JP3973933B2 - 曲線当てはめによる位相同期ループ初期化 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディジタル変調信号のコーヒレントな復調の方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディジタル変調信号のコーヒレントな復調のためには、送信信号に対して受信信号の搬送波周波数オフセットおよび搬送波位相オフセットへ受信機が同期されていることが必要である。もし補正されないままになると、受信機における搬送波周波数オフセットは信号のコンステレーション(constellation)を回転させて、決定領域の境を過ぎて受信信号が回転するたびにエラーを導くかもしれない。搬送波位相オフセットはまた、送信されるコンステレーションに固定的な回転を導入して、送信機に対する受信機における決定領域の不整合によるエラーを引き起こすかもしれない。
【0003】
先行技術においては一般に、搬送波周波数オフセットと搬送波位相オフセットを獲得し追跡するために、受信機が位相同期ループ(PLL)を採用している。初期化の間に、PLLは搬送波周波数オフセットと搬送波位相オフセットに同期する。この期間の後に、PLLはこれら2つの変数を追跡する。
【0004】
連続送信システムについては、この獲得期間が全送信インターバルの間に1度しか必要とされないので、この獲得期間はデータのスループットにさして影響しない。しかしながら、パケットをベースとするシステムでは、各パケットが1つの獲得位相を必要とするので、この獲得期間はデータのスループットに否定的な影響を有し得る。
【0005】
前記の諸理由により、位相同期ループの状態変数の初期値を敏速かつ正確に推定して、これにより獲得期間を減少するような改良された信号処理方法への需要が存在する。本発明は、上述の需要を満たす方法と装置を供給する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、信号処理アルゴリズムを使用して位相同期ループを初期化する方法と装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の1つの実施例において、搬送波周波数オフセットと搬送波位相オフセットを推定する方法が開示される。この方法は、(1)一連のディジタル変調信号を推定するステップと、(2) 前記推定された諸位相の各々から変調フォーマットにより導入される角回転を除去し、この位相回転は基準信号により計算されるステップと、(3)前記角回転の除去後に前記推定された諸位相から1セットの値を導出し、この値のセットが前記搬送波周波数および推定される位相オフセットの関数であるステップと、(4)前記値を処理して、搬送波周波数と位相オフセットの推定を決定するステップを含む。この実施例において、搬送波周波数オフセットと搬送波位相オフセットが、位相同期ループ(PLL)初期化するために使用されている。
【0008】
もう1つの実施例において、搬送波位相オフセットと搬送波周波数オフセットを推定する装置が提供される。この装置は、(1)一連のディジタル変調信号の位相を推定する位相カルキュレータと、(2)変調フォーマットにより導入される角回転を除去して、搬送波周波数オフセットおよび搬送波位相オフセットを表現する一連の位相値を発生する除去変調モジュールと、(3)推定モジュールが搬送波位相オフセットと搬送波周波数オフセットを推定することにより、前記推定モジュールが一連の位相値へ前記曲線当てはめアルゴリズムを適用して、前記搬送波周波数オフセットと前記搬送波位相オフセットにより異なる線形関数を発生する前記推定モジュールを含む。更にもう1つの実施例では、この装置は更に、位相カルキュレータ・モジュールにより発生された位相推定値を修正するアンラップ(unwrap)モジュールを含む。
【0009】
本発明のこれらおよび他の諸目的は、下記の好ましい実施例の詳細の説明を添付図面を参照して読むことにより一層完全に理解されるであろう。
【0010】
【発明の実施の形態】
図面に例示される本発明の好ましい実施例を説明するにあたって、分りやすくするために特定の技術が使用される。しかしながら本発明はそのように選択された特定の技術用語に限定されることを意図せず、従ってそうした各特定の技術用語は、類似の目的を達成するために類似の仕方で作用する全ての技術的な均等物を含むことを理解すべきである。
【0011】
諸図面一般と特に図1ないし図6を参照して、本発明の方法と装置が開示される。
