JP3971623B2 - 遊技情報監視装置、および、遊技情報監視方法 - Google Patents

遊技情報監視装置、および、遊技情報監視方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機、スマートボールなどの弾球遊技機、スロットマシン等の所定条件の達成に対応させた大当り等の遊技情報の生成に基づき、遊技球あるいはコイン等の遊技媒体が払出される遊技機に対して例えば、遊技機の設置島あるいはホールコンピュータにおいて、不正または故障等の異常の発生を監視可能な遊技情報監視装置および遊技情報監視方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、パチンコ機等の遊技機においては、入賞口に遊技球が入賞すると各入賞口に対応した個数の賞球を払出す。各種のパチンコ機のなかには、特別図柄表示装置を有して、始動入賞口への遊技球の入賞で特別図柄表示装置の図柄変動が開始し、特定の図柄が揃う(例えば、777)と「大当り」になり大入賞口(アタッカー)が開いて(第一種特別電動役物)大量の賞球を獲得できる機種(いわゆるセブン台)があり、数多くのホール・パーラーに導入されている。
上記の機種では「大当り」になると、大入賞口が開いているラウンド中、遊技球が大入賞口(アタッカー)に連続して入賞しトータルで数百個〜千個近くの賞球が短時間で払出されるので、球を球箱等の収容器に移し変えない前記賞球で球受け皿(賞球皿)が一杯(満杯状態)になってしまう。
従来は、このように球受け皿が賞球で満杯状態になると球払出しの停止と遊技球の発射を停止する制御をしている機種が一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、「大当り」時の賞球で球受け皿が満杯状態になったときに遊技を停止する制御を行うのでは、「大当り」してせっかく遊技への興味が高まった遊技者にとって、「大当り」のラウンド中であっても遊技球を発射できず大入賞口に入賞させることができないことと、遊技を再開するためには球の移し変え作業をせざるを得ないこととが遊技の興味を削ぐ結果になってしまう。慣れた遊技者には、このような球受け皿が満杯状態になることを防止するため、「大当り」中に賞球を手作業で球箱に移し変え作業をする者もいるが、結局、余分な移し変え作業で手元が気になるなどして遊技に集中できず煩わしいものになる問題がある。
【0004】
このような問題に対して、球受け皿が満杯で賞球払出しを停止している際中にも遊技球の発射を可能にするため、遊技球が入賞しても払出しできない入賞球数をカウントして記憶しておき、大当りラウンドの終了した後などの適当な時期に球を箱に移し変えて満杯状態を解消し、その記憶した入賞球に相当する分の賞球を払出すようにすることが考えられる。このようにすれば球受け皿の満杯状態にかかわらずに遊技を続行でき遊技者の興味をタイムラグなく繋ぎとめておくことができる。
【0005】
一方、ホール(あるいはパーラー)にとっては不正な行為により異常に球を払出されることは営業損失を招く規制・禁止すべき行為である。このような行為は、営業上および社会正義上防止が望まれることであり、不正な賞球の払出しをいち早く知ることが大事になる。不正防止対策として、玉払出し信号をホールコンピュータに送信して、ホールコンピュータにより出球が一回の大当りにしては有りすぎた場合に不正操作による入賞があったと判断可能にすることが考えられる。しかしながら、前記のように受け皿満杯状態では払出しが無く、払出し信号もホールコンピュータには送信されないため、不正を検知することができない。しかも、不正遊技者が満杯状態で不正に多数入賞しておき、その後一気に球を払出して遊技機から離れたり、他の仲間に球を渡したりしたのでは不正を防ぐことができない場合が生じる。
上述のような問題点は、遊技球あるいはコイン等の遊技媒体を払出す他の種の遊技機例えばスマートボール、あるいはスロットマシンでも同様に生じる。
【0006】
本発明は、上記従来技術の問題点に着目してなされたもので、遊技者の遊技への興味を削ぐことがなく、かつ、不正な遊技球の払出しをいち早く検知できる遊技情報監視装置、および、遊技情報監視方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、以下の発明を提供する。
本発明は、特定の有益状態となる大当たり情報を含む所定条件の達成に対応させた遊技情報の生成に基づき、遊技媒体を払出すと共に払い出した遊技媒体の個数を検知する遊技機に対して、その遊技機から出力された遊技情報および遊技媒体の払出し個数の検知情報を遊技機外部で取り入れてその遊技機の状態を監視する遊技情報監視装置であって、前記生成された遊技情報に含まれる遊技媒体の払出し個数命令情報、および、前記個数検知手段で発生する払出し個数検知情報を取入れる管理手段と、上記大当り情報が生成された大当り遊技状態のときにおよび上記大当たり情報の生成されていない通常遊技状態のときに、管理手段により取入れた遊技媒体の払出し個数命令情報、および、前記払出し個数検知情報に基づき、不正または故障による遊技媒体の払出し異常の発生を監視する監視手段とを有し、監視手段は、大当り遊技状態のときに、管理手段から取り入れた払出し命令情報および個数検知情報に基づく遊技媒体カウント値を総加算し、遊技媒体カウント値を総加算した後であって大当たり信号継続が終了した後に、その総加算値が設定範囲内に入るか否かによって、遊技媒体の払出し異常が発生していないか発生しているかを判断することを特徴とする遊技情報監視装置である。
