JP3968040B2 - 高速シリアルコントローラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高速シリアルコントローラに関し、特に内蔵するデジタル信号処理部のデバッグをおこなうためのテスト回路を内蔵した高速シリアルコントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータシステム等におけるデータ転送方式の一つに、シリアル転送方式がある。シリアルバスの例としては、イーサネット(R)(IEEE802.3)、USB(ユニバーサルシリアルバス)、IEEE1394などがある。高速シリアルインターフェースは、コンピュータシステムとAV(オーディオ・ビジュアル)機器などとを融合した新しいデジタル民生機器におけるインターフェースを実現する中核技術の一つである。高速シリアルインターフェースを含めた高速化技術の標準化が活性化している。
【0003】
通常、高速シリアルコントローラは、配線間を流れるアナログ信号を、物理層のIC(以下、PHY−ICとする)においてデジタル信号に変換し、それをデータリンク層のIC(LINC−IC)に転送し、そこで規定の形式に変換することにより、データの送受信をおこなう構成となっている。従来、PHY−ICは、アナログ回路で構成されたアナログICチップとして製造されている。また、LINC−ICは、デジタル回路で構成されたデジタルICチップとして製造されている。したがって、従来の高速シリアルコントローラは、アナログICチップとデジタルICチップを有する2チップ構成となっている。
【0004】
近年、電子機器の短小化やコストダウンに伴い、PHY−ICとLINC−ICとを同一チップ上に混載して1チップ化することが進められている。また、現在提案されている新しい標準インターフェースの規格の多くは、高速シリアル転送方式のものである。したがって、今後、同一チップ上に物理層の回路(以下、PHY回路とする)とデータリンク層の回路(以下、LINC回路とする)が搭載され、かつインターフェースがすべて高速シリアルインターフェースで構成された回路の開発が活発になる。
【0005】
しかし、PHY回路は、LINC回路から送られてきたパラレルデータを高速シリアル変換して配線へ出力するため、PHY回路の測定の難易度は、高速になるほど高くなる。したがって、高速シリアルコントローラの評価をおこなうためには、非常に高価な測定器が必要となる。
【0006】
ところで、任意のエラーパケットを発生させる機能を有する高速シリアルバスコントローラ装置が提案されている(特許文献1参照)。また、シリアルバスコントロール回路を備えた半導体集積回路装置において、アナログ回路部とデジタル回路部とを完全に分けてテストする構成のものが提案されている(特許文献2参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−174850号公報
【特許文献2】
特開平6−94805号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、高速シリアルインターフェースとPHY回路を内蔵する回路の評価をおこなうにあたっては、高価な測定器が必要となる。そのため、既存の評価用の環境を利用することができない、つまり高価な測定器をそろえた環境でなければ、評価をおこなうことができないという問題点があった。
【0009】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、新規に高価な測定器を準備しなくても、PHY回路に依存しない回路部分のデバッグをおこなうことができる高速シリアルコントローラを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明に係る保持装置は、第1入出力部および第2入出力部のそれぞれの物理層に設けられ、配線を流れるアナログ信号をデジタル信号に変換する2つの第1の制御手段と、前記物理層に隣接するデータリンク層に設けられ、前記2つの第1の制御手段によりデジタル信号に変換されたデータをそれぞれ規定の形式のデータに変換する2つの第2の制御手段と、前記2つの第1の制御手段と前記2つの第2の制御手段とのそれぞれのインターフェース部に接続されたテスト手段と、前記それぞれのインターフェース部を流れるパラレルデータを両方出力する出力手段と、を具備することを特徴とする。
【0011】
この請求項1に記載の発明によれば、第1の制御手段と第2の制御手段とのインターフェース部を流れるパラレルデータが出力手段から出力される。また、2つの第1の制御手段と2つの第2の制御手段とのそれぞれのインターフェース部を流れるそれぞれのパラレルデータを同時に観測することができる。
【0012】
また、請求項2に記載の発明にかかる高速シリアルコントローラは、請求項1に記載の発明において、前記テスト手段は、評価中に、前記出力手段への出力を、前記第1の制御手段と前記第2の制御手段との第1の組み合わせのインターフェース部の出力から、前記第1の制御手段と前記第2の制御手段との第2の組み合わせのインターフェース部の出力へ切り替える切り替え手段を備えていることを特徴とする。
【0013】
この請求項2に記載の発明によれば、切り替え手段により、評価中に、出力手段への出力が、第1の制御手段と第2の制御手段との第1の組み合わせのインターフェース部の出力から、第1の制御手段と第2の制御手段との第2の組み合わせのインターフェース部の出力へ切り替えられる。
【0014】
