JP2001290632A - Vdt作業監視方法、監視装置、監視システム及びvdt作業監視プログラムを記録した可読記録媒体 - Google Patents

Vdt作業監視方法、監視装置、監視システム及びvdt作業監視プログラムを記録した可読記録媒体

Info

Publication number
JP2001290632A
JP2001290632A JP2000103437A JP2000103437A JP2001290632A JP 2001290632 A JP2001290632 A JP 2001290632A JP 2000103437 A JP2000103437 A JP 2000103437A JP 2000103437 A JP2000103437 A JP 2000103437A JP 2001290632 A JP2001290632 A JP 2001290632A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
image information
computer
information
vdt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000103437A
Other languages
English (en)
Inventor
Muneyuki Watanabe
宗行 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TMS KK
TMS Inc
Original Assignee
TMS KK
TMS Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TMS KK, TMS Inc filed Critical TMS KK
Priority to JP2000103437A priority Critical patent/JP2001290632A/ja
Publication of JP2001290632A publication Critical patent/JP2001290632A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 VDT作業の監視を複数台のコンピュータに
対して行う。 【解決手段】 作業用の複数台のコンピュータ1に接続
されたサーバ2及びサーバ2に接続された監視用コンピ
ュータ3より構成される。サーバ2は各コンピュータ1
の表示メモリ内の画像情報をそれぞれ取り込む取込部2
21と、取り込んだ画像情報を各コンピュータに対応さ
せて記憶する記憶部222と、記憶された画像情報を送
出する伝送部223とを備え、監視用コンピュータ3は
伝送部223からの画像情報を監視用ディスプレイ31
に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ等の
視覚的表示端末(VDT;Video display terminal)を
用いて行われる作業を監視する監視技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の企業における仕事の多くはコンピ
ュータを利用し、そのディスプレイに対して入力操作等
を行うOA事務が少なくない。特に業種によっては、就
業時間の殆どがコンピュータを利用した仕事の場合もあ
る。一方、管理側は、多数の社員がコンピュータを用い
て現に行っている仕事の内容をいちいち把握しずらく、
終了した仕事の報告などを受けるという受け身的な関係
で各担当者の仕事の進捗状況を把握するようにしてい
た。
【0003】また、従来、生徒用の複数のコンピュータ
と1台の教師用コンピュータとをサーバコンピュータを
介してバスで接続し、各生徒用コンピュータの画面上に
展開されている画像を夫々取り込んで教師用コンピュー
タのモニタ画面に各生徒用コンピュータ毎の小画面を設
けて、これらに表示させるようにした教育用のローカル
ネットワークが提案されている(特開平5−11969
1号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記コンピュータを利
用したOA業種を受け持つ職場の管理者等は、外出や出
張等も少なくないと考えられることから、各担当者の仕
事内容を時間単位で管理しがたいという現状にある。ま
た、営業先等で、ある担当者の仕事内容を問い合わせし
たい場合に、電話だけでは内容の把握にも限度があっ
た。
【0005】また、上述した従来のローカルネットワー
クは、生徒の現学習状況を直に監視するようにしたもの
にすぎず、従来と同様、教師は授業時間中、常時教師用
コンピュータを見ていなければならないという教育シス
テムに特有なものであった。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
コンピュータを用いて行う仕事の進捗状況を、コンピュ
ータに展開されている画面内容を受け取ることで効率的
に監視できるようにしたVDT作業監視方法、監視装
置、監視システム及びVDT作業監視プログラムを記録
した可読記録媒体を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
操作部材に対する操作に応じて更新される表示メモリ内
の画像情報を読み出してディスプレイに表示するように
構成された複数のコンピュータに接続されるVDT作業
監視装置であって、前記各コンピュータの表示メモリ内
の画像情報を送出する送出手段から伝送される画像情報
をそれぞれ取り込む取込手段と、取り込んだ画像情報を
各コンピュータに対応させて記憶する記憶手段と、画像
を表示する監視用ディスプレイと、前記記憶手段内の画
像情報を各コンピュータに対応させて読み出し、前記監
視用ディスプレイに表示させる表示制御手段とを備えた
ものである。
【0008】請求項14記載の発明は、操作部材に対す
る操作に応じて更新される表示メモリ内の画像情報を読
み出してディスプレイに表示するように構成された複数
のコンピュータが接続されるVDT作業監視装置により
VDT作業の監視を行う方法であって、前記各コンピュ
ータの送出手段から伝送される画像情報をそれぞれ取り
込み、取り込んだ画像情報を各コンピュータに対応させ
て記憶手段に記憶し、前記記憶手段に記憶された画像情
報を各コンピュータに対応させて読み出して監視用ディ
スプレイに表示させるようにしたものである。
【0009】請求項16記載の発明は、操作部材に対す
る操作に応じて更新される表示メモリ内の画像情報を読
み出してディスプレイに表示するように構成された複数
のコンピュータが接続されるVDT作業監視装置により
VDT作業の監視を行うプログラムを記録した可読記録
媒体であって、前記各コンピュータの送出手段から伝送
