JP2003023462A - 多地点同報通信網用再送方法 - Google Patents

多地点同報通信網用再送方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像や音声等の実時間信号をパケット網経由
で同報通信するに際し、再送要求による伝送トラフィッ
ク増加の抑圧と再送による信頼性向上を両立する再送方
法を提供する。 【解決手段】 同報通信における再送要求が出来る装置
を予め限定し、共通的に伝送誤りが生じた時のみ再送要
求する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータの再送方法に
関し、特に実時間信号である画像や音声の符号化信号を
通信網経由にて、少なくとも2台以上の受信装置に向け
て多地点同報通信する場合において、通信網に於いて発
生する伝送誤りに対する再送を効率良く行う多地点同報
通信網用再送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】データ信号の通信では、データ信号はパ
ケット毎に分割され、送信側と受信側では該パケットを
伝送する毎に正常に受信できたかを確認しながら通信を
行い、必要に応じて再送する。これにより、高い信頼度
でデータを通信出来る。その代償として、再送に要する
時間が必要となるので、遅延が生じる事も知られる。伝
送遅延が近年急速に普及してきたIP(Internet Protoco
l)通信では、該データ信号用にTCP(Transport Protoc
ol)/IPと呼ばれる通信プロトコルを採用して上記再送
処理を行い、信頼性が高い通信を可能としている事が知
られている。
【0003】実時間通信を必要とする画像や音声の符号
化信号ではデータ信号とは異なり、誤り再送を行わない
通信プロトコルを採用する場合が多い。IP通信で誤り再
送を行わない通信プロトコルとして、ユーザが通信プロ
トコルを独自に制定出来るUDP ( User Datagram Protoc
ol)/IPと呼ばれる方式を採用する事が知られる。誤り再
送を行わない主な理由は2点有る。第1の理由は、再送
を行うと遅延時間が長くなるので人間の心理負担が増加
する事である。第2の理由は、データ信号とは異なり、
多少の伝送誤りが生じても、画像や音声が短時間乱れる
のみなので、許容できるからである。
【0004】しかし、伝送誤り率が多い回線で画像や音
声信号を伝送する場合には伝送誤りの影響が大きくなり
過ぎ心理的な負担が増加する。そこで、伝送誤りを検出
したパケットは再送したパケットが受信側での復号化処
理に間に合う間だけ有限回(通常は1回)だけ再送する
事とし、多数回伝送することによる遅延の極端な長時間
化を抑圧すると共に、伝送誤りの影響も軽減できる事が
知られる(布目、田坂,石橋”インターネットにおける
連続メディア再送制御方式RVTRの性能測定”,電子情報
通信学会技術報告、CA99-56、Dec.1999)。この場合の
通信プロトコルは独自モードになるので、上記のUDP/IP
を採用し、その枠内で有限回再送と言う独自プロトコル
を実装するのが望ましい。
【0005】上記の有限回再送方式は、遅延時間の増大
抑圧と伝送誤り対策の両立を図る事が可能であり、優れ
た方式である。この方式を画像信号や音声信号を複数の
受信装置に同報モードで伝送する場合に適用する事を検
討する。
【0006】一般に、同報通信の場合の伝送誤りとして
は、単一の伝送誤りによって、複数の受信装置が共通的
にその影響を受ける場合と、単一の伝送誤りは単一の受
信装置のみに影響を与える場合が考えられる。前者は、
LANとLANとの間が相対的に細い伝送路で接続され、一方
のLAN内の送信装置から、他方のLANに接続される複数の
受信装置に同報で伝送する時に、上記の細い伝送路でパ
ケットロスが発生すると、複数の受信装置が共通的に影
響を受ける場合が有る。前者の他の例として、無線で伝
送する場合、雷等の雑音により、一定地域の複数の受信
装置が共通的に影響を受ける場合も想定出来る。
【0007】後者の例としては、特定の受信装置の直近
に配置されているネットワークで過負荷が発生してパケ
ットがロスしたり、無線で伝送する時に特定の受信装置
だけが障害物に隠れて、受信状態が不良になる場合等が
想定出来る。
【0008】ここでは、上記前者の場合の伝送誤りに対
する対策を考える。同報通信で伝送誤りの影響が共通的
に複数の受信装置に受ける時に、再送要求を行うと、以
下の2点の問題がある。第1の問題は複数ある受信装置
の一部のみに伝送誤りが発生する場合でも再送するの
で、再送が発生する頻度が高くなり伝送トラフィックが
必要以上に増加する事、第2の問題は再送要求の伝送ト
ラフィック自身が大きくなる事である。何れの場合もト
ラフィックの増加により、通信網内で画像信号や音声信
号が消失する等により、新たな伝送誤りの原因になる事
である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題を
解決するためになされたもので、その目的は、必要以上
に再送要求がなされることがなく、また、再送要求のた
めにトラフィックが増加して新たなデータ廃棄が起きる
ことのない再送方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記前者の伝送
誤りが共通的に複数の受信装置に影響を与える場合の問
題点を解決するため、本発明では、複数の受信側装置の
中で予め定められた受信装置のみに再送要求をできる機
能を付与し、他の受信装置は自身で再送要求をしない場
合にも再送された信号を正常に受信する機能を有する事
を特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。まず、本発明を適用する同報通信シ
ステムの構成を説明する。図1は、通信網を用いた、画
像音声等の実時間伝送システム全体の構成を示す図であ
る。図1においては、例として通信網上に3つの端末が
接続された構成を示している。送信側の端末において
は、カメラ1で撮像されたTV信号やマイク2で集音され
た音声信号をMPEG-2符号化装置3に入力し、符号化され
た信号は通信網4に送出される。通信網4の中では、例
えばIP通信ではマルチキャストと呼ばれる通信プロトコ
ルに従い、同一の符号化信号が複製されて複数の端末の
MPEG-2復号化装置5,8に伝送される。復号化装置5,
8は各々受信した符号化信号を復号化して元のTV信号や
音声信号に復元し、画像モニタ6,9やスピーカ7,1
0に出力する。
【0012】次にMPEG-2符号化装置3の構成を図2を用
いて説明する。カメラ1で撮されたTV信号や、マイク2
で集音された音声信号はMPEG-2符号化装置3に入力され
る。符号化装置3の内部で、TV信号は輝度・色差分離回
路21により輝度信号と色差信号に分離され、A/D(ア
ナログデジタル)変換回路22により各々デジタル化さ
れた後でMPEG-2画像符号化回路23に入力される。MPEG
-2画像符号化回路23では予め定められたアルゴリズム
に従い画像信号を高能率符号化する。例えば元の画像信
号の代表的な標本化周波数は13.5MHzであり、代表的な
量子化精度は8bit/sampleなので、元の画像信号を符号
化しないで伝送する時の伝送速度は上記2者の積である
108Mbit/sに相当する。これをMPEG-2画像符号化では例
えば6Mbit/sに圧縮する。高能率符号化された画像信号
は画像符号化バッファ24に入力される。
【0013】音声信号はMPEG-2音声符号化回路29によ
り音声符号化信号に変換され、音声符号化バッファ30
に入力される。音声の代表的な標本化周波数は32kHz、
代表的な量子化精度は16bit/sampleなので、符号化しな
い時の情報伝送速度は512kbit/sに相当する。これをMPE
G-2音声符号化により例えば256kbit/sに圧縮する。
【0014】画像符号化バッファ24と音声符号化バッ
ファ30に格納された画像符号化信号と音声符号化信号
はマイクロプロセッサ25によりマルチメディア多重化さ
れる。マルチメディア多重化された信号は予め定められ
た長さ単位に分割されてパケットが構成される。さらに
パケット毎に、RTPシーケンスと呼ばれる連続番号が付
与され、送信RTPバッファ26に書き込む。
【0015】マイクロプロセッサ27は送信RTPバッフ
ァ26に書かれた信号をUDP/IP等の通信プロトコルに従
い通信インタフェース28経由で通信網4に送出され
る。
【0016】次に図3を用いてMPEG-2復号化装置6の構
成を説明する。通信網4経由で入力される信号は通信イ
ンタフェース41経由でマイクロプロセッサ42に入力
され、UDP/IP等の通信プロトコルに従い受信処理され
る。さらに受信処理された信号は受信RTPバッファ43
に書き込まれる。
【0017】マイクロプロセッサ44は受信RTPバッフ
ァ43からRTPシーケンス番号とパケット信号を読み出
し、その中のパケット信号から画像符号化信号と音声符
号化信号を分離して抽出し、各々画像復号化バッファ4
5と音声復号化バッファ46に書き込む。
【0018】MPEG-2画像復号化回路47は、画像復号化
バッファ45から読み出した画像符号化信号を元の画像
信号に復元し、D/A(デジタルアナログ)変換器48、輝度
色差合成回路49を経由してアナログのTV信号に復元
し、画像モニタ6に出力し表示する。MPEG-2音声復号化
回路50は、音声復号化バッファ46から読み出した音
声符号化信号を元の音声信号に復元し、スピーカ7に音
声を出力する。
【0019】本実施の形態による再送処理は図2、3の
中のマイクロプロセッサ25,27,42,44のソフ
トウェアにより、実現される。以下本実施の形態を図
4、5により詳細に説明する。送信側の再送機能は以下
の通りである。即ち、マイクロプロセッサ25による送
信RTPバッファ26への書き込みは、図4に示すように
以下の手順に従う。 a)送信データを周回的に送信RTPバッファ26に書き
込むに際し、その最初の番地(例えば0番地)にRTPシー
ケンス番号を書き込む。 b)符号化バッファ(画像符号化バッファと音声符号化
バッファを総称する)にデータが有り、かつ、予め定め
られた周期での書き込み時刻になる毎に、画像符号化信
号や音声符号化信号を各々一定の長さ毎に分割してパケ
ット化し、画像と音声を識別する識別子を付けた上でマ
ルチメディア多重化し、以降の番地に該マルチメディア
多重化信号として書き込む。 c)以降、この操作を繰り返し、RTPシーケンス番号と
マルチメディア多重化信号を順番に送信RTPバッファ2
6に書き込む。送信RTFバッファ26全体に格納された
ら、a)に戻る。
【0020】マイクロプロセッサ27による送信RTPバ
ッファ26からの読み出しは図5に示すように以下の手
順に従う。 a)送信RTPバッファ26を周回的に読み出すに際し、
周回の先頭にて、X番地に書き込まれている直前の周回
時先頭のシーケンス番号をY番地に書き込んでおく。次
に現在のRTPシーケンス番号を、今周回時先頭のシーケ
ンス番号としてX番地に書き込む。 b)通常の伝送では、送信RTPバッファ26から読み出
し番地に従って順番に読み出したシーケンス番号とパケ
ット信号を、通信プロトコルに従い通信網に送出する。
送信RTPバッファ26全体からの読み出しが完了した
ら、a)に戻る。 c)再送要求が有った場合、再送すべきパケットは受信
側からシーケンス番号により通知される。そこで、該シ
ーケンス番号からそれに対応する番地を解読し、その番
地から1パケット分のマルチメディア多重化信号を読み
出し、再送すべきシーケンス番号と併せて通信プロトコ
ルに従い再送する。
【0021】受信側の再送機能は以下の通りである。マ
イクロプロセッサ42による受信RTPバッファ43への
書き込みは以下の手順に従う。 a)通信インタフェース41経由で受信したRTPシーケ
ンス番号とパケット信号を周回的に受信RTPバッファ4
3に書き込む。受信RTPバッファ43に最初に書き込む
時には、最初の番地(例えば0番地)にRTPシーケンス番
号を書き込む。 b)RTPシーケンス番号から予め定めたアルゴリズムに
従い、受信RTPバッファ43の書込番地に変換し、該当
する番地にRTPパケットを書き込む。 c)以降、この操作を繰り返し、受信RTPバッファ43
全体に格納されたら、a)に戻る。 d)受信したRTPシーケンス番号を検査し、不連続が有
ればRTPシーケンス番号やパケットが通信網で廃棄され
たとして再送要求する。再送要求の方法としては、例え
ば、廃棄されたと推定されるRTPシーケンス番号を送信
側にTCP/IPプロトコル等により伝送すれば良い。 e)通信網で廃棄されたRTPパケットに相当する受信RTP
バッファ43にはヌルパケットを書き込み、相当する領
域の書き込みを行った事をマイクロプロセッサ44に示
すためにready flagをbusy flagに書き換える。 f)再送されたRTPシーケンス番号とパケットが到着し
たら、該RTPシーケンス番号から上記のアルゴリズムに
従って、受信RTPバッファ43の書き込み番地に変換
し、再送されたRTPシーケンス番号とパケットを書き込
む。 g)パケット等を書き込んだ後に、読み出し側であるマ
イクロプロセッサ44に対して書き込みがなされた事を
識別するためにbusy flagに書き換える。
【0022】マイクロプロセッサ44による受信RTPバ
ッファ43からの読み出し処理は以下の通りである。 a)受信RTPバッファ43の読出番地のflagがbusy flag
である事を確認して受信RTPバッファ43にRTPシーケン
ス番号とパケットが格納されている事を確認し、さらに
一定の時間間隔を確保している事を確認した後にRTPシ
ーケンス番号とパケットを読み出す。 b)読み出した後でbusy flagをready flagに切り替え
ておき、読み出した事をマイクロプロセッサ42に通知
する。 c)読み出したRTPシーケンス番号は廃棄し、パケット
を画像符号化信号と音声符号化信号に分離し、各々画像
復号化バッファと音声復号化バッファ(復号化バッファ
と総称)に書き込む。 d)受信RTPバッファの読み出し番地を歩進し、受信RTP
バッファ43全体の読み出しが完了したら、読出番地を
0に初期化する。
【0023】上記における送受信のRTPバッファへの読
み書き番地とRTPシーケンス番号の変換方式としては以
下が考えられる。 a)RTPバッファの先頭に書き込む時のRTPシーケンス番
号をXとし、その1周前にRTPバッファの先頭に書き込む
時のRTPシーケンス番号をYとする。 b)RTPシーケンスとパケットの信号長の和をLとす
る。 c)これから書き込むシーケンス番号Aと上記のXを比
較し、AがX以上の時は、 番地:(A−X)*Lに書き込みを行う。 d)AがX未満の時は、番地:(A−Y)*Lに書き込
みを行う。
【0024】上記において、以下のような例外処理も必
要となる。 a)RTPバッファの先頭に書き込むべきRTPシーケンス番
号が廃棄されている時:上記YよりXを予測し、そのX
に基づいてジャンプされたRTPパケットに相当する書込
番地にはダミー信号を書き込み、ready flagのみを単純
にbusy flagに変換しても良い。 b)到着したRTPシーケンス番号が直前の番号(再送で
は無い)よりも、大きく変化している時:新しいチャン
ネルに切り替わったとして、その間の再送は要求しない
ようにしても良い。
【0025】以上の動作により、伝送誤り時に再送が1
回行われる。さらに、次に本実施の形態の特徴である、
複数の受信側装置に画像、音声信号を同報通信する場合
に、伝送誤り発生した時は、限定したMPEG-2復号化装置
のみに再送要求を発生させる方法を図8により説明す
る。破線で囲まれたソフト処理以外は図6と同等であ
る。即ち、 a)送信側は従来と同様に再送要求がある場合は、再送
を行う。 b)受信側では、受信したRTPシーケンス番号を解読し
て連続しているかを検出し、検出した後で本実施の形態
の特徴である本装置が再送要求対応装置で在るかを識別
し、再送要求対応装置である場合のみ再送を行う。再送
要求対応装置以外は、伝送誤りを検出しても、再送要求
は行わない。 c)全ての受信装置は、再送された信号を受信したら、
該再送信号を受信済みの信号に置換し、復号化する。
【0026】以上の動作により、全ての受信側装置に対
して共通的に伝送誤りが発生した場合には、単一の誤り
再送要求が送信側に出され、送信側から全受信側装置に
対して再送信号が同報で伝送され、伝送誤り信号が正し
い信号に置換される事により、本発明の目的を達成出来
る事は明らかである。
【0027】尚、再送要求する受信装置の選択は、以下
のように行う。 a)共通的な影響は全ての受信装置に与えられて必ず伝
送誤りを生ぜしめ、それに加えて、各装置に個別の伝送
誤りの影響が与えられる場合:この場合の再送要求受信
装置は複数ある受信装置の中では個別の伝送誤りの発生
する確率が最も低い受信装置、例えば無線では、受信条
件が最も良い地点に配置された装置、を再送要求端末に
する事が望まれる。何故なら、再送要求受信装置で伝送
誤りを検出した場合は、他の端末にも共通してその影響
が与えられる可能性が高く、この装置が検出した場合の
み再送要求すれば、必要最小限の再送要求で共通の伝送
誤りに対する再送要求が可能であるからである。 b)共通的な影響は全ての受信装置に与えられるが、伝
送誤りを生ぜしめるのは一定の確率であり、それに加え
て、各装置に個別の伝送誤りの影響が与えられる場合:
この場合も、個別の伝送誤りが発生する確率が低い受信
装置を採用する事が必要であるが、それに加えて希望す
る品質に応じて、色々な考えかたが有り得る。例えば、
再送する確率を極力減少するには、個別の伝送誤りが発
生する確率が低い装置1台における伝送誤りの検出結果
で再送要求すれば良いし、伝送誤りの影響を減少するた
めに、再送する確率を高める場合には、上記の個別の伝
送誤りが発生する確率が低い複数の装置により検出した
結果の論理和を取る事も考えられる。 c)再送する受信装置は予め選択し、図8で示した再送
要求装置=Yesである旨をソフトに書き込んで於いても
良い。又は、送信側から複数の受信装置に対して再送要
求端末である旨を指示し、その複数の受信装置からの再
送要求信号を解析して、他の端末と同時に再送要求する
受信装置が、共通的な伝送誤りを良く検知し、個別の伝
送誤りの発生頻度は低いと見なして、再送要求受信装置
として採用し、他の予め選択された再送要求受信装置は
他の受信装置に置換しても良い。それを繰り返す事によ
り、次第に信用出来る再送要求受信装置を選択できる事
も考えられる。
【0028】次に再送機能の具体的な動作を説明するた
めに、動作シーケンスの一例を示す。復号化装置内部の
マイクロプロセッサ42は、RTPパケット内のシーケン
ス番号の連続性より再送要求の要・不要を判断する。復
号化装置内部のマイクロプロセッサ42からの再送要求
コマンドの送出は信頼性の高いTCP/IPプロトコルにより
送信側符号化装置へ通知するのが好ましい。ここで、送
信側符号化装置を特定する方法としては、 a)予め特定のアドレス等を符号化装置に割り当て、再
送要求を行う復号化装置に該アドレスを設定しておいて
も良いし、 b)復号化装置が受信したデータから送信符号化装置を
特定しても良い。
【0029】符号化装置内部のマイクロプロセッサ27
において再送要求コマンドを受信した場合、再送要求コ
マンド内のシーケンス番号より再送可能なデータか否か
判断し再送可能、即ち送信RTPバッファ26の該当デ
ータが更新されていない場合であれば該当データを通信
インタフェース28経由で送信する。再送されたデータ
は受信側マイクロプロセッサ42において、RTPパケ
ット内のシーケンス番号より受信可能なデータか否か判
断し、受信可能つまり受信RTPバッファ43からマイ
クロプロセッサ44が該当データを読み取っていない場
合であれば該当する受信RTPバッファ43に格納して
も良いし、再送されたデータを無条件で格納しても良
い。但し、後者の場合は、該当データがプロセッサ44
に読み出された後に書き込む場合が在るので、上記のbu
sy FLAGが立ったままとなる。従ってRTPバッファを一周
した後で書き込む時にbusy FLAGであっても書き込みを
行う必要が有る。
【0030】再送機能のある復号化装置の再送が成功し
た場合の再送シーケンスを図9に示す。データBを受信
した時に復号化装置内部のマイクロプロセッサ42がシ
ーケンス飛びを検出し、例えばTCP/IPプロトコルを使用
し再送要求コマンドCを送出する。符号化装置内部のマ
クロプロセッサ27が再送要求コマンド内の再送データ
のシーケンス番号を取得する。上記の様に再送可能と判
断した場合、UDP/IPプロトコルを使用し再送データD〜
Eを送出する。復号化装置は受信したRTPパケット内の
シーケンス番号から算出したアドレスのRTPバッファに
受信データを書き込む。
【0031】到着したRTPシーケンス番号が直前の番号
よりもあらかじめる定めた規定数以上変化した場合は図
10のように、送信装置が切り替わったものと見なして
再送要求Cを送出しない場合も考えられる。
【0032】復号化装置内部のマイクロプロセッサ42
が受信データBにおいてシーケンス飛びを検出し、TCP/
IPプロトコルを使用し再送要求コマンドCを送出する
が、符号化装置内部のマイクロプロセッサ27にて再送
要求コマンド内のシーケンス番号を取得し送信RTPバッ
ファ上のインデックス算出後に再送データ内のシーケン
ス番号を検査した結果、要求された再送データDが既に
無くなっていた場合は図11のように再送データDを送
出しない事が望ましい。
【0033】復号化装置内部のマイクロプロセッサ42
がシーケンス飛び検出し、TCPプロトコルを使用し再送
要求コマンドBを送出する。符号化装置内部のマイクロ
プロセッサ27にて再送要求コマンド内のシーケンス番
号を取得する。符号化装置内部のマイクロプロセッサ2
7はUDP/IPプロトコルを使用し再送データDを送出す
る。復号化装置内部のマイクロプロセッサ42は受信し
たRTPパケット内のシーケンス番号から算出したアドレ
スの受信RTPバッファ上に受信データを書き込む際に、
あらかじめ再送要求コマンド送出時に受信RTPバッファ
内にダミービットと共に書き込んでおいた受信すべきシ
ーケンス番号と比較した結果一致しなければ図12のよ
うに受信したデータを破棄しても良い。
【0034】再送要求を行わない復号化装置に対して再
送データが送信された場合を図13に示す。即ち、再送
要求する受信端末の復号化装置内部マイクロプロセッサ
42はシーケンス飛び検出し、TCPプロトコルを使用し
再送要求コマンドBを符号化装置へ送出する。再送要求
しない受信端末と選択された復号化装置内部マイクロプ
ロセッサ42はシーケンス飛び検出し、受信RTPバッフ
ァにダミービットを書き込みシーケンス飛び情報として
保持する。符号化装置内部のマイクロプロセッサ27にて
受信した再送要求コマンド内のシーケンス番号を取得
し、符号化装置内部のマイクロプロセッサ27はUDPプ
ロトコルを使用し再送データDを送出する。送信要求を
行う・行わないに拘わらず復号化装置内部のマイクロプ
ロセッサ42は受信したデータ内のシーケンス番号から
算出した受信RTPバッファ上に受信データを書き込む際
に、あらかじめシーケンス飛び検出時に受信RTPバッフ
ァ内にダミービットと共に書き込んでおいた受信すべき
シーケンス番号と比較した結果、一致していれば受信RT
Pバッファの所定のアドレスに書き込みを行い、不一致
ならば受信したデータを破棄しても良い。
【0035】再送要求コマンドパケット形式を図14に
示す。実際に受信データのシーケンス飛びを検出した際
の送出コマンド例を図15に示す。
【0036】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、限
定された復号化端末のみが再送要求するので、同報通信
に再送を適用する場合にも不必要な再送がなされる事が
無く、又再送要求自体のトラフィック増加により通信網
が混雑し、通信網に新たなパケットロスが生じる事を防
止出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】通信網を用いる画像音声等の実時間伝送システ
ムの構成図である。
【図2】MPEG-2符号化装置のブロック構成図である。
【図3】MPEG-2復号化装置のブロック構成図である。
【図4】送信側RTPバッファへの書き込みと読出処理の
フローチャート図である。
【図5】送信側RTPバッファへの書き込みと読出処理の
フローチャート図である。
【図6】受信側RTPバッファへの書き込みと読出処理の
図である。
【図7】受信側RTPバッファへの書き込みと読出処理の
図である。
【図8】本実施の形態における受信側RTPバッファへの
書き込み処理のフローチャート図である。
【図9】本実施の形態の動作を説明するシーケンス図で
ある。
【図10】本実施の形態の動作を説明するシーケンス図
である。
【図11】本実施の形態の動作を説明するシーケンス図
である。
【図12】本実施の形態の動作を説明するシーケンス図
である。
【図13】本実施の形態の動作を説明するシーケンス図
である。
【図14】本実施の形態で採用する再送要求命令の一例
を示す説明図である。
【図15】本実施の形態で採用する再送要求命令の一例
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 カメラ 2 マイク 3 MPEG-2符号化装置 4 通信網 5,8 復号化装置 6,9 画像モニタ 7,10 スピーカ 21 輝度・色差分離回路 22 A/D(アナログデジタル)変換回路 23 MPEG-2画像符号化回路 24 画像符号化バッファ 25,27,42,44 マイクロプロセッサ 26 送信RTPバッファ 28,41 通信インタフェース 29 MPEG-2音声符号化回路 30 音声符号化バッファ 43 受信RTPバッファ 45 画像復号化バッファ 46 音声復号化バッファ 47 MPEG-2画像復号化回路 48 D/A(デジタルアナログ)変換器 49 輝度色差合成回路 50 MPEG-2音声復号化回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榎本 和宏 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所ネットワークプラットフ ォーム事業部内 (72)発明者 高瀬 晋 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所ネットワークプラットフ ォーム事業部内 (72)発明者 ▲高▼島 大一郎 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所ネットワークプラットフ ォーム事業部内 (72)発明者 北山 浩一 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所ネットワークプラットフ ォーム事業部内 Fターム(参考) 5K014 AA01 AA02 DA02 FA05 5K030 HA08 HB02 KA19 LA01 LD02 5K034 BB07 CC02 CC05 DD02 HH11 MM03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信装置から通信網を介して複数の受信装
    置にデータを配信する多地点同報通信網におけるデータ
    の再送方法であって、 前記送信装置は、前記複数の受信装置うち予め定めてお
    いた受信装置からデータの再送要求があった場合に同報
    データを再送することを特徴とする多地点同報通信網用
    再送方法。
  2. 【請求項2】送信装置から通信網を介して複数の受信装
    置にデータを配信する多地点同報通信網におけるデータ
    の再送方法であって、 前記複数の受信装置のうち再送要求を行う受信装置を予
    め定めておき、 該予め定めておいた受信装置が、送信装置から同報デー
    タを受信すると該受信した同報データの誤りを検出し、
    検出した誤りに基づいて再送が必要と判断すると、前記
    送信装置に再送要求を行い、 前記送信装置は、該再送要求を受けて同報データを再送
    することを特徴とする多地点同報通信網用再送方法。
  3. 【請求項3】再送要求を送信する受信装置の決定は、前
    記送信装置側で行い、前記送信装置から、該当する受信
    装置に対して再送要求を送信する受信装置であることを
    指示することを特徴とする前記請求項1に記載の多地点
    同報通信網用再送方法。
  4. 【請求項4】前記再送要求を行う受信装置は、受信装置
    の設置場所など該受信装置の受信条件を考慮して決定す
    ることを特徴とする前記請求項1または2に記載の多地
    点同報通信網用再送方法。
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