また、請求項3に記載の発明にかかる高速シリアルコントローラは、請求項1または2に記載の発明において、前記テスト手段は、パラレルデータを生成するデータ生成手段と、前記データ生成手段により生成されたデータを、前記第1の制御手段と前記第2の制御手段との第1の組み合わせのインターフェース部、および前記第1の制御手段と前記第2の制御手段との第2の組み合わせのインターフェース部に転送するデータ転送手段と、をさらに備えていることを特徴とする。
【0015】
この請求項3に記載の発明によれば、データ生成手段により生成されたパラレルデータが、第1の制御手段と第2の制御手段との第1の組み合わせのインターフェース部、および第1の制御手段と第2の制御手段との第2の組み合わせのインターフェース部に転送される。
【0016】
また、請求項4に記載の発明にかかる高速シリアルコントローラは、請求項1〜3のいずれか一つに記載の発明において、前記テスト手段は、前記第1の制御手段の評価をおこなうモードを有し、前記出力手段の、前記第1の制御手段の評価をおこなうモードの実行時に使用されるテストピンは、その他のモードの実行時に使用されるテストピンを兼ねていることを特徴とする。
【0017】
この請求項4に記載の発明によれば、第1の制御手段の評価時に使用されるテストピンは、その他のモードの実行時にも使用される。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照しながら、本発明にかかる高速シリアルコントローラの好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の説明では、シリアルバスインターフェースの数を2とするが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0019】
図1は、本発明にかかる高速シリアルコントローラの構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、高速シリアルコントローラ1は、テスト手段として機能するテスト回路2を内蔵している。また、高速シリアルコントローラ1は、第1の制御手段として機能する第1のPHY回路3、第2の制御手段として機能する第1のLINC回路4、アービタ回路5、DMA(ダイレクトメモリアクセス)回路6、第2の制御手段として機能する第2のLINC回路7、および第1の制御手段として機能する第2のPHY回路8を備えている。
【0020】
第1のPHY回路3は、第1のシリアルバスインターフェース9を介して、図示しない配線に接続される。第1のPHY回路3と第1のLINC回路4とは、第1の内部バス11を介して接続されている。第1のLINC回路4とアービタ回路5とは、第2の内部バス12を介して接続されている。
【0021】
アービタ回路5とDMA回路6とは、第3の内部バス13を介して接続されている。DMA回路6と第2のLINC回路7とは、第4の内部バス14を介して接続されている。第2のLINC回路7と第2のPHY回路8とは、第5の内部バス15を介して接続されている。第2のPHY回路8は、第2のシリアルバスインターフェース10を介して、図示しない配線に接続される。
【0022】
テスト回路2は、出力手段として機能するシリアルテストインターフェース25を介して、図示しない外部のバスに接続される。高速シリアルコントローラ1の内部では、テスト回路2は、第6の内部バス26を介して、第1のPHY回路3と第1のLINC回路4とのインターフェース部、すなわち第1の内部バス11に接続している。また、テスト回路2は、第7の内部バス27を介して、第2のPHY回路8と第2のLINC回路7とのインターフェース部、すなわち第5の内部バス15に接続している。
【0023】
また、テスト回路2は、第1のPHY回路3および第1のLINC回路4に、第1の信号線28を介してモード切替信号を供給する。第2のPHY回路8および第2のLINC回路7についても同様であり、テスト回路2は、第2の信号線29を介してモード切替信号を供給する。
【0024】
テスト回路2は、インターフェース選択回路20、データ生成手段として機能するデータ生成回路21、データ転送手段として機能するデータ転送回路22、モニタ回路23、およびテストピン選択回路として機能するテストピン選択回路24を備えている。インターフェース選択回路20は、第1のPHY回路3と第1のLINC回路4とのインターフェース部(第1の内部バス11)、および第2のPHY回路8と第2のLINC回路7とのインターフェース部(第5の内部バス15)のいずれを評価対象にするのかという選択をおこなう。データ生成回路21は、テストモードに応じてパラレルデータを自動的に生成する。
【0025】
データ転送回路22は、インターフェース選択回路20により選択されたLINC回路4,7に、データ生成回路21により生成されたパラレルデータを転送する。モニタ回路23は、データをモニタするための回路である。テストピン選択回路24は、どのパラレルデータのどのビットデータをモニタするかに応じて、シリアルテストインターフェース25のテストピンを選択する回路である。
【0026】
つぎに、高速シリアルコントローラ1の動作およびデータの流れについて説明する。データの送信時には、DMA回路6が起動し、第2のLINC回路7は、DMA回路6を介して、必要なデータをアービタ回路5に要求する。アービタ回路5は、アービトレーションをおこない、第1のLINC回路4にデータを要求する。
【0027】
