JP2000349824A - 音声データ送受信システム - Google Patents

音声データ送受信システム

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JP2000349824A
JP2000349824A JP2000093407A JP2000093407A JP2000349824A JP 2000349824 A JP2000349824 A JP 2000349824A JP 2000093407 A JP2000093407 A JP 2000093407A JP 2000093407 A JP2000093407 A JP 2000093407A JP 2000349824 A JP2000349824 A JP 2000349824A
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Toshifumi Murata
利文 村田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信回線を介して音声データがデータパケッ
トとして送られるようになった音声データ送受信システ
ムにおいて、会話の途切れと通話遅れの問題も緩和でき
る音声データ送受信システムを提供すること。 【課題を解決するための手段】 発信側からのデータパ
ケットは、所定の一定間隔で通信回線に送出される。受
信側においては、発信側からデータパケットが送出され
る上述の所定の一定間隔と同じ一定間隔でデータが取り
出される。データパケットのサイズは従来のシステムに
おけるよりも大幅に小さいものとすることが望ましく、
データパケットの送出間隔もそれに応じて小さい間隔と
することが望ましい。好ましい送出間隔は約60ms以下で
あり、より好ましくは、約20msとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、音声データの送受信
システムに関する。もっと詳細に述べると、本発明は、
音声データをデータパケットの形態で通信回線を介して
送るようになった形式の音声データ送受信システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】 従来、パーソナルコンピュータ等のCP
Uを搭載した端末装置をネットワークにより接続し、音
声データを相互に送受信して音声による会話を行うよう
にした通話システムが知られている。この従来のパーソ
ナルコンピュータ端末装置を利用した通話システムは、
汎用的な電話システムより低料金で利用可能であるとい
う利点がある。また、LAN等の組織内部回線を通じての
相互会話にも便利に使用できる。
【0003】しかし、従来のこの種の会話システムで
は、会話中に音声が途切れたり、音声の伝達に遅れを生
じるという不具合が頻繁に生じる。その原因は、通信シ
ステムの基本的な構成に見いだすことができる。この種
の通信システムでは、送信される情報のデータは、デー
タパケットの形で通信回線に乗せられる。データパケッ
トは、一般に、宛先情報をもったヘッダとプロトコル識
別子とを含むヘッダ部分と、コード化されたデータを含
むデータ部分と、パケットの終わりを示すトレーラとか
ら構成される。1パケットに含まれるデータのサイズは
比較的大きく、通常は、300 msないし500 ms相当のデー
タが1パケットに含まれる。ところで、現在のインター
ネット等の通信回線では、該通信回線を介して送られる
データパケットのうち、ある割合のものが通信中に失わ
れることが知られている。一般には、通信回線で失われ
るデータパケットは全体の20%にも達するといわれてい
る。このような通信回線を使用した通信システムを音声
通話に利用すると、1パケットに含まれるデータ量が多
いために、通信中に失われるデータパケットの影響が人
の耳に感じられる程度になり、会話音声の途切れとして
認識される。
【0004】また、通信回線を利用した音声通話システ
ムにおいては、システムの端末装置内におけるCPUに課
せられる負荷は、音声通話だけでなく、文書や画像の送
受信その他の情報伝達及びそれに付随する処理の仕事が
あり、伝達される情報は、単一のプロトコルによるとは
限らず、種々の異なるプロトコルにより通信回線に乗せ
られてくる。また、そのデータパケットのサイズにも大
幅な違いがあり、大サイズのパケットが音声通話中に割
り込んでくる可能性は高い。従来の音声通話システムで
は、音声通話中に、送信側又は受信側のいずれかにおい
てこのようなサイズの大きい他のパケットが割り込んで
くると、その間は音声データの送信又は受信が途切れる
ことになり、そのために通話の遅れを生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は、通信回線
を介して音声データがデータパケットとして送られるよ
うになった従来の音声データ送受信システムにおいて、
会話の途切れを大幅に減少させ、通話の遅れの問題も緩
和することができる音声データ送受信システムを提供す
ることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本発明においては、上
記課題を解決するため、発信側からのデータパケット
は、所定の一定間隔で通信回線に送出される。通信回線
は、有線又は無線のいずれでもよい。また、受信側にお
いては、発信側からデータパケットが送出される上述の
所定の一定間隔と同じ一定間隔でデータが取り出され
る。データパケットのサイズは従来のシステムにおける
