JP3978054B2 - パレット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パレットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から側面にフォーク挿入孔部が開口する合成樹脂製のパレットが知られている。
【0003】
このパレットのフォーク挿入孔部にフォーク挿入孔部の側面開口端部からフォークリフトのフォークを挿入してパレットを持ち上げたり、持ち上げた状態で搬送したりするものである。
【0004】
しかしながら、フォーク挿入孔部の側面開口端部からフォークを挿入する際、フォーク挿入孔部の側面開口端部の上側、つまり、パレットの表面部のフォーク挿入孔部に対応する部分の側面開口端部付近にフォークの先端が衝突しやすく、この部分が損傷しやすいという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発明したものであって、簡単な構成で表面部のフォーク挿入孔部に対応する部分の側面開口端部付近の強度を向上させてフォークの先端部が当っても損傷し難いパレットを提供することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のパレットは、表面部4と、裏面部9と、表面部4と裏面部9の隅同士を連結する4個の隅の筒状桁11と、表面部4と裏面部9との周囲の中間部同士を連結する4個の中間の筒状桁11と、表面部4と裏面部9との中央部同士を連結する1個の中央部の筒状桁11とを備え、筒状桁11間にフォーク挿入孔部1を井の字状に形成し且つ裏面部9のフォーク挿入孔部1が交差する部分に下開口部12を設けた射出成形による合成樹脂の一体成形により成形した片面使用の四方差しパレット2において、多数の表面リブ3を備えたパレット2の表面部4のフォーク挿入孔部1に対応する部分の側面開口端部6付近におけるフォーク挿入方向と直交する表面リブ3を表面部4の他の表面リブ3よりも肉厚の厚い厚肉表面リブ3aとし、パレット2の表面部4の上記厚肉表面リブ3aの内側の部分に孔14を形成し、パレット2の裏面部9のフォーク挿入孔部1に対応する部分を両側の筒状桁のフォーク挿入方向における巾の略中央部間に架設するように形成すると共に、該レット2の裏面部9のフォーク挿入孔部1に対応する部分を上記厚肉表面リブ3aの内側の部分に形成した孔14の下方位置に位置させ、このパレット2の裏面部9のフォーク挿入孔部1に対応する部分にフォーク挿入方向と直交する裏面リブ10を形成し、該パレット2の裏面部9のフォーク挿入孔部1に対応する部分の側面開口端部6付近におけるフォーク挿入方向と直交する裏面リブ10を表面部の端部の厚肉表面リブ3a以外の表面リブ3よりも厚肉に形成して成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、フォーク挿入孔部1の側面開口端部6からフォークリフトのフォークを挿入する際に、フォークの先端が側面開口端部6の上側、つまり、パレット2の表面部4のフォーク挿入孔部1に対応する部分の側面開口端部6付近に当たっても、厚肉表面リブ3aによりこの部分の補強をしているので、側面開口端部6付近の補強ができ、また、フォークの先端が側面開口端部6の下側、つまり、パレット2の裏面部9のフォーク挿入孔部1に対応する部分の側面開口端部6付近に当たっても、厚肉となった裏面リブ10によりこの部分の補強をしているので、側面開口端部6付近の補強ができるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明を以下添付図面に示す実施形態に基づいて詳述する。
【0014】
