JP3972578B2 - 患者誤認防止のための病院医療情報システム。 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、頻繁に発生する医療現場での事故の中で、小さなミスをもリアルタイムに分別・処理し、リスクを回避するために、LANを利用した病院内の患者誤認防止のための病院医療情報システムを構築し、在宅患者との健康状態の情報交流をも活発化し、患者誤認防止のための情報をビジュアライズに表示し、かつ音声で警告するものである。
【0002】
【従来の技術】
医療現場での事故は、小さなミスから起こるといわれ、とくに注射を巡る事故が多く見られている。
【0003】
某公立病院では、抗生剤を点滴したあとに血液凝固阻止剤を注入しなければならないところ、注射器を取り違えて他の患者への消毒液を注入し、それが原因で死亡したとされている。
【0004】
また、某大学付属病院では、研修医が患者にブドウ糖の注射をするべきところを、誤って別の患者用の血圧降下剤を注射し、死亡に至ったとされている。
【0005】
こうした医療現場での事故は、医療行為の合理化や、医療業務のマンネリ化などがもたらしたものが多くあるといわれている。たとえば、抗生剤を点滴したあとに血液凝固阻止剤を注入しなければならないところ、同じ型の注射器を取り違えて、他の患者への消毒液を、血液凝固阻止剤を注入しなければならない患者に注入した場合などもみられ、その場合、同じ型の注射器が準備されていた。
【0006】
そのために、医療ミスを防止するための対策も、次々に考えられるようになってきている。
【0007】
たとえば、某公立病院などの現場では、「注射器などの使用に関連する取扱い要項」が、次のように決められている。
▲1▼ 注射の目的で使用の場合には、注射器の色を無色とし、注射以外の目的で使用の場合には、注射器の色を緑色とする。
▲2▼ 血管系チュ−ブに接続する三方活栓は赤色とし、血管系以外の三方活栓は緑色とする。
▲3▼ 血管系カテ−テルへの注入器接続には、誤接続防止のため、緑色のカテ−テルチップ型注入器を使用する。
▲4▼ 経管栄養チュ−ブと、注射器との接続には、誤接続防止のタイプのものを使用する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
医療現場での事故は、小さなミスから起こるといわれ、とくに注射を巡る事故が多く見られているが、医療行為は、人命に係わる大変重要なことなので、前記のような取扱い要項では、再発が憂慮されるものである。
【0009】
本発明は、従来の医療行為を根本から見直し、LANを利用して病院内の患者誤認防止のための病院医療情報システムを構築し、患者誤認防止のための情報をビジュアライズに表示し、かつ、音声で警告しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の課題を解決するための手段として、病院内につくられたコンピュ−タ用の通信ネットワ−クであるLAN1を用い、病院内の担当部署、たとえば医事事務部門2のオ−ダリングサ−バ3、中央材料部門4の医療材料物流サ−バ5、薬剤部門6の薬剤管理サ−バ7、検査部門8の検査部サ−バ9、核医学部門10の画像サ−バ11、病棟部門12の看護支援サ−バ13、輸血部門14のその他サ−バ15、外来部門16のその他サ−バ17などのほか、情報アクセスサ−バ18とそれぞれ接続され、また、基幹LANの一部を無線化する無線LANの中で、ツイスト・ペア・ケ−ブルを使ったHUB(ハブ)19を端末とし、病院用携帯情報端末としてのPDA(パ−ソナル・テジタル・アシスタント)20を各部室に配置する構成としている。
【0011】
また、基幹LANの一部を無線化する無線LANの中で、ツイスト・ペア・ケ−ブルを使ったHUB(ハブ)19を端末としてリアルタイム処理がなされるもので、基幹LANにはコントロ−ルモジュ−ル、HUB側にユ−ザ−モジュ−ルと呼ぶアダプタをつけている。