【0012】
図1は、位相同期ループ(PLL)100の基本構成をブロック図形式で図示する。数値制御発信器(NCO)120は、入力信号
【外1】
の位相を追跡する信号
【外2】
を発生する。NCO120の出力は、ループ・フィルタにより発生される制御信号
【外3】
により制御される。出力信号
【外4】
の周波数は、信号c(n)に従って変化する。図1に示すように、NCOは積分器および正弦信号発生器により実施できる。電圧または数値制御発信機を実施する方法は当業界によく知られており、図1に例示した以外の種々の公知の実施をこれに置きかえることができる。
【0013】
図1に示すように二つの信号
【外5】
および
【外6】
から位相検出器130により計算される位相エラー信号
【外7】
により、位相整合が測定される。位相検出器130は、たとえば二つの信号の間の位相差分に関する出力を有する低域フィルタに後続されるミクサにより実施できる。位相検出器の他の実施方法も使用できる。
【0014】
周波数フィルタ110として本書に表現されるループ・フィルタは、エラー信号
【外8】
を濾過して制御信号
【外9】
を発生し、制御信号
【外10】
は、NCO120により使用されてその出力
【外11】
を発生する。ループ・フィルタ110は、利得
【外12】
を特徴とする比例制御により実現される。あるいは、周波数フィルタ110は図1の場合のように比例・積分(PI)制御として実現できる。ループ・フィルタを実施する他の方法も同様に使用できる。図1のPLL100は、入力信号
【外13】
の位相を出力信号
【外14】
の位相へリンクする伝達関数に関連させることができる。
【0015】
例示のPLL100は、二次項(二次PLL)を有する伝達関数を特徴とする。制御理論において知られるように、ある
【外15】
次ループは、ループの入力が既知であれば、将来の値を初期値から予言できる
【外16】
状態変数により記述できる。二次PLLについては、これら二つの状態変数は初期値が推定される搬送波位相オフセットおよび搬送波周波数オフセットであり得るし、従って獲得位相中のそれらの定常状態値に帰結される。
【0016】
先行技術で遂行されるように、PLL100の初期動作において伝達関数の帯域幅内の周波数を有する基準信号が、NCO120により使用されて、入力信号の周波数へ同期する。この基準信号は初期搬送波周波数オフセット
【外17】
および初期搬送波位相オフセット
【外18】
により初期化され、これらはペア
【外19】
により表現される。本発明の諸原則により、ペア
【外20】
は、図2により下記するような信号処理方法を使用して計算される。
【0017】
図2は、PLL100を初期化する方法を例示する。PLL初期化モジュール200は入力として一連のデジタル変調信号をとり、ペア
【外21】
を生成して、これをPLLおよびNCO初期化モジュール250へ渡して、PLL100により使用される基準信号を生成する。図2に例示するように、計算位相モジュール210が入力としてデジタル変調記号
【外22】
を取り、この記号
【外23】
の位相
【外24】
を推定する。例えばBPSKコンステレーションから導かれた記号
【外25】
から、計算位相モジュール210が45゜に等しい位相推定
【外26】
を発生する。図5の表500は詳細を後述するが、記号
【外27】
(列506)と位相
【外28】
(列508)の間のマッピングの例を提供する。この位相推定は角度数、ラジアン、または角度数またはラジアンのあらゆる他の測定バージョンで表現できる。
【0018】
一つの実施例において、計算位相モジュール210の出力は度数で表現され、間隔[−180,180]の中にある。代りにこの出力は間隔[0,360]の中にあってもよい。
【0019】
除去変調モジュール220が、下にある変調フォーマットによりもたらされる角回転効果を除去して、搬送波周波数および搬送波位相オフセットのみによる位相推定
【外29】
を発生する。除去変調モジュール220の動作は図3Aおよび3Bにより説明される。
【0020】
図2へ戻って説明すると、アンラップ(unwrap)・モジュール230が位相推定
【外30】
を開いて(unwrap)、
【外31】
の線形バージョン
【外32】
を生成する。このモジュールは図4Aと4Bにより説明される。
【0021】
本発明の一つの実施例によれば曲線あてはめアルゴリズムが線形位相推定
【外33】
に適用されて推定値のペア
【外34】
を生成する。これは曲線あてはめアルゴリズム・モジュール240により達成される。直線あてはめアルゴリズム・モジュール240は、ペア
