JP3986442B2 - 無線端末及び無線基地局並びに無線通信方法 - Google Patents
無線端末及び無線基地局並びに無線通信方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3986442B2 JP3986442B2 JP2003012627A JP2003012627A JP3986442B2 JP 3986442 B2 JP3986442 B2 JP 3986442B2 JP 2003012627 A JP2003012627 A JP 2003012627A JP 2003012627 A JP2003012627 A JP 2003012627A JP 3986442 B2 JP3986442 B2 JP 3986442B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wireless
- digital camera
- base station
- public key
- key
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定の施設内において無線通信を行う無線端末及び無線基地局並びに無線通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、所定の施設内で情報の送受信を無線で行ういわゆる無線LANシステムが各種提案されている。テーマパークなどでは、入園者が無線端末を携帯し、園内の各地に設置された無線基地局との間で情報の送受信を行うシステムが利用されており、例えば、無線機能付きデジタルカメラとアクセスポイントで構成される無線通信プリントシステムなどがある(例えば、特許文献1参照)。このシステムのデジタルカメラは、入園者が撮影した画像データを近隣のアクセスポイントへ送信するもので、アクセスポイントで受信した画像データは、アクセスポイントに接続するプリントセンタでプリントされ、入園者は退出時にその写真を受領することができる。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−197407号公報 (第3−6頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の無線機能付きデジタルカメラなどでは、送信される情報即ち画像データの秘匿性が低いため、データが傍受、解読され易いという問題があった。特に、例えば同じテーマパーク内に同様のプリントサービスを提供する事業者が複数あり、無線通信ネットワークが混在するような場合、送信された画像データを別の事業者が受信することも可能であり、従って意図すれば情報が不正利用できる恐れがあった。上記の例で具体的に説明すると、入園者がある事業者のプリントサービス用のデジタルカメラで撮影して送信した画像データを、別の事業者が自らのアクセスポイントで受信してプリントを行い、当該事業者よりも低価格で販売するというような不当な行為などが可能となる。
【0005】
一方、デジタルカメラとアクセスポイントの間に固有のIDを設け、IDが一致した無線端末とだけ通信が確立できるようにすると、無線基地局をまたがるローミングが行えず、テーマパーク内で端末を持ち歩けなくなってしまうという問題もあった。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、無線基地局と無線端末を用いて所定の施設内に構築される無線通信ネットワークにおいて、ユーザが目的とする無線基地局を選択し、かつ無線基地局との暗号化通信を可能にする無線端末及び無線通信方法を提供することを目的とする。
【0007】
また、無線基地局と無線端末を用いて所定の施設内に構築される無線通信ネットワークにおいて、無線端末との暗号化通信を可能にする無線基地局及び無線通信方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の無線デジタルカメラは、複数の無線基地局と少なくとも1つの無線機能を備えたデジタルカメラを用いて所定の施設内に構築される無線通信ネットワークプリントにおける無線デジタルカメラであって、通信可能範囲内にある複数の無線基地局から送信される前記無線基地局に固有の公開鍵をIDとして所望の無線通信ネットワークに属する1局のIDを選択する基地局選択手段と、前記選択手段により選択された無線基地局から送信された公開鍵を用いてプリントデータを公開鍵暗号化通信に乗せる暗号化通信手段と、を備える。
【0009】
