JP2003281435A - 広告方法 - Google Patents

広告方法

Info

Publication number
JP2003281435A
JP2003281435A JP2002080602A JP2002080602A JP2003281435A JP 2003281435 A JP2003281435 A JP 2003281435A JP 2002080602 A JP2002080602 A JP 2002080602A JP 2002080602 A JP2002080602 A JP 2002080602A JP 2003281435 A JP2003281435 A JP 2003281435A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
advertisement
customer
terminal
quiz
mobile phone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002080602A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3986339B2 (ja
Inventor
Kazuya Shibata
一哉 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2002080602A priority Critical patent/JP3986339B2/ja
Publication of JP2003281435A publication Critical patent/JP2003281435A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3986339B2 publication Critical patent/JP3986339B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Supply Of Signal Current (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯電話機等の着信音を広告に用いるための実
際的な技術を提供すること。 【解決手段】第1の顧客端末から第2の顧客端末への発
呼に応じて第2顧客が広告契約者か否かを判断するステ
ップと、第2顧客が広告契約者であれば契約された広告
に関連する抽選を実施するステップと、抽選の結果が当
選である場合には、当選した広告に関連する音を第2顧
客の端末において出力させるための情報と呼び出し信号
とを第2の顧客端末に送信するステップと、第1の顧客
端末と第2の顧客端末との通話の終了を検出した場合、
当選した広告に関連するクイズを含むデータを第2の顧
客端末に送出するステップと、第2顧客の端末からクイ
ズの回答情報を受信した場合、クイズの回答が正解であ
るか判断するステップと、クイズの回答が正解であると
判断された場合には、第2顧客に当選した広告について
のインセンティブの情報を登録するステップとを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、携帯電話機等にお
ける着信音を広告に用いるための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば特開2001−352403号公
報には、以下のような技術が開示されている。すなわち
本公報の広告システムは、受信時に着信信号と同時に着
信音声データを受信し、即再生できる機能を有する移動
電話を普及させた上で、広告を希望する広告主と移動電
話事業会社との間に広告仲介会社を設立させて、携帯電
話の利用者に広告着信音の選択肢を与えて、利用者が広
告着信音を選択した場合には、広告主と広告契約を結ん
だ広告仲介会社の指定の基に利用者が選択したあるいは
非選択の広告着信音を移動電話事業会社から利用者に配
信するという技術が開示されている。このような技術で
は着信音声データを着信の都度ダウンロードする必要が
あり、高速の無線通信が可能になったとしても着信音出
力前に余計な時間がかかってしまうという欠点がある。
また、通常は着信音を鳴らす時間は公衆に対するマナー
の点からも短い方が好ましく、単純なやり方では広告効
果は望めない。
【0003】また、例えば特開2001−358854
号公報には、以下のような技術が開示されている。すな
わち、着信メロディ発呼機能を持つ携帯電話端末、無線
通信回線により端末と通話を確立可能な基地局、両者間
の通話料金を計算する料金計算装置を備え、広告スポン
サーと契約した広告メロディを記憶するメモリ、基地局
から送信された広告メロディを記憶する端末側のメモリ
と、基地局と端末間の通話要求の着信と発呼を制御する
発呼着信制御部と、その制御に基づき広告メロディの演
奏で発呼する発呼部と、端末毎に特定着信メロディの発
呼の回数および発呼時間を含む利用頻度を積算して送信
する利用頻度制御手段と、端末の利用頻度を集計し特定
端末の通話料金と積算利用頻度により割引料金を計算
し、この割引料金に基づきユーザの利用料金と広告スポ
ンサーの広告料金を請求する料金割り当て手段と、を備
える。このような技術を用いると、不正が行われる可能
性が大きい。例えば、友達同士で着信音を鳴らし合って
割引額を吊り上げるといったことが行われやすい。ま
た、着信音を鳴らすだけでインセンティブが受けられる
ようであれば通話が行われないこともあり、通信事業者
にとっても本技術採用の利益がない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来技術
では携帯電話機等の着信音を広告に用いる際の実際的な
工夫が足りない。
【0005】従って本発明の目的は、携帯電話機等の着
信音を広告に用いるための実際的な技術を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る広告方法
は、第1の顧客の端末から第2の顧客の端末への発呼に
応じて第2の顧客が広告契約者か否かを判断するステッ
プと、第2の顧客が広告契約者であれば契約された広告
に関連する抽選を実施する抽選ステップと、抽選の結果
が当選である場合には、当選した広告に関連する音を第
2の顧客の端末において着信音として出力させるための
情報を第2の顧客の端末に送信するステップと、第1の
顧客の端末と第2の顧客の端末との通話の終了が検出さ
れた場合、当選した広告に関連するクイズを含むデータ
を第2の顧客の端末に送出するステップと、第2の顧客
の端末からクイズの回答情報を受信した場合、クイズの
回答が正解であるか判断するステップと、クイズの回答
が正解であると判断された場合には、第2の顧客に当選
した広告についてのインセンティブを付与するための情
報を記憶装置に登録するステップとを含む。
【0007】このように通話終了後に広告に関連するク
イズを含む音声データを流すことにより、着信音として
流れる広告に関連する音が短くなっても広告の効果を上
げることができる。また、必ず通話が行われた後にイン
センティブを付与するか否かを判断するようにしている
ため、本発明を採用した通信事業者は確実に通話料を得
ることができる。抽選が行われるため、顧客の着信音へ
の注目度が上げることができ、また顧客にスリリングな
ゲーム感覚を生じさせることができる。また必ず着信音
として広告音が鳴る訳ではないので顧客は本キャンペー
ンに参加しやすいという効果もある。
【0008】一方、発信側についても、第1の顧客の端
末から第2の顧客の端末への発呼に応じて第1の顧客が
広告契約者か否か判断するステップと、第1の顧客が広
告契約者であれば契約された広告に関連する抽選を実施
するステップと、抽選の結果が当選である場合には、当
選した広告に関連する音を第1の顧客の端末において呼
び出し音として出力させるための情報を第1の顧客の端
末に送信するステップと、第1の顧客の端末と第2の顧
客との通話の終了が検出された場合、当選した広告に関
連するクイズを含むデータを第1の顧客の端末に送出す
るステップと、第1の顧客の端末からクイズの回答情報
を受信した場合、クイズの回答が正解であるか判断する
ステップと、クイズの回答が正解であると判断された場
合には、第1の顧客に当選した広告についてのインセン
ティブを付与するための情報を記憶装置に登録するステ
ップとを含むような構成とすることも可能である。
【0009】発信側の顧客についても本キャンペーンに
同時に参加している場合もあり、発信側の顧客について
も広告を流してインセンティブを与えることができるよ
うになる。
【0010】また、第1の顧客の端末との通話終了後に
第2の顧客の端末から当選した広告に関連するクイズを
含む表示情報の要求を受信した場合、当選した広告に関
連するクイズを含む表示情報を第2の顧客の端末に送信
するステップとをさらに含むような構成であってもよ
い。クイズについては表示情報を組み合わせて又は単独
で提供することにより、広告効果を高めることができ
る。
【0011】なお、当選した広告に関連する音を第2の
顧客の端末において着信音として出力させるための情報
を送信後第2の顧客の端末から当選した広告に関連する
表示情報の要求を受信した場合、当選した広告に関連す
る表示情報を第2の顧客の端末に送信するステップとを
さらに含むような構成であってもよい。例えば第2の顧
客の端末がマナーモードに設定されている場合に、当選
を知らせることができるようになる。
【0012】また、第2の顧客により契約された広告が
複数存在する場合には、上で述べた抽選ステップにおい
