められたポイントとを比較することで、表示変更処理を行うか否かを判定する判定部と、
    前記表示変更処理を行うと判定した場合、前記画面情報において、前記特定情報と一致した文字情報について、該特定情報に対応する表示変更処理を行わない範囲を含まない範囲の文字情報について、前記管理者が前記画面情報における文字を判読不可とする表示変更処理を行う表示変更処理部と、
    前記表示変更処理を行った画面情報を、前記監視端末の表示装置に表示する画面情報表示部と、
    を有することを特徴とするクライアント端末監視システム。
  5. 前記監視端末は、更に、
    前記表示変更処理を行わない排除情報を記憶する排除情報記憶部を有しており、
    前記表示変更処理部は、更に、
    前記抽出した文字情報と排除情報とを比較し、一致する文字情報については、前記表示変更処理を行わない、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のクライアント端末監視システム。
  6. 前記監視端末は、更に、
    前記監視端末の表示装置で表示している画面情報に対応する表示変更処理前の画面情報を表示することを示す操作の入力を受け付けると、前記表示している画面情報に紐づけられた識別情報を用いて、前記画面情報記憶部に記憶する表示変更処理前の画面情報を抽出し、前記表示変更処理前の画面情報を、前記監視端末の表示装置で表示する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のクライアント端末監視システム。
  7. 各クライアント端末の表示装置で表示している画面情報を用いて、前記各クライアント端末の操作管理を行うクライアント端末監視システムであって、前記クライアント端末監視システムは、画面情報解析部と判定部と表示変更処理部とを有するクライアント端末と、画面情報受取部と画面情報記憶部と画面情報表示部とを有する監視端末とを有しており、
    前記画面情報解析部は、
    前記クライアント端末の表示装置で表示している画面情報に対して文字認識処理を行うことにより、前記画面情報に含まれる文字情報を抽出し、
    前記判定部は、
    前記抽出した文字情報について、予め定められた特定情報を少なくとも記憶する特定情報記憶部に記憶している前記特定情報と一致する文字情報があるかを判定し、
    前記表示変更処理部は、
    前記画面情報における前記特定情報と一致する文字情報以外の文字情報を含む領域について、前記管理者が前記画面情報における文字を判読不可とする表示変更処理を行い、少なくとも表示変更処理をした画面情報を前記監視端末に送信し、
    前記画面情報受取部は、
    少なくとも前記各クライアント端末において表示変更処理を施した画面情報を受け取り、前記受け取った画面情報を前記画面情報記憶部に記憶させ、
    前記画面情報表示部は、
    前記表示変更処理を行った画面情報を、前記監視端末の表示装置に表示する、
    ことを特徴とするクライアント端末監視システム。
  8. 各クライアント端末の表示装置で表示している画面情報を用いて、前記各クライアント端末の操作管理を行うクライアント端末監視システムであって、前記クライアント端末監視システムは、画面情報解析部と判定部と表示変更処理部とを有するクライアント端末と、画面情報受取部と画面情報記憶部と画面情報表示部とを有する監視端末とを有しており、
    前記画面情報解析部は、
    前記クライアント端末の表示装置で表示している画面情報に対して文字認識処理を行うことにより、前記画面情報に含まれる文字情報を抽出し、
    前記判定部は、
    前記抽出した文字情報について、予め定められた特定情報と、該特定情報に対応するポイントとを少なくとも記憶する特定情報記憶部に記憶している前記特定情報と一致する文字情報があるかを判定し、一致した文字情報に対応する特定情報のポイントを用いることで比較ポイントを算出し、前記比較ポイントと予め定められたポイントとを比較することで、表示変更処理を行うか否かを判定し、
    前記表示変更処理部は、
    前記前記表示変更処理を行うと判定した場合、前記画面情報における予め定められた所定領域の文字情報について、前記管理者が前記画面情報における文字を判読不可とする表示変更処理を行い、少なくとも表示変更処理をした画面情報を前記監視端末に送信し、
    前記画面情報受取部は、
    少なくとも前記各クライアント端末において表示変更処理を施した画面情報を受け取り、前記受け取った画面情報を前記画面情報記憶部に記憶させ、
    前記画面情報表示部は、
    前記表示変更処理を行った画面情報を、前記監視端末の表示装置に表示する、
    ことを特徴とするクライアント端末監視システム。
  9. 各クライアント端末の表示装置で表示している画面情報を用いて、前記各クライアント端末の操作管理を行うクライアント端末監視システムであって、前記クライアント端末監視システムは、画面情報解析部と判定部と表示変更処理部とを有するクライアント端末と、画面情報受取部と画面情報記憶部と画面情報表示部とを有する監視端末とを有しており、
    前記画面情報解析部は、
    前記クライアント端末の表示装置で表示している画面情報に対して文字認識処理を行うことにより、前記画面情報に含まれる文字情報を抽出し、
    前記判定部は、
    前記抽出した文字情報について、予め定められた特定情報と、該特定情報に対応するポイントと、該特定情報またはポイントについて表示変更処理を行わない範囲の情報を少なくとも記憶する特定情報記憶部に記憶している前記特定情報と一致する文字情報があるかを判定し、一致した文字情報に対応する特定情報のポイントを用いることで比較ポイントを算出し、前記比較ポイントと予め定められたポイントとを比較することで、表示変更処理を行うか否かを判定し、
    前記表示変更処理部は、
    前記表示変更処理を行うと判定した場合、前記画面情報において、前記特定情報と一致した文字情報について、該特定情報に対応する表示変更処理を行わない範囲を含まない範囲の文字情報について、前記管理者が前記画面情報における文字を判読不可とする表示変更処理を行い、少なくとも表示変更処理をした画面情報を前記監視端末に送信し、
    前記画面情報受取部は、
    少なくとも前記各クライアント端末において表示変更処理を施した画面情報を受け取り、前記受け取った画面情報を前記画面情報記憶部に記憶させ、
    前記画面情報表示部は、
    前記表示変更処理を行った画面情報を、前記監視端末の表示装置に表示する、
    ことを特徴とするクライアント端末監視システム。
  10. 少なくとも一台以上のコンピュータ端末をクライアント端末監視システムとして機能させるクライアント端末監視プログラムであって、
    前記コンピュータ端末の記憶装置は、
    予め定められた特定情報を少なくとも記憶する特定情報記憶部、を有しており、
    前記クライアント端末監視プログラムは、前記コンピュータ端末を、
    前記各クライアント端末の表示装置で表示している画面情報を、各クライアント端末から受け取る画面情報受取部、
    前記画面情報に対して文字認識処理を行うことにより、前記画面情報に含まれる文字情報を抽出する画面情報解析部、
    前記抽出した文字情報について、前記記憶装置の特定情報記憶部に記憶している特定情報と一致する文字情報があるかを判定する判定部、
    前記画面情報における前記特定情報と一致する文字情報以外の文字情報を含む領域について、前記管理者が前記画面情報における文字を判読不可とする表示変更処理を行う表示変更処理部と、
    前記表示変更処理を行った画面情報を、前記監視端末の表示装置に表示する画面情報表示部、
    として機能させることを特徴とするクライアント端末監視プログラム。
  11. 少なくとも一台以上のコンピュータ端末をクライアント端末監視システムとして機能させるクライアント端末監視プログラムであって、
    前記コンピュータ端末の記憶装置は、
    予め定められた特定情報と、該特定情報に対応するポイントとを少なくとも記憶する特定情報記憶部を有しており、
    前記クライアント端末監視プログラムは、前記コンピュータ端末を、
    前記各クライアント端末の表示装置で表示している画面情報を、各クライアント端末から受け取る画面情報受取部、
    前記画面情報に対して文字認識処理を行うことにより、前記画面情報に含まれる文字情報を抽出する画面情報解析部、
    前記抽出した文字情報について、前記記憶装置の特定情報記憶部に記憶している特定情報と一致する文字情報があるかを判定し、一致した文字情報に対応する特定情報のポイントを用いることで比較ポイントを算出し、前記比較ポイントと予め定められたポイントとを比較することで、表示変更処理を行うか否かを判定する判定部、
    前記表示変更処理を行うと判定した場合、前記画面情報における予め定められた所定領域の文字情報について、前記管理者が前記画面情報における文字を判読不可とする表示変更処理を行う表示変更処理部、
    前記表示変更処理を行った画面情報を、前記監視端末の表示装置に表示する画面情報表示部、
    として機能させることを特徴とするクライアント端末監視プログラム。
  12. 少なくとも一台以上のコンピュータ端末をクライアント端末監視システムとして機能させるクライアント端末監視プログラムであって、
    前記コンピュータ端末の記憶装置は、
    予め定められた特定情報と、該特定情報に対応するポイントと、該特定情報またはポイントについて表示変更処理を行わない範囲の情報を少なくとも記憶する特定情報記憶部を有しており、
    前記クライアント端末監視プログラムは、前記コンピュータ端末を、
    前記各クライアント端末の表示装置で表示している画面情報を、各クライアント端末から受け取る画面情報受取部、
    前記画面情報に対して文字認識処理を行うことにより、前記画面情報に含まれる文字情報を抽出する画面情報解析部、
    前記抽出した文字情報について、前記記憶装置の特定情報記憶部に記憶している特定情報と一致する文字情報があるかを判定し、一致した文字情報に対応する特定情報のポイントを用いることで比較ポイントを算出し、前記比較ポイントと予め定められたポイントとを比較することで、表示変更処理を行うか否かを判定する判定部、