よりも大幅に小さいものとすることが望ましく、データ
パケットの送出間隔もそれに応じて小さい間隔とするこ
とが望ましい。好ましい送出間隔は約60ms以下であり、
より好ましくは、約20msとする。
【0007】すなわち、本発明は、有線及び/又は無線
の通信回線を介して接続された発信側端末装置と受信側
端末装置とを備え、該発信側端末装置は、集音器を介し
て入力した音声データを逐次取り出してヘッダ部分と好
ましくは圧縮処理されたコード化音声信号を含むデータ
部分とからなるデータパケットを逐次生成するエンコー
ダと、データパケットを通信回線に逐次送出する音声信
号送出部とを備え、受信側端末装置は、通信回線から受
信したデータパケットを逐次格納する受信側メモリと、
受信側メモリに格納されたパケットデータを逐次取り出
して音声信号をデコードしアナログ音声信号に変換する
変換部と、デコードされたアナログ音声信号に基づいて
音声を再生する再生部とを備える、通信回線を介して音
声データを送受信する音声データ送受信システムにおい
て、発信側端末装置における音声信号送出部は、所定の
一定間隔でデータパケットを通信回線に逐次送出するよ
うに構成され、受信側端末装置における変換部は、発信
側端末装置の音声信号送出部がデータパケットを送り出
す所定の一定間隔と同一の一定間隔で受信側メモリから
受信データパケットを取り出すようになったことを特徴
とする音声データ送受信装置を提供するものである。こ
の場合、所定の一定間隔は60msecより小さいことが好
ましく、20msecより小さいことがより好ましい。
【0008】さらに、本発明の好ましい態様において
は、発信側端末装置における音声信号送出部は、タイマ
ー制御により所定の一定間隔でデータパケットを通信回
線に逐次送出するように構成する。また、受信側端末装
置における変換部も、タイマー制御により前述の一定間
隔で受信側メモリから受信データパケットを取り出すよ
うに構成する。
【0009】本発明の別の態様においては、発信側端末
装置は発信側メモリを備え、集音器を介して入力された
音声データは、アナログ・デジタル変換器によりデジタ
ルデータに変換された後、発信側メモリの第1メモリ領
域に格納され、エンコーダは、第1領域に格納されたデ
ジタルデータを直接読み出して、読み出したデジタルデ
ータを他のメモリ領域に格納することなく該デジタルデ
ータからデータパケットを生成するように構成する。ま
た、エンコーダは、好ましくは圧縮処理されたコード化
音声信号を発信側メモリの第2メモリ領域に格納し、音
声信号送出部は、第2領域に格納されたコード化音声信
号を直接読み出して、読み出したコード化音声信号を他
のメモリ領域に格納することなく、逐次通信回線に送出
するように構成する。
【0010】本発明のさらに別の態様においては、有線
及び/又は無線の通信回線に接続されて音声データの送
受信を行う音声データ送受信システムの端末装置が構成
される。この端末装置は、発信部と受信部とを備え、該
発信部は、集音器を介して入力した音声データを逐次取
り出してヘッダ部分と圧縮されたコード化音声信号を含
むデータ部分とからなるデータパケットを逐次生成する
エンコーダと、このデータパケットを通信回線に逐次送
出する音声信号送出部とを備え、音声信号送出部は、所
定の一定間隔でデータパケットを通信回線に逐次送出す
るように構成される。受信部は、通信回線から受信した
音声データを含むデータパケットを逐次格納する受信側
メモリと、該受信側メモリに格納されたパケットデータ
を逐次取り出して音声信号をデコードしアナログ音声信
号に変換する変換部と、デコードされたアナログ音声信
号に基づいて音声を再生する再生部とを備える。変換部
は、発信部の音声信号送出部がデータパケットを送り出
す所定の一定間隔と同一の一定間隔で受信側メモリから
受信データパケットを取り出すように構成される。この
場合において、発信部の音声信号送出部は、タイマー制
御により所定の一定間隔でデータパケットを通信回線に
逐次送出するように構成することが好ましい。同様に、
受信部の変換部はタイマー制御により前述の一定間隔で
受信側メモリから受信データパケットを取り出すように
構成することが好ましい。
【0011】本発明のさらに他の態様においては、音声
データ受信装置が提供される。この受信装置は、通信回
線から受信した音声データを含むデータパケットを逐次
格納する受信側メモリと、該受信側メモリに格納された
パケットデータを逐次取り出して音声信号をデコードし
アナログ音声信号に変換する変換部と、デコードされた
アナログ音声信号に基づいて音声を再生する再生部とを
備える。そして、変換部は、タイマー制御により所定の
一定間隔で受信側メモリから受信データパケットを取り
出す。
【0012】本発明のさらに他の態様においては、音声
データ送信装置が提供される。この送信装置は、集音器
を介して入力した音声データをデジタルデータに変換す
るアナログ・デジタル変換器と、デジタルデータを格納
する発信側メモリと、発信側メモリからデジタルデータ
を逐次取り出しヘッダ部分と好ましくは圧縮処理された
コード化音声信号を含むデータ部分とからなるデータパ
ケットを逐次生成するエンコーダと、データパケットを
通信回線に逐次送出する音声信号送出部とを備える。本
発明の特徴として、デジタルデータは発信側メモリの第
1メモリ領域に格納され、エンコーダは、この第1領域
に格納されたデジタルデータを直接読み出してデータパ
ケットを生成し、好ましくは圧縮処理されたコード化音
声信号を含むデータパケットを発信側メモリの第2メモ
リ領域に格納する。また、音声信号送出部は、第2領域
に格納されたデータパケットを直接読み出して該データ
パケットを通信回線に送出する。この場合において、音
声信号送出部はタイマー制御により所定の一定間隔でデ
ータパケットを通信回線に逐次送出するように構成する
ことが好ましい。
【0013】本発明は又、音声データ送信方法を提供す
る。本発明による音声データ送信方法は、集音器を介し
て入力した音声データをA/D変換によりデジタルデータ
に変換し、この変換されたデジタルデータをメモリに格
納し、メモリに格納されたデジタルデータをコード化
し、このコード化されたデータを通信回線に所定の一定
間隔で送信するステップからなる。
【0014】本発明は、さらに他の態様において音声デ
ータ受信再生方法を提供する。この方法は、通信回線か
ら受信した音声データを含むデータパケットをメモリに
逐次格納し、他の処理に優先してタイマー制御により所
定の一定間隔でメモリに格納されたパケットのデータを
逐次取り出して音声信号をデコードすることによりアナ
ログ音声信号に変換し、デコードされたアナログ音声信
号に基づいて音声を再生するステップからなる。
【0015】上記した本発明の構成によれば、発信側か
らの音声データパケットは、所定の一定間隔で通信回線
に送出されるので、他の情報の送信又は受信により発信
処理が中断されて音声伝達に遅れを生じるという問題を
防止できる。また、受信側は、発信側が音声データパケ
ットを送出する所定の一定間隔と同じ一定間隔で受信デ
ータパケットを取り出すので、受信側における他の情報
の送信又は受信により受信処理が中断されて音声伝達に
遅れを生じるという問題を防止できる。また、音声デー
タパケットはサイズが従来のシステムにおけるデータパ
ケットに比べて非常に小さいので、通信中にある程度の
データパケットが失われても、一度に失われるデータ量
が少なくなり、音声の途切れを生じる可能性が極めて低
くなる。
【0016】従来のシステムでは、音声データをデジタ
ル信号に変換するアナログ・デジタル変換器はそれ自身
のメモリ領域を保有し、アナログ・デジタル変換器によ
り生成されたデジタル信号を圧縮・コード化し、音声デ
ータパケットを生成するエンコーダはそれ自身のメモリ
領域を保有し、かつ、該音声データパケットを通信回線
に送出する音声信号送出部もそれ自身のメモリ領域を保
有する構成である。そして、アナログ・デジタル変換器
の出力は、該アナログ・デジタル変換器が保有するメモ
リ領域の出力側に一旦格納され、この格納されたアナロ
グ・デジタル変換器の出力は、エンコーダが保有するメ
モリ領域の入力側に移され、このメモリ領域からエンコ
ーダにより読み出される。また、エンコーダの出力は、
該エンコーダが保有するメモリ領域の出力側に一旦格納
され、このメモリ領域から音声信号送出部が保有するメ
モリ領域に移されて、該音声信号送出部により読み出さ
れ、通信回線に送出される。
【0017】このように、従来のシステムでは、メモリ
間のデータの移転回数が多くなり、信号の送出までに時
間が費やされ、音声信号の伝達に遅れを生じている。こ
れに対して、本発明の特定の態様においては、集音器を
介して入力された音声データは、アナログ・デジタル変
換器によりデジタルデータに変換された後、発信側メモ
リの第1メモリ領域に格納され、エンコーダは、第1領
域に格納されたデジタルデータを直接読み出して、読み
出したデジタルデータを他のメモリ領域に格納すること
なく該デジタルデータからデータパケットを生成する。
また、エンコーダは、圧縮処理されたコード化音声信号
を発信側メモリの第2メモリ領域に格納し、音声信号送
出部は、第2領域に格納されたコード化音声信号を直接
読み出して、読み出したコード化音声信号を他のメモリ
領域に格納することなく、逐次通信回線に送出する。し
たがって、メモリ領域間での音声データの移転回数が大
幅に減少するので、音声信号の送出における時間遅れを
少なくすることができる。
【0018】本発明は又、上述した制御をパーソナルコ
ンピュータによって行うことを可能にする制御プログラ
ムのデータを記録した記録媒体を提供するものである。
本発明による記録媒体は、その一態様において、メモリ
に入力音声デジタルデータがあるときに該メモリから音
声デジタルデータを読み出し、読み出した音声デジタル
データを圧縮しコード化して音声データパケットを形成
し、該音声データパケットを通信回線に送出する、とい
うステップを所定の一定時間間隔で繰り返すようにコン
ピュータの処理装置を制御するプログラムデータの少な
くとも一部を記録したものである。さらに、別の態様に
よる記録媒体は、通信回線からメモリに音声データパケ
ットの入力があるときに該メモリから所定の一定時間間
隔で該音声データパケットを読み出し、デコードする、
というステップを繰り返すようにコンピュータの処理装
置を制御するプログラムを記録したものである。さら
に、本発明による記録媒体は、別の態様において、メモ
リに入力音声デジタルデータがあるときに該メモリから
音声デジタルデータを読み出し、読み出した音声デジタ
ルデータを圧縮しコード化して音声データパケットを形
成し、該音声データパケットを通信回線に送出する、と
いうステップを所定の一定時間間隔で繰り返すようにコ
ンピュータの処理装置を制御し、通信回線からメモリに
音声データパケットの入力があるときに該メモリから前
記所定の一定時間間隔と同じ一定間隔で該音声データパ
ケットを読み出し、デコードする、というステップを繰
り返すようにコンピュータの処理装置を制御するプログ
ラムデータの少なくとも一部を記録したものである。ま
た、本発明においては、このプログラムデータは、その
データを含む情報を伝送する信号等の伝送媒体の形で通
信回線に提供することができる。この場合、プログラム
データの情報は、提供側から積極的に送出するプッシュ
方式、及び、提供側のサーバーから被提供側が情報を引
き出すプル方式のいずれによることもできる。
【0019】さらに、本発明は、上述したプログラムを
表す信号を搬送波に載せて通信回線に提供する方法を提
供する。
【0020】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態を図
について説明する。図1は、本発明を実施した音声通話
システムの全体の構成を示すブロック図であり、このシ
ステムは、発信側端末装置1と、受信側端末装置2と、
発信側端末装置1及び受信側端末装置2の両者を接続す
る通信回線3とから構成される。通信回線3は、有線、
無線或いはそれらの組み合わせのいずれでもよい。通常
は、発信側端末装置1と受信側端末装置2の両方がパー
ソナルコンピュータのような単一の機器に組み込まれ、
それぞれ発信部と受信部を構成する。
【0021】発信側端末装置1は、可聴音声を集音する
マイクロフォンのような集音器11を備える。該集音器
11は、可聴音声を受けて音声アナログ信号を生成す
る。この音声アナログ信号は、アナログ・デジタル変換
器12に入力される。アナログ・デジタル変換器12
は、入力された音声アナログ信号をデジタル信号に変換
する機能を有するもので、その出力はメモリ13に接続
される。メモリ13にはエンコーダ14及び音声信号送
出部15が接続されている。音声信号送出部15は、モ
デム16を介して通信回線に接続される。
【0022】この実施形態では、アナログ・デジタル変
換器12の出力である音声デジタル信号は、メモリ13
の第1領域13aに格納される。後で詳細に述べるよう
に、エンコーダ14は、クロック信号4に基づくタイマ
ー制御により所定の一定時間間隔でメモリ13の第1領
域13aから音声デジタル信号を読み出して所用の処理
を行う。エンコーダ14は、音声デジタル信号を圧縮
し、コード化して音声データパケットを形成する。音声
データパケットは、例えば図2に示すように、宛先情報
とプロトコル識別子を含むヘッダ部と送出される音声信
号の情報を含むデータ部と、パケットの終わりを示すト
レーラ部とを有する。エンコーダ14により生成された
音声データパケットは、メモリ13の第2メモリ領域1
3bに格納される。
【0023】音声信号送出部15は、後で詳細に述べる
ように、クロック信号4により制御され、メモリ13の
第2領域13bから圧縮・コード化された音声信号のデ
ータパケットを直接読み出し、モデム16を介して通信
回線3に送出する。
【0024】受信側端末装置2は、通信回線3から送信
されてきた音声データパケットをモデム21を介して受
ける受信側メモリ22を有する。受信側メモリ22には
デコーダ23が接続される。デコーダ23は、後で詳細
に述べるようにクロック信号4により制御される。デコ
ーダ23は、受信側メモリ22から音声データパケット
を読み出して、圧縮を解除しデコードして音声デジタル
データを生成する。デコーダ23の出力は、デジタル・
アナログ変換器24に入力され、ここで音声デジタル信
号が音声アナログ信号に変換される。デジタル・アナロ
グ変換器24の出力は増幅器25に接続されて増幅さ
れ、スピーカ26により可聴音声として再生される。
【0025】通信回線3は、通常のインターネットのよ
うにルーター31やサーバー等を備えるネットワークと
して構成されるものでよく、既存のものをそのまま使用
できる。先に述べたように、通信回線3は、無線通信回
線を含むものでもよい。
【0026】図3は、音声データパケットを生成する過
程を概略的に示すものである。音声アナログ信号Aは、
所定時間だけ離れた時刻t1 、t2・・・tnごとにサン
プリングされて、音声デジタル信号D1、D2・・・Dn
が生成される。これらの音声デジタル信号は、所定間隔
Tごとにまとめられてエンコーダ14により圧縮・コー
ド化されて、音声データパケットPのデータ部PDに組
み込まれる。この実施形態では、この所定間隔Tを20ms
に定める。このようにして生成された音声データパケッ
トPは、所定の間隔で送出部15からモデム16を介し
て通信回線3に送出される。この送出の間隔も、音声デ
ータパケット生成の間隔と同じ20msとする。先に述べた
ように、音声信号送出部15はクロック信号4により制
御され、一定の時間間隔Tで通信回線3に送出される。
このようにクロック信号を用いて音声データパケットP
の送出を制御することにより、音声データパケットの送
出が他の処理に優先して実行されることになり、音声通
話中に他の処理が割り込んで音声データパケットの送出
を遅れさせるという問題を解消できる。また、1つの音
声データパケットPに含まれる音声データは、20msと非
常に小さいので、通信の途中でデータパケットが失われ
ても、その影響は小さく、人の耳に感じられるほどには
ならない。したがって、音声の途切れを抑制することが
できる。
【0027】図4は、従来のWindows(登録商
標)標準によりRTPプロトコルを使用して音声データパ
ケットを送信する場合と、本発明の実施形態により音声
データパケットを送信する場合の動作上の差異を示す図
表である。図4(a)に示すように、従来のシステムで
は、音声通話のための音声データパケットPの送信前
に、他の処理、例えばHTTPプロトコールによる処理A及
びSMTPプロトコルによる処理Bが入っていたとすると、
その処理A、Bが優先され、音声データパケットPは望
むタイミングで送出されない。これが通信の遅れの原因
になる。
【0028】図4(b)に示すように、本発明を実施した
システムでは、例えばHTTPプロトコールによる処理A又
はSMTPプロトコールによる処理Bの実行中であっても、
所定のタイミングになると、例えばタイミングT1でエ
ンコーダ14による音声デジタルデータの読み出しが行
われ、タイミングT1からタイミングT2の間で音声デー
タパケットが生成され、タイミングT2で送出部15に
よる音声データパケットの通信回線への送出が行われ
る。タイミングT1と次のタイミングT1の間隔はTであ
り、タイミングT2とタイミングT2の間隔もTである。
このように、本発明の実施形態においては、音声データ
パケットの送出以外の処理が入っている場合にも、音声
データパケットの生成及び送出が所定の一定間隔で行わ
れるので、音声データの送出に遅れを生じることがな
い。
【0029】このクロック信号4によるタイミング制御
は受信側でも同じであり、デコーダ23は、所定の一定
間隔Tで受信側メモリ22から受信データの読み出しを
行う。この読み出しは、他の処理が入っていても、これ
ら他の処理に優先して遂行される。したがって、端末装
置を使用して、時間遅れなく音声会話を行うことが可能
になる。
【0030】図1には、発信側端末装置1と受信側端末
装置2を分けて示したが、実際の端末装置は、図1に示
す発信側端末装置1に相当する発信部と、受信側端末装
置2に相当する受信部の両方を備えるのが普通である。
また、発信側端末装置1のメモリ13、エンコーダ1
4、送出部15、及び、受信側端末装置2のメモリ22
とデコーダ23は例えばパーソナルコンピュータに備え
られるCPUによって構成することができる。
【0031】図5(a)及び(b)は、本発明による音声デー
タ送受信システムの応用例を示すものである。図5(a)
の例においては、双方の端末装置としてパーソナルコン
ピュータPCが使用される。パーソナルコンピュータP
Cは、例えばAPP、RTPその他のプロトコールによ
る処理が可能なプログラムを有する。パーソナルコンピ
ュータPCは、発信されるデータパケットのヘッダ部の
情報を読み取って通信回線上のルートを定めるルータR
を介してインターネットIに接続される。この接続によ
り、パーソナルコンピュータ同士の音声通話が可能にな
る。図5(b)は、パーソナルコンピュータPCと一般の
電話機との接続を示すものである。パーソナルコンピュ
ータPCは、IPネットワークからゲートウェイGWを
介して通常の電話回線PSTNに接続される。これによ
って、パーソナルコンピュータと通常の電話機の間での
通話が可能になる。
【0032】図6は、本発明の実施に際してパーソナル
コンピュータを端末装置として使用する場合に、該パー
ソナルコンピュータのCPUを制御するプログラムを示す
フローチャートである。図6(a)は発信側の処理フロー
を示すもので、先ずステップS1において、発信側メモ
リに入力としての音声デジタルデータがあるかどうかが
判断される。発信側メモリに音声デジタルデータの入力
がないと判断された場合には、ステップS1が繰り返さ
れる。
【0033】発信側メモリに音声デジタルデータの入力
があると判断されると、ステップS2においてこの音声
デジタルデータがメモりから読み出される。読み出され
た音声デジタルデータは、ステップS3において圧縮コ
ード化され、音声データパケットが形成される。作成さ
れた音声データパケットは、ステップS4において通信
回線に送出される。この音声データパケットの送出のタ
イミングをTとする。ステップS5においてタイミング
Tからの経過時間が計測され、ステップS6においてこ
の経過時間が所定時間になったと判断されたとき、例え
ばタイミングTから20msecが経過したとき、処理はス
テップS1に戻り、メモリからの音声デジタルデータの
読み出しが再び行われ、ステップS2からステップS6
までの各ステップが繰り返される。このようにして、発
信側においては、予め定められた所定の一定時間、例え
ば20msecごとに音声デジタルパケットが通信回線に送
り出される。
【0034】図6(b)は、受信側の処理フローを示すも
のである。先ず、ステップS7において、受信側メモリ
に音声データパケットの入力があるかどうかが判断され
る。受信側メモリに音声データパケットの入力があると
判断されたときには、処理はステップS8に進み、メモ
リから音声データパケットが読み出される。この時点を
タイミングTとする。さらに、ステップS9において、
メモリから読み出したパケットの音声データがデコード
され、デコードされた音声データがステップS10にお
いてアナログ信号に変換される。次いで、ステップS1
1において、タイミングTから計測して発信側における
音声データパケット送出間隔に相当する所定時間と同じ
所定時間、例えば20msecが経過したかどうかがチェッ
クされる。この所定時間が経過したと判断されたとき、
処理はステップS7に戻り、続いてステップS8からス
テップS11までの各ステップが繰り返される。この処
理により、受信側においては、発信側の音声データパケ
ット送出間隔と同一の時間間隔で受信データパケットの
読み出しが行われることになる。
【0035】図6(a)(b)に示す処理フローのプログラム
は、その全部又は一部をフロッピー(登録商標)ディス
クのような記録媒体に記録することができる。端末装置
となるパーソナルコンピュータにおいては、この記録媒
体に記録されたプログラムをローディングして、所用の
機能を達成するように構成することができる。また、こ
のプログラムのデータは、適当な搬送波すなわちキャリ
ヤウエーブに載せて、例えばインターネットのようなネ
ットワークを介して他のステーションに送ることも可能
である。ネットワークを介してプログラムデータを受信
したパーソナルコンピュータ等の端末装置は、そのプロ
グラムをローディングして、本発明の送受信システムの
端末装置としての機能を果たすように構成することがで
きる。したがって、本発明は、このようなプログラムデ
ータを記録した記録媒体や該プログラムデータを含む情
報をキャリヤウエーブに載せて伝送する信号のような伝
送媒体も、その対象とする。また、本発明は、このプロ
グラムデータを通信回線に提供するためのプログラムデ
ータの発信方法も、その対象とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による音声データ送受信システムの一
実施形態を示す概略ブロック図である。
【図2】 データパケットの内容を示す図である。
【図3】 音声データの処理と送出までの過程を示す図
である。
【図4】 本発明による処理を従来の処理との対比で示
すタイミングチャートである。
【図5】 本発明のシステムの応用例を示す接続図で、
(a)はパーソナルコンピュータ同士の接続の例を、(b)は
パーソナルコンピュータと通常の電話機との接続の例を
それぞれ示す。
【図6】 本発明の実施に際してパーソナルコンピュー
タを端末装置として使用する場合に、CPUに組み込まれ
る制御プログラムを示すフローチャートであって、(a)
は発信側における処理フローを、(b)は受信側における
処理フローをそれぞれ示す。
【符号の説明】
1・・・発信側端末装置、2・・・受信側端末装置、3
・・・通信回線、11・・・集音器、12・・・アナロ
グ・デジタル変換器、13、22・・・メモリ、14・
・・エンコーダ、15・・・送出部、23・・・デコー
ダ、24・・・デジタル・アナログ変換器、26・・・
スピーカ

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有線及び/又は無線の通信回線を介して
    接続された発信側端末装置と受信側端末装置とを備え、 前記発信側端末装置は、集音器を介して入力した音声デ
    ータを逐次取り出してヘッダ部分とコード化音声信号を
    含むデータ部分とからなるデータパケットを逐次生成す
    るエンコーダと、前記データパケットを前記通信回線に
    逐次送出する音声信号送出部とを備え、 前記受信側端末装置は、通信回線から受信した前記デー
    タパケットを逐次格納する受信側メモリと、前記受信側
    メモリに格納された前記パケットデータを逐次取り出し
    て音声信号をデコードしアナログ音声信号に変換する変
    換部と、デコードされた前記アナログ音声信号に基づい
    て音声を再生する再生部とを備える、通信回線を介して
    音声データを送受信する音声データ送受信システムであ
    って、 前記発信側端末装置における前記音声信号送出部は、所
    定の一定間隔で前記データパケットを通信回線に逐次送
    出するように構成され、 前記受信側端末装置における前記変換部は、前記発信側
    端末装置の前記音声信号送出部が前記データパケットを
    送り出す前記所定の一定間隔と同一の一定間隔で前記受
    信側メモリから受信データパケットを取り出すようにな
    ったことを特徴とする音声データ送受信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した音声データ送受信装
    置であって、前記所定の一定間隔は60msecより小さい
    ことを特徴とする音声データ送受信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載した音声データ送受信装
    置であって、前記所定の一定間隔は20msecより小さい
    ことを特徴とする音声データ送受信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1
    項に記載した音声データ送受信装置であって、前記発信
    側端末装置における前記音声信号送出部は、タイマー制
    御により前記所定の一定間隔で前記データパケットを通
    信回線に逐次送出するように構成されたことを特徴とす
    る音声データ送受信装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか1
    項に記載した音声データ送受信装置であって、前記受信
    側端末装置における前記変換部は、タイマー制御により
    前記一定間隔で前記受信側メモリから受信データパケッ
    トを取り出すようになったことを特徴とする音声データ
    送受信装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5までのいずれか1
    項に記載した音声データ送受信装置であって、前記発信
    側端末装置は発信側メモリを備え、前記集音器を介して
    入力された前記音声データは、アナログ・デジタル変換
    器によりデジタルデータに変換された後、前記発信側メ
    モリの第1メモリ領域に格納され、前記エンコーダは、
    前記第1領域に格納されたデジタルデータを直接読み出
    して、読み出したデジタルデータを他のメモリ領域に格
    納することなく該デジタルデータからデータパケットを
    生成するようになったことを特徴とする音声データ送受
    信装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載した音声データ送受信装
    置であって、前記エンコーダは圧縮処理されたコード化
    音声信号を前記発信側メモリの第2メモリ領域に格納
    し、前記音声信号送出部は、前記第2領域に格納された
    前記コード化音声信号を直接読み出して、読み出したコ
    ード化音声信号を他のメモリ領域に格納することなく、
    逐次前記通信回線に送出するようになったことを特徴と
    する音声データ送受信装置。
  8. 【請求項8】 有線及び/又は無線の通信回線に接続さ
    れて音声データの送受信を行う音声データ送受信システ
    ムの端末装置であって、 発信部と受信部とを備え、 前記発信部は、集音器を介して入力した音声データを逐
    次取り出してヘッダ部分とコード化音声信号を含むデー
    タ部分とからなるデータパケットを逐次生成するエンコ
    ーダと、前記データパケットを前記通信回線に逐次送出
    する音声信号送出部とを備え、前記音声信号送出部は、
    所定の一定間隔で前記データパケットを通信回線に逐次
    送出するように構成され、 前記受信部は、通信回線から受信した音声データを含む
    データパケットを逐次格納する受信側メモリと、前記受
    信側メモリに格納された前記パケットデータを逐次取り
    出して音声信号をデコードしアナログ音声信号に変換す
    る変換部と、デコードされた前記アナログ音声信号に基
    づいて音声を再生する再生部とを備え、前記変換部は、
    前記発信部の前記音声信号送出部が前記データパケット
    を送り出す前記所定の一定間隔と同一の一定間隔で前記
    受信側メモリから受信データパケットを取り出すように
    なった、ことを特徴とする音声データ送受信システムの
    端末装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載した端末装置であって、
    前記発信部の前記音声信号送出部は、タイマー制御によ
    り前記所定の一定間隔で前記データパケットを通信回線
    に逐次送出するように構成されたことを特徴とする端末
    装置。
  10. 【請求項10】 請求項8又は請求項9に記載した端末
    装置であって、前記受信部の前記変換部はタイマー制御
    により前記一定間隔で前記受信側メモリから受信データ
    パケットを取り出すようになったことを特徴とする端末
    装置。
  11. 【請求項11】 通信回線から受信した音声データを含
    むデータパケットを逐次格納する受信側メモリと、該受
    信側メモリに格納されたデータパケットのデータを逐次
    取り出して音声信号をデコードしアナログ音声信号に変
    換する変換部と、デコードされた前記アナログ音声信号
    に基づいて音声を再生する再生部とを備え、前記変換部
    は、タイマー制御により所定の一定間隔で前記受信側メ
    モリから受信データパケットを取り出すようになったこ
    とを特徴とする音声データ受信装置。
  12. 【請求項12】 集音器を介して入力した音声データを
    デジタルデータに変換するアナログ・デジタル変換器
    と、前記デジタルデータを格納する発信側メモリと、前
    記発信側メモリから前記デジタルデータを逐次取り出し
    てヘッダ部分とコード化音声信号を含むデータ部分とか
    らなるデータパケットを逐次生成するエンコーダと、前
    記データパケットを前記通信回線に逐次送出する音声信
    号送出部とを備える音声データ送信装置であって、前記
    デジタルデータは前記発信側メモリの第1メモリ領域に
    格納され、前記エンコーダは、前記第1領域に格納され
    たデジタルデータを直接読み出して前記データパケット
    を生成し、圧縮処理されたコード化音声信号を含む前記
    データパケットを前記発信側メモリの第2メモリ領域に
    格納し、前記音声信号送出部は、前記第2領域に格納さ
    れた前記データパケットを直接読み出して該データパケ
    ットを前記通信回線に送出するように構成されたことを
    特徴とする音声データ送信装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載した音声データ送信
    装置であって、前記音声信号送出部はタイマー制御によ
    り所定の一定間隔で前記データパケットを通信回線に逐
    次送出するように構成されたことを特徴とする音声デー
    タ送信装置。
  14. 【請求項14】 集音器を介して入力した音声データを
    A/D変換によりデジタルデータに変換し、前記変換され
    たデジタルデータをメモリに格納し、前記メモリに格納
    されたデジタルデータをコード化し、このコード化され
    たデータを通信回線に所定の一定間隔で送信するステッ
    プからなることを特徴とする音声データ送信方法。
  15. 【請求項15】 通信回線から受信した音声データを含
    むデータパケットをメモリに逐次格納し、他の処理に優
    先してタイマー制御により所定の一定間隔で前記メモリ
