JP3986339B2 - 広告方法 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、携帯電話機等における着信音を広告に用いるための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば特開2001−352403号公報には、以下のような技術が開示されている。すなわち本公報の広告システムは、受信時に着信信号と同時に着信音声データを受信し、即再生できる機能を有する移動電話を普及させた上で、広告を希望する広告主と移動電話事業会社との間に広告仲介会社を設立させて、携帯電話の利用者に広告着信音の選択肢を与えて、利用者が広告着信音を選択した場合には、広告主と広告契約を結んだ広告仲介会社の指定の基に利用者が選択したあるいは非選択の広告着信音を移動電話事業会社から利用者に配信するという技術が開示されている。このような技術では着信音声データを着信の都度ダウンロードする必要があり、高速の無線通信が可能になったとしても着信音出力前に余計な時間がかかってしまうという欠点がある。また、通常は着信音を鳴らす時間は公衆に対するマナーの点からも短い方が好ましく、単純なやり方では広告効果は望めない。
【0003】
また、例えば特開2001−358854号公報には、以下のような技術が開示されている。すなわち、着信メロディ発呼機能を持つ携帯電話端末、無線通信回線により端末と通話を確立可能な基地局、両者間の通話料金を計算する料金計算装置を備え、広告スポンサーと契約した広告メロディを記憶するメモリ、基地局から送信された広告メロディを記憶する端末側のメモリと、基地局と端末間の通話要求の着信と発呼を制御する発呼着信制御部と、その制御に基づき広告メロディの演奏で発呼する発呼部と、端末毎に特定着信メロディの発呼の回数および発呼時間を含む利用頻度を積算して送信する利用頻度制御手段と、端末の利用頻度を集計し特定端末の通話料金と積算利用頻度により割引料金を計算し、この割引料金に基づきユーザの利用料金と広告スポンサーの広告料金を請求する料金割り当て手段と、を備える。このような技術を用いると、不正が行われる可能性が大きい。例えば、友達同士で着信音を鳴らし合って割引額を吊り上げるといったことが行われやすい。また、着信音を鳴らすだけでインセンティブが受けられるようであれば通話が行われないこともあり、通信事業者にとっても本技術採用の利益がない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように従来技術では携帯電話機等の着信音を広告に用いる際の実際的な工夫が足りない。
【0005】
従って本発明の目的は、携帯電話機等の着信音を広告に用いるための実際的な技術を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る広告方法は、第1の顧客の端末から第2の顧客の端末への発呼に応じて第2の顧客が広告契約者か否かを判断するステップと、第2の顧客が広告契約者であれば契約された広告に関連する抽選を実施する抽選ステップと、抽選の結果が当選である場合には、当選した広告に関連する音を第2の顧客の端末において着信音として出力させるための情報を第2の顧客の端末に送信するステップと、第1の顧客の端末と第2の顧客の端末との通話の終了が検出された場合、当選した広告に関連するクイズを含むデータを第2の顧客の端末に送出するステップと、第2の顧客の端末からクイズの回答情報を受信した場合、クイズの回答が正解であるか判断するステップと、クイズの回答が正解であると判断された場合には、第2の顧客に当選した広告についてのインセンティブを付与するための情報を記憶装置に登録するステップとを含む。
【0007】
このように通話終了後に広告に関連するクイズを含む音声データを流すことにより、着信音として流れる広告に関連する音が短くなっても広告の効果を上げることができる。また、必ず通話が行われた後にインセンティブを付与するか否かを判断するようにしているため、本発明を採用した通信事業者は確実に通話料を得ることができる。抽選が行われるため、顧客の着信音への注目度が上げることができ、また顧客にスリリングなゲーム感覚を生じさせることができる。また必ず着信音として広告音が鳴る訳ではないので顧客は本キャンペーンに参加しやすいという効果もある。
【0008】
一方、発信側についても、第1の顧客の端末から第2の顧客の端末への発呼に応じて第1の顧客が広告契約者か否か判断するステップと、第1の顧客が広告契約者であれば契約された広告に関連する抽選を実施するステップと、抽選の結果が当選である場合には、当選した広告に関連する音を第1の顧客の端末において呼び出し音として出力させるための情報を第1の顧客の端末に送信するステップと、第1の顧客の端末と第2の顧客の端末との通話の終了が検出された場合、当選した広告に関連するクイズを含むデータを第1の顧客の端末に送出するステップと、第1の顧客の端末からクイズの回答情報を受信した場合、クイズの回答が正解であるか判断するステップと、クイズの回答が正解であると判断された場合には、第1の顧客に当選した広告についてのインセンティブを付与するための情報を記憶装置に登録するステップとを含むような構成とすることも可能である。
【0009】
発信側の顧客についても本キャンペーンに同時に参加している場合もあり、発信側の顧客についても広告を流してインセンティブを与えることができるようになる。
【0010】
また、第1の顧客の端末との通話終了後に第2の顧客の端末から当選した広告に関連するクイズを含む表示情報の要求を受信した場合、当選した広告に関連するクイズを含む表示情報を第2の顧客の端末に送信するステップとをさらに含むような構成であってもよい。クイズについては表示情報を組み合わせて又は単独で提供することにより、広告効果を高めることができる。
【0011】
なお、当選した広告に関連する音を第2の顧客の端末において着信音として出力させるための情報を送信後第2の顧客の端末から当選した広告に関連する表示情報の要求を受信した場合、当選した広告に関連する表示情報を第2の顧客の端末に送信するステップとをさらに含むような構成であってもよい。例えば第2の顧客の端末がマナーモードに設定されている場合に、当選を知らせることができるようになる。
【0012】
また、第2の顧客により契約された広告が複数存在する場合には、上で述べた抽選ステップにおいて、複数の広告のうちいずれかについて当選を決定し、当選した広告に関連する音を第2の顧客の端末において着信音として出力させるための情報が、当選した広告の識別情報であるような構成とすることも可能である。複数の広告のうちいずれかについて当選した場合に、着信音が広告音となる構成である。
【0013】
なお、上で述べた第2の顧客の端末についての構成は第1の顧客の端末についても同様の処理にて同様の変形を行うことができる。
【0014】
また、携帯電話機等の電話機に、予め格納された広告音データの特定情報を受信した場合、当該特定情報に対応する広告音を着信音又は呼出音として出力するステップと、通話の終了の後に、広告音に関連するクイズを含む表示情報を所定のコンピュータに要求するステップと、広告音に関連するクイズの表示情報を受信し、表示装置に表示するステップと、利用者の入力に応じてクイズの回答を所定のコンピュータに送信するステップとを実行させるためのプログラムを用意する場合もある。例えば、Java(Sun Microsystems 社の商標)アプレットにてこのような機能を実現する場合もある。
【0015】
上述の方法はプログラム及びコンピュータにて実施することができ、このプログラムは、例えばフレキシブルディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等の記憶媒体又は記憶装置に格納される。また、ネットワークなどを介して配布される場合もある。尚、中間的な処理結果はメモリに一時保管される。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1を用いて本発明の一実施の形態における実施パターンを最初に説明しておく。(a)は基本パターンを表す。発信側の携帯電話機が受信側の携帯電話機に電話をかけると、発信側の携帯電話機では呼び出し音が受話口から出力される。一方、受信側の携帯電話機では受信側の加入者が広告契約者であって抽選に当選すると、広告音が着信音として受信側の携帯電話機のスピーカから出力される。広告音の音源データについては予め携帯電話機にダウンロードしておく。これは、発信時の通信の負荷を減らすと共に、予め広告契約者となる前にどのような広告音が着信音として流れるかをある程度把握しておき、自分の携帯電話機が鳴っていることを認識できるようにしておくためである。受信側の加入者は、広告音が鳴ることにより抽選に当たったことを認識することができる。また、抽選が行われるため、必ず広告音が鳴るわけではなく、受信側の加入者にスリリングなゲーム感覚を与えることができ、また広告に対する注目度が上がる。また、常に広告音が流れるわけではないので、広告契約を行いやすいという利点もある。本実施の形態では、この時点では当選しているが、まだ広告のインセンティブを受けることができるわけではない。
【0017】
次に受信側の加入者が自己の携帯電話機の通話開始ボタンを押すと、受信側と送信側の会話(通話)が実施される。この部分については従来と全く変わらない。その後会話が終了すると、受信側又は発信側の加入者のいずれかが携帯電話機の通話終了ボタンを押して、発信側と受信側との間の回線を切断する。しかし、受信側の携帯電話機へは、着信音として流れた広告音に関連してそのおさらいとなる内容及びクイズを含む音声が受信側の携帯電話機の受話口から流れることになる。クイズの回答については、例えばボタンを押すことにより、又は音声により送出する。もし、クイズに正解していれば、当選した広告について設定されたインセンティブが付与される。クイズに不正解であれば、インセンティブは付与されない。
【0018】
このようにすれば通話を行った後でインセンティブの付与が確定する。すなわち、通話も行わないで不正にインセンティブを取得するような行為を防止することができる。また、通話の後に広告音に関連する広告のおさらいを行うので、着信音として広告音を長く流すことができなかった場合でも広告効果を上げることができるようになる。
【0019】
(b)は受信側だけでなく発信側についても抽選を行い、当選した場合には広告音を流すようにするものである。これにより発信側の加入者にもインセンティブを取得するチャンスが与えられるため、広告契約を行った加入者がインセンティブを得るチャンスは2倍となる。まず、発信側の携帯電話機が受信側の携帯電話機に電話をかけ、発信側の加入者が広告契約者であって抽選に当選すると、発信側の携帯電話機では、広告呼び出し音が受話口から出力される。一方、受信側の携帯電話機では、受信側の加入者が広告契約者であって抽選に当選すると、広告音が受信側の携帯電話機のスピーカから着信音として出力される。広告呼び出し音及び広告音の音源データについては予め携帯電話機にダウンロードしておく。
【0020】
次に受信側の加入者が自己の携帯電話機の通話開始ボタンを押すと、受信側と送信側の会話(通話)が実施される。この部分については従来と全く変わらない。その後会話が終了すると、受信側又は発信側の加入者のいずれかが携帯電話機の通話終了ボタンを押して、発信側と受信側との間の回線を切断する。この後、受信側及び発信側の携帯電話機へは、着信音として流れた広告音又は広告呼び出し音に関連してそのおさらいとなる内容及びクイズを含む音声が受信側及び発信側の携帯電話機の受話口から流れることになる。クイズの回答については、例えばボタンを押すことにより、又は音声により送出する。もし、クイズに正解していれば、当選した広告について設定されたインセンティブが付与される。クイズに不正解であれば、インセンティブは付与されない。発信側も受信側も別々にクイズの正解・不正解が判断される。そして、基本的には別々にインセンティブが付与される。しかし、発信側及び受信側の両方でクイズに正解しないとインセンティブを付与しないような構成であってもよい。
【0021】
(b)の効果は基本的に(a)と同じである。但し、発信側も受信側も抽選に当選していればインセンティブを受けることができるようになり、インセンティブ取得のチャンスは2倍になる。
【0022】
(c)は受信側の携帯電話機がマナーモードに設定されている場合等に対処するものである。発信側の携帯電話機が受信側の携帯電話機に電話をかけると、発信側の携帯電話機では呼び出し音が受話口から出力される。一方、受信側の携帯電話機では受信側の加入者が広告契約者であって抽選に当選すると、受信側の携帯電話機はバイブレータにより着信を受信側の加入者に知らせると共に、表示装置に当選した広告の情報を表示する。着信音を流すことができないためである。表示装置に表示する広告の情報については、例えば当選した広告の広告コードを受信した場合に起動され且つ予め携帯電話機にダウンロードされたJavaアプレットのようなプログラムに基づく。受信側の加入者は、表示装置に広告の情報が表示されているのを見ることにより抽選に当たったことを認識することができる。
【0023】
次に受信側の加入者が自己の携帯電話機の通話開始ボタンを押すと、受信側と送信側の会話(通話)が実施される。この部分については従来と全く変わらない。その後会話が終了すると、受信側又は発信側の加入者のいずれかが携帯電話機の通話終了ボタンを押して、発信側と受信側との間の回線を切断する。しかし、受信側の携帯電話機へは、着信時に表示装置に表示された広告の情報に関連してそのおさらいとなる内容及びクイズを含む音声が受信側の携帯電話機の受話口から流れるか、又は表示装置に表示された広告の情報に関連してそのおさらいとなる内容及びクイズを含む広告の表示を表示装置に行う。両方がなされる場合もある。クイズの回答については、例えばボタンを押すことにより送出する。もし、クイズに正解していれば、当選した広告について設定されたインセンティブが付与される。クイズに不正解であれば、インセンティブは付与されない。
