JP3972250B2 - スタンド付きスクイズ容器 - Google Patents
スタンド付きスクイズ容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3972250B2 JP3972250B2 JP2003097453A JP2003097453A JP3972250B2 JP 3972250 B2 JP3972250 B2 JP 3972250B2 JP 2003097453 A JP2003097453 A JP 2003097453A JP 2003097453 A JP2003097453 A JP 2003097453A JP 3972250 B2 JP3972250 B2 JP 3972250B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- plate
- stand
- squeeze
- squeeze container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Tubes (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はスタンド付きのスクイズ容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
キャップ状に、チューブ容器の上部へ筒状のスタンドを嵌合させて、チューブ容器倒立状態に起立させることが可能としたチューブ容器用スタンドが知られている(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−347792号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
スタンドで、チューブ容器を正立状態で保持させようとすると、スタンドの大形化が避けられない。
【0005】
本発明は、チューブ容器等のスクイズ容器と該容器へ付設したスタンドとが共同で自立できるようにすることで、そのスタンドを簡易化できるよう設けたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として、スクイズ容器の口頸部5外面へ嵌合させた装着部47から板状部42を垂下させて板状スタンド41となし、
板状部42の下端面とスクイズ容器下端面とを接地面として、上記スクイズ容器1と板状スタンド41とが連結して台板51上等で起立可能に形成した。
【0007】
第2の手段として、上記第1の手段を有すると共に上記スクイズ容器を、内外二重容器として、内容器の胴部8は可撓性に富む柔軟で外容器の胴部11から分離可能に形成し、又外容器の胴部11は弾性復元可能に形成し、かつスクイズ容器の口頸部5の上部内へ逆止弁15を設け、上記外容器の外面一部へ吸気孔13を穿設した。
【0008】
第3の手段として、上記第1又は第2の手段を有すると共に上記板状部42の下端面を巾狭に形成し、該板状部下端面と上記スクイズ容器下端を板状シール部として、該板状シール部3下端面とを、ほぼ平行に位置させた。
【0009】
第4の手段として、上記第1、第2、又は第3の手段を有すると共に上記外容器口頸部14の下部外面へ凹溝21を周設して該凹溝底面で小径口頸部部分22を形成すると共に、上記装着部47を、小径口頸部部分22とほぼ同一曲率の内面を有し、かつ該小径口頸部部分22直径よりも短かい開口43を有する優弧状の弾性板44で形成し、開口43を介して小口頸部部分22外面へ弾性板44を、弾性変形により着脱自在に嵌合させた。
【0010】
第5の手段として上記第1、第2、又は第3の手段を有すると共に上記装着部47を、キャップ32の周壁下端部で形成し、該キャップ周壁内へ、スクイズ容器の口頸部5を着脱自在に嵌合させた。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下図面について説明すると、1は合成樹脂製のチューブ容器で、該チューブ容器は胴部2下端を図2が示すように挟着させて板状シール部3とし、胴部上端から肩部4を介して口頸部5を起立する。
【0012】
該チューブ容器は内外二重の容器としており、内容器6の口頸部7は、外容器口頸部の下半内面へ固着させ、又胴部8および肩部9は可撓性に富み、かつ柔軟として、外容器の胴部および肩部から分離可能に形成している。
【0013】
外容器10の胴部11および肩部12は弾性復元可能に形成させており、又板状シール部3の側面上方の胴上部には吸気孔13を穿設している。口頸部14の上部内面へは、弾性閉塞可能な公知の逆止弁15を設けている。尚該逆止弁は、図3が示すように筒部16下端内面の一部から弾性連結板17を介して弁板18を、上記筒部の下部内面へ突出させて、弁部材19となし、該弁部材を、口頸部の上部内面へ嵌合させて該口頸部内面へ付設した内向きフランジ20上面へ、上記弁板の外周部下面を載置させて形成している。
【0014】
外容器口頸部14の下端部外周へは凹溝21を周設させて該凹溝底面で小径口頸部部分22を形成している。又口頸部14の上半は小径とし、該上半口頸部へ嵌合させてノズル筒31を起立させ、又該ノズル筒を覆うキャップ32の周壁下部を上記外容器口頸部の下半外面へ螺合させている。
【0015】
41は板状のスタンドで、ほぼ垂直に設けた板状部42上端を前方へ屈曲させて該前方張出し部を前面へ開口43する優弧状の弾性板44に形成している。該弾性板内面は上記小径口頸部部分22と同一の曲率とし、かつ弾性板両端間の開口巾は既述小径口頸部部分22の直径よりもやや短かく形成しており、その開口両端の弾性板前端部分を小径口頸部部分22外面へ強く押付けすると弾性変形により開口巾が拡がって、優弧状部内面が小径口頸部部分外面へ接し、又弾性板44は弾性復元して小径口頸部部分22を挟持し、又該挟持状態から板状部42の上部を引くと、弾性板44は弾性変形して上記小径口頸部部分22から外れる。該弾性板が装着部47を形成する。
