JP3985324B2 - 建物仕上げ工事中の室内換気方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、建物仕上げ工事を実施している最中に、その工事中の室内を効率よく換気する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
建物の躯体が構築され、仕上げ工事を行う段階では、これに先立ってガラス窓が取付けられる。この窓ガラスとしては、最近では建物空調のために、はめ殺し窓が多用されている。
【0003】
しかし、はめ殺し窓を取付け、しかもまだ空調が実施されていない段階では、室内が密閉されている中での工事となり、仕上げ用建材の発するにおいが室内にこもったり、特に、夏には気温が40℃以上にもなり、仕上げ工事中の作業環境が悪化し、各種仕上げ工作業員の健康上の問題や、作業能率低下などの問題を生ずる。
【0004】
なお、サッシのみとし、ガラスのみ後付すれば、以上の問題は解決するが、仕上げ工事がなされている段階では、風雨などによる雨仕舞は十分に確保する必要があるため、以上の工事手順を替えることは出来なかった。
【0005】
ところで、特開平2−231382号公報、特開平4−365773号公報にはエレベータシャフトを換気ダクトとして使用することを開示している。
【0006】
いずれの使用方法も、建物が完成し、エレベータを設置してからの換気に用いるものであり、前者はビル内の排煙、換気の補助手段として利用するもので、換気する前に、該当するエレベータシャフト内の乗りかごを換気が必要な階に停止してからシャフト頂部に設けた換気用のファンを駆動し、乗りかごを経由して該当する階の空気をシャフト内から屋上部に排煙するものである。
【0007】
また、後者は、各階毎にエレベータシャフトに対する送風ファンを設けるともに最上階から屋外に排気するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、いずれの換気方法においても、建物完成後空調、エレベータシャフトを換気、排煙手段として用いるものであり、工事中、あるいは仕上げ工事中における換気は考慮されておらず、しかも仕上げ階にはめ殺し窓が設置されていると、吸気が出来ないことから、例え、前記エレベータシャフトを排気用通路として利用したとしても、大きな効果が得られないものとなっていた。
【0009】
本発明は以上の問題を解決するものであり、その目的は、仕上げ工事中において該当する室内を十分に換気出来、快適な作業環境を保持できるようにした建物仕上げ工事中の室内換気方法を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するため、本発明は、建物の窓部の全部もしくは大部分をはめ殺し窓によって構成した構築中の建物において、前記建物躯体に形成されたエレベータシャフトの頂部に仮設の換気用ファンを配置し、該当する仕上げ施工階のエレベータシャフトのドア開口部のみを連通させると共に、当該仕上げ施工階のエレベータシャフトのドア開口部に仮設のブースターファンを取付ける一方で、前記仕上げ施工階における窓部の一部分に通気可能な窓がある場合にあっては、その通気可能な窓を通気状態にし、前記仕上げ階における窓部がすべてはめ殺し窓である場合にあっては、そのはめ殺し窓の少なくとも一部を通気可能な窓に置換えて、この窓を外部に通気可能な状態にさせ、前記換気用ファン及び前記ブースターファンを駆動することで、前記開閉可能な窓を吸気口として換気を行うことを特徴とするものである。
【0011】
従って、以上の換気方法によれば、該当する仕上げ施工階、あるいは仕上げ施工室内の窓を解放し、エレベータシャフトに通ずる開口を全て解放した状態で、換気用ファンを回転駆動することで、吸気口をその開いた窓からエレベータシャフトを通じて外部に排気するため、十分な換気が出来、仕上げ材の発する臭気を拡散し、特に夏の日中などにおける異常高温を防止し、快適な環境下で仕上げ工事を実施できる。また、本発明では、仕上げ施工階のエレベータシャフトのドア開口部に仮設のブースターファンを取り付けることで、仕上げ施工階の換気をより一層効果的に行うことが出来る。
【0012】