本発明によれば、入賞等したときに遊技媒体の払出し個数命令情報(遊技利益情報あるいはクレジット情報)と払出し個数検知情報を出力し、これら情報をホールコンピュータなどの遊技機外部の遊技情報監視装置へ送信して、管理手段が前記生成された遊技情報に含まれる遊技媒体の払出し個数命令情報、および、前記個数検知手段で発生する払出し個数検知情報を取入れ、監視手段が、取り入れた払出し個数命令情報と払出し個数検知情報を処理等して不正または故障による遊技媒体の払出し異常の発生を監視する。この場合、監視手段は、大当り遊技状態のときに、管理手段から取り入れた払出し命令情報および個数検知情報に基づく遊技媒体カウント値を総加算し、遊技媒体カウント値を総加算した後であって大当たり信号継続が終了した後に、その総加算値が設定範囲内に入るか否かによって、遊技媒体の払出し異常が発生していないか発生しているかの判断によって不正または故障等の監視ができる。
したがって、遊技者ばかりでなく、ホールの店員も常時それらの情報を確認できるようになり、異常の早期発見ができる。
また、大当り時は、特定数の遊技媒体の払出しが受け皿満杯などで払出し個数検知信号だけでは監視ができず払出し個数命令情報が特に必要になるときがあり、このようなときに確実に適切に異常を監視できる。また、大当り情報があるときに監視をするのでそれ以外の通常時は監視の必要がなくなり、監視のメリハリができ、また、処理の時間も軽減できる。
なお、以下の記述において、入賞しても受け皿満杯状態などの遊技媒体(遊技球など)が払出されない異常状態での払出し個数命令情報をクレジット情報信号という。また、払出しのできない異常状態において、払出し装置に送られる払出し個数命令情報では遊技媒体の払い出しが行われず、その払い出し個数命令情報を記憶手段内に記憶させておき、受け皿満杯状態が解消された後に記憶された払出し個数命令情報を実行させて遊技媒体の実際の払い出しを行うという処理をクレジット処理という。
【0008】
本発明においては、監視手段は、通常遊技状態のときに、管理手段から取り入れた払出し命令情報および個数検知情報に基づく遊技媒体カウント値を総加算し、
遊技媒体カウント値を総加算した後であって所定時間経過後に、その総加算値が設定範囲内に入るか否かによって、遊技媒体の払出し異常が発生していないか発生しているかを判断することが好適である
本発明の遊技情報監視装置は、遊技機外部(遊技機の設置箇所あるいは設置シマ(島)、またはホールコンピュータ)に設置することにより、球払出し異常を遊技機の外部の任意箇所で検出できる。
【0009】
本発明においては、監視手段は、管理手段から取り入れた払出し命令情報および個数検知情報がいずれも無い場合に、異常が発生していると判断することが好適である。
【0010】
本発明の遊技情報監視装置においては、監視手段は、所定期間内における前記払出し個数命令情報と払出し個数検知情報を総和する演算手段を有することが好適である。このように所定期間の間に払出し個数命令情報と払出し個数検知情報が総和して異常に多いときには、不正行為の疑いがあると判断できる。
また、本発明の遊技情報監視装置においては、監視手段は、所定期間内における払出し個数検知情報が停滞状態になったときに既に出力されている払出し個数検知情報と払出さなければならない払出し個数命令情報を和する等の演算をする演算手段を有することが好適である。上記の停滞状態では遊技媒体が払出されず受け皿満杯状態と考えられるので、そのようなときには、払出し個数命令情報を和することより、入賞個数が適正か否かを知ることができる。
【0011】
また、本発明の遊技情報監視装置においては、単位時間当りの監視手段による情報を予め設定された情報に基づき比較する比較手段を有することが好適である。上記の比較により設定情報との違いの大小等で異常を判断できる。
また、本発明の遊技情報監視装置において、複数種類の単位時間当りの監視手段による情報を予め設定された情報に基づき比較する比較手段を有することが好適である。例えば、1分毎に監視と10分毎に監視する2以上の情報により、監視判断して、監視ミスや監視誤差を無くすことができる。そして、例えばパチンコ機において、機種によって異なるが、例えば1分間に平均50発の球を遊戯利益として払出す場合、1分間に50発の+10%までの賞球を許容範囲とする(+20は要注意、+30は報知実行)と、10分間に500発の+10%までの賞球を許容範囲とする監視を行うことができる。
【0012】
また、本発明の遊技情報監視装置においては、予め設定された情報に基づき異常が判断された場合、遊技機の遊技媒体の払出しを停止する信号を出力する停止手段を有することが好適である。異常の場合に自動的に遊技媒体の払出しを停止すれば、店員が異常と判断した遊技機に対応するまで払出さないので不正払出しを未然に防止できる。異常が解消したならば払出し個数命令情報に基づく正常な払出しをすればよい。
