JP3987046B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置の製造技術に関し、特に、MISFET(Metal Insulator Semiconductor Field Effect Transistor)の製造に適用して有効な技術に関するものである。
近年、MISFETをはじめとする半導体素子の高集積化の要求から、半導体素子を微細に加工することが求められている。MISFETの特性はゲート絶縁膜の静電容量に左右されるものであり、MISFETを微細に加工した場合でも特性を同じくするために、ゲート絶縁膜の静電容量が変化しないように加工することが求められている。微細加工に伴って、ゲート絶縁膜は面積が小さくなってしまうことから、その静電容量を保つためにはゲート絶縁膜の膜厚を薄くする手段が用いられている。
ここで、ゲート絶縁膜として酸化シリコン膜を選択した場合には、膜厚が薄くなることによって、チャネルを流れる電子がゲート絶縁膜によって形成されている障壁を通り抜けてゲート電極に流れ込んでしまう、いわゆるトンネル電流の発生が懸念される。そこで、ゲート絶縁膜として、酸化シリコン膜より誘電率の大きい薄膜(以降、高誘電率膜と記す)を用いることによって、酸化シリコン膜を用いた場合に比べて膜厚を薄くすることなくゲート絶縁膜の静電容量を保つ手段が検討されている。
たとえば、特許文献1および非特許文献1では、高誘電率膜をゲート絶縁膜として用い、しきい値電圧調整用の不純物が導入された多結晶シリコンと金属との化合物膜から形成されたゲート電極を有するMISFETについて開示されている。
米国特許第6555453号明細書 J. Kedzierski et al., "Threshold voltage control in NiSi-gated MOSFETs through silicidation induced impurity segregation (SIIS)", IEDM 2003, p.315-318
本発明者は、高誘電率膜をゲート絶縁膜として用いたMISFETのしきい値を制御する技術について検討している。以下は、本発明者らが検討した技術の一例である。
すなわち、高誘電率膜をゲート絶縁膜として用いたMISFETを形成する工程においては、シリコンからなる半導体基板上にゲート絶縁膜となる高誘電率膜および多結晶シリコン膜を順次堆積する。次いで、その多結晶シリコン膜にしきい値調整用の不純物を注入した後、その不純物を活性化させるための約800℃〜1100℃の高温の熱処理を実施する。次いで、多結晶シリコン膜上に、たとえばニッケルなどの金属膜を堆積した後、多結晶シリコン膜および金属膜をパターニングする。次いで、残った多結晶シリコン膜および金属膜をフルシリサイド化させるための約600℃以下の熱処理を行い、多結晶シリコン膜と金属膜とのフルシリサイド化によって形成された金属シリサイド膜からなるゲート電極を形成する。
上記の技術は、多結晶シリコン膜に導入した不純物を活性化させるための高温の熱処理工程を含んでいる。そのため、ゲート絶縁膜となる高誘電率膜が半導体基板との界面および多結晶シリコン膜との界面で反応してしまい、低誘電率層が形成されてしまうことになる。このような低誘電率層が形成されるとゲート絶縁膜の静電容量が変化してしまい、MISFTの特性が所望の特性とは異なったものになってしまう問題がある。
本発明の目的は、MISFETのしきい値を精度よく制御できる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明による半導体装置の製造方法は、MISFETを有する半導体装置の製造方法であり、
(a)半導体基板上にゲート絶縁膜を形成する工程、
(b)前記ゲート絶縁膜上に第1不純物層を形成する工程、
(c)前記第1不純物層上にシリコン膜を形成する工程、
(d)前記シリコン膜上に金属膜を形成する工程、
(e)前記金属膜、前記シリコン膜および前記第1不純物層をパターニングする工程、
(f)前記(e)工程後、前記金属膜と前記シリコン膜とを反応させてゲート電極となる金属化合物膜を形成する工程、
を含むものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
