JP3984477B2 - Retry processing control device for ball dispensing device of ball game machine - Google Patents

Retry processing control device for ball dispensing device of ball game machine Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機、スマートボール等の弾球遊技機において、賞球あるいは貸し球の払出処理において球詰まりを解消可能にする弾球遊技機の球払出装置のリトライ処理制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、弾球遊技機例えばパチンコ機(ぱちんこ機)では、遊技盤の遊技領域内で入賞口へ球(ぱちんこ球)が入賞したときに、遊技者側の球受け皿へ向けて入賞口及び入賞球数に対応した球数の賞球を払出す球払出装置が設けられている。また、プリペイドカード式のパチンコ機においては、この球払出装置を遊技者がプリペイドカードにより支払った金額に応じて貸し球の払出に用いる場合もある。
【0003】
前記のような球払出装置では、球供給通路を経由して供給される球を、周面に複数の溝が形成されたスプロケットの溝内に一旦収容しこのスプロケットを回転駆動させて球受け皿に向かう球通路に賞球を払出す。
前記の球供給通路は、遊技機の遊技盤裏面上部の遊技球貯留タンクからその下方に位置する球払出装置に向かう構造になっており、当該球供給通路内で積み重なった状態の複数球の自重が球払出装置に加わっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、球の払出装置に上記のように複数球の自重が加わった状態でスプロケットが回転することや、球が残り少なくなって自重が軽くなったときやスプロケットと球払出通路との位置関係等から球がスプロケットに噛み込み、球の払出が不良になる「球噛み」状態が発生する場合がある。このような「球噛み」が発生すると、賞球あるいは貸し球が払出されなくなり遊技続行が困難あるいは遊技を開始できなくなる等の問題が生じる。
【0005】
なお、貯留球が少なくなりスプロケットに対して球が追従できなくなったときに「球噛み」を防止することを目的としたパチンコ機が特開平13−224796号で提案されている。この技術では、貯留球不足(待機球不足)を検出したときには球噛みが発生する可能性が高いとして、賞球を2個ずつステップ的に払出すものである。
しかしながら、この従来技術では、貯留球不足検出を前提として球噛み発生防止のステップ的払出処理をするので、前記貯留球が不足していない通常の状態のときにはスプロケットの球噛み発生を防止できない。そして、実際に「球噛み」が生じた場合について対処技術を開示するものでもない。
【0006】
本発明は、スプロケットから球を払出すときに球の貯留状態に関係なく球噛みが生じたことを自動的に判断して球噛み解消動作を行うリトライ処理を可能にし、賞球あるいは貸し球の球払出をスムーズに行い得るようにした弾球遊技機の球払出装置のリトライ処理制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、球供給通路を経由して供給される球を、スプロケットの周縁に形成された溝内に一旦収容し、このスプロケットを回転駆動させて下流側の遊技者側球受け皿に向かう球通路に賞球および貸し球の少なくとも一方を払出す球払出装置であって、スプロケットを回転駆動させるモータであって無励磁状態時にはモータの回転子の電磁的拘束力が開放して回転子が回転可能なスプロケット駆動モータと、前記スプロケットの回転位置を検出する回転位置検出センサと、前記スプロケットの回転方向位置が所望位置になるように前記駆動モータへ回転信号を出力する回転制御部とを有し、前記回転制御部から出力された回転信号によって駆動モータでスプロケットを回転駆動して1球の払出処理をしているときに、所定期間中に回転位置検出センサの出力の変化が無いことに基づき球噛み状態の発生したことを判定する球噛み判定手段と、前記駆動モータを励磁した状態で停止させる励磁停止制御手段と前記球噛み判定手段が球噛み状態であると判定したときに、前記駆動モータへの励磁入力を所定時間停止して無励磁状態にする無励磁制御手段とを備え、該無励磁制御手段によって前記駆動モータへの励磁入力を停止して所定時間が経過した後に、前記球噛み判定手段が依然として球噛み状態であると判定した場合には、前記励磁停止制御手段が駆動モータを励磁した状態で停止させ、その後に前記回転制御部が前記駆動モータへ回転信号を出力するようにしたことを特徴とする弾球遊技機の球払出装置のリトライ処理制御装置である。
【0008】
本発明によれば、スプロケットの駆動モータへ回転信号を出力してスプロケットを回転させて球の払出処理をしているときに、球噛みを判定したときに、所定時間、駆動モータへの励磁入力を停止して無励磁状態にする。駆動モータはDCモータ、ステップモータなど種々のものが有るが、無励磁状態にすることにより、モータの回転子の電磁的拘束力を開放して自由に回転できるようにする。
これにより、スプロケットが球を噛み込んでいた力が抜けるので球が外れて球噛みが解消できる可能性が高い。そして、無励磁状態で所定時間経過した後には、球噛みが解消できたならば球払出処理に復帰あるいは1球払い出し処理を終了する。
したがって、球の貯留状態に関係なく球噛みが生じたことを自動的に判断して球噛み解消動作を行うことできるリトライ処理を可能にし、賞球あるいは貸し球の球払出をスムーズに行い得る。
【0009】
本発明においては無励磁制御手段によって前記駆動モータへの励磁入力を停止して所定時間が経過した後に、前記球噛み判定手段が依然として球噛み状態であると判定した場合には、前記励磁停止制御手段が駆動モータを励磁した状態で停止させ、その後に前記回転制御部が前記駆動モータへ回転信号を出力するようにしたので、駆動モータを無励磁状態としてフリーになった後に駆動モータを駆動すると噛んでいた球を揺さぶることになり、より一層球噛み状態を解消し易い。
【0010】
また、本発明において、無励磁制御手段によって駆動モータを無励磁状態とした後、又は、励磁停止制御手段によって第2の所定時間駆動モータを励磁した状態で停止させた後に、回転制御部が駆動モータに回転信号を出力した後であっても回転位置センサの出力に変化がないときには、1球の払出処理を終了するようにしたことが好適である。
上記のように無励磁状態とした後、または、励磁した状態で停止させた後に駆動モータを回転駆動させようとしても、回転位置センサが回転変位をしていないことは球噛みが未だ解消していないと考えられるので、そのような場合は、球払出し装置において球の払出処理を中止して、遊技ホールの担当者等が遊技機の球噛み処理の解消作業をして適正に払出しができるようにする。
また、遊技者も球噛みを解消しない状態では球の払出を受けることができないばかりか、払い出し駆動モータが回転信号を受けているにもかかわらずに回転できないと内部電気回路が悪影響を受ける可能性が有るが、払い出し処理を停止することにより、このような悪影響を確実に防止できる。
【0011】
また、本発明においては、回転制御部は、回転信号の出力によって駆動モータを駆動させてスプロケットで1球の払出し処理をしている際に、スプロケットの回転方向位置が前記スプロケットの溝内に一旦収容した球を球通路へ向けて離すタイミングに、励磁停止制御手段によって駆動モータによるスプロケットの回転駆動を一時励磁した状態で停止させるようにしたのが好適である。
このように、一時停止することにより払出中の球噛みを効果的に防止できる。
【0012】
また、前記1球の払出し処理をしている際に、回転位置センサがスプロケットの回転変位を検出しなかったことに基づき球噛み判定手段は、球噛みと判定することが好適である。
このようにすれば、払い出し処理中のスプロケットの一時停止で球噛みが解消できなかったときに速やかにリトライ処理に移行できる。
また、このスプロケット停止中にセンサの検出信号で球噛みか否かを検出できるため、一般に駆動モータには回転信号センサを設けておりこれを使用することができ、別のセンサを新たに追加することなく球噛み状態を検出でき、構成の複雑さを解消できる。
【0013】
また、前記回転位置センサが回転変位を検出しなかったときには、払出不良の表示をするようにすれば、遊技者およびホールの担当者等がいち早く球噛み異常の発生を知ることができるので、復旧作業も速やかにでき、遊技の停滞をいち早く解消できて、遊技に対する興味を削ぐことが無くなる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る遊技機の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図16は、本発明に係る遊技機の実施の形態を示す各説明図である。
【0015】
図1は、本発明に係る遊技機が適用される弾球遊技機1の外観を示す斜視図である。弾球遊技機1は、外枠2と、外枠2に回動自在に設けられている本体枠3と、本体枠3に着脱可能に固定されている遊技盤4と、本体枠3に回動自在に設けられ遊技盤4の前面を覆うガラス扉5と、本体枠3に回動自在に設けられガラス扉5の下方に配置されている下扉6と、遊技盤4の下方に配置され遊技球を一発ずつ遊技盤4に向けて発射する発射装置(図示省略)と、ガラス扉5の上部に配置されている枠ランプ7と、ガラス扉5の左右上部に配置されているスピーカ8と、下扉6に配置され払出された貸球および賞球を貯留する受け皿9と、下扉6に配置され発射装置を操作する操作ハンドル10等を備えている。
【0016】
図2は、図1の弾球遊技機1の遊技盤4を示す正面図である。遊技盤4は、特別図柄表示装置4a、始動入賞口4bおよび保留球ランプ4c、その他、盤面ランプ4d、電動役物4e、通常入賞口4f、大入賞口4g、風車4hおよびスルーチャッカ4i等を備えている。
【0017】
特別図柄表示装置4aは、遊技盤4の中央部に配置され、特別図柄(特別な遊技状態(例えば、大当り)に移行する性質を持つような図柄)を変動表示させる装置であって、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)が用いられる。
【0018】
始動入賞口4bは、特別図柄表示装置4aの下方に配置され、発射装置から発射され誘導レール4jに沿って遊技領域4kに打出された遊技球が入賞することによって特別図柄表示装置4aを変動表示させるものである。
【0019】
保留球ランプ4cは、特別図柄表示装置4aが変動表示中に始動入賞口4bへ遊技球が入賞する度に入賞回数を所定回数(例えば、4回)まで加算し、特別図柄表示装置4aの変動表示が1入賞分終了する度に入賞回数を減算した値を表示させるものである。
【0020】
図3は、図1の弾球遊技機1の制御装置を示すブロック図である。制御装置20は、主制御装置21ならびに図柄制御装置22、ランプ制御装置23、発射制御装置26、音声制御装置24および払出制御装置25等の副制御装置等を備えている。
【0021】
主制御装置21は、遊技制御プログラムに従って弾球遊技機1を制御する。主制御装置21には、CPU(Central Processing Unit;中央処理装置)211が設けられている。CPU211には、遊技制御プログラム(乱数生成処理および乱数テーブル等を含む)を記憶しているROM(Read Only Memory)212、CPU211のワーク用メモリ(状態データテーブルおよび乱数メモリ等を含む)として機能するRAM(Random Access Memory)213が接続されている。なお、RAM213は、電源断時においても図示しないバックアップ電源から所定の電圧が供給されて遊技中に発生した遊技データ(例えば、大当り等の遊技状態)を記憶保持する。また、主制御装置21には、入力インターフェース21aが設けられている。
【0022】
入力インターフェース21aには、始動入賞口4bに入賞した遊技球を検知する始動入賞球検知センサ215および発射装置から発射される遊技球を検知する遊技球発射検知センサ219、その他、大入賞球検知センサ216、継続球検知センサ217、小入賞球検知センサ218および賞品球払出検知センサ220等の各種検知センサが接続され、各センサ215〜220から出力される信号を主制御装置21へ送信する。
【0023】
図柄制御装置22は、特別図柄を変動表示させる特別図柄表示装置4aを、主制御装置21から出力インターフェース21bを介して送信される制御信号に基づいて、VDP(Video Display Processor;画像表示用プロセッサ)224を介して制御する。また、普通図柄(始動入賞口4bに設けられた電動役物4eを開くことによってより入賞し易い状態にさせる性質を持つような図柄)表示装置(例えば、LED(Light Emitting Diode))225の普通図柄を制御する。図柄制御装置22は、主制御装置21と同様にCPU221と、CPU221に接続されるROM222およびRAM223を備えている。
【0024】
ランプ制御装置23は、主制御装置21から出力インターフェース21bを介して送信される制御信号に基づいて、保留球ランプ4c、盤面ランプ4dおよび枠ランプ7等を制御する。ランプ制御装置23は、主制御装置21と同様にCPU231と、CPU231に接続されるROM232およびRAM233を備えている。
【0025】
発射制御装置26は、遊技者による発射操作により遊技球が弾発されることとなるが、主制御装置21から出力インターフェース21bを介して送信される制御信号に基づいて、払出制御装置25を介した制御信号により発射装置261の停止処理が制御されることもある。
【0026】
その他、音声制御装置24は、主制御装置21から出力インターフェース21bを介して送信される制御信号に基づいて、サウンドプロセッサ244を介してスピーカ8を制御し、払出制御装置25は、主制御装置21から出力インターフェース21bを介して送信される制御信号に基づいて、球払出装置35を制御する。これらは、主制御装置21と同様にそれぞれCPU241、251と、CPU241、251に接続されるROM242、252およびRAM243、253を備えている。なお、払出制御装置25のRAM253は、電源断時においても図示しないバックアップ電源から所定の電圧が供給されて遊技中に発生した遊技データ(例えば、賞球払出数)を記憶保持する。
【0027】
図4は、図1の弾球遊技機1の背面図である。弾球遊技機1の背面には、本体枠3に固定されて制御装置20および電源装置30が配置されている。
【0028】
制御装置20の主制御装置21および副制御装置(図柄制御装置22、ランプ制御装置23、音声制御装置24、払出制御装置25および発射制御装置26)は、それぞれ図4に示す位置に配置され、電源装置30は、制御装置20の下方に配置されている。電源装置30は、外部から電源プラグ31によって供給される交流電圧(例えば、AC24V)を、複数種類の直流電圧に変換して電源中継基板32を介して制御装置20に供給する。
【0029】
また、図4に示すように、弾球遊技機1の遊技盤4裏面には、上端部に賞球および貸し球を貯留する遊技球貯留タンク33が設けられ、該遊技球貯留タンク33の下側には、該貯留タンク33の遊技盤4裏面に向かって左側から流れ出る遊技球を整列させて前記背面右端部に設けられた球払出装置35に向けて遊技球を流す遊技球整列タンク34が設けられる。なお、遊技球貯留タンク33には、タンク球切れセンサ33aが設けられる。
【0030】
図5は、球払出装置35の外側カバーを取ったスプロケット37周囲を断面視した状態の図を示す。図5に示すように、払出装置35は、遊技球整列タンク34右端部から直線的に下方に向かい途中からほぼ逆S字形状に蛇行した遊技球樋36を通って、球払出スプロケット37に至る。前記遊技球樋36の直線的部分36aには通路に球が無くなったか否かを検出する通路球切れスイッチ38が設けられている。
【0031】
なお、遊技球樋36は、図5では、一条しか図示されていないが手前と奥の2条形成されていて、2条の遊技球樋36に対応してスプロケット37も2つそれぞれ設けられている。また、図5において符号39は遊技球を必要に応じて(遊技機を設置場所から取り外すとき等)弾球遊技機1外部に排出する遊技球排出弁、40は該排出弁39をロック・アンロックする遊技球排出レバーである。
【0032】
上記弾球遊技機の球払出装置35は、供給通路である遊技球樋36を経由して供給される球を、スプロケット37の周縁に形成された溝37a内に一旦収容し、このスプロケット37を回転駆動させて下流側の遊技者側球受け皿9に向かう球通路41aおよび41bに賞球および貸し球を払出す球払出装置である。
【0033】
図6はスプロケット37の詳細説明図、図7〜図9は前記図5のA部を詳細視した、前記払出装置35におけるスプロケット37周辺の断面視説明図、図10は前記払出制御装置25の具体的な回路ブロック図である。
【0034】
球払出装置35では、図5〜図10で示すように、スプロケット37を回転駆動させるステッピングモータあるいはサーボモータ等のスプロケット駆動モータ42を有し、払出制御装置(回転制御部を含む)25からの回転信号(モータ回転信号)により前記スプロケット37の回転方向位置が所望位置になるように前記駆動モータ42へ回転信号を出力する。
前記払出制御装置25の回転制御部では駆動モータ42を駆動させてスプロケット37で球の払出処理をしているときに、前記スリットセンサ(回転位置センサに相当)44の出力に基づき球噛み状態を判定する球噛み判定機能と、該判定機能が球噛み状態であると判定したときに、前記駆動モータ42への励磁入力を所定時間停止して無励磁状態とする無励磁制御機能と、無励磁状態を当該所定時間行った後に球の払出処理に復帰する払出処理復帰機能とを備えている。
また、払出制御装置25では、スプロケット37の回転方向位置が前記溝37a内に一旦収容した遊技球を球通路41a、41bへ向けて離すタイミングになったときに、スプロケット37の回転駆動を一時停止させように制御するものであって、このスプロケット37回転の一時停止により球の自重および慣性で球が離れるようにしたものである。
【0035】
ここで、前記スプロケット37は、図6に詳細に図示するように、外方向に概略U字形状に開放し、遊技球43が少なくとも半分収まられるように球径とほぼ同一内側幅(遊技球43を出し入れ自在な程度の幅)の溝37aが周縁に120度の角度差をもって3箇所形成されたものである。そのスプロケット37の2つが同一の回転軸37bに軸方向に間隔を置いて配列されて一体成形されている。これらの2つのスプロケット37は、2条の遊技球樋36に対応してそれぞれ設けられている。そして、スプロケット37同士は、それぞれの3箇所の溝37aが角度G(例えば60度)の位相差を持って配置されており、一方のスプロケット37の溝37a内に遊技球が上流から入り込むと他方のスプロケット37では周縁に遊技球が乗り溝37a内へ入らないようにしている。したがって、一方のスプロケット37の溝37aに遊技球43を収容した後にスプロケット軸37bが60度回転しないと他方のスプロケット37の溝37aに遊技球43を収容しないようになっている。
【0036】
スプロケット軸37bの一方側(遊技盤裏面側)軸端部には、回転駆動モータ42が軸設され、また、他方側軸端部には検出スリット部材45が軸固定されかつ検出スリット45a(実施形態ではスプロケットの溝37aに対応して形成されている)を検出してスプロケット37の回転位置を検出するスリットセンサ44が設けられている。スリットセンサ44は、例えば発光部と受光部との間にスリット部材45を通過させてスリット45a通過光の有無でスプロケット37の回転位置を検出する光学式のインタラプタタイプのセンサを用いている。
【0037】
図5〜図9に示すように、スプロケット37の外側周囲に外壁部46が概略下向きU字形状に形成され、また、各スプロケット37の間を含んで周囲には、球通路を形成する内壁部47が概略下向きU字形状に形成されている。そして、これら外壁部46と内壁部47との間が球通路(図7に向かって右が賞球通路41a,左側が貸し球通路41b)になっている。そして、スプロケット軸方向から見るとスプロケット37の周縁と軸37bとの中間に位置して、内壁部47の上底面部が形成される。
【0038】
この内壁部47の上底面部の回転スプロケット37の近傍下流側には、賞球と貸し球で別通路41a、41bが形成されており、各通路に賞球を検出する賞球センサ48と貸し球を検出する貸し球センサ49を設けている。詳細には、賞球センサ48と貸し球センサ49の検出位置は、スプロケット37から球が離れる近傍に設定した。また、賞球センサ48と貸し球センサ49の検出位置は、スプロケット37から球が離れた直後の位置に設定した。そして、前記のように、内壁部47の上底面部にはスプロケット37の周囲に球の載る面部を設け、少なくともスプロケットから球を離す位置から球通路41a、41bに向う下り坂の斜面(例えば下り10度の傾斜面)47aを形成している。具体的には、賞球センサ48と貸し球センサ49は、図8、図9に示すように、スプロケット37を離れて前記下り坂の斜面47aを通る遊技球43を検出するようにしたものである。遊技球43は下り坂の斜面47aを通るのでスプロケット37から離れた遊技球43はその自重と慣性で必ず流れ落ちるようになっている。
【0039】
なお、図10に示すように、賞球センサ48と貸し球センサ49は2条の遊技球樋36や2つのスプロケット37それぞれから払い出される遊技球43に対応して2つ(前・後センサ)ずつ設けられる。また、プリペイドカードシステムに対応して、プリペイドカードユニット50とCR操作基板51が設けられ、遊技者に残りのカード度数をLED(光ダイオード)で表示し、貸し球スイッチ、返却スイッチ信号の入力により貸し球・返却制御ができるようになっている。また賞球センサ48と貸し球センサ49は発光部と受光部とが対になりその間を球が通って光を遮ったことで球検出をするインタラプタタイプのものを用いている。もちろんこれは一例であって光反射型のセンサあるいは静電型誘導型等の近接型または接触型等、種々のスイッチを用いることができる。
【0040】
ここで、払出制御装置25における、賞球と貸し球の払出制御を説明し、その後で球噛みの場合のリトライ処理(復帰処理)を説明する。
まず、図11は、遊技機の入賞に応じて、遊技球の払出を行う動作原理図である。実施形態の弾球遊技機1では、入賞口(4b、4f、4g)の入賞感知スイッチを遊技球が通過すると、主制御装置21に入賞信号が送られる。主制御装置21は、入賞口毎に対応した賞球指定のコマンドを払出制御装置25に送信する。払出制御装置25はそのコマンドを入力するとスプロケット駆動モータ(払い出しモータ)42に駆動命令し、スプロケット37を図8に矢印で示す方向に回転させる。遊技球は前・後の賞球検知センサ48を通過し、賞球通路41aを経由して受け皿9に払出される。払出制御装置25は、前・後の賞球検知センサ48を通過した遊技球43を検出し、主制御装置21からの指示に応じた個数を検出した時点で、前記駆動モータ42の駆動命令を終了する。
【0041】
また、貸し球の場合は、払出制御装置25に貸し球信号が送られる。払出制御装置25は貸し球信号を受信するとスプロケット駆動モータ(払い出しモータ)42に駆動命令し、スプロケット37を図9に矢印で示す方向に回転させる。遊技球43は前・後の貸し球検知センサ49を通過し、貸し球通路41bを経由して受け皿9に払出される。払出制御装置25は、前・後の貸し球検知センサ49を通過した遊技球43を検出し、指定の払出個数に応じた払出球を検出した時点で、前記駆動モータ42の駆動命令を終了する。
【0042】
なお、遊技球樋36に遊技球が無いときには、通路球切れスイッチ38が球切れ状態を検出する。主制御装置21は、前記通路球切れスイッチ38が球切れ状態を所定時間例えば300m(ミリ)秒以上検出した場合に、払出制御装置25に通路玉切れエラー発生コマンドを送信し、払出制御装置25が払出を停止する。その後、ホール側で遊技球貯留タンク33に追加球を補充したとき、遊技球樋36の球つまりが解消したとき等、遊技球樋36に遊技球が有るときには、通路球切れスイッチ38が球有り状態を検出する。主制御装置21は、前記通路球切れスイッチ38が球有り状態を所定時間例えば3秒以上検出した場合に、払出制御装置25に通路玉切れエラー解除コマンドを送信し、払出制御装置25が払出を再開する。
【0043】
払出制御装置25における、基本賞球払出処理には、1球の払出処理と賞球の検知処理が有る。図12は1球の払出処理のタイミングチャート、図13は賞球の検知処理のタイミングチャートを示す。なお、スプロケット37の検出スリット45はスプロケット溝37aに対応して6ヶ所設けられ、1球の払出は、スプロケットの60度の回転動作で行う。そして、スリットセンサのオン状態でスプロケット溝37aが直上を向いて遊技球43が収容された状態に相当する。
【0044】
まず、払出モータ42を正転(盤面裏から見て時計回り)方向に1ステップ3m秒の速度で8ステップ回転させ、6m秒の停止をする。スプロケット37が回転して回転時間よりも短時間であるが停止するので、遊技球43がスプロケット回転による慣性力で先に転がろうとし、しかも、スプロケット37の回転停止位置がちょうど内壁部47上底の下り斜面のところにくるので自重でも転がろうとし、したがって、遊技球43はスプロケット37の溝37aから確実に出て、賞球通路41aに流れる。
【0045】
そして、払出モータ42のセンサ44のオフを確認し、8ステップ回転して、6m秒の停止、および払出モータ42のセンサ44オンを確認する。
上記のように8ステップ回転、停止およびスリットセンサ44のオフ確認、8ステップ回転、停止およびスリットセンサのオン確認の4種類の動作を行うことにより、計16ステップで1球を払出す。
【0046】
賞球の検知処理を説明する。
総賞球数の記憶が0個で無い場合は、1球の払出処理を行う。複数球の払出すべき時は1球の払い出し処理をその球数分繰り返し行う。
そして、払出の最中に賞球検知スイッチ48前または後の状態がオフからオンになると総賞球数の記憶を1減算し、正常に払出したことを確認する。図13では5球の賞球時のタイミングチャートを示しており、賞球検知スイッチ48の遊技球43検出については、1個目が前、2個目が後、3個目が前、4個目が後、5個目が前で検出している。もちろん賞球検出は1〜4個、あるいは6個以上の場合も同様である。要は1球の払出処理を残り賞球数の数だけ繰り返すものである。
【0047】
一方、球貸しの払出制御は、プリペイドカードユニットから信号を受けて例えば25個の球貸しを行う基本球貸し払出処理について説明する。プリペイドカードユードユニットからのカードユニットREADY信号および台端未貸出要求完了確認信号のオンを受信した後、払出装置は台端未貸出完了信号をオンにする。その後、台端未貸出要求完了確認信号のオフを受信すると、払出装置は1球の払出処理にしたがって遊技球を払出す。
【0048】
また、払出した遊技球は、貸し球の貸し球センサ49の検知処理により検知され、25球の遊技球を検知した時点で、払出制御装置25は、台端未貸し出し完了信号をオフにする。さらに、連続して球貸しの要求が有る場合は、プリペイドカードユニットからの台端末貸し出し要求完了確認信号のオンを受信し、球貸しによる払出を行う。球貸しが無い場合は、プリペイドカードユニットからのカードユニットREADY信号のオフを受信し処理を終了する。
【0049】
1球の払出処理は、払出モータを逆転(盤裏面から見て反時計回り)方向に1ステップ3m秒の速度で8ステップ回転させ、6m秒の停止および払出モータ42のスリットセンサ44のオフを確認し、8ステップ回転して、6m秒の停止、および払出モータ42のセンサ44オンを確認の4種類の動作を行うことにより、計16ステップで1球を払出す。球貸しにおける1球の払出処理もスプロケット37の回転方向が逆以外は前記図12と同様である。そして、球貸し処理において、所望球数の球貸しも1球の払出の繰り返しであり、図13と同様のタイミングチャートで行い、貸し球センサ49で所望球の遊技球を検出するまで、1球の払い出し処理を繰り返す。
【0050】
次に、賞球または貸し球の払出処理において球噛みが生じた場合に、球払出制御装置25および球払出装置35で行う、球噛みを解消するリトライ処理を説明する。球払出制御装置25と球払出装置35でリトライ制御装置を構成することになる。
球噛みの発生の判定は、上記球払出処理つまり上述の説明および図12、図13で示した処理において、1ステップ3m秒で8ステップ回転した後の6m秒の停止中に一度も払出駆動モータ42のスリットセンサ44がオフを確認できない場合、もしくは16ステップ回転した後の6m秒の停止中に一度も前記スリットセンサ44でオンを確認できない場合に、球噛みと判断してリトライ処理を行う。
【0051】
図12を参照すると実施形態の場合は、前記8ステップ後の停止時には、本来、スリットセンサ44がオフしていなければならない。上記の6m秒の停止制御(励磁停止制御)により球が外れればセンサ44がオンからオフに変化するはずであるが、それでもオフしていないときに、球噛みと判断するものである。また、前記16ステップ後の停止時には、本来、スリットセンサ44がオンしていなければならないが、上記8ステップの停止と同じくオフのままならば球噛みと判断するものである。
【0052】
すなわち、8ステップ(1ステップ3m秒)後のリトライ処理と、16ステップ後のリトライ処理について説明する。図14は8ステップ後停止時のリトライ処理のタイミングチャートを、図15は16ステップ後停止時のリトライ処理のタイミングチャートをそれぞれ示し、図16はそのリトライ処理の手順(S1〜S15)を示す。
【0053】
まず8ステップ後停止時か、16ステップ後停止時かの判断をする(S1)。8ステップ後のリトライ処理の動作については、まず、上記の8ステップ後の停止時に(S1:No)、スリットセンサ44がオフ状態ではないか否かで球噛みか否かを判断する(S2)。オフ状態でないときには(S2:No)、球噛みが生じていると判断できるので、リトライ処理として、スプロケット37の駆動モータ42を25m秒間無励磁にする(S3)。前記スリットセンサ44がこの25m秒の無励磁の中にオフになるならば(S4:Yes)、スプロケットが緩むなどして球が外れてスリットセンサ44がオフ状態になったと判断できるので、球噛みが解消し正常状態に復帰したと考えて、前記の1球の払出処理に復帰する(S7)。この場合に復帰した1球の払出処理では、次の1ステップ3m秒で8ステップの回転を行う。
【0054】
一方、停止時にオフにならないのであれば(S4:No)、6m秒間前記駆動モータ42を励磁した状態で停止させて、その後に駆動モータ42を1ステップ12m秒の速度で8ステップ(96m秒)駆動パルスを入力する(S5)。この8ステップ中に前記スリットセンサ44がオフになるときには(S6:Yes)、球が外れて球噛みが解消し、正常状態に復帰したものとして前記1球の払出処理に復帰する(S7)。一方、前記8ステップ中(及びその後の6m秒の停止時)にセンサ44がオフにならないのであれば(S6:No)、球噛み状態が解消していないと考えられるので、不良状態として1球の払出処理を終了する(S8)。合わせて、球噛み発生をブザーの吹鳴やランプの点灯・点滅で報知することが、弾球遊技機の管理者がいち早く知ることができ、好ましい。
【0055】
なお、図14において、破線部は、正常な1球の払出処理に復帰する場合の前記スリットセンサ44の検出状態(オンからオフになる)を示している。
【0056】
また、16ステップ後のリトライ処理の動作は、基本的に前記の8ステップの場合と同様であり、タイミングチャートを図16に合わせて示している。
8ステップ後の停止時で無いならば、16ステップ後の停止時と判断して(S1:No)、スリットセンサ44がオン状態ではないか否かで球噛みか否かを判断する(S9)。オン状態でないときには(S9:No)、球噛みが生じているのでスプロケット37の駆動モータ42を25m秒間無励磁にする(S10)。前記スリットセンサ44がこの25m秒の無励磁の中にオンになるならば(S11:Yes)、スプロケットが緩むなどして球が外れてスリットセンサがオン状態になったと判断できるので、球噛みが解消し正常状態に復帰したと考えて、前記の1球の払出処理を正常に終了する(S14)。この場合に、払い出すべき球が未だ有るならば次の球に付いて1球の払出処理を行い、無いならば次の球の払出信号が来るまで待機する。
【0057】
一方、無励磁停止時にスリットセンサ44がオンにならないのであれば(S11:No)、6m秒間前記駆動モータ42を励磁した状態で停止させて、その後に駆動モータ42を1ステップ12m秒の速度で8ステップ駆動パルスを入力する(S12)。この8ステップ中(およびその後の6m秒の停止時)に前記センサ44がオフになるときには(S13:Yes)、球が外れて球噛みが解消し、正常状態に復帰したものとして前記1球の払出処理に復帰する(S14)。一方、前記8ステップ中にセンサ44がオフにならないのであれば(S13:No)、球噛み状態が解消していないので、不良状態として1球の払出処理を終了する(S15)。合わせて、球噛み発生をブザーの吹鳴やランプの点灯・点滅で報知することが、弾球遊技機の管理者がいち早く知ることができ、好ましい。
なお、図15において、破線部は、正常な1球の払出処理に復帰する場合の前記スリットセンサ44の検出状態(オフからオンになる)を示している。
【0058】
なお、払出制御装置25は、前記通路球切れまたは、受け皿が満タンの状態を払出動作の禁止条件としている。主制御装置21から「通路球切れエラー発生」コマンドまたは「受け皿満タンエラー発生」コマンドを受信し、払出動作の禁止条件が成立すると、1球の払出処理を終了した時点で払出動作を停止し、払出停止状態となる。払出停止状態で主制御装置から賞球個数を指定するコマンドを受信した場合は、受信したコマンドの解析を行い、総賞球数を記憶しておく。主制御装置21から「通路球切れエラー解除」コマンドまたは「受け皿満タンエラー解除」コマンドを受信し、払出動作の禁止条件が解除されると、払出動作が再開される。
【0059】
前記実施形態では、無励磁状態の時間やその後の励磁停止時間や駆動時間等種々の具体的な時間を挙げて説明したが、それらは一例であり、他の時間を設定できることはもちろんである。また、センサ類などの機器は、本発明の実施可能な範囲内で変形実施可能であることはもちろんである。さらには、弾球遊技機としてパチンコ機を挙げたがそれも本発明の好適な一例に過ぎず、その他の弾球遊技機で実施可能である
【0060】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明によれば、スプロケットの駆動モータへ回転信号を出力してスプロケットを回転させて球の払出処理をしているときに、球噛みを判定したときに、所定時間、駆動モータへの励磁入力を停止して無励磁状態にし、無励磁状態にすることにより、モータの回転子の電磁的拘束力を開放して自由に回転できるようにする。
これにより、スプロケットが球を噛み込んでいた力が抜けるので球が外れて球噛みが容易に解消可能になる。そして、無励磁状態で所定時間経過した後には、球噛みが解消できたとして球払出処理に復帰できる。
したがって、球の貯留状態に関係なく球噛みが生じたことを自動的に判断して球噛み解消動作を行うことできる、すなわち球噛み解消のためのリトライ処理を適正に行うことができるようにし、賞球あるいは貸し球の球払出をスムーズに行い得るようにできる。
【0061】
また、本発明においては無励磁制御手段によって前記駆動モータへの励磁入力を停止して所定時間が経過した後に、前記球噛み判定手段が依然として球噛み状態であると判定した場合には、前記励磁停止制御手段が駆動モータを励磁した状態で停止させ、その後に前記回転制御部が前記駆動モータへ回転信号を出力するようにしたので、駆動モータを無励磁状態としてフリーになった後に駆動モータを駆動すると噛んでいた球を揺さぶることになり、より一層、噛み状態を解消し易い。
【0062】
また、本発明において、無励磁制御手段によって駆動モータを無励磁状態とした後、又は、励磁停止制御手段によって第2の所定時間駆動モータを励磁した状態で停止させた後に、回転制御部が駆動モータに回転信号を出力した後であっても回転位置センサの出力に変化がないときには、1球の払出処理を終了するようにしたことが好ましい。
上記ように無励磁状態とした後、または励磁停止状態としたに駆動モータを回転駆動させようとしても、球の払出処理に復帰した後に回転位置センサが回転変位を検出していなことは球噛みが未だ解消していないと考えられるので、そのような場合は、球の払出処理を中止して、遊技ホールの担当者等が遊技機の球噛み処理の解消作業をして適正に払出しができるようにする。
また、遊技者も球噛みを解消しない状態では球の払出を受けることができないばかりか、払い出し駆動モータが回転信号を受けているにもかかわらずに回転できないと内部電気回路が悪影響を受ける可能性が有るが、払い出し処理を停止することにより、このような悪影響を確実に防止できる。
【0063】
また、本発明においては、回転制御部は、回転信号の出力によって駆動モータを駆動させてスプロケットで1球の払出し処理をしている際に、スプロケットの回転方向位置が前記スプロケットの溝内に一旦収容した球を球通路へ向けて離すタイミングに、励磁停止制御手段によって駆動モータによるスプロケットの回転駆動を一時励磁した状態で停止させるようにしたのが好適である。
このように、一時停止することにより払出中の球噛みを効果的に防止できる。
【0064】
また、前記1球の払出し処理をしている際に、回転位置センサがスプロケットの回転変位を検出しなかったことに基づき球噛み判定手段は、球噛みと判定することが好適である。
このようにすれば、払い出し処理中の一時停止で球噛みが解消できなかったときに速やかにリトライ処理に移行できる。
【0065】
また、前記回転位置センサが回転変位を検出したかったときには、払出不良の表示をすれば、遊技者およびホールの担当者等がいち早く球噛み異常の発生を知ることができるので、復旧作業も速やかにでき、遊技の停滞をいち早く解消できて、遊技に対する興味を削ぐことが無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技機が適用される弾球遊技機の外観を示す斜視図である。
【図2】図1の弾球遊技機の遊技盤を示す正面図である。
【図3】図1の弾球遊技機の制御装置を示すブロック図である。
【図4】図1の弾球遊技機の背面図である。
【図5】弾球遊技機の遊技盤裏面の球払出装置の外側カバーを取った、スプロケット周囲を断視した状態の図を示す。
【図6】スプロケットの詳細説明図であり、(a)は側面図、(b)は軸方向視図、(c)はスプロケットのC−C線に沿う断面視図である。
【図7】前記図5のA部を詳細視した、前記払出装置35におけるスプロケット周辺の断面視説明図である。
【図8】賞球払出時のスプロケット周辺の断面視説明図である。
【図9】球貸し時のスプロケット周辺の断面視説明図である。
【図10】前記払出制御装置の具体的な回路ブロック図である。
【図11】払出制御装置を中心にした弾球遊技機の制御系の説明図である。
【図12】1球の払出処理のタイミングチャートである。
【図13】賞球(貸し球)の検知処理のタイミングチャートを示す。
【図14】1球の払出処理における8ステップ後のリトライ処理のタイミングチャートである。
【図15】1球の払出処理における16ステップ後のリトライ処理のタイミングチャートである。
【図16】球噛みリトライ処理手順のフローチャートである。
【符号の説明】
1 弾球遊技機
4 遊技盤
25 球払出制御装置
35 球払出装置
37 スプロケット
37a スプロケット溝
37b スプロケット軸
41a 賞球通路
41b 貸し球通路
42 スプロケット駆動モータ
43 遊技球
44 スリットセンサ
45 検出スリット体
46 外壁部
47 内壁部
48 賞球センサ
49 貸し球センサ
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a retry processing control device for a ball payout device of a ball game machine that enables ball clogging to be eliminated in a payout process of prize balls or rental balls in a ball game machine such as a pachinko machine or a smart ball.
[0002]
[Prior art]
Generally, in ball game machines such as pachinko machines (pachinko machines), when a ball (pachinko ball) wins a winning hole in the game area of the game board, the winning mouth and winning ball toward the player's ball tray. A ball payout device for paying out the number of prize balls corresponding to the number is provided. Further, in a prepaid card type pachinko machine, the ball payout device may be used for paying out a lending ball according to the amount paid by the player with the prepaid card.
[0003]
In the ball dispensing device as described above, the sphere supplied via the sphere supply passage is once accommodated in the groove of the sprocket having a plurality of grooves formed on the peripheral surface, and the sprocket is driven to rotate to the sphere tray. The prize ball is paid out to the ball path to go.
The ball supply passage is structured so as to go from the game ball storage tank at the upper back of the game board of the gaming machine to a ball payout device located below the game ball storage tank, and the weight of the plurality of balls stacked in the ball supply passage Is added to the ball dispenser.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, due to the sprocket rotating in the state where the weight of the plurality of balls is added to the ball dispensing device as described above, when the remaining ball is reduced and the weight is light, or because of the positional relationship between the sprocket and the ball dispensing path, etc. There may be a “ball biting” state where the ball bites into the sprocket and the ball payout is poor. When such “ball chewing” occurs, problems such as difficulty in continuing the game or inability to start the game occur because the winning ball or the lending ball is not paid out.
[0005]
Japanese Patent Laid-Open No. 13-224796 proposes a pachinko machine intended to prevent “ball biting” when the number of stored balls decreases and the balls cannot follow the sprocket. In this technique, it is assumed that there is a high possibility that a ball biting will occur when a storage ball shortage (standby ball shortage) is detected, and two award balls are paid out step by step.
However, in this prior art, since the stepped payout process for preventing the occurrence of ball biting is performed on the assumption that the shortage of the stored ball is detected, it is not possible to prevent the ball biting of the sprocket from occurring in a normal state where there is no shortage of the stored ball. Further, it does not disclose a coping technique for a case where “ball biting” actually occurs.
[0006]
The present invention makes it possible to perform a retry process that automatically determines that a ball bit has occurred regardless of the ball storage state when paying out a ball from a sprocket, and performs a ball bite elimination operation. It is an object of the present invention to provide a retry processing control device for a ball dispensing device of a ball game machine that can smoothly perform ball dispensing.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In the present invention, a ball supplied via a ball supply passage is temporarily accommodated in a groove formed at the periphery of the sprocket, and the sprocket is driven to rotate to a downstream player side ball receiving tray. Is a ball dispensing device that dispenses at least one of award balls and lending balls, and rotates the sprocket When the motor is in a non-excited state, the electromagnetic binding force of the rotor of the motor is released and the rotor can rotate. Sprocket drive motor and rotation to detect the rotation position of the sprocket position A detection sensor; and a rotation control unit that outputs a rotation signal to the drive motor so that a rotation direction position of the sprocket becomes a desired position, and is output from the rotation control unit. By rotation signal Drive motor To rotate the sprocket Rotation position during a specified period when paying out one ball detection Changes in sensor output Not Based on , Ball biting What happened A ball biting judging means for judging Excitation stop control means for stopping the drive motor in an excited state; , Ball chew When the determination means determines that the ball is in a biting state, the excitation input to the drive motor is stopped for a predetermined time and is in the non-excitation state Make With non-excitation control means, After the excitation input to the drive motor is stopped by the non-excitation control means and after a predetermined time has elapsed, the excitation stop control means is driven when the ball engagement determination means determines that the ball engagement state is still in the ball engagement state. The motor is stopped in an excited state, and then the rotation control unit outputs a rotation signal to the drive motor. This is a retry processing control device for a ball payout device of a ball game machine.
[0008]
According to the present invention, Sprocket When turning the sprocket by outputting a rotation signal to the drive motor and performing the ball payout process, when the ball engagement is judged, the excitation input to the drive motor is stopped for a predetermined time to make it non-excited. To do. There are various types of drive motors such as a DC motor and a step motor. By making the motor non-excited, the electromagnetic restraining force of the rotor of the motor is released so that the motor can rotate freely.
Thereby, since the force that the sprocket bites the ball is released, there is a high possibility that the ball is released and the ball bite can be eliminated. Then, after the predetermined time has passed in the non-excited state, if the ball biting can be eliminated, the process returns to the ball payout process or ends the one ball payout process.
Therefore, it is possible to perform a retry process in which it is possible to automatically determine that a ball bit has occurred regardless of the storage state of the ball and to perform a ball bite elimination operation, and the payout of a winning ball or a rental ball can be performed smoothly.
[0009]
The present invention In , After the excitation input to the drive motor is stopped by the non-excitation control means and after a predetermined time has elapsed, the excitation stop control means determines that the drive stop motor Because the rotation control unit outputs a rotation signal to the drive motor. When the drive motor is driven free after the drive motor is brought into a non-excited state, the biting ball is shaken, and the ball-engaged state is more easily canceled.
[0010]
In the present invention, By non-excitation control means After deactivating the drive motor, or By excitation stop control means Excited drive motor for second predetermined time Stopped in a state later, The rotation control unit For drive motor Even after outputting the rotation signal When there is no change in the output of the rotational position sensor, it is preferable to end the one-ball payout process.
No excitation state as above And after Or After stopping in an excited state Even if the drive motor is driven to rotate, the fact that the rotational position sensor is not rotationally displaced is considered that the ball biting has not yet been resolved. In ball dispenser The ball payout process is stopped so that the person in charge of the game hall or the like can cancel the ball biting process of the gaming machine and pay out properly.
In addition, if the player does not release the ball bite, not only can the ball not be paid out, but the internal electric circuit may be adversely affected if the payout drive motor does not rotate despite receiving the rotation signal. However, such an adverse effect can be surely prevented by stopping the payout process.
[0011]
In the present invention, the rotation control unit When the drive motor is driven by the output of the rotation signal and one ball is paid out by the sprocket, The timing when the rotational direction position of the sprocket separates the ball once accommodated in the groove of the sprocket toward the ball passage Time In addition, By excitation stop control means by drive motor Temporarily rotate the sprocket In an excited state It is preferable to make it stop.
In this way, by temporarily stopping, it is possible to effectively prevent the biting of the ball being paid out.
[0012]
Also, During the one-ball payout process, Rotational position sensor Sprocket Rotational displacement was not detected Based on , The ball biting judgment means It is preferable to determine that the ball is bitten.
In this way, when the ball bite cannot be eliminated due to the temporary stop of the sprocket during the payout process, the process can be quickly shifted to the retry process.
In addition, since it is possible to detect whether or not the ball is engaged with the detection signal of the sensor while the sprocket is stopped, the drive motor is generally provided with a rotation signal sensor, which can be used, and another sensor is newly added. The ball biting state can be detected without any problem, and the complexity of the configuration can be eliminated.
[0013]
In addition, if the rotational position sensor does not detect rotational displacement, if a defective payout is displayed, the player, the person in charge of the hall, etc. can quickly know the occurrence of the ball biting abnormality. The work can be done quickly, the stagnation of the game can be resolved quickly, and the interest in the game can be eliminated.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of a gaming machine according to the present invention will be described with reference to the drawings.
1-16 is each explanatory drawing which shows embodiment of the game machine based on this invention.
[0015]
FIG. 1 is a perspective view showing an external appearance of a ball game machine 1 to which a gaming machine according to the present invention is applied. The ball game machine 1 includes an outer frame 2, a main body frame 3 that is rotatably provided on the outer frame 2, a game board 4 that is detachably fixed to the main body frame 3, and a main frame 3. A glass door 5 that is movably provided and covers the front surface of the game board 4, a lower door 6 that is rotatably provided on the main body frame 3 and is disposed below the glass door 5, and is disposed below the game board 4. A launching device (not shown) that launches game balls one by one toward the game board 4, a frame lamp 7 disposed on the upper part of the glass door 5, and a speaker 8 disposed on the upper left and right sides of the glass door 5. And a receiving tray 9 for storing the lending and winning balls disposed on the lower door 6 and an operation handle 10 disposed on the lower door 6 for operating the launching device.
[0016]
FIG. 2 is a front view showing the game board 4 of the ball game machine 1 of FIG. The game board 4 includes a special symbol display device 4a, a start winning opening 4b and a holding ball lamp 4c, a board surface lamp 4d, an electric accessory 4e, a normal winning opening 4f, a large winning opening 4g, a windmill 4h, a through chucker 4i, and the like. I have.
[0017]
The special symbol display device 4a is a device that is arranged at the center of the game board 4 and variably displays a special symbol (a symbol having a property of shifting to a special gaming state (for example, big hit)), for example, An LCD (Liquid Crystal Display) is used.
[0018]
The start winning opening 4b is arranged below the special symbol display device 4a, and the special symbol display device 4a is variably displayed when a game ball launched from the launching device and launched into the game area 4k along the guide rail 4j wins. It is something to be made.
[0019]
The holding ball lamp 4c increases the number of winnings up to a predetermined number of times (for example, 4 times) every time a game ball wins the start winning opening 4b while the special symbol display device 4a displays the variation, and the special symbol display device 4a changes. A value obtained by subtracting the number of winnings is displayed every time the display is completed for one winning.
[0020]
FIG. 3 is a block diagram showing a control device of the ball game machine 1 of FIG. The control device 20 includes a main control device 21, a symbol control device 22, a lamp control device 23, a launch control device 26, a sub-control device such as a voice control device 24 and a payout control device 25.
[0021]
The main control device 21 controls the ball game machine 1 according to the game control program. The main control device 21 is provided with a CPU (Central Processing Unit) 211. The CPU 211 functions as a ROM (Read Only Memory) 212 storing a game control program (including random number generation processing and a random number table), and a work memory for the CPU 211 (including a state data table and a random number memory). A RAM (Random Access Memory) 213 is connected. Note that the RAM 213 stores and holds game data (for example, a game state such as a big hit) generated during a game when a predetermined voltage is supplied from a backup power source (not shown) even when the power is turned off. Further, the main control device 21 is provided with an input interface 21a.
[0022]
The input interface 21a includes a start winning ball detection sensor 215 that detects a game ball won in the start winning opening 4b, a game ball launch detection sensor 219 that detects a game ball emitted from the launching device, and other prize winning ball detection sensors. Various detection sensors such as a continuous ball detection sensor 217, a small winning ball detection sensor 218, and a prize ball payout detection sensor 220 are connected, and signals output from the sensors 215 to 220 are transmitted to the main control device 21.
[0023]
The symbol control device 22 displays a special symbol display device 4a for variably displaying a special symbol on the basis of a control signal transmitted from the main control device 21 via the output interface 21b, based on a VDP (Video Display Processor; processor for image display). Control via 224. Also, a normal symbol (such as a symbol having a property that makes it easier to win by opening the electric accessory 4e provided in the start winning opening 4b) display device (for example, LED (Light Emitting Diode)) 225 Control the design. Similar to the main control device 21, the symbol control device 22 includes a CPU 221, and a ROM 222 and a RAM 223 connected to the CPU 221.
[0024]
The lamp control device 23 controls the holding ball lamp 4c, the panel lamp 4d, the frame lamp 7 and the like based on a control signal transmitted from the main control device 21 via the output interface 21b. The lamp control device 23 includes a CPU 231 and a ROM 232 and a RAM 233 connected to the CPU 231 as in the main control device 21.
[0025]
The launching control device 26 will release the game ball by the launching operation by the player, but the launching control device 26 is connected via the payout control device 25 based on the control signal transmitted from the main control device 21 via the output interface 21b. The stop process of the launching device 261 may be controlled by the control signal.
[0026]
In addition, the voice control device 24 controls the speaker 8 via the sound processor 244 based on a control signal transmitted from the main control device 21 via the output interface 21b, and the payout control device 25 is controlled by the main control device 21. The ball payout device 35 is controlled on the basis of a control signal transmitted via the output interface 21b. These include CPUs 241 and 251, and ROMs 242 and 252 and RAMs 243 and 253 connected to the CPUs 241 and 251, respectively, similarly to the main control device 21. Note that the RAM 253 of the payout control device 25 stores and holds game data (for example, the number of payout balls) generated during a game when a predetermined voltage is supplied from a backup power supply (not shown) even when the power is turned off.
[0027]
4 is a rear view of the ball game machine 1 of FIG. A control device 20 and a power supply device 30 are arranged on the back surface of the ball game machine 1 so as to be fixed to the main body frame 3.
[0028]
The main control device 21 and the sub control device (the symbol control device 22, the lamp control device 23, the voice control device 24, the payout control device 25, and the launch control device 26) of the control device 20 are arranged at the positions shown in FIG. The power supply device 30 is disposed below the control device 20. The power supply device 30 converts an AC voltage (for example, AC 24V) supplied from the outside by the power plug 31 into a plurality of types of DC voltages and supplies the converted voltage to the control device 20 via the power relay board 32.
[0029]
Further, as shown in FIG. 4, a game ball storage tank 33 for storing prize balls and rental balls is provided at the upper end on the back of the game board 4 of the ball game machine 1, and below the game ball storage tank 33. On the side, there is a game ball alignment tank 34 that aligns the game balls that flow from the left side toward the back of the game board 4 of the storage tank 33 and flows the game balls toward the ball payout device 35 provided at the right end of the back surface. Provided. The game ball storage tank 33 is provided with a tank ball break sensor 33a.
[0030]
FIG. 5 is a cross-sectional view of the periphery of the sprocket 37 that has taken the outer cover of the ball dispensing device 35. As shown in FIG. 5, the payout device 35 reaches the ball payout sprocket 37 through the game ball cage 36 that linearly goes downward from the right end portion of the game ball alignment tank 34 and meanders in a substantially inverted S shape from the middle. . The straight portion 36a of the game ball cage 36 is provided with a passage ball cut switch 38 for detecting whether or not the ball is lost in the passage.
[0031]
In FIG. 5, only one line is shown in FIG. 5, but two lines on the front and the back are formed, and two sprockets 37 are provided corresponding to the two line ball balls 36. Yes. In FIG. 5, reference numeral 39 denotes a game ball discharge valve that discharges the game ball to the outside of the ball game machine 1 as required (when the game machine is removed from the installation location, etc.), and 40 denotes a lock / unlock of the discharge valve 39. A game ball discharge lever to be locked.
[0032]
The ball dispensing device 35 of the above-mentioned ball game machine temporarily stores a ball supplied via a game ball cage 36 serving as a supply passage in a groove 37a formed on the periphery of the sprocket 37, and the sprocket 37 is stored in the groove 37a. This is a ball payout device for paying out award balls and lending balls to the ball passages 41a and 41b that are rotated and driven toward the player-side ball tray 9 on the downstream side.
[0033]
6 is a detailed explanatory view of the sprocket 37, FIGS. 7 to 9 are cross-sectional explanatory views of the periphery of the sprocket 37 in the payout device 35, in which the portion A of FIG. 5 is shown in detail, and FIG. It is a specific circuit block diagram.
[0034]
As shown in FIG. 5 to FIG. 10, the ball payout device 35 has a sprocket drive motor 42 such as a stepping motor or a servo motor that rotationally drives the sprocket 37, and is supplied from the payout control device (including the rotation control unit) 25. A rotation signal is output to the drive motor 42 so that the rotation direction position of the sprocket 37 becomes a desired position by a rotation signal (motor rotation signal).
When the rotation control unit of the payout control device 25 drives the drive motor 42 and performs the payout process of the ball by the sprocket 37, the ball biting state is changed based on the output of the slit sensor (corresponding to the rotational position sensor) 44. A non-excitation control function for stopping the excitation input to the drive motor 42 for a predetermined period of time when it is determined that the determination function is a spherical engagement state; And a payout process return function for returning to the ball payout process after the state has been performed for the predetermined time.
Further, in the payout control device 25, when the rotational direction position of the sprocket 37 comes to the timing when the game ball once accommodated in the groove 37a is released toward the ball passages 41a and 41b, the rotational drive of the sprocket 37 is temporarily stopped. The sprocket 37 is temporarily stopped so that the sphere is separated by its own weight and inertia.
[0035]
Here, as shown in detail in FIG. 6, the sprocket 37 is opened in a substantially U shape in the outward direction, and the inner width (the game ball 43 is substantially the same as the ball diameter so that the game ball 43 is accommodated at least half. The groove 37a having a width that allows the insertion and removal of the groove 37a is formed at three positions on the periphery with an angular difference of 120 degrees. Two of the sprockets 37 are arranged on the same rotating shaft 37b at an interval in the axial direction and are integrally formed. These two sprockets 37 are provided corresponding to the two game ball cages 36, respectively. The sprockets 37 have three grooves 37a arranged with a phase difference of an angle G (for example, 60 degrees). When a game ball enters the groove 37a of one sprocket 37 from the upstream side, The sprocket 37 prevents the game ball from entering the riding groove 37a at the periphery. Therefore, if the sprocket shaft 37b does not rotate 60 degrees after the game ball 43 is received in the groove 37a of one sprocket 37, the game ball 43 is not received in the groove 37a of the other sprocket 37.
[0036]
A rotation driving motor 42 is provided at the shaft end of one side (the back side of the game board) of the sprocket shaft 37b, and a detection slit member 45 is fixed to the shaft end of the other side shaft and the detection slit 45a (implemented). A slit sensor 44 is provided for detecting the rotational position of the sprocket 37 by detecting the rotation position of the sprocket 37). The slit sensor 44 uses, for example, an optical interrupter type sensor that passes the slit member 45 between the light emitting unit and the light receiving unit and detects the rotational position of the sprocket 37 based on the presence or absence of light passing through the slit 45a.
[0037]
As shown in FIGS. 5 to 9, an outer wall portion 46 is formed in a substantially downward U shape around the outer periphery of the sprocket 37, and an inner wall portion that forms a spherical passage around each sprocket 37 including between the sprockets 37. 47 is formed in a substantially downward U-shape. A space between the outer wall portion 46 and the inner wall portion 47 is a ball passage (the right-hand side is a prize ball passage 41a and the left-hand side is a rental ball passage 41b as viewed in FIG. 7). When viewed from the sprocket shaft direction, the upper bottom surface portion of the inner wall portion 47 is formed in the middle of the periphery of the sprocket 37 and the shaft 37b.
[0038]
Separate passages 41a and 41b are formed of prize balls and lending balls on the downstream side of the upper bottom surface of the inner wall 47 near the rotary sprocket 37, and lend with a prize ball sensor 48 for detecting a prize ball in each passage. A lending ball sensor 49 for detecting a sphere is provided. Specifically, the detection positions of the winning ball sensor 48 and the lending ball sensor 49 are set in the vicinity where the ball is separated from the sprocket 37. The detection positions of the prize ball sensor 48 and the lending ball sensor 49 were set to positions immediately after the ball was separated from the sprocket 37. As described above, a surface portion on which a sphere is placed is provided around the sprocket 37 on the upper bottom surface portion of the inner wall portion 47, and at least a slope of a downhill (for example, descending) toward the ball passages 41a and 41b from a position where the sphere is separated from the sprocket. 10 degree inclined surface) 47a. Specifically, as shown in FIGS. 8 and 9, the prize ball sensor 48 and the lending ball sensor 49 detect the game ball 43 that leaves the sprocket 37 and passes through the downhill slope 47a. is there. Since the game ball 43 passes through the downhill slope 47a, the game ball 43 away from the sprocket 37 always flows down by its own weight and inertia.
[0039]
As shown in FIG. 10, there are two prize ball sensors 48 and rental ball sensors 49 corresponding to the game balls 43 paid out from the two game ball baskets 36 and the two sprockets 37 (front and rear sensors). It is provided one by one. Corresponding to the prepaid card system, a prepaid card unit 50 and a CR operation board 51 are provided, and the remaining card count is displayed to the player by an LED (photodiode), and a rental ball switch and a return switch signal are input. Rental balls and return control are possible. Further, the winning ball sensor 48 and the lending ball sensor 49 are interrupter type sensors that detect a sphere when a light emitting portion and a light receiving portion are paired and a sphere passes between them to block light. Of course, this is only an example, and various switches such as a light reflection type sensor, a proximity type such as an electrostatic induction type, or a contact type can be used.
[0040]
Here, payout control of prize balls and lending balls in the payout control device 25 will be described, and then retry processing (return processing) in the case of ball biting will be described.
First, FIG. 11 is an operation principle diagram for paying out a game ball in accordance with the winning of the gaming machine. In the ball game machine 1 of the embodiment, when the game ball passes the winning detection switch of the winning opening (4b, 4f, 4g), a winning signal is sent to the main controller 21. The main control device 21 transmits a prize ball designation command corresponding to each winning opening to the payout control device 25. When the command is input, the payout control device 25 instructs the sprocket drive motor (payout motor) 42 to rotate the sprocket 37 in the direction indicated by the arrow in FIG. The game balls pass through the front and rear prize ball detection sensors 48 and are paid out to the tray 9 via the prize ball passage 41a. The payout control device 25 detects the game balls 43 that have passed through the front and rear prize ball detection sensors 48, and when the number according to the instruction from the main control device 21 is detected, gives a drive command for the drive motor 42. finish.
[0041]
In the case of a rental ball, a rental ball signal is sent to the payout control device 25. When the payout control device 25 receives the lending ball signal, it issues a drive command to the sprocket drive motor (payout motor) 42 and rotates the sprocket 37 in the direction indicated by the arrow in FIG. The game ball 43 passes through the front and rear lending ball detection sensors 49 and is paid out to the tray 9 via the lending ball passage 41b. The payout control device 25 detects the game ball 43 that has passed through the front and rear lending ball detection sensors 49, and ends the drive command for the drive motor 42 when it detects a payout ball according to the designated payout number. .
[0042]
When there is no game ball in the game ball cage 36, the passage ball cut switch 38 detects a ball cut state. The main control device 21 transmits a passage ball runout error occurrence command to the payout control device 25 when the passage ball cut switch 38 detects the ball blown state for a predetermined time, for example, 300 m (milliseconds) or more, and the payout control device 25. Stops paying out. After that, when an additional ball is replenished to the game ball storage tank 33 on the hall side, or when the game ball cage 36 is free from clogging, such as when the game ball cage 36 has a game ball, the passage ball cut switch 38 has a ball. Detect state. The main control device 21 transmits a command for canceling the ball runout error to the payout control device 25 when the passage ball cut switch 38 detects a ball presence state for a predetermined time, for example, 3 seconds or more, and the payout control device 25 performs the payout. Resume.
[0043]
The basic prize ball payout process in the payout control device 25 includes a single ball payout process and a prize ball detection process. FIG. 12 is a timing chart of the one-ball payout process, and FIG. 13 is a timing chart of the winning ball detection process. Note that six detection slits 45 of the sprocket 37 are provided corresponding to the sprocket grooves 37a, and one ball is paid out by rotating the sprocket 60 degrees. This corresponds to a state in which the sprocket groove 37a faces straight up and the game ball 43 is accommodated when the slit sensor is on.
[0044]
First, the payout motor 42 is rotated 8 steps at a speed of 3 msec per step in the normal direction (clockwise as viewed from the back of the board) and stopped for 6 msec. Since the sprocket 37 rotates and stops for a time shorter than the rotation time, the game ball 43 tries to roll first by the inertial force due to the sprocket rotation, and the rotation stop position of the sprocket 37 is just above the inner wall 47. Since it comes to the bottom down slope, it tries to roll even under its own weight, so that the game ball 43 surely exits from the groove 37a of the sprocket 37 and flows into the prize ball passage 41a.
[0045]
Then, it is confirmed that the sensor 44 of the payout motor 42 is turned off, and is rotated eight steps to confirm that the sensor 44 of the payout motor 42 is turned on for 6 milliseconds.
As described above, one ball is paid out in a total of 16 steps by performing the four types of operations of 8-step rotation, stop and confirmation of slit sensor 44 off, 8-step rotation, stop and confirmation of slit sensor on.
[0046]
The prize ball detection process will be described.
If the total number of winning balls is not zero, one payout process is performed. When a plurality of balls should be paid out, the payout process for one ball is repeated for the number of balls.
When the state before or after the prize ball detection switch 48 is turned on from off during the payout, 1 is subtracted from the memory of the total number of prize balls, and it is confirmed that the payout has been made normally. FIG. 13 shows a timing chart at the time of five winning balls. Regarding the detection of the gaming ball 43 of the winning ball detection switch 48, the first ball is the front, the second ball is the rear, the third ball is the front, The eyes are detected in the rear and the fifth in front. Of course, the detection of prize balls is the same for 1 to 4, or 6 or more. In short, the payout process for one ball is repeated by the number of remaining prize balls.
[0047]
On the other hand, the ball lending payout control will be described with reference to a basic ball lending payout process for lending, for example, 25 balls upon receiving a signal from the prepaid card unit. After receiving the card unit READY signal from the prepaid card user unit and the turn-on end lending request completion confirmation signal on, the payout device turns on the turn end non-lending completion signal. Thereafter, when the turn-off request completion confirmation signal is turned off, the payout device pays out a game ball according to a payout process for one ball.
[0048]
Also, the paid-out game balls are detected by the detection process of the lending ball lending ball sensor 49, and at the time when 25 gaming balls are detected, the payout control device 25 turns off the table end non-lending completion signal. Further, when there is a continuous ball lending request, the terminal terminal lending request completion confirmation signal from the prepaid card unit is turned on, and the ball lending is paid out. If there is no ball lending, the card unit READY signal OFF from the prepaid card unit is received and the process is terminated.
[0049]
In one ball payout process, the payout motor is rotated in the reverse direction (counterclockwise as viewed from the back of the board) in 8 steps at a speed of 1 msec for 3 msec. By confirming, rotating 8 steps, performing 4 types of operations of stopping for 6 milliseconds and confirming that the sensor 44 of the dispensing motor 42 is turned on, one ball is paid out in a total of 16 steps. The one-ball payout process for lending a ball is the same as in FIG. 12 except that the rotation direction of the sprocket 37 is reversed. In the ball lending process, the ball lending of the desired number of balls is also repeated for paying out one ball, and the same timing chart as in FIG. 13 is used, and until the lending ball sensor 49 detects the game ball of the desired ball, Repeat the payout process.
[0050]
Next, a retry process for canceling the ball biting performed by the ball payout control device 25 and the ball payout device 35 when the ball biting occurs in the winning ball or rental ball payout processing will be described. The ball payout control device 25 and the ball payout device 35 constitute a retry control device.
The determination of the occurrence of the ball biting is performed in the above-described ball payout process, that is, in the above-described explanation and the process shown in FIGS. 12 and 13, even during the stop of 6 msec after rotating 8 steps in 1 step 3 msec. When the slit sensor 44 of 42 cannot be confirmed to be turned off, or when the slit sensor 44 cannot be confirmed to be turned on even once during the 6-msec stop after 16-step rotation, it is determined that the ball is caught and a retry process is performed.
[0051]
Referring to FIG. 12, in the case of the embodiment, the slit sensor 44 must be turned off when stopping after the eight steps. If the ball is removed by the 6 msec stop control (excitation stop control) described above, the sensor 44 should change from on to off, but if it is still not off, it is determined that the ball is caught. In addition, the slit sensor 44 must be on at the time of stopping after the 16 steps, but if it remains off as in the case of the above 8 steps, it is determined that the ball is bitten.
[0052]
That is, the retry process after 8 steps (1 step 3 ms) and the retry process after 16 steps will be described. FIG. 14 shows a timing chart of the retry process when stopped after 8 steps, FIG. 15 shows a timing chart of the retry process when stopped after 16 steps, and FIG. 16 shows the procedure of the retry process (S1 to S15).
[0053]
First, it is determined whether the operation is stopped after 8 steps or is stopped after 16 steps (S1). Regarding the operation of the retry process after 8 steps, first, at the time of stop after the above 8 steps (S1: No), it is determined whether or not the ball is bitten by whether or not the slit sensor 44 is in the OFF state (S2). . When it is not in the off state (S2: No), it can be determined that the ball bite has occurred, so the drive motor 42 of the sprocket 37 is de-energized for 25 msec as a retry process (S3). If the slit sensor 44 is turned off during this 25 ms of non-excitation (S4: Yes), it can be determined that the ball has come off due to the sprocket loosening and the slit sensor 44 has been turned off. Is resolved and the normal state is restored, and the process returns to the one-ball payout process (S7). In the one-ball payout process returned in this case, the next one step is rotated for 8 steps in 3 milliseconds.
[0054]
On the other hand, if the motor does not turn off at the time of stop (S4: No), the drive motor 42 is stopped in an excited state for 6 msec, and then the drive motor 42 is operated at a speed of 1 step 12 msec for 8 steps (96 msec). A drive pulse is input (S5). When the slit sensor 44 is turned off during these 8 steps (S6: Yes), the ball is released, the ball biting is eliminated, and the process returns to the one-ball payout process as having returned to the normal state (S7). On the other hand, if the sensor 44 does not turn off during the 8 steps (and the subsequent stop for 6 milliseconds) (S6: No), it is considered that the ball-engaged state has not been resolved. The payout process is terminated (S8). In addition, it is preferable to notify the occurrence of the biting of the ball by sounding the buzzer or lighting / flashing the lamp because the manager of the ball game machine can quickly know.
[0055]
In FIG. 14, the broken line portion indicates the detection state (from on to off) of the slit sensor 44 when returning to the normal one-ball payout process.
[0056]
The operation of the retry process after 16 steps is basically the same as that in the above 8 steps, and the timing chart is shown in FIG.
If it is not at the stop after 8 steps, it is determined at the stop after 16 steps (S1: No), and it is determined whether or not the ball is caught by whether or not the slit sensor 44 is in the ON state (S9). . When it is not in the on state (S9: No), since the ball bit has occurred, the drive motor 42 of the sprocket 37 is de-energized for 25 msec (S10). If the slit sensor 44 is turned on during this 25-msec de-energization (S11: Yes), it can be determined that the sphere has come off due to the sprocket becoming loose and the slit sensor has been turned on. The one-ball payout process is terminated normally (S14), assuming that it has been canceled and returned to the normal state. In this case, if there is still a ball to be paid out, a payout process for one ball is performed on the next ball, and if there is no ball, the system waits until a payout signal for the next ball comes.
[0057]
On the other hand, if the slit sensor 44 is not turned on at the time of non-excitation stop (S11: No), the drive motor 42 is stopped in an excited state for 6 milliseconds and then the drive motor 42 is moved at a speed of 12 milliseconds for one step. An 8-step drive pulse is input (S12). When the sensor 44 is turned off during these 8 steps (and at the subsequent 6 msec stop) (S13: Yes), it is assumed that the ball has been released and the ball biting has been canceled and the normal state has been restored. The process returns to the payout process (S14). On the other hand, if the sensor 44 is not turned off during the eight steps (S13: No), since the ball biting state has not been eliminated, the one-ball payout process is terminated as a defective state (S15). In addition, it is preferable to notify the occurrence of the biting of the ball by sounding the buzzer or lighting / flashing the lamp because the manager of the ball game machine can quickly know.
In FIG. 15, the broken line portion indicates the detection state of the slit sensor 44 (turned from OFF to ON) when returning to the normal one-ball payout process.
[0058]
In addition, the payout control device 25 sets the condition that the passage ball is out or the tray is full as a prohibition condition for the payout operation. When a “passage ball breakage error occurrence” command or a “destination full tank error occurrence” command is received from the main control device 21 and the payout operation prohibition condition is satisfied, the payout operation is stopped when the one ball payout process is completed, The payout is stopped. When a command for designating the number of prize balls is received from the main controller in the payout stop state, the received command is analyzed and the total number of prize balls is stored. When a “passage ball break error cancel” command or a “basin full tank error cancel” command is received from the main control device 21 and the prohibition condition of the payout operation is canceled, the payout operation is resumed.
[0059]
In the above-described embodiment, various specific times such as the non-excitation time, the subsequent excitation stop time, and the drive time have been described. However, these are examples, and other times can be set. Of course, devices such as sensors can be modified within the scope of the present invention. Furthermore, although a pachinko machine is mentioned as a ball game machine, it is only a preferred example of the present invention, and can be implemented with other ball game machines.
[0060]
【The invention's effect】
As explained above, according to the present invention, Sprocket When a sprocket is rotated by outputting a rotation signal to the drive motor to perform ball payout processing, when the ball engagement is determined, the excitation input to the drive motor is stopped for a predetermined time to make it non-excited. In the non-excited state, the electromagnetic binding force of the rotor of the motor is released so that the motor can rotate freely.
Thereby, since the force that the sprocket bites the ball is released, the ball comes off and the ball biting can be easily eliminated. Then, after a predetermined time has passed in the non-excited state, it is possible to return to the ball payout process on the assumption that the ball biting has been eliminated.
Therefore, it is possible to automatically determine that the ball bite has occurred regardless of the storage state of the ball and perform the ball bite elimination operation, that is, to appropriately perform the retry process for ball bite elimination, It is possible to smoothly perform the payout of winning balls or rental balls.
[0061]
In addition, the present invention In , After the excitation input to the drive motor is stopped by the non-excitation control means and after a predetermined time has elapsed, the excitation stop control means determines that the drive stop motor Because the rotation control unit outputs a rotation signal to the drive motor. When the drive motor is driven free after the drive motor is de-energized, the ball that was biting will be shaken. ball It is easy to cancel the biting state.
[0062]
In the present invention, By non-excitation control means After deactivating the drive motor, or By excitation stop control means Excited drive motor for second predetermined time Stopped in a state later, The rotation control unit For drive motor Even after outputting the rotation signal When there is no change in the output of the rotational position sensor, it is preferable to end the one-ball payout process.
No excitation state as above And then Or the excitation stopped state rear Even if the drive motor is driven to rotate, it is considered that the rotational position sensor has not detected the rotational displacement after returning to the ball payout process. The ball payout process is cancelled, and the person in charge of the game hall or the like performs the work of canceling the ball biting process of the gaming machine so that the payout can be properly made.
In addition, if the player does not release the ball bite, not only can the ball not be paid out, but the internal electric circuit may be adversely affected if the payout drive motor does not rotate despite receiving the rotation signal. However, such an adverse effect can be surely prevented by stopping the payout process.
[0063]
In the present invention, the rotation control unit When the drive motor is driven by the output of the rotation signal and one ball is paid out by the sprocket, The timing when the rotational direction position of the sprocket separates the ball once accommodated in the groove of the sprocket toward the ball passage Time In addition, By excitation stop control means by drive motor Temporarily rotate the sprocket In an excited state It is preferable to make it stop.
In this way, by temporarily stopping, it is possible to effectively prevent the biting of the ball being paid out.
[0064]
Also, During the one-ball payout process, Rotational position sensor Sprocket Rotational displacement was not detected Based on , The ball biting judgment means It is preferable to determine that the ball is bitten.
In this way, when the ball biting cannot be eliminated by a temporary stop during the payout process, the process can be promptly shifted to the retry process.
[0065]
In addition, when the rotational position sensor wants to detect rotational displacement, if a payout failure is displayed, the player and the person in charge of the hall can quickly know the occurrence of the ball biting abnormality, so that the restoration work can be performed quickly. The game stagnation can be resolved quickly, and the interest in the game can be eliminated.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an external appearance of a ball game machine to which a gaming machine according to the present invention is applied.
FIG. 2 is a front view showing a game board of the ball game machine of FIG. 1;
3 is a block diagram showing a control device of the ball game machine of FIG. 1. FIG.
FIG. 4 is a rear view of the ball game machine of FIG. 1;
FIG. 5 is a view showing a state where the outer cover of the ball dispensing device on the back of the game board of the ball game machine is removed and the periphery of the sprocket is viewed.
6A and 6B are detailed explanatory views of the sprocket, wherein FIG. 6A is a side view, FIG. 6B is an axial view, and FIG. 6C is a cross-sectional view taken along line CC of the sprocket.
7 is a cross-sectional explanatory view of the periphery of a sprocket in the payout device 35, with a detailed view of part A of FIG.
FIG. 8 is a cross-sectional view illustrating the vicinity of a sprocket when paying out a prize ball.
FIG. 9 is a cross-sectional view illustrating the periphery of a sprocket when lending a ball.
FIG. 10 is a specific circuit block diagram of the payout control device.
FIG. 11 is an explanatory diagram of a control system of a ball game machine centered on a payout control device.
FIG. 12 is a timing chart of one-ball payout processing.
FIG. 13 is a timing chart of a winning ball (rented ball) detection process.
FIG. 14 is a timing chart of the retry process after 8 steps in the one-ball payout process.
FIG. 15 is a timing chart of a retry process after 16 steps in a one-ball payout process.
FIG. 16 is a flowchart of a ball biting retry processing procedure.
[Explanation of symbols]
1 Ball game machine
4 Game board
25 ball payout controller
35 ball dispenser
37 Sprocket
37a Sprocket groove
37b Sprocket shaft
41a Prize ball passage
41b Rental ball passage
42 Sprocket drive motor
43 game balls
44 Slit sensor
45 Detection slit body
46 Exterior wall
47 Inner wall
48 prize ball sensor
49 Rental ball sensor

Claims (5)

球供給通路を経由して供給される球を、スプロケットの周縁に形成された溝内に一旦収容し、このスプロケットを回転駆動させて下流側の遊技者側球受け皿に向かう球通路に賞球および貸し球の少なくとも一方を払出す球払出装置であって、
スプロケットを回転駆動させるモータであって無励磁状態時にはモータの回転子の電磁的拘束力が開放して回転子が回転可能なスプロケット駆動モータと、
前記スプロケットの回転位置を検出する回転位置検出センサと、
前記スプロケットの回転方向位置が所望位置になるように前記駆動モータへ回転信号を出力する回転制御部とを有し、
前記回転制御部から出力された回転信号によって駆動モータでスプロケットを回転駆動して1球の払出処理をしているときに、所定期間中に回転位置検出センサの出力の変化が無いことに基づき球噛み状態の発生したことを判定する球噛み判定手段と、
前記駆動モータを励磁した状態で停止させる励磁停止制御手段と
前記球噛み判定手段が球噛み状態であると判定したときに、前記駆動モータへの励磁入力を所定時間停止して無励磁状態にする無励磁制御手段とを備え、
該無励磁制御手段によって前記駆動モータへの励磁入力を停止して所定時間が経過した後に、前記球噛み判定手段が依然として球噛み状態であると判定した場合には、前記励磁停止制御手段が駆動モータを励磁した状態で停止させ、その後に前記回転制御部が前記駆動モータへ回転信号を出力するようにしたことを特徴とする弾球遊技機の球払出装置のリトライ処理制御装置。
The sphere supplied via the sphere supply passage is temporarily accommodated in a groove formed at the periphery of the sprocket, and the sprocket is driven to rotate to the sphere passage toward the player side ball tray on the downstream side. A ball dispensing device for dispensing at least one of the rental balls,
A motor that drives the sprocket to rotate, and in a non-excited state, an electromagnetic restraint force of the rotor of the motor is released and the rotor can rotate ,
A rotational position detection sensor for detecting the rotational position of the sprocket;
A rotation control unit that outputs a rotation signal to the drive motor so that the rotation direction position of the sprocket becomes a desired position;
Based on the fact that there is no change in the output of the rotational position detection sensor during a predetermined period when the sprocket is rotationally driven by the drive motor by the rotation signal output from the rotation control unit to perform one ball payout processing , A ball biting determination means for determining that a ball biting state has occurred ;
Excitation stop control means for stopping the drive motor in an excited state ;
A non-excitation control means for stopping the excitation input to the drive motor for a predetermined period of time when it is determined that the ball engagement determination means is in a ball engagement state;
After the excitation input to the drive motor is stopped by the non-excitation control means and after a predetermined time has elapsed, the excitation stop control means is driven when the ball engagement determination means determines that it is still in the ball engagement state. A retry processing control device for a ball dispenser of a ball game machine, wherein the motor is stopped in an excited state, and then the rotation control unit outputs a rotation signal to the drive motor .
無励磁制御手段によって駆動モータを無励磁状態とした後、又は、励磁停止制御手段によって第2の所定時間駆動モータを励磁した状態で停止させた後に、回転制御部が駆動モータに回転信号を出力した後であっても回転位置センサの出力に変化がないときには、1球の払出処理を終了するようにしたことを特徴とする請求項に記載の弾球遊技機の球払出装置のリトライ処理制御装置。 The rotation control unit outputs a rotation signal to the drive motor after the drive motor is de-energized by the non-excitation control means or after the drive motor is stopped for a second predetermined time by the excitation stop control means. 2. The retry process for a ball payout device for a bullet ball game machine according to claim 1 , wherein the payout process for one ball is terminated when there is no change in the output of the rotational position sensor even after Control device. 回転制御部は、回転信号の出力によって駆動モータを駆動させてスプロケットで1球の払出し処理をしている際に、スプロケットの回転方向位置が前記スプロケットの溝内に一旦収容した球を球通路へ向けて離すタイミングに、励磁停止制御手段によって駆動モータによるスプロケットの回転駆動を一時励磁した状態で停止させるようにしたものであることを特徴とする請求項1または2に記載の弾球遊技機の球払出装置のリトライ処理制御装置。When the rotation control unit drives the drive motor by the output of the rotation signal and performs a one-ball payout process with the sprocket, the position of the sprocket in the rotational direction moves the ball once accommodated in the groove of the sprocket to the ball passage. 3. The ball game machine according to claim 1, wherein at the time of release, the rotation stop of the sprocket by the drive motor is stopped in a temporarily excited state by the excitation stop control means. Retry processing control device for the ball dispensing device. 前記1球の払出し処理をしている際に、回転位置センサがスプロケットの回転変位を検出しなかったことに基づき球噛み判定手段は、球噛みと判定することを特徴とする請求項に記載の弾球遊技機の球払出装置のリトライ処理制御装置。 When you are the payout processing of the one ball, based on the rotational position sensor does not detect the rotational displacement of the sprocket, sphere chewing determination means to claim 3, characterized in that to determine that bite sphere A retry processing control device for a ball payout device for the ball game machine described above. 回転位置センサが回転変位を検出しなかったときには、払出不良の表示をするようにしたことを特徴とする請求項1ないしのうちのいずれか1項に記載の弾球遊技機の球払出装置のリトライ処理制御装置。5. A ball payout device for a ball game machine according to any one of claims 1 to 4 , wherein a payout failure is displayed when the rotational position sensor does not detect rotational displacement. Retry processing control device.
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