JP3981824B2 - レジスト材料及びパターン形成方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、紫外線(300nm以上)露光により、特に金属基板上で高解像度を与えるレジスト材料及びこれを用いたレジストパターン形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
基板上にメッキによる配線等のパターン形成のために用いられる厚膜タイプ(3〜50μm)のレジスト膜として、矩形性の高い良好なパターンプロファイル、高い耐メッキ性を得るため、ノボラックタイプのレジスト材料を使い、g線、i線を光源とする露光装置でレジストパターンを形成するという技術が広く用いられている。しかしながら、高厚膜に起因するレジスト膜の光吸収の増大により低感度化し、それに伴う量産時のスループット低下が問題視されている。更に、ソルダーバンプの形成工程などの更に高厚膜のレジストパターン形成に至っては、上記の理由が更に大きな障害となり、所望のポジ型レジスト材料を得ることが困難であった。
【0003】
特開2002−6503号公報には、微細メッキ配線パターン形成用として、化学増幅型のポジ型レジスト材料で、1,2−ナフトキノンジアジドスルホニル基を分子中に有する化合物を含有する組成物がNiFe膜基板上で膜厚50μm以下のレジストパターン形成に有効であることが報告されている。しかしながら、このような組成物を用いて50μmを超えるような高厚膜で、特にある種の金属基板上でパターン形成を行う際には、解像性の著しい低下が認められる場合があり、高感度と解像性の両面を十分には満足できない場合がある。特に、高感度などの特性が期待される後述する(B)成分の酸発生剤を使用した場合には、ある種の金属基板上でパターン形成を行おうとした場合に未露光部の著しい膜べりがおこり、露光部との溶解速度差が得られない場合や、レジスト膜全体が溶解してしまう場合もある。
【0004】
一方、特開平10−123714号公報には、光重合性樹脂組成物と金属表面との密着性の改善にある特定の構造を有するベンゾトリアゾール類の添加が有効であると報告されている。また、特公昭50−9177号公報には、光重合性樹脂組成物と金属表面との密着性の改善にベンゾイミダゾール類やベンゾトリアゾール類の特定の構造を有する複素環式窒素含有化合物の添加が有効であると報告されている。更に、特公平4−56976号公報には、光重合性樹脂組成物と金属表面との密着性の改善にベンゾトリアゾールカルボン酸類の添加が有効であると報告されている。しかしながら、これらはいずれも光重合性組成物を含むネガ型の感光性組成物であり、より解像性の期待されるポジ型の組成物に対する効果までは言及されていない。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−6503号公報
【特許文献2】
特開平10−123714号公報
【特許文献3】
特公昭50−9177号公報
【特許文献4】
特公平4−56976号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、金属基板上でパターン形成可能であり、かつ高感度、高解像性、高い現像速度を有するレジストパターンを形成できるレジスト材料、及びこれを用いたレジストパターン形成方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、(A)下記一般式(1)で示される繰り返し単位を有する高分子化合物のフェノール性水酸基の一部の水素原子が1種又は2種以上の酸不安定基により部分置換され、該酸不安定基の置換割合が式(1)のフェノール性水酸基の水素原子全体の平均0モル%を超え80モル%以下の割合であり、重量平均分子量3,000〜300,000である高分子化合物、
【化4】
(式中、R1は水素原子又はメチル基を示し、R2は炭素数1〜8の直鎖状、分枝状又は環状のアルキル基を示す。また、xは0又は正の整数、yは正の整数であり、x+y≦5を満足する数である。)
(B)(5−(4−メチルフェニル)スルホニルオキシイミノ−5H−チオフェン−2−イリデン)−(2−メチルフェニル)アセトニトリル、(5−プロピルスルホニルオキシイミノ−5H−チオフェン−2−イリデン)−(2−メチルフェニル)アセトニトリル、(5−カンファースルホニルオキシイミノ−5H−チオフェン−2−イリデン)−(2−メチルフェニル)アセトニトリル、α−(9−カンファースルホニルオキシイミノ)−4−メトキシ−ベンゼンアセトニトリル、α−[[[(4−メチルフェニル)スルホニル]オキシ]イミノ]−ベンゼンアセトニトリル、4−メトキシ−α−[[[(4−メチルフェニル)スルホニル]オキシ]イミノ]−ベンゼンアセトニトリルの中から選択される酸発生剤、(C)下記一般式(2)又は(3)で示されるベンゾトリアゾール類
【化5】
(式中、R3は水素原子、水酸基、アルキル基、エステル基、フェニル基又は−Z−R7(但し、Zはカルボキシル基で置換されてもよいアルキレン基、シクロアルキレン基又はアルキレンエーテル基であり、R7は水酸基、アルコキシ基、カルボキシル基又はジアルキルアミノ基である)を示し、R4は水素原子、ハロゲン原子、水酸基、アルキル基又はアルコキシ基を示す。)
【化6】
(式中、R6は水素原子、水酸基、アルキル基又はフェニル基を示し、R5は水素原子、ハロゲン原子、水酸基、アルキル基又はアルコキシ基を示す。)
を含有してなり、(A)の高分子化合物100重量部に対して(B)の酸発生剤を0.6〜19重量部、(C)のベンゾトリアゾール類を0.01〜10重量部含み、組成物中に占める(A),(B),(C)の合計の含有量の割合が30〜60重量%であるレジスト材料、特にポジ型レジスト材料が、波長300nm以上の紫外線露光により、高解像度、高感度で、特に金属成膜基板上であっても良好なパターン形状が得られることを見出した。
【0008】
特に、このレジスト材料は、高厚膜タイプのものとして有効であり、6〜100μmの膜厚に形成しても優れた高解像度、高感度で、密着性が良好な高耐メッキ性を有する。即ち、本発明のレジスト材料が用いられるメッキによるパターンは、6〜50μm付近の厚膜タイプとして近年、高密度でのパターン形成が求められるようになっており、この要求に対してレジストパターンの狭線幅化によって、高密度の配線パターン形成が進められている。そして、この狭線幅に伴う配線容量を確保するために厚膜化も同時に進める必要があり、このメッキ配線の厚膜化に対応するために、レジスト材料もより厚膜での形成が求められているが、本発明はこの要求に適したものである。更に、より高厚膜(50〜100μm)で、金属基板上でメッキによる配線などを形成ためのパターンを形成する際に、非常に高感度で高解像度、かつスループットの優れた組成物が得られることを知見し、本発明をなすに至ったものである。
【0009】
従って、本発明は、下記のレジストパターン形成材料及びレジストパターン形成方法を提供する。
[I](A)下記一般式(1)で示される繰り返し単位を有する高分子化合物のフェノール性水酸基の一部の水素原子が1種又は2種以上の酸不安定基により部分置換され、該酸不安定基の置換割合が式(1)のフェノール性水酸基の水素原子全体の平均0モル%を超え80モル%以下の割合であり、重量平均分子量3,000〜300,000である高分子化合物、
【化7】
(式中、R1は水素原子又はメチル基を示し、R2は炭素数1〜8の直鎖状、分枝状又は環状のアルキル基を示す。また、xは0又は正の整数、yは正の整数であり、x+y≦5を満足する数である。)
(B)(5−(4−メチルフェニル)スルホニルオキシイミノ−5H−チオフェン−2−イリデン)−(2−メチルフェニル)アセトニトリル、(5−プロピルスルホニルオキシイミノ−5H−チオフェン−2−イリデン)−(2−メチルフェニル)アセトニトリル、(5−カンファースルホニルオキシイミノ−5H−チオフェン−2−イリデン)−(2−メチルフェニル)アセトニトリル、α−(9−カンファースルホニルオキシイミノ)−4−メトキシ−ベンゼンアセトニトリル、α−[[[(4−メチルフェニル)スルホニル]オキシ]イミノ]−ベンゼンアセトニトリル、4−メトキシ−α−[[[(4−メチルフェニル)スルホニル]オキシ]イミノ]−ベンゼンアセトニトリルの中から選択される酸発生剤、(C)下記一般式(2)又は(3)で示されるベンゾトリアゾール類
【化8】
(式中、R3は水素原子、水酸基、アルキル基、エステル基、フェニル基又は−Z−R7(但し、Zはカルボキシル基で置換されてもよいアルキレン基、シクロアルキレン基又はアルキレンエーテル基であり、R7は水酸基、アルコキシ基、カルボキシル基又はジアルキルアミノ基である)を示し、R4は水素原子、ハロゲン原子、水酸基、アルキル基又はアルコキシ基を示す。)
【化9】
(式中、R6は水素原子、水酸基、アルキル基又はフェニル基を示し、R5は水素原子、ハロゲン原子、水酸基、アルキル基又はアルコキシ基を示す。)
を含有してなり、(A)の高分子化合物100重量部に対して(B)の酸発生剤を0.6〜19重量部(C)のベンゾトリアゾール類を0.01〜10重量部含み、組成物中に占める(A),(B),(C)の合計の含有量の割合が30〜60重量%であることを特徴とする波長300nm以上の紫外線を露光光源とするレジスト材料。
[II](A)の高分子化合物の酸不安定基が、式(1)のフェノール性水酸基の水素原子全体の平均20モル%を超え30モル%以下の割合であり、重量平均分子量(Mw)/数平均分子量(Mn)で表される分散度が1.0〜1.5であり、(C)がベンゾトリアゾールであり、更に、(D)1,2−ナフトキノンジアジドスルホニル基を分子中に有する化合物を含有することを特徴とする[I]に記載のレジスト材料。
[III](i)基板上に[I]又は[II]に記載のレジスト材料を塗布してレジスト膜を形成する工程と、(ii)次いで、加熱処理後、フォトマスクを介して、300nm以上の紫外線で露光する工程と、(iii)必要に応じて加熱処理した後、現像液を用いて現像する工程を含み、(i)の工程で形成したレジスト膜の膜厚が6〜100μmであることを特徴とするパターン形成方法。
【0010】
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明の(A)成分の高分子化合物は、酸不安定基で保護された酸性官能基を有するアルカリ不溶性又は難溶性の高分子化合物であって、該酸不安定基が脱離したときにアルカリ可溶性となる高分子化合物であり、下記一般式(1)で示される繰り返し単位を有する高分子化合物のフェノール性水酸基の一部の水素原子が1種又は2種以上の酸不安定基により部分置換され、該酸不安定基の置換割合が下記式(1)のフェノール性水酸基の水素原子全体の平均0モル%を超え80モル%以下、好ましくは10〜50モル%、更に好ましくは20〜30モル%の割合である重量平均分子量3,000〜300,000、好ましくは3,000〜30,000の高分子化合物が用いられる。特にポリヒドロキシスチレン及びその誘導体のフェノール性水酸基の水素原子を酸不安定基で部分的に置換した単分散(分子量分布:1.0〜1.5、好ましくは1.0〜1.3)のものが好適である。
【0011】
【化10】
【0012】
ここで、R1は水素原子又はメチル基を示し、R2は炭素数1〜8の直鎖状、分枝状又は環状のアルキル基を示す。また、xは0又は正の整数、yは正の整数であり、x+y≦5を満足する数である。
【0013】
酸不安定基としては、種々選択されるが、特に下記一般式(4),(5)で示される基、三級アルキル基、トリアルキルシリル基、ケトアルキル基等であることが好ましい。
【0014】
【化11】
【0015】
ここで、R8、R9はそれぞれ独立して水素原子又は炭素数1〜6の直鎖状もしくは分枝状のアルキル基を示し、R10は炭素数1〜10の直鎖状、分枝状もしくは環状のアルキル基であるか、又はR8とR9、R8とR10又はR9とR10とは環を形成してもよい。環を形成する場合、R8、R9、R10はそれぞれ独立して炭素数1〜6の直鎖状又は分枝状のアルキレン基を示す。
【0016】
具体的には、上記式(4)の基として、1−エトキシエチル基、1−n−プロポキシエチル基、1−イソプロポキシエチル基、1−n−ブトキシエチル基、1−イソブトキシエチル基、1−sec−ブトキシエチル基、1−tert−ブトキシエチル基、1−tert−アミロキシエチル基、1−エトキシ−n−プロピル基、1−シクロヘキシロキシエチル基等の直鎖状もしくは分枝状のアセタール基、テトラヒドロフラニル基等の環状のアセタール基等が挙げられ、好ましくは1−エトキシエチル基、1−エトキシ−n−プロピル基が挙げられる。
【0017】
上記式(5)において、R11は炭素数4〜12、好ましくは4〜8、更に好ましくは4〜6の三級アルキル基を示し、aは0〜6の整数である。
【0018】
具体的には、上記式(5)の基として、tert−ブトキシカルボニル基、tert−ブトキシカルボニルメチル基、tert−アミロキシカルボニル基、tert−アミロキシカルボニルメチル基等が挙げられる。
【0019】
また、上記三級アルキル基としては、炭素数4〜12、特に4〜8のものが好ましく、tert−ブチル基、tert−アミル基、1−メチルシクロヘキシル基等が挙げられる。
【0020】
トリアルキルシリル基としては、トリメチルシリル基、トリエチルシリル基、ジメチル−tert−ブチルシリル基等の各アルキル基の炭素数が1〜6のものが、ケトアルキル基としては、3−オキソシクロヘキシル基や下記式で示される基等が挙げられる。
【0021】
【化12】
【0022】
次に、(B)成分の酸発生剤としては、(5−(4−メチルフェニル)スルホニルオキシイミノ−5H−チオフェン−2−イリデン)−(2−メチルフェニル)アセトニトリル、(5−プロピルスルホニルオキシイミノ−5H−チオフェン−2−イリデン)−(2−メチルフェニル)アセトニトリル、(5−カンファースルホニルオキシイミノ−5H−チオフェン−2−イリデン)−(2−メチルフェニル)アセトニトリル、α−(9−カンファースルホニルオキシイミノ)−4−メトキシ−ベンゼンアセトニトリル、α−[[[(4−メチルフェニル)スルホニル]オキシ]イミノ]−ベンゼンアセトニトリル、4−メトキシ−α−[[[(4−メチルフェニル)スルホニル]オキシ]イミノ]−ベンゼンアセトニトリルの中から選択される酸発生剤を使用する。
【0023】
酸発生剤の添加量は、(A)の高分子化合物100部(重量部、以下同じ)に対して0.6〜19部、好ましくは1〜10部である。0.6部より少ないと感度及び現像性が低下する場合があり、19部より多いとレジスト材料の解像性が低下することがあり、モノマー成分が過剰となるために耐熱性が低下する場合がある。
【0024】
本発明の組成物においては、反応制御剤として、下記の一般式(2)又は(3)で表わされるベンゾトリアゾール類の中から選ばれた化合物を用いることが必要である。
【0025】
【化13】
(式中、R3は水素原子、水酸基、アルキル基、エステル基、フェニル基又は−Z−R7(但し、Zはカルボキシル基で置換されてもよいアルキレン基、シクロアルキレン基又はアルキレンエーテル基であり、R7は水酸基、アルコキシ基、カルボキシル基又はジアルキルアミノ基である)を示し、R4は水素原子、ハロゲン原子、水酸基、アルキル基又はアルコキシ基を示す。)
【0026】
【化14】
(式中、R6は水素原子、水酸基、アルキル基又はフェニル基を示し、R5は水素原子、ハロゲン原子、水酸基、アルキル基又はアルコキシ基を示す。)
【0027】
R3、R4、R5、R6のアルキル基としては、炭素数1〜6、特に1〜3のものが挙げられ、特にメチル基が好ましい。R3のエステル基としては、−COORで示すものが挙げられるが、この場合、Rは炭素数1〜5、特に1〜3のアルキル基等の1価炭化水素基であることが好ましい。Zにおけるアルキレンの炭素数は1〜3、特に1〜2であることが好ましい。R7、R4、R5のアルキル基としては、炭素数1〜3、特に1〜2のものが挙げられる。R7のジアルキルアミノ基におけるアルキル基としては、炭素数1〜4のものが挙げられる。
【0028】
ベンゾトリアゾール類の具体例としては、ベンゾトリアゾール、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール、1−メチルベンゾトリアゾール、1−ヒドロキシメチルベンゾトリアゾール、1−エチルベンゾトリアゾール、1−(1’−ヒドロキシエチル)ベンゾトリアゾール、1−(2’−ヒドロキシエチル)ベンゾトリアゾール、1−プロピルベンゾトリアゾール、1−(1’−ヒドロキシプロピル)ベンゾトリアゾール、1−(2’−ヒドロキシプロピル)ベンゾトリアゾール、1−(3’−ヒドロキシプロピル)ベンゾトリアゾールなどが挙げられ、なかでもとりわけベンゾトリアゾールが反応制御の面で好ましい。他方、スペース部の残渣などの解消目的ではヒドロキシ基などの親水性基を有する化合物も好適に用いられる。
【0029】
本発明においては、ベンゾトリアゾール類は1種のみを用いてもよいし、2種以上組み合わせて使用してもよい。(C)のベンゾトリアゾール類の添加量は、(A)成分の高分子化合物100部に対して0.01〜10重量部、好ましくは0.5〜5重量部の範囲で選ばれる。0.01重量部未満では十分な反応制御効果が得られない場合があり、10重量部を超えると、量の割には効果が得られず、感度、残膜性も劣化する場合があるため好ましくない。
【0030】
(D)成分の1,2−ナフトキノンジアジドスルホニル基を分子中に有する化合物としては、下記一般式(6)又は(7)で示される1,2−ナフトキノンジアジドスルホニル基を分子中に有する化合物が挙げられる。
【0031】
【化15】
【0032】
具体的には、上記1,2−ナフトキノンジアジドスルホニル基が導入される化合物としては、トリ又はテトラヒドロキシベンゾフェノン、フェノール性水酸基を有する下記一般式(8)で示されるバラスト分子又は下記式(9)で示される繰り返し単位を有する重量平均分子量が2,000〜20,000、好ましくは3,000〜10,000の範囲であるノボラック樹脂が好適に用いられる。
【0033】
【化16】
【0034】
ここで、R12〜R17はそれぞれ独立して水素原子、メチル基、下記式(10)で示される基又は下記式(11)で示される基である。mは0〜2の整数、nは0〜2の整数であり、nが0の場合、mは1又は2である。Aは、nが0でかつmが1の場合、水素原子、メチル基又は下記式(10)で示される基であり、nが0でかつmが2の場合、Aの一方はメチレン基又は下記式(12)で示される基であり、他方は水素原子、メチル基又は下記式(10)で示される基である。nが1の場合、Aはメチレン基又は下記式(12)で示される基である。nが2でかつmが1の場合、Aはメチン基又は下記式(13)で示される基、nが2でかつmが2の場合、Aの一方はメチレン基又は下記式(12)で示される基であり、他方がメチン基又は下記式(13)で示される基である。
【0035】
【化17】
(式中、p、q、r、s、t、u、vはそれぞれ0〜3の整数であるが、p+q≦5、r+s≦4、u+v≦3である。)
【0036】
この場合、上記式(8)の低核体(バラスト分子)は、ベンゼン環の数が2〜20個、より好ましくは2〜10個、更に好ましくは3〜6個であり、かつ、フェノール性水酸基の数とベンゼン環の数の比率が0.5〜2.5、より好ましくは0.7〜2.0、更に好ましくは0.8〜1.5のものであることが好適である。
【0037】
【化18】
(式中、mは0〜3の整数である。)
【0038】
上記式(9)のノボラック樹脂は、下記式(14)で示されるフェノール類、具体的にはo−クレゾール、m−クレゾール、p−クレゾール、3,5−キシレノールなどの少なくとも1種のフェノール類とアルデヒド類とを通常の方法で縮合させることにより合成することができる。
【0039】
【化19】
(式中、mは0〜3の整数である。)
【0040】
この場合、アルデヒド類としては、例えばホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、ベンズアルデヒド等が挙げられるが、ホルムアルデヒドが好適である。
【0041】
なお、上記(14)のフェノール類とアルデヒド類との割合は、モル比で0.2〜2、特に0.3〜2の割合が好ましい。
【0042】
上記1,2−ナフトキノンジアジドスルホニル基が導入される化合物への1,2−ナフトキノンジアジドスルホニル基の導入方法としては、1,2−ナフトキノンジアジドスルホニルクロライドとフェノール性水酸基との塩基触媒による脱塩酸縮合反応を用いることが好ましい。式(8)のバラスト分子、トリ又はテトラヒドロキシベンゾフェノンの場合には、フェノール性水酸基の水素原子を1,2−ナフトキノンジアジドスルホニル基で置換する割合は10〜100モル%、好ましくは50〜100モル%であり、式(9)のノボラック樹脂の場合、フェノール性水酸基の水素原子を1,2−ナフトキノンジアジドスルホニル基で置換する割合は2〜50モル%、特に3〜27モル%が好ましい。