て、複数の広告のうちいずれかについて当選を決定し、
当選した広告に関連する音を第2の顧客の端末において
着信音として出力させるための情報が、当選した広告の
識別情報であるような構成とすることも可能である。複
数の広告のうちいずれかについて当選した場合に、着信
音が広告音となる構成である。
【0013】なお、上で述べた第2の顧客の端末につい
ての構成は第1の顧客の端末についても同様の処理にて
同様の変形を行うことができる。
【0014】また、携帯電話機等の電話機に、予め格納
された広告音データの特定情報を受信した場合、当該特
定情報に対応する広告音を着信音又は呼出音として出力
するステップと、通話の終了の後に、広告音に関連する
クイズを含む表示情報を所定のコンピュータに要求する
ステップと、広告音に関連するクイズの表示情報を受信
し、表示装置に表示するステップと、利用者の入力に応
じてクイズの回答を所定のコンピュータに送信するステ
ップとを実行させるためのプログラムを用意する場合も
ある。例えば、Java(Sun Microsystems 社の商
標)アプレットにてこのような機能を実現する場合もあ
る。
【0015】上述の方法はプログラム及びコンピュータ
にて実施することができ、このプログラムは、例えばフ
レキシブルディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、
半導体メモリ、ハードディスク等の記憶媒体又は記憶装
置に格納される。また、ネットワークなどを介して配布
される場合もある。尚、中間的な処理結果はメモリに一
時保管される。
【0016】
【発明の実施の形態】図1を用いて本発明の一実施の形
態における実施パターンを最初に説明しておく。(a)
は基本パターンを表す。発信側の携帯電話機が受信側の
携帯電話機に電話をかけると、発信側の携帯電話機では
呼び出し音が受話口から出力される。一方、受信側の携
帯電話機では受信側の加入者が広告契約者であって抽選
に当選すると、広告音が着信音として受信側の携帯電話
機のスピーカから出力される。広告音の音源データにつ
いては予め携帯電話機にダウンロードしておく。これ
は、発信時の通信の負荷を減らすと共に、予め広告契約
者となる前にどのような広告音が着信音として流れるか
をある程度把握しておき、自分の携帯電話機が鳴ってい
ることを認識できるようにしておくためである。受信側
の加入者は、広告音が鳴ることにより抽選に当たったこ
とを認識することができる。また、抽選が行われるた
め、必ず広告音が鳴るわけではなく、受信側の加入者に
スリリングなゲーム感覚を与えることができ、また広告
に対する注目度が上がる。また、常に広告音が流れるわ
けではないので、広告契約を行いやすいという利点もあ
る。本実施の形態では、この時点では当選しているが、
まだ広告のインセンティブを受けることができるわけで
はない。
【0017】次に受信側の加入者が自己の携帯電話機の
通話開始ボタンを押すと、受信側と送信側の会話(通
話)が実施される。この部分については従来と全く変わ
らない。その後会話が終了すると、受信側又は発信側の
加入者のいずれかが携帯電話機の通話終了ボタンを押し
て、発信側と受信側との間の回線を切断する。しかし、
受信側の携帯電話機へは、着信音として流れた広告音に
関連してそのおさらいとなる内容及びクイズを含む音声
が受信側の携帯電話機の受話口から流れることになる。
クイズの回答については、例えばボタンを押すことによ
り、又は音声により送出する。もし、クイズに正解して
いれば、当選した広告について設定されたインセンティ
ブが付与される。クイズに不正解であれば、インセンテ
ィブは付与されない。
【0018】このようにすれば通話を行った後でインセ
ンティブの付与が確定する。すなわち、通話も行わない
で不正にインセンティブを取得するような行為を防止す
ることができる。また、通話の後に広告音に関連する広
告のおさらいを行うので、着信音として広告音を長く流
すことができなかった場合でも広告効果を上げることが
できるようになる。
【0019】(b)は受信側だけでなく発信側について
も抽選を行い、当選した場合には広告音を流すようにす
るものである。これにより発信側の加入者にもインセン
ティブを取得するチャンスが与えられるため、広告契約
を行った加入者がインセンティブを得るチャンスは2倍
となる。まず、発信側の携帯電話機が受信側の携帯電話
機に電話をかけ、発信側の加入者が広告契約者であって
抽選に当選すると、発信側の携帯電話機では、広告呼び
出し音が受話口から出力される。一方、受信側の携帯電
話機では、受信側の加入者が広告契約者であって抽選に
当選すると、広告音が受信側の携帯電話機のスピーカか
ら着信音として出力される。広告呼び出し音及び広告音
の音源データについては予め携帯電話機にダウンロード
しておく。
【0020】次に受信側の加入者が自己の携帯電話機の
通話開始ボタンを押すと、受信側と送信側の会話(通
話)が実施される。この部分については従来と全く変わ
らない。その後会話が終了すると、受信側又は発信側の
加入者のいずれかが携帯電話機の通話終了ボタンを押し
て、発信側と受信側との間の回線を切断する。この後、
受信側及び発信側の携帯電話機へは、着信音として流れ
た広告音又は広告呼び出し音に関連してそのおさらいと
なる内容及びクイズを含む音声が受信側及び発信側の携
帯電話機の受話口から流れることになる。クイズの回答
については、例えばボタンを押すことにより、又は音声
により送出する。もし、クイズに正解していれば、当選
した広告について設定されたインセンティブが付与され
る。クイズに不正解であれば、インセンティブは付与さ
れない。発信側も受信側も別々にクイズの正解・不正解
が判断される。そして、基本的には別々にインセンティ
ブが付与される。しかし、発信側及び受信側の両方でク
イズに正解しないとインセンティブを付与しないような
構成であってもよい。
【0021】(b)の効果は基本的に(a)と同じであ
る。但し、発信側も受信側も抽選に当選していればイン
センティブを受けることができるようになり、インセン
ティブ取得のチャンスは2倍になる。
【0022】(c)は受信側の携帯電話機がマナーモー
ドに設定されている場合等に対処するものである。発信
側の携帯電話機が受信側の携帯電話機に電話をかける
と、発信側の携帯電話機では呼び出し音が受話口から出
力される。一方、受信側の携帯電話機では受信側の加入
者が広告契約者であって抽選に当選すると、受信側の携
帯電話機はバイブレータにより着信を受信側の加入者に
知らせると共に、表示装置に当選した広告の情報を表示
する。着信音を流すことができないためである。表示装
置に表示する広告の情報については、例えば当選した広
告の広告コードを受信した場合に起動され且つ予め携帯
電話機にダウンロードされたJavaアプレットのよう
なプログラムに基づく。受信側の加入者は、表示装置に
広告の情報が表示されているのを見ることにより抽選に
当たったことを認識することができる。
【0023】次に受信側の加入者が自己の携帯電話機の
通話開始ボタンを押すと、受信側と送信側の会話(通
話)が実施される。この部分については従来と全く変わ
らない。その後会話が終了すると、受信側又は発信側の
加入者のいずれかが携帯電話機の通話終了ボタンを押し
て、発信側と受信側との間の回線を切断する。しかし、
受信側の携帯電話機へは、着信時に表示装置に表示され
た広告の情報に関連してそのおさらいとなる内容及びク
イズを含む音声が受信側の携帯電話機の受話口から流れ
るか、又は表示装置に表示された広告の情報に関連して
そのおさらいとなる内容及びクイズを含む広告の表示を
表示装置に行う。両方がなされる場合もある。クイズの
回答については、例えばボタンを押すことにより送出す
る。もし、クイズに正解していれば、当選した広告につ
いて設定されたインセンティブが付与される。クイズに
不正解であれば、インセンティブは付与されない。
【0024】(c)によりマナーモードにより着信音を
出力できない場合においても、(a)と同様の効果を得
ることができる。
【0025】(d)は(b)及び(c)を組み合わせた
態様である。すなわち、受信側だけではなく発信側にも
抽選を行い、着信時に当選していれば広告音を流し、通
話終了後に広告のおさらいとなる内容及びクイズを音声
で流し、さらに広告音が流れたか否かを問わず着信時に
発信側及び受信側で広告情報の表示並びに通話終了時に
広告及びクイズの情報の表示を行うものである。まず、
発信側の携帯電話機が受信側の携帯電話機に電話をか
け、発信側の加入者が広告契約者であって抽選に当選す
ると、発信側の携帯電話機では広告呼び出し音が受話口
から出力される。また、表示装置に広告の情報が表示さ
れる。一方、受信側の携帯電話機では受信側の加入者が
広告契約者であって抽選に当選すると、広告音が着信音
として受信側の携帯電話機のスピーカから出力される。
また、表示装置に広告の情報が表示される。広告呼び出
し音及び広告音の音源データ並びに表示装置に表示され
る広告の情報については予め携帯電話機にダウンロード
しておく。広告の情報表示を行うプログラムをダウンロ
ードしておく場合もある。但し、広告の情報については
当該広告の情報を取得して表示を行うプログラムをダウ
ンロードしておく場合もある。
【0026】次に受信側の加入者が自己の携帯電話機の
通話開始ボタンを押すと、受信側と送信側の会話(通
話)が実施される。この部分については従来と全く変わ
らない。その後会話が終了すると、受信側又は発信側の
いずれかが携帯電話機の通話終了ボタンを押して、発信
側と受信側との間の回線を切断する。しかし、受信側及