請求項5の無線通信方法は、複数の無線基地局と少なくとも1つの無線デジタルカメラを用いて所定の施設内に構築される無線通信ネットワークプリントを実施する無線通信方法であって、前記無線デジタルカメラは、各無線基地局固有の公開鍵をIDとして用いて通信可能範囲内にある複数の無線基地局から所望の無線通信ネットワークに属する1局のIDを選択し、選択された無線基地局から送信された公開鍵を用いてプリントデータの公開鍵暗号化通信を行う。
【0010】
上記構成によれば、複数の無線基地局から目的の無線基地局の選択機能を備えることで、ユーザは目的とする無線基地局と無線通信を行うことできる。また、公開鍵暗号化通信機能を備えることで、無線基地局との間で暗号化通信を行うことができる。
【0011】
請求項2の無線基地局は、複数の無線基地局と少なくとも1つの無線機能を備えたデジタルカメラを用いて所定の施設内に構築される無線通信ネットワークプリントにおける無線基地局であって、各無線基地局固有に無線デジタルカメラとの公開鍵暗号化通信に使用する公開鍵及び秘密鍵を生成する鍵生成手段と、前記公開鍵をネットワーク固有のIDとして無線デジタルカメラに送信するための鍵送信手段と、前記公開鍵で暗号化されて無線デジタルカメラから送信されたプリントデータを前記秘密鍵で復号化プリントする復号化手段と、前記秘密鍵を無線基地局間で共有する共有手段とを備える。
【0012】
請求項6の無線通信方法は、複数の無線基地局と少なくとも1つの無線デジタルカメラを用いて所定の施設内に構築される無線通信ネットワークプリントを実施する無線通信方法であって、前記無線基地局は、各無線基地局固有に無線デジタルカメラとの公開鍵暗号化通信に使用する公開鍵及び秘密鍵を生成し、前記公開鍵をネットワーク固有のIDとして無線デジタルカメラに送信し、前記公開鍵で暗号化されて無線デジタルカメラから送信されたプリントデータを前記秘密鍵で復号化プリントし、前記秘密鍵を無線基地局間で共有する。
【0013】
上記構成によれば、生成した公開鍵を無線端末に送信し、公開鍵で暗号化された情報を秘密鍵で復号する暗号化通信が可能となる。
【0015】
上記構成によれば、無線基地局毎に異なる鍵が生成されるため、同じ通信可能範囲内にある別の無線基地局が情報を受信してもデータを解読することは不可能となり、データの秘匿性が向上する。
【0016】
請求項3の無線基地局は、請求項2に記載の無線基地局において、前記ネットワーク固有のIDは、前記無線デジタルカメラから前記無線基地局への接続要求時に動的に配布される。
【0017】
上記構成によれば、IDが動的に配布されるので、IDに基づいて生成される鍵に有効期限が生ずることとなり、データの秘匿性がより向上する。
【0018】
請求項4の無線基地局は、請求項2又は3に記載の無線基地局において、前記秘密鍵の共有手段が各無線基地局を接続する有線ネットワークである。
【0019】
上記構成によれば、所定の無線基地局間で秘密鍵を共有して公開鍵配布元以外の無線基地局も公開鍵の対となる秘密鍵を保持することで、公開鍵配布元以外の所定の無線基地局でも暗号化情報の復号化が可能となる。特に、無線基地局間の秘密鍵の送受は有線とすることで、秘匿性が確保される。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の実施の形態では、無線端末及び無線基地局の一例として、テーマパーク内で画像プリントサービスに使用する無線機能付きデジタルカメラ及びテーマパーク内の各所に設置されるアクセスポイントについて説明する。
【0021】
図1は、本発明の実施の形態の無線端末であるデジタルカメラの外観を示す斜視図である。デジタルカメラは、本体前面にレンズを含む撮像部(図示省略)を備え、本体上面にシャッターボタン1、アンテナ2などを備え、本体背面に電源スイッチ3、表示部4、操作部5、ファインダ6などを備える。
【0022】
図2は、本発明の実施の形態におけるデジタルカメラの内部構成を示すブロック図である。デジタルカメラは、主に、レンズ10、CCD11、A/D変換器12、暗号化処理部13、無線通信部14、メモリ15、CPU16、表示部4、操作部5などで構成される。
【0023】
CCD11は、レンズ10を介して入射した被写体像を撮像するための撮像素子である。A/D変換器12は、CCD11で生成したアナログ画像信号をデジタル信号に変換するための変換器である。暗号化処理部13は、無線基地局から配布された公開鍵を用いて画像データを暗号化するための処理ブロックである。無線通信部14は、通信可能範囲内にあるアクセスポイントから任意のアクセスポイントを選択して、一斉送信される公開鍵を受信したり、暗号化した画像データを送信したりするなど、デジタルカメラとアクセスポイント間における通信の制御を行う。なお、無線通信部14は、通信範囲内に存在するアクセスポイントを検知して、デジタルカメラ使用者の操作により選択されたアクセスポイントとの接続を確立するためのアクセスポイント選択部(図示省略)を備える。メモリ15は、アクセスポイントから受信した公開鍵を保存したり、画像データを一時的に保存したりする。表示部4は、LCDなどで構成され、撮像した画像の表示や、検知したアクセスポイントの識別表示などを行う。操作部5は、デジタルカメラに入力を行うためのキーやボタンなどで構成される。CPU16は、撮像動作や無線通信動作など、デジタルカメラの動作全般に関わる制御を行う。
【0024】
図3は、本発明の実施の形態におけるデジタルカメラの撮像動作の手順を示すフローチャートである。デジタルカメラ100の電源スイッチ3をオンにして、被写体を決定し、カメラ上面にあるシャッターボタン1を押下すると(ステップS101)、レンズ10から入射した被写体像がCCD11で電気信号に変換され、A/D変換器12を介して所定の方式に従って画像データが生成される(ステップS102)。撮像及びA/D変換後の画像処理など、一連の画像データ生成動作は公知の手法を用いてよい。画像データは一時的にメモリ15に格納され、当該画像が表示部4に表示される(ステップS103)。デジタルカメラの使用者は、表示された画像を見てプリントを行うかどうかを判断し(ステップS104)、プリントを行う場合は操作部5の送信ボタンを押下する。送信ボタンが押下された場合、デジタルカメラ100の暗号化処理部13は、メモリ15に格納された画像データの公開鍵暗号化処理を行い(ステップS105)、その後、アクセスポイントとの通信動作へ移行して(ステップS106)、再びステップS101へ戻る。一方、プリントを行わない場合(画像データを送信しない場合)は、そのままステップS101へ戻る。
【0025】
図4は、本発明の実施の形態におけるデジタルカメラの通信手順を示すフローチャートである。デジタルカメラ100の無線通信をオンの状態にすると(ステップS201)、無線通信部14は、アンテナ2を介して通信可能範囲内にあるアクセスポイントから一斉送信されるネットワーク固有のID(ここでは、SSID(Service Set IDentifier)とする)を検索する(ステップS202)。このIDは、後述するアクセスポイントが生成した公開鍵である。IDが検出されるかどうかを判定し(ステップS203)、検出されない場合は、ステップS202に戻って検索を繰り返す。
【0026】
IDの検出、即ち通信範囲内に存在するアクセスポイントを検出する際には、例えば、デジタルカメラの通信可能範囲内に異なる事業者のアクセスポイントが存在することがある。このような場合、複数のIDから1つを選択する(ステップS204)。デジタルカメラの使用者は、表示部4に表示されるアクセスポイントのリストから所定のアクセスポイントを決定し、操作部5のボタンを操作してアクセスポイントを選択する。なお、この選択は自動的に行われるように設定することも可能である。例えば、上記の例では、デジタルカメラを貸与したプリントサービス提供事業者が設置しているアクセスポイントを選択し、他の事業者が設置しているアクセスポイントを選択しないように設定しておけばよい。
【0027】
所定のID、即ちアクセスポイントを選択すると、当該アクセスポイントが一斉送信により配布している公開鍵を受信して、アクセスポイントに送信する画像データの暗号化処理を行う(ステップS205)。暗号化処理は、図1の撮像動作のフローチャートのステップS105で説明した暗号化処理と同等である。暗号化後、画像データがアクセスポイントに向けて送信される(ステップS206)。画像データの送信が終了すると(ステップS207)、無線通信を終了する(ステップS208)。無線通信が終了しない場合はステップS204に戻り、再びIDの選択からのステップを繰り返す。以上の手順により、画像データの暗号化送信が行える。
【0028】
図5は、本発明の実施の形態における無線基地局であるアクセスポイントの内部構成を示すブロック図である。アクセスポイント200は、主に、アンテナ部21、無線通信部22、鍵生成部23、復号部24、メモリ25、外部インターフェース部26、制御部27などを備える。
【0029】
無線通信部22は、アンテナ部21を介して通信可能範囲内に位置するデジタルカメラとの間で情報の送受信を行う。鍵生成部23は、公知の所定の方法で公開鍵及び秘密鍵を生成する処理ブロックである。本実施の形態では、生成した公開鍵がSSIDとして一斉配布される。そのため、デジタルカメラとアクセスポイント間における接続の確立にこのIDを用いることができる。なお、鍵の生成方法はRSA暗号方式など公知の手法を用いてよい。復号部24は、デジタルカメラで公開鍵暗号化して送信された画像データを、公開鍵と対となる秘密鍵で復号化する処理ブロックである。メモリ25は、デジタルカメラから受信した画像データなどを一時格納する。外部インターフェース部26は、復号化した画像データを外部のプリンタへ出力したりする際のインターフェース部である。制御部27は、アクセスポイント各部の動作を統括制御する。
【0030】
図6は、アクセスポイントとデジタルカメラの通信シーケンスを示すシーケンス図である。アクセスポイント200は、鍵生成部23で生成した公開鍵をネットワーク固有のID(SSID)として、無線通信部22、アンテナ部21を介してブロードキャストする(ステップS301)。図7は、公開鍵をネットワーク固有のIDとしてブロードキャストの概念を示す模式図である。アクセスポイントAの通信可能範囲内のデジタルカメラは、このブロードキャストされた公開鍵aを受信することができる。
【0031】
電源が投入され、無線機能がオンとなっている状態で(ステップS302)、デジタルカメラはSSIDを受信する(ステップS303)。前述の手順で、デジタルカメラが当該アクセスポイントを選択した場合、以降は受信したSSIDを公開鍵として、アクセスポイント間で暗号化通信を行うように設定される(ステップS304)。
【0032】
例えば、デジタルカメラの存在位置を示すデータが公開鍵で暗号化され、定期的にアクセスポイントへ送信されるように設定してもかまわない。アクセスポイントは、暗号化された情報を受信して秘密鍵により復号する(ステップS305)。
【0033】
デジタルカメラで撮像した画像データは公開鍵で暗号化して、アクセスポイントへ送信される(ステップS306)。図8は、暗号化データ送信の概念を示す模式図である。アクセスポイントAの通信可能範囲内にあるデジタルカメラは画像データを送信するが、アクセスポイントAが配布した公開鍵aを用いて暗号化された画像データのみが、アクセスポイントAで受信、復号化されることになる。
【0034】
アクセスポイントは、受信して一旦メモリ25に格納した画像データを復号化し(ステップS307)、復号化された画像データは外部インターフェース部26から外部へ出力される。図9は、暗号化データの復号動作の概念を示す模式図である。アクセスポイントAが受信した暗号化データは、アクセスポイントの復号部24で秘密鍵aを用いて復号化される。復号化された画像データは、外部インターフェース部26から外部の記録装置やプリンタに出力され、記録媒体への記録や印刷が行われる。
【0035】
図10は、アクセスポイントをまたがる画像データの暗号化送信の概念を示す模式図である。図10に示すように、アクセスポイントAが一斉送信した公開鍵aを受信したデジタルカメラKが、移動などによりアクセスポイントAの通信可能範囲を外れ、アクセスポイントBの通信可能範囲内に入ったとする。本来は、アクセスポイントBの通信可能範囲では、アクセスポイントBが一斉送信する公開鍵bで画像データを暗号化して送信する必要がある。しかし、アクセスポイントAとアクセスポイントBは、それぞれの公開鍵に対応する秘密鍵を互いに送受して共有している(図中、ハッチングで示す矢印)。そのため、公開鍵aで暗号化され、アクセスポイントBの通信範囲内でデジタルカメラKから送信された画像データは、アクセスポイントBが受信し、アクセスポイントBが保持するアクセスポイントAの秘密鍵aで復号化できる。なお、上記の秘密鍵の送受は、無線ではなく秘匿性の十分に確保できる有線で行うことが望ましい。また、秘密鍵の共有を行っていないアクセスポイントでは画像データの復号は行えないため、他の事業者のアクセスポイントに画像データが取得されるというような事態は発生しない。
【0036】
このように、同じ事業者が所有するアクセスポイントなど、関連性のあるアクセスポイント同士で互いに秘密鍵を保持しあうことにより、デジタルカメラを持ち歩いても、各所から画像データを暗号化送信することができる。しかも、通信可能範囲内にあっても秘密鍵を保持しないアクセスポイントでは画像データの復号が行えないため、秘匿性が保護される。
【0037】
以上のように本実施の形態のデジタルカメラによれば、施設内の無線通信ネットワークにおいて、アクセスポイントをデジタルカメラが選択でき、選択したアクセスポイントから一斉配布される公開鍵により情報を暗号化して送信するので、秘匿性の高いデータ送信が行える。
【0038】
また、本実施の形態のアクセスポイントによれば、施設内の無線通信ネットワークにおいて、公開鍵暗号化のための鍵を生成し、ネットワーク固有のIDとして一斉配布するとともに、無線端末が公開鍵を用いて暗号化送信した情報の復号化を行うため、秘匿性の高いデータ送信が行える。
【0039】
なお、上記の実施の形態において、ネットワーク固有のIDとする公開鍵は、DHCPサーバにより動的に配布されるようにしてもかまわない。この場合、公開鍵の有効期限はデジタルカメラが無線通信を開始してから終了するまでとなるので、画像データの秘匿性はより向上する。
【0040】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、無線基地局と無線端末を用いて所定の施設内に構築される無線通信ネットワークの無線端末において、複数の無線基地局から目的の無線基地局の選択機能を備えることで、ユーザは目的とする無線基地局と無線通信を行うことできる。また、公開鍵暗号化通信機能を備えることで、無線基地局との間で暗号化通信を行うことができる。
【0041】
また、本発明によれば、無線基地局と無線端末を用いて所定の施設内に構築される無線通信ネットワークの無線基地局において、生成した公開鍵を無線端末に送信し、公開鍵で暗号化された情報を秘密鍵で復号する暗号化通信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるデジタルカメラの外観を示す斜視図。
【図2】本発明の実施の形態におけるデジタルカメラの内部構成を示すブロック図。
【図3】本発明の実施の形態におけるデジタルカメラの撮像動作の手順を示すフローチャート。
【図4】本発明の実施の形態におけるデジタルカメラの通信動作の手順を示すフローチャート。
【図5】本発明の実施の形態におけるアクセスポイントの内部構成を示すブロック図。
【図6】アクセスポイントとデジタルカメラの通信シーケンスを示すシーケンス図。
【図7】公開鍵をネットワーク固有のIDとしてブロードキャストの概念を示す模式図。
【図8】暗号化データの送信の概念を示す模式図。
【図9】暗号化データの復号動作の概念を示す模式図。
【図10】ローミングの概念を示す模式図。
【符号の説明】
2 アンテナ
4 表示部
5 操作部
6 ファインダ
10 レンズ
13 暗号化処理部
14 無線通信部
15 メモリ
16 CPU
21 アンテナ部
22 無線通信部
23 鍵生成部
24 復号部
25 メモリ
26 外部インターフェース部
27 制御部
100 デジタルカメラ
200 アクセスポイント
Claims (8)
- 複数の無線基地局と少なくとも1つの無線機能を備えたデジタルカメラを用いて所定の施設内に構築される無線通信ネットワークプリントにおける無線デジタルカメラであって、通信可能範囲内にある複数の無線基地局から送信される前記各無線基地局に固有の公開鍵をIDとして所望の無線通信ネットワークに属する1局のIDを選択する基地局選択手段と、前記選択手段により選択された無線基地局から送信された公開鍵を用いてプリントデータを公開鍵暗号化通信に乗せる暗号化通信手段と、を備える無線。
- 複数の無線基地局と少なくとも1つの無線機能を備えたデジタルカメラを用いて所定の施設内に構築される無線通信ネットワークプリントにおける無線基地局であって、各無線基地局固有に無線デジタルカメラとの公開鍵暗号化通信に使用する公開鍵及び秘密鍵を生成する鍵生成手段と、前記公開鍵をネットワーク固有のIDとして無線デジタルカメラに送信するための鍵送信手段と、前記公開鍵で暗号化されて無線デジタルカメラから送信されたプリントデータを前記秘密鍵で復号化プリントする復号化手段と、前記秘密鍵を無線基地局間で共有する共有手段とを備える無線基地局。
- 前記ネットワーク固有のIDは、前記無線デジタルカメラから前記無線基地局への接続要求時に動的に配布される請求項2記載の無線基地局。
- 前記秘密鍵の共有手段が各無線基地局を接続する有線ネットワークである請求項2又は3に記載の無線基地局。
- 複数の無線基地局と少なくとも1つの無線デジタルカメラを用いて所定の施設内に構築される無線通信ネットワークプリントを実施する無線通信方法であって、前記無線デジタルカメラは、各無線基地局固有の公開鍵をIDとして用いて通信可能範囲内にあり所望の無線通信ネットワークに属する1局のIDを選択し、選択された無線基地局から送信された公開鍵を用いてプリントデータの公開鍵暗号化通信を行う無線通信方法。
- 複数の無線基地局と少なくとも1つの無線デジタルカメラを用いて所定の施設内に構築される無線通信ネットワークプリントを実施する無線通信方法であって、前記無線基地局は、各無線基地局固有に無線デジタルカメラとの公開鍵暗号化通信に使用する公開鍵及び秘密鍵を生成し、前記公開鍵をネットワーク固有のIDとして無線デジタルカメラに送信し、前記公開鍵で暗号化されて無線デジタルカメラから送信されたプリントデータを前記秘密鍵で復号化プリントし、前記秘密鍵を無線基地局間で共有する無線通信方法。
- 複数の無線基地局と少なくとも1つの無線デジタルカメラを用いて所定の施設内に構築される無線通信ネットワークプリントを実施する無線通信プログラムであって、前記無線デジタルカメラが備えるコンピュータを、各無線基地局固有の公開鍵をIDとして用いて通信可能範囲内にあり所望の無線通信ネットワークに属する1局のIDを選択する基地局選択手段、前記選択手段により選択された無線基地局から送信された公開鍵を用いてプリントデータを公開鍵暗号化通信に乗せる暗号化通信手段として機能させる無線通信プログラム。
- 複数の無線基地局と少なくとも1つの無線デジタルカメラを用いて所定の施設内に構築される無線通信ネットワークプリントを実施する無線通信プログラムであって、前記無線基地局が備えるコンピュータを、各無線基地局固有で無線デジタルカメラとの公開鍵暗号化通信に使用する公開鍵及び秘密鍵を生成する鍵生成手段、前記公開鍵をネットワーク固有のIDとして無線デジタルカメラに送信するための鍵送信手段、前記公開鍵で暗号化されて無線デジタルカメラから送信されたプリントデータを前記秘密鍵で復号化プリントする復号化手段、前記秘密鍵を無線基地局間で共有する共有手段として機能させる無線通信プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003012627A JP3986442B2 (ja) | 2003-01-21 | 2003-01-21 | 無線端末及び無線基地局並びに無線通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003012627A JP3986442B2 (ja) | 2003-01-21 | 2003-01-21 | 無線端末及び無線基地局並びに無線通信方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004228793A JP2004228793A (ja) | 2004-08-12 |
JP3986442B2 true JP3986442B2 (ja) | 2007-10-03 |
Family
ID=32901180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003012627A Expired - Fee Related JP3986442B2 (ja) | 2003-01-21 | 2003-01-21 | 無線端末及び無線基地局並びに無線通信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3986442B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006165942A (ja) | 2004-12-07 | 2006-06-22 | Sony Corp | 携帯電子機器、情報処理方法、並びにプログラム |
JP4815855B2 (ja) | 2005-04-20 | 2011-11-16 | ブラザー工業株式会社 | 暗号鍵設定装置 |
JP4900645B2 (ja) | 2005-08-01 | 2012-03-21 | ソニー株式会社 | 受信装置、受信方法、送信装置、送信方法、プログラム、記録媒体、通信システム、および通信方法 |
US20110128389A1 (en) | 2006-08-23 | 2011-06-02 | Nikon Corporation | Electronic camera and server device |
CN112969034B (zh) * | 2021-03-01 | 2023-03-03 | 华雁智能科技(集团)股份有限公司 | 摄像装置布点方案图的验证方法、装置及可读存储介质 |
-
2003
- 2003-01-21 JP JP2003012627A patent/JP3986442B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004228793A (ja) | 2004-08-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4735809B2 (ja) | 利用者固有情報の配布方法、装置およびシステム | |
KR100547855B1 (ko) | 근거리 통신 장치를 구비한 복합 이동 통신 단말의 보안통신 시스템 및 방법 | |
JP4475377B2 (ja) | 無線通信システム、共通鍵管理サーバ、および無線端末装置 | |
CN102595643B (zh) | 用于无线设备连接和配对的系统和方法 | |
CN102594895B (zh) | 网络节点、移动性信息服务器、wtru及方法 | |
KR100640449B1 (ko) | 이동 통신 단말의 부가 기능 제한 방법 및 시스템 | |
US20130182847A1 (en) | Communication system, information processing apparatus, method and computer program | |
CN108011715B (zh) | 一种密钥的分发方法、相关设备和系统 | |
JP2006221602A (ja) | アクセス情報中継デバイス、ネットワーク機器、アクセス情報管理デバイス、資源管理デバイスおよびアクセス管理システム | |
JP4405309B2 (ja) | アクセスポイント、無線lan接続方法、無線lan接続プログラムを記録した媒体および無線lanシステム | |
EP2856789B1 (en) | Method for tracking a mobile device onto a remote displaying unit via a mobile switching center and a head-end | |
JP2005056102A (ja) | 環境モニタリングシステム | |
JP3986442B2 (ja) | 無線端末及び無線基地局並びに無線通信方法 | |
EP1757003A2 (en) | Method and apparatus for data transfer | |
JP4820143B2 (ja) | 制御システム、及び携帯端末 | |
JP2007053612A (ja) | 通信機器及び通信方法 | |
CN113747430B (zh) | 一种接入网络的方法、终端设备和ap | |
JP2005318281A (ja) | 通信システムおよび通信装置 | |
JP2004199470A (ja) | 印刷システム | |
JP2004363995A (ja) | 画像伝送システム、撮影装置 | |
KR100950457B1 (ko) | 단방향 모바일 단말기를 위한 안전한 인증 채널 프로토콜구현 방법 | |
JPH11266483A (ja) | 情報配信方法及び携帯端末装置 | |
JP2005051368A (ja) | 通信装置、基地局装置及び通信システム | |
JP2006128892A (ja) | 情報格納方式及び情報格納方法及び受信情報提供装置及び情報記憶端末 | |
WO2023053699A1 (ja) | 通信装置およびその制御方法、通信システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050215 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060325 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061011 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061115 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20061124 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070115 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070322 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070521 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20070525 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070613 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070710 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100720 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110720 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |