JP3973350B2 - 運搬用容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空の運搬用容器(以下、運搬用容器を、単に、「容器」ともいう。)を積み重ねる際には、上に位置する容器が、下に位置する容器に嵌め込まれ、所謂、ネスティングされ、また、物品が収納された容器を積み重ねる際には、上に位置する容器が、下に位置する容器に嵌め込まれないように積み重ねられる、所謂、スタッキングされることが可能な容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上述したネスティング及びスタッキング可能な容器の一例を、図9〜図12を用いて説明する。
【0003】
容器Bdは、平面形状が略長方形状の底部1と、底部1の相対する長辺から、上方に延在するとともに、外側に傾斜した長側壁2a、2bと、底部1の相対する短辺から、上方に延在するとともに、外側に傾斜した短側壁3a、3bと、長側壁2a、2bの上端及び短側壁3a、3bの上端から外側に、水平方向に延在する、容器Bdの開口部を取り囲むフランジ4とを有している。
【0004】
長側壁2a、2bの相対する一方の隅部には、長側壁2a、2bを外側に膨出させることにより、長側壁2a、2bと略同じ高さの有底で、且つ、上方が開放されたポケット部p1が形成されており、長側壁2a、2bを外側に膨出させることによりポケット部p1が形成された長側壁2a、2bには、外側に突出した支脚部c1が形成されている。そして、ポケット部p1の相対する内側面p1’及び支脚部c1の相対する外側面c1’は、下方に行くにしたがって、互いに、徐々に接近する方向に傾斜している。
【0005】
また、長側壁2a、2bの相対するもう一方の隅部には、同じく、長側壁2a、2bを外側に膨出させることにより、長側壁2a、2bと略同じ高さの有底で、且つ、上方が開放されたポケット部p2が形成されており、長側壁2a、2bを外側に膨出させることによりポケット部p2が形成された長側壁2a、2bには、外側に突出した支脚部c2が形成されている。そして、ポケット部p2の相対する内側面p2’及び支脚部c2の相対する外側面c2’は、下方に行くにしたがって、互いに、徐々に接近する方向に傾斜している。上記のポケット部p2及び支脚部c2は、上述した長側壁2a、2bの相対する一方の隅部に形成されたポケット部p1及び支脚部c1より、幅が狭く、しかも、上述した長側壁2a、2bの相対する一方の隅部に形成されたポケット部p1の中心を結ぶ中心線L1は、長側壁2a、2bの相対するもう一方の隅部に形成されたポケット部p2の中心を結ぶ中心線L2より、より容器Bdの外側、即ち、短側壁3a側に位置するように構成されている。以下に、説明の都合上、便宜的に、長側壁2a、2bの相対する一方の隅部に形成されたポケット部p1及び支脚部c1を、幅広ポケット部p1及び幅広支脚部c1と称し、長側壁2a、2bの相対するもう一方の隅部に形成されたポケット部p2及び支脚部c2を、幅狭ポケット部p2及び幅狭支脚部c2と称する。
【0006】
上述した容器Bdを、上下方向に同じ向き、即ち、下に位置する容器Bd’の幅広ポケット部p1及び幅広支脚部c1の上方に、上に位置する容器Bd”の幅広ポケット部p1及び幅広支脚部c1が位置し、下に位置する容器Bd’の幅狭ポケット部p2及び幅狭支脚部c2の上方に、上に位置する容器Bd”の幅狭ポケット部p2及び幅狭支脚部c2が位置するように配置した場合には、上に位置する容器Bd”の幅広支脚部c1が、下に位置する容器Bd’の幅広ポケット部p1に、また、上に位置する容器Bd”の幅狭支脚部c2が、下に位置する容器Bd’の幅狭ポケット部p2に、それぞれ、挿入されて、図11に示されているように、ネスティングされるように構成されている。
【0007】
また、上に位置する容器Bd”を、上述したネスティングの状態から、平面的に180度回転させて、下に位置する容器Bd’の幅広ポケット部p1及び幅広支脚部c1の上方に、上に位置する容器Bd”の幅狭ポケット部p2及び幅狭支脚部c2が位置し、下に位置する容器Bd’の幅狭ポケット部p2及び幅狭支脚部c2の上方に、上に位置する容器Bd”の幅広ポケット部p1及び幅広支脚部c1が位置するように配置した場合には、上に位置する容器Bd”の幅広支脚部c1及び幅狭支脚部c2が、下に位置する容器Bd’のフランジ4に載置されて、図12に示されているように、スタッキングされるように構成されている。
【0008】
上述したように、容器Bdを、上下方向に同じ向きに配置した際に、ネスティングされ、ネスティングの状態から、一方の容器Bdを、平面的に180度回転させた際には、スタッキングされるような容器Bdを、異方向スタッキング容器Bdと称する。
【0009】
次に、図13〜図16を用いて、ネスティング及びスタッキング可能な別の容器について説明する。
【0010】
容器Bsは、平面形状が略長方形状の底部10と、底部10の相対する長辺から、上方に延在するとともに、外側に傾斜した長側壁20a、2b0と、底部10の相対する短辺から、上方に延在するとともに、外側に傾斜した短側壁30a、30bと、長側壁20a、20bの上端及び短側壁30a、30bの上端から外側に、水平方向に延在する、容器Cdの開口部を取り囲むフランジ40とを有している。
【0011】
50は、容器Bsの中程の高さに形成された、長側壁20a、20b及び短側壁30a、30bの外面から外側に水平方向に延在する中間水平リブであり、51は、フランジ40と中間水平リブ50との間に形成された、長側壁20a、20b及び短側壁30a、30bの外面から外側に水平方向に延在する上部水平リブであり、52は、フランジ40、中間水平リブ50及び上部水平リブ51とを連結する、適当数の垂直リブである。
【0012】
p10は、一方の隅部付近の長側壁20a、20bを外側に膨出させることにより形成された有底で、且つ、上方が開放されたポケットであり、ポケットp10は、フランジ40から容器Bsの中程まで延在している。c10は、ポケットp10に隣接して或いはポケットp10と適当な間隙を置いて、ポケットp10より、容器Bsの中央部寄りの長側壁20a、20bの外面に形成された支脚であり、支脚c10は、中間水平リブ50から底部10付近まで延びるように形成されている。上記のポケットp10の内幅は、支脚c10の外幅より大きく形成されている。以下、このような、幅広のポケットp10と幅狭の支脚c10との組み合わせを幅広ポケット・支脚部S1と称する。
【0013】
c20は、もう一方の隅部付近の長側壁20a、20bの外面に形成された支脚であり、支脚c20は、中間水平リブ50から底部10付近まで延びるように形成されている。p20は、支脚c20に隣接して或いは支脚c20と適当な間隙を置いて、支脚c20より容器Bsの中央部寄りの長側壁20a、20bを、外側に膨出させることにより形成された有底で、且つ、上方が開放されたポケットであり、ポケットp20は、フランジ40から容器Bsの中程まで延在している。上記の支脚c20の外幅は、上記ポケットp20の内幅より大きく形成されている。以下、このような、幅広の支脚c20と幅狭のポケットp20との組み合わせを幅広支脚・ポケット部S2と称する。
【0014】
幅広ポケット・支脚部S1の幅狭の支脚c10の外幅は、幅広支脚・ポケット部S2の幅狭のポケットp20の内幅より狭く形成されており、従って、後述するネスティングの際には、幅広ポケット・支脚部S1の幅狭の支脚c10が、幅広支脚・ポケット部S2の幅狭のポケットp20に挿入できるように構成されている。また、幅広支脚・ポケット部S2の幅広の支脚c20の外幅は、幅広ポケット・支脚部S1の幅広ポケットp10の内幅より狭く形成されており、従って、後述するネスティングの際には、幅広支脚・ポケット部S2の幅広の支脚c20が、幅広ポケット・支脚部S1の幅広ポケットp10に挿入できるように構成されている。
【0015】
本実施例においては、上述した幅広ポケット・支脚部S1は、相対する長側壁20a、20bの一方の隅部付近に、互いに対向して配置されており、また、相対する長側壁20a、20bのもう一方の隅部付近には、互いに対向するように、幅広支脚・ポケット部S2が配置されている。なお、一方の長側壁20aの両隅部付近に、それぞれ、幅広ポケット・支脚部S1を配置し、もう一方の長側壁20bの両隅部付近に、それぞれ、幅広支脚・ポケット部S2を配置することもできる。
【0016】
下に位置する容器Bs’と上に位置する容器Bs”とが、同じ向きになるように、即ち、下に位置する容器Bs’の幅広ポケット・支脚部S1の上方に、上に位置する容器Bs”の幅広ポケット・支脚部S1が位置し、また、下に位置する容器Bs’の幅広支脚・ポケット部S2の上方に、上に位置する容器Bs”の幅広支脚・ポケット部S2が位置するように、容器を積み重ねると、上に位置する容器Bs”の合計4本の支脚c10、c20が、それぞれ、下に位置する容器Bs’のフランジ40に載置されるので、図15に示されているように、下に位置する容器Bs’の上に、上に位置する容器Bs”がスタッキングされることになる。
【0017】
また、スタッキング状態から、上に位置する容器Bs”を、平面的に180度回転させて、下に位置する容器Bs’と上に位置する容器Bs”とが、異なる向きになるように、即ち、下に位置する容器Bs’の幅広ポケット・支脚部S1の上方に、上に位置する容器Bs”の幅広支脚・ポケット部S2が位置し、また、下に位置する容器Bs’の幅広支脚・ポケット部S2の上方に、上に位置する容器Bs”の幅広ポケット・支脚部S1が位置するように配置すると、下に位置する容器Bs’の幅広ポケット・支脚部S1のポケットp10に、上に位置する容器Bs”の幅広支脚・ポケット部S2の支脚c20が、また、下に位置する幅広支脚・ポケット部S2のポケットp20に、上に位置する幅広ポケット・支脚部S1の支脚c10が、それぞれ挿入されることになり、従って、図16に示されているように、上に位置する容器Bs”の略半分が、下に位置する容器Bs’の内部に嵌め込まれてネスティングされることになる。
【0018】
上述したように、容器Bsを、上下方向に同じ向きに配置した際に、スタッキングされ、スタッキングの状態から、一方の容器Bsを、平面的に180度回転させた際には、ネスティングされるような容器Bsを、同方向スタッキング容器Bsと称する。
【0019】
そして、従来、廃棄される種々の合成樹脂製製品のリサイクル樹脂材により製造された異方向スタッキング容器Bd及び同方向スタッキング容器Bsが知られている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
上述したリサイクル樹脂材により製造された容器は、種々の色に着色された廃棄される合成樹脂製製品から製造されるとともに、その色相を安定して製造するために、調合可能な濃い色相とせざるを得ないので、一般的には黒色とされている。従って、容器の色の違いにより、収容する物品や納入先等の識別を行っていた従来の色による識別ができないという問題があった。
【0021】
また、リサイクル樹脂材は、樹脂メーカーで製造された、過去に一度も成形品として使用されていない樹脂材(以下、このような樹脂材を、バージン樹脂材という。)と異なり、成形された容器を紫外線から保護するための耐候安定剤の量が減少しており、従って、リサイクル樹脂材により製造された容器の耐候安定性能が落ちるという問題があった。
【0022】
更に、リサイクル樹脂材は、バージン樹脂材に含有されていた帯電防止材等の添加剤も減少しており、従って、塵埃等が、静電気により、容器に付着しやすいという問題があった。
【0023】
更にまた、リサイクル樹脂材は、再成形による熱履歴のために、その物性においては、硬化する傾向にあり、従って、リサイクル樹脂材により製造された容器は、耐衝撃性能が低下するという問題があった。
【0024】
勿論、上述したリサイクル樹脂材が有する欠点を補うために、耐候安定剤や帯電防止材等の添加剤を補充するということも考えられるが、このような添加剤の補充により、容器の製造コストがアップしてしまい、リサイクル樹脂材を利用するメリットが損なわれることになる。
【0025】
本発明の目的は、上述した従来のリサイクル樹脂材を利用した容器が有する課題を解決することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した目的を達成するために、上下方向に同じ向きに配置した際には、スタッキングされ、スタッキングの状態から、一方の運搬用容器を、平面的に180度回転させた際には、ネスティングされる、所謂、同方向スタッキング運搬用容器の相対する側壁に略平行な垂直仕切り面を境に、一方の運搬用容器部分が、リサイクル樹脂材により成形されており、もう一方の運搬用容器部分が、バージン樹脂材により成形されているとともに、バージン樹脂材により成形された運搬用容器部分が、リサイクル樹脂材により成形された運搬用容器部分と異なる色に着色されており、更に、射出成形後の冷却過程における収縮を考慮して、バージン樹脂材で成型される運搬用容器部分の金型寸法を、リサイクル樹脂材で成型される運搬用容器部分の金型寸法より大きくしたものである。
【0027】
【実施例】
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定されるものではない。なお、上述した従来の容器と同じ構成部材については、その説明を省略するとともに、同じ符号が用いられている。
【0028】
図1及び図2に示されているように、本発明においては、異方向スタッキング容器Bdの短側壁3a、3bに略平行な垂直仕切り面D1を境にして、一方の領域に位置する容器部分Rを、廃棄される種々の合成樹脂製製品のリサイクル樹脂材により成形するとともに、もう一方の領域に位置する容器部分Vを、バージン樹脂材により成形したものである。このような、異方向スタッキング容器Bdの短側壁3a、3bに略平行な垂直仕切り面D1を境にして、一方の領域に位置する容器部分Rが、リサイクル樹脂材により成形され、もう一方の領域に位置する容器部分Vが、バージン樹脂材により成形された異方向スタッキング容器Bdは、例えば、射出成形機の金型の一方のゲイトから、溶融状態のリサイクル樹脂材を供給し、他方のゲイトから、溶融状態のバージン樹脂材を供給することにより製造することができる。
【0029】
リサイクル樹脂材の使用量を増やすことにより、製造される異方向スタッキング容器Bdの製造コストを下げることができるので、リサイクル樹脂材により成形される容器部分Rと、バージン樹脂材により成形された容器部分Vとの垂直仕切り面D1を、バージン樹脂材により成形された容器部分V側に移動させて、即ち、図2において、短側壁3b側に移動させて、異方向スタッキング容器Bdのより多くの部分が、リサイクル樹脂材により成形されるように構成することが好ましい。
【0030】
また、常に、異方向スタッキング容器Bdの垂直仕切り面D1を境にして、一方の領域に位置する容器部分Rをリサイクル樹脂材により成形するとともに、もう一方の領域に位置する容器部分Vをバージン樹脂材により成形するとともに、バージン樹脂材により成形された容器部分Vを、リサイクル樹脂材により成形された容器部分Rの色と異なる所望の色に着色することにより、幅広ポケット部p1及び幅狭ポケット部p2の位置の識別が容易になり、従って、スタッキング作業及びネスティング作業の作業性が向上する。即ち、図3に示されているように、上に位置する容器Bd”の所望の色に着色されたバージン樹脂材で成形された容器部分Vの下方に、下に位置する容器Bd’のリサイクル樹脂材で成形された容器部分Rが位置するとともに、上に位置する容器Bd”のリサイクル樹脂材で成形された容器部分Rの下方に、下に位置する容器Bd’の所望の色に着色されたバージン樹脂材で成形された容器部分Vが位置するように配置すれば、異方向スタッキング容器Bdは、スタッキングできることになり、また、図4に示されているように、上に位置する容器Bd”の所望の色に着色されたバージン樹脂材で成形された容器部分Vの下方に、同じく、下に位置する容器Bd’の所望の色に着色されたバージン樹脂材の容器部分Vが位置するとともに、上に位置する容器Bd”のリサイクル樹脂材で成形された容器部分Rの下方に、同じく、下に位置する容器Bd’のリサイクル樹脂材で成形された容器部分Rが位置するように配置すれば、異方向スタッキング容器Bdは、ネスティングできることになる。また、バージン樹脂材により成形された容器部分Vの色相により、異方向スタッキング容器Bdに収容する物品や納入先等の識別を行うことができる。
【0031】
また、本発明は、図5及び図6に示されているように、同方向スタッキング容器Bsの短側壁30a、30bに略平行な垂直仕切り面D2を境にして、同方向スタッキング容器Bsの一方の領域に位置する容器部分Rを、リサイクル樹脂材により成形するとともに、もう一方の領域に位置する容器部分Vを、バージン樹脂材により成形したものである。このように、同方向スタッキング容器Bsの短側壁30a、30bに略平行な垂直仕切り面D2を境にして、一方の領域に位置する容器部分Rが、リサイクル樹脂材により成形され、もう一方の領域に位置する容器部分Vが、バージン樹脂材により成形された同方向スタッキング容器Bsは、例えば、射出成形機の金型の一方のゲイトから、溶融状態のリサイクル樹脂材を供給し、他方のゲイトから、溶融状態のバージン樹脂材を供給することにより製造することができる。
【0032】
リサイクル樹脂材の使用量を増やすことにより、製造される同方向スタッキング容器Bsの製造コストを下げることができるので、リサイクル樹脂材により成形される容器部分Rと、バージン樹脂材により成形された容器部分Vとの垂直仕切り面D2を、バージン樹脂材により成形された容器部分V側に移動させて、即ち、図6において、短側壁30b側に移動させて、同方向スタッキング容器Bsのより多くの部分が、リサイクル樹脂材により成形されるように構成することが好ましい。
【0033】
また、常に、同方向スタッキング容器Bsの垂直仕切り面D2を境にして、一方の領域に位置する容器部分Rをリサイクル樹脂材により成形するとともに、もう一方の領域に位置する容器部分Vをバージン樹脂材により成形するとともに、バージン樹脂材により成形された容器部分Vを、リサイクル樹脂材により成形された容器部分Rの色と異なる所望の色に着色することにより、幅広ポケット・支脚部S1及び幅広支脚・ポケット部S2の位置の識別が容易になり、従って、スタッキング作業及びネスティング作業の作業性が向上する。即ち、上に位置する容器Bs”の所望の色に着色されたバージン樹脂材の容器部分Vの下方に、同じく、下に位置する容器Bs’の所望の色に着色されたバージン樹脂材の容器部分Vが位置するとともに、上に位置する容器Bs”のリサイクル樹脂材により成型された容器部分Rの下方に、同じく、下に位置する容器Bs’のリサイクル樹脂材により成型された容器部分Rが位置するように配置すれば、図7に示されているように、同方向スタッキング容器Bsは、スタッキングできることになる。また、上に位置する容器Bs”の所望の色に着色されたバージン樹脂材の容器部分Vの下方に、下に位置する容器Bs’のリサイクル樹脂材により成型された容器部分Rが位置するとともに、上に位置する容器Bs”のリサイクル樹脂材により成型された容器部分Rの下方に、下に位置する容器Bs’の所望の色に着色されたバージン樹脂材の容器部分Vが位置するように配置すれば、図8に示されているように、同方向スタッキング容器Bsは、ネスティングできることになる。また、バージン樹脂材により成形された容器部分Vの色相により、同方向スタッキング容器Bsに収容する物品や納入先等の識別を行うことができる。
【0034】
ところで、リサイクル樹脂材は、その使用状態や熱履歴を経ることにより、各種添加剤が減少或いは喪失したり、微細な異物等が混入しており、物性的に不安定で、特に、寸法安定性に欠けている。また、バージン樹脂材により成形された容器部分Vは、リサイクル樹脂材により成型された容器部分Rに比べて、射出成形された後の冷却過程において、より大きく収縮する傾向がある。
【0035】
上述したような、バージン樹脂材により成形された容器部分Vと、リサイクル樹脂材により成形される容器部分Rとに収縮差が生じても、異方向スタッキング容器Bdのネスティングの際には、上に位置する容器Bd”のバージン樹脂材で成型された容器部分Vの下方に、下に位置する容器Bd’の同じ寸法特性及び収縮性向を有するバージン樹脂材で形成された容器部分Vが位置するとともに、上に位置する容器Bd”のリサイクル樹脂材により成形される容器部分Rの下方に、下に位置する容器Bd’の同じ寸法特性及び収縮性向を有するリサイクル樹脂材により成形される容器部分Rが位置するので、従って、下に位置する容器Bd’のリサイクル樹脂材により成形される容器部分R内に位置する幅広ポケット部p1と、該幅広ポケット部p1に挿入される、上に位置する容器Bd”の同じくリサイクル樹脂材により成形される容器部分R内に位置する幅広支脚部c1の位置がずれたり、寸法が大きく異なるようなことがなく、また、同様に、下に位置する容器Bd’のバージン樹脂材により成形される容器部分V内に位置する幅狭ポケット部p2と、該幅狭ポケット部p2に挿入される、上に位置する容器Bd”の同じくバージン樹脂材により成形される容器部分V内に位置する幅狭支脚部c2の位置がずれたり、寸法が大きく異なるようなことがない。従って、異方向スタッキング容器Bdのネスティングを、スムースに、支障なく行うことができる。
【0036】
異方向スタッキング容器Bdのスタッキングの場合には、上に位置する容器Bd”のバージン樹脂材で成型された容器部分Vの下方に、下に位置する容器Bd’の寸法特性や収縮性向が異なるリサイクル樹脂材により成形される容器部分Rが位置することになるが、スタッキングの場合は、上に位置する容器Bd”の幅広支脚部c1及び幅狭支脚部c2が、下に位置する容器Bd’のフランジ4に載置されるだけであり、幅広支脚部c1や幅狭支脚部c2が、幅広ポケット部p1や幅狭ポケット部p2に挿入されることはないので、バージン樹脂材で成型された容器部分Vとリサイクル樹脂材により成形される容器部分Rとの間の寸法特性や収縮性向の差異は、問題とならない。
【0037】
しかしながら、同方向スタッキング容器Bsをネスティングする際には、上に位置する容器Bs”のバージン樹脂材で成型された容器部分Vの下方に、下に位置する容器Bs’のリサイクル樹脂材により成形された容器部分Rが位置するので、バージン樹脂材により成形された容器部分Vとリサイクル樹脂材により成形される容器部分Rとの間に存在する寸法特性や収縮性向の相違により、ネスティングがスムースに行えないという問題が生ずる場合がある。例えば、上述したように、バージン樹脂材で成型された容器部分Vは、リサイクル樹脂材により成形された容器部分Rに比べて、射出成形された後の冷却過程において、より大きく収縮する傾向がある。このように、バージン樹脂材で成型された容器部分Vが、リサイクル樹脂材により成形された容器部分Rに比べて、より大きく収縮すると、下に位置する容器Bs’の幅広ポケット・支脚部S1のポケットp10と、上に位置する容器Bs”の幅広支脚・ポケット部S2の支脚c20との位置、及び、下に位置する幅広支脚・ポケット部S2のポケットp20と、上に位置する幅広ポケット・支脚部S1の支脚c10との位置がずれて、下に位置する容器Bs’の幅広ポケット・支脚部S1のポケットp10への、上に位置する容器Bs”の幅広支脚・ポケット部S2の支脚c20の挿入及び下に位置する幅広支脚・ポケット部S2のポケットp20への、上に位置する幅広ポケット・支脚部S1の支脚c10の挿入が阻止される場合がある。
【0038】
上述したような、下に位置する容器Bs’の幅広ポケット・支脚部S1のポケットp10への、上に位置する容器Bs”の幅広支脚・ポケット部S2の支脚c20の挿入及び下に位置する幅広支脚・ポケット部S2のポケットp20への、上に位置する幅広ポケット・支脚部S1の支脚c10の挿入が阻止されないように、幅広ポケット・支脚部S1或いは幅広支脚・ポケット部S2が形成されるバージン樹脂材で成型された容器部分Vの金型寸法を、射出成形された後の冷却過程において、より大きく収縮する傾向を考慮して、予め、大きな寸法にしておく。
【0039】
上述した実施例においては、異方向スタッキング容器Bdの短側壁3a、3bには、ポケット部や支脚部が形成されていないが、必要に応じて、短側壁3a、3bにも、ポケット部や支脚部を形成することができる。また、同様に、同方向スタッキング容器Bsの短側壁30a、30bには、幅広ポケット・支脚部S1や幅広支脚・ポケット部S2が形成されていないが、必要に応じて、短側壁30a、30bにも、幅広ポケット・支脚部S1や幅広支脚・ポケット部S2を形成することができる。
【0040】
上述したように、異方向スタッキング容器Bd及び同方向スタッキング容器Bsのいずれにおいても、バージン樹脂材で成型される容器部分Vは、色素や顔料を添加することにより、所望の色に着色する。また、リサイクル樹脂材により成形される容器部分Rは、着色済みの色になるか、或いは、常に同じ色に安定して製造するために黒色の色素や顔料を用いて、黒色に製造される。リサイクル樹脂材は、種々の色に着色された廃棄される合成樹脂製製品を使用するために、リサイクル樹脂材により成形される容器部分Rは、成型機に供給されるリサイクル樹脂材のバッチ毎に、異なる色になってしまうので、常に安定した同じ色の容器部分Rを製造するためには、通常、黒色の色素や顔料を用いて、黒色に製造されることになる。このように、バージン樹脂材で成型される容器部分Vを、所望の色に着色することにより、従来の全体をバージン樹脂材で成形した異方向スタッキング容器Bdや同方向スタッキング容器Bsのように、収容される物品や納入先等の着色による識別を行うことが可能となる。
【0041】
また、異方向スタッキング容器Bd及び同方向スタッキング容器Bsを、バージン樹脂材で成形された容器部分Vとリサイクル樹脂材により成形された容器部分Rとで構成したので、リサイクル樹脂材の再利用の面から見て有効であるとともに、異方向スタッキング容器Bd及び同方向スタッキング容器Bsの製造コストの低減化にとっても有効である。
【0042】
更に、リサイクル樹脂材により成形された容器部分Rは、帯電防止材が少なくなっているが、バージン樹脂材で成形される容器部分Vには、帯電防止材が多く含まれており、帯電防止効果があるので、容器全体としては、従来の全体がリサイクル樹脂材により成形された容器に比べて、塵埃等の付着が少ない。
【0043】
更にまた、リサイクル樹脂材により成形された容器部分Rは、再成形による熱履歴のために、耐衝撃性能が低下しているが、バージン樹脂材で成形される容器部分Vは、耐衝撃性能が十分であり、従って、本発明の容器は、容器全体としては、従来の全体がリサイクル樹脂材により成形された容器に比べて、耐衝撃性能が向上している。
【0044】
なお更に、リサイクル樹脂材により成形された容器部分Rは、紫外線から合成樹脂を保護するための耐候安定剤の量が減少しているので、耐候安定性能が低下しているが、バージン樹脂材で成形される容器部分Vは、耐候安定性能が十分であり、従って、本発明の容器は、容器全体としては、従来の全体がリサイクル樹脂材により成形された容器に比べて、良好な耐候安定性能を有する。
【0045】
上述したように、ネスティング及びスタッキング可能な容器を、バージン樹脂材で成形された容器部分Vとリサイクル樹脂材により成形された容器部分Rとで構成したので、リサイクル樹脂材の再利用の面から見て有効であるとともに、容器の製造コストの低減化にとっても有効であり、また、バージン樹脂材で成型される容器部分Vを、所望の色に着色することにより、従来の全体をバージン樹脂材で成形した容器のように、収容される物品や納入先等の着色による識別を行うことが可能となる。
【0046】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような構成を有するので、以下に記載する効果を奏するものである。
【0047】
相対する側壁に略平行な垂直仕切り面を境に、一方の側が、リサイクル樹脂材により成形されており、もう一方の側が、バージン樹脂材により成形されているので、リサイクル樹脂材の再利用の面から見て有効であるとともに、容器の製造コストの低減化を実現することができる。
【0048】
バージン樹脂材により成形されている容器部分が、所望の色に着色されているとともに、リサイクル樹脂材により成形されている容器部分が、黒に着色されているので、従来の全体をバージン樹脂材で成形した容器と同様に、収容される物品や納入先等の着色による識別を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の運搬用容器の斜視図である。
【図2】図2は図1に示されている運搬用容器の平面図である。
【図3】図3は図1に示されている運搬用容器がスタッキングされた状態の斜視図である。
【図4】図4は図1に示されている運搬用容器がネスティングされた状態の斜視図である。
【図5】図5は本発明の別の実施例の運搬用容器の斜視図である。
【図6】図6は図5に示されている運搬用容器の平面図である。
【図7】図7は図5に示されている運搬用容器がスタッキングされた状態の斜視図である。
【図8】図8は図5に示されている運搬用容器がネスティングされた状態の斜視図である。
【図9】図9は従来の運搬用容器の斜視図である。
【図10】図10は図9に示されている運搬用容器の平面図である。
【図11】図11は図9に示されている運搬用容器がネスティングされた状態の斜視図である。
【図12】図12は図9に示されている運搬用容器がスタッキングされた状態の斜視図である。
【図13】図13は従来の別の運搬用容器の斜視図である。
【図14】図14は図13に示されている運搬用容器の平面図である。
【図15】図15は図13に示されている運搬用容器がスタッキングされた状態の斜視図である。
【図16】図16は図13に示されている運搬用容器がネスティングされた状態の斜視図である。
【符号の説明】
Bd、Bs・・・・・容器
R・・・・・・・・・リサイクル樹脂材により成形された容器部分
S1・・・・・・・・幅広ポケット・支脚部
S2・・・・・・・・幅広支脚・ポケット部
V・・・・・・・・・バージン樹脂材で成型される容器部分
c1、c2・・・・・支脚部
p1、p2・・・・・ポケット部
10・・・・・・・・底部
20a、20b・・・長側壁
30a、30b・・・短側壁

Claims (1)

  1. 上下方向に同じ向きに配置した際には、スタッキングされ、スタッキングの状態から、一方の運搬用容器を、平面的に180度回転させた際には、ネスティングされる、所謂、同方向スタッキング運搬用容器の相対する側壁に略平行な垂直仕切り面を境に、一方の運搬用容器部分が、リサイクル樹脂材により成形されており、もう一方の運搬用容器部分が、バージン樹脂材により成形されているとともに、バージン樹脂材により成形された運搬用容器部分が、リサイクル樹脂材により成形された運搬用容器部分と異なる色に着色されており、更に、射出成形後の冷却過程における収縮を考慮して、バージン樹脂材で成型される運搬用容器部分の金型寸法が、リサイクル樹脂材で成型される運搬用容器部分の金型寸法より大きいことを特徴とする運搬用容器。
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