【0024】
(c)によりマナーモードにより着信音を出力できない場合においても、(a)と同様の効果を得ることができる。
【0025】
(d)は(b)及び(c)を組み合わせた態様である。すなわち、受信側だけではなく発信側にも抽選を行い、着信時に当選していれば広告音を流し、通話終了後に広告のおさらいとなる内容及びクイズを音声で流し、さらに広告音が流れたか否かを問わず着信時に発信側及び受信側で広告情報の表示並びに通話終了時に広告及びクイズの情報の表示を行うものである。まず、発信側の携帯電話機が受信側の携帯電話機に電話をかけ、発信側の加入者が広告契約者であって抽選に当選すると、発信側の携帯電話機では広告呼び出し音が受話口から出力される。また、表示装置に広告の情報が表示される。一方、受信側の携帯電話機では受信側の加入者が広告契約者であって抽選に当選すると、広告音が着信音として受信側の携帯電話機のスピーカから出力される。また、表示装置に広告の情報が表示される。広告呼び出し音及び広告音の音源データ並びに表示装置に表示される広告の情報については予め携帯電話機にダウンロードしておく。広告の情報表示を行うプログラムをダウンロードしておく場合もある。但し、広告の情報については当該広告の情報を取得して表示を行うプログラムをダウンロードしておく場合もある。
【0026】
次に受信側の加入者が自己の携帯電話機の通話開始ボタンを押すと、受信側と送信側の会話(通話)が実施される。この部分については従来と全く変わらない。その後会話が終了すると、受信側又は発信側のいずれかが携帯電話機の通話終了ボタンを押して、発信側と受信側との間の回線を切断する。しかし、受信側及び発信側の携帯電話機へは、着信音として流れた広告音又は広告呼び出し音に関連してそのおさらいとなる内容及びクイズを含む音声が受信側及び発信側の携帯電話機の受話口から流れることになる。また、表示装置については当選した広告のおさらいとなる内容及びクイズを含む表示情報が表示装置に表示される。クイズの回答については、例えばボタンを押すことにより、又は音声により送出する。もし、クイズに正解していれば、当選した広告について設定されたインセンティブが付与される。クイズに不正解であれば、インセンティブは付与されない。発信側も受信側も別々にクイズの正解・不正解が判断される。そして、基本的には別々にインセンティブが付与される。しかし、発信側及び受信側の両方でクイズに正解しないとインセンティブを付与しないような構成であってもよい。
【0027】
このようにすることにより、聴覚及び視覚により広告の内容を発信側及び受信側の加入者に伝えることができるようになり、また(a)と同様の効果を得ることができる。
【0028】
以上のような実施パターンを実施可能なシステム構成の一例を図2を用いて説明する。携帯電話機1、携帯電話機3などの携帯電話機は例えば1又は複数の無線基地局7を介して携帯電話公衆網9に接続している。携帯電話公衆網9には、本実施の形態における主要な処理を実施する広告媒介システム5も接続されている。広告媒介システム5は、携帯電話機や一般の電話機からの発呼や回線接続・切断など一般的な通話に関する通信制御を行う通信制御部56と、広告についての抽選を実施する抽選処理部54と、広告契約を行っている加入者によるクイズの正解により付与されるインセンティブについての情報を管理する広告実績管理部55と、広告主による広告データの登録や更新、並びに加入者による広告契約の締結などの処理を実施する広告データ管理部53と、加入者が獲得したインセンティブの還元のための処理を実施するインセンティブ管理部51と、広告主に対する広告料及びインセンティブの還元に関する情報の処理を実施する広告料管理部52とが含まれる。また、広告媒介システム5は、広告主についての情報を管理するための広告主管理データベース(DB)61と、広告主による登録された広告データを管理するための広告データ管理DB62と、通常の加入者及び本キャンペーンに参加するための広告契約を行った加入者についての情報を管理するための加入者管理DB63と、加入者により獲得されたインセンティブを管理するためのインセンティブ管理DB64とを管理する。
【0029】
携帯電話機1には、広告関連処理部100が含まれる。広告関連処理部100は、広告Aに対応する着信音データAと、通常の着信音のための着信音データBとを管理しており、携帯電話機1が受信側の携帯電話機の場合には、呼び出し信号と共に広告媒介システム5から送出される広告コードに応じて使用する着信音データを切り替える。例えば広告Aについての広告コードを受信した場合には、着信音データAを用いてスピーカから広告音を出力する。もし広告コードを受信しない場合には、通常の着信音のための着信音データBを用いてスピーカから着信音を出力する。また、実施パターン(b)及び(d)を実施する場合には、この着信音データAは、呼び出し音の音源データとしても使用される。すなわち携帯電話機1が発信側の携帯電話機である場合には、呼び出し中を示す信号と共に広告媒介システム5から送出される広告コードを受信した場合には、着信音データAを用いて広告呼び出し音を受話口から出力する。また、広告音のための着信音データは1つだけではなく、携帯電話機1に複数ダウンロードしておくことも可能である。広告コードの内容によって当選した広告を識別し、対応する着信音データを用いて広告音をスピーカから出力する。
【0030】
また、広告関連処理部100は、実施パターン(c)及び(d)を実施する場合には、携帯電話機1の表示装置に広告やクイズに関する表示を行う処理を実施する。当該広告に関する表示を行うためのデータについては、広告媒介システム5からその都度取得するような構成であってもよいし、広告音のための着信音データと共にダウンロードするようにしてもよい。広告媒介システム5から広告コードを受信すると起動され、広告音に対応する表示を表示装置に行う。そして、通話の終了に応じて、広告のおさらい及びクイズの情報を表示装置に表示する。なお、このような表示装置に表示を行う部分の処理についてはJavaアプレットにて実行する場合もある。さらに、JavaVM(Virtual Machine)の機能によっては広告音を着信音や呼び出し音として出力する部分についてもJavaアプレットにより実行するようにしても良い。この場合には、Javaアプレットと共に着信音データをダウンロードしておく。Javaアプレットが着信音データを含む場合もある。
【0031】
また携帯電話機1には、図示しないがWebブラウザ機能、メーラ機能等が備えられているものとする。
【0032】
携帯電話機3については、広告関連処理部300が含まれており、広告関連処理部300は広告Cに対応する着信音データCと、通常の着信音のための着信音データDとを管理している。機能については携帯電話機1と同様であるので、説明を省略する。
【0033】
広告主管理DB61に格納されるデータの一例を図3に示す。図3の例では、広告主番号の列と、広告主名の列と、広告主データ(住所など)の列とが含まれる。この他、広告料の決済方法や担当者名などの情報も登録される場合がある。
【0034】