【0012】
また非接触RF−IDで、患者情報(患者ID、病棟、診療科、セキュリティ−・コ−ドなど)が記載され、かつ、顔写真を印字した患者が装着するリストバンド21を読み込み、サ−バ−に保存されている情報を取り込み、姓名、性別、生年月日、住所などと顔写真をディスプレ−上に表示するとともに、音声で読み上げ、患者本人に点呼確認すると同時に、周囲にいる人々にも確認して患者の認識と確認を行なっており、本発明に用いられるバ−コ−ドは普通のバ−コ−ドばかりか、二次元、三次元のバ−コ−ドを用いることによって犯罪の防止が期待できるばかりか、情報の多重化も可能になっている。
【0013】
さらに内服・外用薬剤処方と投与の確認では、薬剤に付与されたバ−コ−ドをPDA20付属のリ−ダ−で読み、患者のリストバンド21のバ−コ−ドまたは非接触RF−IDを読むもので、医師・看護婦などの実施担当医療従事者が薬剤の投与を行う場合には、その従事者の情報も、バ−コ−ドまたは非接触RF−IDより入力して確認するものである。
【0014】
患者のリストバンド21の情報は、サ−バ−のオ−ダ−情報と照合し、その患者に処方された薬剤であると確認したら薬剤名、服用量、服用時間、服用方法等を携帯端末が音声で出力し、顔写真と一緒にディスプレ−上に表示されるものであるが、顔写真については任意に表示されるものである。
【0015】
違う患者用に処方されたものであれば、アラ−ム音を出し、注意を喚起するとともに、その薬剤が処方された患者の患者ID(カルテ番号)、病棟、診療科、氏名、性別、生年月日等が、顔写真(任意)にPDA20のディスプレ−に表示されることになっている。
【0016】
輸液と処方の確認では、輸液に添付されたバ−コ−ドをPDA20付属のリ−ダ−で読み、患者のリストバンド21のバ−コードまたは非接触RF−IDを読むもので、サ−バ−のオ−ダ−情報と照合し、その患者に処方された輸液であると確認したら輸液名、使用量、使用時間、使用方法等をPDA20が音声で出力され、顔写真(任意)と一緒にディスプレ−上に表示されるものである。
【0017】
医師・看護婦などの実施担当医療従事者の情報も、バ−コ−ドまたは非接触RF−IDより入力して確認するものである。
【0018】
違う患者に用意されたものであれば、PDA20がアラ−ム音を出し、患者に対して注意を喚起するようになっており、その輸液が正確に用意された場合には患者の患者ID、病棟、診療科、氏名、性別、生年月日等が、顔写真(任意)とともに、PDA20のディスプレ−に表示されることになっている。
【0019】
輸血と処方の確認では、血液製剤に添付されたバ−コ−ドをPDA20付属のリ−ダ−で読み、患者のリストバンド21のバ−コ−ドまたは非接触RF−IDを読むもので、サ−バ−のオ−ダ−情報と照合し、その患者に処方された血液製剤であると確認したら、血液製剤名、使用量、使用時間、使用方法等をPDA20が音声で出力し、顔写真(任意)と一緒にディスプレ−上に表示されるものである。また、医師・看護婦などの実施担当医療従事者の情報も、バ−コ−ドまたは非接触RF−IDより入力して確認するものである。
【0020】
違う患者用に用意された輸血であれば、PDA20がアラ−ム音を出し、患者に注意を喚起するとともに、その血液製剤が処方された患者の患者ID、病棟、診療科、氏名、性別、生年月日等と顔写真をPDA20のディスプレ−に表示することになっている。
【0021】
処置と処方の確認では、処置プログラムが起動している状態で、患者のリストバンド21のバ−コ−ドまたは非接触RF−IDをPDA20の付属リ−ダ−で読むと、その患者に対する処置オ−ダ−が画面に表示されるとともに、音声で処置内容を読み上げ、顔写真と一緒にディスプレ−上に表示されるものである。また、医師・看護婦などの実施担当医療従事者の情報も、バ−コ−ドまたは非接触RF−IDより入力して確認するものである。
