JP3980880B2 - 携帯電話機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、折り畳みができる携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】
折り畳みの可能な携帯電話機には、二つ折りタイプのものがある。このような携帯電話機は、本体部と折り畳み部とを備えている。本体部には、使用者によって操作される操作部が設けられ、折り畳み部には、本体部に対する操作結果や着信等に基づいて、電話番号や着信に関する情報などを表示する表示部が設けられている。この表示部として、液晶ディスプレイが用いられている。
【0003】
また、前記の折り畳み部または本体部には、着信音や本体部のボタン操作に対応した音などを出力するスピーカが設けられている。このスピーカは、折り畳み部の液晶ディスプレイの上部、下部、裏面などに形成されるスペースや、同じく本体部に形成されるスペースに配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述した携帯電話機には、次のような課題がある。つまり、携帯電話機の小型化や多機能化などに伴って、スピーカを配置するための、折り畳み部または本体部のスペースが制約を受けることになる。特に、携帯電話機の薄型化のために、スピーカのバックキャビティを折り畳み部または本体部に確保することができない。この結果、スピーカからの低音が充分に再生されず、良質な音響再生ができないという課題が、従来の携帯電話機には発生する。
【0005】
この発明は、前記の課題を解決し、良質な音響再生を可能にする携帯電話機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、電話番号を含む情報が入力可能な操作部を備える本体部と、前記本体部からの信号によって情報を表示する表示部を備える折り畳み部と、前記本体部に対して前記折り畳み部を開閉可能に保持するヒンジ部とを備える携帯電話機において、前記ヒンジ部は、前記本体部に設けられた円筒状の嵌合部分を少なくとも1つ備える第1嵌合部と、前記折り畳み部に設けられると共に、前記第1嵌合部とかみ合う円筒状の嵌合部分を備える第2嵌合部と、前記第1嵌合部および前記第2嵌合部にはめ込まれると共に、少なくとも一端が開放され、内部が中空の円筒部と、前記円筒部の開放された部分に設けられると共に、前記本体部からの音信号を変換する第1スピーカとを備えることを特徴とする。
【0007】
請求項2の発明は、電話番号を含む情報が入力可能な操作部を備える本体部と、前記本体部からの信号によって情報を表示する表示部を備える折り畳み部と、前記本体部に対して前記折り畳み部を開閉可能に保持するヒンジ部とを備える携帯電話機において、前記本体部または前記折り畳み部の前記ヒンジ部から延長しかつヒンジ部に並置された延長部に設けた中空円筒状の収納部と、この収納部に嵌めこまれ、少なくとも一端が開放された中空の円筒体と、前記収納部内の円筒体の開放された一端または両端に設けられると共に、前記本体部からの音信号を変換する第1のまたは第1と第2のスピーカとを備えることを特徴とする。
【0008
前記構成によれば、ヒンジ部の中空な円筒部、本体部もしくは折り畳み部の中空な円筒部、または中空な収納部によって、円筒部または収納部にスピーカのバックキャビティが確保される。そして、このバックキャビティによって、低音が充分に再生され、良質な音響再生が可能になる。
【0009
請求項の発明は、請求項1またはに記載の携帯電話機において、前記円筒部の他端が開放され、前記円筒部の開放された他端に設けられると共に、前記本体部からの音信号を変換する第2スピーカを備えることを特徴とする。
【0010
請求項の発明は、請求項に記載の携帯電話機において、前記円筒部は、中空部分を2つに仕切る隔壁を備えていることを特徴とする。
【0011
【発明の実施の形態】
つぎに、この発明の実施の形態1〜9について、図面を参照して詳しく説明する。
【0012
[実施の形態1]
この実施の形態による携帯電話機を図1に示す。図1の携帯電話機は、本体部1、折り畳み部2、ヒンジ部3、および後述するスピーカ4を備えている。
【0013
本体部1は、使用者によって操作される。このために、本体部1の長方形状をしたケース1Aには、発信相手の電話番号を入力するときや、携帯電話機の機能を利用するときなどに操作される各種のボタン1Bが配列されている。この実施の形態では、ボタン1Bが配列された部分が操作部を構成する。
【0014