なお、本発明においては、エレベータシャフトに既にドアが取付けられている場合には、その仕上げ施工階のみのドアを開け、他の階は閉じておく管理をすることで達成できる。また、エレベータシャフトのドアの取付が未完の段階では、拡開のシャフト開口部を養生シートで覆っておき、該当階のみ養生シートを取外す管理を行うことで達成できる。
【0013】
さらに、前記開閉可能な窓は一時的なものとし、工事完了後はめ殺し窓に置換えるようにもできる。あるいは施錠後ははめ殺し窓と同等な窓となる建具を利用し、工事後は該当する窓を閉鎖、施錠後、そのままの状態で使用することも出来る。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0017】
図1は本発明方法を適用した構築中の建物を示す。図において、構築中の建物1は、中央にエレベータシャフト2を備えた高層建物で、図に示す段階では、地下一階から最上階までの躯体工事を終了し、地階および地上一階の仕上げ工事を終了し、地上二階の仕上げ工時段階に入っている状況となっている。
【0018】
そして、地上一階部では建物1の躯体外壁3の開口部には、はめ殺し窓4が取付けられているが、地上二階部における開口部には仮設の通気可能な窓5を仮固定し、開閉可能としている。
【0019】
通気可能な窓5は、図2(a)に示すように、躯体外壁3の開口部に仮止されたサッシ枠5aのレールに沿って走行可能な一対のガラスサッシ5bを設けたものであり、また、はめ殺し窓4は躯体外壁の開口部に仮止めされたサッシ枠4aの内側に図示しないゴムパッキンなどを介してはめ込まれたガラス窓4bとからなるものである。
【0020】
なお、仮設の通気可能な窓5は、仕上げ階全てに取付けるのでなく、換気による空気流量に応じた枚数および空気流通経路を考慮した位置に取付けられるもので、その他ははめ殺し窓4とすればよい。
【0021】
また、地上三階部では躯体工事を終了した段階であるため、窓は取付けられていない状態にある。
【0022】
さらに、当然ながら途中階までの躯体工事が完成した状況であるから、エレベータシャフト2内はエレベータ施設工事はなされておらず、空洞状態にあり、各階に連通するドア開口部2aのみが設けられている。そして、現在の三階屋根部には仮設の換気用ファン6を配置するとともに、仕上げ工事階である二階のみ開口させておき、他の階のドア開口部2aの前面には養生用シート7により覆っておく。そして、開口させた仕上げ工事階である二階のドア開口部2aには、図1に示すように、ブースターファン8が仮設配置される。なお、図1に示すように、途中階におけるシャフト2内に複数のブースターファン8を仮設配置してもよい。このブースターファン8は、例えばトンネル内に設けられるダクトファンと同一のものが好ましく、超高層建物、あるいは複数階で同時に仕上げ工事を行っている場合でも、そのブースターファンの吸込み動力により、十分な換気効果を発揮できる。
【0023】
以上の準備作業後、二階部分の仕上げ工事を施工する段階で、前記通気可能な窓5を開け、ファン6を回転駆動することによって、図1中矢印に示すように外気が二階室内からエレベータシャフト2のドア開口部2aを伝ってその頂部から外部に放出される。
【0024】
従って、この換気により、室内工事時には換気による、温度調整や、仕上げ材、建材などから発する臭気除去により、各種仕上げ工作業員の快適性を保ちつつ、作業能率の向上を図ることが出来るほか、風雨などが室内に吹込む惧れがある場合には、その部分のみをシートで覆うが、本実施例のように、開閉可能なガラスサッシの場合は、これを閉じることによって、雨仕舞を確保でき、室内を保全できる。
【0025】
なお、建物がワンフロアワンルームだけでなく、複数の部屋に仕切られている場合には、該当する仕上げ工事室内のドアを開け、エレベータシャフト2のドア開口部2aに流通させ、他の部屋のドアを閉じるようにしておけば、さらに空気の流通経路が絞られ、換気風量を該当する室内に局限できる。
【0026】
そして、二階部分の仕上げ工事完了後は、サッシ工により、通気可能な窓5の三階への盛換え、およびはめ殺し窓4への交換作業を行い、さらに三階部分における通気可能な窓取付け位置以外へのはめ殺し窓4の取付工事を行い、次いでエレベータシャフト2の二階部分のドア開口部2aを養生シート7により覆い、三階部分のドア開口部2aの養生シート7で覆えば、三階部分の仕上げ工事準備状態となる。