される画像情報をそれぞれ取り込み、取り込んだ画像情
報を各コンピュータに対応させて記憶手段に記憶し、前
記記憶手段に記憶された画像情報を各コンピュータに対
応させて読み出して監視用ディスプレイに表示させるよ
うにしたものである。
【0010】これらの発明によれば、作業用の複数のコ
ンピュータのそれぞれは、操作部材に対する操作に応じ
て更新される表示メモリ内の画像情報(表示メモリに書
き込まれた画像情報や書き込まれる画像情報)は周期的
に読み出されてディスプレイに表示される。この各コン
ピュータにはVDT作業監視装置が有線や無線(ネット
ワーク、公衆回線等含む)で接続されており、各コンピ
ュータの作業が監視される。すなわち、各コンピュータ
ではディスプレイに表示する画像情報が各送出手段から
所定の周期で伝送され、伝送された各コンピュータから
の画像情報がVDT作業監視装置側で取り込まれる。取
り込まれた画像情報は各コンピュータに対応して記憶手
段に記憶される。記憶手段に記憶された画像情報はリア
ルタイムで、あるいは蓄積された画像情報として各コン
ピュータに対応させて読み出され、VDT作業監視装置
の監視用ディスプレイに表示される。
【0011】また、請求項2記載の発明は、操作部材に
対する操作に応じて更新される表示メモリ内の画像情報
を読み出してディスプレイに表示するように構成された
複数のコンピュータを接続し、前記各コンピュータの表
示メモリ内の画像情報をそれぞれ取り込む取込手段と、
取り込んだ画像情報を各コンピュータに対応させて記憶
する記憶手段と、画像を表示する監視用ディスプレイ
と、前記記憶手段内の画像情報を各コンピュータに対応
させて読み出し、前記監視用ディスプレイに表示させる
表示制御手段とを備えたものである。
【0012】請求項15記載の発明は、操作部材に対す
る操作に応じて更新される表示メモリ内の画像情報を読
み出してディスプレイに表示するように構成された複数
のコンピュータを接続することにより前記各コンピュー
タの表示メモリ内の画像情報をそれぞれ取り込み、取り
込んだ画像情報を各コンピュータに対応させて記憶手段
に記憶し、前記記憶手段に記憶された画像情報を各コン
ピュータに対応させて読み出して監視用ディスプレイに
表示させるようにしたことを特徴とするVDT作業監視
方法である。
【0013】請求項17記載の発明は、操作部材に対す
る操作に応じて更新される表示メモリ内の画像情報を読
み出してディスプレイに表示するように構成された複数
のコンピュータを接続することにより前記各コンピュー
タの表示メモリ内の画像情報をそれぞれ取り込み、取り
込んだ画像情報を各コンピュータに対応させて記憶手段
に記憶し、前記記憶手段に記憶された画像情報を各コン
ピュータに対応させて読み出して監視用ディスプレイに
表示させるようにしたことを特徴とするVDT作業監視
プログラムを記録した可読記録媒体である。
【0014】これらの発明によれば、作業用の各コンピ
ュータの表示メモリに記憶されている画像情報はVDT
作業監視装置側からの送出指示に基づいて読み出され、
VDT作業監視装置側に取り込まれる。
【0015】また、各コンピュータの表示メモリに記憶
された画像情報を所定時間毎に取り込むようにすれば、
連続的に取り込む場合に比して記憶容量を低減され、か
つ監視目的に適した分の画像情報の取り込みが実現され
る。
【0016】また、各コンピュータの表示メモリに記憶
された画像情報を一定周期で取り込むようにすれば、取
り込み制御ソフトの負担が低減され、また再生表示に際
して時間経過の認識が容易となる。
【0017】また、複数画面分の画像情報を記憶する容
量を有し、各コンピュータの表示メモリからの画像情報
をそれぞれ経時方向に記憶するようにすれば、対応する
作業用のコンピュータについてある時間分の作業状況の
監視が可能となる。
【0018】また、コンピュータ指定手段を有し、記憶
手段に記憶された画像情報の取り込みを、前記コンピュ
ータ指定手段により指定されたコンピュータ毎に行うよ
うにすれば、所望する作業用のコンピュータについての
監視が可能となり、利用性が向上する。
【0019】また、監視用ディスプレイに複数の表示領
域を備え、各表示領域に各コンピュータからの画像情報
を割り当てて再生表示を行うようにすれば、複数の作業
用コンピュータについての監視を同時に行うことが可能
となる。
【0020】また、記憶手段に記憶された画像情報を監
視用ディスプレイにリアルタイムで再生表示するように
すれば、現在の作業種別が把握可能になり、また作業に
内容についての打ち合わせ等も可能となる。
【0021】また、再生指示部材を備え、記憶手段に格
納された画像情報の取り込みを前記再生指示部材により
開始するようにすれば、必要に応じて、すなわち蓄積さ
れた過去の作業内容を、例えば就業時刻後に、監視する
ことが可能となる。
【0022】また、監視用ディスプレイへの再生表示を
所定の再生速度で行うようにすれば、作業時間の把握が
容易となる。
【0023】また、記憶手段に記憶され画像情報を1画
面ずつ監視用ディスプレイに再生させる画面送り指示部
材を備えるようにすれば、例えば注視したいとか、重要
な画面に対して画面送りをストップさせることも可能と
なる。
【0024】また、監視用ディスプレは携帯電話用ディ
スプレイであり、取込手段は、伝送路上で情報を送受信
する情報伝送手段を備えて記憶手段内の画像情報を各コ
ンピュータに対応させて読み出して伝送路を経て前記携
帯電話用ディスプレイに導くようにすれば、作業画面の
監視が携帯電話から可能となる。
【0025】また、伝送路上で情報の送信を行わせる情
報送信手段を備えた請求項1〜11のいずれかに記載の
VDT作業監視装置と、伝送路上で情報の送受信を行わ
せる情報伝送手段及びディスプレイを備えた携帯電話と
からなるVDT作業監視システムであって、前記VDT
作業監視装置の記憶手段に記憶された画像情報を各コン
ピュータに対応させて読み出し、前記伝送路を介して前
記携帯電話のディスプレイに表示させるVDT作業監視
システムとすることで、監視がVDT作業監視装置でも
でき、また携帯電話からでもできることとなり、汎用性
の高いものとなる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るVDT作業
監視装置の全体概念図である。図1において、1は複数
台の作業用のコンピュータ群で、それぞれ画像を表示す
るディスプレイ11、制御処理基板などを備えて構成さ
れる制御部12及びキーボード部13から構成されると
共にサーバ2と情報伝送用のバスB1で接続されてい
る。サーバ2は各作業用のコンピュータ1から伝送され
てくる画像情報を取り込んで記憶すると共に、記憶した
画像情報を監視用コンピュータ3に送出するものであ
る。監視用コンピュータ3はサーバ2に格納されている
画像情報を情報伝送用のバスB2を介して取り込むこと
によって各コンピュータ1における作業状況を監視する
もので、監視用ディスプレイ31、制御処理基板などを
備えて構成される制御部32及びキーボード部33から
構成されている。
【0027】図2は、作業用のコンピュータ1のブロッ
ク図を示すものである。制御部12はCPU(中央演算
処理部)等で構成され、後述するように各種の機能部を
備える。キーボード部13は各種の情報入力や指示入力
を行うためのキー群131及び画面に表示されるカーソ
ルを移動させるとともに、クリック操作によりカーソル
が指示する画面上のアイコンやボタンの内容を実行させ
るためのポインティングデバイスである。
【0028】VRAM14はディスプレイ11に表示さ
れる1画面分の画像情報を記憶するメモリで、所定周期
で繰り返し読み出されることで、残像現象によって表示
画像を静止画として表示するようにしている。ROM1
5はコンピュータ1を駆動させるOS(オペレーション
システム)や所定のアプリケーションプログラムが格納
され、また文字フォントを記憶する領域等を有するもの
である。RAM16は処理途中の情報を一時的に記憶す
るワーク領域や各種のアプリケーションプログラムをR
OM15から必要に応じて取り出して一時的に格納する
ものである。
【0029】制御部12は、画像処理部121と、伝送
部122と、キーボード部13からのキー操作に応じた
入力データに対する処理を行う入力データ処理部123
とを備えるとともに、電話回線等のネットワークシステ
ムに接続可能なデータ形式に仕様(送信先が携帯電話の
場合にはGIF、パーソナルコンピュータの場合にはJ
PEG等)変換するモデム134を備える。画像処理部
121は入力データ処理部123で処理された結果に基
づいて表示すべき画像情報を生成すると共にVRAM1
4に転送し、記憶内容を更新させるものである。
【0030】伝送部122はVRAM14の画像情報、
あるいは画像処理部121で生成されたVRAM14へ
の転送情報を、自己コンピュータを識別するID情報と
共に所定のデータフォーマットに形成された後、(後述
するサーバ2からの要求信号に基づいて)設定時間毎に
バスB1を経てサーバ2に導くものである。画像情報の
バスB1への送出周期は内蔵タイマによって計時される
ようになっており、その周期はサーバ2の記憶容量を考
慮して設定されることが好ましい一方、容量が大きけれ
ば例えば1秒単位やそれ以下でもよいし、あるいは数秒
単位、さらにはそれ以上であってもよい。要するに、デ
ィスプレイ11に表示される画像を不連続にサンプリン
グしても作業内容乃至はその進捗状況が読み取れる程度
であればよく、あるいは展開している作業画面の種別
(何の画面を展開しているか)が把握し得る程度の時間
間隔であってもよい。後者としては、例えばワードプロ
セッサー機能を用いて「操作マニュアル」等を作成して
いるとか、また、インターネットに接続中に現れるであ
ろう画面が表示されているとかである。サーバ2への送
出周期は一定でもよいが、後述する監視用コンピュータ
3からの指示に応じて適宜変更し得るようにするもので
もよい。また、表示画面の内容が変更される(VRAM
14の内容が更新前後で異なる)毎に送出するようにし
てもよく、この場合、更新直前の画像と更新後の画像と
を照合し、変化があったか否かを判断する照合部及び判
断機能部を備えればよい。
【0031】入力データ処理部123は操作されたキー
の種別やその組み合わせなどを判別するもので、画像処
理部121は上記判別結果から入力文字コードを認識
し、ROM15内の文字フォント記憶領域内から対応す
る文字フォントを読み出して取り込んだり、所定の記
号、マークを同じく対応する記憶領域から読み出して取
り込むものである。また、入力データ処理部123はカ
ーソル位置を認識したり、クリックされた内容を判別す
る機能も実行してなり、この場合には、判別結果に基づ
いた情報処理を実行し、その結果としての表示内容を画
像処理部121に導くものである。
【0032】図3は、サーバ2のブロック図を示すもの
である。サーバ2はCPU等を有して構成され、取込部
221、記憶部222及び伝送部223を備える。取込
部221は作業用のコンピュータ1の伝送部122から
送られてくる所定周期毎の画像情報を所定のデータフォ
ーマットの形式で取り込むもので、該データ中からコン
ピュータ1毎のID情報を抽出し、かつ識別して記憶部
222の該当個所に書き込むものである。記憶部222
はコンピュータ1毎に対応する記憶領域M1,M2,…
を有し、取込部221で識別されたID情報に対応した
記憶領域Mに取り込み画像情報が書き込まれるようにし
ている。各記憶領域Mはそれぞれ複数画面分の画像情報
を記憶可能な容量を有し、順次取り込まれる画像情報が
経時方向にアドレス管理の下に書き込まれるものであ
る。
【0033】なお、取込部221は、複数台のコンピュ
ータ1に対して時分割的に情報伝送時間を設定して要求
信号を順番に出力し、あるいは後述するように指定され
たコンピュータ1に対してのみ要求を出力して、各コン
ピュータ1からの情報伝送が同時に発生し、混信を生じ
ないようにしている。伝送部223は監視用コンピュー
タ3に取り込んだ画像情報を取込順に送出するものであ
る。また、電話回線等のネットワークシステムに接続可
能なデータ形式に仕様変換するモデム224を備え、こ
のモデム224は、後述するように記憶部222に記憶
された画像情報を携帯電話(あるいはパーソナルコンピ
ュータ)にメール送信するために用いられる。
【0034】図4は、監視用コンピュータ3のブロック
図である。本実施形態では、キーボード部33は図2に
示すキーボード部13と同一構成を有し、VRAM34
及びディスプレイ31は図2に示すVRAM14及びデ
ィスプレイ11と同一構成を有するものが採用されてい
る。ROM35はOSその他の処理プログラム等を格納
するためのものであり、RAM36は処理途中の情報を
一時的に取り込むためのものである。
【0035】制御部32は画像処理部321、取込処理
部322の他、コンピュータ指定部323、再生指示部
324、画面送り処理部325及びモデム326を備え
る。画像処理部321は監視用コンピュータ3が通常の
コンピュータとして機能する態様を有する場合には、図
2の作業用のコンピュータ1における画像処理部121
と同様の機能を有する。画像処理部321は監視用コン
ピュータ3としての機能(監視用アプリケーションによ
り作動)である、バスB2から伝送されてくる画像情報
をRAM36を介して画面用の画像情報としてVRAM
34に取り込ませるものである。なお、本監視用コンピ
ュータ3自体、あるいは本監視用アプリケーションの作