それによって、第1のPHY回路3、第1のシリアルバスインターフェース9、および第1のシリアルバスインターフェース9に接続された図示しない配線を介して、図示しない外部記憶デバイスからデータが読み出される。読み出されたデータは、図示しない配線および第1のシリアルバスインターフェース9を介して、第1のPHY回路3に転送される。
【0028】
第1のPHY回路3では、アナログ信号がデジタル信号に変換される。デジタル信号に変換されたデータは、第1のLINC回路4を介して、アービタ回路5に転送される。アービタ回路5は、受け取ったデータをDMA回路6に転送し、DMA回路6は、そのデータを第2のLINC回路7に転送する。
【0029】
第2のLINC回路7は、受け取ったデータに、パッケト転送に必要な情報データを付加することにより規定の形式に変換して、第2のPHY回路8に送る。第2のPHY回路8は、受け取ったデータをアナログ信号に変換し、第2のシリアルバスインターフェース10を介して、図示しない配線に出力する。
【0030】
データの受信時には、第2のPHY回路8は、第2のシリアルバスインターフェース10を介して、図示しない配線からアナログ信号を受け取り、それをデジタル信号に変換して第2のLINC回路7に出力する。第2のLINC回路7は、第2のPHY回路8からパケットデータを受け取り、そのパケットの付加情報データを確認する。そして、第2のLINC回路7は、DMA回路6に、パケットデータから付加情報データを取り除いたデータの出力要求をする。
【0031】
DMA回路6は、アービタ回路5にデータの出力要求をし、アービタ回路5でアービトレーションされて許可されると、データをアービタ回路5に出力する。アービタ回路5は、そのデータを受け取り、第1のLINC回路4にデータの出力要求をする。
【0032】
それによって、データが第1のPHY回路3に転送される。そして、第1のPHY回路3、第1のシリアルバスインターフェース9、および第1のシリアルバスインターフェース9に接続された図示しない配線を介して、データが、図示しない外部記憶デバイスに書き込まれる。
【0033】
その際、テスト回路2では、シリアルテストインターフェース25からの設定により、テストモードが確定される。確定されたモードは、モード切替信号により、第1のPHY回路3、第1のLINC回路4、第2のLINC回路7および第2のPHY回路8に通知される。
【0034】
次に、モニタ動作のみをおこなうモードについて説明する。このモードでは、インターフェース選択回路20により、第1のPHY回路3と第1のLINC回路4とのインターフェース部(第1の内部バス11)、および第2のPHY回路8と第2のLINC回路7とのインターフェース部(第5の内部バス15)のいずれを選択するかが確定される。
【0035】
この選択により対象となるインターフェース部が確定すると、選択されたLINC回路4,7とPHY回路3,8とのインターフェース部を流れるパラレルデータが、シリアルテストインターフェース25のテストピンによりモニタすることが可能となる。これにより高速シリアル転送時のデータのやり取りを、LINC回路4,7とPHY回路3,8とのインターフェース部におけるデータ速度でもって観測することができるようになる。
【0036】
また、高速シリアル転送をおこなわずに、第1のLINC回路4と第2のLINC回路7との間でデータ転送をおこなうモードがある。このモードでは、データ転送回路22は、インターフェース選択回路20により選択されたLINC回路4,7に、データ生成回路21により自動生成されたパラレルデータを転送する。
【0037】
このとき選択されなかったLINC回路4,7の出力は、対応するPHY回路3,8を経由してシリアルバスインターフェース9,10に出力される。この選択されなかったLINC回路4,7から対応するPHY回路3,8へ流れるデータを、シリアルテストインターフェース25のテストピンによりモニタすることができる。
【0038】
また、第1のLINC回路4と第2のLINC回路7の両方をモニタするモードがある。このモードでは、テストピン選択回路24のレジスタ設定により、シリアルテストインターフェース25のテストピンを切り替えることにより、第1のLINC回路4のパラレルデータと第2のLINC回路7のパラレルデータを同時に観測することが可能になる。一般に、不具合発生は、単独動作時にも起こるが、多くの場合、組み合わせ動作時に起こる。このモードによって、組み合わせ動作時にのみ発生し得る問題の解析デバッグを効率よくおこなうことができる。
【0039】
また、DMA転送の対象となる複数のシリアルバスインターフェース9,10がある場合に、データ転送回路22が同時に同じデータを転送する機能のモードがある。このモードでは、同じDMA回路6によるデータ転送の対象となるLINC回路4,7に同時にデータ転送をおこない、アービタ回路5を経由した第1のLINC回路4のパラレルデータをモニタする。このモードでは、より複雑な組み合わせ状態を容易に再現することができるので、複雑な組み合わせ動作の解析に役立ち、回路設計時点での検証効率が向上する。
【0040】
また、PHY回路3,8に固有のテストをおこなうモードがある。本実施の形態のシリアルテストインターフェース25では、このモードで使用するテストピンは、上述した各モードで使用するテストピンと共有になっている。一般に、PHY回路3,8はアナログ回路であるため、上述した通常のテストとは別のテストモードや、テストピンが必要である。
【0041】
