JP3969626B2 - 球技用ボール包装箱 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バレーボール、サッカーボール、ドッジボール、バスケットボール等の如く、直径の大きな球技用ボールを販売する際のボールの陳列等に適した球技用ボール包装箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
バレーボール、サッカーボール、ドッジボール、バスケットボール等の如く直径の大きな球技用ボールを販売する際、ボールを安定的に陳列するために、ボールの一部分が顧客から見えるような包装箱に収納して陳列する方法が採られている。このような球技用ボール包装箱は、内部に球技用ボールの収納空間を形成するように包装箱シートの折り曲げによって包装箱の上壁、下壁、左側壁及び右側壁が形成され、前面及び後面にはそれぞれ前記球技用ボールの周辺の一部を支持する窓を形成するフラップが設けられた構成である。この種の球技用ボール包装箱に関する先行技術として、実用新案登録第3001136号がある。これは、ボールの下面を包装箱の下壁で支え、ボールの前後の周面の一部を前面及び後面側から包装箱に形成した窓の縁部(湾曲状ボール係止縁8、12)で支える構成である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記の先行技術のように、ボールの下面は包装箱の下壁で支えられると、ボールが転がる状態であり不安定であること、またボールの周面の一部をフラップ5a、5b、6aに形成した係止縁8、12で支える構成とした場合には、フラップの折曲状態によって、或いはフラップの強度が弱ってきたとき、或いは空気不足のボールや若干直径の小さいボールを収納したときには、ボールの支えが不安定になり、箱内でボールが遊ぶ状態となることがある。特に、直径が若干小さいボールの収納にはそのボールの直径に合った包装箱を用意する必要がある。
【0004】
本発明は、このような問題点に鑑みて、空気不足のボールや若干直径の小さいボールを収納したときにも安定的に包装箱内に保持できる球技用ボール包装箱を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の球技用ボール包装箱は、内部に球技用ボールの収納空間を形成するように包装箱シートの折り曲げによって包装箱の上壁、下壁、左側壁及び右側壁が形成され、前面に前記球技用ボールの周辺の一部を支持する窓を形成するフラップが設けられた球技用ボール包装箱において、前記窓の上側フラップに対向して前記下壁には、前記下壁の前部から斜め下後方へ延びる板面を形成して前記包装箱に収納された前記球技用ボールの底部を支えるボール支えフラップを設け、前記ボール支えフラップは、前記左右側壁間寸法よりも若干大きい寸法幅を有して前記左右側壁間に挿入保持された状態で前記下壁から浮いた状態を保ち、前記板面には、収納された球技用ボールに押されて下方へ変形する弾力面を前記ボール支えフラップの左右中間位置に形成する左右一対の山折りラインを形成したものである。
【0006】
前記ボール支えフラップは、前記左右側壁間に挿入保持された状態では、前記下壁から浮いた状態にあって、前記上壁と前記ボール支えフラップの間隔は収納する球技用ボールの直径よりも小であり、包装箱に収納された球技用ボールがこの間隔を押し広げるため、前記ボール支えフラップは下方へ変形する。この変形によって球技用ボールは、前記ボール支えフラップの弾力性を受けた状態で前記窓から覗く状態に保持される。このため、直径が多少異なるボールでも安定に保持できる。
【0007】
また、本発明の球技用ボール包装箱は、内部に球技用ボールの収納空間を形成するように包装箱シートの折り曲げによって包装箱の上壁、下壁、左側壁及び右側壁が形成され、前面に前記球技用ボールの周辺の一部を支持する窓を形成するフラップが設けられた球技用ボール包装箱において、前記上壁よりも前方へ張り出した前記下壁の前部に折り曲げ形成された立ち上がり壁と、この立ち上がり壁の上端から斜め下後方へ延びたボール支えフラップが形成され、前記ボール支えフラップは、前側左右端部から後縁中央部方向へ延びた第1の左右山折りラインと、この第1の山折りラインの中間部と前記後縁間に延びた第2の左右山折りラインを形成して前記左右側壁間寸法よりも若干大きい寸法幅を有し、前記ボール支えフラップが前記左右側壁間に挿入保持されたとき前記ボール支えフラップの後部が前記下壁から浮いた状態に保持され、前記第2の左右山折りライン間を前記包装箱に収納された球技用ボールに押されて下方へ湾曲する弾力面としたものである。