動に際しては、所定の暗証コード等の入力を受けること
を条件に動作を開始するようにプロテクト機能を持たせ
るようにしてもよい。
【0036】取込処理部322はサーバ2に対して、記
憶部222内の画像情報の読み出しを指示するととも
に、読み出された画像情報を画像処理部321に、ある
いは編集処理等のために、一旦RAM36に取り込むよ
うにさせるものである。この取込処理部322はキー群
331の中の所定のキーを用いて、コンピュータ1に対
して伝送周期等の指示をサーバ2を介して与えることが
できるようになっている。あるいは、サーバ2には所定
の周期で画像情報が伝送されるように設定されており、
監視用コンピュータ3でサーバ2の記憶部222内の画
像情報を所定分ずつ間引いて取り込むようにすることで
取り込み周期を所要に設定することも可能である。
【0037】コンピュータ指定部323は再生表示させ
る作業用のコンピュータを指定するもので、再生元の指
定用画面を表示させ、この画面の入力欄にキー入力する
ようにしている。指定操作は、前述したID情報等、又
はこれに対応する作業従事者名をキー入力することで可
能であり、入力された情報を受けてコンピュータ指定部
323はサーバ2の伝送部223に対して記憶部Mの対
応する領域から画像情報を読み出させるようにしてい
る。あるいは、指定用画面に各作業用のコンピュータが
ID情報(または直接作業従事者名)でリスト的に表示
されており、再生表示を所望するものをクリック指定す
る等によって指定するようにしていもよい。なお、作業
用のコンピュータ1の指定は1台に限定されず、所定台
数分でもよい。
【0038】再生指示部324はサーバ2に対して取り
込んだ画像情報の監視用コンピュータ3への読み出しを
指示するもので、具体的な指示はキー群331内の特定
のキーを操作し、あるいは再生開始を示す画面上のボタ
ンをクリックする等して行われる。この読み出しの指示
は2つの態様が考えられ、第1の態様は、現在作業中で
あって順次取り込まれる作業用コンピュータ1からの画
像情報を単にサーバ2を介して監視用コンピュータ3の
ディスプレイ31にリアルタイム的に再生表示するもの
であり、第2の態様は、既にサーバ2に取り込まれた画
像情報を過去の情報として(事後的な監視として)再生
表示するものである。再生指示部324はそのいずれに
も対応可能であり、記憶領域Mのアドレスを順番に指定
する等して、少なくとも事後的な監視としての再生表示
が可能に構成されている。
【0039】サーバ2の記憶部222から読み出される
画像情報の読出速度は予め設定された速度、例えば数秒
毎というように設定されていてもよい。一方、特定のキ
ーの指示を受ける毎に、画面送り処理部325によりそ
の都度1画面分の画像情報を記憶部222から読み出す
ようにしてもよい。この場合、対応付けられたキー操作
が行われる毎にディスプレイ31に表示されている画面
の内容が次画面(あるいは対応付けられた別の特定キー
によって前画面)に更新されるので、注視したい画面に
ついてのストップ的表示が可能となる。また、上記特定
キーを押し続けることで、この状態を検出して本来の再
生速度での連続画面送りを行うようにするのが好まし
い。
【0040】また、画像処理部321は対応付けられた
特定のキー操作に基づいてコンピュータ指定部323に
より指定された画像情報をディスプレイ31の全面乃至
は所定の表示領域に表示するものであるが、コンピュー
タ指定部323が複数の作業用コンピュータ1を指定し
たときには、ディスプレイ31の表示面を対応する個数
の小画面に割り当てて、それらに各記憶領域Mの撮影画
像を表示するようにしてもよく、これによれば、複数の
作業用のコンピュータ1の同時的な監視が可能となる。
あるいは予め小画面と作業用のコンピュータ1とを対応
付けておいて、指定された作業用のコンピュータ1から
の画像情報を対応する小画面に再生表示するようにして
もよい。このようにすれば、再生画像と作業用のコンピ
ュータとの対応関係が容易となる。
【0041】なお、再生表示される画像には対応するI
D情報が、あるいは作業用の各コンピュータが作業従事
者と一対一の関係にある場合等では直接作業従事者の名
前が併記表示されるようになっている。ID情報、ある
いは関連して設定されている作業従事者名はスーパーイ
ンポーズの形式でディスプレイ31に表示するようにし
てもよい。この場合、作業従事者名自体をID情報とし
て採用してもよい。
【0042】なお、モデム326は図2に示すモデム1
24と同一であり、再生表示する画像情報も公衆回線を
介して、例えば携帯電話等に伝送し得るようになってい
る。
【0043】次に、各部での処理手順について説明す
る。図5は作業用のコンピュータ1の処理手順、図6は
サーバ2の処理手順、図7は監視用コンピュータの処理
手順をそれぞれ示すフローチャートである。
【0044】図5において、作業用のコンピュータ1の
電源が投入され、VDT作業が開始されると、予め設定
された所定時間が経過したか否かが内蔵タイマを監視す
ることで判断される(ステップS1)。所定時間が経過
していなければ、そのままスルーし、所定時間が経過し
たのであれば、伝送部122はその時のVRAM14の
記憶内容を読み出して、バスB1に向けて送出する(ス
テップS2)。なお、所定時間経過毎に割り込みが発生
して、本伝送処理フローに割り込むようにしてもよい。
【0045】図6において、バスB1から画像情報が入
力されてきたかどうか判断され(ステップS11)、入
力無しであれば、そのままスルーし、入力有りであれ
ば、入力情報中からID情報を抽出し、ID情報を認識
する(ステップS13)。次いで、認識されたID情報
に対応した記憶領域Mに画像情報を書き込む(ステップ
S15)。記憶領域Mの書き込み位置は同一のID情報
の画像情報が書き込まれた直前のアドレスの次のアドレ
ス領域である。このようにして、同一の作業用コンピュ
ータ1毎の画像情報が経時方向に対応する記憶領域Mに
蓄積される。
【0046】図7において、特定のキー操作により再生
指示が発生したか否かが判断され(ステップS21)、
再生指示がなければそのままスルーし、再生指示があっ
たのであれば、再生表示処理に移行する。すなわち、先
ず、設定時間が経過したかどうかが内蔵タイマの監視に
より判断され(ステップS23)、設定時間に達してい
なければそのままスルーし、設定時間に達したのであれ
ば、サーバ2へ読出指令を行う(ステップS25)。こ
の指令には、作業用のコンピュータが指定されていると
きには、指定情報も付される。
【0047】次いで、サーバ2から画像情報が入力され
ると(ステップS27でYES)、ID情報が抽出され
ると共に該ID情報の内容が判別されて(ステップS2
9)、ディスプレイ31の対応する表示領域に表示され
