JP3982601B2 - 無線データ伝送方式 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線データ伝送方式方式に関し、特に配信側と受信側との伝送時間の遅延を小さくするを無線データ伝送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば各種監視装置や株価表示の静止画像データ等の時々刻々変化するデータをリアルタイムに伝送する技術は、ディジタル伝送技術の進歩により各種の方式が考案されている。
図2は、従来の無線によるデータ伝送方式の一例を示す構成概要図である。同図に示されるように、この無線によるデータ伝送方式は、送信側装置は、データ符号器1、データ圧縮部2、フレーム分割部3、メモリ部4、再送要求信号検出部21、誤り検出付加部6、無線パケット符号化部7、変調器8、送信器9及び送信アンテナ10で構成される。
また、受信側装置は、受信アンテナ11、受信器12、復調器13、無線パケット復号化部14、誤り検出部22、再送要求信号生成部23、フレーム合成部17、メモリ部24、データ伸張部19及びデータ復号器20で構成される。
【0003】
図2において、データ符号器1では、リアルタイムで更新されている入力データを所定の間隔でデジタルデータに符号化し、符号化されたデータはデータ圧縮部2にてデータ圧縮される。データ圧縮されたデータは、フレーム分割部3において無線パケット単位に分割され、メモリ部4に蓄積される。
前記メモリ部4に蓄積されたデータは、無線パケット送出タイミング毎にフレーム分割部3から誤り検出付加部6に送出され、該誤り検出付加部6では送られてきた無線パケットに誤り検出符号を付加し、無線パケット符号化部7に送出する。
前記無線パケット符号化部7では、送られてきた無線パケットを無線送信に必要な同期ワードや復調部ビット同期用データ等を付加したビット列に変換して変調器8に出力する。
前記変調器8では、入力したビット列をアナログ信号に変換し、そのアナログ信号を送信器9で増幅し、送信アンテナ10から無線送出する。
【0004】
送出された無線信号は、受信アンテナ11で受信され、受信器12にて所望の信号が分離され、復調器13にてアナログ信号からデジタル信号に変換されてビット列が取り出される。
取り出されたビット列は、無線パケット復号化部14においてデータ位置の特定や、誤り訂正などの処理が施された後、誤り検出部22にて無線パケットデータ毎の誤り検出処理が行われる。
誤り検出の結果、誤りが検出されなかった時には、フレーム合成部17に無線パケットが送出される。前記フレーム合成部17では、入力された無線パケットのメモリ部24への格納、或いは前記メモリ部24から無線パケットの取り出しを行いながらデータフレームの合成を行う。
合成されたデータフレームはデータ伸張部19においてデータの伸張が行われ、データ復号器20に送られてデータはアナログ信号に戻されて、受信出力として出力される。
【0005】
前記誤り検出部22にて誤りが検出された場合は、再送要求信号生成部23で誤りが検出された無線パケットデータを再送する要求信号を生成し、この要求信号を別途用意された(図示しない)送信装置で送信側に送る。
送信側では、前記の再送要求信号を別途用意された(図示しない)受信装置で受信し、再送要求信号検出部21にて検出すると、フレーム分割部3において再送すべき無線パケットデータをメモリ部4から取り出し、前記の誤り検出付加部6、無線パケット符号化部7、変調器8、送信器9及び送信アンテナ10を経て受信側に送出する。
送られたパケットデータは受信側のアンテナ11、受信器12で受信され、前述と同様の動作のもとに、フレーム合成部17にてメモリ24に蓄積される。
前記メモリ24において全ての無線パケットデータが揃ったときに、前記フレーム合成部17にてフレームデータが合成され、データ伸張部19にてデータの伸張が行われ、データ復号器20においてデータはアナログ信号に戻されて、受信出力として出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の無線によるデータ伝送方式においては、受信側で誤りを検出して再送要求を繰り返した場合、受信側のデータ符号器1で符号化されてから、送信側のデータ復号器20にて復号されるまでの時間が増加し、入力データはリアルタイムで更新されているのに、配信側と受信側で遅延時間が大きくなるという欠点があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、リアルタイムで更新されているデータの配信側と受信側での遅延を小さくする手段を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の無線データ伝送方式においては、送信側には、フレームデータを無線パケットに分割し、かつ、次のフレームデータの送信を要求する信号を受信した時には新たなフレームデータを読込んで無線パケットに分割するフレーム分割手段と、前記無線パケットに誤り検出符号を付加する誤り検出符号化手段と、前記誤り検出符号化手段出力に同期用制御データを付加する無線パケット符号化手段とを備え、
受信側には、送信側から送られた無線パケットデータの誤り訂正を行ってデータを復号する無線パケット復号化手段と、データの誤りを検出する誤り検出手段と、
前記誤り検出手段で誤りが検出されない時にはフレームデータの合成を行い、誤りが検出された時にはフレームの合成を停止して、それまでのフレーム合成結果を廃棄するフレーム合成手段と、前記誤り検出手段で誤りが検出された時に次のフレームデータの送信を要求する信号を生成する送信要求信号生成手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示した実施の形態に基づいて説明する。図1は、本発明に係わる無線によるデータ伝送方式の実施の一形態例を示す構成概要図である。同図に示すように、この無線によるデータ伝送方式は、送信側装置は、データ符号器1、データ圧縮部2、フレーム分割部3、メモリ部4、次送信要求信号検出部5、誤り検出付加部6、無線パケット符号化部7、変調器8、送信器9及び送信アンテナ10で構成される。
また、受信側装置は、受信アンテナ11、受信器12、復調器13、無線パケット復号化部14、誤り検出部15、次送信要求信号生成部16、フレーム合成部17、メモリ部18、データ伸張部19及びデータ復号器20で構成される。
本発明のデータ伝送方式の各構成部位の機能動作は、次送信要求信号検出部5、誤り検出部15、次送信要求信号生成部16及びメモリ部18を除いて、図2の従来のデータ伝送方式の同一番号の各構成部位の機能動作と同じであるので、共通部位の動作の詳細な説明は省略する。
【0009】
図1において、送信側のデータ符号器1で符号化され、データ圧縮部2で圧縮され、フレーム分割部3で無線パケットに分割され、メモリ部4に蓄積された入力データは、パケット単位で誤り検出付加部6、無線パケット符号化部7、変調器8、送信器9及び送信アンテナ10を経て受信側に送出される。
受信アンテナ11及び受信器12で受信された信号は、復調器13でディジタル信号のビット列として取り出され無線パケット復号化部14に出力される。
無線パケット復号化部14にて誤り訂正等の処置が施されて取り出された無線パケットデータは、誤り検出部15で誤り検出処理が行われる。
前記誤り検出部15で誤りが検出されない時は、図2の従来の方式と同様にして、メモリ4において全ての無線パケットデータが揃ったときに、フレーム合成部17にてフレームデータに合成される。このフレームデータはデータ伸張部19にてデータの伸張が行われ、データ復号器20においてアナログ信号に戻されて受信出力として出力される。
【0010】
前記誤り検出部15で誤りが検出された時は、フレーム合成部17におけるフレーム合成動作を停止するとともに、誤り検出の情報に基づいてメモリ部18はそれまでに蓄積していた無線パケット情報を廃棄する。
同時に、次送信要求信号生成部16で次のフレームの無線パケットデータを送信するよう要求する次送信要求信号を生成し、この要求信号を別途用意された(図示しない)送信装置で送信側に送る。
この要求信号は、送信側の別途用意された(図示しない)受信装置で受信され、次送信要求信号検出部5で検出されフレーム分割部3に伝達される。
前記フレーム分割部3では、検出信号が入力するとフレーム分割処理を停止するとともに、それまでメモリ部4に蓄積していたそのフレームデータの無線パケット情報を廃棄する。
同時に、前記フレーム分割部3は、新たなフレームデータをデータ圧縮部2より取り出してフレーム分割をを行い、前述と同様にして受信部にフレームデータの伝送を開始する。
上記のようにして、誤りを検出したパケットデータで構成されるフレームデータの伝送を停止して次のフレームデータを伝送することによって、送信側に時々刻々変化する入力データが受信側でリアルタイムに受信できるようになる。
【0011】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の無線によるデータ伝送方式によれば、時々刻々更新されているデータの配信側と受信側間の伝送時間の遅延を小さくすることができるので、リアルタイムで伝送受信できる装置を提供する上で著しい効果を発揮する。
例えば、株価などのファイナンス情報の配信サービス、交通機関の運行状況や道路の渋滞状況や駐車場の空車状況といった交通関連の情報配信サービス、あるいはチェーン店や自販機の在庫状況やチケットの予約状況などを集中管理するシステムなど、リアルタイム性を要求される場面で特に有用となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無線によるデータ伝送方式の実施の一形態例を示す構成概要図。
【図2】従来の無線によるデータ伝送方式の一例を示す構成概要図。
【符号の説明】
1・・データ符号器、 2・・データ圧縮部、 3・・フレーム分割部、
4・・メモリ部、5・・次送信要求信号検出部、6・・誤り検出付加部、
7・・無線パケット符号化部、 8・・変調器、 9・・送信器、
10・・送信アンテナ、 11・・受信アンテナ、 12・・受信器、
13・・復調器、14・・無線パケット復号化部、15・・誤り検出部、
16・・次送信要求信号生成部、 17・・フレーム合成部、
18・・メモリ部、 19・・データ伸張部、 20・・データ復号器
21・・再送要求信号検出部、 22・・誤り検出部、
23・・再送信要求信号生成部、 24・・メモリ部
Claims (1)
- 送信側には、フレームデータを無線パケットに分割し、かつ、次のフレームデータの送信を要求する信号を受信した時には新たなフレームデータを読込んで無線パケットに分割するフレーム分割手段と、前記無線パケットに誤り検出符号を付加する誤り検出符号化手段と、前記誤り検出符号化手段出力に同期用制御データを付加する無線パケット符号化手段とを備え、
受信側には、送信側から送られた無線パケットデータの誤り訂正を行ってデータを復号する無線パケット復号化手段と、データの誤りを検出する誤り検出手段と、
前記誤り検出手段で誤りが検出されない時にはフレームデータの合成を行い、誤りが検出された時にはフレームの合成を停止して、それまでのフレーム合成結果を廃棄するフレーム合成手段と、前記誤り検出手段で誤りが検出された時に次のフレームデータの送信を要求する信号を生成する送信要求信号生成手段とを備えたことを特徴とする無線データ伝送方式。
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JP2002064438A JP2002064438A (ja) | 2002-02-28 |
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Family
ID=18738941
Family Applications (1)
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JP2000249160A Expired - Lifetime JP3982601B2 (ja) | 2000-08-21 | 2000-08-21 | 無線データ伝送方式 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3982601B2 (ja) |
-
2000
- 2000-08-21 JP JP2000249160A patent/JP3982601B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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