【0008】
第1の左右山折りラインは、この部分で山折り状態にすることによって、前記支えフラップを前記左右側壁間に挿入し易くすると共に、前記左右側壁間に挿入された前記支えフラップを前記下壁から浮かす作用をする。支えフラップは、前記左右側壁間に挿入保持された状態では前記下壁から浮いた状態にあり、前記上壁と前記支えフラップの間隔は収納する球技用ボールの直径よりも小である。また、前記第2の左右山折りラインの形成によって、包装箱に球技用ボールを収納したとき、この第2の左右山折りラインの外側が前記支えフラップの支持脚として作用するため、この第2の左右山折りライン間が球技用ボールの支え面として有効に機能し、球技用ボールは前記支えフラップの弾力性を受けた状態で前記窓から覗く状態に安定保持される。このため、直径が多少異なるボールでも安定に保持できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について説明する。各図は本発明の実施の形態を示しており、図1は組み立てた状態の球技用ボール包装箱の正面斜視図、図2は図1のA−A断面図、図3は球技用ボール包装箱の前側面部の説明図、図4は球技用ボール包装箱の展開図である。
【0010】
図において、球技用ボール包装箱1は、内部に球技用ボール10の収納空間を形成するように包装箱シート2の折り曲げによって包装箱1の上壁3、下壁4、左側壁5及び右側壁6が形成され、前面及び後面にはそれぞれ球技用ボール10の周面の一部を支持する窓7、8を形成するフラップが設けられている。このよう球技用ボール包装箱1において、前記前面窓7の上側フラップ11に対向して前記下壁4には、前記下壁4の前部から斜め後方へ延びる板面を形成して前記包装箱1に収納された前記球技用ボール10の底部を支えるボール支えフラップ12を設け、前記ボール支えフラップ12は、前記左右側壁5、6間寸法L1よりも若干大きい寸法幅L2を有して前記左右側壁5、6間に挿入保持された状態で前記下壁4から浮いた状態を保ち、前記板面には、収納された球技用ボール10に押されて下方へ湾曲する弾力面57を前記ボール支えフラップ12の左右中間位置に形成する左右一対の山折りライン56を形成したものである。
【0011】
これを更に詳細に説明する。包装箱シート2は、その展開状態を図4に示す。これにおいて、上壁3、下壁4、左側壁5及び右側壁6が一連に形成され、折り曲げライン15、16、17で折り曲げ、上壁3の端に形成した接合フラップ18を折り曲げライン19で折り曲げ、接合フラップ18を左側壁5の上端部に沿って接着することによって箱が形成される。
【0012】
上壁3、下壁4、左側壁5及び右側壁6の後端には、それぞれ後部フラップ20、21、22、23が形成され、これら各フラップには内方へ湾曲したボール係止縁24、25、26、27がそれぞれ形成されている。上壁3と下壁4の後部フラップ20と21の両側には、それぞれ両端部を窪ませた係止凹部28とこの係止凹部28より先端側で側方へ突出した係止突片29を形成している。また、左側壁5及び右側壁6の後部フラップ22と23には、それぞれボール係止縁26、27の両側を窪ませた係止凹部30とこの係止凹部30の外側辺を構成する係止突片31を形成している。
【0013】
後部フラップ20、21、22、23は、それぞれ折り曲げライン32、33、34、35で内側方向へ略直角に折り曲げられる。この折り曲げに伴って、各係止凹部28と30が噛み合い、この噛み合い状態において、各係止突片29がそれぞれフラップ22、23の外面に位置し、各係止突片31がそれぞれフラップ20、21の外面に位置するように組み合わされる。この場合、各係止突片29がそれぞれフラップ22、23の内面に位置し、各係止突片31がそれぞれフラップ20、21の内面に位置する関係の組み合わせでもよい。この結果、後部フラップ20、21、22、23のボール係止縁24、25、26、27の組み合わせによって、包装箱1の後面には、ボール10の直径よりも小さい周面の一部が嵌まり合う略円形状の窓8が形成される。
【0014】
上壁3の前端部には、内方へ湾曲したボール係止縁38を形成した上側フラップ11が形成され、上側フラップ11の両側には、それぞれ両端部を窪ませた係止凹部39とこの係止凹部39より先端側で側方へ突出した係止突片40を形成している。また、左側壁5及び右側壁6の前端の上部には、それぞれ前横フラップ41が形成され、この前横フラップ41には内方へ湾曲したボール係止縁42がそれぞれ形成されている。前横ラップ41の上部には、窪ませた係止凹部43とこの係止凹部43より上部には突出した係止突片44を形成している。
【0015】
フラップ11と41は、それぞれ折り曲げライン45、46、47で内側方向へ略直角に折り曲げられる。この折り曲げに伴って、各係止凹部39と43が噛み合い、この噛み合い状態において各係止突片40がフラップ41の裏側に位置し、各係止突片44が、上側フラップ11の裏側に位置するように組み合わされる。この場合、各係止突片40がフラップ41の表側に位置し、各係止突片44が上側フラップ11の表側に位置する組み合わせでもよい。この結果、フラップ11と41のボール係止縁38と42の組み合わせによって、包装箱1の前面には、ボール10の直径よりも小さい周面の一部が嵌まり合う略円弧状の前面窓7が形成される。
【0016】
顧客がボール10を包装箱1の上方及び左右方向から見やすくするために、下壁4は、左右側壁5、6及び上壁3よりも前方へかなり張り出した長さを有し、下壁4の前部には折り曲げライン49、50で折り曲げ形成された立ち上がり壁51と、この立ち上がり壁51の上端から斜め下後方へ延びたボール支えフラップ12を形成している。ボール支えフラップ12は、上側フラップ11に対向した位置にあり、前側左右端部から後縁55中央部53方向へ延びた第1の左右山折りライン54と、この山折りライン54の中間部と後縁55との間に略平行に延びた第2の左右山折りライン56とを形成している。またボール支えフラップ12は、左右側壁5、6間寸法L1よりも若干大きい寸法幅L2を有しており、ボール支えフラップ12が左右側壁5、6間に挿入保持されたとき、図2の実線のようにボール支えフラップ12の後部が下壁4から浮いた状態に保持される。
【0017】
このような構成によって、球技用ボール10を収納する前の状態は、上壁3とボール支えフラップ12の間隔は、収納する球技用ボール10の直径よりも小である。この状態で、包装箱1に球技用ボール10が収納されると、この間隔を押し広げるため、ボール支えフラップ12は下方へ変形する。この状態は、図2の点線で示しており、第2の左右山折りライン56間が球技用ボール10に押されて下方へ湾曲状に変形する弾力面57を構成する。
【0018】
ボール支えフラップ12を左右側壁5、6間に保持するために、ボール支えフラップ12の左右側には、折り曲げライン59で上方へ折り曲げられる台形状の横フラップ58が張り出し形成されている。また、左右側壁5、6の前フラップ41の下方部分は、前方へかなり張り出して張り出し部分62を形成している。この張り出し部分62には、折り曲げライン60でもって張り出し部分62の内側に折り曲げられる押えフラップ61が形成されている。
【0019】
この構成において、横フラップ58が左右側壁5、6の内側に沿うようにボール支えフラップ12を左右側壁5、6間に挿入した後、押えフラップ61を折り曲げライン60で張り出し部分62の内側に折り曲げ、押えフラップ61の先端部に形成した係止突起63を、ボール支えフラップ12の左右側の折り曲げライン59付近に形成した係止孔64に挿入することによって、ボール支えフラップ12は、左右側壁5、6間の所定位置、即ち、図2の実線のようにボール支えフラップ12の後部が下壁4から浮いた状態に保持される。
【0020】
そして、第2の左右山折りライン56の外側部分65は、第2の左右山折りライン56から外方へ低く傾斜して、ボール支えフラップ12の支持脚部として作用するため、この第2の左右山折りライン56、56間が球技用ボール10の支え弾力面57となるように有効に機能し、球技用ボール10はボール支えフラップ12の弾力性を受けた状態で窓7、8から覗く状態に安定保持される。また、ボール支えフラップ12は、斜め下後方へ延びた板面を形成しているため、ボール10は、後方への付勢力を受けると共に、包装箱1の前面側でのボール10の展示面が広くなる。この第2の左右山折りライン56は、弾力面57の良好な形状保持をする。また、包装箱1の中央部にボール10を収納するためには、前後の窓7、8と弾力面57を包装箱1の左右中央部に形成することによって、ボール10は弾力面57を下方へ押して形成される湾曲面で保持され、前後の窓7、8によって前後方向の移動が制限された状態で包装箱1内に安定的に保持される。