るように、対応するVRAM34の所定の記憶領域に書
き込まれる(ステップS31)。
【0048】図8は、本発明の他の実施態様を示すブロ
ック図である。図8において、サーバ2′は、機能面か
ら、画像情報を受信、記憶及び送信する他、公衆回線に
対する伝送制御手段としてのモデム224を有してい
る。モデム224は記憶部222から読み出され伝送部
223から送出される画像情報をインターネット上での
携帯電話用画像データの形式、例えばGIF形式に変換
してパケット送信させるためのものである。また、サー
バ2′あるいはモデム224は、特定の携帯電話の電話
番号が登録されており、この特定の携帯電話からの読み
出し要求指示に対応して前記画像情報を読み出すための
コールバック機能を備えている。
【0049】4はネットワークセンター、ウェブサーバ
及びネットワークセンターからなる伝送網で、サーバ
2′のモデム224からの画像情報はこの伝送網4を経
て送受信される。なお、ネットワークセンターは移動体
通信業者のネットワークセンターで、携帯電話との間の
電子メールはこのネットワークセンターを経由してイン
ターネットに接続されて行われる。
【0050】この態様では、サーバ2′は常時伝送網4
(例えばインターネット)に接続状態にされているか、
あるいは後述するように、携帯電話5からの情報送信要
求の旨の電話が掛かってくることを条件に、コールバッ
ク機能が作動して該携帯電話5に画像情報をGIF形式
で伝送するようにしてもよい。
【0051】続いて、携帯電話5の構成及び機能につい
て説明する。携帯電話5は、各部を統括して制御するマ
イクロコンピュータ(CPU)、制御プログラムなどを
記憶したROM及び入力データや処理データを一時的に
保存するRAMを有すると共に液晶ディスプレイ51を
備えている。キー入力部52は相手先の電話番号の他、
所定の指示(メールデータの入力)を与えるための複数
のキーを備えてなるものである。携帯電話5は通常の無
線公衆回線からの着信、送信の回線制御及び音声データ
の送受信の他、インターネットを経由するなどして用い
られる電子メールにおけるデータ送受信を処理する機能
を備えており、送受信データはアンテナを介して授受さ
れる。携帯電話で送受される画像データはGIF形式に
圧縮された後、パケットで通信される。
【0052】携帯電話5内のCPUは、液晶ディスプレ
イ51に対して、送信先電話番号やメールアドレスを入
力操作に応じて確認的に表示させたり、必要な機能をガ
イド的に表示させたり、着信時に送信元の電話番号等を
表示させたり、作成中や着信したメール等の画像を表示
させたりする表示処理機能を有する。
【0053】なお、携帯電話5を用いる態様では、前記
監視用コンピュータ3の監視用ディスプレイ31に代え
て液晶ディスプレイ51を用い、画像情報の読取手段と
して伝送網4を用い、さらに携帯電話5の表示処理機能
によってサーバ2′の記憶部222内の画像情報を液晶
ディスプレイ51に表示させるように置き換える構成が
可能である。あるいは、監視用コンピュータ3と併存す
る付加態様で携帯電話5による監視システムを構築して
もよい。このようにすることで、社内に在籍していると
きは、監視用コンピュータ3を利用でき、外出、出張時
また帰宅後等には携帯電話5を用いて勤務時間中であれ
ば作業中の状況が、勤務終了後であれば過去の作業内容
が事後的に、場所を問わず監視可能となる。なお、監視
用コンピュータ3がモデム及びメール機能を備えている
態様では、リモート的に前述の監視処理が実行可能であ
る。
【0054】続いて、携帯電話5を用いた場合のサーバ
2′、携帯電話5の処理手順の一例を説明する。先ず、
携帯電話5のキー入部52を操作してサーバ2′へ電話
を掛ける。この時、電話番号の入力操作に続いて他のキ
ー操作を行い、再生表示を希望する作業用コンピュータ
1を特定する情報を付加する。サーバ2′は特定の携帯
電話からの着信を確認すると、コールバック指令と判断
して、指示された作業用コンピュータ1からの画像情報
が記憶された記憶部222から画像情報を送出する。こ
の場合、過去に蓄積されている画像情報からの再生に代
えて、特定のキー情報を更に付加することで、最新の取
り込み画像から再生するように指示することもでき、こ
の場合には、作業者が現在作業している内容をリアルタ
イムで監視することができるので、液晶ディスプレイ5
1を見ながら、リモート的に仕事の進捗状況を即座に把
握でき、しかも当該作業従事者と他の通信手段等を利用
することで直接画像を見ながら打ち合わせをすることが
可能となる。このように、画像情報の伝送が可能なネッ
トワークシステムに接続可能な携帯電話、例えば、いわ
ゆるiモード等を有効に利用することで、作業環境の制
約を取り払う一助となる。
【0055】なお、本発明は、上記した実施態様に限定
されず、以下の態様が採用可能である。
【0056】(1)画像情報の取り込み時には、時刻情
報を付加することが好ましい。時刻情報は基本的にコン
ピュータには電子時計乃至はタイマが内蔵されているこ
とから、この時刻情報を取り込むことは容易に達成でき
る。これにより、事後的な再生表示に際して作業時刻の
把握ができ、作業従事者の作業状況がより詳細に把握可
能となる。
【0057】(2)携帯電話5の液晶ディスプレイ51
に画像情報を再生表示する態様では、サーバ2′の記憶
部222は特に持たず、携帯電話側が内蔵するメモリを
利用するようにしてもよい。この態様では、サーバ2′
は作業用のコンピュータ1と携帯電話5との中継機能し
か持たないこととなるが、かかるシステム構成であって
も、リアルタイムで作業画面を順次伝送し、再生表示す
るようにすることが可能となる。
【0058】(3)小画面を複数表示し、これらに対応
する作業用コンピュータからの画像情報を再生表示する
態様においては、再生する作業用コンピュータのID情
報が併記される以上、対応する小画面に固定的に設定表
示させるようにするまでもなく、順次詰めて表示するよ
うにすれば、例えば画面に4つ(2行×2列)の小画面
を表示するようにフォーマットされている態様では、指
定した再生画面数が4つのときは、1画面内にこれら4
つの再生画面が一括で表示できることとなり、スクロー
ル機能等で別ページに移行するという煩わしさがなくな
る。
【0059】(4)上記サーバ2,2′への画像情報の
取り込み量は、事後的な監視を実現するという意味から
すれば、少なくとも1日の就業時間に相当するように取
り込み周期が設定され、乃至は記憶容量が確保されてい
ることが好ましい。
【0060】(5)上記実施形態では、監視用コンピュ
ータ3と別体でサーバ2を介在させたが、大容量のメモ
リを内蔵する監視用コンピュータ3を採用する態様で
は、サーバ2の機能を監視用コンピュータ3の内部に設
けたものとしてもよい。