    前記表示変更処理を行うと判定した場合、前記画面情報において、前記特定情報と一致した文字情報について、該特定情報に対応する表示変更処理を行わない範囲を含まない範囲の文字情報について、前記管理者が前記画面情報における文字を判読不可とする表示変更処理を行う表示変更処理部、
    前記表示変更処理を行った画面情報を、前記監視端末の表示装置に表示する画面情報表示部、
    として機能させることを特徴とするクライアント端末監視プログラム。
  13. 各クライアント端末、監視端末をクライアント端末監視システムとして機能させるクライアント端末監視プログラムであって、
    前記クライアント端末監視プログラムは、
    前記クライアント端末の表示装置で表示している画面情報に対して文字認識処理を行うことにより、前記画面情報に含まれる文字情報を抽出する画面情報解析部、
    前記抽出した文字情報について、予め定められた特定情報を前記クライアント端末または監視端末の記憶装置の特定情報記憶部に少なくとも記憶している前記特定情報と一致する文字情報があるかを判定する判定部、
    前記画面情報における前記特定情報と一致する文字情報以外の文字情報を含む領域について、前記管理者が前記画面情報における文字を判読不可とする表示変更処理を行い、少なくとも表示変更処理をした画面情報を前記監視端末に送信する画面変更処理部、として前記クライアント端末を機能させ、更に、
    少なくとも前記各クライアント端末において表示変更処理を施した画面情報を受け取る画面情報受取部、
    前記表示変更処理を行った画面情報を、前記監視端末の表示装置に表示する画面情報表示部、として前記監視端末を機能させる、
    ことを特徴とするクライアント端末監視プログラム。
  14. 各クライアント端末、監視端末をクライアント端末監視システムとして機能させるクライアント端末監視プログラムであって、
    前記クライアント端末監視プログラムは、
    前記クライアント端末の表示装置で表示している画面情報に対して文字認識処理を行うことにより、前記画面情報に含まれる文字情報を抽出する画面情報解析部、
    前記抽出した文字情報について、予め定められた特定情報と、該特定情報に対応するポイントとを前記クライアント端末または監視端末の記憶装置の特定情報記憶部に少なくとも記憶している前記特定情報と一致する文字情報があるかを判定し、一致した文字情報に対応する特定情報のポイントを用いることで比較ポイントを算出し、前記比較ポイントと予め定められたポイントとを比較することで、表示変更処理を行うか否かを判定する判定部、
    前記前記表示変更処理を行うと判定した場合、前記画面情報における予め定められた所定領域の文字情報について、前記管理者が前記画面情報における文字を判読不可とする表示変更処理を行い、少なくとも表示変更処理をした画面情報を前記監視端末に送信する表示変更処理部、として前記クライアント端末を機能させ、更に、
    少なくとも前記各クライアント端末において表示変更処理を施した画面情報を受け取る画面情報受取部、
    前記表示変更処理を行った画面情報を、前記監視端末の表示装置に表示する画面情報表示部、として前記監視端末を機能させる、
    ことを特徴とするクライアント端末監視プログラム。
  15. 各クライアント端末、監視端末をクライアント端末監視システムとして機能させるクライアント端末監視プログラムであって、
    前記クライアント端末監視プログラムは、
    前記クライアント端末の表示装置で表示している画面情報に対して文字認識処理を行うことにより、前記画面情報に含まれる文字情報を抽出する画面情報解析部、
    前記抽出した文字情報について、予め定められた特定情報と、該特定情報に対応するポイントと、該特定情報またはポイントについて表示変更処理を行わない範囲の情報を前記クライアント端末または監視端末の記憶装置の特定情報記憶部に少なくとも記憶している前記特定情報と一致する文字情報があるかを判定し、一致した文字情報に対応する特定情報のポイントを用いることで比較ポイントを算出し、前記比較ポイントと予め定められたポイントとを比較することで、表示変更処理を行うか否かを判定する判定部、
    前記表示変更処理を行うと判定した場合、前記画面情報において、前記特定情報と一致した文字情報について、該特定情報に対応する表示変更処理を行わない範囲を含まない範囲の文字情報について、前記管理者が前記画面情報における文字を判読不可とする表示変更処理を行い、少なくとも表示変更処理をした画面情報を前記監視端末に送信する表示変更処理部、として前記クライアント端末を機能させ、更に、
    少なくとも前記各クライアント端末において表示変更処理を施した画面情報を受け取る画面情報受取部、
    前記表示変更処理を行った画面情報を、前記監視端末の表示装置に表示する画面情報表示部、として前記監視端末を機能させる、
    ことを特徴とするクライアント端末監視プログラム。
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