パレット2は合成樹脂によって一体に射出成形してあり、表面部4と裏面部9とが、表面部4と裏面部9の隅部同士を連結する4個の隅の筒状桁11と、表面部4と裏面部9との周囲の中間部同士を連結する4個の中間の筒状桁11と、表面部4と裏面部9の中央部同士を連結する1個の中央部の筒状桁11により連結してある。このように、表面部4と裏面部9とを4個の隅の筒状桁11と、4個の中間の筒状桁11と、1個の中央部の筒状桁11とにより一体に連結することで、上記の筒状桁11間にフォーク挿入孔部1が井の字状に形成された四方差しパレット2を構成している。また、図2、図6に示すように、パレット2には裏面部9の井の字状をしたフォーク挿入孔部1の交差する部分に下開口部12が形成してある。
【0015】
図2に示すように、表面部4には表面リブ3が平面視で縦方向、横方向に多数一体に形成してあって、表面部4全体の補強をおこなっている。このように表面部4には多数の表面リブ3が一体に形成してあるが、この多数の表面リブ3のうち、表面部4のフォーク挿入孔部1に対応する部分の側面開口端部6付近におけるフォーク挿入方向と直交する表面リブ3を表面部4の他の表面リブ3よりも厚みの厚い厚肉表面リブ3aとなっている。
【0016】
すなわち、図2,図3、図7、図8に示すように表面部4の最外端のフォーク挿入孔部1の側面開口端部6に対応する部分に設けた表面リブ3が表面部4よりも上方に突出していて最外端表面リブ7となっており、また、表面部4の最外端の最外端表面リブ7よりも内側にやや引き込んだ位置においてフォーク挿入方向と直交する表面部4よりも下方に垂設する表面リブ3が側端部表面リブ8となっており、上記最外端表面リブ7と側端部表面リブ8が厚肉表面リブ3aとなっている。
【0017】
ここで、図2に示すように、表面部4の最外端のフォーク挿入孔部1の側面開口端部6に対応する部分に設けた表面リブ3が表面部4よりも上方及び下方に突出していて最外端表面リブ7となっていてもよいものである。
【0018】
また、パレット2の裏面部9のフォーク挿入孔部1に対応する部分の側面開口端部6付近におけるフォーク挿入方向と直交する裏面リブ10は表面部4の端部の厚肉表面リブ3a以外の表面リブ3よりも厚肉に形成してある。
【0019】
ここで、一例を挙げると、図7に示す実施形態においては、表面部4に設けた最外端表面リブ7、側端部表面リブ8を除く他の表面リブ3はすべて肉厚が5mmである。そして、厚肉表面リブ3aである最外端表面リブ7は肉厚が8mm、側端部表面リブ8は肉厚が7mmであって、いずれも他の表面リブ3(肉厚が5mm)よりも厚肉となっている。また、裏面部9のフォーク挿入孔部1に対応する部分の側面開口端部6付近におけるフォーク挿入方向と直交する裏面リブ10は肉厚が8mmであって、表面リブ3のうち厚肉表面リブ3a以外の表面リブ3よりも厚肉となっている。
【0020】
また、図3に示す実施形態では表面部4に設けた最外端表面リブ7、側端部表面リブ8を除く他の表面リブ3はすべて肉厚が5mmである。そして、厚肉表面リブ3aである最外端表面リブ7は上方に突出した部分の肉厚が8mmで且つ下方に突出した部分の下端の肉厚が6mm、側端部表面リブ8は肉厚が7mmであり、いずれも他の表面リブ3(肉厚が5mm)よりも厚肉となっている。この実施形態においても、裏面部9のフォーク挿入孔部1に対応する部分の側面開口端部6付近におけるフォーク挿入方向と直交する裏面リブ10は肉厚が8mmであって、表面リブ3のうち厚肉表面リブ3a以外の表面リブ3よりも厚肉となっている。
【0021】
表面部4のフォーク挿入孔部1に対応する部分の側面開口端部6付近においてフォーク挿入方向と平行な表面リブ3の側面開口端部6側の端部は図3や図7のようにフォーク挿入孔部1の奥側に向かう程下となるように斜めに傾斜させた傾斜部25となっている。
【0022】
しかして、上記のような構成のパレット2は表面部4に載置物を載置して、あるいは載置物を載置しない状態(空の状態)で、フォーク挿入孔部1にフォークリフトのフォークを挿入してパレット2を持ち上げたり、あるいはパレット2を持ち上げた状態で搬送するものである。
【0023】
この場合、フォーク挿入孔部1の側面開口端部6からフォークを挿入する際、フォーク挿入孔部1の側面開口端部6の上側、つまり、パレット2の表面部4のフォーク挿入孔部1に対応する部分の側面開口端部6付近にフォークの先端が当たることがあるが、この場合、上記のように多数の表面リブ3を備えたパレット2の表面部4のフォーク挿入孔部1に対応する部分の側面開口端部6付近におけるフォーク挿入方向と直交する表面リブ3を表面部4の他の表面リブ3よりも肉厚の厚い厚肉表面リブ3aとしてあるので、厚肉表面リブ3aにより表面部4のフォーク挿入孔部1に対応する部分の側面開口端部6付近の強度を補強し、この部分にフォークの先端が当たっても破損しないようにできるものである。また、図3、図7に示す実施形態においては、フォーク挿入方向に複数列の厚肉表面リブ3a(実施例では最外端表面リブ7と側端部表面リブ8との2列)により表面部4のフォーク挿入孔部1に対応する部分の側面開口端部6付近を補強するので、より補強強度が増すものであって、フォークの挿入の際に表面部4のフォーク挿入孔部1に対応する部分の側面開口端部6付近が破損しないようにできるものである。
【0024】
ここで、図3、図7のように表面部4のフォーク挿入孔部1に対応する部分の側面開口端部6付近においてフォーク挿入方向と平行な表面リブ3の側面開口端部6側の端部を傾斜部25とすることで、フォークをフォーク挿入孔部1の側面開口端部6から挿入した際にフォークの先端がフォーク挿入孔部1の側面開口端部6の上側の部位に当たった際に、フォークの先端が傾斜部25に沿ってフォーク挿入孔部1の奥側に向けてガイドさせることができて、いっそう表面部4のフォーク挿入孔部1に対応する部分の側面開口端部6付近が破損しないようにできるものである。
【0025】
また、フォーク挿入孔部1の側面開口端部6からフォークを挿入する際にパレット2の裏面部9のフォーク挿入孔部1に対応する部分の側面開口端部6の下側の部位に当たることがあるが、このような場合は、パレット2の裏面部9のフォーク挿入孔部1に対応する部分の側面開口端部6付近におけるフォーク挿入方向と直交する裏面リブ10を表面部の端部の厚肉表面リブ3a以外の表面リブ3よりも厚肉に形成してあるので、フォークの挿入の際に裏面部9のフォーク挿入孔部1に対応する部分の側面開口端部6付近が破損しないようにできるものである。
【0026】
表面部4の最外端において上方に突出した厚肉表面リブ3aを構成する最外端表面リブ7は少なくともフォーク挿入孔部1の側面開口端部6に対応する部分にのみ設ける必要があるが、図1のように表面部4の全外周端にわたって形成してもよい。この場合には表面部4の外周端の補強効果がより向上するものである。
【0027】
ところで、表面部4の最外端に表面部4よりも上方に突出して設けた厚肉表面リブ3aを構成する最外端表面リブ7は上記のように肉厚とすることでフォークの先端が当たった際の破損防止の役目をするだけでなく、パレット2の表面部4上に下敷きシート13を敷設する場合(つまり下敷きシート13を載置してその上に載置物を載置する場合、)には上方に突出した最外端表面リブ7により下敷きシートの位置決めができ、また、表面部4に直接載置物を載置する場合には最外端表面リブ7により載置物がパレット2からずり落ちるのが防止できるものである。
【0028】
下敷きシート13をパレット2の表面に敷く場合、図9、図10に示すように、下敷きシート13は表面部4の上面に取り外し自在に載置するものであり、下敷きシート13の側端部を表面部4の最外端において上方に突出する最外端表面リブ7の内側面に近接対向させ(シート13の側端部を最外端表面リブ7の内側面に当接又はごく僅かな隙間を介して対向させる)て位置決めして下敷きシート13がパレット2の外側方にはみ出さないようにし、下敷きシート13の上面と最外端表面リブ7の上面とを略面一とするものである。この場合、下敷きシート18の上面と上向き突部16の上面とを略面一とするものである。下敷きシート18としては硬質のものでも軟質のものでもよく、軟質と硬質とを積層することで緩衝効果を発揮するものであってもよい。
【0029】
上記のように表面部4の上面に下敷きシート13を敷いたパレット2は電化製品等のような載置物を製造ラインで組み立て製造する際、組み立て製造ラインに流し、このパレット2の上に敷いた下敷きシート13上で直接載置物の組み立て製造を行うものである。
【0030】
すなわち、合成樹脂製のパレット2においては、パレット2の軽量合成樹脂材料を削減するため、表面部4には多数の孔14が形成してあり、このように多数の孔14を形成したパレット2の上面では孔14が支障となって載置物の組み立てができないので、通常は組み立て製造ライン(コンベア)上に上面が平坦となった作業台を流し、この上面が平坦となった作業台上で載置物の組み立て作業を行い。組み立て製造ラインで載置物の組み立てが完了した後、作業台からパレット2上に載置物を載せ変えてパレット2を搬送するのが一般的であったが、本実施形態においては、孔が空いていない下敷きシート13を敷くことでパレット2に特有な孔14を覆い、パレット2の上面に敷いた下敷きシート13上で載置物を直接組み立て製造することが可能となったものである。
【0031】
そして、上記のように載置物の組み立て製造ラインにおいてパレット2の上面に敷いた下敷きシート13上で載置物を直接組み立て製造した後はそのままパレット2に組み立てた載置物を載せた状態で目的の場所まで搬送することができ、目的の場所で載置物をパレット2から降ろす場合は、図10に示すように断面直角三角形状をしたスロープ部材15をパレット2の側面に位置させ(断面直角三角形状のスロープ部材15の高さはパレット2の下面から最外端表面リブ7の上端面までの高さと同じである)、パレット2の上面に敷いた下敷きシート13上を横に滑らせてスロープ部材15を介して降ろすものであり、この場合、パレット2の最外端に上方に突出する最外端表面リブ7があるといえども下敷きシート13の上面と最外端表面リブ7の上面とが略面一であるため、載置物を最外端表面リブ7に邪魔されることなく横方向に滑らせて降ろすことが可能となるものである。この場合、組み立て形成した載置物17が電化製品等のように下面部にキャスタ16を有するものの場合にはキャスタ16が下敷きシート13上を滑りながら下敷きシート13の上面とほぼ面一の最外端表面リブ7の上面を経てスロープ部材15の傾斜した上面を滑ってよりいっそうスムーズにパレット2から降ろすことができるものである。
【0032】
もちろん、下敷きシート13は取り外し自在なので、下敷きシート13を取り外した状態では、パレット2上に載置物を載置して載置物の横方向へのずり落ちを防止するようにする使用形態とすることができるものである。
【0035】
なお、上記実施形態では表面部4の最外端に上方に突出する最外端表面リブ7を設けた例で説明したが、最外端表面リブ7を設けることなく、表面部4の端部付近においてフォーク挿入方向と直交する厚肉表面リブ3aを表面部4よりも下方に突出形成してもよいものである。この場合、表面部4よりも下方に突出形成する厚肉表面リブ3aは表面部4の最外端において下方に突出形成して設けてもよく、あるいは表面部4の最外端よりもやや内側に引き込んだ位置において下方に突出形成して設けてもよく、また、フォーク挿入方向と直交する下方に突出する厚肉表面リブ3aを複数列形成してもよい。
【0036】
このように厚肉表面リブ3aを表面部4よりも下方に垂設するものとすることで、側端面開口部6付近を補強する厚肉表面リブ3aがパレット2の表面部4の上に載置物を載置する際の邪魔にならないものである。
【0037】
【発明の効果】
本発明にあっては、上述のように、表面部と、裏面部と、表面部と裏面部の隅同士を連結する4個の隅の筒状桁と、表面部と裏面部との周囲の中間部同士を連結する4個の中間の筒状桁と、表面部と裏面部との中央部同士を連結する1個の中央部の筒状桁とを備え、筒状桁間にフォーク挿入孔部を井の字状に形成し且つ裏面部のフォーク挿入孔部が交差する部分に下開口部を設けた射出成形による合成樹脂の一体成形により成形した片面使用の四方差しパレットにおいて、多数の表面リブを備えたパレットの表面部のフォーク挿入孔部に対応する部分の側面開口端部付近におけるフォーク挿入方向と直交する表面リブを表面部の他の表面リブよりも肉厚の厚い厚肉表面リブとし、パレットの表面部の上記厚肉表面リブの内側の部分に孔を形成し、パレットの裏面部のフォーク挿入孔部に対応する部分を両側の筒状桁のフォーク挿入方向における巾の略中央部間に架設するように形成すると共に、該レットの裏面部のフォーク挿入孔部に対応する部分を上記厚肉表面リブの内側の部分に形成した孔の下方位置に位置させ、このパレットの裏面部のフォーク挿入孔部に対応する部分にフォーク挿入方向と直交する裏面リブを形成し、該パレットの裏面部のフォーク挿入孔部に対応する部分の側面開口端部付近におけるフォーク挿入方向と直交する裏面リブを表面部の端部の厚肉表面リブ以外の表面リブよりも厚肉に形成してあるので、フォーク挿入孔部の側面開口端部からフォークリフトのフォークを挿入する際に、フォークの先端が側面開口端部の上側、つまり、パレットの表面部のフォーク挿入孔部に対応する部分の側面開口端部付近に当たっても、厚肉表面リブによりこの部分の補強をしているので、側面開口端部付近の補強ができ、この部分の破損を防止できるものであり、また、フォークの先端が側面開口端部の下側、つまり、パレットの裏面部のフォーク挿入孔部に対応する部分の側面開口端部付近に当たっても、厚肉となった裏面リブによりこの部分の補強をしているので、簡単な構成で側面開口端部付近の補強ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパレットの平面図である。
【図2】同上の図1のX−X線の断面図である。
【図3】同上の要部拡大断面図である。
【図4】同上の正面図である。
【図5】同上の側面図である。
【図6】同上の底面図である。
【図7】同上の図1のX−X線の他の実施形態の断面図である。
【図8】同上の要部拡大断面図である。
【図9】同上の下敷きシートを敷いた実施例の断面図である。
【図10】同上の載置物を降ろす例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 フォーク挿入孔部
2 パレット
3 表面リブ
3a 厚肉表面リブ
4 表面部
5 フォーク挿入孔部
6 側面開口端部
7 最外端表面リブ
8 側端部表面リブ
9 裏面部
10 裏面リブ
13 下敷きシート

Claims (1)

  1. 表面部と、裏面部と、表面部と裏面部の隅同士を連結する4個の隅の筒状桁と、表面部と裏面部との周囲の中間部同士を連結する4個の中間の筒状桁と、表面部と裏面部との中央部同士を連結する1個の中央部の筒状桁とを備え、筒状桁間にフォーク挿入孔部を井の字状に形成し且つ裏面部のフォーク挿入孔部が交差する部分に下開口部を設けた射出成形による合成樹脂の一体成形により成形した片面使用の四方差しパレットにおいて、多数の表面リブを備えたパレットの表面部のフォーク挿入孔部に対応する部分の側面開口端部付近におけるフォーク挿入方向と直交する表面リブを表面部の他の表面リブよりも肉厚の厚い厚肉表面リブとし、パレットの表面部の上記厚肉表面リブの内側の部分に孔を形成し、パレットの裏面部のフォーク挿入孔部に対応する部分を両側の筒状桁のフォーク挿入方向における巾の略中央部間に架設するように形成すると共に、該パレットの裏面部のフォーク挿入孔部に対応する部分を上記厚肉表面リブの内側の部分に形成した孔の下方位置に位置させ、このパレットの裏面部のフォーク挿入孔部に対応する部分にフォーク挿入方向と直交する裏面リブを形成し、該パレットの裏面部のフォーク挿入孔部に対応する部分の側面開口端部付近におけるフォーク挿入方向と直交する裏面リブを表面部の端部の厚肉表面リブ以外の表面リブよりも厚肉に形成して成ることを特徴とするパレット。
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