【0061】(6)上記実施形態では、VRAM14内
の画像情報、すなわちイメージデータや文章画面等にお
けるテキストデータを取り込むものであるが、これらの
画像情報の全てを取り込む態様の他、画面内の特定の見
出し部分とか、画面の一部領域に対応する画像情報、あ
るいは所定の間引き率で間引いて取り込むようにしても
よく、このようにすることでメモリ容量を低減でき、あ
るいは短い周期で多数の画面画像を取り込むことが可能
となる。また、画面がイメージデータで構成される場合
にのみ(テキストデータでないことの認識を通して)、
かかる処理を施すようにしてもよい。
【0062】(7)画面に表示される画像情報に関連す
る、例えば画面の文書ファイル名等を画面の画像情報と
同等に扱って、これらの文書ファイル名等を文書ファイ
ル名が記憶されている記憶部から取り込むようにしても
よい。これによっても、作業従事者が処理中の仕事内容
を広い意味で監視することに繋がるものである。なお、
文書ファイル名は読み出された時点、閉じられた時点の
少なくとも一方の時点で取り込み処理を行う態様でもよ
い。
【0063】(8)さらに、文書ファイルに代えて、作
業を実行するための利用しているアプリケーションプロ
グラムの名称(例えばワード97など)を取り込むよう
にしてもよい。アプリケーションプログラムは起動後の
初期画面等に表示されるメニューを選択する信号に基づ
いて特定するようにすればよい。なお、アプリケーショ
ンプログラムの種類は起動された時点、閉じられた時点
の少なくとも一方の時点で取り込み処理を行う態様でも
よい。 (9)画像情報をインターネットや電子メール等のネッ
トワークシステムを介してパーソナルコンピュータに取
り込む態様では、セキュリティーとして、一般的に用い
られているセキュリティーシステム(パスワード、
暗号化処理、公衆回線や専用線を介して最初に接続さ
れるプロバイダをチェックするシステムで、携帯電話や
モデム付きパソコンが契約しているプロバイダを特定す
る情報との照合)が採用可能である。 (10)本実施形態では、VRAM14に書き込まれた
画像情報をサーバ2側に伝送するようにしたが、VRA
M14に書き込まれる画像をVRAM14に書き込むの
と平行してサーバ2側に伝送するようにしてもよい。
【0064】
【発明の効果】請求項1、2、14〜17記載の発明に
よれば、作業用の複数台のコンピュータでのVDT作業
内容を所望の時点で監視することができる。
【0065】請求項3記載の発明によれば、記憶容量を
低減でき、かつ監視目的に適した分の画像情報の取り込
みが実現できる。
【0066】請求項4記載の発明によれば、取り込み制
御ソフトの負担を低減でき、また再生表示に際して時間
経過が容易に認識できる。
【0067】請求項5記載の発明によれば、対応する作
業用のコンピュータについてある時間分の作業状況の監
視ができることとなる。
【0068】請求項6記載の発明によれば、所望する作
業用のコンピュータについての監視が可能となり、利用
性が向上する。
【0069】請求項7記載の発明によれば、複数の作業
用コンピュータについての監視を同時に行うことがで
き、高い監視効率が図れる。
【0070】請求項8記載の発明によれば、現在の作業
種別が把握可能となり、また作業に内容についての打ち
合わせ等も可能となる。
【0071】請求項9記載の発明によれば、必要に応じ
て、すなわち蓄積された過去の作業内容を、例えば就業
時刻後であっても監視可能となる。
【0072】請求項10記載の発明によれば、作業時間
の把握が容易となる。
【0073】請求項11記載の発明によれば、例えば注
視したいとか、重要な画面に対して画面送りをストップ
させることができる。
【0074】請求項12記載の発明によれば、作業画面
の監視が携帯電話から可能となり、汎用性の高い装置を
提供できる。
【0075】請求項13記載の発明によれば、監視をV
DT作業監視装置でも、携帯電話からでもできることと
なり、より汎用性の高いものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るVDT作業監視装置の全体概念図
である。
【図2】作業用のコンピュータのブロック図を示すもの
である。
【図3】サーバのブロック図を示すものである。
【図4】監視用コンピュータのブロック図である。
【図5】作業用のコンピュータの処理手順を示すフロー
チャートである。
【図6】サーバの処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図7】監視用コンピュータの処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図8】本発明の他の実施態様を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 作業用のコンピュータ 11 ディスプレイ 12、32 制御部 13、33 キーボード部 14、34 VRAM 121、321 画像処理部 122 伝送部 123 入力データ処理部 124、224、326 モデム 2、2′ サーバ 221 取込部 222 記憶部 M1,M2、… 記憶領域 223 伝送部 3 監視用コンピュータ 31 監視用ディスプレイ 322 取込処理部 323 コンピュータ指定部 324 再生指示部 325 画面送り処理部 4 伝送網 5 携帯電話 51 液晶ディスプレイ 52 キー入力部

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作部材に対する操作に応じて更新され
    る表示メモリ内の画像情報を読み出してディスプレイに
    表示するように構成された複数のコンピュータに接続さ
    れるVDT作業監視装置であって、前記各コンピュータ
    の表示メモリ内の画像情報を送出する送出手段から伝送
    される画像情報をそれぞれ取り込む取込手段と、取り込
    んだ画像情報を各コンピュータに対応させて記憶する記
    憶手段と、画像を表示する監視用ディスプレイと、前記
    記憶手段内の画像情報を各コンピュータに対応させて読
    み出し、前記監視用ディスプレイに表示させる表示制御
    手段とを備えたことを特徴とするVDT作業監視装置。
  2. 【請求項2】 操作部材に対する操作に応じて更新され
    る表示メモリ内の画像情報を読み出してディスプレイに
    表示するように構成された複数のコンピュータを接続
    し、前記各コンピュータの表示メモリ内の画像情報をそ
    れぞれ取り込む取込手段と、取り込んだ画像情報を各コ
    ンピュータに対応させて記憶する記憶手段と、画像を表
    示する監視用ディスプレイと、前記記憶手段内の画像情
    報を各コンピュータに対応させて読み出し、前記監視用