広告データ管理DB62に格納されるデータの一例を図4に示す。図4の例では、広告コードの列と、広告主名(又は広告主番号)の列と、当選時に付与されるインセンティブの列と、当選頻度の列と、広告データへのポインタの列とが含まれる。インセンティブは図4の例では、物品の例を示しているが、現金や金券、通話料の割引といったものであってもよい。広告データとしては、着信音データと、着信音データに対応し且つ広告のおさらい及びクイズを含む広告確認音声データと、クイズの正解データと、クイズの正解時に流す音声データと、クイズ不正解時に流す音声データとを含む。もし、実施パターン(c)及び(d)を実施する場合には、着信音データに対応する表示データと、広告確認音声データに対応する表示データと、正解データと、クイズ正解時の表示データと、クイズ不正解時の表示データとが含まれる。
【0035】
加入者管理DB63に格納されるデータの一例を図5に示す。図5の例では、本キャンペーンに参加する加入者(Subscriber)IDの列と、氏名の列と、個人データ(住所など)の例と、広告契約を実施した広告の広告コードの列とが含まれる。なお、一人の加入者が複数の広告コードを登録することも可能である。また、広告契約を行っていない人には、広告コードは登録されない。
【0036】
インセンティブ管理DB64に格納されるデータの一例を図6に示す。図6の例では、当選番号の列と、当選者名の列と、当選者の加入者(Subscriber)IDの列と、当選した広告の広告主番号の列と、付与されるインセンティブの情報の列とが含まれている。
【0037】
次に広告主が新たに広告データを登録する際の処理について図7を用いて説明する。なお、広告主自身が広告データを登録せずに、広告媒介システム5を管理運営する例えば通信事業者又は広告媒介者を介して登録するような構成であってもよい。まず、広告主は、インターネット等のコンピュータ・ネットワークを介して広告媒介システム5に接続された広告主端末(図示せず)を操作して、広告媒介システム5にログオンした後、広告データ登録ページへアクセスさせる(ステップS1)。広告媒介システム5の広告データ管理部53は、広告主端末からのアクセスに応じて、広告データ登録ページ・データを広告主端末に送信する(ステップS3)。広告主端末は、広告媒介システム5から広告データ登録ページ・データを受信し、ウェブ(Web)ブラウザを用いて表示装置に表示する(ステップS5)。
【0038】
広告データ登録ページにおいては、少なくとも付与されるインセンティブの情報と当選頻度の情報との入力欄と、広告データのファイル指定入力欄とが含まれる。従って広告主は、インセンティブの情報と当選頻度の情報と、広告データのファイル名を指定する。広告データとしては、着信音データと、着信音データに対応し且つ広告のおさらい及びクイズを含む広告確認音声データと、クイズの正解データと、クイズの正解時に流す音声データと、クイズ不正解時に流す音声データとを含む。もし、実施パターン(c)及び(d)を実施する場合には、着信音データに対応する表示データと、広告確認音声データに対応する表示データと、正解データと、クイズ正解時の表示データと、クイズ不正解時の表示データとが含まれる。
【0039】
広告主端末は、広告主からの広告データの入力(インセンティブ及び当選頻度の情報)及び広告処理プログラム等の広告データ・ファイルの指定を受け付け(ステップS7)、広告主からの送信指示に応じて、入力された広告データ及び広告処理プログラム等の広告データ・ファイルを広告媒介システム5に送信する(ステップS9)。広告媒介システム5の広告データ管理部53は、入力された広告データ及び広告処理プログラム等の広告データ・ファイルを広告主端末から受信し、広告データ管理DB62に登録する(ステップS11)。そして広告データ管理部53は、登録完了ページ・データを生成し、広告主端末に送信する(ステップS13)。広告主端末は、広告媒介システム5から登録完了ページ・データを受信し、Webブラウザにより表示装置に表示する(ステップS15)。
【0040】
このようにすれば広告主は広告に関連するデータを広告媒介システム5に簡単に登録することができるようになる。
【0041】
次に図8を用いて加入者が広告契約を結んで広告の着信音データ又は広告の着信音データ及び携帯電話機の表示装置に表示を行うための広告処理プログラムをダウンロードする際における処理について説明する。広告契約を結ぼうとする加入者は、例えば携帯電話機1を操作して、広告媒介システム5にログオンした後、広告契約ページにアクセスさせる(ステップS21)。広告媒介システム5の広告データ管理部53は、携帯電話機1からのアクセスに応じて、広告契約ページ・データを携帯電話機1に送信する(ステップS23)。携帯電話機1は、広告媒介システム5から広告契約ページ・データを受信し、表示装置に表示する(ステップS25)。例えばこのページでは本キャンペーンの規約や、選択可能な広告の選択肢が表示されており、加入者は規約に同意し且つ広告を選択するようになっている。
【0042】
携帯電話機1は、加入者による規約の同意入力及び広告選択入力を受け付け、送信指示に応じて、規約の同意及び広告選択入力を広告媒介システム5に送信する(ステップS27)。広告媒介システム5の広告データ管理部53は、規約の同意及び広告選択入力を受信し、一旦記憶装置に格納する(ステップS29)。広告データ管理部53は、選択された広告の広告音データを広告データ管理DB62のデータに基づき取得し、広告音の試聴データとして携帯電話機1に送信すると共に、試聴に基づいて広告契約に応ずるか否かを確認するための確認ページ・データを携帯電話機1に送信する(ステップS31)。
【0043】
携帯電話機1は、広告媒介システム5から広告音の試聴データと確認ページ・データを受信し、試聴データをスピーカ又は受話口から出力し、確認ページを表示装置に表示する(ステップS33)。このようにして、加入者はこれ以降鳴るかもしれない広告音を聞いておき、選択した広告の広告音を許容できるか確認すると共に、実際に鳴ったときに自分の携帯電話機が鳴っていることを認識できるようにする。
【0044】
もし、選択した広告の広告音を納得できる場合には、確認ページの確認ボタンをクリックする。納得できない場合にはキャンセルボタンをクリックして、処理を終了させるか又は別の広告を選択するためのページに移行する。もし、確認ボタンをクリックした場合には、携帯電話機1は確認応答を広告媒介システム5に送信する(ステップS35)。広告媒介システム5の広告データ管理部53は、携帯電話機1から確認応答を受信すると、加入者IDに対応して選択された広告の広告コードを加入者管理DB63に登録すると共に、広告データ管理DB62から、選択された広告の広告コードに対応する着信音データ又は着信音データ及び携帯電話機の表示装置に表示を行うための広告処理プログラムを携帯電話機1に送信する(ステップS37)。携帯電話機1は、広告媒介システム5から広告のための着信音データ又は広告のための着信音データを含み且つ携帯電話機の表示装置に表示を行うための広告処理プログラムを受信し、記憶装置に格納する(ステップS39)。
【0045】
このような処理を実施することにより、広告契約が行われ、インセンティブを得るための準備が完了することとなる。なお、上でも述べたが複数の広告を選択して、当該複数の広告のための着信音データ又は広告のための着信音データ及び携帯電話機の表示装置に表示を行うための広告処理プログラムを携帯電話機1にダウンロードしておくような構成であってもよい。また、通常広告には有効期限が設けられている場合も多く、有効期限が切れた広告のための着信音データ又は広告のための着信音データ及び携帯電話機の表示装置に表示を行うための広告処理プログラムについては、自ら削除するようにする。そして、再度広告契約を行おうと考える場合には図8に示すような処理フローにて契約を行う。
【0046】
次に、実際に通話が行われる際の処理フローを図9乃至図15を用いて説明する。ここでは、加入者Aの携帯電話機1から加入者Bの携帯電話機3への通話が行われる場合を示す。また、図1において説明した実施パターン(d)についての処理を説明する。他の実施パターンは、実施パターン(d)を部分的に実施しない場合であるから、実施パターン(a)乃至(c)の趣旨に沿って、特定のステップをスキップすればよい。
【0047】
まず、加入者Aは携帯電話機1を操作して携帯電話機3へ発呼する。そうすると、当該携帯電話機3への発呼は無線基地局7及び携帯電話公衆網9を介して広告媒介システム5の通信制御部56に通知され、通信制御部56は携帯電話機3への発呼を受け付ける(ステップS41)。この処理は通常の通話の場合と変わらないので点線ブロックを用いている。これに応答して通信制御部56は抽選処理部54を起動し、抽選処理部54は携帯電話機3を保有する加入者Bが広告契約者であるか否かを加入者管理DB63を参照して判断する(ステップS43)。同様に、携帯電話機1の加入者Aが広告契約者であるか否かを加入者管理DB63を参照して判断する。もし、加入者Bが広告契約者ではないと判断された場合には加入者Bにとっては通常通話(ステップS63)となる。また、加入者Aが広告契約者でないと判断された場合には加入者Aにとっては通常通話(ステップS63)となる。通常通話の場合には説明を省略する。
【0048】
一方、加入者Bが広告契約者である場合には、加入者管理DB63から広告コードを抽出し、当該広告コードから広告データ管理DB62を参照し、当選頻度の情報に基づいて、広告契約者である加入者Bに対する選択広告の抽選を実施する(ステップS45)。同様に、加入者Aが広告契約者である場合には、加入者管理DB63から広告コードを抽出し、当該広告コードから広告データ管理DB62を参照し、当選頻度の情報に基づいて、広告契約者である加入者Aに対する選択広告の抽選を実施する(ステップS45)。もし、当選していなければ通常の通話と同じであるからステップS63に移行する(ステップS47:Noルート)。一方、当選していれば(ステップS47:Yesルート)、通常の処理のとおり通信制御部56は携帯電話公衆網9及び基地局7を介して携帯電話機1と携帯電話機3の論理的な接続を確立する(ステップS49及びS51)。論理的な接続が確立されると、通信制御部56は携帯電話機3に対して呼び出し信号と共に当選した広告の広告コードを送信する(ステップS53)。また、抽選処理部54は携帯電話機1に対して呼び出し中を示す信号と共に広告コードを送信する(ステップS53)。
【0049】
携帯電話機3は、広告媒介システム5から呼び出し信号と共に広告コードを受信すると(ステップS55)、広告コードに対応し且つ記憶装置に格納された広告処理プログラムを起動する(ステップS57)。また携帯電話機1は、広告媒介システム5から呼び出し中を示す信号と共に広告コードを受信すると(ステップS55)、広告コードに対応し且つ記憶装置に格納された広告処理プログラムを起動する(ステップS57)。もし、携帯電話機1及び携帯電話機3に表示を実施しない実施パターンであれば広告処理プログラムの起動は省略される。
【0050】
そして、携帯電話機3は広告コードに対応する着信音(広告音)をスピーカから出力する(ステップS59)。なお、携帯電話機3がマナーモードになっている場合には、スピーカからの出力は禁止されており、代わりにバイブレータのスイッチがオンにされる。一方、携帯電話機1は広告コードに対応する呼び出し音(広告音)を受話口から出力する(ステップS59)。また、起動された広告処理プログラムは、広告コードに対応する広告の画面表示を行う(ステップS61)。なお、本ステップの表示データについては予め広告処理プログラムに組み込まれた形であっても良いし、例えば広告処理プログラムが広告媒介システム5の広告データ管理部53にアクセスして、広告データ管理部53が広告コードに対応する表示情報を広告処理プログラムに送信するようにしてもよい(ステップS65)。
【0051】
例えば図10及び図11のような表示がなされる。図10の例では、当選を通知し、広告主及びインセンティブの提示を行うものである。広告音もキャンペーンソングだけでなはなく、図10のような内容を音声にて流すようにしても良い。さらに、図11のように具体的な商品やサービスの内容の説明を表示しても良い。このような具体的な商品やサービスの内容の説明を広告音として流すようにしても良い。但し、広告音については加入者Bが電話に出るために携帯電話機3の通話開始ボタンを押すまで流れるものであり、必ずしも充分な広告内容を音声として流せるか否かは状況による。なお、表示については加入者が見ていないかもしれないが、通話中は表示させたままとすることも可能である。
【0052】
処理は端子A及びBを介して図12の処理に移行する。加入者Bは、電話に出る場合には、携帯電話機3の通話開始ボタンを押すので、携帯電話機3は通話開始入力を受け付け、回線接続指示を広告媒介システム5の通信制御部56に送信する(ステップS67)。広告媒介システム5の通信制御部56は、携帯電話機3から回線接続指示を受信すると(ステップS69)、携帯電話機1と携帯電話機3の回線接続を実施する(ステップS71及びS73)。これにより加入者Aと加入者Bとは会話を開始することができる。一方、会話が終了して加入者A又は加入者Bが携帯電話機1又は携帯電話機3の通話終了ボタンを押すと、携帯電話機1又は携帯電話機3は通話終了指示を受け付け、回線切断指示を広告媒介システム5の通信制御部56に送信する(ステップS75)。広告媒介システム5の通信制御部56は、回線切断指示を受信すると回線切断を実行する(ステップS77)。ステップS67乃至ステップS77については従来技術と同じなので図12では点線ブロックを用いて示している。
【0053】
携帯電話機1及び携帯電話機3では、通話終了ボタンの押し下げ又は回線切断を検出すると、携帯電話機1及び携帯電話機3の広告処理プログラムは、広告媒介システム5の広告データ管理部53に、広告のおさらい及びクイズのためのページ・データを要求する(ステップS79)。広告媒介システム5の広告データ管理部53は、携帯電話機1及び携帯電話機3から広告のおさらい及びクイズのためのページ・データの要求を受信すると、広告データ管理DB62のデータから当該広告のおさらい及びクイズのためのページ・データを受信し、広告のおさらい及びクイズのためのページ・データを携帯電話機1及び携帯電話機3に送信する(ステップS81)。携帯電話機1及び携帯電話機3は、広告のおさらい及びクイズのためのページ・データを受信し、表示装置に表示する(ステップS83)。
【0054】
例えば図13に示すような画面が携帯電話機1及び携帯電話機3に表示される。ここでは具体的な商品の案内とそれに関連する簡単なクイズとが表示されている。ここでは、回答番号のボタンと#ボタンを押すようになっている。
【0055】
また、広告媒介システム5の通信制御部56は、携帯電話機1と携帯電話機3との回線の切断に応じて、携帯電話機1と通信制御部56の接続、携帯電話機3と通信制御部56との接続を保持する。なお、切断せざるを得ない場合には、再度携帯電話機1と通信制御部56の接続、携帯電話機3と通信制御部56との接続を確立する。そして、広告のおさらい及びクイズのための音声データ(広告確認音声データ)を携帯電話機1及び携帯電話機3に送信する(ステップS85)。携帯電話機1及び携帯電話機3は、広告媒介システム5から広告確認音声データを受信し、受話口から出力する(ステップS87)。広告確認音声データの内容は例えば図13に示すような内容である。そして、加入者A及び加入者Bはクイズの回答を回答番号のボタンと#ボタンとを押して、携帯電話機1及び携帯電話機3に回答指示を入力する。携帯電話機1及び携帯電話機3は回答指示を受け付け、当該回答指示情報を広告媒介システム5に送信する(ステップS89)。
【0056】
広告媒介システム5の通信制御部56は回答指示を受信し、回答情報を広告データ管理部53に出力する(ステップS91)。広告データ管理部53は、受信した回答情報に対応する正解情報を広告データ管理DB62のデータを基に読み出し、正解/不正解の判定を実施する(ステップS93)。もし正解と判断されれば、正解を表す音声データ及び正解を表すページ・データ(表示データ)を広告データ管理DB62から読み出し、携帯電話機1及び携帯電話機3に送信する(ステップS95)。正解であると判断された場合には、広告データ管理部53から広告実績管理部55に正解した加入者の情報及び広告コードが出力され、広告実績管理部55はインセンティブ管理DB64に当選情報を登録する(ステップS95)。携帯電話機1及び携帯電話機3は、広告媒介システム5から正解を表す音声データを受信すると、受話口から出力し、正解を表すページ・データを受信すると表示装置に表示する(ステップS97)。例えば図14のような表示がなされる。ここでは、正解を通知し、広告主及びインセンティブの内容を提示するようになっている。音声データについても同様である。
【0057】
一方、クイズの回答が不正解である判断されれば(ステップS93:Noルート)、不正解を表す音声データ及び不正解を表すページ・データを広告データ管理DB62のデータを基に読み出し、携帯電話機1及び携帯電話機3に送信する(ステップS99)。携帯電話機1及び携帯電話機3は、広告媒介システム5から不正解を表す音声データを受信すると受話口から出力し、不正解を表すページ・データを受信すると表示装置に表示する(ステップS101)。例えば図15のような表示がなされる。ここでは、不正解を通知し、正解が何であったかを示している。音声データについても同様である。
【0058】
なお、表示を行わないような態様においては、ステップS79乃至ステップS83、及びステップS95乃至ステップS101の表示データについての処理はスキップされる。また、加入者A又は加入者Bのうちいずれかしか当選しなかった場合にはいずれかの携帯電話機でのみ図9及び図12の処理が実施されることとなる。発信側の加入者Aについて抽選を行わない場合には携帯電話機1では、処理は全て通常どおりとなる。
【0059】
以上のような処理を実施することにより、加入者は広告を聞く又は見ることによりインセンティブを得ることができるようになる。また、広告主は確実に広告に対する注目度を上げて、さらにクイズにより広告対象についての認識を確認した上でインセンティブを付与することができる。また、通信事業者は、このようなキャンペーンを実施しても通常どおり通話が行われるので特別な問題はない。また、ある面では加入者による通話が促進されるということもある。
【0060】
次に、広告主に対する広告料などの請求処理を図16を用いて説明する。広告媒介システム5の広告料管理部52は、インセンティブ管理DB64から一つの広告主を特定する(ステップS111)。そして、当該広告主の広告主番号でインセンティブ管理DB64を検索し、当選者データを抽出する(ステップS113)。例えば、当選者の個人情報と当選したインセンティブの内容を対にしたリストを生成する。また、広告料を例えば広告処理プログラムのダウンロード数や抽選回数、又は当選回数などに基づく所定の計算式に従って計算し、記憶装置に格納する(ステップS115)。なお、インセンティブが通話料の割引や、キャッシュバックなどである場合には、当該費用も広告料に上乗せする。そして、広告料データ及び当選者データを広告主宛に送信する(ステップS117)。なお、ネットワークを介して送信するのではなく、別途磁気テープその他の記録媒体にて広告主に渡すことも可能であるし、例えば広告媒介システム5における広告主専用のページにて閲覧可能にするような態様であってもよい。そしてインセンティブ管理DB64又は広告主管理DB61内の全ての広告主についてステップS111乃至S117の処理を実施し終えるまで繰り返す(ステップS119)。
【0061】
以上のような処理を実施することにより、広告主に広告料を請求することができる。また、インセンティブが物品である場合には、広告主が当選者データにより物品を送付することもできるようになる。なお、インセンティブの発送については広告媒介者側で行っても良い。
【0062】
次に図17を用いてインセンティブ還元処理について説明する。広告媒介システム5のインセンティブ管理部51は、加入者管理DB63から一人の加入者を特定する(ステップS121)。そして、当該加入者が加入者管理DB63において広告コードが登録された広告契約者であるか判断する(ステップS123)。もし、広告契約者でなければステップS127に移行する。一方、広告契約者であればインセンティブ管理DB64を当該加入者の加入者IDで検索し、所定期間内に当該加入者が獲得した獲得インセンティブを集約し、そのデータを記憶装置に格納する(ステップS125)。
【0063】
そして獲得インセンティブがあればその内容に応じて通話料を計算し、記憶装置に格納する(ステップS127)。なお、獲得インセンティブの中に通話料の割引があれば通話料を獲得した割引分だけ安くする。その他物品等のインセンティブが獲得されている場合には、通話料については通常どおりの計算となる。そして、計算された通話料及び獲得インセンティブの情報を用いて請求データを生成し、記憶装置に格納する(ステップS129)。このようなステップS121乃至S129の処理を全ての加入者について実施することにより処理を終了する(ステップS131)。
【0064】
このような処理を実施することにより、請求データの中に獲得インセンティブの情報が含まれ、加入者は後で獲得インセンティブの情報を確認することができる。また、獲得インセンティブが通話料の割引であれば、通話料についてのメリットを得ることができるようになる。当然通話料の割引はないインセンティブを取得した場合には、別途それらを受け取ることができる。
【0065】
以上本発明の一実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図2に示したシステム構成は一例であって他の構成であっても図1に示した各実施パターンを実現することができればよい。例えば広告媒介システム5の各機能ブロックの構成は説明の都合上であって、例えば1又は複数の機能ブロック毎にサーバが設けられたり通信装置が設けられたりする場合もある。また、DB構成についても一例であって同様のデータを格納するためであれば別の構成を採用するようにしても良い。
【0066】
また、携帯電話機についての実施の態様を説明したが携帯電話機に限定されるものではなく、着信音を変更できるような電話機であれば固定の電話機及びFAX機能を有する電話機等であってもよい。
【0067】
さらに、携帯電話機がマナーモードになっている場合だけではなく、表示画面だけで抽選の当選を知らせ、広告についてのクイズを行うようにしても良い。さらに、着信音に対する加入者の応答を容易にするため、着信音の意味を広告ではなく当選を知らせる音とする場合もある。
【0068】
上の説明では1つの画面であっても複数画面に分割して提示するようにしても良い。また、広告に対するクイズは1種類ではなく複数種類用意して、ランダムに出題するようにしてもよい。
【0069】
(付記1)
第1の顧客の端末から第2の顧客の端末への発呼に応じて前記第2の顧客が広告契約者か否かを判断するステップと、
前記第2の顧客が広告契約者であれば契約された広告に関連する抽選を実施する抽選ステップと、
前記抽選の結果が当選である場合には、当選した広告に関連する音を前記第2の顧客の端末において着信音として出力させるための情報を前記第2の顧客の端末に送信するステップと、
前記第1の顧客の端末と第2の顧客の端末との通話の終了が検出された場合、前記当選した広告に関連するクイズを含むデータを前記第2の顧客の端末に送出するステップと、
前記第2の顧客の端末から前記クイズの回答情報を受信した場合、前記クイズの回答が正解であるか判断するステップと、
前記クイズの回答が正解であると判断された場合には、前記第2の顧客に当選した広告についてのインセンティブを付与するための情報を記憶装置に登録するステップと、
を含む広告方法。
【0070】
(付記2)
第1の顧客の端末から第2の顧客の端末への発呼に応じて前記第1の顧客が広告契約者か否か判断するステップと、
前記第1の顧客が広告契約者であれば契約された広告に関連する抽選を実施するステップと、
前記抽選の結果が当選である場合には、前記当選した広告に関連する音を前記第1の顧客の端末において呼び出し音として出力させるための情報を前記第1の顧客の端末に送信するステップと、
前記第1の顧客の端末と前記第2の顧客の端末との通話の終了が検出された場合、前記当選した広告に関連するクイズを含むデータを前記第1の顧客の端末に送出するステップと、
前記第1の顧客の端末から前記クイズの回答情報を受信した場合、前記クイズの回答が正解であるか判断するステップと、
前記クイズの回答が正解であると判断された場合には、前記第1の顧客に当選した広告についてのインセンティブを付与するための情報を記憶装置に登録するステップと、
をさらに含む付記1記載の広告方法。
【0071】
(付記3)
前記契約された広告が複数存在する場合には、
前記抽選ステップにおいて、複数の広告のうちいずれかについて当選を決定し、
前記当選した広告に関連する音を前記第2の顧客の端末において着信音として出力させるための情報が、前記当選した広告の識別情報であることを特徴とする付記1記載の広告方法。
【0072】
(付記4)
前記第1の顧客の端末との通話終了後に前記第2の顧客の端末から前記当選した広告に関連するクイズを含む表示情報の要求を受信した場合、前記当選した広告に関連するクイズを含む表示情報を前記第2の顧客の端末に送信するステップと、
をさらに含む付記1記載の広告方法。
【0073】
(付記5)
前記当選した広告に関連する音を前記第2の顧客の端末において着信音として出力させるための情報を送信後前記第2の顧客の端末から前記当選した広告に関連する表示情報の要求を受信した場合、前記当選した広告に関連する表示情報を前記第2の顧客の端末に送信するステップと、
をさらに含む付記1記載の広告方法。
【0074】
(付記6)
第1の顧客の端末から第2の顧客の端末への発呼に応じて前記第1の顧客が広告契約者か否か判断するステップと、
前記第1の顧客が広告契約者であれば契約された広告に関連する抽選を実施する抽選ステップと、
前記抽選の結果が当選である場合には、前記当選した広告に関連する音を前記第1の顧客の端末において呼び出し音として出力させるための情報を前記第1の顧客の端末に送信するステップと、
前記第1の顧客の端末と前記第2の顧客の端末との通話の終了が検出された場合、前記当選した広告に関連するクイズを含む音声データを前記第1の顧客の端末に送出するステップと、
前記第1の顧客の端末から前記クイズの回答情報を受信した場合、前記クイズの回答が正解であるか判断するステップと、
前記クイズの回答が正解であると判断された場合には、前記第1の顧客に当選した広告についてのインセンティブを付与するための情報を記憶装置に登録するステップと、
を含む広告方法。
【0075】
(付記7)
前記契約された広告が複数存在する場合には、
前記抽選ステップにおいて、複数の広告のうちいずれかについて当選を決定し、
前記当選した広告に関連する音を前記第1の顧客の端末において呼び出し音として出力させるための情報が、前記当選した広告の識別情報であることを特徴とする付記6記載の広告方法。
【0076】
(付記8)
前記第2の顧客の端末との通話終了後に前記第1の顧客の端末から前記当選した広告に関連するクイズを含む表示情報の要求を受信した場合、前記当選した広告に関連するクイズを含む表示情報を前記第1の顧客の端末に送信するステップと、
をさらに含む付記6記載の広告方法。
【0077】
(付記9)
前記当選した広告に関連する音を前記第1の顧客の端末において呼び出し音として出力させるための情報を送信後前記第1の顧客の端末から前記当選した広告に関連する表示情報の要求を受信した場合、前記当選した広告に関連する表示情報を前記第1の顧客の端末に送信するステップと、
をさらに含む付記6記載の広告方法。
【0078】
(付記10)
付記1乃至9のいずれか1つ記載の広告方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【0079】