折り畳み部2は、本体部1に対して開閉が可能である。また、本体部1と同じような長方形状をしたケース2Aには、液晶ディスプレイ2Bが取り付けられている。この実施の形態では、液晶ディスプレイ2Bが表示部を構成する。
【0015
ヒンジ部3は、本体部1に対して折り畳み部2を開閉可能に保持している。ヒンジ部3は、図2に示すように、第1嵌合部として嵌合部3A、円筒部3B、および第2嵌合部として嵌合部3Cを備えている。
【0016
嵌合部3Aは、本体部1のケース1Aの短辺側に設けられている。嵌合部3Aは、円筒部3Bと嵌合する円筒状の嵌合部分3Aを備えている。
【0017
嵌合部3Cは、折り畳み部2のケース2Aの短辺側に設けられている。嵌合部3Cは、円筒部3Bと嵌合する円筒状の嵌合部分3Cを備えている。嵌合部分3Cは、嵌合部3Aの嵌合部分3Aの間に入り込むように、ケース2Aの短辺側に配列されている。また、各嵌合部分3Cの外形は、嵌合部3Aの嵌合部分3Aと同じであるが、嵌合部分3Cの内径は、嵌合部分3Aに比べて小さくなっている。これは、円筒部3Bとの嵌合に際して、後述するように、嵌合部3Cが円筒部3Bから脱落することを防ぐためである。
【0018
また、嵌合部3Cの各嵌合部分3Cは、2つに分割され、図3に示すように、分割部分3C11と、分割部分3C12とで構成されている。分割部分3C11は、ケース2Aのケース部分2Aに形成され、分割部分3C12は、ケース2Aのケース部分2Aに形成されている。この実施の形態では、ケース部分2Aにケース部分2Aを取り付けて、ケース2Aが作られている。嵌合部分3Cを2つに分割したのは、後述するように、各嵌合部分3Cを円筒部3Bに取り付け可能にするためである。
【0019
円筒部3Bは、図4に示すように、円筒状をしたものである。円筒部3Bの表面には、円筒部分3Bと凹部分3Bとが設けられている。円筒部分3Bはヒンジ部3の嵌合部3Aと嵌合し、凹部分3Bはヒンジ部3の嵌合部3Cと嵌合する。つまり、嵌合部3Aの嵌合部分3Aに比べて内径が小さい、嵌合部3Cの嵌合部分3Cと、凹部分3Bとが嵌合し、かつ、各嵌合部分3Cが凹部分3Bの外壁面に沿って回るように、凹部分3Bが嵌合部分3Cと嵌合している。これによって、折り畳み部2のケース2Aが本体部1のケース1Aに対して開閉可能となる。かつ、円筒部3Bの円筒部分3Bと凹部分3Bとで形成される段差によって、嵌合部3Cが円筒部3Bの長手方向に移動することがないので、折り畳み部2のケース2Aが本体部1のケース1Aから離脱するのを防いでいる。
【0020
円筒部3Bの内部は、図5に示すように、中空3B11になっている。そして、円筒部3Bの一端が開放され、他端が閉じられている。開放されている一端の内壁面には、段差3B21が設けられている。また、円筒部3Bには、リード線を通すための配線孔3B22が空けられている。
【0021
円筒部3Bの段差3B21には、先に述べたスピーカ4が取り付けられている。スピーカ4は、超小型のダイナミックスピーカである。スピーカ4には、配線孔3B22を通ったリード線4Aが接続されている。スピーカ4は、リード線4Aを伝わってくる電気信号である音信号を音に変換する。なお、リード線4Aは増幅器(図示を省略)に接続されている。この増幅器は、従来、折り畳み部のスペースに取り付けられていたスピーカに音信号を出力するものである。この実施の形態では、公知の増幅器に対する配線を変更して、この増幅器の出力端子がリード線4Aに接続されている。
【0022
こうした構造の携帯電話機によれば、ヒンジ部3によって、図6に示すように、折り畳み部2のケース2Aが本体部1のケース1Aに対して、矢印100の方向に開閉される。また、本体部1の前記増幅器からリード線4Aを経由して、音信号がスピーカ4に加えられると、スピーカ4は、音信号を音に変換して出力する。このとき、ヒンジ部3の円筒部3Bの内部が中空3B11になっているので、中空3B11がバックキャビティとなって、低音を充分に再生することができる。この結果、この実施の形態によれば、良質な音響再生を可能にする。
【0023
また、この実施の形態によれば、スピーカ4がヒンジ部3の円筒部3Bの一端側に取り付けられているので、折り畳み部2の開閉に影響されること無く、低音を充分に再生することができ、良質な音響再生を可能にする。
【0024
[実施の形態2]
この実施の形態による携帯電話機を図7に示す。図7の携帯電話機は、本体部11、折り畳み部12、ヒンジ部13、円筒部14、およびスピーカ15を備えている。
【0025
本体部11は、使用者によって操作される。このために、本体部11の長方形状のケース11Aには、発信相手の電話番号を入力するときや、携帯電話機の機能を利用するときなどに操作される各種のボタン(図示を省略)が配列されている。また、本体部11の端部、つまりヒンジ部13の外側には、収納部11Bが設けられている。収納部11Bは、本体部11のケース11Aを延長して形成した延長部である。
【0026
折り畳み部12は、本体部11に対して開閉可能である。また、本体部11には、液晶ディスプレイ(図示を省略)が取り付けられている。
【0027
ヒンジ部13は、本体部11に対して折り畳み部12を開閉可能に保持している。
【0028
円筒部14は、ケース11Aの収納部11B内に、かつ、ケース11Aの短辺方向にヒンジ部13と並んで収納されている。円筒部14は、図8に示すように、円筒状をしたものである。円筒部14の内部は中空14Aになっている。そして、円筒部14の一端が開放され、他端が閉じられている。開放されている一端の内壁面には、段差14Bが設けられている。また、円筒部14には、リード線を通すための配線孔14Cが空けられている。
【0029
円筒部14の段差14Bには、スピーカ15が取り付けられている。スピーカ15は、超小型のダイナミックスピーカである。スピーカ15には、配線孔14Cを通ったリード線15Aが接続されている。スピーカ15は、リード線15Aを伝わってくる音信号を音に変換する。なお、リード線15Aは、実施の形態1と同じように公知の増幅器(図示を省略)に接続されている。
【0030
この実施の形態によれば、実施の形態1と同じように、折り畳み部12の開閉に影響されること無く、円筒部14の中空14Aがバックキャビティとなって、低音を充分に再生することができ、良質な音響再生を可能にする。
【0031
[実施の形態3]
この実施の形態では、図9に示すように、実施の形態1に用いられた円筒部3Bの他端が開放されている。そして、開放されている他端の内壁面には、段差3B23が設けられている。円筒部3Bの段差3B23には、実施の形態1と同じスピーカ4が取り付けられている。つまり、この実施の形態では、スピーカ4がステレオ配置されている。スピーカ4には、配線孔3B22を通ったリード線4Aが接続されている。リード線4Aは、実施の形態1と同じような、公知の増幅器(図示を省略)に接続されている。また、携帯電話機がステレオ再生をする機能をもてば、リード線4Aをステレオ用の増幅器に接続し、ステレオ再生をすることも可能である。
【0032
この実施の形態によれば、実施の形態1と同じように、折り畳み部2の開閉に影響されること無く、低音を充分に再生することができ、良質な音響再生を可能にする。
【0033
さらに、この実施の形態によれば、円筒部3Bに2つのスピーカ4が取り付けられているので、大きな出力を得ることができると共に、2つのスピーカの間隔を確保できるので、良質なステレオ再生が可能になる。
【0034
[実施の形態4]
この実施の形態では、図10に示すように、実施の形態2に用いられた円筒部14の他端が開放されている。そして、開放されている他端の内壁面には、段差14Dが設けられている。円筒部14の段差14Dには、実施の形態2と同じスピーカ15が取り付けられている。つまり、この実施の形態では、スピーカ15がステレオ配置されている。スピーカ15には、配線孔14Cを通ったリード線15Aが接続されている。リード線15Aは、実施の形態1と同じような、公知の増幅器(図示を省略)に接続されている。また、携帯電話機がステレオ再生をする機能をもてば、リード線15Aをステレオ用の増幅器に接続し、ステレオ再生をすることも可能である。
【0035
この実施の形態によれば、実施の形態2と同じように、折り畳み部12の開閉に影響されることの無く、低音を充分に再生することができ、良質な音響再生を可能にする。
【0036
さらに、この実施の形態によれば、円筒部14に2つのスピーカ15が取り付けられているので、大きな出力を得ることができると共に、2つのスピーカ15の間隔を確保できるので、良質なステレオ再生が可能になる。
【0037
[実施の形態5]
この実施の形態では、図11に示すように、実施の形態3の円筒部3B(図9)の中空3B11に隔壁3B24を設けている。隔壁3B24は、中空3B11の中央に位置する。そして、隔壁3B24によって、中空3B11が2つに分けられる。また、分けられた中空3B11の部分には、スピーカ4のリード線4Aを通すための配線孔3B22がそれぞれ空けられている。
【0038
この実施の形態によれば、2つのスピーカ4によってステレオ再生をする場合、スピーカ4が設けられている中空3B11が分割されているので、良好なステレオ再生を可能にする。
【0039
[実施の形態6]
この実施の形態では、図12に示すように、実施の形態4の円筒部14(図10)の中空14Aに隔壁14Eを設けている。隔壁14Eは、中空14Aの中央に位置する。そして、隔壁14Eによって、中空14Aが2つに分けられる。また、分けられた中空14Aの部分には、各スピーカ15のリード線15Aを通すための配線孔14Cがそれぞれ空けられている。
【0040
この実施の形態によれば、実施の形態5と同様に、2つのスピーカ15によってステレオ再生をする場合、スピーカ15が設けられている中空14Aが分割されているので、良好なステレオ再生を可能にする。
【0041
[実施の形態7]
この実施の形態では、実施の形態2の収納部11B(図7)を次のようにしている。図13に示すように、この実施の形態の収納部12Aはスピーカ15を収納している。収納部12Aは、本体部11のケース11Aを延長して形成した延長部であり、内部が中空12Aになっている。また、収納部12Aは、ヒンジ部13に隣接し、かつ、ヒンジ部13に対して並んで形成されている。
【0042
収納部12Aの側面12Aには、スピーカ15を入れるための円形の開口12Aが空けられている。開口12Aの内壁には、スピーカ15を固定するための段差12Aが設けられている。また、収納部12Aの仕切り壁12Aには、スピーカ15のリード線15Aを通すための配線孔12Aが空けられている。
【0043
この実施の形態によれば、スピーカ15を収納部12Aに直接取り付けることができる。この結果、円筒部にスピーカを設置する場合に比べて、大きな口径のスピーカ15を収納することができる。
【0044
[実施の形態8]
この実施の形態では、図14に示すように、実施の形態7の収納部12Aの、他方の側面に開口12A11が空けられている。開口12A11の内壁面には、段差12A12が設けられている。段差12A12には、実施の形態7と同じスピーカ15が取り付けられている。つまり、この実施の形態では、スピーカ15がステレオ配置されている。スピーカ15には、配線孔12Aを通ったリード線15Aが接続されている。リード線15Aは、公知の増幅器(図示を省略)に接続されている。また、携帯電話機がステレオ再生をする機能をもてば、リード線15Aをステレオ用の増幅器に接続し、ステレオ再生をすることも可能である。
【0045
この実施の形態によれば、円筒部にスピーカを設置する場合に比べて、大きな口径のスピーカ15を収納することができる。しかも、この実施の形態によれば、2つのスピーカ15が取り付けられているので、大きな出力を得ることができると共に、2つのスピーカ15の間隔を確保できるので、良質なステレオ再生が可能になる。
【0046
[実施の形態9]
この実施の形態では、図15に示すように、実施の形態8の中空12Aに隔壁12A13を設けている。隔壁12A13は、中空12Aの中央に位置する。そして、隔壁12A13によって、中空12Aが2つに分けられる。また、分けられた中空12Aの部分には、スピーカ15のリード線15Aを通すための配線孔12Aがそれぞれ空けられている。
【0047
この実施の形態によれば、2つのスピーカ15によってステレオ再生をする場合、スピーカ15が設けられている中空12Aが分割されているので、良好なステレオ再生を可能にする。
【0048
以上、この発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。たとえば、実施の形態1では、折り畳み部2側に設けられた嵌合部3Cの嵌合部分3Cの内径を小さくし、かつ、ヒンジ部3の円筒部3Bに凹部分3Bを設けたが、この逆でもよい。つまり、本体部1側の嵌合部3Aの嵌合部分3Aの内径を小さくし、かつ、円筒部3Bの円筒部分3Bを凹部としてもよい。
【0049
さらに、実施の形態2では、収納部11Bを本体部11に設けたが、収納部11Bを折り畳み部12に設けてもよい。
【0050
また、実施の形態2および実施の形態7〜9では、収納部11Bや収納部12Aの形状を工夫することによって、さらに大きなバックキャビティの確保や、より大きい口径のスピーカの配置も可能となる。
【0051
【発明の効果】
以上、説明したように、請求項1、の発明によれば、ヒンジ部の中空な円筒部、または、本体部もしくは折り畳み部の中空な円筒部によって、円筒部または収納部にスピーカのバックキャビティが確保され、低音が充分に再生され、良質な音響再生を可能にする。また、円筒部がヒンジ部またはその近傍に形成されているので、折り畳み部を本体部に折り畳んだ状態でも、良質な音を出力することができる。
【0052
特に請求項2の発明によれば、中空な収納部によって、収納部にバックキャビティが確保されるので、前記の発明と同様に、低音が充分に再生され、良質な音響再生を可能にする。
【0053
請求項3、4の発明によれば、円筒部または収納部が2つのスピーカを備えるので、大きな出力を得ることができると共に、2つのスピーカの間隔を確保できる。これによって、良質なステレオ再生が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による携帯電話機を示す正面図である。
【図2】ヒンジ部の構成を説明する説明図である。
【図3】嵌合部の嵌合部分の構成を説明する説明図である。
【図4】ヒンジ部の円筒部を示す斜視図である。
【図5】ヒンジ部の円筒部の断面を示す断面図である。
【図6】折り畳み部の開閉を示す側面図である。
【図7】この発明の実施の形態2による携帯電話機を示す図であり、(a)が正面図であり、(b)が側面図である。
【図8】実施の形態2に用いられる円筒部を示す断面図である。
【図9】この発明の実施の形態3に用いられる円筒部を示す断面図である。
【図10】この発明の実施の形態4に用いられる円筒部を示す断面図である。
【図11】この発明の実施の形態5に用いられる円筒部を示す断面図である。
【図12】この発明の実施の形態6に用いられる円筒部を示す断面図である。
【図13】この発明の実施の形態7の収納部を示す部分断面図である。
【図14】この発明の実施の形態8の収納部を示す部分断面図である。
【図15】この発明の実施の形態9の収納部を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 本体部
1A ケース
1B ボタン
2 折り畳み部
2A ケース
2A、2A ケース部分
2B 液晶ディスプレイ
3 ヒンジ部
3A、3C 嵌合部
3A、3C 嵌合部分
3B 円筒部
3B 円筒部分
3B 凹部分
3B11 中空
3B21、3B23 段差
3B22 配線孔
3B24 隔壁
3C11、3C12 分割部分
4 スピーカ
4A リード線
11 本体部
11A ケース
11B 収納部
12 折り畳み部
12A 収納部
12A 中空
12A 側面
12A、12A11 開口
12A、12A12 段差
12A 仕切り壁
12A 配線孔
12A13 隔壁
13 ヒンジ部
14 円筒部
14A 中空
14B、14D 段差
14C 配線孔
14E 隔壁
15 スピーカ
15A リード線

Claims (4)

  1. 電話番号を含む情報が入力可能な操作部を備える本体部と、前記本体部からの信号によって情報を表示する表示部を備える折り畳み部と、前記本体部に対して前記折り畳み部を開閉可能に保持するヒンジ部とを備える携帯電話機において、
    前記ヒンジ部は、
    前記本体部に設けられた円筒状の嵌合部分を少なくとも1つ備える第1嵌合部と、
    前記折り畳み部に設けられると共に、前記第1嵌合部とかみ合う円筒状の嵌合部分を備える第2嵌合部と、
    前記第1嵌合部および前記第2嵌合部に嵌め込まれると共に、少なくとも一端が開放され、内部が中空の円筒部と、
    前記円筒部の開放された部分に設けられると共に、前記本体部からの音信号を変換する第1スピーカとを備えることを特徴とする携帯電話機。
  2. 電話番号を含む情報が入力可能な操作部を備える本体部と、前記本体部からの信号によって情報を表示する表示部を備える折り畳み部と、前記本体部に対して前記折り畳み部を開閉可能に保持するヒンジ部とを備える携帯電話機において、
    前記本体部または前記折り畳み部の前記ヒンジ部から延長しかつヒンジ部に並置された延長部に設けた中空円筒状の収納部と、
    この収納部に嵌めこまれ、少なくとも一端が開放された中空の円筒体と、
    前記収納部内の円筒体の開放された一端または両端に設けられると共に、前記本体部からの音信号を変換する第1のまたは第1と第2のスピーカとを備えることを特徴とする携帯電話機。
  3. 前記円筒部の他端が開放され、
    前記円筒部の開放された他端に設けられると共に、前記本体部からの音信号を変換する第2スピーカを備えることを特徴とする請求項1またはに記載の携帯電話機。
  4. 前記円筒部は、中空部分を2つに仕切る隔壁を備えることを特徴とする請求項に記載の携帯電話機。
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