また、本発明の遊技情報監視装置においては、さらに、監視手段の監視結果が遊技媒体の払出し異常の発生である場合、遊技媒体の払出し異常が発生したことの警報を表示する警報表示手段を有することが好適である。警報の表示によっていち早く異常の発生を知らせることができる。
【0013】
本発明の遊技情報監視方法は、特定の有益状態となる大当たり情報を含む所定条件の達成に対応させた遊技情報の生成に基づき、遊技媒体を払出すと共に払い出した遊技媒体の個数を検知する遊技機に対して、その遊技機から出力された遊技情報および遊技媒体の払出し個数の検知情報を遊技機外部で取り入れてその遊技機の状態を監視する遊技情報監視方法であって、前記生成された遊技情報に含まれる遊技媒体の払出し個数命令情報、および、前記個数検知手段で発生する払出し個数検知情報を取入れる管理手順と、上記大当り情報が生成された大当り遊技状態のときにおよび上記大当たり情報の生成されていない通常遊技状態のときに、管理手順により取入れた遊技媒体の払出し個数命令情報、および、前記払出し個数検知情報に基づき、不正または故障による遊技媒体の払出し異常の発生を監視する監視手順と、監視の結果、払出し異常が発生したときには不正または故障を処理・判断した内容を報知する報知手順とを含み、監視手順では、大当り遊技状態のときに、管理手段から取り入れた払出し命令情報および個数検知情報に基づく遊技媒体カウント値を総加算し、遊技媒体カウント値を総加算した後であって大当たり信号継続が終了した後に、その総加算値が設定範囲内に入るか否かによって、遊技媒体の払出し異常が発生していないか発生しているかを判断し、また、通常遊技状態のときに、管理手段から取り入れた払出し命令情報および個数検知情報に基づく遊技媒体カウント値を総加算し、遊技媒体カウント値を総加算した後であって所定時間経過後に、その総加算値が設定範囲内に入るか否かによって、遊技媒体の払出し異常が発生していないか発生しているかを判断することを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図に基づき本発明に係る遊技機の実施の形態を詳細に説明する。
図1〜図9は、本発明に係る遊技機の実施の形態を示すものである。
【0015】
図1は、本発明に係る遊技機が適用される弾球遊技機1の外観を示す斜視図である。弾球遊技機1は、外枠2と、外枠2に回動自在に設けられている本体枠3と、本体枠3に着脱可能に固定されている遊技盤4と、本体枠3に回動自在に設けられ遊技盤4の前面を覆うガラス扉5と、本体枠3に回動自在に設けられガラス扉5の下方に配置されている下扉6と、遊技盤4の下方に配置され遊技球を一発ずつ遊技盤4に向けて発射する発射装置(図示省略)と、ガラス扉5の上部に配置されている枠ランプ7と、ガラス扉5の左右上部に配置されているスピーカ8と、下扉6に配置され払出された貸球および賞球を貯留する受け皿9と、下扉6に配置され発射装置を操作する操作ハンドル10等を備えている。
【0016】
図2は、図1の弾球遊技機1の遊技盤4を示す正面図である。遊技盤4は、特別図柄表示装置4a、始動入賞口4bおよび保留球ランプ4c、その他、盤面ランプ4d、電動役物4e、通常入賞口4f、大入賞口4g、風車4hおよびスルーチャッカ4i等を備えている。
【0017】
特別図柄表示装置4aは、遊技盤4の中央部に配置され、特別図柄(特別な遊技状態(例えば、大当り)に移行する性質を持つような図柄)を変動表示させる装置であって、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)が用いられる。
【0018】
始動入賞口4bは、特別図柄表示装置4aの下方に配置され、発射装置から発射され誘導レール4jに沿って遊技領域4kに打出された遊技球が入賞することによって特別図柄表示装置4aを変動表示させるものである。
【0019】
保留球ランプ4cは、特別図柄表示装置4aが変動表示中に始動入賞口4bへ遊技球が入賞する度に入賞回数を所定回数(例えば、4回)まで加算し、特別図柄表示装置4aの変動表示が1入賞分終了する度に入賞回数を減算した値を表示させるものである。
【0020】
図3は、図1の弾球遊技機1の制御装置を示すブロック図である。制御装置20は、主制御装置21ならびに図柄制御装置22、ランプ制御装置23、発射制御装置26、音声制御装置24および払出制御装置25等の副制御装置等を備えている。
【0021】
主制御装置21は、遊技制御プログラムに従って弾球遊技機1を制御する。主制御装置21には、CPU(Central Processing Unit;中央処理装置)211が設けられている。CPU211には、遊技制御プログラム(乱数生成処理および乱数テーブル等を含む)を記憶しているROM(Read Only Memory)212、CPU211のワーク用メモリ(状態データテーブルおよび乱数メモリ等を含む)として機能するRAM(Random Access Memory)213が接続されている。なお、RAM213は、電源断時においても図示しないバックアップ電源から所定の電圧が供給されて遊技中に発生した遊技データ(例えば、大当り等の遊技状態)を記憶保持する。また、主制御装置21には、入力インターフェース21aが設けられている。
【0022】