【0027】
なお、これと並行して四階部分の躯体工事がなされ、四階部分が完成したら、前記ファン6を四階天井部分に盛換え、四階部分のシャフト開口を養生シートで閉鎖すれば良く、以下次々と各階毎に躯体工事と、仕上げ工事とを繰返していくことで、作業員の快適性を保ちつつ工事を進捗できる。
【0028】
なお、以上の実施の形態では、通風可能な窓として、開閉可能なガラスサッシを用いたが、これに併用し、またはこれに代え、がらり戸、網戸、フィルターマット枠などの戸自体が通風性を有する戸をはめ殺し窓のように開閉不能もしくは開閉可能に取り付けた窓としても良い。好ましくは、がらり戸、網戸などを使用し、これにフィルターをつける。こうすると、フィルターマット枠を使用した場合と同様に外気に含まれる塵挨が除去され、それにより仕上げ作業環境が改善される。また、一旦窓を閉じ、施錠した後ははめ殺し窓と同等な機能を発揮する建具であれば、工事後盛換えすることなく、そのまま完成した窓として使用することが出来るので、建具のコストと盛換え費用とを勘案していずれかを選択することが出来る。
【0031】
【発明の効果】
以上の説明により明らかなように、本発明による建物仕上げ工事中の室内換気方法にあっては、はめ殺し窓を採用した建物内での仕上げ工事中の換気を十分に確保でき、締切った室内での過度の温度上昇や、建材から発生するにおいがこもることなく、作業環境を改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明方法を適用した工事中の高層建物の断面説明図である。
【図2】 (a),(b)は図1のAおよびB部拡大図である。
【符号の説明】
1 構築中の建物躯体
2 エレベータシャフト
2a ドア開口部
3 建物外壁
4 はめ殺し窓
5 通気可能な窓(開閉可能なガラスサッシ)
6 仮設換気用ファン
7 養生シート
8 ブースターファン
Claims (1)
- 建物の窓部の全部もしくは大部分をはめ殺し窓によって構成した構築中の建物において、前記建物躯体に形成されたエレベータシャフトの頂部に仮設の換気用ファンを配置し、該当する仕上げ施工階のエレベータシャフトのドア開口部のみを連通させると共に、当該仕上げ施工階のエレベータシャフトのドア開口部に仮設のブースターファンを取付ける一方で、前記仕上げ階における窓部の一部分に通気可能な窓がある場合にあっては、その通気可能な窓を通気状態にし、前記仕上げ施工階における窓部がすべてはめ殺し窓である場合にあっては、そのはめ殺し窓の少なくとも一部を通気可能な窓に置換えて、この窓を外部に通気可能な状態にさせ、前記換気用ファン及び前記ブースターファンを駆動することで、前記開閉可能な窓を吸気口として換気を行うことを特徴とする建物仕上げ工事中の室内換気方法。
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JP02835798A JP3985324B2 (ja) | 1998-02-10 | 1998-02-10 | 建物仕上げ工事中の室内換気方法 |
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JPH11223026A JPH11223026A (ja) | 1999-08-17 |
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DE102022123615A1 (de) | 2022-09-15 | 2024-03-21 | Planteam Schwarz Planungsgesellschaft für Gebäude- und Umwelttechnik mbH | Verfahren und System zum energieeffizienten Belüften von Räumlichkeiten |
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- 1998-02-10 JP JP02835798A patent/JP3985324B2/ja not_active Expired - Fee Related
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