【0021】
ボール支えフラップ12は、左右側壁5、6間寸法L1よりも若干大きい寸法幅L2を有しているため、そのままでは左右側壁5、6間に挿入し難い。このため、ボール支えフラップ12を左右側壁5、6間に挿入するとき、ボール支えフラップ12を上方へ湾曲させるように第1の左右山折りライン54部分で山折り状態にすることによって、ボール支えフラップ12を左右側壁5、6間へ挿入し易くできる。そして、第1の左右山折りライン54は、ボール支えフラップ12を左右側壁5、6間へ挿入した状態で、左右側壁5、6間に挿入されたボール支えフラップ12を下壁4から浮かす作用をする。
【0022】
包装箱1へのボール10の収納は、包装箱1の後ろ側から行われる。このボール10の収納の場合に、後部フラップ20、21、22、23は折り曲げライン32、33、34、35で内側方向へ折り曲げられておらず後方へ開いた状態でボール10を収納する第1の方法と、また他の方法として、後部フラップ20、21、22、23はそれぞれ折り曲げライン32、33、34、35で内側方向へ略直角に折り曲げられているが各係止突片29、31が、それぞれフラップ20、21、22、23と係合していない状態でボール10を収納する第2の方法と、更に他の方法として、後部フラップ20、21、22、23はそれぞれ折り曲げライン32、33、34、35で内側方向へ略直角に折り曲げられ各係止突片29、31をそれぞれフラップ20、21、22、23に係合せしめた組み立て状態でボール10を収納する第3の方法とがある。これらの方法について、以下に説明する。
【0023】
第1、第2及び第3の何れの方法においても、ボール10の収納前に、包装箱1の前面側は正規の状態に組み立てられた状態である。この状態において、先ず第1の方法では、後部フラップ20、21、22、23は折り曲げライン32、33、34、35で内側方向へ折り曲げられておらず後方へ開いており、この開口を通して包装箱1の後ろ側からボール10を包装箱1内に収納した後、後部フラップ20、21、22、23の両端に形成した各係止突片29、31を前述のように組み合わせる。
【0024】
また第2の方法では、各係止突片29、31がそれぞれフラップ20、21、22、23と係合していないが、後部フラップ20、21、22、23は、それぞれ折り曲げライン32、33、34、35で内側方向へ略直角に折り曲げられている。この状態において、ボール10を包装箱1の後方からフラップ20、21、22、23を前方へ押し広げながら包装箱1内へ押し込む。この押し込みに伴って各係止突片29、31と各フラップ20、21、22、23との係合が始まり、ボール10の押し込みが終了したときには、フラップ20、21、22、23の復元力によって係止突片29、31と各フラップ20、21、22、23とが前述のような正規の組み合わせ状態となる。この組み合わせ状態は、収納されたボール10が裏側の窓8に臨むことによってより正確となる。
【0025】
更に第3の方法では、各係止突片29、31とフラップ20、21、22、23が正規に係合した組み立て状態において、ボール10を包装箱1の後方からフラップ20、21、22、23を前方へ押し広げながら包装箱1内へ押し込む。この押し込みに伴って各係止突片29、31と各フラップ20、21、22、23との係合が一旦緩むが、第2の方法と同様に、ボール10の押し込みが終了したときには、フラップ20、21、22、23の復元力によって係止突片29、31と各フラップ20、21、22、23とが前述のような正規の組み合わせ状態に復帰する。この組み合わせ状態は、収納されたボール10が裏側の窓8に臨むことによってより正確となる。
【0026】
上記いずれの方法においても、ボール10が包装箱1に収納された状態では、ボール10は、ボール支えフラップ12上に乗って図2の点線で示すように弾力面57を下方へ変形させ、ボール支えフラップ12の広い面での支えが得られる。そして、ボール10は、左右均等に弾力面57の反発力を受けた状態で保持されるため、前後の窓7と8からボール10の周面の一部を外部に覗かせた安定保持が達成できる。このため、包装箱1内で左右中央部に安定保持がなされる。
【0027】
上記の実施形態では、第1の左右山折りライン54は、前側左右端部からボール支えフラップ12の後縁中央部方向へ直線状に延びており、また、第2の左右山折りライン56は、この第1の山折りラインの中間部とボール支えフラップ12の後縁間に略平行に直線状に延びているが、その位置や形状は、包装箱シート2の材質やボール支えフラップ12の形状、ボールの重量等によって、弾力面57によって収納したボール10に適正な反発力が得られ、ボールが包装箱1内で安定保持できるように、種種の変更がなされる。本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の技術的範囲を逸脱しない限り種種の変更が考えられ、それに係る種種の実施形態を包含するものである。
【0028】
【発明の効果】
第1請求項の本発明によると、包装箱に収納された球技用ボールは、ボール支えフラップの湾曲した面で弾力性を受けた状態で保持され、包装箱の前面にボールの周面の一部を覗かせた陳列効果を維持しつつ安定保持が達成できる。このため、直径が多少異なるボールでも安定に保持でき、サイズの多少異なるボールの包装箱の共通化が図れる。
【0029】
第2請求項の本発明によると、第1の左右山折りラインは、この部分で山折り状態にすることによって、支えフラップを左右側壁間に挿入し易くすると共に、左右側壁間に挿入されたボール支えフラップを下壁から浮かす作用をし、第2の左右山折りラインの外側がボール支えフラップの支持脚として作用するため、ボール支えフラップには良好な形状保持と弾力性が得られ、包装箱に収納された球技用ボールは、ボール支えフラップの広い面からの反発力を受けた状態で保持され、窓からボールの周面の一部を外部に覗かせた安定保持が達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の組み立てた状態の球技用ボール包装箱の正面斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】本発明球技用ボール包装箱の前側面部の説明図である。
【図4】本発明の球技用ボール包装箱の展開図である。
【符号の説明】
1……球技用ボール包装箱
2……包装箱シート
3……上壁
4……下壁
5……左側壁
6……右側壁
7、8……窓
10…ボール
11…上側フラップ
12…ボール支えフラップ
20、21、22、23…フラップ
41…前フラップ
51…立ち上がり壁
54…第1の山折りライン
56…第2の山折りライン
57…弾力面

Claims (2)

  1. 内部に球技用ボールの収納空間を形成するように包装箱シートの折り曲げによって包装箱の上壁、下壁、左側壁及び右側壁が形成され、前面に前記球技用ボールの周辺の一部を支持する窓を形成するフラップが設けられた球技用ボール包装箱において、前記窓の上側フラップに対向して前記下壁には、前記下壁の前部から斜め下後方へ延びる板面を形成して前記包装箱に収納された前記球技用ボールの底部を支えるボール支えフラップを設け、前記ボール支えフラップは、前記左右側壁間寸法よりも若干大きい寸法幅を有して前記左右側壁間に挿入保持された状態で前記下壁から浮いた状態を保ち、前記板面には、収納された球技用ボールに押されて下方へ変形する弾力面を前記ボール支えフラップの左右中間位置に形成する左右一対の山折りラインを形成したことを特徴とする球技用ボール包装箱。
  2. 内部に球技用ボールの収納空間を形成するように包装箱シートの折り曲げによって包装箱の上壁、下壁、左側壁及び右側壁が形成され、前面に前記球技用ボールの周辺の一部を支持する窓を形成するフラップが設けられた球技用ボール包装箱において、前記上壁よりも前方へ張り出した前記下壁の前部に折り曲げ形成された立ち上がり壁と、この立ち上がり壁の上端から斜め下後方へ延びたボール支えフラップが形成され、前記ボール支えフラップは、前側左右端部から後縁中央部方向へ延びた第1の左右山折りラインと、この第1の山折りラインの中間部と前記後縁間に延びた第2の左右山折りラインを形成して前記左右側壁間寸法よりも若干大きい寸法幅を有し、前記ボール支えフラップが前記左右側壁間に挿入保持されたとき前記ボール支えフラップの後部が前記下壁から浮いた状態に保持され、前記第2の左右山折りライン間を前記包装箱に収納された球技用ボールに押されて下方へ湾曲する弾力面としたことを特徴とする球技用ボール包装箱。
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