    に格納された前記パケットのデータを逐次取り出して音
    声信号をデコードし、アナログ音声信号に変換し、前記
    アナログ音声信号に基づいて音声を再生するステップか
    らなることを特徴とする通信回線を介した音声データ受
    信再生方法。
  16. 【請求項16】 メモリに入力音声デジタルデータがあ
    るときに該メモリから音声デジタルデータを読み出し、
    読み出した音声デジタルデータをコード化して音声デー
    タパケットを形成し、該音声データパケットを通信回線
    に送出する、というステップを所定の一定時間間隔で繰
    り返すようにコンピュータの処理装置を制御するプログ
    ラムデータの少なくとも一部を記録した記録媒体。
  17. 【請求項17】 通信回線からメモリに音声データパケ
    ットの入力があるときに該メモリから所定の一定時間間
    隔で該音声データパケットを読み出し、デコードする、
    というステップを繰り返すようにコンピュータの処理装
    置を制御するプログラムデータを記録した記録媒体。
  18. 【請求項18】 メモリに入力音声デジタルデータがあ
    るときに該メモリから音声デジタルデータを読み出し、
    読み出した音声デジタルデータをコード化して音声デー
    タパケットを形成し、該音声データパケットを通信回線
    に送出する、というステップを所定の一定時間間隔で繰
    り返すようにコンピュータの処理装置を制御し、通信回
    線からメモリに音声データパケットの入力があるときに
    該メモリから前記所定の一定時間間隔と同じ一定間隔で
    該音声データパケットを読み出し、デコードする、とい
    うステップを繰り返すようにコンピュータの処理装置を
    制御するプログラムデータの少なくとも一部を記録した
    記録媒体。
  19. 【請求項19】 メモリに入力音声デジタルデータがあ
    るときに該メモリから音声デジタルデータを読み出し、
    読み出した音声デジタルデータをコード化して音声デー
    タパケットを形成し、該音声データパケットを通信回線
    に送出する、というステップを所定の一定時間間隔で繰
    り返すようにコンピュータの処理装置を制御するプログ
    ラムデータの少なくとも一部を含む情報を伝送する伝送
    媒体。
  20. 【請求項20】 通信回線からメモリに音声データパケ
    ットの入力があるときに該メモリから所定の一定時間間
    隔で該音声データパケットを読み出し、デコードする、
    というステップを繰り返すようにコンピュータの処理装
    置を制御するプログラムデータを含む情報を伝送する伝
    送媒体。
  21. 【請求項21】 メモリに入力音声デジタルデータがあ
    るときに該メモリから音声デジタルデータを読み出し、
    読み出した音声デジタルデータをコード化して音声デー
    タパケットを形成し、該音声データパケットを通信回線
    に送出する、というステップを所定の一定時間間隔で繰
    り返すようにコンピュータの処理装置を制御し、通信回
    線からメモリに音声データパケットの入力があるときに
    該メモリから前記所定の一定時間間隔と同じ一定間隔で
    該音声データパケットを読み出し、デコードする、とい
    うステップを繰り返すようにコンピュータの処理装置を
    制御するプログラムデータの少なくとも一部を含む情報
    を伝送する伝送媒体。
  22. 【請求項22】 メモリに入力音声デジタルデータがあ
    るときに該メモリから音声デジタルデータを読み出し、
    読み出した音声デジタルデータをコード化して音声デー
    タパケットを形成し、該音声データパケットを通信回線
    に送出する、というステップを所定の一定時間間隔で繰
    り返すようにコンピュータの処理装置を制御するプログ
    ラムを表す信号を搬送波に載せて通信回線に提供するプ
    ログラムデータの発信方法。
  23. 【請求項23】 有線及び/又は無線の通信回線からメ
    モリに音声データパケットの入力があるときに該メモリ
    から所定の一定時間間隔で該音声データパケットを読み
    出し、デコードする、というステップを繰り返すように
    コンピュータの処理装置を制御するプログラムを表す信
    号を搬送波に載せて通信回線に提供するプログラムデー
    タの発信方法。
  24. 【請求項24】 メモリに入力音声デジタルデータがあ
    るときに該メモリから音声デジタルデータを読み出し、
    読み出した音声デジタルデータをコード化して音声デー
    タパケットを形成し、該音声データパケットを通信回線
    に送出する、というステップを所定の一定時間間隔で繰
    り返すようにコンピュータの処理装置を制御し、通信回
    線からメモリに音声データパケットの入力があるときに
    該メモリから前記所定の一定時間間隔と同じ一定間隔で
    該音声データパケットを読み出し、デコードする、とい
    うステップを繰り返すようにコンピュータの処理装置を
    制御するプログラムを表す信号を搬送波に載せて通信回
    線に提供するプログラムデータの発信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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