【0043】
1,2−ナフトキノンジアジドスルホニル基を分子中に有する化合物の添加量は、(A)成分の高分子化合物100部に対して0.2〜18部、好ましくは0.6〜12部である。0.2部より少ないとレジスト材料の解像性が低下することがあり、18部より多いと感度が悪い場合がある。
【0044】
上記成分は、有機溶剤に溶解されて使用されるが、有機溶剤としては、例えばシクロヘキサノン、シクロペンタノン、2−ヘプタノン、3−ヘプタノン、4−ヘプタノン等のケトン類、3−メトキシブタノール、3−メチル−3−メトキシブタノール、1−メトキシ−2−プロパノール、1−エトキシ−2−プロパノール等のアルコール類、プロピレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコール−tert−ブチルエーテルメチルエーテル(1−tert−ブトキシ−2−メトキシエタン)、エチレングリコール−tert−ブチルエーテルエチルエーテル(1−tert−ブトキシ−2−エトキシエタン)などのエーテル類、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、乳酸エチル、ピルビン酸エチル、酢酸ブチル、メチル−3−メトキシプロピオネート、エチル−3−エトキシプロピオネート、酢酸tert−ブチル、プロピオン酸tert−ブチル、β−メトキシイソ酪酸メチルなどのエステル類等が挙げられる。これらの中では、レジスト成分の溶解性、安全性が優れているプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(α型、β型)が好ましく使用される。なお、上記有機溶剤は1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
【0045】
有機溶剤の添加量は、(A)の高分子化合物、(B)の酸発生剤、(C)のベンゾトリアゾール類の合計を100部とした場合、これに対して66〜233部であり、より好ましくは100〜150部である。溶剤の添加量が66部より少ないと、組成物の粘性が高いため塗布性が低下する可能性があり、233部より多いと高厚膜のレジスト膜を形成するのが困難になり、塗布工程を繰り返しても塗布性よく高厚膜のレジスト膜を形成するのが困難になる可能性がある。
【0046】
更に、本発明のレジスト材料には、上記成分以外に任意成分として塗布性を向上させるために慣用されている界面活性剤、基板からの乱反射を少なくするための吸光性材料を添加することができる。なお、任意成分の添加量は、本発明の硬化を妨げない範囲で通常量とすることができる。
【0047】
上記レジスト材料を用いてパターンを形成する方法としては、回転塗布、流延塗布、ロール塗布等の適宜の塗布手段によってレジスト材料を基板上に塗布し、好ましくは90〜150℃、1〜15分加熱する。この場合、基板の種類に特に制限はないが、前述のように本発明の組成物は金属で被覆された箇所のある基板上で高厚膜のパターンを形成する際に特にその効果を発揮する。また、そのレジスト膜厚は6〜100μm、好ましくは20〜100μm、更に好ましくは27〜70μmとすることが望ましく、所望の膜厚を得るために上記のレジスト材料の塗布及び加熱処理を繰り返すことにより、より高厚膜のレジスト被膜を形成することも可能である。次いで所定のマスクパターンを介して波長300nm以上の紫外線を用いて露光する。その際に使用される放射線としては、感放射線性酸発生剤の種類に応じて、例えばi線(波長365nm)、g線(波長436nm)等の紫外線を含む放射線を適宜選択して使用する。また、露光量等の露光条件は本発明組成物の配合組成、各添加剤の種類等に応じて適宜選定される。その後必要に応じて好ましくは50〜130℃、1〜5分間の加熱処理を行い、次いで現像液を用いて現像を行う。この場合、現像液としては、テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド(TMAH)等の有機系アルカリ水溶液や水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、メタホウ酸カリウム等の無機系アルカリ水溶液等を用いることができる。このようにしてポジ型パターンを形成した後、更に基盤上に銅、金、Fe、Ni、Co,等の磁性材料、ハンダ等のメッキを施すことができる。なお、メッキ膜厚は、1〜50μm、特に6〜20μmとすることが好ましい。
【0048】
本発明方法によると、特に金属で被覆された基板上において、300nm以上の紫外線露光により高厚膜のポジ型レジストパターンを形成する際、高感度で高解像性で、しかも耐メッキ性に優れたレジストパターンを安定に形成することができる。
【0049】
【実施例】
以下、合成例、実施例及び比較例を示して本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記例中の部は重量部を示す。
【0050】
[実施例1]
水酸基の20モル%がtert−ブチルオキシカルボニルオキシ基で置換された重量平均分子量15,000、分子量分布1.3のポリヒドロキシスチレン(polym−1)100部、(5−カンファースルホニルオキシイミノ−5H−チオフェン−2−イリデン)−(2−メチルフェニル)アセトニトリル(PAG−1)3部、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール5部、及び下記式(C−1)で表される化合物0.7部、界面活性剤「X−70−093」(信越化学工業(株)製)0.1部をプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート118部に溶解したのち、孔径1μmのメンブランフィルターを用いて濾過し、ポジ型レジスト膜形成用塗布液(レジスト溶液)を調製した。
【0051】
得られたレジスト溶液をスパッタ銅を成膜したシリコンウエーハ上にスピンコートし、ホットプレート上で140℃、300秒間のソフトベークを行い、膜厚27μmのレジスト膜を形成した。次にi線用ステッパー((株)ニコン製、NSR−1755i7ANA=0.5)を用いて露光し、110℃で120秒間のPEB(露光後ベーク)を行った後、2.38重量%のテトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド水溶液で300秒間現像し、次いで純水リンス、乾燥を行い、ポジ型パターンを得た。
【0052】
マスクパターンに従ってレジストパターンが得られた場合を○、現像後、基板付近にレジスト膜が残存し、ボトム部分の分離したパターン形成がなされなかった場合を×、露光領域以外のレジスト膜の未露光部も含めたレジスト膜が残らない場合を××とした。また、得られたレジストパターンのうち、ボトム部が分離しているラインアンドスペースの最小線幅を解像度とした。レジスト材料組成及び評価結果を表1に示す。
【0053】
[実施例2,3]
実施例1において、酸発生剤とその量を表1に示す酸発生剤及び量に代え、かつベンゾトリアゾール化合物とその量を表1に示すベンゾトリアゾール化合物及び量に代え、感光剤の量を表1に示す量に変えた以外は、実施例1と同様にして、ポジ型レジスト膜形成用塗布液を得た。このものについての上記特性を評価した結果を表1に示す。
【0054】
[実施例4]
実施例1において、得られたレジスト溶液をスパッタ銅を成膜したシリコンウエーハ上にスピンコートし、ホットプレート上で140℃、300秒間のソフトベークを行い、膜厚27μmのレジスト膜を形成する工程を2回繰り返し、膜厚70μmのレジスト膜を形成した。次にi線用ステッパー((株)ニコン製、NSR−1755i7ANA=0.5)を用いて露光し、100℃で120秒間のPEB(露光後ベーク)を行った後、2.38重量%のテトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド水溶液で600秒間現像し、次いで、純水リンス、乾燥を行い、ポジ型パターンを得た。このものについて、上記と同様に特性を評価した結果を表1に示す。
【0055】
[比較例1]