【0022】
医師の指示通りの処置を行った場合は、処置終了をチェックし、情報アクセスサ−バ−18のデ−タベ−スに終了時間が書き込まれ、指示と異なった処置は事前にチェックされ、医師側で処置内容を再確認し、リアルタイムにデ−タベ−スを更新し、入力終了後に処置終了をチェックする。
【0023】
手術と処方の確認では、手術プログラムが起動している状態で、患者のリストバンド21のバ−コ−ドまたは非接触RF−IDをPDA20の付属リ−ダ−で読むと、その患者に対する手術オ−ダ−が画面に表示されるとともに、PDA20が音声で処置内容を出力し、顔写真と一緒にPDA20のディスプレ−上に表示されるものである。また、医師・看護婦などの実施担当医療従事者の情報も、バ−コ−ドまたは非接触RF−IDより入力して確認するものである。
【0024】
情報アクセスサ−バ−18のオ−ダ−情報と照合し、その患者に実施される術式、たとえば、手術方式として、開腹式か、経尿道式か、レ−ザ−式かなど、そのほか、担当医、手術部位、病名等をPDA20が音声で出力され、顔写真と一緒にPDA20のディスプレ−上に表示されるものである。
【0025】
検査デ−タの確認では、採血管の取り違え防止のために前回測定値と20%以上の変動があるデ−タはデ−タ表示色を変えて注意を喚起し、チェックリストとして出力するが、数値(例えばPT%、INR、TT%など)の設定は、ユ−ザ−が設定できるようになっている。
【0026】
人工透析処置の確認にあたっては、処置プログラムが起動している状態で、患者のリストバンド21のバ−コ−ドまたは非接触RF−IDをPDA20の付属リ−ダ−で読むと、その患者に対する人工透析処置のオ−ダ−が画面に表示されるとともに、PDA20が音声で処置内容を出力し、顔写真(任意)と一緒にPDA20のディスプレ−上に表示されるものである。また、医師・看護婦などの実施担当医療従事者の情報も、バ−コ−ドまたは非接触RF−IDより入力しされて医療実施担当者の確認もなされている。
【0027】
患者認識に使用するリストバンド21は、非接触RF−IDを埋込んで用い、病棟への入退室管理の確認にあたっては、医療担当者は、医療担当者情報を入力した非接触RF−IDを職員カ−ドに埋め込ませ、患者は、患者情報を入力した非接触RF−IDをリストバンド21に埋め込ませ、各病棟入口に設置している非接触RF−IDアンテナ(図示せず)により、あらかじめ設定されている病院医療情報システムの、人、時間、感染情報などをもとに、医療担当者、患者の出入りを制限するもので、医療過誤を防止できるようになった。
【0028】
手術患者の確認にあたっては、患者のリストバンド21に患者情報入力の非接触RF−IDを埋め込ませ、手術室22人口に設置の非接触RF−IDアンテナで患者情報を自動的に読取り、手術オ−ダ−情報に基づき、手術患者を自動的に確認し、違う患者ばかりか、同一患者でも指定日、指定時間などが違うと、手術室22に運ばれると、音声または警告信号によって知らせるようになっている。
【0029】
手術室22では、手術当日の手術予定、術式、音声認識による使用材料入力、患者確認などがなされ、患者確認は、患者の氏名、年齢などの属性、血液型、病名、術式等を、PDAが音声を出力し、患者本人を含めて、付き添え人にも確認してもらう機会を作っている。
【0030】
採血の確認にあたっては、外来の採血患者は、採血室に設置された非接触RF−IDアンテナを埋め込んだ台に手を置くことで、患者および検査オ−ダ−内容を確認し、検査オ−ダ−に基づいて採血管の種類や採血量などが、採血台に設置されたPDAのディスプレ−に表示され、採血者は採血終了の確認をすることになっている。
【0031】
入院患者は、カ−トに設置された非接触RF−IDアンテナを埋め込んだ台に手を置くことで、患者および検査オ−ダ−内容を確認し、検査オ−ダ−に基づいて採血管の種類や採血量などが、PDAのディスプレ−に表示され、採血者は採血終了の確認をすることになっている。
【0032】
本システムは、基幹LANの一部を無線化した無線LANを使用したリアルタイムシステムを基本とし、LAN1、に情報アクセスサ−バ18が接続されており、情報アクセスサ−バ18から情報が取り出され、無線LANの利用範囲外では、インタ−フェイスの交換により、PHSや携帯電話を通してネットワ−ク接続されるもので、ケ−ブルの代わりに電波や光を使っており、端末を設置したあとでも自由にレイアウトの変更が簡単に行え、とくに端末をHUB(ハブ・集線装置)19でまとめて幹線につなぐ支線の部分に無線LANを使っている。
【0033】
また、本システムのネットワ−クは、LAN1に単一で接続する場合もあり、小規模の医院や、一部の部門に限定して規模が構成される場合がある。
【0034】
本システムの構成を具体的に説明すると、伝送速度が10Mビット/秒以上の高速無線LANが使われ、190Hz帯の準ミリ波帯の電波を使うものである。ッ
【0035】
病院の内部につくられたコンピュ−タ用の通信ネットワ−クであるLAN1を用い、医事事務部門2では、オ−ダリングサ−バ3が置かれ、オ−ダ−入力、修正、追加確認が行われ、中央材料部門4では、医療材料物流サ−バ5が置かれ、医療材料の物流を管理することになっており、薬剤部門6では、薬剤管理サ−バ7が設置され、投薬履歴管理、患者確認がなされ、散剤、輸液、錠剤、注射薬などの配合変化情報の入力で、デ−タの変更ばかりか安全性のチェックもできるようになっており、検査部門8では、検査部サ−バ9が置かれ、病理関連ではオ−ダリングのほか、画像デ−タベ−ス管理、診断書ファイリングシステム、遠隔診断の検査デ−タが蓄積され、生理関連ではオ−ダリングのほか、デ−タビジュアライズ、検査デ−タのデ−タベ−ス化が考慮されている。核医学部門10では、画像サ−バ11が置かれ、患者確認がなされ、病棟部門12では、看護支援サ−バが13置かれ、患者確認のほか、オ−ダ−確認、処置入力、患者デ−タ参照がなされ、処置ガイダンスの表示をし、輸血部門14では、その他サ−バ15が置かれ、患者確認がなされ、外来部門16では、その他サ−バ17が置かれ、患者確認のほか、オ−ダ−確認、処置入力がなされている。
【0036】
患者が携帯する患者用携帯情報端末23、または、各部門に配置されるPDA20は、音声情報、文字情報の両方、またはどちらが一つを選択でき、必要に応じて切り替えができ、音声情報は発音によるか、警告のビ−プ音等の音の情報にするかは、ユ−ザ−が状況に応じて選択でき、発音の速度は、聞き取り能力に個人差があるため、PDAごとに調整が可能となっている。
【0037】
また、あらかじめ危険度の高い薬品や処置などは、PDA側に音声情報を保持し、使用頻度の高いデ−タも、PDA側に保持するようになっている。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、LANを利用した病院内の患者誤認防止のための病院医療情報システムの構成によって、頻繁に発生する医療現場の事故の中で、小さなミスもリアルタイムに分別し、患者誤認防止のための情報を画面にビジュアライズに表示し、かつ、音声で警告できるようになり、患者が携帯するリストバンドによって、患者誤認防止が完全になった。
【0039】
また、本システムは1台のPDAの上で医療過誤防止ばかりか、看護支援、医療看護管理をシステムとして利用でき、従来のようにシステムごとに端末を用意する必要がなくなった。
【0040】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の病院医療情報システムの構成図