すなわち、ゲート絶縁膜の両界面における反応を抑制できるので、MISFETのしきい値を精度よく制御することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
本実施の形態の半導体装置は、たとえばnチャネル型MISFETを有するものである。このような本実施の形態の半導体装置の製造工程について図1〜図14を用いて説明する。
まず、図1に示すように、たとえばp型の単結晶シリコンからなる半導体基板(以下、単に基板と記す)1の主面の素子分離領域に素子分離溝2を形成する。素子分離溝2を形成するには、たとえば基板1の主面をドライエッチングして溝を形成し、続いてこの溝の内部を含む基板1上にCVD法で酸化シリコン膜3などの絶縁膜を堆積した後、溝の外部の不要な酸化シリコン膜3を化学的機械研磨(Chemical Mechanical Polishing;CMP)法で研磨、除去することによって、溝の内部に酸化シリコン膜3を残す。
続いて、たとえば基板1の一部にp型の不純物(たとえばP(リン))をイオン注入し、基板1を熱処理してこの不純物を基板1中に拡散させることにより、基板1の主面にp型ウエル4を形成する。
次に、図2に示すように、基板1の表面にゲート絶縁膜6を形成する。本実施の形態においては、ゲート絶縁膜6として酸化シリコン膜(比誘電率は4程度)より比誘電率の大きい高誘電率膜を用いるものとし、酸化アルミニウム(アルミナ;Al)膜(比誘電率は10程度)を例示することができる。このようなゲート絶縁膜6は、たとえばALD(Atomic Layer Deposition)法を用いて成膜することにより、その膜厚を1分子層単位で正確に制御することが可能となる。ここで、図3はALD法で酸化アルミニウム膜を成膜する際の各種ガス(Al(CHガスおよびNガス)および水(HO)を導入するタイミングを示す説明図であり、図4〜図8はALD法で酸化アルミニウム膜を成膜する際の成膜過程を分子構造を用いて示した説明図である。ALD法にて基板1上にゲート絶縁膜6となる酸化アルミニウム膜を成膜するには、まず表面にOH基が結合した基板1(図4参照)に対してAl(CHガスを供給する(図5参照)。このAl(CHガスの供給により、基板1と結合したOH基のHとAl(CHガスのCH基の1つが反応してCHガスとなり、CHガスの生成によって余ったAlの結合手とOの結合手とが結合する(図6参照)。続いて、基板1が配置された反応室内に不活性ガス(N2ガス)を供給し、生成されたCHガスおよび余った(反応に用いられなかった)Al(CHガスを反応室から除去する。次いで、反応室内に水(HO)を供給する(図7参照)。これにより、水のHとすべてのCH基とが反応(加水分解)してCHガスとなり、CHガスの生成によって余ったAlの結合手と水のOの結合手とが結合する(図8参照)。次いで、反応室内に不活性ガス(N2ガス)を供給し、生成されたCHガスおよび余った(反応に用いられなかった)水を反応室から除去する。ここまでの工程により1分子層分の酸化アルミニウム膜を成膜することができる。
なお、本実施の形態ではゲート絶縁膜6となる高誘電率膜としてALD法にて成膜した酸化アルミニウム膜を用いる場合について説明したが、たとえばHfO膜(比誘電率25程度)、HfAlO膜(比誘電率20程度)またはHfAlO(N)膜(比誘電率20程度)などの他の高誘電率膜や、これら高誘電率膜の積層膜をALD法にて成膜して用いてもよい。
ゲート絶縁膜6を成膜した後、基板1に対して700℃〜950℃程度の熱処理を施す。それにより、ゲート絶縁膜6を緻密化することができる。
次に、図9に示すように、ALD法によりゲート絶縁膜6上に不純物層(第1不純物層)7を形成する。この不純物層7はnチャネル型MISFETのしきい値を調整するために設けるものであり、本実施の形態ではn型の不純物であるAs(ヒ素)層を例示することができ、その厚さとしては1ML(Mono Layer(原子層))〜2ML程度とすることを例示できる。ゲート絶縁膜6となる酸化アルミニウム膜をALD法にて成膜した際にはAl(CHガスを加水分解する手段が用いられたが、不純物層7となるAs層はAs[N(CHガスを高真空(たとえば約1×10−5Torr(約7.5×10−2Pa))中にて310℃〜400℃程度に加熱してAsおよびジメチルアミン(NH(CH)などに分解し、この熱分解によって生成されたAsをゲート絶縁膜6上に1MLレベルの膜厚で堆積することで成膜することができる。このような不純物層7を形成することにより、後の工程で形成されるゲート電極の伝導帯を上げるような(仕事関数を小さくするような)調整を行い、nチャネル型MISFETのしきい値を調整する。また、ALD法により不純物層7を1ML〜2ML程度のみの厚さで精度よく形成することにより、常に安定した濃度の不純物層7を形成することが可能となる。それにより、nチャネル型MISFETのしきい値を精度よく調整することが可能となる。
