JP3984455B2 - ガス分析装置の試験装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はガス分析装置の試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
測定対象を異にする複数のガス分析計を具備したガス分析装置の性能試験においては、各ガス分析計にそれぞれに対応する校正用ガスを供給することによりガス分析計毎に試験データを得、これに基づいて所定の計算を行いガス分析装置の合否の判定と試験成績書の作成を行うことが必要であるが、従来、前記合否の判定と試験成績書の作成は、試験担当者などによる人為処理で行っていた。
【0003】
すなわち、校正対象のガス分析計と例えばペンレコーダとを信号ケーブルで接続し、チャート紙上に記録された線、つまり、ガス分析計のデータ信号(試験データ)の時間的変化を表す線より試験担当者などが、(1)例えば3回分の試験データを読み取り、(2)読み取った試験データを、予め作成されている表に記載されている再現性や直線性などの検査項目に照らし合わせながら計算し、(3)計算値と検査項目毎に前記表に記載されている規格値とを比べて合否の判定を行い、(4)しかも計算値を前記表の検査項目欄へ記入していた。
【0004】
そのため、試験成績書の作成までに時間と工数がかかるとともに、計算間違いや誤記入の可能性もあった。
【0005】
また、ガス分析計の出力は、レンジが例えば0−1出力、0−10出力などの電圧出力や、4−20mAなどの電流出力の場合など様々な仕様があり、出力レンジが電圧出力から電流出力に変わった場合は、ガス分析計の出力部に抵抗を取り付け、電流出力から電圧出力に変換する作業を行ってからガス分析計をペンレコーダなどに接続しなければならなかった。
【0006】
この発明は、上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、ガス分析計毎に得られた試験データの読み取りから試験成績書の作成までの一連の作業を、出力仕様が電圧出力から電流出力に変わった場合でも短時間で行えるとともに、人為的ミスを防止できるガス分析装置の試験装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明に係るガス分析装置の試験装置は、測定対象を異にする複数のガス分析計を具備するガス分析装置における各ガス分析計にそれぞれに対応する校正用ガスを供給することによりガス分析計毎に得られる試験データに基づいて所定の計算を行いガス分析装置の合否の判定と試験成績書の作成を行うガス分析装置の試験装置であって、ガス分析計それぞれの出力仕様に合わせて、各分析計毎の電圧出力仕様に対応する入力部と電流出力仕様に対応する入力部並びにこれら両仕様の入力部をガス分析計毎に選択して校正時の出力仕様を設定可能なスイッチを有し、このスイッチにより設定された出力仕様で各ガス分析計のデータ信号を一定の形式の試験データに変換するデータ変換器と、このデータ変換器から出力される試験データを読み取って所定の計算を行い、その計算値と予め設定されている規格値との比較による合否の判定と試験成績書の作成を行うコンピュータとを備えていることを特徴とする
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好ましい実施形態を、図を参照しながら説明する。
【0009】
図1〜図3は、この発明の一つの実施形態を示す。
図1〜図3において、1はガス分析装置で、測定対象を異にする複数のガス分析計、例えばNOx 計2、SO2 計3などを具備している。各ガス分析計2,3には、ゼロガスの供給路とガス分析計2,3に対応する校正用ガス(スパンガス)の供給路とを切換えるバルブが接続されている。4は、ガス分析計の出力信号Aを一定の形式(デジタル値)の試験データDにAD変換するデータ変換器で、ガス分析計2,3の出力仕様(出力レンジ)に合わせてガス分析計2、3毎に複数の入力部5,6、7,8が設けられている。そして、データ変換器4には、ガス分析計2、3毎に入力部5,6、7,8を選択するロータリースイッチ9、10が設けられており、校正時の出力レンジを選択できるようになっている。すなわち、図2に示すように、NOx 計2において、前記入力部5は(0−1)電圧出力仕様に対応する入力部であり、前記入力部6は(4−20mA)電流出力仕様に対応する入力部である。また、図3に示すように、SO2 計3において、前記入力部7は(0−1)電圧出力仕様に対応する入力部であり、前記入力部8は(4−20mA)電流出力仕様に対応する入力部である。
【0010】
11はコンピュータで、前記データ変換部4から出力される試験データDを読み取り、再現性や直線性などの検査項目毎の試験結果の計算、合否の判定、試験成績書の作成を行い、プリンタ12にて図4に示すような試験成績書15を印字作成する。この試験成績書15は例えば大気中のSO2 を測定対象とする前記SO2 計3のものである。
【0011】
而して、ガス分析装置の性能試験を行うには、まず、コンピュータ11の画面に入力設定を行う。これは操作キーにてコンピュータ11に試験担当者などが入力操作する。
【0012】
続いて、試験が開始され、例えば、SO2 計3にゼロガスとスパンガスを交互に流すことを例えば3回連続的に行い、出力信号Aを得る。この場合、予めSO2 計3の出力仕様に合わせてロータリースイッチ10を設定するだけで一定の形式(デジタル値)の試験データDがデータ変換器4からコンピュータ11に出力される。すなわち、SO2 計3の出力仕様が変わってもデータ変換器4に設けたロータリースイッチ10を切換えるだけで、瞬時に電圧出力、電流出力仕様、またそれぞれの出力レンジの違いに対応できる。
【0013】
そして、コンピュータ11では、前記試験データDを読み取り、試験成績書の作成が行われる。すなわち、再現性や直線性のみならず、図4に示されているように、SO2 計3の検出部、増幅部などの温度ドリフト、標準偏差、応答速度、干渉影響などの検査項目に、読み取ったデータを当てはめて計算を行い、計算値と規格値とを比べて合否の判定を行い、計算値を検査項目欄へ記入する。
【0014】
そして、プリントアウトを行えばプリンタ12から図4に示すような試験成績書15が得られる。つまり、図4において、標準偏差、ゼロ偏差、スパン偏差、指示誤差、ゼロドリフト値、スパンドリフト値、応答時間、干渉値などは、前記試験データDに基づいてコンピュータ11で自動計算されたものである。また、図4の各検査項目A〜Fに記載されている規格値は試験前に予め設定してある。また、試験成績書15の前記検査項目B(再現性),D(ドリフト),E(応答速度)については、SO2 計3が有する最高感度レンジ(0.1ppm)によって行っている。これにより、SO2 計3の性能を確認できる。NOx 計2の性能確認も同様の手法で行う。
【0015】
このように、ペンレコーダなどで記録していた試験データを、ガス分析計の出力仕様に合わせて校正時の出力レンジを、図2の(A),(B)または図3の(A),(B)に設定できるデータ変換器4を介してコンピュータ11で読み取り、コンピュータ11で作成した試験成績書をプリンタ12にて印字できるように構成したので、試験成績書の作成までに要する時間と工数を低減できるとともに、計算間違いや誤記入の可能性がなくなる。
【0016】
なお、コンピュータにモデムを接続することにより、ガス分析装置より離れた場所からも試験が可能となる。要するに、ガス分析装置を遠隔操作できる。
【0017】
また、コンピュータとガス分析装置とをシリアル通信などで接続することにより、自動で試験を行うことができる。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明は、ガス分析装置に具備された複数のガス分析計毎に得られるデータ信号をデータ変換器を介して一定の形式に変換して試験データを得、これをコンピュータで読み込むもので、前記データ変換器においては、ガス分析計の出力仕様に合わせて校正時の出力レンジを設定できるように構成して電圧出力、電流出力、また出力レンジの違いに対応させるとともに、前記コンピュータにて、読み込んだ前記試験データから試験項目毎に計算を行い、合否の判定と試験成績書の作成を行ったので、以下の効果を奏する。
【0019】
(1)試験成績書作成の時間および工数が大幅に低減できる。
【0020】
(2)人間が行うことによって生じる計算違いや誤記入などがなくなる。
【0021】
(3)ガス分析計の出力仕様が電圧から電流などに変わっても、データ変換器によって瞬時に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態を示す全体構成説明図である。
【図2】 上記実施形態の動作を示すための図である。
【図3】 上記実施形態の別の動作を示すための図である。
【図4】 上記実施形態で得られた試験成績書を示す図である。
【符号の説明】
1…ガス分析装置、2,3…ガス分析計、4…データ変換器、9、10…ロータリースイッチ、11…コンピュータ、15…試験成績書、A…ガス分析計の出力信号(データ信号)、D…試験データ。

Claims (1)

  1. 測定対象を異にする複数のガス分析計を具備するガス分析装置における各ガス分析計にそれぞれに対応する校正用ガスを供給することによりガス分析計毎に得られる試験データに基づいて所定の計算を行いガス分析装置の合否の判定と試験成績書の作成を自動で行うガス分析装置の試験装置であって、ガス分析計それぞれの出力仕様に合わせて、各分析計毎の電圧出力仕様に対応する入力部と電流出力仕様に対応する入力部並びにこれら両仕様の入力部をガス分析計毎に選択して校正時の出力仕様を設定可能なスイッチを有し、このスイッチにより設定された出力仕様で各ガス分析計のデータ信号を一定の形式の試験データに変換するデータ変換器と、このデータ変換器から出力される試験データを読み取って所定の計算を行い、その計算値と予め設定されている規格値との比較による合否の判定と試験成績書の作成を行うコンピュータとを備えていることを特徴とするガス分析装置の試験装置。
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