【図2】 リストバンドの展開図。
【図3】 患者用携帯情報端末の正面図。
【符号の説明】
1:L A N
2:医事事務部門
3:オ−ダリングサ−バ
4:中央材料部門
5:医療材料物流サ−バ
6:薬剤部門
7:薬剤管理サ−バ
8:検査部門
9:検査部サ−バ
10:核医学部門
11:画像サ−バ
12:病棟部門
13:看護支援サ−バ
14:輸血部門
15:その他サ−バ
16:外来部門
17:その他サ−バ
18:情報アクセスサ−バ
19:HUB
20:PDA
21:リストバンド
22:手術室
23:患者用携帯情報端末
Claims (1)
- 病院内につくられたコンピュータ用の通信ネットワークであるLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)を用い、病院内の担当部署、例えば医事事務部門のオーダリングサーバ、中央材料部門の医療材料物流サーバ、薬剤部門の薬剤管理サーバ、検査部門の検査部サーバ、核医学部門の画像サーバ、病棟部門の看護支援サーバ、輸血部門の輸血サーバ、外来部門の外来サーバなどとそれぞれ、あるいは単独で接続されるLANシステムと、
病院内の医療各部門に配置され、あるいは通院・在宅患者が携帯する携帯情報端末としてのPDA(パーソナル・デジタル・アシスタント)と、
患者情報(患者ID,病棟、診療科、セキュリティ・コード等)をPDAを介して照合し、病院内の担当部署のサーバに接続し、リアルタイムに情報照合、情報更新などがなされる情報アクセスサーバと、
患者情報が非接触RF−IDで記載され、患者が装着するリストバンドと、
で構成され、
患者が任意の場所に装着するリストバンドには、患者情報が非接触RF−IDで記載されるとともに、病院内の医療各部門に配置され、あるいは通院・在宅患者が携帯する携帯情報端末としてのPDA(パーソナル・デジタル・アシスタント)で撮影された顔写真はサ−バに自動的にコピーされ、写真の名前が患者番号として記録され、リストバンドに前記患者の顔写真を印字し、かつ、無線LANによるリアルタイム処理がなされ、該患者情報等をPDA付属のリーダーで読み取り、病院内の担当部署のサーバに保存されている情報を取り込み、姓名、性別、生年月日、住所、患者の症状、投薬PDA歴などばかりか.印字された顔写真をPDAのディスプレー上に表示し、PDAが音声で出力し、患者本人に確認すると同時に、同室の患者、付き添え人などにも確認し、患者が装着するリストバンドと情報アクセスサーバのデータの同一を確認し、
病棟への入退室管理にあたっては、医療担当者の職員カードに、医療担当者情報を入力した非接触RF−IDを埋め込み、患者のリストバンドに患者情報(患者ID,病棟、診療科、セキュリティー・コードなど)を入力した非接触RF−IDを埋め込み、各病棟入り口に設置した非接触RF−IDアンテナで照合し、医療担当者と患者の確認をし、
手術患者の確認にあたっては、患者のリストバンドに患者情報を入力した非接触RF−IDを埋め込み、該患者情報を手術室の入り口に設置している非接触RF−IDアンテナにより自動的に読み取り、手術オーダー情報に基づき、手術患者を自動的に確認し、患者が装着するリストバンドと非接触RF−IDアンテナのデータの同一を確認し、間違った患者や同一患者でも、指定日、指定時間以外に手術室に運ばれると、音声又は警告信号によって確認をし
採血の確認にあたっては、入院患者はカート等に設置の非接触RF−IDアンテナ埋め込み台に手を置くことで、患者及び検査オーダー内容を確認し、検査オーダーに基づいて採血管の種類や採血量などが、PDAに表示されて確認をし、