び発信側の携帯電話機へは、着信音として流れた広告音
又は広告呼び出し音に関連してそのおさらいとなる内容
及びクイズを含む音声が受信側及び発信側の携帯電話機
の受話口から流れることになる。また、表示装置につい
ては当選した広告のおさらいとなる内容及びクイズを含
む表示情報が表示装置に表示される。クイズの回答につ
いては、例えばボタンを押すことにより、又は音声によ
り送出する。もし、クイズに正解していれば、当選した
広告について設定されたインセンティブが付与される。
クイズに不正解であれば、インセンティブは付与されな
い。発信側も受信側も別々にクイズの正解・不正解が判
断される。そして、基本的には別々にインセンティブが
付与される。しかし、発信側及び受信側の両方でクイズ
に正解しないとインセンティブを付与しないような構成
であってもよい。
【0027】このようにすることにより、聴覚及び視覚
により広告の内容を発信側及び受信側の加入者に伝える
ことができるようになり、また(a)と同様の効果を得
ることができる。
【0028】以上のような実施パターンを実施可能なシ
ステム構成の一例を図2を用いて説明する。携帯電話機
1、携帯電話機3などの携帯電話機は例えば1又は複数
の無線基地局7を介して携帯電話公衆網9に接続してい
る。携帯電話公衆網9には、本実施の形態における主要
な処理を実施する広告媒介システム5も接続されてい
る。広告媒介システム5は、携帯電話機や一般の電話機
からの発呼や回線接続・切断など一般的な通話に関する
通信制御を行う通信制御部56と、広告についての抽選
を実施する抽選処理部54と、広告契約を行っている加
入者によるクイズの正解により付与されるインセンティ
ブについての情報を管理する広告実績管理部55と、広
告主による広告データの登録や更新、並びに加入者によ
る広告契約の締結などの処理を実施する広告データ管理
部53と、加入者が獲得したインセンティブの還元のた
めの処理を実施するインセンティブ管理部51と、広告
主に対する広告料及びインセンティブの還元に関する情
報の処理を実施する広告料管理部52とが含まれる。ま
た、広告媒介システム5は、広告主についての情報を管
理するための広告主管理データベース(DB)61と、
広告主による登録された広告データを管理するための広
告データ管理DB62と、通常の加入者及び本キャンペ
ーンに参加するための広告契約を行った加入者について
の情報を管理するための加入者管理DB63と、加入者
により獲得されたインセンティブを管理するためのイン
センティブ管理DB64とを管理する。
【0029】携帯電話機1には、広告関連処理部100
が含まれる。広告関連処理部100は、広告Aに対応す
る着信音データAと、通常の着信音のための着信音デー
タBとを管理しており、携帯電話機1が受信側の携帯電
話機の場合には、呼び出し信号と共に広告媒介システム
5から送出される広告コードに応じて使用する着信音デ
ータを切り替える。例えば広告Aについての広告コード
を受信した場合には、着信音データAを用いてスピーカ
から広告音を出力する。もし広告コードを受信しない場
合には、通常の着信音のための着信音データBを用いて
スピーカから着信音を出力する。また、実施パターン
(b)及び(d)を実施する場合には、この着信音デー
タAは、呼び出し音の音源データとしても使用される。
すなわち携帯電話機1が発信側の携帯電話機である場合
には、呼び出し中を示す信号と共に広告媒介システム5
から送出される広告コードを受信した場合には、着信音
データAを用いて広告呼び出し音を受話口から出力す
る。また、広告音のための着信音データは1つだけでは
なく、携帯電話機1に複数ダウンロードしておくことも
可能である。広告コードの内容によって当選した広告を
識別し、対応する着信音データを用いて広告音をスピー
カから出力する。
【0030】また、広告関連処理部100は、実施パタ
ーン(c)及び(d)を実施する場合には、携帯電話機
1の表示装置に広告やクイズに関する表示を行う処理を
実施する。当該広告に関する表示を行うためのデータに
ついては、広告媒介システム5からその都度取得するよ
うな構成であってもよいし、広告音のための着信音デー
タと共にダウンロードするようにしてもよい。広告媒介
システム5から広告コードを受信すると起動され、広告
音に対応する表示を表示装置に行う。そして、通話の終
了に応じて、広告のおさらい及びクイズの情報を表示装
置に表示する。なお、このような表示装置に表示を行う
部分の処理についてはJavaアプレットにて実行する
場合もある。さらに、JavaVM(Virtual Machin
e)の機能によっては広告音を着信音や呼び出し音とし
て出力する部分についてもJavaアプレットにより実
行するようにしても良い。この場合には、Javaアプ
レットと共に着信音データをダウンロードしておく。J
avaアプレットが着信音データを含む場合もある。
【0031】また携帯電話機1には、図示しないがWe
bブラウザ機能、メーラ機能等が備えられているものと
する。
【0032】携帯電話機3については、広告関連処理部
300が含まれており、広告関連処理部300は広告C
に対応する着信音Cと、通常の着信音のための着信音デ
ータDとを管理している。機能については携帯電話機1
と同様であるので、説明を省略する。
【0033】広告主管理DB61に格納されるデータの
一例を図3に示す。図3の例では、広告主番号の列と、
広告主名の列と、広告主データ(住所など)の列とが含
まれる。この他、広告料の決済方法や担当者名などの情
報も登録される場合がある。
【0034】広告データ管理DB62に格納されるデー
タの一例を図4に示す。図4の例では、広告コードの列
と、広告主名(又は広告主番号)の列と、当選時に付与
されるインセンティブの列と、当選頻度の列と、広告デ
ータへのポインタの列とが含まれる。インセンティブは
図4の例では、物品の例を示しているが、現金や金券、
通話料の割引といったものであってもよい。広告データ
としては、着信音データと、着信音データに対応し且つ
広告のおさらい及びクイズを含む広告確認音声データ
と、クイズの正解データと、クイズの正解時に流す音声
データと、クイズ不正解時に流す音声データとを含む。
もし、実施パターン(c)及び(d)を実施する場合に
は、着信音データに対応する表示データと、広告確認音
声データに対応する表示データと、正解データと、クイ
ズ正解時の表示データと、クイズ不正解時の表示データ
とが含まれる。
【0035】加入者管理DB63に格納されるデータの
一例を図5に示す。図5の例では、本キャンペーンに参
加する加入者(Subscriber)IDの列と、氏名の列と、
個人データ(住所など)の例と、広告契約を実施した広
告の広告コードの列とが含まれる。なお、一人の加入者
が複数の広告コードを登録することも可能である。ま
た、広告契約を行っていない人には、広告コードは登録
されない。
【0036】インセンティブ管理DB64に格納される
データの一例を図6に示す。図6の例では、当選番号の
列と、当選者名の列と、当選者の加入者(Subscriber)
IDの列と、当選した広告の広告主の列と、付与される
インセンティブの情報の列とが含まれている。
【0037】次に広告主が新たに広告データを登録する
際の処理について図7を用いて説明する。なお、広告主
自身が広告データを登録せずに、広告媒介システム5を
管理運営する例えば通信事業者又は広告媒介者を介して
登録するような構成であってもよい。まず、広告主は、
インターネット等のコンピュータ・ネットワークを介し
て広告媒介システム5に接続された広告主端末(図示せ
ず)を操作して、広告媒介システム5にログオンした
後、広告データ登録ページへアクセスさせる(ステップ
S1)。広告媒介システム5の広告データ管理部53
は、広告主端末からのアクセスに応じて、広告データ登
録ページ・データを広告主端末に送信する(ステップS
3)。広告主端末は、広告媒介システム5から広告デー
タ登録ページ・データを受信し、ウェブ(Web)ブラ
ウザを用いて表示装置に表示する(ステップS5)。
【0038】広告データ登録ページにおいては、少なく
とも付与されるインセンティブの情報と当選頻度の情報
との入力欄と、広告データのファイル指定入力欄とが含
まれる。従って広告主は、インセンティブの情報と当選
頻度の情報と、広告データのファイル名を指定する。広
告データとしては、着信音データと、着信音データに対
応し且つ広告のおさらい及びクイズを含む広告確認音声
データと、クイズの正解データと、クイズの正解時に流
す音声データと、クイズ不正解時に流す音声データとを
含む。もし、実施パターン(c)及び(d)を実施する
場合には、着信音データに対応する表示データと、広告
確認音声データに対応する表示データと、正解データ
と、クイズ正解時の表示データと、クイズ不正解時の表
示データとが含まれる。
【0039】広告主端末は、広告主からの広告データの
入力(インセンティブ及び当選頻度の情報)及び広告処
理プログラム等の広告データ・ファイルの指定を受け付
け(ステップS7)、広告主からの送信指示に応じて、
入力された広告データ及び広告処理プログラム等の広告
データ・ファイルを広告媒介システム5に送信する(ス
テップS9)。広告媒介システム5の広告データ管理部
53は、入力された広告データ及び広告処理プログラム
等の広告データ・ファイルを広告主端末から受信し、広
告データ管理DB62に登録する(ステップS11)。
そして広告データ管理部53は、登録完了ページ・デー
タを生成し、広告主端末に送信する(ステップS1
3)。広告主端末は、広告媒介システム5から登録完了
ページ・データを受信し、Webブラウザにより表示装
置に表示する(ステップS15)。
【0040】このようにすれば広告主は広告に関連する
データを広告媒介システム5に簡単に登録することがで
きるようになる。
【0041】次に図8を用いて加入者が広告契約を結ん
で広告の着信音データ又は広告の着信音データ及び携帯
電話機の表示装置に表示を行うための広告処理プログラ
ムをダウンロードする際における処理について説明す
る。広告契約を結ぼうとする加入者は、例えば携帯電話
機1を操作して、広告媒介システム5にログオンした
後、広告契約ページにアクセスさせる(ステップS2
1)。広告媒介システム5の広告データ管理部53は、
携帯電話機1からのアクセスに応じて、広告契約ページ
・データを携帯電話機1に送信する(ステップS2
3)。携帯電話機1は、広告媒介システム5から広告契
約ページ・データを受信し、表示装置に表示する(ステ
ップS25)。例えばこのページでは本キャンペーンの
規約や、選択可能な広告の選択肢が表示されており、加
入者は規約に同意し且つ広告を選択するようになってい
る。
【0042】携帯電話機1は、加入者による規約の同意
入力及び広告選択入力を受け付け、送信指示に応じて、
規約の同意及び広告選択入力を広告媒介システム5に送
信する(ステップS27)。広告媒介システム5の広告
データ管理部53は、規約の同意及び広告選択入力を受
信し、一旦記憶装置に格納する(ステップS29)。広
告データ管理部53は、選択された広告の広告音データ
を広告データ管理DB62のデータに基づき取得し、広
告音の試聴データとして携帯電話機1に送信すると共
に、試聴に基づいて広告契約に応ずるか否かを確認する
ための確認ページ・データを携帯電話機1に送信する
(ステップS31)。
【0043】携帯電話機1は、広告媒介システム5から
広告音の試聴データと確認ページ・データを受信し、試
聴データをスピーカ又は受話口から出力し、確認ページ
を表示装置に表示する(ステップS33)。このように
して、加入者はこれ以降鳴るかもしれない広告音を聞い
ておき、選択した広告の広告音を許容できるか確認する
と共に、実際に鳴ったときに自分の携帯電話機が鳴って
いることを認識できるようにする。
【0044】もし、選択した広告の広告音を納得できる
場合には、確認ページの確認ボタンをクリックする。納
得できない場合にはキャンセルボタンをクリックして、
処理を終了させるか又は別の広告を選択するためのペー
ジに移行する。もし、確認ボタンをクリックした場合に
は、携帯電話機1は確認応答を広告媒介システム5に送
信する(ステップS35)。広告媒介システム5の広告
データ管理部53は、携帯電話機1から確認応答を受信
すると、加入者IDに対応して選択された広告の広告コ
ードを加入者管理DB63に登録すると共に、広告デー
タ管理DB62から、選択された広告の広告コードに対
応する着信音データ又は着信音データ及び携帯電話機の
表示装置に表示を行うための広告処理プログラムを携帯
電話機1に送信する(ステップS37)。携帯電話機1
は、広告媒介システム5から広告のための着信音データ
又は広告のための着信音データを含み且つ携帯電話機の
表示装置に表示を行うための広告処理プログラムを受信
し、記憶装置に格納する(ステップS39)。
【0045】このような処理を実施することにより、広
告契約が行われ、インセンティブを得るための準備が完
了することとなる。なお、上でも述べたが複数の広告を
選択して、当該複数の広告のための着信音データ又は広
告のための着信音データ及び携帯電話機の表示装置に表
示を行うための広告処理プログラムを携帯電話機1にダ
ウンロードしておくような構成であってもよい。また、
通常広告には有効期限が設けられている場合も多く、有
効期限が切れた広告のための着信音データ又は広告のた
めの着信音データ及び携帯電話機の表示装置に表示を行
うための広告処理プログラムについては、自ら削除する
ようにする。そして、再度広告契約を行おうと考える場
合には図8に示すような処理フローにて契約を行う。
【0046】次に、実際に通話が行われる際の処理フロ
ーを図9乃至図15を用いて説明する。ここでは、加入
者Aの携帯電話機1から加入者Bの携帯電話機3への通
話が行われる場合を示す。また、図1において説明した
実施パターン(d)についての処理を説明する。他の実
施パターンは、実施パターン(d)を部分的に実施しな
い場合であるから、実施パターン(a)乃至(c)の趣
旨に沿って、特定のステップをスキップすればよい。
【0047】まず、加入者Aは携帯電話機1を操作して
携帯電話機3へ発呼する。そうすると、当該携帯電話機
3への発呼は無線基地局7及び携帯電話公衆網9を介し
て広告媒介システム5の通信制御部56に通知され、通
信制御部56は携帯電話機3への発呼を受け付ける(ス
テップS41)。この処理は通常の通話の場合と変わら
ないので点線ブロックを用いている。これに応答して通
信制御部56は抽選処理部54を起動し、抽選処理部5
4は携帯電話機3を保有する加入者Bが広告契約者であ
るか否かを加入者管理DB63を参照して判断する(ス
テップS43)。同様に、携帯電話機1の加入者Aが広
告契約者であるか否かを加入者管理DB63を参照して
判断する。もし、加入者Bが広告契約者ではないと判断
された場合には加入者Bにとっては通常通話(ステップ
S63)となる。また、加入者Aが広告契約者でないと
判断された場合には加入者Aにとっては通常通話(ステ
ップS63)となる。通常通話の場合には説明を省略す
る。
【0048】一方、加入者Bが広告契約者である場合に
は、加入者管理DB63から広告コードを抽出し、当該
広告コードから広告データ管理DB62を参照し、当選
頻度の情報に基づいて、広告契約者である加入者Bに対
する選択広告の抽選を実施する(ステップS45)。同
様に、加入者Aが広告契約者である場合には、加入者管
理DB63から広告コードを抽出し、当該広告コードか
ら広告データ管理DB62を参照し、当選頻度の情報に
基づいて、広告契約者である加入者Aに対する選択広告
の抽選を実施する(ステップS45)。もし、当選して
いなければ通常の通話と同じであるからステップS63
に移行する(ステップS47:Noルート)。一方、当
選していれば(ステップS47:Yesルート)、通常
の処理のとおり通信制御部56は携帯電話公衆網9及び
基地局7を介して携帯電話機1と携帯電話機3の論理的
な接続を確立する(ステップS49及びS51)。論理
的な接続が確率されると、通信制御部56は携帯電話機
3に対して呼び出し信号と共に当選した広告の広告コー
ドを送信する(ステップS53)。また、抽選処理部5
4は携帯電話機1に対して呼び出し中を示す信号と共に
広告コードを送信する(ステップS53)。
【0049】携帯電話機3は、広告媒介システム5から
呼び出し信号と共に広告コードを受信すると(ステップ
S55)、広告コードに対応し且つ記憶装置に格納され
た広告処理プログラムを起動する(ステップS57)。
また携帯電話機1は、広告媒介システム5から呼び出し
中を示す信号と共に広告コードを受信すると(ステップ
S55)、広告コードに対応し且つ記憶装置に格納され
た広告処理プログラムを起動する(ステップS57)。
もし、携帯電話機1及び携帯電話機3に表示を実施しな
い実施パターンであれば広告処理プログラムの起動は省
略される。
【0050】そして、携帯電話機3は広告コードに対応
する着信音(広告音)をスピーカから出力する(ステッ
プS59)。なお、携帯電話機3がマナーモードになっ
ている場合には、スピーカからの出力は禁止されてお
り、代わりにバイブレータのスイッチがオンにされる。
一方、携帯電話機1は広告コードに対応する呼び出し音
(広告音)を受話口から出力する(ステップS59)。
また、起動された広告処理プログラムは、広告コードに
対応する広告の画面表示を行う(ステップS61)。な
お、本ステップの表示データについては予め広告処理プ
ログラムに組み込まれた形であっても良いし、例えば広
告処理プログラムが広告媒介システム5の広告データ管
理部53にアクセスして、広告データ管理部53が広告
コードに対応する表示情報を広告処理プログラムに送信
するようにしてもよい(ステップS65)。
【0051】例えば図10及び図11のような表示がな
される。図10の例では、当選を通知し、広告主及びイ
ンセンティブの提示を行うものである。広告音もキャン
ペーンソングだけでなはなく、図10のような内容を音
声にて流すようにしても良い。さらに、図11にように
具体的な商品やサービスの内容の説明を表示しても良
い。このような具体的な商品やサービスの内容の説明を
広告音として流すようにしても良い。但し、広告音につ
いては加入者Bが電話に出るために携帯電話機3の通話
開始ボタンを押すまで流れるものであり、必ずしも充分
な広告内容を音声として流せるか否かは状況による。な
お、表示については加入者が見ていないかもしれない
が、通話中は表示させたままとすることも可能である。
【0052】処理は端子A及びBを介して図12の処理
に移行する。加入者Bは、電話に出る場合には、携帯電
話機3の通話開始ボタンを押すので、携帯電話機3は通
話開始入力を受け付け、回線接続指示を広告媒介システ
ム56の通信制御部56に送信する(ステップS6
7)。広告媒介システム56の通信制御部56は、携帯
電話機3から回線接続指示を受信すると、携帯電話機1
と携帯電話機3の回線接続を実施する(ステップS71
及びS73)。これにより加入者Aと加入者Bとは会話
を開始することができる。一方、会話が終了して加入者
A又は加入者Bが携帯電話機1又は携帯電話機3の通話
終了ボタンを押すと、携帯電話機1又は携帯電話機3は
通話終了指示を受け付け、回線切断指示を広告媒介シス
テム5の通信制御部56に送信する(ステップS7
5)。広告媒介システム5の通信制御部56は、回線切
断指示を受信すると回線切断を実行する(ステップS7
7)。ステップS67乃至ステップS75については従
来技術と同じなので図12では点線ブロックを用いて示
している。
【0053】携帯電話機1及び携帯電話機3では、通話
終了ボタンの押し下げ又は回線切断を検出すると、携帯
電話機1及び携帯電話機3の広告処理プログラムは、広
告媒介システム5の広告データ管理部53に、広告のお
さらい及びクイズのためのページ・データを要求する
(ステップS79)。広告媒介システム5の広告データ
管理部53は、携帯電話機1及び携帯電話機3から広告
のおさらい及びクイズのためのページ・データの要求を
受信すると、広告データ管理DB62のデータから当該
広告のおさらい及びクイズのためのページ・データを受
信し、広告のおさらい及びクイズのためのページ・デー
タを携帯電話機1及び携帯電話機3に送信する(ステッ
プS81)。携帯電話機1及び携帯電話機3は、広告の
おさらい及びクイズのためのページ・データを受信し、
表示装置に表示する(ステップS83)。
【0054】例えば図13に示すような画面が携帯電話
機1及び携帯電話機3に表示される。ここでは具体的な
商品の案内とそれに関連する簡単なクイズとが表示され
ている。ここでは、回答番号のボタンと#ボタンを押す
ようになっている。
【0055】また、広告媒介システム5の通信制御部5
6は、携帯電話機1と携帯電話機3との回線の切断に応
じて、携帯電話機1と通信制御部56の接続、携帯電話
機3と通信制御部56との接続を保持する。なお、切断
せざるを得ない場合には、再度携帯電話機1と通信制御
部56の接続、携帯電話機3と通信制御部56との接続
を確立する。そして、広告のおさらい及びクイズのため
の音声データ(広告確認音声データ)を携帯電話機1及
び携帯電話機3に送信する(ステップS85)。携帯電
話機1及び携帯電話機3は、広告媒介システム5から広
告確認音声データを受信し、受話口から出力する(ステ
ップS87)。広告確認音声データの内容は例えば図1
3に示すような内容である。そして、加入者A及び加入
者Bはクイズの回答を回答番号のボタンと#ボタンとを
押して、携帯電話機1及び携帯電話機3に回答指示を入
力する。携帯電話機1及び携帯電話機3は回答指示を受
け付け、当該回答指示情報を広告媒介システム5に送信
する(ステップS89)。
【0056】広告媒介システム5の通信制御部56は回
答指示を受信し、回答情報を広告データ管理部53に出
力する(ステップS91)。広告データ管理部53は、
受信した回答情報に対応する正解情報を広告データ管理
DB62のデータを基に読み出し、正解/不正解の判定
を実施する(ステップS93)。もし正解と判断されれ
ば、正解を表す音声データ及び正解を表すページ・デー
タ(表示データ)を広告データ管理DB62から読み出
し、携帯電話機1及び携帯電話機3に送信する(ステッ
プS95)。正解であると判断された場合には、広告デ
ータ管理部53から広告実績管理部55に正解した加入
者の情報及び広告コードが出力され、広告実績管理部5
5はインセンティブ管理DB64に当選情報を登録する
(ステップS95)。携帯電話機1及び携帯電話機3
は、広告媒介システム5から正解を表す音声データを受
信すると、受話口から出力し、正解を表すページ・デー
タを受信すると表示装置に表示する(ステップS9
7)。例えば図14のような表示がなされる。ここで
は、正解を通知し、広告主及びインセンティブの内容を
提示するようになっている。音声データについても同様
である。
【0057】一方、クイズの回答が不正解である判断さ
れれば(ステップS93:Noルート)、不正解を表す
音声データ及び不正解を表すページ・データを広告デー
タ管理DB62のデータを基に読み出し、携帯電話機1
及び携帯電話機3に送信する(ステップS99)。携帯
電話機1及び携帯電話機3は、広告媒介システム5から
不正解を表す音声データを受信すると受話口から出力
し、不正解を表すページ・データを受信すると表示装置
に表示する(ステップS101)。例えば図15のよう
な表示がなされる。ここでは、不正解を通知し、正解が
何であったかを示している。音声データについても同様
である。
【0058】なお、表示を行わないような態様において
は、ステップS79乃至ステップS83、及びステップ
S95乃至ステップS101の表示データについての処
理はスキップされる。また、加入者A又は加入者Bのう
ちいずれかしか当選しなかった場合にはいずれかの携帯
電話機でのみ図9及び図12の処理が実施されることと
なる。発信側の加入者Aについても抽選を行わない場合
には携帯電話機1では、処理は全て通常どおりとなる。
【0059】以上のような処理を実施することにより、
加入者は広告を聞く又は見ることによりインセンティブ
を得ることができるようになる。また、広告主は確実に
広告に対する注目度を上げて、さらにクイズにより広告
対象についての認識を確認した上でインセンティブを付
与することができる。また、通信事業者は、このような
キャンペーンを実施しても通常どおり通話が行われるの
で特別な問題はない。また、ある面では加入者による通
話が促進されるということもある。
【0060】次に、広告主に対する広告料などの請求処
理を図16を用いて説明する。広告媒介システム5の広
告料管理部52は、インセンティブ管理DB64から一
つの広告主を特定する(ステップS111)。そして、
当該広告主の広告主番号でインセンティブ管理DB64
を検索し、当選者データを抽出する(ステップS11
3)。例えば、当選者の個人情報と当選したインセンテ
ィブの内容を対にしたリストを生成する。また、広告料
を例えば広告処理プログラムのダウンロード数や抽選回
数、又は当選回数などに基づく所定の計算式に従って計
算し、記憶装置に格納する(ステップS115)。な
お、インセンティブが通話料の割引や、キャッシュバッ
クなどである場合には、当該費用も広告料に上乗せす
る。そして、広告料データ及び当選者データを広告主宛
に送信する(ステップS117)。なお、ネットワーク
を介して送信するのではなく、別途磁気テープその他の
記録媒体にて広告主に渡すことも可能であるし、例えば
広告媒介システム5における広告主専用のページにて閲
覧可能にするような態様であってもよい。そしてインセ
ンティブ管理DB64又は広告主管理DB61内の全て
の広告主についてステップS111乃至S117の処理
を実施し終えるまで繰り返す(ステップS119)。
【0061】以上のような処理を実施することにより、
広告主に広告料を請求することができる。また、インセ
ンティブが物品である場合には、広告主が当選者データ
により物品を送付することもできるようになる。なお、
インセンティブの発送については広告媒介者側で行って
も良い。
【0062】次に図17を用いてインセンティブ還元処
理について説明する。広告媒介システム5のインセンテ
ィブ管理部51は、加入者管理DB63から一人の加入
者を特定する(ステップS121)。そして、当該加入
者が加入者管理DB63において広告コードが登録され
た広告契約者であるか判断する(ステップS123)。
もし、広告加入者でなければステップS127に移行す
る。一方、広告契約者であればインセンティブ管理DB
64を当該加入者の加入者IDで検索し、所定期間内に
当該加入者が獲得した獲得インセンティブを集約し、そ
のデータを記憶装置に格納する(ステップS125)。
【0063】そして獲得インセンティブがあればその内
容に応じて通話料を計算し、記憶装置に格納する(ステ
ップS127)。なお、獲得インセンティブの中に通話
料の割引があれば通話料を獲得した割引分だけ安くす
る。その他物品等のインセンティブが獲得されている場
合には、通話料については通常どおりの計算となる。そ
して、計算された通話料及び獲得インセンティブの情報
を用いて請求データを生成し、記憶装置に格納する(ス
テップS129)。このようなステップS121乃至S
129の処理を全ての加入者について実施することによ
り処理を終了する(ステップS131)。
【0064】このような処理を実施することにより、請
求データの中に獲得インセンティブの情報が含まれ、加
入者は後で獲得インセンティブの情報を確認することが
できる。また、獲得インセンティブが通話料の割引であ
れば、通話料についてのメリットを得ることができるよ
うになる。当然通話料の割引はないインセンティブを取
得した場合には、別途それらを受け取ることができる。
【0065】以上本発明の一実施の形態を説明したが、
本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図2
に示したシステム構成は一例であって他の構成であって
も図1に示した各実施パターンを実現することができれ
ばよい。例えば広告媒介システム5の各機能ブロックの
構成は説明の都合上であって、例えば1又は複数の機能
ブロック毎にサーバが設けられたり通信装置が設けられ
たりする場合もある。また、DB構成についても一例で
あって同様のデータを格納するためであれば別の構成を
採用するようにしても良い。
【0066】また、携帯電話機についての実施の態様を
説明したが携帯電話機に限定されるものではなく、着信
音を変更できるような電話機であれば固定の電話機及び
FAX機能を有する電話機等であってもよい。
【0067】さらに、携帯電話機がマナーモードになっ
ている場合だけではなく、表示画面だけで抽選の当選を
知らせ、広告についてのクイズを行うようにしても良
い。さらに、着信音に対する加入者の応答を容易にする
ため、着信音の意味を広告ではなく当選を知らせる音と
する場合もある。
【0068】上の説明では1つの画面であっても複数画
面に分割して提示するようにしても良い。また、広告に
対するクイズは1種類ではなく複数種類用意して、ラン
ダムに出題するようにしてもよい。
【0069】(付記1)第1の顧客の端末から第2の顧
客の端末への発呼に応じて前記第2の顧客が広告契約者
か否かを判断するステップと、前記第2の顧客が広告契
約者であれば契約された広告に関連する抽選を実施する
抽選ステップと、前記抽選の結果が当選である場合に
は、当選した広告に関連する音を前記第2の顧客の端末
において着信音として出力させるための情報を前記第2
の顧客の端末に送信するステップと、前記第1の顧客の
端末と第2の顧客の端末との通話の終了が検出された場
合、前記当選した広告に関連するクイズを含むデータを
前記第2の顧客の端末に送出するステップと、前記第2
の顧客の端末から前記クイズの回答情報を受信した場
合、前記クイズの回答が正解であるか判断するステップ
と、前記クイズの回答が正解であると判断された場合に
は、前記第2の顧客に当選した広告についてのインセン
ティブを付与するための情報を記憶装置に登録するステ
ップと、を含む広告方法。
【0070】(付記2)第1の顧客の端末から第2の顧
客の端末への発呼に応じて前記第1の顧客が広告契約者
か否か判断するステップと、前記第1の顧客が広告契約
者であれば契約された広告に関連する抽選を実施するス
テップと、前記抽選の結果が当選である場合には、前記
当選した広告に関連する音を前記第1の顧客の端末にお
いて呼び出し音として出力させるための情報を前記第1
の顧客の端末に送信するステップと、前記第1の顧客の
端末と前記第2の顧客との通話の終了が検出された場
合、前記当選した広告に関連するクイズを含むデータを
前記第1の顧客の端末に送出するステップと、前記第1
の顧客の端末から前記クイズの回答情報を受信した場
合、前記クイズの回答が正解であるか判断するステップ
と、前記クイズの回答が正解であると判断された場合に
は、前記第1の顧客に当選した広告についてのインセン
ティブを付与するための情報を記憶装置に登録するステ
ップと、をさらに含む付記1記載の広告方法。
【0071】(付記3)前記契約された広告が複数存在
する場合には、前記抽選ステップにおいて、複数の広告
のうちいずれかについて当選を決定し、前記当選した広
告に関連する音を前記第2の顧客の端末において着信音
として出力させるための情報が、前記当選した広告の識
別情報であることを特徴とする付記1記載の広告方法。
【0072】(付記4)前記第1の顧客の端末との通話
終了後に前記第2の顧客の端末から前記当選した広告に
関連するクイズを含む表示情報の要求を受信した場合、
前記当選した広告に関連するクイズを含む表示情報を前
記第2の顧客の端末に送信するステップと、をさらに含
む付記1記載の広告方法。
【0073】(付記5)前記当選した広告に関連する音
を前記第2の顧客の端末において着信音として出力させ
るための情報を送信後前記第2の顧客の端末から前記当
選した広告に関連する表示情報の要求を受信した場合、
前記当選した広告に関連する表示情報を前記第2の顧客
の端末に送信するステップと、をさらに含む付記1記載
の広告方法。
【0074】(付記6)第1の顧客の端末から第2の顧
客の端末への発呼に応じて前記第1の顧客が広告契約者
か否か判断するステップと、前記第1の顧客が広告契約
者であれば契約された広告に関連する抽選を実施する抽
選ステップと、前記抽選の結果が当選である場合には、
前記当選した広告に関連する音を前記第1の顧客の端末
において呼び出し音として出力させるための情報を前記
第1の顧客の端末に送信するステップと、前記第1の顧
客の端末と前記第2の顧客との通話の終了が検出された
場合、前記当選した広告に関連するクイズを含む音声デ
ータを前記第1の顧客の端末に送出するステップと、前
記第1の顧客の端末から前記クイズの回答情報を受信し
た場合、前記クイズの回答が正解であるか判断するステ
ップと、前記クイズの回答が正解であると判断された場
合には、前記第1の顧客に当選した広告についてのイン
センティブを付与するための情報を記憶装置に登録する
ステップと、を含む広告方法。
【0075】(付記7)前記契約された広告が複数存在
する場合には、前記抽選ステップにおいて、複数の広告
のうちいずれかについて当選を決定し、前記当選した広
告に関連する音を前記第1の顧客の端末において呼び出
し音として出力させるための情報が、前記当選した広告
の識別情報であることを特徴とする付記6記載の広告方
法。
【0076】(付記8)前記第2の顧客の端末との通話
終了後に前記第1の顧客の端末から前記当選した広告に
関連するクイズを含む表示情報の要求を受信した場合、
前記当選した広告に関連するクイズを含む表示情報を前
記第1の顧客の端末に送信するステップと、をさらに含
む付記6記載の広告方法。
【0077】(付記9)前記当選した広告に関連する音
を前記第1の顧客の端末において呼び出し音として出力
させるための情報を送信後前記第1の顧客の端末から前
記当選した広告に関連する表示情報の要求を受信した場
合、前記当選した広告に関連する表示情報を前記第1の
顧客の端末に送信するステップと、をさらに含む付記6
記載の広告方法。
【0078】(付記10)付記1乃至9のいずれか1つ
記載の広告方法をコンピュータに実行させるためのプロ
グラム。
【0079】(付記11)予め格納された広告音データ
の特定情報を受信した場合、当該特定情報に対応する広
告音を着信音又は呼出音として出力するステップと、通
話の終了の後に、前記広告音に関連するクイズを含む音
声データを受信して、出力するステップと、利用者の入
力に応じて前記広告音に関連するクイズに対する回答の
情報を、前記音声データ送信元に返信するステップと、
を含む情報処理方法。
【0080】(付記12)予め格納された広告音データ
の特定情報を受信した場合、当該特定情報に対応する広
告音を着信音又は呼出音として出力するステップと、通
話の終了の後に、前記広告音に関連するクイズを含む表
示情報を所定のコンピュータに要求するステップと、前
記広告音に関連するクイズの表示情報を受信し、表示装
置に表示するステップと、利用者の入力に応じて前記ク
イズの回答を前記所定のコンピュータに送信するステッ
プと、を電話機に実行させるためのプログラム。
【0081】(付記13)第1の顧客の端末から第2の
顧客の端末への発呼に応じて前記第2の顧客が広告契約
者か否かを判断する手段と、前記第2の顧客が広告契約
者であれば契約された広告に関連する抽選を実施する抽
選手段と、前記抽選の結果が当選である場合には、当選
した広告に関連する音を前記第2の顧客の端末において
着信音として出力させるための情報を前記第2の顧客の
端末に送信する手段と、前記第1の顧客の端末と第2の
顧客の端末との通話の終了が検出された場合、前記当選
した広告に関連するクイズを含むデータを前記第2の顧
客の端末に送出する手段と、前記第2の顧客の端末から
前記クイズの回答情報を受信した場合、前記クイズの回
答が正解であるか判断する手段と、前記クイズの回答が
正解であると判断された場合には、前記第2の顧客に当
選した広告についてのインセンティブを付与するための
情報を記憶装置に登録する手段と、を有する広告システ
ム。
【0082】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、携帯
電話機等の着信音を広告に用いるための実際的な技術を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における実施パターンを
説明するための図である。
【図2】本発明の一実施の形態におけるシステム概要図
である。
【図3】広告主管理DBに格納されるデータの一例を示
す図である。
【図4】広告データ管理DBに格納されるデータの一例
を示す図である。
【図5】加入者管理DBに格納されるデータの一例を示
す図である。
【図6】インセンティブ管理DBに格納されるデータの
一例を示す図である。
【図7】広告データの登録のための処理フローを示す図
である。
【図8】加入者が広告契約を行い、必要なデータをダウ
ンロードする際の処理フローを示す。
【図9】広告音を着信音として出力させるための処理フ
ロー(その1)を示す図である。
【図10】最初に表示される画面例を示す図である。
【図11】二番目に表示される画面例を示す図である。
【図12】広告音を着信音として出力させるための処理
フロー(その2)を示す図である。
【図13】広告のおさらい及びクイズのための画面例を
示す図である。
【図14】正解の場合に表示される画面例を示す図であ
る。
【図15】不正解の場合に表示される画面例を示す図で
ある。
【図16】広告料等の請求処理の処理フローを示す模式
図である。
【図17】インセンティブ還元のための処理フローを示
す図である。
【符号の説明】
1,3 携帯電話機 5 広告媒介システム 7 無線基地局 9 携帯電話公衆網 51 インセンティブ管理部 52 広告料管理部 53 広告データ管理部 54 抽選処理部 55 広告実績管理部55 56 通信制御部 61 広告主管理DB 63 加入者管理DB 64 インセンティブ管理DB 100,300 広告関連処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/02 H04M 3/02 A 3/42 3/42 Q

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の顧客の端末から第2の顧客の端末へ
    の発呼に応じて前記第2の顧客が広告契約者か否かを判
    断するステップと、 前記第2の顧客が広告契約者であれば契約された広告に
    関連する抽選を実施する抽選ステップと、 前記抽選の結果が当選である場合には、当選した広告に
    関連する音を前記第2の顧客の端末において着信音とし
    て出力させるための情報を前記第2の顧客の端 末に送信するステップと、前記第1の顧客の端末と第2
    の顧客の端末との通話の終了が検出された場合、前記当
    選した広告に関連するクイズを含むデータを前記第2の
    顧客の端末に送出するステップと、 前記第2の顧客の端末から前記クイズの回答情報を受信
    した場合、前記クイズの回答が正解であるか判断するス
    テップと、 前記クイズの回答が正解であると判断された場合には、
    前記第2の顧客に当選した広告についてのインセンティ
    ブを付与するための情報を記憶装置に登録するステップ
    と、 を含む広告方法。
  2. 【請求項2】第1の顧客の端末から第2の顧客の端末へ
    の発呼に応じて前記第1の顧客が広告契約者か否か判断
    するステップと、 前記第1の顧客が広告契約者であれば契約された広告に
    関連する抽選を実施するステップと、 前記抽選の結果が当選である場合には、前記当選した広
    告に関連する音を前記第1の顧客の端末において呼び出
    し音として出力させるための情報を前記第1の顧客の端
    末に送信するステップと、 前記第1の顧客の端末と前記第2の顧客との通話の終了
    が検出された場合、前記当選した広告に関連するクイズ
    を含むデータを前記第1の顧客の端末に送出するステッ
    プと、 前記第1の顧客の端末から前記クイズの回答情報を受信
    した場合、前記クイズの回答が正解であるか判断するス
    テップと、 前記クイズの回答が正解であると判断された場合には、
    前記第1の顧客に当選した広告についてのインセンティ
    ブを付与するための情報を記憶装置に登録するステップ
    と、 をさらに含む請求項1記載の広告方法。
  3. 【請求項3】前記第1の顧客の端末との通話終了後に前
    記第2の顧客の端末から前記当選した広告に関連するク
    イズを含む表示情報の要求を受信した場合、前記当選し
    た広告に関連するクイズを含む表示情報を前記第2の顧
    客の端末に送信するステップと、 をさらに含む請求項1記載の広告方法。
  4. 【請求項4】前記契約された広告が複数存在する場合に
    は、 前記抽選ステップにおいて、複数の広告のうちいずれか
    について当選を決定し、 前記当選した広告に関連する音を前記第2の顧客の端末
    において着信音として出力させるための情報が、前記当
    選した広告の識別情報であることを特徴とする請求項1
    記載の広告方法。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれか1つ記載の広告
    方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2002080602A 2002-03-22 2002-03-22 広告方法 Expired - Fee Related JP3986339B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002080602A JP3986339B2 (ja) 2002-03-22 2002-03-22 広告方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002080602A JP3986339B2 (ja) 2002-03-22 2002-03-22 広告方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003281435A true JP2003281435A (ja) 2003-10-03
JP3986339B2 JP3986339B2 (ja) 2007-10-03

