JP3977133B2 - 伸縮型携帯プリンタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、伸縮型携帯プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェットプリンタでは、一般に、A4サイズ以上の大きさの用紙に印字できるように構成されているため嵩高く重量もあり、持ち運びには不便であり、不使用時には、広いスペースを占有してしまうことが多い。そこで、印字領域を主走査方向に拡大・縮小できるようにした携帯型の画像出力装置が、例えば、特開平10−230662号公報に提案されている。
【0003】
この画像出力装置は、装置全体およびキャリッジを主走査方向に案内するガイド軸を入れ子式の伸縮ロッドで形成し、そのガイド軸に、キャリッジのガイド軸受けを、磁気力および/または静電気力の反発力により非接触状態で支持させるように構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような画像出力装置は、入れ子式のガイド軸を用いているため、最大に引き出した時のガイド軸部同士の重なり部分が小さくなり、使用時に充分な強度が得られず、腰折れしやすいという難点がある。
【0005】
また、入れ子式の段差の影響を受けないようにするために、ガイド軸に対して、キャリッジを非接触状態に支持させていることから、装置全体に対する外からの衝撃力や、キャリッジの駆動源からの振動等を受けた時の影響が大きく、キャリッジにガイド軸の軸心を中心とする上記隙間分の振動が生じ、画像品位が低下するという点もある。
【0006】
本発明は、このような実情に鑑みてなされ、伸縮量を大きく設定することができ、かつ、使用時に筺体に対する左右の外装部の連結強度を高く得られる伸縮型携帯プリンタを提供することを目的とする。
【0007】
また、このような伸縮型携帯プリンタにあっては、上述したように、キャリッジの案内部材に段差を設けることなく、キャリッジ駆動モータ等からの振動の影響が少ない構成にするのが望ましい。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の課題を解決するための手段を、以下のように構成している。
【0009】
(1)筺体と、該筺体の両側に伸縮自在に設けられる左右の外装部と、からなる伸縮自在なケーシング内に、主走査方向に往復移動するキャリッジに搭載した印字ヘッドから用紙に対してインクを吐出して印字をおこなう印字部と、前記用紙を副走査方向に送り移動させる用紙搬送部と、を具備した伸縮型携帯プリンタにおいて、
前記左右の外装部は、ラックとピニオン機構により、前記筺体に対して、左右均等に伸縮自在となるように連結され、前記筺体内に設けた、前記左右の外装部を前記筺体に対して収縮させた時に前記印字ヘッドを密封するキャップと、前記左右の外装部のいずれか一方に配設されているラックに設けた、前記左右の外装部を前記筺体に対して収縮させた時に前記キャップを前記印字ヘッドに対して密封状態に押し付ける押し上げ部材と、を備えることを特徴とする
したがって、この構成においては、印字ヘッドを密封するためのキャップを、筺体内に設けたことで、不使用時に印字ヘッドをキャッピングするための構成を容易に形成することができ、左右の外装部のいずれか一方に配設したラックに押し上げ部材を設けたことで、左右の外装部を前記筺体に対して収縮させた時に、その押し上げ部材によって、キャップを、印字ヘッドに対して押し付け密封することができる。
【0010】
この構成においては、左右の外装部が、ラックとピニオン機構により、筺体に対して、左右均等に伸縮自在となるように連結されているので、ケーシングの伸縮操作が容易で使い勝手が向上し、使用時には高い連結強度を得ることができる。
【0011】
また、ラックとピニオン機構の採用により、ケーシングの伸縮量を大に設定することができ、使用時には、大きなサイズ用紙への印字を可能とし、不使用時には、コンパクトに収縮することができる。
【0012】
(2)前記ラックとピニオン機構は、前記左右の外装部に設けたラックが、前記筺体に設けたピニオンの上下に噛み合うことにより構成されることを特徴とする。
【0013】
この構成においては、左右の外装部に設けたラックを、筺体に設けたピニオンの上下に噛み合わせることで、左右のラックを、ピニオンを基準として、左右均等に移動させることができる。従って、両外装部を、筺体を基準として、左右均等に伸縮させることができる構成を簡易に形成することができる。
【0014】
(3)前記ラックとピニオン機構は、前記伸縮自在なケーシングの前面と後面、および底面、に設けられることを特徴とする。
【0015】
この構成においては、ラックとピニオン機構を、伸縮自在なケーシングの前面と後面、および底面、に設けることで、ケーシングの連結強度を立体的に向上させることができ、使用時に安定した印字が可能となり、耐久性も向上する。
【0016】
(4)前記筺体の下部に、前記用紙を搬送するためのプラテンを保持する台板を配設し、該台板を、前記ラックとピニオン機構により、前記左右の外装部と、連結したことを特徴とする。
【0017】
この構成においては、筺体の下部に配設した台板を、ラックとピニオン機構により、左右の外装部と連結したことで、筺体下部のプラテン周辺の連結強度を向上させることができる。
【0018】
(5)前記台板には、前記左右の外装部に連結された補助プラテンを出入り自在に収納したことを特徴とする。
【0019】
この構成においては、台板に、補助プラテンを出入り自在に収納したことで、左右の外装部を両側に引き出した時に、プラテンでは不足する用紙の両側部分を、補助プラテンで受けることができる。
【0020】
(6)前記筺体内には、前記左右の外装部の伸縮動作によって主走査方向に移動するスライドレールが配設され、該スライドレールには、前記キャリッジを主走査方向に案内支持する段差のない単一のキャリッジ走査軸が架設されていることを特徴とする。
【0021】
この構成においては、キャリッジが、段差のない単一のキャリッジ走査軸に案内支持されることで、キャリッジ自体の移動動作が安定すると共に、駆動源等からの振動に対する影響も少なくなり、印字動作が安定化する。
【0022】
また、キャリッジ走査軸に沿って主走査方向に移動するキャリッジ自体の移動動作に、スライドレールの主走査方向への移動が加算されることで、用紙に対するキャリッジの主走査方向への移動範囲が拡大され、広い印字幅を確保することができる。
【0023】
(7)前記スライドレールは、第1のワイヤーを介して、キャリッジ駆動モータによって回転駆動される第1のワイヤー駆動プーリと、伝動連結され、かつ、前記キャリッジは、第2のワイヤーを介して、前記キャリッジ駆動モータによって回転駆動される第2のワイヤー駆動プーリと、伝動連結されていることを特徴とする。
【0024】
この構成においては、キャリッジ駆動モータを回転駆動させることで、第1のワイヤーを介して、スライドレールを移動させることができ、かつ、第2のワイヤーを介して、そのスライドレール8に架設したキャリッジ走査軸に案内支持されているキャリッジを移動させることができる。つまり、単一の駆動源で、キャリッジを、キャリッジ走査軸にスライドレールの移動範囲を含めた幅の広い主走査方向の移動範囲に移動させることができる。
【0025】
(8)前記第1のワイヤー駆動プーリと、前記第2のワイヤー駆動プーリと、は同一軸心上に組付けられ、かつ、前記第1のワイヤー駆動プーリの直径と、前記第2のワイヤー駆動プーリの直径は、2:1の比率に設定されていることを特徴とする。
【0026】
この構成においては、第1のワイヤー駆動プーリと、前記第2のワイヤー駆動プーリと、を同一軸心上に組み付けられていることで、キャリッジ駆動モータからの両プーリへの駆動力伝達のための構成を簡素化することができる。
【0027】
また、第1のワイヤー駆動プーリの直径と、第2のワイヤー駆動プーリの直径を、2:1の比率に設定したことで、キャリッジのスライドレールに対する移動速度が、スライドレールの移動速度の1/2になるため、キャリッジの移動動作がスムーズになり、また、その位置制御を精度よくおこなえるので、良好な印字品位が得られる。
【0028】
(9)前記左右の外装部を、前記筺体に対して収縮させた時には、前記キャリッジは、前記筺体の中央部に配置されることを特徴とする。
【0029】
この構成においては、両外装部の収縮時に、キャリッジが筺体の中央部に配置されるので、その筺体に搭載される印刷部と、用紙搬送部と、を、中央部に集約したコンパクトな構成が可能となる。
【0034】
(12)前記筺体の前面に設けた排紙口の上部には、断面形状が凹状に形成された受け溝が横設され、該受け溝に、前記左右の外装部に設けた嵌挿部材を摺動自在に嵌挿させることにより、前記キャリッジの排紙側部分を摺動自在に乗載させるガイドレールを形成したことを特徴とする。
【0035】
この構成においては、筺体の排紙口の上部に横設された受け溝に、前記左右の外装部に設けた嵌挿部材を摺動自在に嵌挿させて形成した伸縮自在なガイドレールに、キャリッジの排紙側部分を摺動自在に乗載させるので、ケーシングを伸長させた使用時と、縮小した収納時の双方において、キャリッジの排紙側部分を安定に保持することができる。
【0036】
(13)前記筺体の下面には、摩擦係数の大きい弾性部材を貼着し、前記左右の外装部の下面には、摩擦係数の低い台部材を設けたことを特徴とする。
【0037】
この構成においては、筺体が摩擦力の大きい弾性部材を介して支持されることで、その載置状態が安定し、かつ、外部からの衝撃を吸収することもでき、印字動作が安定すると共に、ケーシングを伸縮させる際には、筺体を中心として、摩擦抵抗の少ない左右の外装部を操作性よく伸縮動作させることができる。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態に係る伸縮型携帯プリンタについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0039】
図1(a)(b)は伸縮型携帯プリンタ(以下、プリンタという)の伸縮状態を示す斜視図、図2(a)(b)はプリンタの縦断正面図、図3(a)(b)はラックとピニオン機構の動作説明図、図4はプリンタの縦断右側面図である。これらの図に示すように、このプリンタは、左右方向に伸縮可能な箱型形状をなし、筺体1と、その筺体1に対して左右均等に伸縮自在となるように設けられる左右の外装部2,3と、からなる伸縮自在なケーシング内に、主走査方向に往復移動するキャリッジ10に搭載したインクヘッド(印字ヘッド)11から用紙に対してインクを吐出して印字をおこなう印字部と、前記用紙を副走査方向に送り移動させる用紙搬送部と、を具備している。
【0040】
その使用時には、図1(b)に示すような拡大状態(最大の記録媒体サイズ印字時サイズ)となり、不使用時には、図1(a)に示すような縮小状態(収納時の最小サイズ)となる。また、縮小状態は、図2(a),図3(a)に、拡大状態は、図2(b),図3(b)にも示される。なお、図1(a)(b)にて、4は筺体1の中央帯、5は電源ON表示用LED、6は台板であり、図2(a)(b)にて、7は、筺体1に固定されたフレーム、8はスライドレール、9は段差のない単一のキャリッジ走査軸、10はキャリッジ、11はインクヘッド(印字ヘッド)、12は用紙フィードローラ、20は台板6の上に形成されたプラテン、28は、台板6内に出入り自在に収納されるプラテン補助板である。
【0041】
また、図3(a)(b)にて、13は、右外装2の前面側に主走査方向に固定された右外装前ラックギヤ、14は、左外装3の前面側に主走査方向に固定された左外装前ラックギヤ、15は、筺体1の前面側中央部に回転自在かつ位置固定に支持された座付きの前平歯車で、その上下両側に、両ラックギヤ13,14が噛み合っている。そして、両ラックギヤ13,14は、筺体1に形成されたラックケーシングC1(図4参照)内に摺動自在に収納され、前平歯車15に対する噛み合い状態を確実なものとし、ガタつきのないスムーズな伸縮動作を確保できるようにしている。
【0042】
このようなラックとピニオン機構は、装置本体(プリンタ本体)の後面側および底面の前部と後部にも同方向に設けられ、筺体1に対する右外装2および左外装3の伸縮動作の安定化と連結強度の向上を図っている。すなわち、図4に示すように、装置本体の後面側では、右外装2の後面側に固定された右外装後ラックギヤ16と、左外装3の後面側に固定された左外装後ラックギヤ17と、が、筺体1の後面側中央部に回転自在かつ位置固定に支持された後平歯車18に噛み合っている。
【0043】
また、装置本体の底面の前部では、右外装2の底面前部に固定された右外装底前ラックギヤ38と、左外装3の底面前部に固定された左外装底前ラックギヤ39と、が、筺体1の底面の中央前部に回転自在かつ位置固定に支持された座付きの底前平歯車40に噛み合っている。そして、装置本体の底面の後部では、右外装2の底面後部に固定された右外装底後ラックギヤ47と、左外装3の底面後部に固定された左外装底後ラックギヤ48と、が、筺体1の底面の中央後部に回転自在かつ位置固定に支持された底後平歯車49に噛み合っている。