入力インターフェース21aには、始動入賞口4bに入賞した遊技球を検知する始動入賞球検知センサ215、その他、大入賞球検知センサ216、継続球検知センサ217、その他入賞球検知センサ218、通過入賞球(ゲート入賞)検知センサ219、遊技球払出し検知センサ220、エラー検知センサ221等の各種検知センサが接続され、各センサ215〜221から出力される信号を主制御装置21へ送信する。エラー検知センサ221は、受け皿満杯状態などで賞球の払出し異常が生じたことを検知するセンサである。
【0023】
図柄制御装置22は、特別図柄を変動表示させる特別図柄表示装置4aを、主制御装置21から出力インターフェース21bを介して送信される制御信号に基づいて、VDP(Video Display Processor;画像表示用プロセッサ)224を介して制御する。また、普通図柄(始動入賞口4bに設けられた電動役物4eを開くことによってより入賞し易い状態にさせる性質を持つような図柄)表示装置(例えば、LED(Light Emitting Diode))225の普通図柄を制御する。図柄制御装置22は、主制御装置21と同様にCPU22aと、CPU22aに接続されるROM22bおよびRAM22cを備えている。
【0024】
ランプ制御装置23は、主制御装置21から出力インターフェース21bを介して送信される制御信号に基づいて、保留球ランプ4c、盤面ランプ4dおよび枠ランプ7等を制御する。ランプ制御装置24は、主制御装置21と同様にCPU231と、CPU231に接続されるROM232およびRAM233を備えている。
【0025】
発射制御装置26は、遊技者による発射操作により遊技球が弾発されることとなるが、主制御装置21から出力インターフェース21bを介して送信される制御信号に基づいて、払出制御装置25を介した制御信号により発射装置261の停止処理が制御されることもある。
【0026】
その他、音声制御装置24は、主制御装置21から出力インターフェース21bを介して送信される制御信号に基づいて、サウンドプロセッサおよびスピーカなどの音声発生装置244を制御し、払出制御装置25は、主制御装置21から出力インターフェース21bを介して送信される制御信号に基づいて、払出装置254およびCR(Card Reader)ユニット255を制御する。これらは、主制御装置21と同様にそれぞれCPU241、251と、CPU241、251に接続されるROM242、252およびRAM243、253を備えている。なお、払出制御装置25のRAM253は、電源断時においても図示しないバックアップ電源から所定の電圧が供給されて遊技中に発生した遊技データ(例えば、賞球払出数)を記憶保持することができる。
【0027】
図4は、図1の弾球遊技機1の背面図である。弾球遊技機1の背面には、本体枠3および遊技盤4に設けられ弾球遊技機1を制御する各制御装置と、本体枠3に設けられ各種制御装置を駆動するために必要な電源電圧(各種制御装置20の個々は異なるものがある)を生成する電源装置30と、本体枠3に配置され、かつ、電源装置30と電気的に接続されたものであって前記本体枠3配設の各種制御装置へそれぞれ必要な電源電圧を供給する第1の分電基板31と、遊技盤4に配置されかつ第1の分電基板31と電気的に接続されたものであって前記遊技盤4配設の各種制御装置へそれぞれ必要な電源電圧を供給する第2の分電基板32とを備えている。
【0028】
なお、各種制御装置は、それぞれ図4に示す位置に配置され、電源装置30は、各種制御装置の下方に配置されている。本体枠3に設けられている各種制御装置は、副制御装置のうちで払出制御装置25および発射制御装置26である。また、遊技盤4に設けられている各種制御装置は、主制御装置21および副制御装置のうちで図柄制御装置22、ランプ制御装置23、音声制御装置24である。また、第1の分電基板31と各種制御装置は、払出制御装置25が電源ケーブル33aによって、および発射制御装置26が電源ケーブル33bによってそれぞれ接続されている。また、第2の分電基板32と各種制御装置は、主制御装置21が電源ケーブル33cによって、ランプ制御装置23が電源ケーブル33dによって、音声制御装置24が電源ケーブル33eによって、および、図柄制御装置22が電源ケーブル33fによってそれぞれ接続されている。また、第1の分電基板31と第2の分電基板32とは、電源ケーブル33gによって接続されている。
前記電源装置30は、外部から電源プラグ34によって供給される交流電圧(例えば、AC24V)を、各種制御装置を駆動するために必要な複数種類の直流電圧(例えば、5V、12V、24Vおよび32V)に変換し、それらを第1の中継基板31、第2の中継基板32を介して各種制御装置20に電源電圧を供給する。
【0029】
また、図4に示すように、弾球遊技機1の遊技盤4裏面には、上端部に賞球および貸し球を貯留する遊技球貯留タンク35が設けられ、該遊技球貯留タンク35の下側には、該貯留タンク35の遊技盤4裏面に向かって左側から流れ出る遊技球を整列させて前記背面右端部に設けられた球払出装置254に向けて遊技球を流す遊技球整列タンク36が設けられる。この払出装置254には、詳細は図示しない球の通路に臨んで遊技球払出検知センサ220が設けられ、遊技球払出し個数検知センサ220の検知信号は、主制御装置21に向けて出力される。