コストの点で問題がなければ、このPHY回路3,8に固有のテストに使用されるテストピンを専用に設けてもよい。しかし、PHY回路3,8とLINC回路4,7を1チップに内蔵することによりコストの削減を図る状況では、テストピンの追加によるコスト増が問題となる。このような場合には、テストピンを共有することにより、実システムには必要のないテストピンの数をできるだけ少なくすることができるので、有効である。
【0042】
上述した実施の形態によれば、PHY回路3,8とLINC回路4,7とのインターフェース部を流れるパラレルデータをシリアルテストインターフェース25により直接観測することができるので、新規に高価な測定器を準備しなくても、既存の環境のまま、PHY回路3,8に依存しない回路部分のデバッグをおこなうことができる。また、PHY回路3,8との不具合の切り分けができる。
【0043】
以上において本発明は、上述した実施の形態に限らず、種々変更可能である。たとえば、シリアルバスインターフェースの数は、3以上であってもよい。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、第1の制御手段と第2の制御手段とのインターフェース部を流れるパラレルデータが出力手段から出力されるので、新規に高価な測定器を準備しなくても、既存の環境のまま、アナログ回路で構成される第1の制御手段に依存しない回路部分のデバッグをおこなうことが可能な高速シリアルコントローラが得られるという効果を奏する。また、第1の制御手段との不具合の切り分けができるという効果も得られる。
【0045】
また、請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明において、第1の制御手段と第2の制御手段との複数の組み合わせに対して、それぞれのインターフェース部を流れるデータを同時に観測することができるので、組み合わせ動作時にのみ発生し得る問題がある場合の解析デバッグに役立つという効果を奏する。
【0046】
また、請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2に記載の発明において、テストデータが、第1の制御手段と第2の制御手段との複数の組み合わせに対して、それぞれのインターフェース部に転送されることにより、より複雑な組み合わせ状態を容易に再現することができるので、複雑な組み合わせ動作の解析に役立ち、回路設計時点での検証効率が向上するという効果を奏する。
【0047】
また、請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3のいずれか一つに記載の発明において、第1の制御手段の評価時に使用されるテストピンが、その他のモードの実行時にも使用されることにより、実システムには必要のないテストピンの数をできるだけ少なくすることができるので、コストの増大を抑えることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる高速シリアルコントローラの構成の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 高速シリアルコントローラ
2 テスト手段(テスト回路)
3,8 第1の制御手段(PHY回路)
4,7 第2の制御手段(LINC回路)
21 データ生成手段(データ生成回路)
22 データ転送手段(データ転送回路)
24 切り替え手段(テストピン選択回路)
25 出力手段(シリアルテストインターフェース)

Claims (4)

  1. 第1入出力部および第2入出力部のそれぞれの物理層に設けられ、配線を流れるアナログ信号をデジタル信号に変換する2つの第1の制御手段と、
    前記物理層に隣接するデータリンク層に設けられ、前記2つの第1の制御手段によりデジタル信号に変換されたデータをそれぞれ規定の形式のデータに変換する2つの第2の制御手段と、
    前記2つの第1の制御手段と前記2つの第2の制御手段とのそれぞれのインターフェース部に接続されたテスト手段と、
    前記それぞれのインターフェース部を流れるパラレルデータを両方出力する出力手段と、
    を具備することを特徴とする高速シリアルコントローラ。
  2. 前記テスト手段は、評価中に、前記出力手段への出力を、前記第1の制御手段と前記第2の制御手段との第1の組み合わせのインターフェース部の出力から、前記第1の制御手段と前記第2の制御手段との第2の組み合わせのインターフェース部の出力へ切り替える切り替え手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の高速シリアルコントローラ。
  3. 前記テスト手段は、パラレルデータを生成するデータ生成手段と、
    前記データ生成手段により生成されたデータを、前記第1の制御手段と前記第2の制御手段との第1の組み合わせのインターフェース部、および前記第1の制御手段と前記第2の制御手段との第2の組み合わせのインターフェース部に転送するデータ転送手段と、
    をさらに備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の高速シリアルコントローラ。
  4. 前記テスト手段は、前記第1の制御手段の評価をおこなうモードを有し、前記出力手段の、前記第1の制御手段の評価をおこなうモードの実行時に使用されるテストピンは、その他のモードの実行時に使用されるテストピンを兼ねていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の高速シリアルコントローラ。
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