Family

ID=29229572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002080602A Expired - Fee Related JP3986339B2 (ja) 2002-03-22 2002-03-22 広告方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3986339B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006099511A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Mein Stage:Kk 広告システム及び広告方法
JP2014072690A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Fujifilm Corp 通話システムおよび通話方法
JP2015041214A (ja) * 2013-08-21 2015-03-02 ソフトバンクモバイル株式会社 広告システム、広告方法、及び広告プログラム
JP2017091372A (ja) * 2015-11-13 2017-05-25 長澤 精久 コンテンツを含む文化交流システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006099511A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Mein Stage:Kk 広告システム及び広告方法
JP2014072690A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Fujifilm Corp 通話システムおよび通話方法
JP2015041214A (ja) * 2013-08-21 2015-03-02 ソフトバンクモバイル株式会社 広告システム、広告方法、及び広告プログラム
JP2017091372A (ja) * 2015-11-13 2017-05-25 長澤 精久 コンテンツを含む文化交流システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3986339B2 (ja) 2007-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2007349058B2 (en) Method for advertising using mobile multiplayer game and system thereof
US20030050837A1 (en) Method and system providing advertisement using tone of ringing sounds of mobile phone and commerical transaction service in association with the same
US20080008295A1 (en) Method of providing advertisement via telephone mobile phone with user request
JP2009522876A (ja) 通信システムにおいて広告を行うシステム及び方法
JP2006510316A (ja) 呼び出し音を用いた広告サービスの提供装置及びその方法
JP2002368882A (ja) 携帯端末サービス方法
JP3986339B2 (ja) 広告方法
CN102870439A (zh) 数字音乐的获取方法及装置
KR20000058949A (ko) 이동전화의 페이징 시간을 이용한 광고 방법 및 이에연계한 상거래 서비스 방법
KR20000058945A (ko) 이동전화의 버튼을 누르는 동안을 이용한 광고 방법 및이에 연계한 상거래 서비스 방법
JP4251288B2 (ja) コマーシャル表示機能付きテレビ電話システム及び通信料金割引方法
JP3437151B2 (ja) 広告配信方法及び広告配信機能を備えた交換装置
KR20000058951A (ko) 이동전화의 플립을 열거나 닫는 순간을 이용한 광고 방법및 이에 연계한 상거래 서비스 방법
KR101392665B1 (ko) 과금 변경 서비스 서버 및 그 방법
KR100518421B1 (ko) 난수 발생을 이용한 할인 정보 제공 시스템 및 그 서비스방법
JP2002330240A (ja) 電話広告による広告料の通話料金への還元システム
KR20000030636A (ko) 이동전화의 착신 링음을 이용한 광고방법
JP2002135427A (ja) 携帯電話広告システム
JP2003244346A (ja) 広告配信システム、及び広告配信プログラム
KR100631347B1 (ko) 음성 데이터 배송 시스템, 음성 데이터 배송 방법, 음성 데이터 배송 시스템에 이용되는 배송 서버, 음성 데이터 배송 시스템에 이용되는 클라이언트측 단말, 및 음성 데이터 배송 시스템에 이용되는 컴퓨터에 적용되는 프로그램을 포함하는 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체
KR20000058948A (ko) 이동전화의 전원을 켜거나 끄는 순간을 이용한 광고 방법및 이에 연계한 상거래 서비스 방법
JP2003134271A (ja) 情報提供サービスシステム
KR20040079869A (ko) 발신자에 의하여 선택된 광고컨텐츠가 수신자와 통화 전에전송되는 광고서비스시스템
WO2008072259A2 (en) System and method to provide advertisement as ring back tones
JP2003229976A (ja) 携帯電話機による広告システムおよび方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041006

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070501

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070604

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070710

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070710

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100720

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100720

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110720

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110720

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120720

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120720

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130720

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees