JPH07202964A - K相psk変調信号用蓄積一括復調装置 - Google Patents

K相psk変調信号用蓄積一括復調装置

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JPH07202964A
JPH07202964A JP33676593A JP33676593A JPH07202964A JP H07202964 A JPH07202964 A JP H07202964A JP 33676593 A JP33676593 A JP 33676593A JP 33676593 A JP33676593 A JP 33676593A JP H07202964 A JPH07202964 A JP H07202964A
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phase
signal
local oscillator
signals
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JP33676593A
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Hideyuki Maruyama
秀幸 丸山
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UCHU TSUSHIN KISO GIJUTSU KENK
UCHU TSUSHIN KISO GIJUTSU KENKYUSHO KK
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UCHU TSUSHIN KISO GIJUTSU KENK
UCHU TSUSHIN KISO GIJUTSU KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シンボル速度(1/T)に近い大きな周波数
オフセットの推定も可能とする。 【構成】 準同期検波された複素信号はそのシンボル中
央点iTとわずかずれた点(i+r)Tとでそれぞれサ
ンプリングされてN+1個がメモリ13,24に記憶さ
れ、そのメモリ13に入力される信号から初期位相誤差
θ′0 、周波数誤差Δω′が推定部15で推定され、局
部発振器25,26でそれぞれ局部信号exp〔−j
{θ′0 +(Δω′+2kπ/KT)iT}〕、exp
〔−j{θ′ 0 +(Δω′+2kπ/KT)(i+γ)
T}〕が発生され、それぞれメモリ13,24の信号と
乗算器17,28で複素乗算される。後者の出力はフィ
ルタ29でパターンジッタが除去され、これと前者との
距離の分散が推定部27で求められ、その分散が最小と
なるk(4相PSKの場合−4〜3)の時の乗算器17
の出力を復号器へ出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は無線通信システムにお
けるK相PSK変調信号を準同期検波してベースバンド
信号とし、このベースバンド信号を、シンボル中央位置
でサンプリングしそのサンプル値をメモリに格納すると
共に、そのサンプル値を用いて初期位相差及び周波数オ
フセットを推定し、この結果に基づき局部発振器の位相
と周波数を設定し、この局部発振器の出力と上記メモリ
に格納されたサンプル値との複素乗算を行うことで復調
を行う蓄積一括復調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の蓄積一括復調方式の構成図を図4
に示す。ただし、ここではK=4とし、4相PSK変調
信号の場合を示している。準同期検波された出力の同相
検波出力Iと直交検波出力Qとは入力端子1,2からそ
れぞれA/D変換器3,4に入力されて、クロック発生
器5からのクロックによりシンボル中央位置においてそ
れぞれサンプリングされてデジタル信号に変換され波形
整形用低域通過フィルタ6,7にそれぞれ通される。こ
れらフィルタ6,7からの(N+1)個(Nは例えば5
0〜100)の複素ベースバンド離散信号Ii ,Q
i (i=0〜N)は位相誤差観測部12に入力されると
ともに、(N+1)シンボル分の複素信号を格納するメ
モリ13に蓄積される。位相誤差観測部12において
は、(N+1)個の信号それぞれに対し、正接演算Qi
=tan-1(Qi /Ii )を行うことにより、その時点
での位相を観測するが、変調による位相回転分を除去
し、周波数オフセットによる位相回転のみを観測する必
要があるため、正接演算実施後、π/4で除し、その剰
余を観測する。この操作により変調による位相回転分は
除去される。剰余演算実施前及び実施後における入出力
位相誤差特性は図5Aで表される。同図より明らかなよ
うに、位相が±π/4、±3π/4の時、位相誤差は0
となり、この位相誤差が0でない場合はその偏角に応じ
た位相誤差が位相誤差観測部12より出力される。
【0003】この出力は、位相積分器14において、
(N+1)個分に渡り積分される。そして、iシンボル
目までの積分値Ai (i=0〜N)がそれぞれ初期位相
誤差及び周波数オフセット推定部15に供給される。こ
こで、積分値Ai は時刻0から時刻iT(Tはシンボル
周期)までの位相回転量に相当することになる。図5B
に横軸を時間、縦軸をAi とした場合の概念図を示す。
同図より明らかなようにオフセット推定部15へ入力さ
れる各値(●で示す)は一定傾向をもって増加または減
少する。この(N+1)点での値を基に、オフセット推
定部15にて最小二乗法を用い、一次直線近似する。そ
して、この直線の傾斜が周波数オフセット量Δω、y軸
との切片が初期位相誤差θ′0 として推定される。
【0004】この推定値を引数として局部信号発生部1
6より搬送波位相誤差除去用局部信号exp(−j
(θ′0 +Δω′i T))を発生させ、これとメモリ1
3に蓄積されていた複素ベースバンド信号Ii ,Qi
を乗算器17において複素乗算する。その結果、入力信
号は周波数誤差、位相誤差が除去され、出力信号Ii
i (i=0〜N)は復号器に供給される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】先述の通り、従来の4
相PSK変調信号用の蓄積一括復調方式においては、変
調による位相回転分を除去するためにπ/4による剰余
演算を行う必要がある。したがって、周波数オフセット
量Δfにより1シンボル周期における位相回転量の絶対
値|2πΔfT|(Tはシンボル周期)が、主値の最大
値である1/(8T)(=π/4)を越える場合、一意
的に周波数オフセット量Δfを推定することは不可能だ
った。
【0006】更にこの点について説明する。4相のPS
K変調信号の場合に、1シンボル周期における位相回転
は図6に示すようになる。同図Aは図4中の推定部15
にて推定される周波数オフセットΔω′が正の場合、同
図Bは推定値Δω′が負の場合である。以下、図6Aの
場合について述べる。最小二乗法により求まる角周波数
オフセット推定値をΔω′(=2πΔf,Δfは周波数
オフセット推定値)とすると、1シンボル期間における
位相回転推定値はΔω′Tとなる。これを同図のに示
す。ここで、○は1シンボル前での位相、●は現シンボ
ルでの位相を示す。従来の技術においてはこのΔω′T
に対し、Δω′T<π/4という制約があり、これによ
り周波数オフセットを一意的に推定することが可能だっ
た。しかしここで、真の周波数オフセットとして、シン
ボル速度R=1/Tまでの場合が存在するとすれば、1
シンボル期間における位相回転量はを含め図に示すよ
うに、〜の8通りの可能性が存在することになり、
真の位相回転量をΔωTとすると、位相回転推定値との
間に、 ΔωT=Δω′T+(π/2)k Δf=Δf′+kR/4 の関係が成立する。ただし、kは−4から3までの整数
である。Δω′が負の場合、すなわち図6Bの場合も同
様なことが言える。ただし、この場合、kは−3から4
までの整数となる。
【0007】一例として、シンボル速度Rが64kHz
で、最小二乗法による周波数オフセット推定値Δf′が
2kHzの場合の、真の周波数オフセットΔfがとりう
る値は図7Aに示すようになる。この図より明らかなよ
うに、kを−3から4まで変化させることにより、Δf
がとりうる値としては、−62kHzから50kHzま
での8通りの可能性がある。ここで、真の周波数オフセ
ットΔfを34kHzとし、kを変化させた場合の残留
周波数オフセット量、すなわち真の値と推定値との差は
図7Bに示すようになる。この場合、k=2で残留オフ
セット量は0となり、それ以外の場合の残留オフセット
量は16kHzの整数倍となる。したがって、kを変化
させるとともに、その際に得られる残留オフセット量が
0であるか、それとも16kHzの整数倍であるかを判
定すればよい。
【0008】しかし、1シンボル期間に1サンプルとっ
て周波数オフセットの推定を行う場合、以下に述べる理
由からその判定は不可能となる。図8Aに周波数オフセ
ットΔfが0の場合の信号配置を示す。波形整形用低域
通過フィルタとしてはロールオフ率0.4のナイキスト
フィルタを用いている。同図より分かるように、周波数
オフセットΔfが存在しない場合、各サンプル値は○で
示す4点に集中する。しかし、先述の例に従い、推定値
Δf′を補正し、残留周波数オフセット量として16k
Hzの整数倍が生じた場合も、図8Bに示すようにサン
プル値は同様に4点に集中する。
【0009】このためkを変化させても、前記8通りの
周波数オフセットの何れが真の周波数オフセットである
か判別することはできない。以上は4相PSK変調信号
(K=4)の場合について述べたが、一般にK相PSK
変調信号の場合、従来方式においては周波数オフセット
の推定可能範囲は1/(2KT)が限界とされていた。
この発明の目的は、先に述べた周波数オフセットの推定
限界を解消し、シンボル速度に近いような大きな周波数
オフセットに対してもその推定を可能とするK相PSK
信号用蓄積一括復調装置を提案することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、従来のK相
PSK変調信号用蓄積一括復調装置に対し、シンボル中
央位置以外のサンプル点(i+r)T(−0.5<r<
0.5、r≠0)においても、入力複素ベースバンド信
号をサンプリングする手段と、これらのサンプル値を
(N+1)シンボルに渡ってメモリに格納する手段と、
シンボル中央位置に対しrTずれたタイミングに対する
搬送波位相誤差除去用局部信号を発生する手段と、その
局部信号と上記メモリから流出された信号とを複素乗算
する手段と、その複素乗算出力に対し変調パターンジッ
タを除去する手段と、このジッタ除去された信号のばら
つきから、これが小さくなるようにkの値を推定・設定
する手段とが設けられ、かつ搬送波位相誤差除去用局部
信号は、そのシンボル中央に対するもの、またrTずれ
たものの何れに対しても、推定値ΔF′に2πk/KT
の周波数誤差が更に加えられて発生される。
【0011】
【実施例】図1にこの発明の実施例を示し、図4と対応
する部分に同一符号を付けてある。この発明において
は、入力端子1,2からの準同期検波された複素ベース
バンド4相PSK信号はA/D変換器18,19でシン
ボル中央値iTからrT(−0.5<r<0.5、r≠
0)ずれたタイミング(i+r)Tでサンプリングされ
る。このサンプリングクロックはクロック発生器5のク
ロックが遅延回路20でrTだけ遅延されたものが用い
られる。これらA/D変換器18,19からのサンプル
値I′i (r) ,Qi (r) (i=0〜N)はそれぞれ波形
整形用低域通過フィルタ21,22を通じてメモリ24
に格納される。一方、局部発振器25,26が設けら
れ、これらに対して推定部15で推定された初期位相誤
差θ′0 、周波数オフセット量Δω′が設定され、かつ
k設定・推定部27からkが設定される。局部発振器2
5から局部信号exp(−j{θ′0 +(Δω′+2k
π/KT)iT})が発生され、局部発振器26から局
部信号exp(−j{θ′0+(Δω′+2kπ/K
T)(i+r)T})が発生される。つまりこれら局部
信号は、図4の場合に対し、2kπ/KTも周波数誤差
として加えられている。
【0012】これら局部発振器25及び26は例えば図
2に示すように構成される。演算部31に初期位相誤差
θ′0 、周波数オフセット推定値Δω′、kの値及び入
力信号の入力時刻を示すiまたは(i+r)が入力され
てθ′+(Δω′+2kπ/KT)iTが演算され、そ
の演算結果に対し、割算部32において2πで割った残
りを求める剰余演算がされ、その出力が局部信号の指数
関数の引数となり、ROMテーブル33にアドレスとし
て与えられる。ROMテーブル33では、この入力アド
レスに対応した複素指数データを出力する。その出力の
うち、正弦成分については乗算部34において(−1)
と乗算されて出力される。
【0013】図1の説明に戻って、メモリ13から読出
された各サンプル値Ii ,Qi は局部発振器25からの
局部信号が乗算量17で複素乗算されてk設定・推定部
27に供給される。またメモリ24から読出された各サ
ンプル値Ii (r) ,Qi (r)は局部発振器26からの局
部信号が乗算器28で複素乗算される。この乗算出力に
変調パータンジッタ除去用フィルタ29により、タイミ
ング(i+r)Tにおける変調にもとずくばらつき(ジ
ッタ)が除去されてk設定・推定部27に供給される。
【0014】ところで周波数オフセットが存在しない場
合のアイパターンは図9Aに示すようにシンボル中央位
置iT、すなわちアイ開口部においてサンプリングを行
うと、その値は+1または−1となる。しかし(i+
r)T点でサンプリングを行うと、変調パターンによる
影響で、そのサンプル値はジッタをもつ。このジッタを
除去するために用いられるフィルタ29の周波数特性
は、送受信総合での波形整用フィルタのインパルス応答
を、シンボル中央位置からrTだけずらし、T間隔で離
散化し、それをフーリエ変換して求まる周波数特性の逆
特性を有するものであり、これに(i+r)Tのサンプ
ル値を通すことにより、(i+r)T点におけるサンプ
ル値は変調パターンの影響によるジッタが除去されるた
め、そのアイパターンは図9Bに示すように、iT点で
はジッタをもつようになるが、(i+r)T点では+1
又は−1をとることになる。この特性は図10Aの信号
配置図においても明らかである。●が(i+r)T点で
のサンプル値である。このサンプル値が4点のいずれか
をとることが分かる。図10Aは周波数オフセットΔf
が0の場合であるが、例えば先の例に従って16kHz
の残留オフセットが存在する場合、その特性は図10B
に示すように変化する。(i+r)T点でのサンプル
値、すなわち●で示す値がばらつきをもつことが分か
る。したがって、この発明では各kにおいてこのばらつ
きの状況等を観ることにより、ばらつきの最も小さいk
を決定し、残留オフセット量を0とする。
【0015】k設定・推定部27における処理手順の一
例を図3に示す。k推定に要するサンプル数はメモリ1
3,24に格納された(N+1)サンプルのうち、is
番目からIe 番目までの(Ie −is +1)サンプルと
する。まずk=0とし(S1)、またi=is とする
(S2 )、次に設定されたkに基づきk設定・推定部2
7に入力されるサンプル点iTでの複素データ(Iki
ki)とサンプル点(i+r)Tでの複素データ(Iki
(r) , Qki (r) )との信号点間の距離dkiが算出される
(S3 )。この距離dkiの計算はiがieになるまでi
を更新して行う(S4 ,S5 )。次にこれら(Ie −i
s +1)サンプルに渡る距離dkiの分散σ k 2 をとる
(S6 )。
【0016】その分散σk 2 が今までに計算した分散の
中での最小値σk ,2より小さいかをチェックし
(S7 )、σk 2 がσk ,2より小さい場合は、そのσk
2 をσk ,2(S8 )、これに対応した(Iki,Qki)を
(Ik , i ,Qk , i )として格納しておく(S9 )。
この処理をとりうるすべてのk(≦K)において繰り返
し(S 10,S11)、最終的に分散σk 2 が最小となる
(Ik , i ,Qk , i )を復調出力(Ik , i ,Qk ,
i )として出力し(S12)、これが復号器に供給され
る。
【0017】以上は複素信号間距離dkiの分散σk 2
比較してそれが最小となるkを求めたが、このうちの実
成分すなわち(Iki−Iki (r) )の絶対値または虚数成
分すなわち(Qki−Qki (r) )の絶対値の分散を比較し
てその分散が最小となるkを求めてもよい。この場合は
演算量の削減が図られる。また、以上の例ではとりうる
全てのkについて分散の大小比較を行っているが、ある
しきい値を設定し、分散値がこのしきい値以下となった
場合、それに対応する(Iki,Qki)を(Ik , i ,Q
k , i )として出力してもよい。この場合、k推定に要
する時間の短縮が図られる。さらに、以上示した例はサ
ンプル点iTでの複素データ(Iki,Q ki)とサンプル
点(i+r)Tでの複素データ(Iki (r) ,Qki (r)
との両方のデータを基に分散値の計算を行ったが、i=
s 〜Ie での(Iki (r) ,Qki (r) )の分散値が最小
となるkを推定してもよい。
【0018】以上のようにして正しいkが推定され、位
相誤差及び周波数誤差が完全に除去された場合は、変調
パターンジッタ除去フィルタ29の出力(Iik (r) ,Q
ik ( r))にジッタは生じないものとなる。上述におい
て、シンボル中央位置とrTずれた位置の各サンプル値
を得るため、それぞれ各別のA/D変換器を設けたが、
例えば1サンプルを4サンプルずつサンプリングし、そ
のうちの2番目(中央位置)のものと、3番目(中央位
置からrT(r=0.25)ずれた位置)のものとして
用いてもよい。あるいは例えば電子情報通信学会論文誌
B,Vol.J71−B、No,4、pp,540〜5
46「PSK信号蓄積一括復調方式におけるタイミング
抽出とキャリヤ抽出」中に述べている手法においては1
シンボル中を多数サンプリングするがこのサンプル点中
の中央位置と、これからrTずれた位置のものとを用い
るようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように従来においては周波数
オフセットの推定範囲は1/2KT(K:変調相数、T
シンボル周期)が限界であったが、この発明によればシ
ンボル速度に近いような大きな周波数オフセットに対し
ても推定することができる。この発明は低軌道衛星を用
いた衛星通信システムのようにドプラシフトの影響によ
り大きな搬送周波数オフセットが生じる無線通信システ
ムに適用して効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すブロック図。
【図2】図1中の局部発振器25(26)の構成例を示
すブロック図。
【図3】図1中のk設定・推定部27における処理手順
の一例を示す流れ図。
【図4】従来の4相PSK変調信号用蓄積一括復調装置
を示すブロック図。
【図5】Aは従来装置における変調成分除去のための剰
余演算時の瞬時位相の入出力特性図、Bは従来装置にお
ける周波数誤差、初期位相誤差の推定に用いる最小二乗
法に関する概念図である。
【図6】4相PSK変調信号の1シンボル周期内の位相
回転を示す図。
【図7】Aは推定周波数オフセットΔf′と真の周波数
オフセット量との関係例を示す図、Bは真のオフセット
が34kHzの場合の残留周波数オフセットの例を示す
図である。
【図8】周波数オフセットが0及びシンボル速度の1/
4倍のときの4相PSK変調信号の信号配置を示す図。
【図9】変調パターンジッタ除去用フィルタ29(図
1)通過前及び通過後における信号のアイパターンを示
す図。
【図10】周波数オフセットが0及びシンボル速度の1
/4倍のときの変調パターンジッタ除去用フィルタ通過
後における信号配置を示す図。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 準同期検波された複素ベースバンドK相
    PSK信号に対し、シンボル中央位置iT(iは0≦i
    ≦Nの整数、Tはシンボル周期)でサンプリングし、こ
    のサンプル値を(N+1)シンボルに渡ってメモリに格
    納すると共に、上記サンプル値を用いて初期位相差及び
    周波数誤差を推定し、これら推定結果に基づき局部発振
    器の位相及び周波数を設定し、この局部発振器の出力
    を、上記メモリに格納されているサンプル値と複素乗算
    して復調を行うK相PSK変調信号用蓄積一括復調装置
    において、 上記推定周波数誤差に2kπ/KT(kは整数)を加算
    したものが上記局部発振器に周波数誤差として設定さ
    れ、 上記シンボル中央位置以外のサンプル点(i+r)T
    (−0.5<r<0.5,r≠0)で上記複素ベースバ
    ンドK相PSK信号をサンプリングする手段と、 そのサンプリング手段よりのサンプル値を(N+1)シ
    ンボルに渡って第2メモリに格納する手段と、 上記局部発振器の出力に対し、rT位相がずれた信号を
    出力する第2局部発振器と、 その第2局部発振器の出力を上記第2メモリのサンプル
    値に複素乗算する乗算手段と、 その乗算手段の乗算出力に対する変調パターンジッタを
    除去する手段と、 そのパターンジッタ除去された信号を用い、そのばらつ
    きが小さくなるように上記kを設定・推定するk設定・
    推定手段と、 が設けられていることを特徴とするK相PSK変調信号
    用蓄積一括復調装置。
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