【0030】
ここで、弾球遊技機1は、前記遊技盤4の始動入賞口4bへ遊技球が入賞することによって、主制御装置21では乱数テーブルにより当たりあるいは外れの抽選を行い、抽選結果に応じて特別図柄表示装置4aの各特別図柄が変動表示の表示演出を指令する。
特別図柄表示装置4aにおいて、図柄変動の結果、特別図柄が所定条件例えば3つの所定図柄が揃う(777など)条件が達成された時に主制御装置21で「大当り」の遊技情報が生成される。そして、この「大当り」の遊技情報に基づいて大入賞口4gが所定時間あるいは所定球数入賞の間の開成が所定ラウンド繰り返すようになっており、開成された大入賞口4gへの遊技球の入賞を大入賞球検知センサ216が検出して主制御装置21に送信する。
主制御装置21では賞球払出しのコマンドデータを払出制御装置25に向けて出力する。また、前記大入賞口4gの他、通常入賞口4gへの入賞球をその他の入賞球検知センサ218で検出し、主制御装置21に送信し、主制御装置21では賞球払出しコマンドデータを払出制御装置25に向けて出力する。始動入賞口4bの賞球払出しのある場合も主制御装置21から払出制御装置25へ向けて払出しコマンドデータを送信する。
払出制御装置25は、送られたコマンドデータに基づき、賞球払出し個数命令信号(生成された遊技情報に含まれる)を払出装置(払出しユニット)254に出力し、賞球を払出すようにする。この賞球払出し個数命令情報は、また、後述するホールコンピュータ38にも送られる。
【0031】
パチンコホール(パチンコ店あるいはパチンコパーラー)などの遊技場においては、弾球遊技機1が多数設置されており、各弾球遊技機1からは、図3に示すように、種々の情報信号(上記の払出し個数検知情報信号および払出し個数命令情報信号を含む)が集中管理装置37に向けて出力される。
【0032】
図5は集中管理装置37を説明するブロック図である。集中管理装置37は、遊技機1からの情報を取り入れるほかホールコンピュータ(本発明の遊技情報監視装置の一例)38と、その他、店内に設置される、お客(遊技者)の獲得球数に応じて交換する景品の管理装置、大当り台の報知などの店内放送・演出装置、および獲得球の球の自動計数装置などと情報の交換を行う。
なお、店内放送・演出装置はホールコンピュータ38で弾球遊技機1からの各種情報、特に払出し異常や不正遊技などを処理・判断などした内容を店内あるいは店員・担当者へ音声・表示で報知するためのものであり、遊技機の台番号とアナウンス情報を格納する音源メモリ39と、音声報知するための音声アンプ40とスピーカ41と、所定箇所に集中的に照明を当てるスポットライト42およびスポットライト切替部43と、店内照明の蛍光灯44の照度調節部45とを有している。
【0033】
図6および図7は、前記エラー検知センサ221のうちの受け皿満杯検知スイッチ(受け皿満たん検知スイッチ)の未作動時および作動時の信号流れの説明図をそれぞれ示す。
図6に示すように、未作動のときには主制御装置21から賞球情報が枠用外部端子基板46を介して、払出し個数命令情報がホールコンピュータ38に送られる。同時に、主制御装置21から払出制御装置25にコマンドデータが送られ、さらに払出制御装置25から払出装置(払出しユニット)254に送られ賞球払出しが行われる。
また、図7に示すように、受け皿満杯検知スイッチの作動時は、主制御装置21より払出制御装置25にコマンドデータが送られて、払出し制御装置では、クレジット処理を行う。なお、クレジット信号は、入賞しても受け皿満杯状態などの遊技球が払出されない異常状態での払出し個数命令情報をいう。また、クレジット処理は、賞球の払出しのできない異常状態において、球払出装置254に送られる払出し個数命令情報では賞球の払い出しが行われず、その払い出し個数命令情報を記憶手段内に記憶させておき、受け皿満杯状態が解消された後に記憶された払出し個数命令情報を実行させて賞球の実際の払い出しを行うという処理をいう。
この払出制御装置25より、このとき払出制御装置25内で行われているクレジット情報信号を、枠外部端子基板を介してホールコンピュータ38に向けて出力する。これにより、これまで検知できなかった、球満杯などで実際の賞球が払出せない、クレジット処理発生時においても賞球払出し個数命令情報という賞球信号を検知することができ、クレジット処理中でも異常の検知を行うことができる。
【0034】
図8および図9は前記弾球遊技機1における遊技中において、大当りの有無に対応し賞球払出し個数命令情報を出力するか否かの処理を示している。なお、図8および図9において、各手順(ステップ)1…を「S1…」と略記する。
【0035】
図8及び図9に示すように、遊技時においては、まず、遊技球を球受け皿9に用意し、遊技者が操作ハンドル10を回して弾発実行操作することにより、球を打ち出して遊技を開始する(S1)。
遊技盤4の遊技領域に打ち出された遊技球が、所定入賞口(始動入賞口4b、あるいは通常入賞口4fなど)または所定入賞領域(スルーチャッカ4iなど)に入賞するのを検知する(S2)。
次いで、始動入賞口4fへの検知の場合、主制御装置21において大当り判定用乱数値の抽出後大当りか否か当選を判定する(S3)。この場合、当選して「大当り」の場合に、「大当り」信号の生成処理をする(S4)。