また、不純物層7を、たとえばスパッタリング法、CVD(Chemical Vapor Deposition)法またはEB(Electron Beam)蒸着法で形成することによっても、不純物層7の厚さを1ML端子で制御することが可能となる。
ところで、不純物層7を、たとえばスパッタリング法またはCVDにて形成する場合には、プラズマによるダメージがゲート絶縁膜6に加わることが懸念される。一方、本実施の形態によれば、不純物層7となるAs層はALD法によって形成するので、不純物層7を形成中にゲート絶縁膜6にダメージを与えてしまうことを防ぐことができる。それにより、不純物層7の厚さを1ML単位で制御することが可能となる。
本実施の形態では、不純物層7としてAs層を例示したが、n型の不純物である場合にはP(リン)層またはSb(アンチモン)層とし、p型の不純物である場合にはB(ホウ素)層としてもよい。これらの不純物層を形成する場合でも、ALD法を用いて1ML〜2MLの厚さで形成することを例示できる。
次に、図10に示すように、基板1上に非晶質シリコン膜を堆積した後、その非晶質シリコン膜に熱処理を施すことによって多結晶シリコン膜8を形成する。続いて、多結晶シリコン膜8上に金属膜9を堆積する。本実施の形態において、金属膜9としては、ゲート絶縁膜6の両界面での反応が起こらない約600℃以下の加熱処理で多結晶シリコン膜8が完全に反応(以降、フルシリサイド化と記す)し、後の工程で金属膜9と多結晶シリコン膜8との金属シリサイド膜(金属化合物膜)から形成されるゲート電極のエネルギーギャップがシリコンのミッドギャップとなるような金属を選択するものであり、このような金属としてはTi(チタン)、W(タングステン)、Ta(タンタル)、ニッケル(Ni)、Pt(白金)およびRu(ルテニウム)を例示することができる。
次に、図11に示すように、フォトリソグラフィ技術によってパターニングされたフォトレジスト膜(図示は省略)をマスクとして金属膜9および多結晶シリコン膜8をエッチングする。続いて、金属膜9および多結晶シリコン膜8のエッチングに用いたフォトレジスト膜を除去した後、図12に示すように、基板1に400℃〜600℃程度の熱処理を施すことによって金属膜9と多結晶シリコン膜8とをフルシリサイド化させ、金属シリサイド膜からなるゲート電極10を形成する。このような工程でゲート電極10を形成することにより、エネルギーギャップがシリコンのミッドギャップとなるようなゲート電極10を形成することが可能となる。
ところで、不純物層7を形成せずに、ゲート電極10となる多結晶シリコン膜8にイオン注入法で不純物を導入することによってnチャネル型MISFETのしきい値を調整する手段を用いた場合には、不純物の導入後に不純物を活性化させるための約800℃以上の熱処理が必要となる。そのため、ゲート絶縁膜6が基板1(p型ウエル4)との界面および多結晶シリコン膜8との界面で反応してしまい、低誘電率層が形成されてしまうことが懸念される。このような低誘電率層が形成されるとゲート絶縁膜6の静電容量が変化してしまい、nチャネル型MISFTの特性が所望の特性とは異なったものになってしまうことになる。一方、上記の本実施の形態によれば、不純物層7の形成後において、前述の不純物を活性化させるための高温の熱処理は行わない。そのため、前述の低誘電率層が形成されてしまうことを防ぐことができる。すなわち、ゲート絶縁膜6の静電容量の変化を抑制できるので、所望の特性のnチャネル型MISFTを形成することができる。
また、本実施の形態によれば、不純物層7の形成後において、不純物層7の形成時の温度に比べて極端に高い温度を伴う熱処理は実施しない。そのため、不純物層7を形成するAs原子がゲート電極10中に拡散してしまうことを防ぐことができる。そのために、As原子の高濃度化が可能となり、その結果、大きな仕事関数の変化をさせることが可能となる。
また、金属膜9と多結晶シリコン膜8とをフルシリサイド化させる際の温度が高すぎると、金属膜9を形成する金属原子がゲート絶縁膜6を通して基板1へ拡散し、シリサイド化してしまうことが懸念される。特に、高温の熱処理によってゲート絶縁膜6を形成する高誘電率膜が結晶粒化してしまった場合には、結晶粒の粒界を通って金属原子が拡散しやすくなる。このようなシリサイド化が基板側で発生すると、そのシリサイド化した箇所がリーク電流の発生点となってしまう不具合が懸念される。また、そのようなシリサイド化が発生してしまうことによって、nチャネル型MISFETのしきい値の制御が困難になってしまう不具合が懸念される。一方、本実施の形態によれば、前述したように金属膜9と多結晶シリコン膜8とをフルシリサイド化させる際の温度は400℃〜600℃程度と比較的低い温度で行う。そのため、それらの不具合の発生を防ぐことが可能となる。
次に、図13に示すように、たとえばp型ウエル4にn型の不純物としてPまたはAsをイオン注入することによって、比較的低濃度のn型半導体領域11を形成する。n型半導体領域11は、nチャネル型MISFETのソース、ドレインをLDD(Lightly Doped Drain)構造にするために形成するものである。続いて、ゲート電極10の側壁に絶縁膜からなるサイドウォールスペーサ13を形成する。サイドウォールスペーサ13を形成するには、たとえば基板1上にCVD法で酸化シリコン膜を堆積した後、この酸化シリコン膜を異方性エッチングする。
次いで、p型ウエル4にn型の不純物としてPまたはAsをイオン注入することによって比較的高濃度のn型半導体領域14を形成し、n型半導体領域14は、nチャネル型MISFETのソース、ドレインを構成する。ここまでの工程により、nチャネル型MISFETを形成することができる。
次に、図14に示すように、nチャネル型MISFETを覆う絶縁膜として、たとえばCVD法で酸化シリコン膜15を堆積し、続いて化学的機械研磨法で酸化シリコン膜15の表面を平坦化する。
次に、フォトレジスト膜をマスクにして上記酸化シリコン膜15をドライエッチングすることにより、nチャネル型MISFETのソース、ドレイン(n型半導体領域14)の上部にコンタクトホール16を形成する。続いて、コンタクトホール16の内部にプラグ17を形成する。プラグ17を形成するには、たとえばコンタクトホール16の内部を含む酸化シリコン膜15上にスパッタリング法でTi膜およびTiN(窒化チタン)膜を堆積し、続いてCVD法でTiN膜および金属膜としてW膜を堆積した後、コンタクトホール16の外部のW膜、TiN膜およびTi膜を化学的機械研磨法によって除去する。
次いで、酸化シリコン膜15およびプラグ17上に配線18を形成し、本実施の形態の半導体装置を製造する。配線18を形成するには、たとえば酸化シリコン膜15上にTi膜、Al合金膜およびTiN膜をスパッタリング法により順次堆積し、続いてフォトレジスト膜をマスクとしたドライエッチングによりそのTi膜、Al合金膜およびTiN膜をパターニングする。
なお、プラグ17および配線18を形成した工程を繰り返してさらに多層に配線を形成してもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
たとえば、前記実施の形態においては、nチャネル型MISFETのしきい値を調整する場合について説明したが、pチャネル型MISFETについても同様の処理を施してしきい値を調整することができる。
また、前記実施の形態においては、MISFETのしきい値を調整する不純物層をALD法にて形成したが、イオン注入法を用い、ゲート絶縁膜上に不純物層が形成されるようにイオン注入エネルギーを制御して形成してもよい。
また、前記実施の形態においては、ゲート電極をシリコンのミッドギャップとなるエネルギーギャップを有する金属シリサイド膜から形成する場合について説明したが、金属シリサイド膜以外のシリコンのミッドギャップとなるエネルギーギャップを有する導電性膜(第1導電性膜)から形成してもよい。
本発明の半導体装置の製造方法は、MISFETを有する半導体装置の製造に広く適用することができる。
本発明の一実施の形態である半導体装置の製造方法を説明する要部断面図である。 図1に続く半導体装置の製造工程中の要部断面図である。 ALD法にて酸化アルミニウム膜を成膜する際の各種ガスおよび水の導入タイミングを示す説明図である。 ALD法にて酸化アルミニウム膜を成膜する際の成膜過程を示す説明図である。 図4に続く酸化アルミニウム膜の成膜中の説明図である。 図5に続く酸化アルミニウム膜の成膜中の説明図である。 図6に続く酸化アルミニウム膜の成膜中の説明図である。 図7に続く酸化アルミニウム膜の成膜中の説明図である。 図2に続く半導体装置の製造工程中の要部断面図である。 図9に続く半導体装置の製造工程中の要部断面図である。 図10に続く半導体装置の製造工程中の要部断面図である。 図11に続く半導体装置の製造工程中の要部断面図である。 図12に続く半導体装置の製造工程中の要部断面図である。 図13に続く半導体装置の製造工程中の要部断面図である。
符号の説明
1 半導体基板
2 素子分離溝
3 酸化シリコン膜
4 p型ウエル
6 ゲート絶縁膜
7 不純物層(第1不純物層)
8 多結晶シリコン膜
9 金属膜
10 ゲート電極
11 n型半導体領域
13 サイドウォールスペーサ
14 n型半導体領域
15 酸化シリコン膜
16 コンタクトホール
17 プラグ
18 配線

Claims (3)

  1. MISFETを有する半導体装置の製造方法であって、
    (a)半導体基板上に酸化シリコン膜より比誘電率の大きい材料からなるゲート絶縁膜を形成する工程、
    (b)前記ゲート絶縁膜上にAs層、P層、Sb層、またはB層からなる第1不純物層を形成する工程、
    (c)前記第1不純物層上にシリコン膜を形成する工程、
    (d)前記シリコン膜上に金属膜を形成する工程、
    (e)前記金属膜、前記シリコン膜および前記第1不純物層をパターニングする工程、
    (f)前記(e)工程後、600℃以下の加熱処理により、前記シリコン膜を前記金属膜と完全に反応させて、ゲート電極となるフルシリサイド化膜を形成する工程、
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. MISFETを有する半導体装置の製造方法であって、
    (a)半導体基板上に酸化シリコン膜より比誘電率の大きい材料からなるゲート絶縁膜を形成する工程、
    (b)前記ゲート絶縁膜上にAs層、P層、Sb層、またはB層からなる第1不純物層を形成する工程、
    (c)前記第1不純物層上にシリコン膜を形成する工程、
    (d)前記シリコン膜上に金属膜を形成する工程、
    (e)前記金属膜、前記シリコン膜および前記第1不純物層をパターニングする工程、
    (f)前記(e)工程後、600℃以下の加熱処理により、前記シリコン膜を前記金属膜と完全に反応させて、ゲート電極となるフルシリサイド化膜を形成する工程、
    を含み、
    前記金属膜はTi、W、Ta、Ni、Pt、Ruのうちいずれかひとつを主成分とすることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. MISFETを有する半導体装置の製造方法であって、
    (a)半導体基板上に酸化シリコン膜より比誘電率の大きい材料からなるゲート絶縁膜を形成する工程、
    (b)前記ゲート絶縁膜上にAs層、P層、Sb層、またはB層からなる第1不純物層を形成する工程、
    (c)前記第1不純物層上にシリコン膜を形成する工程、
    (d)前記シリコン膜上に金属膜を形成する工程、
    (e)前記金属膜、前記シリコン膜および前記第1不純物層をパターニングする工程、
    (f)前記(e)工程後、600℃以下の加熱処理により、前記シリコン膜を前記金属膜と完全に反応させて、ゲート電極となるフルシリサイド化膜を形成する工程、
    を含み、
    前記第1不純物層はALD法によって形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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