JP3985418B2 - 回路しゃ断器の過負荷・欠相引外し装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、配線用しゃ断器などを対象に、電動機の過電流・欠相保護を行う回路しゃ断器のバイメタル式過負荷・欠相引外し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
まず、頭記した回路しゃ断器の過負荷・欠相引外し装置(3相回路用)の従来構造を図4(a),(b) に示す。図において、1U,1V,1W は主回路の各相に対応した主バイメタル、2は主バイメタル1U,1V,1W に巻装して主回路電流を流す加熱ヒータ、3は主バイメタルの作動端に連係配置して過電流,欠相を検出する差動シフタ機構、4は主回路接点の開閉機構部、5は差動シフタ機構3の作動レバーと開閉機構部4との間に敷設した差動シフタ機構3の出力を開閉機構部4のラッチ機構(ラッチ受け)に伝達する引外しレバー兼用の温度補償バイメタル、6は定格電流調整用ダイヤル、7はユニットケースである。
【0003】
ここで、各相の主バイメタル1U,1V,1W は左右一列に並び、その下端が支持金具7aを介してユニットケース7に支持されており、ヒータ2を介して主回路電流により加熱されて湾曲する。
また、差動シフタ機構3は、主バイメタル1U,1V,1W のの両側に敷設した第1のシフタ(押しシフタ)3Iと、第2のシフタ(引きシフタ)3IIと、第1シフタ3Iと第2シフタ3IIとの間にまたがって揺動自在にリンク結合した出力レバー (釈放レバー) 3III とからなり、第1シフタ3I, 第2シフタ3IIから突き出した腕部が各相の主バイメタル1U,1V,1W の作動端を左右から挟んで対峙している。なお、かかる構成の差動シフタ機構5の動作原理は周知であり、ここでは詳細な説明は省略する。
【0004】
一方、温度補償バイメタル5は、前記のように主バイメタル1U,1V,1W の周囲温度変化に伴う湾曲を相殺する温度補償機能とともに、差動シフト機構3から出力する過電流,欠相検出信号(機械的な出力信号)を開閉機構部4のラッチ機構に伝達するアクチュエータとしての役目を果たすものであり、そのバイメタルを主バイメタルの周囲温度変化に対する湾曲特性と整合させてある。なお、図示例では温度補償バイメタル5を限られたユニットケース7のスペース内に収めるために、その長手方向の中間でU字形に折曲げて使用するようにし、その一端を定格電流調整ダイヤル6の調整カムに連繋したホルダ部品8に支軸ピン9を介して軸支し、他端を前記差動シフタ機構3の作動レバー3III に向かい合わせるように敷設した上で、バイメタル5から切り起こした先端部を開閉機構部4のラッチ受4aに直接対峙させている。
【0005】
かかる構成で、周囲温度変化に伴う主バイメタル1U,1V,1W と温度補償バイメタル5の湾曲は互いに相殺し合い、差動シフタ機構3の出力レバー3III と温度補償バイメタル5の先端との相対位置を一定に保つ。一方、主回路に過電流が流れて主バイメタル1U,1V,1W が湾曲し、この湾曲に従動して差動シフタ機構3の出力レバー3III が主バイメタルの温度補償バイメタル5の先端を左方に押すと、温度補償バイメタル5は支軸ピン9を支点に時計方向に回動して開閉機構部4のラッチ受け4aを釈放位置に押し、これにより回路しゃ断器がトリップ動作して主回路電流をしゃ断する。また、主回路に欠相が発生した場合は、差動シフタ機構3の出力レバー3III が反時計方向に回動して温度補償バイメタル5を押し、これにより回路しゃ断器がトリップ動作する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記過負荷引外し装置の従来構成では、特に温度補償バイメタル5は引外しレバーとしての機能面で次に記すような問題点がある。すなわち、
(1) 温度補償バイメタル5は撓み性のある肉薄な金属片を使って所定のバイメタル特性を付与するように作られており、レバーとしての機械的な剛性は比較的小さい。一方、引外しレバーとして使用する温度補償バイメタル5には、差動シフタ機構3の機械的な出力信号を開閉機構部4に伝達してそのラッチ受けをトリップ位置に駆動する際に、バイメタルを軸支する軸受部の摩擦抵抗,および開閉機構部4のラッチ受4aをトリップ位置へ押すに必要な力が負荷荷重として加わる。このために、撓み性のある温度補償バイメタル5は曲げ剛性が小さいために、バイメタル自身が撓んでしまって差動シフタ機構3の出力(変位量)を開閉機構部4へ的確に伝達することができず、その結果、しゃ断器のトリップ動作特性が不安定になる。
【0007】
そこで、従来では温度補償バイメタル5の撓みに起因する出力伝達効率の低下分を補うために、例えば過負荷・欠相検出部に大形の主バイメタルを使うなどしてその出力(変位量)を増加するようにしているが、そのために引外し装置ユニットが大型化するなどの問題がある。
(2) 配線用回路しゃ断器のように小形,コンパクトな組立構造になる回路しゃ断器では、ケース内に組み込む開閉機構部,過電流・欠相検出部のレイアウトが、両者の間を連繋する温度補償バイメタルによって制約され、このために設計面での自由度が低くなる。
【0008】
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、その目的は前記課題を解決し、温度補償バイメタルを引外しレバーとして過負荷・欠相電流検出部の差動シフタ機構の出力を開閉機構部に伝達する際の伝達効率を高めて回路しゃ断器の引外し特性の安定化を図り、併せて開閉機構部,過電流・欠相検出部に対するレイアウトの自由度を高めることができるように出力伝達経路の構造を改良した回路しゃ断器の過負荷・欠相引外し装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明によれば、主回路の各相に接続した主バイメタルと、主バイメタルの作動端に連繋させた差動シフタ機構と、差動シフタ機構の出力レバーと主回路接点の開閉機構部との間に介装して差動シフタ機構の出力を開閉機構部に伝達する引外しレバー兼用の温度補償バイメタルとの組合せからなる回路しゃ断器の過負荷・欠相引外し装置において、
一端を差動シフタ機構の出力レバーに対峙させた温度補償バイメタルの長手方向の中間部を揺動自在に軸支するとともに、温度補償バイメタルの先端と開閉機構部との間に温度補償バイメタルの動きに従動する梃子式の中間レバーを介装し、該中間レバーは温度補償バイメタルの支軸と平行な支軸に軸支され、かつ該支軸の両側に張り出した入力,出力側のアームをそれぞれ温度補償バイメタル,開閉機構部に対峙させるとともに、その梃子比を1より大に設定するものとする。
【0010】
( 1 ) 前記構成において、中間レバーの入力,出力側の各アームを、支軸に対して同じ向きに張り出した構成とする(請求項2)。
( 2 ) 前記構成 において、中間レバーの入力,出力側の各アームを、支軸に対して逆向きに張り出した構成とする(請求項3)。
( 3 ) 前記構成において、温度補償バイメタルを、その長手方向の中間をU字形に屈曲して配置する(請求項4)。
上記のように、温度補償バイメタルの先端と開閉機構部との間に梃子式の中間レバーを介装することにより、しゃ断器ケース内に組み込んだ開閉機構部のラッチ受けの位置と差動シフタ機構の出力レバーの位置とが上下,ないし左右にずれていても、バイメタルの形を変えることなしに中間レバーの部品形状を前項( 1 )あるいは( 2 ) のように変えることで差動シフタ機構の出力を的確に開閉機構部のラッチ受けに伝達できるので、設計面で高い自由度が得られる。また、( 3 )項のように温度補償バイメタルをU字形に折曲げて使用すれば、占有スペースを縮小できる。
【0011】
また、温度補償バイメタルと開閉機構部との間を連繋する中間レバーの梃子比を1より大に設定しておけば、差動シフタ機構の出力で開閉機構部をトリップ動作させる際の駆動力を、中間レバーの梃子作用により増幅して開閉機構部に伝達することができ、その分だけ温度補償バイメタルに掛かる負荷荷重が軽減してバイメタル自身の撓み量も小さく抑えられる。これにより、従来構造で問題となっていたバイメタルの撓みに起因する伝達効率の低下を補償して過電流・欠相検出部の出力を的確に開閉機構部に伝えて安定したしゃ断器の引外し特性を確保できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図3に示す実施例に基づいて説明する。なお、各実施例の図中で図4に対応する部材には同じ符号を付してその説明は省略する。
〔実施例1〕
図1(a) 〜(c) において、一端を差動シフタ機構の出力レバー3III に対向して配置した引外しレバー兼用の温度補償バイメタル5は、その長手方向の中間部位で左右両側縁から突き出す支軸5aが形成されており、この支軸5aを介してホルダ8に軸支されている。また、ホルダ8は定格電流調節ダイアル6の支持台6aに支軸8aを介して回動可能に軸支されており、かつホルダ8の端面が前記ダイアル6のカム面に対峙している。さらに、本発明により温度補償バイメタル5の先端と開閉機構部4(図4参照)のラッチ受4aとの間を連繋するように梃子式の中間レバー10が設置されている。なお、11はホルダ8をダイアル6のカム面に押圧する付勢ばねである。
【0013】
ここで、中間レバー10は支軸10cを介して前記支持台6aに組付けられており、この支軸10cを中心に入力側のアーム10aと出力側のアーム10bが同じ方向で左右に位置をずらして上下に張り出した構造になる。そして、組立状態では入力側のアーム10aが温度補償バイメタル5の先端の上面側に対峙し、出力側のアーム10bが開閉機構部4(図4参照)のラッチ受け4aの下面側に対峙している。また、支軸10cを起点としたアーム10aのアーム長L1 はアーム10bのアーム長L2 よりも長くしてその梃子比(L1 /L2)を例えば1.2に設定している。なお、前記した支軸5a(軸支点A),支軸8a(軸支点B),支軸10c(軸支点C)は全て平行である。
【0014】
次に前記構成の動作を図1(c) で説明する。すなわち、過電流,欠相電流の検出動作により差動シフタ機構の出力レバー3III の出力Fが温度補償バイメタル5を押すと、バイメタル5は軸支点Aを中心に時計方向に揺動し、その先端が中間レバー10のアーム10aを押し上げる。これにより、中間レバー10は軸支点Cを中心に時計方向に揺動し、出力側のアーム10bを介してラッチ受4aをトリップ動作位置に駆動する。この場合に、中間レバー10の梃子比を前記のように1よりも大に設定しておけば、その梃子作用によりラッチ受4aをトリップ動作位置に動かす駆動力が増幅される。これにより、温度補償バイメタル5に掛かる負荷荷重が小さくて済み、したがって温度補償バイメタル5はバイメタル自身の撓みを低く抑えて差動シフタ機構3の出力信号を効率よく開閉機構部4へ的確に伝達でき、その結果として回路しゃ断器の引外し動作が安定する。
【0015】
なお、定格電流調整ダイアル6を回して設定を変えると、ホルダ8が軸支点Bの回りに回動してバイメタル5の軸支点Aの位置が上下方向に移動し、これによりバイメタル5と出力レバー3III との間のギャップが増減変化する。
〔実施例2〕
図2(a),(b) は本発明の請求項3に対応する応用実施例を示すものである。この実施例においては、中間レバー10が、その支軸10cを中心に出力側アーム10bと入力側アーム10aとが軸対称に張り出しており、その他の構造,および動作は先記実施例1と同様である。
【0016】
この実施例は、開閉機構部4のラッチ受4aが図1と異なる位置(図面上で右側に寄っている)に配置されている場合に有効であり、中間レバー10の形状を図1(実施例1),あるいは図2のように変えることで、温度補償バイメタル5の形状を変えずに、回路しゃ断器のケースに組み込む開閉機構部,過電流・欠相引外し装置のレイアウトの自由度が高くなる。
【0017】
〔実施例3〕
図3は本発明の請求項4に対応した別な応用実施例を示すものである。この実施例においては、図1(実施例1)と同様な中間レバー10を採用し、一方では温度補償バイメタル5をその長手方向で中間をU字形に屈曲して支軸5aをホルダ8に軸支するとともに、屈曲部から後方に向けて切り起こした先端部5bを中間レバー10の入力側アーム10aの下面側に対峙させている。
この構成によれば、温度補償バイメタル5の所要長さを変えずに、その占有スペースを縮減して引外し装置をコンパクトに組立てることができる。
【0018】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の構成によれば、温度補償バイメタルの先端と開閉機構部との間に梃子式の中間レバーを介装することにより、しゃ断器ケース内に組み込んだ開閉機構部のラッチ受けの位置と差動シフタ機構の出力レバーの位置とが上下,ないし左右にずれていても、バイメタルの形は変えずに中間レバーの部品形状を変えることにより、差動シフタ機構の出力を開閉機構部のラッチ受けに伝達できて設計面での高い自由度が得られる。
【0019】
また、温度補償バイメタルと開閉機構部との間を連繋する中間レバーの梃子比を1より大に設定することにより、差動シフタ機構の出力を開閉機構部に伝えてトリップ動作させる際に、温度補償バイメタルから中間レバーに加えた力を梃子作用により増幅して開閉機構部に伝達することができ、その分だけ温度補償バイメタルに加わる負荷荷重が軽減してバイメタル自身の撓み量も小さく抑えられる。これにより、従来構造で問題となっていたバイメタルの撓みに起因する伝達効率の低下を補償して過電流・欠相検出部の出力を的確に開閉機構部に伝えて安定したしゃ断器の引外し特性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に対応する過負荷・欠相引外し装置の要部構成図であり、(a),(b) はそれぞれ平面図,および側面図、(c) はその動作説明図
【図2】本発明の実施例2に対応する過負荷・欠相引外し装置の要部構成図であり、(a),(b) はそれぞれ平面図,および側面図
【図3】本発明の実施例3に対応する過負荷・欠相引外し装置の要部の平面図
【図4】従来における回路しゃ断器の過負荷・欠相引外し装置の全体構成図であり、(a),(b) はそれぞれ平面図,側面図
【符号の説明】
1U,1V,1W 主バイメタル
3 差動シフタ機構
3III 出力レバー
4 開閉機構部
4a ラッチ受
5 温度補償バイメタル
5a 支軸
10 中間レバー
10a 入力側アーム
10b 出力側アーム
10c 支軸
L1 入力側アームのアーム長
L2 出力側アームのアーム長
Claims (4)
- 主回路の各相に接続した主バイメタルと、主バイメタルの作動端に連繋させた差動シフタ機構と、差動シフタ機構の出力レバーと主回路接点の開閉機構部との間に介装して差動シフタ機構の出力を開閉機構部に伝達する引外しレバー兼用の温度補償バイメタルとの組合せからなる回路しゃ断器の過負荷・欠相引外し装置において、
一端を差動シフタ機構の出力レバーに対峙させた温度補償バイメタルの長手方向の中間部を揺動自在に軸支するとともに、温度補償バイメタルの先端と開閉機構部との間に温度補償バイメタルの動きに従動する梃子式の中間レバーを介装し、該中間レバーは温度補償バイメタルの支軸と平行な支軸に軸支され、かつ該支軸の両側に張り出した入力,出力側のアームをそれぞれ温度補償バイメタル,開閉機構部に対峙させるとともに、その梃子比を1より大に設定したことを特徴とする回路しゃ断器の過負荷・欠相引外し装置。 - 請求項1記載の過負荷・欠相引外し装置において、中間レバーの入力,出力側の各アームを、支軸に対して同じ向きに張り出したことを特徴とする回路しゃ断器の過負荷・欠相引外し装置。
- 請求項1記載の過負荷・欠相引外し装置において、中間レバーの入力,出力側の各アームを、支軸に対して逆向きに張り出したことを特徴とする回路しゃ断器の過負荷・欠相引外し装置。
- 請求項1記載の過負荷・欠相引外し装置において、温度補償バイメタルを、その長手方向の中間をU字形に屈曲して配置したことを特徴とする回路しゃ断器の過負荷・欠相引外し装置。
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