内服・外用薬剤処方と投与の確認にあたっては、薬剤に付与されたバーコードなどをPDA付属のリーダで読み、患者のリストバンドの非接触RF−IDで読み、あるいは医療担当者の職員カードの非接触RF−IDで読み、サーバーのオーダー情報と照合し、その患者に処方された薬剤と確認したら薬剤名、服用量、服用時間、服用方法等をPDAにより音声で出力され、顔写真を加えてディスプレイに表示し、違う患者用に処方されていた場合、アラーム音を出し、注意を喚起するとともに、その薬剤が処方された患者の患者ID(カルテ番号)、病棟、診療科、氏名、性別、生年月日等と顔写真をディスプレーに表示して確認し,
輸液と処方の確認にあたっては、輸液に付与されたバーコードをPDA付属のリーダーで読み、リストバンドの患者情報などを非接触RF−IDで読み、サーバーのオーダー情報と照合し、その患者に処方された輸液と確認したら輸液名、使用量、使用時間、使用方法などをPDAにより音声で出力され、顔写真を加えてディスプレーに表示し、違う患者用の場合、アラーム音を出して注意を喚起するとともに、その輸液が性格に用意された場合、患者のかんじゃID,病棟、診療科、氏名、性別、生年月日等と、顔写真をディスプレイに表示して確認し、
輸血と処方の確認にあたっては、血液製剤に添付されたバーコードをPDA付属のリーダーで読み、リストバンドの患者情報などを非接触RF−IDで読み、サーバーのオーダー情報と照合し、患者に処方された血液製剤であると確認し、血液製剤名、使用量、使用時間、使用方法等をPDAにより音声で出力され、顔写真を加えてディスプレイに表示し、違う患者用に処方された場合、アラーム音を出し、注意の喚起とともに、その血液製剤が処方された患者の患者ID、病棟、診療科、氏名、性別、生年月日等と、顔写真をディスプレーに表示して確認し、
処置と処方の確認にあたっては、処置プログラムが起動している状態で、リストバンドの患者情報などを非接触RF−IDで読むと、その患者に対する処置オ−ダーが画面に表示されるとともにPDAにより音声で出力され、顔写真をディスプレーに表示し、医療担当者の情報もバーコードまたは非接触RF−IDより入力して確認し、指示通りの処置を行った場合は処置終了をチェックしてサーバーのデータベースに終了時間が書き込まれ、指示と異なった処置を行った場合はその内容を入力し、医師側で処置内容を確認できるようリアルタイムにデータベースを更新し、入力終了後に処置終了をチェックして確認し、
手術と処方の確認にあたっては、手術プログラムが起動している状態で、リストバンドの患者情報などを非接触RF−IDで読むと、その患者に対する手術オーダーが画面に表示されると共に、PDAにより音声で出力され、顔写真をディスプレーに表示し、医療担当者の情報も非接触RF−IDより入力して確認し、サーバーのオーダー情報と照合し、その患者に実施される術式、担当医、手術部位、病名等をPDAにより音声で出力され、指示通りの手術を行った場合は、手術終了をチェックしてサーバーのデータベースに終了時間が書き込まれ、リアルタイムにデータベースを更新し、指示と異なった手術の場合は手術を中止し、医師側で手術内容をチェックして確認し、
人工透析にあたっては、処置プログラムが起動している状態で、リストバンドの患者情報などを非接触RF−IDで読むと、その患者に対する透析処方のオーダーが画面に表示されると共に、PDAにより音声で出力され、顔写真をディスプレーに表示し、医療担当者の情報もバーコードまたは非接触RF−IDより入力して確認し、入力終了後に処置終了をチェックして確認することを特徴とする患者誤認防止のための病院医療情報システム
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CN104899812A (zh) * | 2015-04-16 | 2015-09-09 | 河海大学常州校区 | 一种住院患者与医护人员之间的信息交互系统 |
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