JP3984430B2 - 相関アイテム検出方法および装置、お薦めアイテム紹介方法および装置、相関アイテム検出プログラム、お薦めアイテム紹介プログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、クライアントからの商品等への評価入力、商品の販売履歴、Webページへアクセス履歴等をもとに、同様のクライアント興味にもとづく相関のあるアイテムを抽出し紹介する相関アイテムの検出、および特定のクライアントのアクセス履歴にもとづき当該クライアントへのお薦めアイテムを紹介するお薦め紹介のための相関アイテム検出・紹介方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の、クライアント興味にもとづく相関検出(またはお薦め紹介)の事例としては、コラボレーティブフィルタリング手法により相関のあるアイテムを抽出し、クライアントに紹介する方法がある。例えば、特開平11−509019「自動コラボラティブ・フィルタリングを使用した項目推奨方法および装置」では、“紹介を受けるクライアント”がアイテムに対して入力した評価値をもとに、同じアイテムに同様の高い評価(または低い評価)を与えているクライアント群を抽出し、同クライアント群が高く評価しているアイテムを紹介する。また、特願2000−209827「お薦め情報紹介方法、およびお薦め情報紹介システム、お薦め情報紹介プログラムを記録した記録媒体」では、アクセス履歴をもとに、“紹介を受けるクライアント”がアクセスしているアイテムをアクセスしているクライアント群が共通にアクセスしているアイテム群を紹介する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これらの方法によると、クライアントは、自分と同様の興味を持ったクライアント群が共通に興味を持っているアイテムの紹介を受けること、または指定したアイテム群と相関があるアイテム群を受け取ることができるが、以下の問題点がある。
1)お薦め紹介においては、自分の主な興味とは無関係に、全体が興味を持っているアイテムが紹介されやすい。相関検出においては、分析の元となるアイテム群の特徴とは無関係に、全体が興味を持っているアイテムが相関のあるアイテムとして検出されてしまう。極端な例では、分析の元となるアイテム群に何を指定しても結果が同じになる。例えば、主に将棋に興味を持つクライアント群による紹介にもかかわらず、主な興味とは無関係なベストセラー本が紹介されやすくなる。ここで、「主な興味」とは、そのクライアント群が他と区別される特徴的な興味のことである。
2)お薦め紹介では、通常、クライアントの興味は、より多くの人に興味を持たれるジャンルのアイテムだけでなく、同様の興味を持つ小人数のクライアント群が共通に興味を持つアイテムに対しての強い関心を示す。同様に、相関検出においても小人数のクライアント群が共通に興味を持つアイテムの方が、大人数のクライアント群が共通に興味を持つアイテムのよりも面白い(価値がある)場合が多々ある。しかし、「クライアント群が共通に興味を持っているアイテムを紹介」するロジックでは、小人数のクライアント群が共通に興味を持つアイテムを紹介することができない。
【0004】
本発明の目的は、自分の主な興味としては無関係な、全体が興味を持っているアイテムを紹介されにくくし、小人数のクライアント群が共通に興味を持っているアイテムの紹介を行うことができる方法および装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、クライアントがアイテムプロバイダ・サーバをアクセスした履歴であるアクセス履歴データ内の各アイテム識別子のリストに含まれる各アイテムを一定期間内にアクセスしたクライアントの数を取得し、クライアント数が指定された下限値未満である、または上限値を超えるアイテム識別子を、相関を検出するための元のアクセス履歴データから削除して相関検出を行うことを特徴とする。
【0006】
ここで、本明細書中で使用する用語について説明する。
・アイテム:
商品、広告、テキスト情報または音楽情報または情報等の電子的な情報。
・クライアント:
アイテムプロバイダ・サーバを利用しアイテムの閲覧、購入を行う利用者。クライアント識別子の付与方法によっては、クライアントが利用するクライアント端末(ネットワークを介してアイテムプロバイダ・サーバやお薦めアイテム紹介サーバをアクセスする、コンピュータ端末、ディジタルTV、セットトップボックス、情報家電等の端末)を指す。
・アイテムプロバイダ:
複数のクライアントに閲覧/販売を目的としてアイテムを提供するビジネスを実施する企業。
【0007】
CD/書籍等のアイテムの紹介/販売を行うECサイト、Webのコンテンツや情報等のアイテムの紹介/検索を行う検索/ディレクトリサイト、複数のECサイトを統合して商品等のアイテムの紹介/販売を行う電子モールサイトを運営する企業。
【0008】
上記、ネットワークを介した電子的な企業のみでなく、通信販売業者や百貨店等、クライアントの商品購入履歴を電子的に保存する企業。
【0009】
また、同企業が運営するサーバを、アイテムプロバイダ・サーバと呼ぶこととする。
・クライアント識別子:
クライアント識別子は、アイテムプロバイダ・サーバおよび相関アイテム検出・紹介装置の双方でクライアントをユニークに識別可能な識別子である。各企業により通知したクライアント番号、カード等に記録されているクライアント番号、クライアントより手入力された会員番号や、ブラウザのCookie機能を用いて記録したタイムスタンプ等による付与手段がある。
・アイテム識別子:
アイテム識別子は、アイテムプロバイダ・サーバおよび相関アイテム検出・紹介装置の双方でアイテムをユニークに識別可能な識別子である。例えばWebページの各ページをアイテムとする場合には、URLがアイテム識別子となる。
・アクセス:
クライアントがアイテムを閲覧、購入、評価する行為。
・アクセス履歴:
クライアントがアイテムを閲覧、購入した行為を記録したデータ。一例では、クライアント識別子、アイテム識別子、購入金額等で構成される。アイテムに対して評価値を与える場合も同様で、クライアント識別子、アイテム識別子、評価値等で表現されるアクセス履歴となる。
・アイテムの評価値(アイテム評価値):
アイテムの評価値とは、アイテムの価値を決めるための尺度となる値で、当該アイテムへのユーザの興味の度合いをあらわす数値の他、当該アイテムの観測期間内の総購入金額、総アクセス回数、またはそれらの複合値等である。本装置では、相関アイテム分析の元となるアイテム群として、また相関結果となるアイテム群として抽出する意味のあるアイテムを選別するために用いられる。
・アイテムのクライアントアクセス数(クライアントアクセス数):
1ヶ月等、単位期間内に、当該アイテムへのアクセスしているクライアント数。同じクライアントが同じアイテムに何回アクセスしても1とカウントする。
【0010】
・クライアントアクセス数のバンドパスフィルタ(クライアントアクセス数バンドパスフィルタ、バンドパスフィルタ):
アイテムへのクライアントアクセス数をもとに、あらかじめ設定されたクライアントアクセス数の範囲(下限値、上限値)のアイテムのみを抽出するフィルタ。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0012】
図1は本発明の一実施形態の相関アイテム検出・紹介装置の構成図である。
【0013】
相関アイテム検出・紹介装置1はアイテムプロバイダ・サーバ2と接続され、入出力部11と相関アイテム分析処理部12とアクセス履歴処理部13とバンドパスフィルタ処理部14と分析リスト記憶部15とアクセス履歴マップ管理部16で構成されている。
【0014】
入出力部11は各種データの入力および出力(表示)を行う。相関アイテム分析処理部12は相関アイテムを検出するためのメインの処理(アクセス履歴マップ管理部16からのデータの読出し、分析リスト記憶部15へのデータの書込み、分析リスト記憶部15からのデータの読出し)を行う。バンドパスフィルタ処理部14はバンドパス条件をバンドパス条件記憶部14aに記憶、管理し、相関アイテム分析処理部12からの要求により分析リスト記憶部15の分析元アイテムリスト15aおよび関連アイテムリスト15cのバンドパスフィルタ処理を実行する。分析リスト記憶部15は分析元アイテムリスト15a、関連クライアントリスト15b、関連アイテムリスト15cを保持、管理する。分析元アイテムリスト15aは、相関アイテム分析のもととなるアイテム群(アイテム識別子のリスト)を記憶する。関連クライアントリスト15bは、分析元アイテムリスト15aをアクセスしているクライアント群(クライアント識別子のリスト)を記憶する。関連アイテムリスト15cは、クライアント群がアクセスしているアイテム群(アイテム識別子のリスト)と各アイテムのアイテム評価値、クライアントアクセス数を記憶する。アクセス履歴マップ管理部16はアイテムプロバイダ・サーバ2から送信されたアクセス履歴を加工し、アクセス履歴マップを生成する。
【0015】
次に、本実施形態の動作を説明する。
【0016】
本実施形態では、アイテムプロバイダ・サーバ2へのアクセス(商品の購入や閲覧)を行ったアクセス履歴(利用者識別子、アイテム識別子、時刻のリスト等で構成)をもとに相関分析を行う例について示す。この他、アイテムに評価値を与える場合等でも同様のフローにより対応できる。
1.アクセス履歴マップの生成(図2)
1)クライアント4からアイテムプロバイダ・サーバ2へのアイテムの閲覧/購入(ステップ21)
クライアント4がアイテムプロバイダ・サーバ2にアクセスし、掲載されている情報の閲覧、商品の購入、興味の度合いを示す評価値の入力等を行い、アクセス履歴がアイテムプロバイダ・サーバ2に保存される。同処理は、通常の通信販売業者等における商品販売データ、通常の店舗における商品販売データとしてもよい。
【0017】
2)アイテムプロバイダ・サーバ2から相関アイテム検出・紹介装置1(アクセス履歴処理部13)へのアクセス履歴の送信(ステップ22)
アイテムプロバイダ・サーバ2は、1)で保存したアクセス履歴を定期的、または分析・紹介を希望する際に一括して、相関アイテム検出・紹介装置1(アクセス履歴処理部13)へ送信する。アクセス履歴は、例えば「クライアント識別子、アイテム識別子、購入料金」や「クライアント識別子、アイテム識別子、アクセス時刻」や「クライアント識別子、アイテム識別子、興味の度合いを示す評価値」等のリストにより構成される。
【0018】
3)アクセス履歴処理部13でのアクセス履歴マップの生成(ステップ23)アクセス履歴処理部13は、2)で受けたアクセス履歴を、相関分析処理で処理し易いマップ形式に変換する。アクセス履歴マップは、例えば、クライアント識別子毎の各クライアントがアクセスしたアイテム識別子のリスト(表1)、およびアイテム識別子毎の各アイテムをアクセスしたクライアント識別子、アイテム評価値、クライアントアクセス数のリストである(表2)。クライアントアクセス数は、同マップを生成する際に、受けたアイテム毎にアクセスしているクライアント数を観測期間内でカウントし算出する(同じクライアントが同じアイテムを何回アクセスしても1としてカウントする)。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
4)アクセス履歴処理部13からアクセス履歴マップ管理部16のアクセス履歴マップデータ16aへの記録(ステップ24)
アクセス履歴処理部13は、3)で生成したアクセス履歴マップをアクセス履歴マップ管理部16のアクセス履歴マップデータ16aに記録する。
2.相関アイテムの検出(図3、図4)
1)アイテムプロバイダ・サーバ2から相関アイテム検出・紹介装置1(相関アイテム分析処理部12)への相関アイテム検出要求(ステップ31)
アイテムプロバイダ・サーバ2が相関アイテム検出要求とともに相関アイテム分析の元となるアイテム識別子のリストと、分析元アイテムのクライアントアクセス数上限値とクライアントアクセス数下限値と、相関アイテムのクライアントアクセス数上限値とクライアントアクセス数下限値を相関アイテム検出・紹介装置1(相関アイテム分析処理部12)に送信する。
【0021】
2)相関アイテム分析処理部12からバンドパスフィルタ処理部14へのバンドパス条件の記録(ステップ32)
相関アイテム分析処理部12は、1)で受けた分析元アイテムのクライアントアクセス数上限値とクライアントアクセス数下限値と、相関アイテムのクライアントアクセス数上限値とクライアントアクセス数下限値をバンドパスフィルタ処理部14のバンドパス条件記憶部14aに記録する。
【0022】
3)相関アイテム分析処理部12から分析リスト記憶部15の分析元アイテムリスト15aへの記録(ステップ33)
相関アイテム分析処理部12は、1)で受けたアイテム識別子のリストを分析リスト記憶部15の分析元アイテムリスト15aへ記録する。
【0023】
4)相関アイテム分析処理部12からバンドパスフィルタ処理部14への分析元アイテムバンドパス要求(ステップ34)
相関アイテム分析処理部12はバンドパスフィルタ処理部14へ分析元アイテムバンドパス要求を送信する。
【0024】
5)バンドパスフィルタ処理部14によるアクセス履歴マップ管理部16からのクライアントアクセス数の取得(ステップ35)
バンドパスフィルタ処理部14は、分析リスト記憶部15の分析元アイテムリスト15aに記憶されている各アイテム識別子を読出し、各アイテム識別子毎にクライアントアクセス数をアクセス履歴マップ管理部16より取得する。
【0025】
6)バンドパスフィルタ処理部14によるアイテム識別子のフィルタリング(ステップ36)
バンドパス条件記憶部14aに記録されている分析元アイテムのクライアントアクセス数下限値とクライアントアクセス数上限値を読出し、5)で取得した各アイテム識別子毎にクライアントアクセス数をチェックし、分析元アイテムのクライアントアクセス数下限値未満またはクライアントアクセス数上限値を超えるアイテム識別子を分析リスト管理部15の分析元アイテムリスト15aから削除し、バンドパスフィルタ処理部14から相関アイテム分析処理部12へ分析元アイテムバンドパス応答を返す。
【0026】
7)相関アイテム分析処理部12での関連クライアント群の抽出処理(ステップ37)
分析元アイテムバンドパス応答を受けた相関アイテム分析処理部12は、6)で記録された分析元アイテムリスト15aに記録されているアイテム識別子毎に、各アイテム識別子をアクセスしているクライアント識別子のリストをアクセス履歴マップ管理部16のアクセス履歴マップデータ16aより抽出する。本クライアント識別子のリストを関連クライアント群と呼ぶこととする。相関アイテム分析処理部12は関連クライアント群を分析リスト記憶部15の関連クライアントリスト15bに記録する。
【0027】
8)相関アイテム分析処理部12での関連クライアント群の絞り込み処理(ステップ38)
相関アイテム分析処理部12は、7)で抽出した関連クライアント群の絞り込み処理を行う。絞り込みのための一例としては、分析リスト記憶部15の分析元アイテムリスト15aに記憶されている各アイテムをアクセスしている数の多い順(重なりの多い順)に関連クライアント群を並び替え、上位NNg2件を新たな関連クライアント群とし、分析リスト記録部15の関連クライアントリスト15bに記録する。
【0028】
9)相関アイテム分析処理部12での関連アイテム群の抽出処理(ステップ39)
相関アイテム分析処理部12は、分析リスト記録部15の関連クライアントリスト15bに記録されているクライアント識別子毎に、該クライアントがアクセスしているアイテム識別子のリストをアイテム評価値、クライアントアクセス数とともにアクセス履歴マップ管理部16のアクセス履歴マップデータ16aより抽出する。本アイテム識別子のリストを関連アイテム群と呼ぶこととする。相関アイテム分析処理部12は、関連アイテム群および各アイテム毎のアイテム評価値とクライアントアクセス数を分析リスト記憶部15の関連アイテムリスト15cに記録する。
【0029】
10)相関アイテム分析処理部12での関連アイテム群の絞り込み処理(ステップ40)
相関アイテム分析処理部12は、9)で抽出した関連アイテム群の絞り込み処理を行う。絞り込みのための一例としては、分析リスト記憶部15の関連クライアントリスト15bの各クライアントがアクセスしている数の多い順(重なりの多い順)に関連アイテム群を並び替え、上位NNg3件を新たな関連アイテム群とする。また、別の一例では、アイテム評価値の高い順に関連アイテム群を並び替え、上位NNg3件を新たな関連アイテム群とする。
【0030】
相関アイテム分析処理部12は、関連アイテム群およびそのアイテム評価値を分析リスト記憶部15の関連アイテムリスト15cに記録する。
【0031】
11)相関アイテム分析処理部12からバンドパスフィルタ処理部14への関連アイテムバンドパス要求(ステップ41)
相関アイテム分析処理部12は、バンドパスフィルタ処理部14へ関連アイテムバンドパス要求を送信する。
【0032】
12)バンドパスフィルタ処理部14によるアクセス履歴マップ管理部16からのクライアントアクセス数の取得(ステップ42)
バンドパスフィルタ処理部14は、分析リスト記憶部15の関連アイテムリスト15cに記憶されている各アイテム識別子を読出し、各識別子毎にクライアントアクセス数をアクセス履歴マップ管理部16より取得する。
【0033】
13)バンドパスフィルタ処理部14によるアイテム識別子のフィルタリング(ステップ43)
バンドパス条件記憶部14aに記録されている相関アイテムのクライアントアクセス数下限値とクライアントアクセス数上限値を読出し、12)で取得した各アイテム識別子毎にクライアントアクセス数をチェックし、相関アイテムのクライアントアクセス数下限値未満または相関アイテムのクライアントアクセス数上限値を超えるアイテム識別子を分析リスト記憶部15の関連アイテムリストから削除し、バンドパスフィルタ処理部14から相関アイテム分析処理部12へ関連アイテムバンドパス応答を返す。
【0034】
14)相関アイテム分析処理部12からアイテムプロバイダ・サーバ2への相関アイテム検出応答(ステップ44)
関連アイテムバンドパス応答を受けた相関アイテム分析処理部12は、分析リスト記憶部15の相関アイテムリスト15cを相関アイテム検出結果とし、相関アイテム検出応答ともに相関検出結果である分析リスト記憶部15の関連アイテムリスト15cに記録されているアイテム識別子のリストと各アイテムのアイテム評価値とを、相関アイテム検出の要求元であるアイテムプロバイダ・サーバ2へ送る。
3.クライアントの履歴にもとづく当該クライアントへのお薦めアイテム紹介(図6、図7)
1)アイテムプロバイダ・サーバ2から相関アイテム検出・紹介装置1(相関アイテム分析処理部12)へのお薦めアイテム紹介要求(ステップ51)
アイテムプロバイダ・サーバ2がお薦めアイテム紹介要求とともにお薦めアイテム紹介の対象となるクライアント識別子と分析元アイテムのクライアントアクセス数上限値とクライアントアクセス数下限値と相関アイテムのクライアントアクセス数上限値とクライアントアクセス数下限値を相関アイテム検出・紹介装置1(相関アイテム分析処理部12)に送信する。
【0035】
2)相関アイテム分析処理部12からバンドパスフィルタ処理部14へのバンドパス条件の記録(ステップ52)
2−2)と同じ
3)相関アイテム分析処理部12から分析リスト記憶部15の分析元アイテムリスト15aへの記録(ステップ53)
相関アイテム分析処理部12は、1)で受けたクライアント識別子をもとに、同クライアントが観測期間内にアクセスしたアイテム識別子のリストを、アクセス履歴マップ管理部16のアクセス履歴マップデータより読出し、分析リスト記憶部15の分析元アイテムリストへ記録する。
【0036】
4)バンドパスフィルタ処理部14によるアイテム識別子のフィルタリング(ステップ54〜63)
2−4)〜2−13)と同様の処理(ステップ34〜43)を行う。
【0037】
5)相関アイテム分析処理部12からアイテムプロバイダ・サーバ2へのお薦めアイテム紹介応答(ステップ64)
関連アイテムバンドパス応答を受けた相関アイテム分析処理部12は、分析リスト記憶部15の関連アイテムリスト15cをお薦めアイテム紹介結果とし、お薦めアイテム紹介応答ともに3−1)で受けたクライアント識別子と、お薦めアイテム紹介結果である分析リスト記憶部15の関連アイテムリスト15cに記録されているアイテム識別子のリストと各アイテムのアイテム評価値を、相関アイテム検出の要求元であるアイテムプロバイダ・サーバ2へ送る。
【0038】
なお、本発明の他の実施形態として次のようなことが考えられる。
【0039】
・ネットワークはインターネットに限らない。ディジタル双方向TV、情報家電ネットワーク等がある。
【0040】
・クライアントは、PC、携帯電話、ディジタル双方向TV、情報家電、通信可能なワープロ、通信可能なゲーム機器、通信可能な時計、PDA等移動通信可能な端末等がある。
【0041】
・入出力はWebに限らない。電子メールを利用し、相関検出要求やお薦めアイテム紹介要求やクライアントID等を電子メールの文書として、またはタイトルとして送信する。クライアントIDの代わりに電子メールアドレスを利用することもできる。関連アイテムリストの紹介も電子メールの文書として送信することができる。
【0042】
図1の実施形態では、バンドパスフィルタ処理部の動作が明確になるように、独立した処理部として記載しているが、例えば2−9)の処理中でバンドパスフィルタの設定値をチェックし、関連アイテムのクライアントアクセス数下限値未満または関連アイテムのクライアントアクセス数上限値を超えるアイテム識別子を分析リスト記憶部15の関連アイテムリスト15cから削除してもよい。
【0043】
本実施形態では、コラボレーティブフィルタリングを特化して書いているが、他の情報フィルタリングした結果に対し、クライアントアクセス数をもとにバンドパスフィルタを適用することは同様の効果を持つ。したがって、コラボレーティブフィルタリング固有部(具体的には分析リスト記憶部15)を除き、より汎用的な情報フィルタリング部(キーワードによるフィルタリングや属性値によるフィルタリング)をブラックボックスとし、その出力結果に対し、バンドパスフィルタをかけるようにしてもよい。
【0044】
なお、図2、図3、図4、図6、図7の示した処理はフロッピィ・ディスク、CD−ROM、DVD等の記録媒体に記録してパソコン等のコンピュータ上で実行することができる。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、各アイテムをアクセスしているクライアント数(購買数、閲覧数、評価回数等)をもとに、あらかじめ設定したクライアントアクセス数バンドパスフィルタを適用して、紹介するアイテムのクライアントアクセス数の範囲を指定することにより、以下の効果がある。
1)クライアントアクセス数上限値を指定することにより、自分の主な興味とは無関係に、全体が興味を持っているアイテムが紹介されにくくすることができる。
2)バンドパスフィルタの範囲や位置を調整することにより、同様の興味を持つ小人数のクライアント群が共通に興味を持つアイテムの紹介を行うことができる。
【0046】
例えば、アイドル関連のアイテムと、将棋関連のアイテムをアクセスしている人がいたとすると、フィルタの上限値をおもいっきり絞り込めば、ほとんど将棋関連の(囲碁や盆栽等の相関のアイテムも含む)アイテムを紹介することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の相関アイテム検出・紹介装置の構成図である。
【図2】アクセス履歴マップ生成処理を示すフローチャートである。
【図3】相関アイテム検出処理を示すフローチャートである。
【図4】相関アイテム検出処理を示すフローチャートである。
【図5】相関アイテム検出処理の説明図である。
【図6】クライアントの履歴に基づく当該クライアントへのお薦めアイテム紹介の処理を示すフローチャートである。
【図7】クライアントの履歴に基づく当該クライアントへのお薦めアイテム紹介の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 相関アイテム検出・紹介装置
2 アイテムプロバイダ・サーバ
3 ネットワーク
4 クライアント
11 入出力部
12 相関アイテム分析処理部
13 アクセス履歴処理部
14 バンドパスフィルタ処理部
14a バンドパス条件記憶部
15 分析リスト記憶部
15a 分析元アイテムリスト
15b 関連クライアントリスト
15c 関連アイテムリスト
16 アクセス履歴マップ管理部
16a アクセス履歴マップデータ
21〜24,31〜44,51〜64 ステップ
Claims (20)
- 相関アイテム分析処理部と、アクセス履歴処理部と、バンドパス条件記憶部を有するバンドパスフィルタ処理部と、分析リスト記憶部と、アクセス履歴マップ管理部を有する相関アイテム検出装置が、アイテムプロバイダ・サーバがクライアントに提供するアイテムの中から相関のあるアイテムを検出する相関アイテム検出方法であって、
前記アクセス履歴処理部が、クライアントが前記アイテムプロバイダ・サーバをアクセスした履歴である、当該クライアントのクライアント識別子と、当該クライアントがアクセスしたアイテムのアイテム識別子を少なくとも含むアクセス履歴データを前記アイテムプロバイダ・サーバから受信し、前記アクセス履歴マップ管理部に記憶するステップと、
前記相関アイテム分析処理部が、相関のあるアイテムを検出する相関アイテム検出要求と、相関アイテム分析の元となるアイテム群を記録した分析元アイテムリストと、分析元アイテムのクライアントアクセス数の上限値及び下限値、相関アイテムのクライアントアクセス数の上限値及び下限値の情報を前記アイテムプロバイダ・サーバから受信し、該分析元アイテムリストを前記分析リスト記憶部に記憶し、前記分析元アイテムのクライアントアクセス数の上限値及び下限値と前記相関アイテムのクライアントアクセス数の上限値及び下限値の情報を前記バンドパス条件記憶部に記憶するステップと、
前記相関アイテム分析処理部が、前記バンドパスフィルタ処理部へ分析元アイテムバンドパス要求を出すステップと、
前記バンドパスフィルタ処理部が、前記分析元アイテムバンドパス要求を受け取ると、前記バンドパス条件記憶部に記憶されている分析元アイテムのクライアントアクセス数の上限値及び下限値を読出し、前記分析リスト記憶部の分析元アイテムリストに記憶されているアイテム識別子を読出し、各アイテム識別子のアイテムを一定期間内にアクセスしたクライアントの数を前記アクセス履歴データより取得し、アイテム識別子毎にクライアント数をチェックし、クライアント数が分析元アイテムのクライアントアクセス数の下限値未満である、または前記分析元アイテムのクライアントアクセス数の上限値を超えるアイテム識別子を前記分析リスト記憶部の分析元アイテムリストから削除し、分析元アイテムバンドパス応答を出すステップと、
前記相関アイテム分析処理部が、前記分析元アイテムバンドパス応答を受け取ると、前記分析元アイテムリストに記録されているアイテム識別子のアイテムをアクセスしたクライアントのクライアント識別子のリストを前記アクセス履歴データより関連クライアント群として抽出し、前記分析リスト記憶部の、前記分析元アイテムリストのアイテム識別子のアイテム群をアクセスしているクライアント群のクライアント識別子を記憶する関連クライアントリストに記録し、前記関連クライアント群の絞り込みを行い、新たな関連クライアント群として前記関連クライアントリストに記録し、前記関連クライアントリストに記録されているクライアント識別子のクライアントがアクセスしたアイテムのアイテム識別子のリストを前記アクセス履歴データより関連アイテム群として抽出し、該関連アイテム群を前記分析リスト記憶部の、クライアント群がアクセスしているアイテム群のアイテム識別子を記憶する関連アイテムリストに記録し、前記関連アイテム群の絞り込みを行い、新たな関連アイテム群として前記分析リスト記憶部の関連アイテムリストに記録し、前記バンドパスフィルタ処理部へ関連アイテムバンドパス要求を出すステップと、
前記バンドパスフィルタ処理部が、前記関連アイテムバンドパス要求を受け取ると、前記分析リスト記憶部の関連アイテムリストに記憶されているアイテム識別子を読出し、各アイテム識別子のアイテムを一定期間内にアクセスしたクライアントの数を前記アクセス履歴データより取得し、前記バンドパス条件記憶部に記憶されている相関アイテムのクライアントアクセス数の上限値及び下限値を読出し、前記取得したアイテム識別子毎にクライアント数をチェックし、クライアント数が前記相関アイテムのクライアントアクセス数の下限値未満である、または前記相関アイテムのクライアントアクセス数の上限値を超えるアイテム識別子を前記分析リスト記憶部の関連アイテムリストから削除し、関連アイテムバンドパス応答を出すステップと、
前記相関アイテム分析処理部が、前記関連アイテムバンドパス応答を受け取ると、前記分析リスト記憶部の関連アイテムリストに記録されているアイテム識別子のリストを前記アイテムプロバイダ・サーバに送るステップと
を有する相関アイテム検出方法。 - 分析元の各アイテムをアクセスしている数の多い順に前記関連クライ
アント群中のクライアントを並べ替え、上位の所定数を新たな関連クライアント群とすることにより、前記関連クライアント群の絞り込みを行う、請求項1に記載の相関アイテム検出方法。 - 前記関連クライアント群の各クライアントがアクセスしている数の多い順に関連アイテム群中のアイテムを並び替え、その上位の所定数を新たな関連アイテム群とすることにより、前記関連アイテム群の絞り込みを行う、請求項1または2に記載の方法。
- アイテム評価値の高い順に前記関連アイテム群を並び替え、その上位
の所定数を新たな関連アイテム群とすることにより、前記関連アイテム群の絞り込みを行う、請求項1または2に記載の方法。 - 相関アイテム分析処理部と、アクセス履歴処理部と、バンドパス条件記憶部を有するバンドパスフィルタ処理部と、分析リスト記憶部と、アクセス履歴マップ管理部を有するお薦めアイテム紹介装置が、アイテムプロバイダ・サーバがクライアントに提供するアイテムの中からお薦めのアイテムを紹介するお薦めアイテム紹介方法であって、
前記アクセス履歴処理部が、クライアントが前記アイテムプロバイダ・サーバをアクセスした履歴である、当該クライアントのクライアント識別子と、当該クライアントがアクセスしたアイテムのアイテム識別子を少なくとも含むアクセス履歴データを前記アイテムプロバイダ・サーバから受信し、前記アクセス履歴マップ管理部に記憶するステップと、
前記相関アイテム分析処理部が、お薦めのアイテムを紹介するお薦めアイテム紹介要求と、お薦めアイテム紹介の対象となるクライアントのクライアント識別子と、分析元アイテムのクライアントアクセス数の上限値及び下限値、相関アイテムのクライアントアクセス数の上限値及び下限値の情報を前記アイテムプロバイダ・サーバから受信し、前記分析元アイテムのクライアントアクセス数の上限値及び下限値と前記相関アイテムのクライアントアクセス数の上限値及び下限値の情報を前記バンドパス条件記憶部に記憶するステップと、
相関アイテム分析処理部が、前記アイテムプロバイダ・サーバから受信したクライアント識別子をもとに、該クライアント識別子のクライアントが観測期間内にアクセスしたアイテムのアイテム識別子のリストを前記アクセス履歴データより読出し、前記分析リスト記憶部の分析元アイテムリストに記録するステップと、
前記相関アイテム分析処理部が、前記バンドパスフィルタ処理部へ分析元アイテムバンドパス要求を出すステップと、
前記バンドパスフィルタ処理部が、前記分析元アイテムバンドパス要求を受け取ると、前記バンドパス条件記憶部に記憶されている分析元アイテムのクライアントアクセス数の上限値及び下限値を読出し、前記分析リスト記憶部の分析元アイテムリストに記憶されているアイテム識別子を読出し、各アイテム識別子のアイテムを一定期間内にアクセスしたクライアントの数を前記アクセス履歴データより取得し、アイテム識別子毎にクライアント数をチェックし、クライアント数が分析元アイテムのクライアントアクセス数の下限値未満である、または前記分析元アイテムのクライアントアクセス数の上限値を超えるアイテム識別子を前記分析リスト記憶部の分析元アイテムリストから削除し、分析元アイテムバンドパス応答を出すステップと、
前記相関アイテム分析処理部が、前記分析元アイテムバンドパス応答を受け取ると、前記分析元アイテムリストに記録されているアイテム識別子のアイテムをアクセスしたクライアントのクライアント識別子のリストを前記アクセス履歴データより関連クライアント群として抽出し、前記分析リスト記憶部の、前記分析元アイテムリストのアイテム群をアクセスしているクライアント群のクライアント識別子を記憶する関連クライアントリストに記録し、前記関連クライアント群の絞り込みを行い、新たな関連クライアント群として前記関連クライアントリストに記録し、前記関連クライアントリストに記録されているクライアント識別子のクライアントがアクセスしたアイテムのアイテム識別子のリストを前記アクセス履歴データより関連アイテム群として抽出し、該関連アイテム群を前記分析リスト記憶部の、クライアント群がアクセスしているアイテム群のアイテム識別子を記憶する関連アイテムリストに記録し、前記関連アイテム群の絞り込みを行い、新たな関連アイテム群として前記分析リスト記憶部の関連アイテムリストに記録し、前記バンドパスフィルタ処理部へ関連アイテムバンドパス要求を出すステップと、
前記バンドパスフィルタ処理部が、前記関連アイテムバンドパス要求を受け取ると、前記分析リスト記憶部の関連アイテムリストに記憶されているアイテム識別子を読出し、各アイテム識別子のアイテムを一定期間内にアクセスしたクライアントの数を前記アクセス履歴データより取得し、前記バンドパス条件記憶部に記憶されている相関アイテムのクライアントアクセス数の上限値及び下限値を読出し、前記取得したアイテム識別子毎にクライアント数をチェックし、クライアント数が前記相関アイテムのクライアントアクセス数の下限値未満である、または前記相関アイテムのクライアントアクセス数の上限値を超えるアイテム識別子を前記分析リスト記憶部の関連アイテムリストから削除し、関連アイテムバンドパス応答を出すステップと、
前記相関アイテム分析処理部が、前記関連アイテムバンドパス応答を受け取ると、前記分析リスト記憶部の関連アイテムリストに記録されているアイテム識別子のリストをお薦めアイテム紹介結果として前記アイテムプロバイダ・サーバに送るステップと
を有するお薦めアイテム紹介方法。 - 分析元の各アイテムをアクセスしている数の多い順に前記関連クライアント群中のクライアントを並べ替え、上位の所定数を新たな関連クライアント群とすることにより、前記関連クライアント群の絞り込みを行う、請求項5に記載の相関アイテム検出方法。
- 前記関連クライアント群の各クライアントがアクセスしている数の多い順に関連アイテム群中のアイテムを並び替え、その上位の所定数を新たな関連アイテム群とすることにより、前記関連アイテム群の絞り込みを行う、請求項5または6に記載の方法。
- アイテム評価値の高い順に前記関連アイテム群を並び替え、その上位の所定数を新たな関連アイテム群とすることにより、前記関連アイテム群の絞り込みを行う、請求項5または6に記載の方法。
- クライアントが、アイテムをクライアントに提供するアイテムプロバイダ・サーバをアクセスした履歴である、当該クライアントのクライアント識別子と、当該クライアントがアクセスしたアイテムのアイテム識別子を少なくとも含むアクセス履歴データをアイテムプロバイダ・サーバから受信するアクセス履歴処理部と、
前記アクセス履歴データを記憶するアクセス履歴マップ管理部と、
相関アイテム分析のもととなるアイテム群を記憶する分析元アイテムリスト、前記分析元アイテムリストのアイテム群をアクセスしているクライアント群のクライアント識別子を記憶する関連クライアントリスト、クライアント群がアクセスしているアイテム群のアイテム識別子を記憶する関連アイテムリストを含む分析リスト記憶部と、
バンドパス条件記憶部を有し、分析元アイテムバンドパス要求を受け取ると、該バンドパス条件記憶部に記憶されている分析元アイテムのクライアントアクセス数の上限値及び下限値を読出し、前記分析リスト記憶部の分析元アイテムリストに記憶されているアイテム識別子を読出し、各アイテム識別子のアイテムを一定期間内にアクセスしたクライアントの数を前記アクセス履歴データより取得し、アイテム識別子毎にクライアント数をチェックし、クライアント数が分析元アイテムのクライアントアクセス数の下限値未満である、または前記分析元アイテムのクライアントアクセス数の上限値を超えるアイテム識別子を前記分析リスト記憶部の分析元アイテムリストから削除し、分析元アイテムバンドパス応答を出し、関連アイテムバンドパス要求を受け取ると、前記分析リスト記憶部の関連アイテムリストに記憶されているアイテム識別子を読出し、各アイテム識別子のアイテムを一定期間内にアクセスしたクライアントの数を前記アクセス履歴データより取得し、前記バンドパス条件記憶部に記憶されている相関アイテムのクライアントアクセス数の上限値及び下限値を読出し、前記取得したアイテム識別子毎にクライアント数をチェックし、クライアント数が前記相関アイテムのクライアントアクセス数の下限値未満である、または前記相関アイテムのクライアントアクセス数の上限値を超えるアイテム識別子を前記分析リスト記憶部の関連アイテムリストから削除し、関連アイテムバンドパス応答を出すバンドパスフィルタ処理部と、
相関のあるアイテムを検出する相関アイテム検出要求と、前記分析元アイテムリストと、前記分析元アイテムのクライアントアクセス数の上限値及び下限値、前記相関アイテムのクライアントアクセス数の上限値及び下限値の情報を前記アイテムプロバイダ・サーバから受信し、該分析元アイテムリストを前記分析リスト記憶部に記憶し、前記分析元アイテムのクライアントアクセス数の上限値及び下限値と前記相関アイテムのクライアントアクセス数の上限値及び下限値の情報を前記バンドパス条件記憶部に記憶し、前記バンドパスフィルタ処理部へ前記分析元アイテムバンドパス要求を出し、前記バンドパスフィルタ処理部から前記分析元アイテムバンドパス応答を受信すると、前記分析元アイテムリストに記録されているアイテム識別子をアクセスしたクライアントのクライアント識別子のリストを前記アクセス履歴データより関連クライアント群として抽出し、前記分析リスト記憶部の関連クライアントリストに記録し、前記関連クライアント群の絞り込みを行い、新たな関連クライアント群として前記関連クライアントリストに記録し、前記関連クライアントリストに記録されているクライアント識別子のクライアントがアクセスしたアイテム識別子のリストを前記アクセス履歴データより関連アイテム群として抽出し、該関連アイテム群を前記分析リスト記憶部の関連アイテムリストに記録し、前記関連アイテム群の絞り込みを行い、新たな関連アイテム群として前記分析リスト記憶部の関連アイテムリストに記録し、前記バンドパスフィルタ処理部へ前記関連アイテムバンドパス要求を出し、前記バンドパスフィルタ処理部から前記関連アイテムバンドパス応答を受けると、前記分析リスト記憶部の関連アイテムリストに記録されているアイテム識別子のリストを前記アイテムプロバイダ・サーバに送る相関アイテム分析処理部と
を有する相関アイテム検出装置。 - 前記相関アイテム分析処理部は、前記分析元アイテムリストに記憶されている各アイテムをアクセスしている数の多い順に前記関連クライアント群中のアイテムを並べ替え、上位の所定数を新たな関連クライアント群とすることにより、前記関連クライアント群の絞り込みを行う、請求項9に記載の装置。
- 前記相関アイテム分析処理部は、前記関連クライアントリストの各クライアントがアクセスしている数の多い順に関連アイテム群中のアイテムを並び替え、その上位の所定数を新たな関連アイテム群とすることにより、前記関連アイテム群の絞り込みを行う、請求項9または10に記載の装置。
- 前記相関アイテム分析処理部は、アイテム評価値の高い順に前記関
連アイテム群中のアイテムを並び替え、その上位の所定数を新たな関連アイテム群とすることにより、前記関連アイテム群の絞り込みを行う、請求項9または10に記載の装置。 - クライアントが、アイテムをクライアントに提供するアイテムプロバイダ・サーバをアクセスした履歴である、当該クライアントのクライアント識別子と、当該クライアントがアクセスしたアイテムのアイテム識別子を少なくとも含むアクセス履歴データをアイテムプロバイダ・サーバから受信するアクセス履歴処理部と、
前記アクセス履歴データを記憶するアクセス履歴マップ管理部と、
相関アイテム分析のもととなるアイテム群を記憶する分析元アイテムリスト、前記分析元アイテムリストのアイテム群をアクセスしているクライアント群のクライアント識別子を記憶する関連クライアントリスト、前記クライアント群がアクセスしているアイテム群のアイテム識別子を記憶する関連アイテムリストを含む分析リスト記憶部と、
バンドパス条件記憶部を有し、分析元アイテムバンドパス要求を受け取ると、該バンドパス条件記憶部に記憶されている分析元アイテムのクライアントアクセス数の上限値及び下限値を読出し、前記分析リスト記憶部の分析元アイテムリストに記憶されているアイテム識別子を読出し、各アイテム識別子のアイテムを一定期間内にアクセスしたクライアントの数を前記アクセス履歴データより取得し、アイテム識別子毎にクライアント数をチェックし、分析元アイテムのクライアントアクセス数の下限値未満である、または前記分析元アイテムのクライアントアクセス数の上限値を超えるアイテム識別子を前記分析リスト記憶部の分析元アイテムリストから削除し、分析元アイテムバンドパス応答を出し、関連アイテムバンドパス要求を受け取ると、前記分析リスト記憶部の関連アイテムリストに記憶されているアイテム識別子を読出し、各アイテム識別子のアイテムを一定期間内にアクセスしたクライアントの数を前記アクセス履歴マップ管理部より取得し、前記バンドパス条件記憶部に記憶されている相関アイテムのクライアントアクセス数の上限値及び下限値を読出し、前記取得したアイテム識別子毎にクライアント数をチェックし、クライアント数が前記相関アイテムのクライアントアクセス数の下限値未満である、または前記相関アイテムのクライアントアクセス数の上限値を超えるアイテム識別子を前記分析リスト記憶部の関連アイテムリストから削除し、関連アイテムバンドパス応答を出すバンドパスフィルタ処理部と、
前記アイテムプロバイダ・サーバからお薦めアイテム紹介要求とともにお薦めアイテム紹介の対象となるクライアントのクライアント識別子を受信し、該クライアントが一定期間内にアクセスしたアイテム識別子のリストを前記アクセス履歴データより関連アイテム群として抽出し、前記分析リスト記憶部の分析元アイテムリストに記録し、前記バンドパスフィルタ処理部へ前記分析元アイテムバンドパス要求を出し、前記バンドパスフィルタ処理部から前記分析元アイテムバンドパス応答を受け取ると、前記分析元アイテムリストに記録されているアイテム識別子のアイテムをアクセスしたクライアントのクライアント識別子のリストを前記アクセス履歴データより関連クライアント群として抽出し、前記分析リスト記憶部の関連クライアントリストに記録し、前記関連クライアント群の絞り込みを行い、新たな関連クライアント群として前記関連クライアントリストに記録し、前記関連クライアントリストに記録されているクライアント識別子のクライアントがアクセスしたアイテムのアイテム識別子のリストを前記アクセス履歴データより関連アイテム群として抽出し、関連アイテム群を前記分析リスト記憶部の関連アイテムリストに記録し、前記関連アイテム群の絞り込みを行い、新たな関連アイテム群として前記分析リスト記憶部の関連アイテムリストに記録し、前記バンドパスフィルタ処理部へ関連アイテムバンドパス要求を出し、前記バンドパスフィルタ処理部から関連アイテムバンドパス応答を受け取ると、前記分析リスト記憶部の関連アイテムリストに記録されているアイテム識別子のリストを前記アイテムプロバイダ・サーバに送る相関アイテム分析処理部と
を有するお薦めアイテム紹介装置。 - 前記相関アイテム分析処理部は、前記分析元アイテムリストに記憶されている各アイテムをアクセスしている数の多い順に前記関連クライアント群中のアイテムを並べ替え、上位の所定数を新たな関連クライアント群とすることにより、前記関連クライアント群の絞り込みを行う、請求項13に記載の装置。
- 前記相関アイテム分析処理部は、前記関連クライアントリストの各クライアントがアクセスしている数の多い順に関連アイテム群中のアイテムを並び替え、その上位の所定数を新たな関連アイテム群とすることにより、前記関連アイテム群の絞り込みを行う、請求項13または14に記載の装置。
- 前記相関アイテム分析処理部は、アイテム評価値の高い順に前記関連アイテム群中のアイテムを並び替え、その上位の所定数を新たな関連アイテム群とすることにより、前記関連アイテム群の絞り込みを行う、請求項13また14に記載の装置。
- コンピュータを、請求項9から12のいずれか1項に記載の相関アイテム検出装置として機能させるための相関アイテム検出プログラム。
- コンピュータを、請求項13から16のいずれか1項に記載のお薦めアイテム紹介装置として機能させるためのお薦めアイテム紹介プログラム。
- 請求項17に記載の相関アイテム検出プログラムを記録した記録媒体。
- 請求項18に記載のお薦めアイテム紹介プログラムを記録した記録媒体。
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