【外35】
に関する一次多項関数により一連の線形位相推定値
【外36】
を近似する。
【0022】
一つの実施例において再帰的最小二乗法(RLS)が曲線あてはめ法の実施に使用される。RLS法は、線形位相推定値
を成分として有する観察ベクトルyに近似するためにこのように使用される。最小平均二乗平均法(NMS)アルゴリズムまたはカルマン・フィルタリング法のような他のアルゴリズムも使用できる。
【0023】
線形位相推定値のベクトルyは、ベクトルu=[u(0),u(1),…,u(N−1)]Tおよびこれに加えてノイズ・ベクトルt=[t(0),t(1),…,t(N−1)]T(すなわちy=u+t)として表現できるノイズの多いデータのベクトルである。成分u(n)は、ペア
による線形方程式により表現でき、ここでTsは、サンプリング周期(秒)であり、
【外37】
は度数であり、
【外38】
はヘルツによる搬送波周波数オフセットである。
【0024】
観測ベクトルyはまた方程式
【外39】
でモデル化でき、ここで
【外40】
は、(Nx2)マトリックスであって、i=0,...,N−1について
に等しい行
【外41】
における成分
【外42】
を有する。
【外43】
は、推定すべきマトリックスのパラメータであり、
に等しい。
【外44】
についての最小二乗解法は、方程式
【外45】
により、与えられる。
【外46】
に等しい推定値
【外47】
は、RLSまたはカルマン・フィルタリング・アルゴリズムを使用して再帰的に計算できる。そうしたアルゴリズムは当業者によく知られている。推定値を計算するための他の方法も同様に使用できる。
【0025】
ペア
【外48】
の推定はRLS法により説明される。RLS法の背後にある基本的概念は、新しい測定値が利用可能になるときにその最小二乗推定値を連続的に更新することである。時間
【外49】
は、下記のように書き直される。
【数1】
ここで
である。時間nにおける
【外50】
の最小二乗(LS)推定値は、下記の再帰を使用して再帰的に計算できることを示している。
【数2】
P0は既知であるかまたは正確に推定されると仮定し、またはCnは決定論的であるのでKNは事前計算できる。P=0を、正しく初期化する方法はそれを大きな対角行列に等しくセットすることである。たとえば
であり、
とすると、この2x1ベクトルKの最初の10個の値は下記の通り与えられる。
【数3】
【0026】
再帰4および5へのベクトルKを適用することにより、推定値
【外51】
が獲得され、こうしてペア
【外52】
が計算される。
【0027】
PLLおよびNCO初期化モジュール250により表現されるような状態変数初期化モジュールは、曲線当てはめアルゴリズム・モジュール240から得られる搬送波周波数・位相オフセット推定値を使用して、PLL100の諸状態変数を初期化する。
【0028】
図3Aは、図2に示される除去変調モジュール220の種々の構成要素を例示する。除去変調モジュール220は、一つまたはそれ以上のメモリ素子301a、301b、301cと通信するように構成された除去変調ロジック300を含む。図3Aに示される除去変調ロジック300の動作は、図3Bに示されるフローチャートから容易に理解できる。除去変調ロジック300は、全ての受信記号について、チャネル歪みにより引き起こされる先行シンボルに関する角回転を推定する。メモリ素子301a、301bおよび301cが、除去変調ロジック300により先行する記号処理インターバルから現在の記号処理インターバルへ更新され搬送波されたAccumRotation、FirstTimeFlag、Stateのような変数の値を保持するために使用される。
【0029】
除去変調モジュール・ロジック300は、二相位相シフトキーイング変調(BPSK)の実施で例示されているが、このロジックは多相PSK(MPSK)または多重直交振幅変調(M−QAM)のようなあらゆる二次元変調について実施できる。BPSKの実施については、もし搬送波周波数オフセット
【外53】
が
【外54】
を満足すれば除去変調ロジック300を適用できる。より大きな搬送波周波数オフセットについては、一つの記号から他への位相シフトが90度を超え、位相シフトが転送される信号によるかまたは搬送波オフセットが困難であるかの決定が為される。一般にMPSK変調については、もし搬送波周波数オフセット
【外55】
が
【外56】
を満足すれば変調オフセットが除去される。
【外57】
が前記の式を満足しない場合には、受信者に知られるトレーニング・シーケンスが使用されて、
【外58】
で与えられる不確定を除去する。
【0030】
図3Bのフローチャートは、例示の実施において除去変調ロジック300により遂行される種々のステップを図示する。この機能の開始(ステップ303)において、今回初めてモジュールがコールされたかどうかのテストが遂行される(ステップ305)。もしFirstTimeFlag変数が1に等しければ、「Yes」分岐が取られ、除去変調モジュール220が出力位相を入力位相に等しくセットする。(ステップ310)。ステップ315とステップ320で、AccumRotation変数とFirstTimeFlag変数が0へリセットされる。
【0031】
ステップ305においてFirstTimeFlagが0に等しければ、フローチャートが「NO」分岐に沿ってステップ330へ進行する。ステップ330で、入力位相値は、その値にAccumRotation変数の値を加えることにより回転される。ステップ335で、回転された入力値が必要ならばたとえばMATLABに書かれたコードの下記のソフトウエア手段を使用して[−180゜,180゜]の範囲に限定される。
【数4】
【0032】
ステップ340で回転された入力位相値と現在の状態の間の位相差がMATLABコードにより下記の例示のように計算される。
【数5】
【0033】
ステップ345で、除去変調ロジック300は、たとえば上記のソフトウエア手段を使用して、TempPhaseのような位相差が範囲[−180゜,180゜]に限定されることを確実にする。ステップ350で出力位相が計算され、ステップ355でAccumRotationが更新される。ステップ350とステップ355は、下記のMATLABコードのようなソフトウエア手段を使用して達成できる。
【数6】
【0034】
ステップ357で、上述のものと同等のソフトウエア手段により[−180゜,180゜]の範囲にAccumRotationが限定される。
【0035】
図3Bに図示されるように、ステップ304で除去変調ロジック300がその動作を終結する以前に、ステップ360で、その状態の値を出力位相に等しく設定することにより、現在の状態変数が更新される。
【0036】
図4Aは、図2のアンラップ位相モジュール230を図示する。アンラップ位相モジュール230は、図4Bに示されるフローチャートで動作が記述されるアンラップ位相ロジック400を含む。アンラップ位相ロジック400は、除去延長モジュール220から受信される位相値のシーケンス上でモジュロ演算を遂行する。図4Bのフローチャートにより記述されるように、[−180゜,180゜]の間の限定位相値θ2(n)がその絶対値へ変換され、これが位相値のシーケンスの一次多項式表現を可能にする。
【0037】
図4Bは、アンラップ位相ロジック400を実施するのに使用できるフローチャートを実施する。テスト・ステップ405はFirstTimeFlagが1に等しいかどうかを決定し、この場合は「Yes」分岐が取られる。もしFirstTimeFlagが0に等しければ、アンラップ位相ロジック400は「No」分岐に沿って進行する。
【0038】
もし「Yes」分岐が取られると、ステップ401で出力位相が入力位相に等しくセットされて、ステップ415とステップ420でAccumRotationとFirstTimeFlagが0へリセットされる。
【0039】
もし「No」分岐が取られると、ステップ430で入力位相値へAccumRotationの値が加えられることにより、回転位相値が計算される。ステップ435で、回転位相値と現在の状態値の間の位相差が計算される。ステップ430とステップ435は、下記のMATLABコードのようなソフトウエア手段を使用して達成できる。
【数7】
【0040】
ステップ440で、アンラップされた装置が、計算され、ステップ445でAccumRotation値が更新される。ステップ440と445はMATLABで書かれた下記の例示的なソフトウエア手段を使用して実施できる。
【数8】
【0041】
ステップ450で、現在状態値が更新されてステップ404が処理が終了する。
【0042】
図5は、PLL初期化モジュール200の種々なモジュールにより発生される位相値を含む表500を示す。表500はまた一連の送信されたビット(列502)とともに送信される記号、すなわち「コンステレーション・ポイント」(列504)および受信される記号(列506)を示す。列508は、図2の位相モジュール210により発生された位相値を収納する。列510は、図2の除去変調モジュールにより発生される位相値を収容する。列512は、図2のアンラップ位相モジュール230により発生される位相値を収容する。
【0043】
図6は、一連の位相値θ3(n)へ曲線当てはめアルゴリズムを適用することにより得られる例示的な曲線を図示する。図6に示すように、前述のような搬送波位相オフセット推定値
【外59】
および搬送波周波数オフセット推定値
【外60】
の関数として線形に表現された11番目の位相値を予測するために、10個の入力位相値が使用される。雑音のある位相データは入力位相値を表現し、LSおよびRLS曲線当てはめは雑音のあるデータへの直線近似を表現し、LSおよびRLS予測子は、RLS法を使用して得られる予測値である。
【0044】
PLLの状態変数の初期値を推定するためにデジタル処理アルゴリズムを使用することは、キャリア周波数オフセットおよびキャリア位相オフセットの正確な推定を供給することにより、獲得時間を減少することを可能にする。本発明の方法はソフトウエア、ハードウエアまたはそれらの組合せを含む多数の異なった方法で実施できる。それはデジタル信号プロセッサ(DSP)内に埋め込まれたソフトウエアで実施できるし、または特定用途向け集積回路(ASIC)として実施できる。他の実施方法もまた使用できる。
【0045】
本発明を特定の実施例に言及して例示してきたが、本発明の範囲以内に明らかに入る種々の変更と修正が当業者に自明である。本発明は前記の特許請求の範囲の精神と範囲内で広く保護されることを意図している。
【0046】
以上の説明に関して更に以下の項を開示する。
【0047】
(1) ディジタル変調信号の搬送波周波数オフセットと搬送波位相オフセットを推定する方法であって、
(a) 一連のディジタル変調信号の1つまたはそれ以上の位相を推定することと、
(b) 前記推定された諸位相の各々から変調フォーマットにより導入される角回転を除去し、この回転は基準信号に基いて決定されることと、
(c) 前記角回転の除去後に前記推定された諸位相から1セットの値を導出し、この値が前記推定される搬送波周波数オフセットおよび搬送波位相オフセットの関数であることと、
(d) 前記値を処理して、前記搬送波周波数オフセットと搬送波位相オフセットの推定値を決定することを含む前記方法。
【0048】
(2) (e) 前記推定される搬送波周波数と前記位相オフセットにより位相同期ループの諸変数を初期化する第1項記載の方法。
【0049】
(3) ステップ(c)が、前記諸値のセットを導出するためにアンラップ位相関数を使用する第1項記載の方法。
【0050】
(4) ステップ(d)の処理が再帰的最小二乗法に基く推定アルゴリズムを使用する第1項記載の方法。
【0051】
(5) ステップ(d)の処理がカルマン・フィルタリング法に基く推定アルゴリズムを使用する第1項記載の方法。
【0052】
(6) ステップ(d)の処理が最小二乗平均法に基く推定アルゴリズムを使用する第1項記載の方法。
【0053】
(7) 搬送波位相オフセットと搬送波周波数オフセットを回復する方法であって、
(a) 複数の記号を含む変調信号を受信することと、
(b) 第1記号の角位置を決定することと、
(c) 第2信号の角位置を決定することと、
(d) 第2信号から変調を除去して調節されてない角度シーケンスを生成することと、
(e) 前記調節されてない角度シーケンスを曲線当てはめすることにより、前記搬送波波の位相オフセットと周波数オフセットを推定することを含む前記方法。
【0054】
(8) (f) 前記調節されてない角度シーケンスをアンラップして、位相不連続を補償するステップを更に含む第7項記載の方法。
【0055】
(9) ステップ(f)が再帰的最小二乗法に基いて前記曲線当てはめを遂行する第7項記載の方法。
【0056】
(10) ステップ(f)がカルマン・フィルタリング法に基いて前記曲線当てはめを遂行する第7項記載の方法。
【0057】
(11) ステップ(f)が最小二乗平均法に基いて前記曲線当てはめを遂行する第7項記載の方法。
【0058】
(12) 前記搬送波位相オフセットと前記搬送波周波数オフセットが位相同期ループ内で初期化パラメータとして使用される第7項記載の方法。
【0059】
(13) 搬送波位相オフセットと搬送波周波数オフセットを推定する装置であって、
(a) 一連のディジタル変調信号の位相を推定する位相カルキュレータと、
(b)変調フォーマットにより導入される角回転を除去して、搬送波周波数オフセットおよび搬送波位相オフセットを表現する一連の位相値を発生する除去変調モジュールと、
(c) 推定モジュールが搬送波位相オフセットと搬送波周波数オフセットを推定することにより、前記推定モジュールが前記一連の位相値へ前記曲線当てはめアルゴリズムを適用して、前記搬送波周波数オフセットと前記搬送波位相オフセットによる線形関数を発生する前記推定モジュールを含む前記装置。
【0060】
(14) (d) 位相カルキュレータ・モジュールにより発生された前記位相推定値を絶対値へ変換するアンラップ・モジュールを更に含む第13項記載の装置。
【0061】
(15) 更に位相同期ループと結合されて、搬送波周波数オフセットおよび搬送波位相オフセットの推定値により前記位相同期ループを初期化する第13項記載の装置。
【0062】
(16) 前記推定モジュールが前記曲線当てはめアルゴリズムを前記一連の位相値ヘ適用して、前記搬送波周波数オフセットと前記搬送波位相オフセットを推定する第13項記載の装置。
【0063】
(17) 位相同期ループ(PLL)の状態変数を初期化する信号処理アルゴリズムを使用して、ディジタル変調信号の搬送波周波数オフセットと搬送波位相オフセットを正確に推定する方法と装置。受信される一連の信号から一連の位相値が推計され(210)、この一連の位相値から変調フォーマットによる角効果が除去される(220)。RLSアルゴリズム(240)の1つの実施例に基づく曲線当てはめアルゴリズム(240)が、それから一連のアンラップ位相値(230)へ適用されて、搬送波周波数オフセットと搬送波位相オフセットを推定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術の2次位相同期ループ(PLL)である。
【図2】本発明によるPLL初期化モジュールのブロック図である。
【図3】Aは、除去変調モジュールを図示するブロック図である。
Bは、除去変調モジュールにおけるフローチャートである。
【図4】Aは、位相アンラップ・モジュールを図示するブロック図である。
Bは、位相アンラップ・モジュールにおけるフローチャートである。
【図5】PLL初期化モジュールの各モジュールの出力における位相値の表である。
【図6】本発明による方法と装置の性能をグラフ形式で図示したものである。
【符号の説明】
100 位相同期ループ(PLL)
110 ループ・フィルタ、周波数フィルタ
120 数値制御発信機(NCO)
130 位相検出器
200 PLL初期化モジュール
210 計算位相モジュール
220 除去変調モジュール
230 アンラップ・モジュール
240 曲線当てはめモジュール
300 除去変調モジュール
301a,301b,301c メモリ素子
Claims (2)
- ディジタル変調信号の搬送波周波数オフセットと搬送波位相オフセットを推定する方法であって、
(a) 一連のディジタル変調信号の1つまたはそれ以上の位相を推定することと、
(b) 前記推定された諸位相の各々から変調フォーマットにより導入される角回転を除去し、この回転は基準信号に基いて決定されることと、
(c) 前記角回転の除去後に前記推定された諸位相から1セットの値を導出し、この値が前記推定される搬送波周波数オフセットおよび搬送波位相オフセットの関数であることと、
(d) 前記値を処理して、前記搬送波周波数オフセットと搬送波位相オフセットの推定値を決定することと、
(e) 前記推定される搬送波周波数オフセットと搬送波位相オフセットにより位相同期ループの変数を初期化すること
を含む前記方法。 - 搬送波位相オフセットと搬送波周波数オフセットを推定する装置であって、
(a) 一連のディジタル変調信号の位相を推定する位相カルキュレータと、
(b)変調フォーマットにより導入される角回転を除去して、搬送波周波数オフセットおよび搬送波位相オフセットを表現する一連の位相値を発生する除去変調モジュールと、
(c) 推定モジュールが搬送波位相オフセットと搬送波周波数オフセットを推定することにより、前記推定モジュールが一連の位相値へ前記曲線当てはめアルゴリズムを適用して、前記搬送波周波数オフセットと前記搬送波位相オフセットによる線形関数を発生する前記推定モジュールと、
(d) 位相カルキュレータ・モジュールにより発生された前記位相推定値を絶対値へ変換するアンラップ・モジュールとを含み、
(e) 推定された前記搬送波周波数オフセットおよび搬送波位相オフセットの値により前記位相同期ループを初期化する
前記装置。
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