【0036】
次いで、所定入賞口、例えば、始動入賞口4fまたは通常入賞口4fなどへの入賞検知または、「大当り」時の大入賞口4gが開放による大入賞口4gへの入賞球検知などの入賞球個数の検知により、所定の入賞口に対応させた賞球コマンドを払出制御装置25に送信する(S5)。なお、払出制御装置25は、入賞口の種類により、5個あるいは13個などの賞球の払出し個数命令情報を払出し装置254に出力する。
次いで、球受け皿9が満杯状態(満タン状態)で否かを判定する(S6)。満杯で無ければ(S6:No)、賞球を払出したか否かを判断して(S7)、賞球の払出しがあれば、賞球払出し個数検知信号を生成する(S8)。一方、受け皿9が満杯であればクレジット処理中に記憶した賞球払出し信号(クレジット信号)を払出制御装置25に出力する(S9)。
S8またはS9の処理後は、前記払出し個数検知情報および払出し個数命令情報(クレジット情報)を払出制御装置25から枠用外部端子基板を介して外部処理装置例えばホールコンピュータ38に送信する(S10)。
このS10までは遊技機側での処理であったが、これから先のステップであるS11以降では、外部処理装置で処理を行う。
【0037】
まず、「大当り」信号が出ているか否かを判断する(S11)。なお、「大当り」信号は、「大当り」発生と共に送信され、大当り終了となるまでその信号は、継続して送信される。
【0038】
一方、前記の判断で大当り信号が出ていない、「通常遊技状態」のときには、賞球払出し検知信号があるか否かを判断し(S12)、賞球払出し検知信号があればこの信号により賞球払出し数をカウントする(S13)。
一方、賞球払出し個数検知信号が無ければ(S12:No)、満杯状態での賞球払出し命令情報信号(クレジット情報信号)があるか否かを判断し(S14)、該クレジット信号があれば、この信号によるカウント加算する(S15)。一方、前記払出し個数検知信号もおよびクレジット信号も無ければ(S14:No)警報装置による発光あるいは音声による警報を発する異常報知処理を行う(S21)。
【0039】
上記S13払出し個数検知信号とS14のクレジット信号の両カウント値を総加算し(S16)、カウント総加算値を外部表示出力処理する(S17)。そして、所定時間(例:1分間)の経過したか否かを判断し(S18)、該所定時間の経過後に、前記カウント総加算値が設定値A(例:50発)のプラス・マイナス10%以下か否かを判断し(S19)、設定値Aのプラス・マイナス10%以下であれば、カウント総加算値をクリアする(S20)。一方、前記カウント総加算値が前記設定値Aの一定範囲内に入らなければ、異常であるとして発光あるいは音声による警報を発する警報処理をする(S21)。
【0040】
前記S11で「大当り信号」が出ていると判断された「大当り遊技状態」の時には、賞球払出し検知信号があるか否かを判断し(S22)、賞球払出し検知信号があればこの信号により賞球払出し数をカウントする(S23)。
一方、賞球払出し個数検知信号が無ければ(S22:No)、満杯状態での賞球払出し命令情報信号(クレジット情報信号)があるか否かを判断し(S24)、該クレジット信号があれば、この信号によるカウント加算する(S25)。一方、前記払出し個数検知信号もおよびクレジット信号も無ければ(S24:No)警報装置による発光あるいは音声による警報を発する異常報知処理を行う(S31)。
【0041】
上記S23の払出し個数検知信号とS24のクレジット信号の両カウント値を総加算し(S26)、カウント総加算値を外部表示出力処理する(S27)。そして、大当り信号の継続中か否かを判断し、大当り信号の継続中でなければ、カウント総加算値が設定値B(例:2400発)のプラス・マイナス10%以下か否かを判断し(S29)、設定値Bのプラス・マイナス10%以下であれば、カウント総加算値をクリアする(S30)。一方、前記カウント総加算値が前記設定値Bの一定範囲内に入らなければ、異常であるとして発光あるいは音声による警報を発する警報処理をする(S31)。
【0042】
なお、前記実施形態では、払出し個数命令情報を受け皿満杯状態時にクレジット情報として出力したが、受け皿満杯の有無の判断をせずに、払出し個数命令情報を出力し、表示・監視するようにすることも本発明の範囲内である。これにより、受け皿の満杯以外の状態でも不正払出しなどの異常を検出でき好適である。
前記実施形態では、受け皿満杯検知スイッチによる受け皿満杯等の遊技媒体の払出し異常を検出する異常検出手段を有し、出力管理手段は、異常検出手段で払出し異常が検出されたときに、異常が検出される以前の払出し個数命令情報以外の払出しを行うべき情報が少なくとも分かる払出し個数命令情報を遊技機外部の監視手段に出力するものであるので、賞球が払出されないエラー状態で賞球払出し個数命令情報を監視して異常を早期に防止・回復できる。また、賞球払出し個数命令情報を監視して、後に払出される賞球が入賞数に対応して賞球数であるかどうかを監視できる
【0043】
また、前記実施形態では遊技情報監視装置として、ホールホールコンピュータを例示していたが、該監視装置はホールコンピュータ以外の箇所例えば、遊技機内からホールコンピュータに至る遊技店内の適宜の場所に設けることができる。これにより、ホールコンピュータの設置場所に担当者が常時居る必要がなく店内の係員が所定箇所で異常の確認と対処ができる。
また、複数種類の単位時間当りの監視手段による情報を予め設定された情報に基づき比較する比較手段を有するものにすれば、例えば、 1 分毎に監視と10分毎に監視する2以上の情報により、監視判断して、監視ミスや監視誤差を無くすことができる。そして、例えばパチンコ機において、機種によって異なるが、例えば 1 分間に平均50発の球を遊戯利益として払出す場合、1分間に50発の+10%までの賞球を許容範囲とする(+20は要注意、+30は報知実行)と、10分間に500発の+10%までの賞球を許容範囲とする監視を行うようにすることができる。
予め設定された情報に基づき、監視手段による情報を判断する判断手段を有することができる。
また、予め設定された情報に基づき異常が判断された場合、遊技機の遊技媒体の払出しを停止する信号を出力する停止手段を有することが好適である。異常の場合に自動的に遊技媒体の払出しを停止すれば、店員が異常と判断した遊技機に対応するまで払出さないので不正払出しを未然に防止できる。異常が解消したならば払出し個数命令情報に基づく正常な払出しをすればよい。
【0044】
また、前記実施形態では、払出し個数検知情報と払出し個数命令情報の総和を算出していたが、払出し個数命令情報から払出し個数検知情報を減算する演算をしてもよい。このようにして、減算の結果が異常に大きく、払出し個数命令情報が払出し個数検知情報よりも異常に多ければ不正などの異常が生じたことを明確に判断することができる。
また、受け皿満杯状態で球払出し検知情報が停滞状態になった時に、払出し個数情報を和する演算をすることができる。
前記実施形態では、遊技機として弾球遊技機を上げて説明したが、本発明の適用範囲は、その他、遊技媒体の払出しを伴うスロットマシンなどでも実施できる。
【0045】
【発明の効果】
本発明は前記のように構成したので、監視手段は、大当り遊技状態のときに、管理手段から取り入れた払出し命令情報および個数検知情報に基づく遊技媒体カウント値を総加算し、遊技媒体カウント値を総加算した後であって大当たり信号継続が終了した後に、その総加算値が設定範囲内に入るか否かによって、遊技媒体の払出し異常が発生していないか発生しているかを判断するので、遊技者の遊技への興味を削ぐことなく、かつ、不正な遊技球の払出しをいち早く検知できる。例えば、パチンコ機等の弾球遊技機では大入賞口を無理にこじ開けて入賞させ、大量に賞球を獲得させる不正を行おうとする場合に、払出し個数命令情報が分かれば実際の賞球が払出される前(遊技利益獲得前)に分かるため警報を出すなどして素早い対処が取れる。上記の情報の出力が無いと警報が遅くなり不正遊技者が回りの仲間に賞球を配るひまを与え、効果的な不正防止がしにくいが、前記情報の出力によりこのようなことがなくなる。
したがって、遊技者ばかりでなく、ホールの店員も常時それらの情報を確認できるようになり、異常の早期発見ができる。
監視手段は、上記大当り情報がある場合に、遊技媒体の払出し個数命令情報、および、前記払出し個数検知情報に基づき遊技状態を監視するので、大当り時は、特定数の遊技媒体の払出しが受け皿満杯などで払出し個数検知信号だけでは監視ができず払出し個数命令情報が特に必要になるときがあり、このようなときに確実に適切に異常を監視できる。また、大当り情報があるときに監視をするのでそれ以外の通常時は監視の必要がなくなり、監視のメリハリができ、また、処理の時間も軽減できる。
【0048】
本発明は、遊技機外部(遊技機の設置箇所あるいは設置シマ(島)、またはホールコンピュータ)で遊技情報監視装置によって実施することにより、球払出し異常を遊技機の外部の任意箇所で検出できる。
【0052】
また、本発明においては、監視手段は、大当り遊技状態のときに、管理手段から取り入れた払出し命令情報および個数検知情報に基づく遊技媒体カウント値を総加算し、その総加算値が設定範囲内に入るか否かによって、遊技媒体の払出し異常が発生していないか発生しているかを判断すれば、個数命令情報と払出し個数検知情報が総和して異常に多いときには、不正行為の疑いがあると判断できる。
【0057】
また、本発明においては、監視手段の監視結果が遊技媒体の払出し異常の発生である場合、遊技媒体の払出し異常が発生したことの警報を表示する警報表示手段を有することが好適であって、いち早く異常の発生を知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技機が適用される弾球遊技機1の外観を示す斜視図である。
【図2】図1の弾球遊技機の遊技盤を示す正面図である。
【図3】図1の弾球遊技機の制御装置を示すブロック図である。
【図4】図1の弾球遊技機の背面図である。
【図5】集中管理装置を説明するブロック図である。
【図6】前記エラー検知センサのうちの受け皿満杯検知スイッチの未作動時の信号流れの説明図をそれぞれ示す。
【図7】前記エラー検知センサのうちの受け皿満杯検知スイッチの作動時の信号流れの説明図を示す。
【図8】弾球遊技機における遊技中において、大当りの有無に対応し賞球払出し個数命令情報を出力するか否かの処理を示している。
【図9】図8に続く、弾球遊技機における遊技中において、大当りの有無に対応し賞球払出し個数命令情報を出力するか否かの処理を示している。
【符号の説明】
1 弾球遊技機
2 外枠
3 本体枠
4 遊技枠
4a 特別図柄表示
4b 始動入賞口
4c 保留球ランプ
4d 盤面ランプ
4e 電動役物
4f 通常入賞口
4g 大入賞口
4h 風車
4i スルーチャッカ
4k 遊技領域
5 ガラス扉
6 下扉
7 枠ランプ
8 スピーカ
9 受け皿
10 操作ハンドル
20 制御装置
21 主制御装置
215 始動入賞球検知センサ
216 大入賞球検知センサ
217 継続球検知センサ
218 その他入賞球検知センサ
220 遊技球払出し検知センサ
221 エラー検知センサ
22 図柄制御装置
23 ランプ制御装置
24 音声制御装置
25 払出制御装置
254 球払出装置
26 発射制御装置
30 電源装置
31 第1の分電盤
32 第2の分電盤
35 遊技球貯留タンク
37 集中管理装置
38 ホールコンピュータ
39 音源メモリ
40 音声アンプ
41 スピーカ
42 スポットライト
43 スポットライト切替え部
44 店内照明の蛍光灯
45 照度調整部

Claims (5)

  1. 特定の有益状態となる大当たり情報を含む所定条件の達成に対応させた遊技情報の生成に基づき、遊技媒体を払出すと共に払い出した遊技媒体の個数を検知する遊技機に対して、その遊技機から出力された遊技情報および遊技媒体の払出し個数の検知情報を遊技機外部で取り入れてその遊技機の状態を監視する遊技情報監視装置であって
    前記生成された遊技情報に含まれる遊技媒体の払出し個数命令情報、および、前記個数検知手段で発生する払出し個数検知情報を取入れる管理手段と、
    上記大当り情報が生成された大当り遊技状態のときにおよび上記大当たり情報の生成されていない通常遊技状態のときに、管理手段により取入れた遊技媒体の払出し個数命令情報、および、前記払出し個数検知情報に基づき、不正または故障による遊技媒体の払出し異常の発生を監視する監視手段とを有し、
    監視手段は、大当り遊技状態のときに、管理手段から取り入れた払出し命令情報および個数検知情報に基づく遊技媒体カウント値を総加算し、
    遊技媒体カウント値を総加算した後であって大当たり信号継続が終了した後に、その総加算値が設定範囲内に入るか否かによって、遊技媒体の払出し異常が発生していないか発生しているかを判断することを特徴とする遊技情報監視装置。
  2. 監視手段は、通常遊技状態のときに、管理手段から取り入れた払出し命令情報および個数検知情報に基づく遊技媒体カウント値を総加算し、
    遊技媒体カウント値を総加算した後であって所定時間経過後に、その総加算値が設定範囲内に入るか否かによって、遊技媒体の払出し異常が発生していないか発生しているかを判断することを特徴とする請求項1に記載の遊技情報監視装置。
  3. 監視手段は、管理手段から取り入れた払出し命令情報および個数検知情報がいずれも無い場合に、異常が発生していると判断することを特徴とする請求項1または2に記載の遊技情報監視装置。
  4. さらに、監視手段の監視結果が遊技媒体の払出し異常の発生である場合、遊技媒体の払出し異常が発生したことの警報を表示する警報表示手段を有することを特徴とする請求項1から3のうちの1項に記載の遊技情報監視装置。
  5. 特定の有益状態となる大当たり情報を含む所定条件の達成に対応させた遊技情報の生成に基づき、遊技媒体を払出すと共に払い出した遊技媒体の個数を検知する遊技機に対して、その遊技機から出力された遊技情報および遊技媒体の払出し個数の検知情報を遊技機外部で取り入れてその遊技機の状態を監視する遊技情報監視方法であって
    前記生成された遊技情報に含まれる遊技媒体の払出し個数命令情報、および、前記個数検知手段で発生する払出し個数検知情報を取入れる管理手順と、
    上記大当り情報が生成された大当り遊技状態のときにおよび上記大当たり情報の生成されていない通常遊技状態のときに、管理手順により取入れた遊技媒体の払出し個数命令情報、および、前記払出し個数検知情報に基づき、不正または故障による遊技媒体の払出し異常の発生を監視する監視手順と、
    監視の結果、払出し異常が発生したときには不正または故障を処理・判断した内容を報知する報知手順とを含み、
    監視手順では、大当り遊技状態のときに、管理手段から取り入れた払出し命令情報および個数検知情報に基づく遊技媒体カウント値を総加算し、
    遊技媒体カウント値を総加算した後であって大当たり信号継続が終了した後に、その総加算値が設定範囲内に入るか否かによって、遊技媒体の払出し異常が発生していないか発生しているかを判断し、
    また、通常遊技状態のときに、管理手段から取り入れた払出し命令情報および個数検知情報に基づく遊技媒体カウント値を総加算し、
    遊技媒体カウント値を総加算した後であって所定時間経過後に、その総加算値が設定範囲内に入るか否かによって、遊技媒体の払出し異常が発生していないか発生しているかを 判断することを特徴とする遊技情報監視方法。
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