(付記11)
予め格納された広告音データの特定情報を受信した場合、当該特定情報に対応する広告音を着信音又は呼出音として出力するステップと、
通話の終了の後に、前記広告音に関連するクイズを含む音声データを受信して、出力するステップと、
利用者の入力に応じて前記広告音に関連するクイズに対する回答の情報を、前記音声データ送信元に返信するステップと、
を含む情報処理方法。
【0080】
(付記12)
予め格納された広告音データの特定情報を受信した場合、当該特定情報に対応する広告音を着信音又は呼出音として出力するステップと、
通話の終了の後に、前記広告音に関連するクイズを含む表示情報を所定のコンピュータに要求するステップと、
前記広告音に関連するクイズの表示情報を受信し、表示装置に表示するステップと、
利用者の入力に応じて前記クイズの回答を前記所定のコンピュータに送信するステップと、
を電話機に実行させるためのプログラム。
【0081】
(付記13)
第1の顧客の端末から第2の顧客の端末への発呼に応じて前記第2の顧客が広告契約者か否かを判断する手段と、
前記第2の顧客が広告契約者であれば契約された広告に関連する抽選を実施する抽選手段と、
前記抽選の結果が当選である場合には、当選した広告に関連する音を前記第2の顧客の端末において着信音として出力させるための情報を前記第2の顧客の端末に送信する手段と、
前記第1の顧客の端末と第2の顧客の端末との通話の終了が検出された場合、前記当選した広告に関連するクイズを含むデータを前記第2の顧客の端末に送出する手段と、
前記第2の顧客の端末から前記クイズの回答情報を受信した場合、前記クイズの回答が正解であるか判断する手段と、
前記クイズの回答が正解であると判断された場合には、前記第2の顧客に当選した広告についてのインセンティブを付与するための情報を記憶装置に登録する手段と、
を有する広告システム。
【0082】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、携帯電話機等の着信音を広告に用いるための実際的な技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態における実施パターンを説明するための図である。
【図2】 本発明の一実施の形態におけるシステム概要図である。
【図3】 広告主管理DBに格納されるデータの一例を示す図である。
【図4】 広告データ管理DBに格納されるデータの一例を示す図である。
【図5】 加入者管理DBに格納されるデータの一例を示す図である。
【図6】 インセンティブ管理DBに格納されるデータの一例を示す図である。
【図7】 広告データの登録のための処理フローを示す図である。
【図8】 加入者が広告契約を行い、必要なデータをダウンロードする際の処理フローを示す。
【図9】 広告音を着信音として出力させるための処理フロー(その1)を示す図である。
【図10】 最初に表示される画面例を示す図である。
【図11】 二番目に表示される画面例を示す図である。
【図12】 広告音を着信音として出力させるための処理フロー(その2)を示す図である。
【図13】 広告のおさらい及びクイズのための画面例を示す図である。
【図14】 正解の場合に表示される画面例を示す図である。
【図15】 不正解の場合に表示される画面例を示す図である。
【図16】 広告料等の請求処理の処理フローを示す模式図である。
【図17】 インセンティブ還元のための処理フローを示す図である。
【符号の説明】
1,3 携帯電話機 5 広告媒介システム
7 無線基地局 9 携帯電話公衆網
51 インセンティブ管理部 52 広告料管理部
53 広告データ管理部 54 抽選処理部
55 広告実績管理部55 56 通信制御部
61 広告主管理DB 62 広告データ管理DB
63 加入者管理DB 64 インセンティブ管理DB
100,300 広告関連処理部
Claims (2)
- 広告情報を再生する発信端末及び受信端末と通信回線網を介して接続され、広告識別情報と広告の配信頻度を表す当選頻度と広告関連情報の保存先とが関連づけられた広告データ管理テーブル、及び加入者識別情報と広告識別情報とが関連づけられた加入者管理テーブルにアクセス可能なコンピュータにより実行される広告情報提供方法であって、
前記コンピュータが、前記発信端末から前記通信回線網を介して前記受信端末への発呼情報を受信する受信ステップと、
前記コンピュータが、前記加入者管理テーブルを参照し、前記発信端末又は受信端末の加入者識別情報に対応付けられた広告識別情報の有無を判断する判断ステップと、
前記広告識別情報が存在する場合、前記コンピュータが、前記広告データ管理テーブルを参照し、当該広告識別情報に対応する前記当選頻度を識別した上で、前記発信端末又は受信端末への広告配信の抽選を実施する抽選ステップと、
前記抽選の結果、当選の場合は、前記コンピュータが、当選した前記発信端末又は受信端末に対して前記広告識別情報を送信する送信ステップと、
前記コンピュータが、前記発信端末又は受信端末から、通話終了に伴い、前記広告識別情報と広告関連情報の要求とを受信するステップと、
前記コンピュータが、前記広告データ管理テーブルを参照し、受信した前記広告識別情報に対応する広告関連情報の保存先を識別し、当該保存先から当該広告関連情報を抽出する抽出ステップと、
前記コンピュータが、前記広告関連情報を要求した前記発信端末又は受信端末に対して、抽出した前記広告関連情報を送信する提供ステップと、
を含む広告情報提供方法。 - 広告情報を再生する発信端末及び受信端末と通信回線網を介して接続され、広告識別情報と広告の配信頻度を表す当選頻度と広告関連情報の保存先とが関連づけられた広告データ管理テーブル、及び加入者識別情報と広告識別情報とが関連づけられた加入者管理テーブルにアクセス可能なコンピュータに、
前記発信端末から前記通信回線網を介して前記受信端末への発呼情報を受信する受信ステップと、
前記加入者管理テーブルを参照し、前記発信端末又は受信端末の加入者識別情報に対応付けられた広告識別情報の有無を判断する判断ステップと、
前記広告識別情報が存在する場合、前記広告データ管理テーブルを参照し、当該広告識別情報に対応する前記当選頻度を識別した上で、前記発信端末又は受信端末への広告配信の抽選を実施する抽選ステップと、
前記抽選の結果、当選の場合は、当選した前記発信端末又は受信端末に対して前記広告識別情報を送信する送信ステップと、
前記発信端末又は受信端末から、通話終了に伴い、前記広告識別情報と広告関連情報の要求とを受信するステップと、
前記広告データ管理テーブルを参照し、受信した前記広告識別情報に対応する広告関連情報の保存先を識別し、当該保存先から当該広告関連情報を抽出する抽出ステップと、
前記広告関連情報を要求した前記発信端末又は受信端末に対して、抽出した前記広告関連情報を送信する提供ステップと、
を実行させるための広告情報提供プログラム。
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