【0044】
上述の各ラックギヤ16,17、38,39、47,48は、それぞれ筺体1の内側に形成されたラックケーシングC2,C3,C4内に摺動自在に収納されることにより、各平歯車18,40,49に対する噛み合い状態を確実なものとし、かつ、筺体1と両外装2,3との連結強度を向上させ、ガタつきのないスムーズな伸縮動作を確保できるようにしている。なお、本発明は、ラックとピニオン機構の数や配置を限定するものではなく、必要に応じて、適宜、選択・設定されてよく、例えば、装置本体の底面の前部のラックケーシングC3内に収納されるラックとピニオン機構で、ケーシング底部の連結強度が充分に得られる場合には、上述のラックケーシングC4内に収納されるラックとピニオン機構は省略してもよい。
【0045】
このようなプリンタの縮小状態での外形寸法は、50x100x160mm(HxDxB1 )となり、プリンタとして使用する時に、右外装2および左外装3をそれぞれ手で持って左右両側に引き出せば、4つのラックとピニオン機構により、両外装2,3が筺体1から左右均等にスムーズに伸長して、図1(b)に示す拡大状態となり、最大で、50x100x280mm(HxDxB2 )の外形寸法となる。また、図3(a)(b)に示すように、装置本体の前面に開設される排紙口24の幅は、図1(a)の収納時には、W1=110mmであり、図1(b)の使用時における最大拡大時には、W2=230mmとなる。
【0046】
この排紙口24に対応して、装置本体の後面には、給紙口23(図4参照)が開設されており、この給紙口23と排紙口24は、インクヘッド11の下面と平行に対応するために同一の高さに設定され、かつ、その給紙口23の幅寸法は、用紙幅を基準として設定される。なお、給紙口23には、図示は省略するが、用紙を案内するための左右の案内ガイドを設けている。
本実施形態では、A4サイズ又は8(1/2)インチが、最大の用紙幅である。従って、この場合、収納時と使用時では、プリンタの容積が、57:100となり、縮小すれば、コンパクトなものとなり、ノートパソコンと併せて携帯が可能であり、また、机の中への収納も可能で、ブックスタンドとして使用することもできる。なお、例えば、A3サイズの用紙に対応できるようにするには、収納時の幅寸を少し大きくすればよく、柔軟に対処することができる。
【0047】
次に、キャリッジ10の動作について説明する(図4〜6参照)。
まず、図2(b)に示すように、右外装2と左外装3を両側に引き出した時点での拡大状態では、筺体1の内部に設けられたスライドレール8およびキャリッジ10は動作していないため、右外装2、左外装3の内部は空所となっている。この状態で、筺体1に設けられた電源スイッチ(図示省略)の操作により電源がONされると、図4に示すように、フレーム7を介して筺体1内に取り付けられたキャリッジ駆動モータ32の左回転(図6参照)により、図5に示すように、スライドレール8が左方向に移動する。
【0048】
詳しく説明すると、スライドレール8は、図4に示すように、一対のボールベアリング列からなるリテーナ26を介してスライドレール基台25と摺動自在に被嵌され、そのスライドレール基台25は、フレーム7にビス(図示省略)によって固定され、そのフレーム7は筺体1にビス(図示省略)によって固定されている。
【0049】
図6に示すように、スライドレール8の後端両側(図6では下部両側)には、第1のワイヤー36が掛張されており、この第1のワイヤー36が、キャリッジ駆動モータ32に伝動連結された第1のワイヤー駆動プーリ33aに掛張され、上述のように、キャリッジ駆動モータ32を左回転させると、第1のワイヤー駆動プーリ33aが右方向に回転することにより、スライドレール8が左方向に移動される。
【0050】
一方、キャリッジ10の後部に接続された第2ワイヤー37は、スライドレール8の両端に設けたプーリ34、35を経由して、第2のワイヤー駆動プーリ33bに掛張されており、この第2のワイヤー駆動プーリ33bは、第1のワイヤー駆動プーリ33aと共に、同一軸心上に一体化されてキャリッジ駆動モータ32に伝動連結されたワイヤ駆動プーリ33を構成している。
