JP3982696B2 - Acアダプター - Google Patents

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Description

この発明は、いわゆるノート型パソコン等に用いると好適なACアダプターに関する。
例えばテープレコーダや携帯用のノート型パソコン等は電池によっても動作させることができるが、商用電源を用いても駆動できるようACアダプターが付属品となっている。
テープレコーダ用のACアダプターとしては、例えば実公平3−9259に示されるものが存在する。
図6はその内部構成を示す。このACアダプターは、ケース20内にトランス21や、このトランス21の2次側出力を整流・平滑して所望の直流電圧を得るための整流素子やコンデンサ等の電子部品22が実装されたプリント基板23等が設けられており、使用に際してトランス21は発熱するため、熱源となる。
テープレコーダは比較的小型であり、消費電力も少ないため、内蔵されるトランス21も小型であり、トランス21のような熱源をケース20に直接接触させて取り付けて使用しても問題はない。
しかしながら、ノート型パソコンはMPU(超小型演算処理装置)や各種の複雑な回路構成のLSIチップが内蔵され、また、ディスプレイ等が設けられているため、消費電力が大きく、それに伴ってACアダプター内に組み込まれるトランス等も大型化し、発熱量が大きくなる。
図7に示すように、ノート型パソコン用ACアダプターのケース30内にはトランス等の熱源31があり、この熱源31はケース30の内面に直接接触させていたり、あるいはこの図7に示すように、ケース30と熱源31との間に若干の空間部分を設け、その空気層(熱源によって高温となった空気層)を介し熱源31をケース30内に内蔵させていた。
実公平3−9259
ノート型パソコンのACアダプターでは熱源31からのケース30への熱伝導率が高く、ケース30にケース厚30aがあっても熱源31からの熱がケース表面30bにまで伝わり、ケース表面30bが高温になり、好ましくない。
このACアダプターは、図7に示したように、空気層32が設けられている場合、そこが高温空気層となり、その空気層32に熱による空気の対流が生じ、中央部分が熱くなり易い。加えて、ACアダプターは、机上や床面等の設置面に直接置いて使用することが多く、熱がこもってしまい、特にケース表面30bの中央部に熱がこもり易く熱くなり、局部的な温度上昇がみられ、好ましくない、という課題がある。
この発明は上記のことに鑑み提案されたもので、その目的とするところは、ケース表面の温度の低減を図り、かつケース表面の温度を均一化し得るACアダプターを提供することにある。
請求項1記載では、ケース内に熱源1が収納されたACアダプターにおいて、前記熱源に対向する前記ケースの内面に断熱用の凹部を複数形成し、凹部12の上面に熱を遮る遮断膜14を設けた構成とし、上記目的を達成している。
請求項2記載では、上記請求項1記載において、ケースは下ケース8と上ケース13とからなり、前記凹部12を少なくともいずれか一方に形成したことを特徴とする。
請求項3記載では、上記請求項1記載において、前記熱源1とケースとの間に空間部分11が設けられ、前記凹部12はケースのほぼ中央部分に形成することを特徴とする。
請求項1、2記載によれば、熱源1からの熱は遮断膜14、複数形成した凹部12によって低減させることができ、ケース表面の温度上昇を抑えることができる。
請求項3記載によれば、温度が局部的に熱くなるほぼ央部分に複数凹部12を形成したので、他の部位に比べての温度上昇を抑え、ケース表面温度の均一化を図ることができる。
この発明は、熱源からケース表面までの間の空気層の厚みを大きくし、さらにこの空気層を遮断膜で塞ぎ分割して区画することにより、高温空気層と遮断膜を介し遮断された空気層との間に温度差を生じさせる。このようにして、熱源からケース表面までの熱抵抗を大幅に上げ、ケース表面温度の低減化を達成している。
図1は本発明の一実施例の概略分解側面図を示す。図中1は熱源である。この熱源1としてはトランス2や整流・平滑用の電子部品3等が相当する。4は電子部品3等が搭載される基板、5はコード、6は出力用のコネクターである。これらは、発生した熱を均一にするために例えば銅板を角筒状に形成した収納ケース7内に収められている。この銅板はシールド板としての機能もなす。
8は樹脂製の下ケースであり、底板9と側版10とを備え、上方が開口した箱状をなし、上方開口部から熱源1が収納される。この場合、熱源1の下ケース8と底板9との間は適宜の支持部材(図示せず)を介し間隔を介し配設され空間部分11が設けられる。また、底板9の適位置、好ましくはほぼ中央部に凹部12が形成されている。この凹部は、図1から明らかなように、熱源1に対向する下ケース8の内面に形成されている
13は下ケース8の上方に設けられる同じく箱状の上ケースであり、下ケース8に対し接着剤または超音波溶着等によって一体化される。
図2は下ケース8の平面図であり、この下ケース8のほぼ中央部には例えば3つのほぼ矩形状をなす凹部12が並設されている。この凹部12は熱源1により生じた空間部分11の高温空気層から遮断された空気層を得るためのもので、生じた熱は対流により中央部が局部的に熱くなり易いため、中央部に形成すると好ましいが、必ずしも中央部に限定されるものでなく、位置や形状、数等は下ケース8の大きさ、熱源1の構成等に応じ、適宜変更可能であることは勿論である。
この凹部12上には、図3に示すように、帯状のテープ等からなる遮断膜14が設けられる。この遮断膜14としては例えば商品名「ノーメックス」を用いると、熱の遮断性が良く好ましい。
図4は本発明の動作説明を示す。
ACアダプターを使用すると熱源1から熱が発生し、熱源1と下ケース8の床板9との間の空間部分11は熱源による高温空気層15となり、中央部分は対流により特に熱くなり、この熱は太い矢印で示すように床板9側へ向かう。
しかしながら、床板9のほぼ中央部に凹部12が設けられ、その上に遮断膜14が設けられているため、熱源1からの熱はまず遮断膜14によって下方への伝達が遮られ、凹部12内は上方の高温空気層15から遮断された空気層16となり、温度差が生じ、内部の温度は高温空気層15より低くなる。この凹部12内の熱はケース厚aを介してケース表面8aに伝わるが、その過程でも熱はケース厚aによって低減するため、凹部12が設けられた位置のケース表面8aの温度上昇を抑えることができる。凹部12を設けないとケース表面8aの中央部分が他の部位より温度が上昇するが、中央部分に遮断膜14、凹部12等を設けることにより、中央部分の温度上昇を低減することができ、ケース表面温度の均一化を図ることができる。
図5は本発明の一実施例と従来例とを対比した時間に対するACアダプターの表面温度上昇の測定値を示す。Aは凹部12を有する本発明、Bは凹部のない従来例を示す。測定開始直後の温度はほぼ25℃である。時間の経過とともに次第にケース表面の温度が上昇していくが、90分ぐらいから温度上昇が鈍り飽和をし始め、ほぼ120分後には完全飽和となった。従来例では飽和温度がほぼ48.1℃であったのに対し、本発明ではほぼ43.9度に低減したことが確認できた。
なお、上記実施例で下ケース8側に凹部12を形成した例について説明したが、上ケース13側にも同様な凹部12を形成しても良いことは勿論である。
また熱源1と下ケース8との間に空間部分11を設けたタイプの側について説明したが、熱源1を下ケース8に直接接触させて収納したタイプのものに適用してもほぼ同様にケース表面の温度を低減させることができる。
本発明はノート型パソコンのACアダプターに利用可能である。なお、テープレコーダや、熱源が内蔵されたその他の機器のケースにも利用可能である。
本発明の一実施例の概略側面図を示す。 本発明の一実施例に用いられる下ケースの平面図である。 同じく同上の平面図を示す。 本発明の動作説明図である。 本発明と従来例とを対比したACアダプターの表面温度上昇の説明図を示す。 テープレコーダを例とした従来例の説明図を示す。 ACアダプターを例とした従来例の説明図を示す。
符号の説明
1 熱源
2 トランス
3 電子回路
4 基板
5 コード
6 コネクタ
7 鈑板の収納ケース
8 下ケース
8a ケース表面
9 底板
10 側板
11 空間部分
12 凹部
13 上ケース
14 遮断膜
15 高温空気層

Claims (3)

  1. ケース内に熱源が収納されたACアダプターにおいて、前記熱源に対向する前記ケースの内面に断熱用の凹部を複数形成し、凹部の上面に熱を遮る遮断膜を設けたことを特徴とするACアダプター。
  2. 請求項1記載において、ケースは下ケースと上ケースとからなり、前記凹部を少なくともいずれか一方に形成することを特徴とするACアダプター。
  3. 請求項1記載において、前記熱源とケースとの間に空間部分が設けられ、前記凹部はケースのほぼ中央部分に形成することを特徴とするACアダプター。
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