    ディスプレイに表示させる表示制御手段とを備えたこと
    を特徴とするVDT作業監視装置。
  3. 【請求項3】 取込手段は、各コンピュータの表示メモ
    リに記憶された画像情報を所定時間毎に取り込むもので
    あることを特徴とする請求項1又は2記載のVDT作業
    監視装置。
  4. 【請求項4】 取込手段は、各コンピュータの表示メモ
    リに記憶された画像情報を一定周期で取り込むものであ
    ることを特徴とする請求項3記載のVDT作業監視装
    置。
  5. 【請求項5】 記憶手段は、複数画面分の画像情報を記
    憶する容量を有し、各コンピュータの表示メモリからの
    画像情報をそれぞれ経時方向に記憶するものであること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のVDT作
    業監視装置。
  6. 【請求項6】 取込手段は、コンピュータ指定手段を有
    し、記憶手段に記憶された画像情報の取り込みを、前記
    コンピュータ指定手段により指定されたコンピュータ毎
    に行うようにしたことを特徴とする請求項1〜5のいず
    れかに記載のVDT作業監視装置。
  7. 【請求項7】 表示制御手段は、監視用ディスプレイに
    複数の表示領域を備え、各表示領域に各コンピュータか
    らの画像情報を割り当てて再生表示を行うようにしたこ
    とを特徴とする請求項1〜6記載のVDT作業監視装
    置。
  8. 【請求項8】 表示制御手段は、記憶手段に記憶された
    画像情報を監視用ディスプレイにリアルタイムで再生表
    示するものであることを特徴とする請求項1〜7のいず
    れかに記載のVDT作業監視装置。
  9. 【請求項9】 取込手段は、再生指示部材を備え、記憶
    手段に格納された画像情報の取り込みを前記再生指示部
    材により開始するようにしたものであることを特徴とす
    る請求項1〜7のいずれかに記載のVDT作業監視装
    置。
  10. 【請求項10】 監視用ディスプレイへの再生表示は所
    定の再生速度で行われるものであることを特徴とする請
    求項9記載のVDT作業監視装置。
  11. 【請求項11】 表示制御手段は、記憶手段に記憶され
    画像情報を1画面ずつ監視用ディスプレイに再生させる
    画面送り指示部材を備えていることを特徴とする請求項
    9記載のVDT作業監視装置。
  12. 【請求項12】 監視用ディスプレイは携帯電話のディ
    スプレイであり、取込手段は、伝送路上で情報を送受信
    する情報伝送手段を備え、記憶手段内の画像情報を各コ
    ンピュータに対応させて読み出して伝送路を経て前記携
    帯電話のディスプレイに導くものであることを特徴とす
    る請求項1〜11のいずれかに記載のVDT作業監視装
    置。
  13. 【請求項13】 伝送路上で情報の送信を行わせる情報
    送信手段を備えた請求項1〜11のいずれかに記載のV
    DT作業監視装置と、伝送路上で情報の送受信を行わせ
    る情報伝送手段及びディスプレイを備えた携帯電話とか
    らなるVDT作業監視システムであって、前記VDT作
    業監視装置の記憶手段に記憶された画像情報を各コンピ
    ュータに対応させて読み出し、前記伝送路を介して前記
    携帯電話のディスプレイに表示させるようにしたことを
    特徴とするVDT作業監視システム。
  14. 【請求項14】 操作部材に対する操作に応じて更新さ
    れる表示メモリ内の画像情報を読み出してディスプレイ
    に表示するように構成された複数のコンピュータが接続
    されるVDT作業監視装置によりVDT作業の監視を行
    う方法であって、前記各コンピュータの送出手段から伝
    送される画像情報をそれぞれ取り込み、取り込んだ画像
    情報を各コンピュータに対応させて記憶手段に記憶し、
    前記記憶手段に記憶された画像情報を各コンピュータに
    対応させて読み出して監視用ディスプレイに表示させる
    ようにしたことを特徴とするVDT作業監視方法。
  15. 【請求項15】 操作部材に対する操作に応じて更新さ
    れる表示メモリ内の画像情報を読み出してディスプレイ
    に表示するように構成された複数のコンピュータを接続
    することにより前記各コンピュータの表示メモリ内の画
    像情報をそれぞれ取り込み、取り込んだ画像情報を各コ
    ンピュータに対応させて記憶手段に記憶し、前記記憶手
    段に記憶された画像情報を各コンピュータに対応させて
    読み出して監視用ディスプレイに表示させるようにした
    ことを特徴とするVDT作業監視方法。
  16. 【請求項16】 操作部材に対する操作に応じて更新さ
    れる表示メモリ内の画像情報を読み出してディスプレイ
    に表示するように構成された複数のコンピュータが接続
    されるVDT作業監視装置によりVDT作業の監視を行
    うプログラムを記録した可読記録媒体であって、前記各
    コンピュータの送出手段から伝送される画像情報をそれ
    ぞれ取り込み、取り込んだ画像情報を各コンピュータに
    対応させて記憶手段に記憶し、前記記憶手段に記憶され
    た画像情報を各コンピュータに対応させて読み出して監
    視用ディスプレイに表示させるようにしたことを特徴と
    するVDT作業監視プログラムを記録した可読記録媒
    体。
  17. 【請求項17】 操作部材に対する操作に応じて更新さ
    れる表示メモリ内の画像情報を読み出してディスプレイ
    に表示するように構成された複数のコンピュータを接続
    することにより前記各コンピュータの表示メモリ内の画
    像情報をそれぞれ取り込み、取り込んだ画像情報を各コ
    ンピュータに対応させて記憶手段に記憶し、前記記憶手
    段に記憶された画像情報を各コンピュータに対応させて
    読み出して監視用ディスプレイに表示させるようにした
    ことを特徴とするVDT作業監視プログラムを記録した
    可読記録媒体。
JP2000103437A 2000-04-05 2000-04-05 Vdt作業監視方法、監視装置、監視システム及びvdt作業監視プログラムを記録した可読記録媒体 Pending JP2001290632A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000103437A JP2001290632A (ja) 2000-04-05 2000-04-05 Vdt作業監視方法、監視装置、監視システム及びvdt作業監視プログラムを記録した可読記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000103437A JP2001290632A (ja) 2000-04-05 2000-04-05 Vdt作業監視方法、監視装置、監視システム及びvdt作業監視プログラムを記録した可読記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001290632A true JP2001290632A (ja) 2001-10-19

Family

ID=18617154

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000103437A Pending JP2001290632A (ja) 2000-04-05 2000-04-05 Vdt作業監視方法、監視装置、監視システム及びvdt作業監視プログラムを記録した可読記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001290632A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008181360A (ja) * 2007-01-25 2008-08-07 Sky Kk クライアント端末監視システム
JP2008191981A (ja) * 2007-02-06 2008-08-21 Sky Kk ネットワーク管理システムとそのためのプログラム
JP2008193490A (ja) * 2007-02-06 2008-08-21 Sky Kk ネットワーク管理システムとそのためのプログラム
JP2016099732A (ja) * 2014-11-19 2016-05-30 セイコーエプソン株式会社 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
IT202000030989A1 (it) 2020-12-16 2022-06-16 Univ Degli Studi Di Brescia Metodi, tecniche e strumenti hardware e software per il monitoraggio dell'attività di utenti al videoterminale (vdt)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008181360A (ja) * 2007-01-25 2008-08-07 Sky Kk クライアント端末監視システム
JP2008191981A (ja) * 2007-02-06 2008-08-21 Sky Kk ネットワーク管理システムとそのためのプログラム
JP2008193490A (ja) * 2007-02-06 2008-08-21 Sky Kk ネットワーク管理システムとそのためのプログラム
JP4649423B2 (ja) * 2007-02-06 2011-03-09 Sky株式会社 ネットワーク管理システムとそのためのプログラム
JP2016099732A (ja) * 2014-11-19 2016-05-30 セイコーエプソン株式会社 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
IT202000030989A1 (it) 2020-12-16 2022-06-16 Univ Degli Studi Di Brescia Metodi, tecniche e strumenti hardware e software per il monitoraggio dell'attività di utenti al videoterminale (vdt)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100463543C (zh) 手机通过无线网络录制多媒体课件的方法
JP3012560B2 (ja) コンピュータ間の電子対話方法およびコンピュータ間電子対話装置およびコンピュータ間の電子対話プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2004054783A5 (ja)
JP2001125861A (ja) 情報の作成、伝送及び取込装置及び方法
JP2003186597A (ja) 携帯端末装置
JP2006511112A (ja) モバイルグラフィック表示装置
CN110830362B (zh) 一种生成内容的方法、移动终端
CN101978353B (zh) 便携式信息终端、字符交付方法和临时字符保存方法
JP6157299B2 (ja) 通信端末、管理サーバ、メッセージ交換システム、メッセージ交換方法及びメッセージ交換プログラム
JP2001257794A (ja) 携帯情報端末装置および情報通信システム
JP2001290632A (ja) Vdt作業監視方法、監視装置、監視システム及びvdt作業監視プログラムを記録した可読記録媒体
WO2003007137A1 (fr) Procede et dispositif pour entrer/indiquer des informations
JP3927246B2 (ja) 仮想空間情報処理装置
JP4802075B2 (ja) コンテンツ送信装置及びコンテンツ送信方法
JP2001282788A (ja) 電子辞書装置及び電子辞書装置の使用言語切替方法、記憶媒体
JPH11134349A (ja) 環境適応型情報呈示装置及び実世界データベース
JPH11153986A (ja) 映像伝言板システム
JP5937831B2 (ja) 端末装置、端末装置の制御方法及び端末装置の制御プログラム
KR101234671B1 (ko) 멀티미디어 기반의 자동 응답 방법, 시스템 및 장치
JPH1125157A (ja) 業務用電子マニュアル提供装置及びプログラム記憶媒体
JP2000165833A (ja) 代理画像通信装置及び方法
JPH09214718A (ja) 文書送信装置
JPH11184790A (ja) サイバースペースシステムおよびユーザ端末にサイバースペースを提供するプログラムを格納した記録媒体
CN108650389A (zh) 联系人处理方法和移动终端
JP3982024B2 (ja) 情報通信システム、情報通信端末および情報通信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040316

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040803