【0051】
従って、キャリッジ駆動モータ32の左回転により、スライドレール8が左方向に移動すると共に、キャリッジ10が、スライドレール8に固定されているキャリッジ走査軸9に沿って、左方向に移動する。なお、本実施形態では、第1のワイヤー駆動プーリ33aの直径と、第2のワイヤー駆動プーリ33bの直径の比率を2:1に設定している。このような設定により、キャリッジのスライドレールに対する移動速度が、スライドレールの移動速度の1/2になるため、キャリッジの移動動作がスムーズになり、また、その位置制御を精度よくおこなえるので、良好な印字品位が得られる。
【0052】
キャリッジ駆動モータ32の回転方向が右回転に切り換えられると、図6の矢印方向は逆向きとなり、スライドレール8が右方向に移動すると共に、キャリッジ10も正面から見て右方向へ移動する。以上のようにキャリッジ10が移動する際に、キャリッジ10に設けたフォトセンサー(図示省略)によって、フレーム7に取り付けられたタイミングフェンス43が読み取られ、これにより、キャリッジ10の移動速度が制御され、印字動作がおこなわれる。
【0053】
一方、用紙搬送は、筺体1内に設けた用紙搬送モータ44(図4参照)によって回転駆動される用紙フィードローラ12に用紙45(図5参照)を噛み込ませることによりおこなわれる。用紙フィードローラ12は、用紙19を噛みこみ、プラテン20上を間欠的に搬送し排紙ローラ21へ搬出する。つまり、用紙フィードローラ12は、インクヘッド11の動作と同期を取って、必要送り量分だけ回転した後は、印字のために停止する動作を繰り返しおこなう。
【0054】
この用紙フィードローラ12には、図4に示すように、ピンチローラ19が、スプリング力によって付勢圧接しており、この圧接力で、用紙を挟持し搬送する。同様に、排紙ローラ21には、排紙スターローラ22が、スプリング力によって付勢圧接しており、この圧接力で用紙が排出される。
【0055】
用紙フィードローラ12の長さは、前述したように、収納時の長さより短いため、A4用紙の場合、中央の140mmにしか摺接しない。用紙の搬送力としては、この程度の長さで十分であるが、A4用紙の幅210mmから140mmを差し引いた70mm(はみ出し部分)に対するガイドが必要となる。そこで、本実施形態では、用紙フィードローラ12に中空パイプを用い、その中に補助用として、フィードローラ中軸27を引き出し自在に収納している。
【0056】
そのフィードローラ中軸27は、収納時には、フィードローラ12内に収められ、使用時には、右外装2と左外装3の引き出し動作に伴って、両外装2,3に形成したリブ(図示省略)に、フィードローラ中軸27に形成した周溝27aを引っ掛けて引き出すようにしている。これにより、用紙のはみ出し部分70mmの半分35mmずつを右外装2の内部および左外装3の内部で安定に搬送・案内することができる。
【0057】
同様に、プラテン20が形成された台板6の内部には、プラテン補助板28が引き出し自在に収納されており(図5参照)、使用時には、右外装2と左外装3の引き出し動作に伴い両外装2,3に形成したリブ(図示省略)に端部を固定されたプラテン補助板28を引き出すことで、プラテン20からはみ出た用紙を案内できるようにしている。なお、本実施形態では、この台板6は、筺体1の内側に形成されたラックケーシングC3を兼ね、前述したように、その内部には、座付きの底前平歯車40が軸支され、その両側に、ラックギヤ38,39が噛み合った状態で収納されている。
【0058】
また、キャリッジ10にはインクヘッド11が搭載されており、その後部は、図6に示すように、スライドレール8に両端を固定されたキャリッジ走査軸9によって保持されているが、その前部は、上下方向が不安定になるため、図4に示すように、筺体1の前部内側に設けたガイドレール31によって支持させるようにしている。
【0059】
すなわち、筺体1の前部内側には、断面形状が凹状に形成された受け溝31aを横設形成し、その受け溝31aに、左右の外装部2,3に設けた嵌挿部材31bを摺動自在に嵌挿させることにより、左右の外装部2,3の伸縮動作に連動して伸縮するガイドレール31を形成し、そのガイドレール31に、キャリッジ10から前方に突設させた支持部を摺接自在に乗載させ、これにより、印字動作時に、キャリッジ10をキャリッジ走査軸9に沿って安定に移動させることができるようにしている。
【0060】
そして、キャリッジ10の内部に装着されているインクヘッド11のノズルの乾燥を防ぐために、収納時には、インクヘッド11をキャッピングするようにしている。すなわち、収納時に、左右の外装2,3が閉じられる時、スライドレール8が押し戻される時に、キャリッジ10も、筺体1の中央に戻されることを利用して、図5に示すように、プラテン20の中央穴に配設されたキャッピングゴム46を、右外装2の底面前部に固定された右外装底前ラックギヤ38に形成した突起(押し上げ部材)38aによって(図7参照)、下から押し上げ、インクヘッド11をキャッピングするように構成している。なお、キャッピングゴム46は、筺体1内のフレーム7に基部を回動自在に枢着された支持板46aの先端に載設固定され、左右の外装2,3が閉じられる時に、その支持板46aの底面に、右外装底前ラックギヤ38に形成した突起38aを摺接させることにより、上方に押し上げられるようにすればよい。
【0061】
以上説明したように、本実施形態の伸縮型携帯プリンタでは、筺体1内に設けたフレーム7に、キャリッジ10を主走査方向に案内するキャリッジ走査軸9を設けたスライドレール8を、移動自在に配設したことにより、主走査方向の伸縮量を大きく確保することができ、大サイズ用紙への印字が可能となり、携帯時または収納時等には、コンパクトに収縮することができる。
【0062】
また、ラックとピニオン機構の採用により、片方の外装を引き出しても、左右の外装部2,3が、筺体1に対して連携して均等に伸縮するので、伸縮操作が容易かつ確実となり、また、特に、拡大使用時には、プラテン20を形成する台板6をも含めた筺体1と、左右の外装部2,3と、がラックとピニオン機構により、強固に連結されているので、高い連結強度を安定して確保できるため、高い印字品位を確保することができ、かつ、トラブルも少なくなる。
【0063】
そして、キャリッジ10を、段差のない単一のキャリッジ走査軸9によって案内させ、かつ、そのキャリッジ走査軸9を具備したスライドレール8を、装置本体に対してスライドさせるように二重のスライド構成としたので、キャリッジ10の移動範囲(主走査方向の走査幅)を大きく設定することができ、かつ、従来の伸縮ロッド方式の様な段差がなく、印字への振動の影響を格段に少なくすることができる。
【0064】
さらに、スライドレール8を、第1のワイヤー36を介して、第1のワイヤー駆動プーリ33aと伝動連結し、かつ、キャリッジを、第2のワイヤー37を介して、第2のワイヤー駆動プーリ33bと伝動連結し、その両プーリ33a,33bを一体化したワイヤー駆動プーリ33を、単一のキャリッジ駆動モータ32によって駆動させることで、キャリッジ10の駆動制御の内容を簡素化することもできる。
【0065】
また、図示は省略するが、ケーシングを操作性よく伸縮動作させ、かつ、より安定した印字動作をおこなうためには、筺体1の下面に摩擦係数の大きいゴム等の弾性部材を貼着し、左右の外装部2,3の下面に摩擦係数の低い樹脂材等からなる台部材を設ければよい。このようにすることで、重量のある筺体1の載置状態が安定し、かつ、外部からの衝撃を吸収することもでき、印字動作が安定すると共に、ケーシングを伸縮させる際には、筺体1を中心として、摩擦抵抗の少ない左右の外装部2,3を操作性よく伸縮動作させることができる。
【0066】
なお、本発明は、伸縮型携帯プリンタの構成を以上説明した実施形態に限定するものではなく、少なくとも、筺体と、該筺体の両側に伸縮自在に設けられる左右の外装部と、からなる伸縮自在なケーシング内に、主走査方向に往復移動するキャリッジに搭載した印字ヘッドから用紙に対してインクを吐出して印字をおこなう印字部と、前記用紙を副走査方向に送り移動させる用紙搬送部と、を具備していればよく、その形式や構成の如何を問わず、本発明を適用できるのはいうまでもない。また、本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、適宜、必要に応じて、部分的な改良や設計変更等は自由である。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、以下の効果を奏する。
【0068】
(1)左右の外装部を、ラックとピニオン機構により、筺体に対して、左右均等に伸縮自在となるように連結しているので、ケーシングの伸縮操作が容易で使い勝手が向上し、使用時には高い連結強度を得ることができる。
また、印字ヘッドを密封するためのキャップを、筺体内に設けたので、不使用時に印字ヘッドをキャッピングするための構成が容易となる。
また、左右の外装部のいずれか一方に配設したラックに押し上げ部材を設けたので、左右の外装部を前記筺体に対して収縮させた時に、その押し上げ部材によって、キャップを、印字ヘッドに対して押し付け密封することができる。
【0069】
また、ラックとピニオン機構の採用により、ケーシングの伸縮量を大に設定することができ、使用時には、大きなサイズ用紙への印字を可能とし、不使用時には、コンパクトに収縮することができる。
【0070】
(2)左右の外装部に設けたラックを、筺体に設けたピニオンの上下に噛み合わせるので、両外装部を、筺体を基準として、左右均等に伸縮させることができる構成を簡易に形成することができる。
【0071】
(3)ラックとピニオン機構を、伸縮自在なケーシングの前面と後面、および底面、に設けるので、ケーシングの連結強度を立体的に向上させることができ、使用時に安定した印字が可能となり、耐久性も向上する。
【0072】
(4)筺体の下部に配設した台板を、ラックとピニオン機構により、左右の外装部と連結したので、筺体下部のプラテン周辺の連結強度を向上させることができる。
【0073】
(5)台板に、補助プラテンを出入り自在に収納したので、左右の外装部を両側に引き出した時に、プラテンでは不足する用紙の両側部分を、補助プラテンで受けることができる。
【0074】
(6)キャリッジが、段差のない単一のキャリッジ走査軸に案内支持されるので、キャリッジ自体の移動動作が安定すると共に、駆動源等からの振動に対する影響も少なくなり、印字動作が安定化する。
【0075】
また、キャリッジ走査軸に沿って主走査方向に移動するキャリッジ自体の移動動作に、スライドレールの主走査方向への移動が加算されるので、用紙に対するキャリッジの主走査方向への移動範囲が拡大され、広い印字幅を確保することができ、大サイズ用紙への印字が可能となる。
【0076】
(7)キャリッジ駆動モータにより、第1のワイヤーを介して、スライドレールを移動させることができ、かつ、第2のワイヤーを介して、そのスライドレール8に架設したキャリッジ走査軸に案内支持されているキャリッジを移動させることもできるので、単一の駆動源で、キャリッジを、スライドレールの移動範囲をも含めた幅の広い移動範囲に移動させることができる。
【0077】
(8)第1のワイヤー駆動プーリと、前記第2のワイヤー駆動プーリと、を同一軸心上に組み付けるので、キャリッジ駆動モータからの両プーリへの駆動力伝達のための構成を簡素化することができる。
【0078】
また、第1のワイヤー駆動プーリの直径と、第2のワイヤー駆動プーリの直径を、2:1の比率に設定するので、キャリッジのスライドレールに対する移動速度が、スライドレールの移動速度の1/2になるため、キャリッジの移動動作がスムーズになり、また、その位置制御を精度よくおこなえるので、良好な印字品位が得られる。
【0079】
(9)両外装部の収縮時に、キャリッジが筺体の中央部に配置されるので、その筺体に搭載される印刷部と、用紙搬送部と、を、中央部に集約したコンパクトな構成が可能となる。
【0082】
(12)筺体の排紙口の上部に横設された受け溝に、前記左右の外装部に設けた嵌挿部材を摺動自在に嵌挿させて形成した伸縮自在なガイドレールに、キャリッジの排紙側部分を摺動自在に乗載させるので、ケーシングを伸長させた使用時と、縮小した収納時の双方において、キャリッジの排紙側部分を安定に保持することができる。
【0083】
(13)筺体の下面には、摩擦係数の大きい弾性部材を貼着し、前記左右の外装部の下面には、摩擦係数の低い台部材を設けたので、筺体の載置状態が安定し、かつ、外部からの衝撃を吸収することもでき、印字動作が安定すると共に、ケーシングを伸縮させる際には、筺体を中心として、摩擦抵抗の少ない左右の外装部を操作性よく伸縮動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る伸縮型携帯プリンタの伸縮状態の斜視図である。
【図2】同伸縮型携帯プリンタの伸縮状態の平断面図である。
【図3】同伸縮型携帯プリンタのラックとピニオン機構の伸縮状態を正面から見た説明図である。
【図4】同伸縮型携帯プリンタの縦断正面図である。
【図5】同伸縮型携帯プリンタの内部構造を示す斜視図である。
【図6】同伸縮型携帯プリンタのキャリッジの駆動機構を上方から見た説明図である。
【図7】同伸縮型携帯プリンタの印字ヘッドへのキャッピング機構の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1−筺体
2−右外装部
3−左外装部
6−台板
8−スライドレール
9−キャリッジ走査軸
10−キャリッジ
11−印字ヘッド
13,14,15、16,17,18、38,39,40、47,48,49−ラックとピニオン機構
31a−受け溝
31b−嵌挿部材
36−第1のワイヤー
37−第2のワイヤー
38a−押し上げ部材
46−キャップ
Claims (11)
- 筺体と、該筺体の両側に伸縮自在に設けられる左右の外装部と、からなる伸縮自在なケーシング内に、主走査方向に往復移動するキャリッジに搭載した印字ヘッドから用紙に対してインクを吐出して印字をおこなう印字部と、前記用紙を副走査方向に送り移動させる用紙搬送部と、を具備した伸縮型携帯プリンタにおいて、
前記左右の外装部は、ラックとピニオン機構により、前記筺体に対して、左右均等に伸縮自在となるように連結され、
前記筺体内に設けた、前記左右の外装部を前記筺体に対して収縮させた時に前記印字ヘッドを密封するキャップと、前記左右の外装部のいずれか一方に配設されているラックに設けた、前記左右の外装部を前記筺体に対して収縮させた時に前記キャップを前記印字ヘッドに対して密封状態に押し付ける押し上げ部材と、を備えることを特徴とする伸縮型携帯プリンタ。 - 前記ラックとピニオン機構は、前記左右の外装部に設けたラックが、前記筺体に設けたピニオンの上下に噛み合うことにより構成されることを特徴とする請求項1に記載の伸縮型携帯プリンタ。
- 前記ラックとピニオン機構は、前記伸縮自在なケーシングの前面と後面、および底面、に設けられることを特徴とする請求項1に記載の伸縮型携帯プリンタ。
- 前記筺体の下部に、前記用紙を搬送するためのプラテンを保持する台板を配設し、該台板を、前記ラックとピニオン機構により、前記左右の外装部と、連結したことを特徴とする請求項1に記載の伸縮型携帯プリンタ。
- 前記台板には、前記左右の外装部に連結された補助プラテンを出入り自在に収納したことを特徴とする請求項4に記載の伸縮型携帯プリンタ。
- 前記筺体内には、前記左右の外装部の伸張時に主走査方向に移動するスライドレールが配設され、該スライドレールには、前記キャリッジを主走査方向に案内支持する段差のない単一のキャリッジ走査軸が架設されていることを特徴とする請求項1に記載の伸縮型携帯プリンタ。
- 前記スライドレールは、第1のワイヤーを介して、キャリッジ駆動モータによって回転駆動される第1のワイヤー駆動プーリと、伝動連結され、かつ、前記キャリッジは、第2のワイヤーを介して、前記キャリッジ駆動モータによって回転駆動される第2のワイヤー駆動プーリと、伝動連結されていることを特徴とする請求項6に記載の伸縮型携帯プリンタ。
- 前記第1のワイヤー駆動プーリと、前記第2のワイヤー駆動プーリと、は同一軸心上に組付けられ、かつ、前記第1のワイヤー駆動プーリの直径と、前記第2のワイヤー駆動プーリの直径は、2:1の比率に設定されていることを特徴とする請求項7に記載の伸縮型携帯プリンタ。
- 前記左右の外装部を前記筺体に対して収縮させた時には、前記キャリッジは、前記筺体の中央部に配置されることを特徴とする請求項1に記載の伸縮型携帯プリンタ。
- 前記筺体の前面に設けた排紙口の上部には、断面形状が凹状に形成された受け溝が横設され、該受け溝に、前記左右の外装部に設けた嵌挿部材を摺動自在に嵌挿させることにより、前記キャリッジの排紙側部分を摺動自在に乗載させるガイドレールを形成したことを特徴とする請求項1に記載の伸縮型携帯プリンタ。
- 前記筺体の下面には、摩擦力の大きい弾性部材を貼着し、前記左右の外装部の下面には、摩擦力の低い台部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の伸縮型携帯プリンタ。
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