実施例1において、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール及び感光剤を除いた以外は、実施例1と同様にしてポジ型レジスト膜形成用塗布液を得た。このものについて、上記と同様に特性を評価した結果を表1に示す。
【0056】
[比較例2]
実施例1において、酸発生剤を表1に示す量のPAG−4に変え、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール及び感光剤を除いた以外は実施例1と同様にしてポジ型レジスト膜形成用塗布液を得た。このものについて、上記と同様に特性を評価した結果を表1に示す。
【0057】
[比較例3]
実施例1において、酸発生剤の量を表1に示すように代え、1−ヒドロキシベンゾトリアゾールを除いた以外は実施例1と同様にしてポジ型レジスト膜形成用塗布液を得た。このものについて、上記と同様に特性を評価した結果を表1に示す。
【0058】
【化20】
【0059】
PAG−1:(5−カンファースルホニルオキシイミノ−5H−チオフェン−2−イリデン)−(2−メチルフェニル)アセトニトリル
PAG−2:(5−(4−メチルフェニル)スルホニルオキシイミノ−5H−チオフェン−2−イリデン)−(2−メチルフェニル)アセトニトリル
PAG−3:4−メトキシ−α−[[[(4−メチルフェニル)スルホニル]オキシ]イミノ]−ベンゼンアセトニトリル
【0060】
【化21】
【0061】
【表1】
注:括弧内は配合量(重量部)を示す。
【0062】
【発明の効果】
本発明の組成物を用いることにより、特に金属で被覆された基板上において、300nm以上の紫外線露光により高厚膜のポジ型レジストパターンを形成する際、高感度で高解像性のレジストパターンを安定に形成することが可能である。
Claims (3)
- (A)下記一般式(1)で示される繰り返し単位を有する高分子化合物のフェノール性水酸基の一部の水素原子が1種又は2種以上の酸不安定基により部分置換され、該酸不安定基の置換割合が式(1)のフェノール性水酸基の水素原子全体の平均0モル%を超え80モル%以下の割合であり、重量平均分子量3,000〜300,000である高分子化合物、
(B)(5−(4−メチルフェニル)スルホニルオキシイミノ−5H−チオフェン−2−イリデン)−(2−メチルフェニル)アセトニトリル、(5−プロピルスルホニルオキシイミノ−5H−チオフェン−2−イリデン)−(2−メチルフェニル)アセトニトリル、(5−カンファースルホニルオキシイミノ−5H−チオフェン−2−イリデン)−(2−メチルフェニル)アセトニトリル、α−(9−カンファースルホニルオキシイミノ)−4−メトキシ−ベンゼンアセトニトリル、α−[[[(4−メチルフェニル)スルホニル]オキシ]イミノ]−ベンゼンアセトニトリル、4−メトキシ−α−[[[(4−メチルフェニル)スルホニル]オキシ]イミノ]−ベンゼンアセトニトリルの中から選択される酸発生剤、(C)下記一般式(2)又は(3)で示されるベンゾトリアゾール類
を含有してなり、(A)の高分子化合物100重量部に対して(B)の酸発生剤を0.6〜19重量部、(C)のベンゾトリアゾール類を0.01〜10重量部含み、組成物中に占める(A),(B),(C)の合計の含有量の割合が30〜60重量%であることを特徴とする波長300nm以上の紫外線を露光光源とするレジスト材料。 - (A)の高分子化合物の酸不安定基が、式(1)のフェノール性水酸基の水素原子全体の平均20モル%を超え30モル%以下の割合であり、重量平均分子量(Mw)/数平均分子量(Mn)で表される分散度が1.0〜1.5であり、(C)がベンゾトリアゾールであり、更に、(D)1,2−ナフトキノンジアジドスルホニル基を分子中に有する化合物を含有することを特徴とする請求項1に記載のレジスト材料。
- (i)基板上に請求項1又は2に記載のレジスト材料を塗布してレジスト膜を形成する工程と、(ii)次いで、加熱処理後、フォトマスクを介して、300nm以上の紫外線で露光する工程と、(iii)必要に応じて加熱処理した後、現像液を用いて現像する工程を含み、(i)の工程で形成したレジスト膜の膜厚が6〜100μmであることを特徴とするパターン形成方法。
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