【0016】
板状部42の下端は下後方へ弯曲させており、又板状部42の左右方向中間の後面にはリブ45を縦設させている。板状部42の下端面46は巾狭のほぼ直線状の面に形成しており、又板状部42の高さは、外容器の板状シール部3下端面から小径口頸部部分22までの高さとほぼ同じとし、図1が示すように、上記板状部42の下端面と板状シール部3下端面とを共に接地面として板状スタンド41とチューブ容器1とを起立させたとき、チューブ容器の中心軸線がほぼ垂直となり、板状部42は、やや前方へ傾斜するよう設けている。尚図1の状態で、板状部42の下端面と板状シール部3下端面とは平行に台板51上面に接し、かつ既述吸気孔13は、板状部42側と対向する側の胴部外面上部に位置させている。尚チューブ容器の中心軸線も板状部42と対応させてそれ等の下部がハの字状になるようにしてもよい。
【0017】
上記スタンド付きチューブ容器使用の際は、図2のようにキャップ32を外し、チューブ容器の胴部2を圧搾する。該圧搾で内容器の胴部8も圧搾されるため、該内容器内収納物は高圧化され、逆止弁15を開いてノズル筒31上端から注出され、上記圧搾開放により、内容器内高圧状態は解消されて逆止弁15が閉じ、よって内容器胴部8は弾性復元しないが、外容器の胴部11は吸気孔13から内外容器間へ外気が入ることで、弾性復元する。
【0018】
次回の圧搾の際は、上記吸気孔15を指で閉じた状態で外容器胴部11を圧搾すればよく、すると予め内外両容器間へ入っている外気も共に圧搾されて内容器胴部11も圧搾され、内容器内収納物は再び高圧化されて逆止弁15を開き注出され、又上記圧搾開放により逆止弁15は閉じて内容器の胴部は弾性復元せず、外容器と内容器間へは吸気孔13から更に外気が入って外容器だけ弾性復元する。
【0019】
以後は上記操作の反復により、内容器6は収納物減少により次第に縮小するが、外容器10は弾性復元して原形を保つこととなる。
【0020】
尚上記実施形態にあっては、チューブ容器を例にとって説明したが、正立不能のスクイズ容器であれば、必ずしもチューブ容器でなくてもよい。
【0021】
又キャップ32は、図5が示すように板状部42上端から前方張出し部を介してキャップ周壁を起立させてもよい。
【0022】
この場合は容器使用の都度、スタンドのキャップに対して容器を着脱することとなる。
【0023】
【発明の効果】
本発明は、既述構成とするものであり、請求項1のようにすることで、板状スタンド41単独では自立不能でよく、よって該板状スタンドを簡易な構成とすることが出来る。
【0024】
請求項2のようにすることで、容器内収納物が減少しても内容器6が縮小するだけで外容器は原形を保つこととなり、よって収納物減少によってスクイズ容器の下端面から、板状スタンドの装着部を嵌合させたスクイズ容器口頸部部分までの高さが変化することがなく、よって板状スタンド下端面とスクイズ容器下端面とを接地面とする、スタンド付きスクイズ容器の自立が不能となることはない。
【0025】
請求項3のようにすることで、スタンド付き容器の接地面を有効に活用して倒れ難くすることが出来る。
【0026】
請求項4のようにすることで、チューブ容器口頸部に対する、板状スタンド装着部の着脱が容易となり、必要に応じて、板状スタンド取外し状態でのスクイズ容器内収納物注出を行える便利がある。
【0027】
請求項5のようにすることで、スクイズ容器へはキャップを付設させなくてもよい利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明容器の半断面図である。
【図2】図1容器からキャップを外した状態で示す、分解斜視図である。
【図3】図1容器に使用している弁部材の拡大平面図である。
【図4】板状スタンドの平面図である。
【図5】第2実施形態で示す容器の半断面図である。
【符号の説明】
1…チューブ容器 2…胴部
3…シール部 5…口頸部
6…内容器 7…内容器の口頸部
8…内容器の胴部 10…外容器
11…外容器の胴部 13…吸気孔
15…逆止弁 19…弁部材
21…凹溝 22…小径口頸部部分
41…板状スタンド 42…板状部
43…開口 44…弾性板
Claims (5)
- スクイズ容器の口頸部5外面へ嵌合させた装着部47から板状部42を垂下させて板状スタンド41となし、
板状部42の下端面とスクイズ容器下端面とを接地面として、上記スクイズ容器と板状スタンド41とが連結して台板51上等で起立可能に形成した
ことを特徴とする、スタンド付きスクイズ容器。 - 上記スクイズ容器を、内外二重容器として、内容器の胴部8は可撓性に富む柔軟で外容器の胴部11から分離可能に形成し、又外容器の胴部11は弾性復元可能に形成し、かつスクイズ容器の口頸部5の上部内へ逆止弁15を設け、上記外容器の外面一部へ吸気孔13を穿設した
ことを特徴とする、請求項1記載のスタンド付きスクイズ容器。 - 上記板状部42の下端面を巾狭に形成し、該板状部下端面と上記スクイズ容器下端を板状シール部として該板状シール3下端面とを、ほぼ平行に位置させた
ことを特徴とする、請求項1又は2記載のスタンド付きスクイズ容器。 - 上記外容器口頸部14の下部外面へ凹溝21を周設して該凹溝底面で小径口頸部部分22を形成すると共に、上記装着部47を、小径口頸部部分22とほぼ同一曲率の内面を有し、かつ該小径口頸部部分22直径よりも短かい開口43を有する優弧状の弾性板44で形成し、開口43を介して小口頸部部分22外面へ弾性板44を、弾性変形により着脱自在に嵌合させた
ことを特徴とする、請求項1、2又は3記載のスタンド付きスクイズ容器。 - 上記装着部47を、キャップ32の周壁下端部で形成し、該キャップ周壁内へ、スクイズ容器の口頸部5を着脱自在に嵌合させた
ことを特徴とする、請求項1、2又は3記載のスタンド付きスクイズ容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003097453A JP3972250B2 (ja) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | スタンド付きスクイズ容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003097453A JP3972250B2 (ja) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | スタンド付きスクイズ容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004299767A JP2004299767A (ja) | 2004-10-28 |
JP3972250B2 true JP3972250B2 (ja) | 2007-09-05 |
Family
ID=33409236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003097453A Expired - Fee Related JP3972250B2 (ja) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | スタンド付きスクイズ容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3972250B2 (ja) |
-
2003
- 2003-03-31 JP JP2003097453A patent/JP3972250B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004299767A (ja) | 2004-10-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4129811B2 (ja) | 注出容器 | |
US8297480B2 (en) | Air-pump type discharger and dispenser for daily necessaries including the same | |
JP3803996B2 (ja) | 注出栓付き詰替え袋の収納ケース | |
JP3972250B2 (ja) | スタンド付きスクイズ容器 | |
JP6996730B2 (ja) | 流体吐出容器 | |
JP3688432B2 (ja) | 詰め替え式ポンプ付き容器とその詰め替え用容器体 | |
CN113859745A (zh) | 用于可压缩管的刚性壳 | |
JP3784529B2 (ja) | 合成樹脂製注出容器 | |
JP3741328B2 (ja) | 合成樹脂製包装用容器 | |
US6026979A (en) | Thermos bottle | |
JP3949355B2 (ja) | 縦形ポンプ用シリンダ | |
JP3566818B2 (ja) | 液体注出容器 | |
JP4135167B2 (ja) | 注出容器 | |
JP3665917B2 (ja) | 合成樹脂製包装容器 | |
JP4301367B2 (ja) | 櫛付きエアゾール容器 | |
JP3886702B2 (ja) | 薄肉容器支持体 | |
JP3857027B2 (ja) | 薄肉容器支持体 | |
JP3994205B2 (ja) | ラベル付き薄壁壜容器 | |
JP2564022Y2 (ja) | 液体注出器 | |
JP4215149B2 (ja) | 櫛付き容器 | |
JP3655348B2 (ja) | 合成樹脂製容器 | |
JP3720569B2 (ja) | 合成樹脂製注出容器 | |
JP4107424B2 (ja) | 縦形ポンプ付き容器 | |
JP2879535B2 (ja) | 液体吐出容器 | |
JP3740629B2 (ja) | 滴下容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050729 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070516 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070529 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070530 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100622 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100622 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110622 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110622 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120622 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120622 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130622 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |