JP3967835B2 - 電気的接続装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、集積回路のような被検査体の電気的特性試験に用いるコンタクトユニット及びこれを用いた電気的接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
集積回路の通電試験に用いる電気的接続装置の1つとして、集積回路の電極部に押圧される複数のプローブを電気的絶縁性の基板に取り付けたニードルタイプのプローブカードがある。この種のプローブカードにおいて、プローブは、金属細線から製作されており、またパフォーマンスボード、マザーボード、中継ボード等のインターフェースを用いてテスタに電気的に接続される。
【0003】
電気的接続装置の他の1つとして、複数のプローブ要素を有する弾性変形可能のプローブシートを板状の支持体に配置したプローブユニットを用いたプローブカードがある(特開平9−304438号公報)。各プローブ要素は、配線パターンを合成樹脂に形成し、その合成樹脂に切り込みを形成することにより、配線パターンの一部を含むフィンガー状に製作されており、フィンガー状のプローブ要素の先端を集積回路の電極部に押圧される。
【0004】
【解決しようとする課題】
しかし、ニードルタイプのプローブカードでは、基板へのプローブの配置パターンが集積回路の電極部の配置パターンに対応するように固定されているから、集積回路の電極部の配置パターンが変更されるたびに、新たなプローブカードを製作しなければならない。
【0005】
また、フィンガー状のプローブ要素を用いるプローブカードでは、プローブ要素の先端の高さ位置が不負揃いになりやすく、したがって集積回路の電極部へのプローブ要素の接触状態が不均一になり、正確な試験結果を得ることができないことがある。
【0006】
それゆえに、この種の電気的接続装置においては、被検査体の電極部の配置パターンの変更に対応可能であるにもかかわらず、正確な試験結果を得られることが重要である。
【0007】
【解決手段、作用、効果】
本発明のコンタクトユニットは、板状の支持体と、前記支持体に配置された弾性変形可能のコンタクトシートとを含む。前記支持体は、厚さ方向の第1及び第2の面を有する板状部と、該板状部の一端縁に続く弾性変形部とを備える。前記コンタクトシートは、前記第1の面から前記弾性変形部を経て前記第2の面に伸びるように前記支持体に配置されたシート状部材と、それぞれが少なくとも前記弾性変形部に対応する箇所から前記第2の面に対応する箇所に伸びるように前記シート状部材に形成された複数の配線部と、各配線部にあって前記弾性変形部に対応する箇所に設けられ、前記配線部から前記シート状部材の側と反対側に突出するコンタクト部とを備える。
【0008】
本発明の電気的接続装置は、上記のような複数のコンタクトユニットを備える複数のユニット組立体と、各ユニット組立体が配置された複数の第1の開口を有する格子状部材と、該格子状部材が開口に配置された第1の開口を有する板状フレームと、前記格子状部材を前記板状フレームに組み付ける組み付け手段とを含む。前記ユニット組立体は、さらに、前記複数のコンタクトユニットをそれらの厚さ方向へ重ねた状態に維持する維持手段を備え、また少なくとも前記コンタクト部を前記第1の開口から突出させた状態に前記第1の開口に配置されている。
【0009】
コンタクト部は、その先端をプローブカード、インターフェース等の被接触箇所に押圧される。このとき、支持体の弾性変形部が変形するから、コンタクト部が被接触箇所に確実に接触し、正確な試験結果を得ることができる。
【0010】
電気的接続装置は、被接触箇所の配置パターンに応じた複数のコンタクトユニットを用いてプローブカード又はインターフェースに組み立てられる。このため、被接触箇所の配置パターンが変更されたときは、用いるコンタクトユニットの種類及び数を変更すればよい。
【0011】
前記コンタクト部は、前記シート状部材の側と反対側に開放する凹所を有することができる。このようにすれば、被接触箇所がバンプ電極のような突起電極である場合に適用することができ、また、突起電極及びコンタクト部の高さのばらつきや、突起電極とコンタクト部の相互の平面的な位置ずれが存在していても、突起電極をコンタクト部の凹所に受け入れることにより、突起電極及びコンタクト部が確実に接触する。
【0012】
前記シート状部材及び前記各配線部はそれぞれ前記第2の面に対応する部位からさらに伸びる延長部を有し、前記コンタクトシートはさらに前記延長部に設けられたコネクタを備えることができる。このようにすれば、コンタクトシートをフラットケーブルのような可撓性のフィルム状印刷配線板としても作用させることができるし、フラットケーブルを用いることなくコンタクトユニットをテスタに直接接続することができる。
【0013】
前記維持手段は、前記複数のコンタクトユニットを厚さ方向に貫通して前記複数のコンタクトユニットを重ねた状態に維持する固定ねじと、前記複数のコンタクトユニットが貫通する矩形の一対の固定フレームであって対向する一対の辺部分においてX字状に交差する状態に結合された固定フレームとを含み、前記一対の固定フレームは、それらの交差部において前記固定ねじにより相対的に揺動可能に結合されており、また前記格子状部材に係止する係止部を有することができる。このようにすれば、電気的接続装置が全体的に熱的に伸縮しても、コンタクトユニット相互の位置的関係及びユニット組立体相互の位置的関係は変化しない。
【0014】
電気的接続装置は、さらに、プローブ組立体を含み、該プローブ組立体は、電気絶縁性の基板と、該基板を貫通する状態に該基板に配置された複数のプローブとを備え、また各プローブが前記コンタクトに電気的に接続された状態に前記板状フレームに組み付けられていてもよい。この場合、コンタクト部の代わりに、プローブが被検査体の電極部のような被接触箇所に接触される。このようにすれば、被接触箇所の配置パターンが変更されたときは、プローブを被接触箇所の配置パターンに対応した状態に配置したプローブ組立体を用いればよい。
【0015】
前記基板は、さらに、前記プローブが電気的に接続された複数の接続ランド部であって前記コンタクト部に接触された接続ランド部を一方の面に備えていてもよい。
【0016】
隣り合う前記ユニット組立体のコンタクトユニットの厚さ方向は、同じであってもよいし、異なっていてもよい。特に、前後方向又は左右方向に隣り合う前記ユニット組立体のコンタクトユニットの厚さ方向を異なる方向としてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1及び図2を参照するに、コンタクトユニット10は、矩形の板状部12aの一端縁に弾性変形部12bを形成した板状の支持体12と、支持体12に配置された弾性変形可能のコンタクトシート14とを含む。
【0018】
板状部12aは、熱的伸縮が小さい材料から製作されている。これに対し、弾性変形部12bは、図示の例では、シリコーンゴムのような弾性部材により形成されている。しかし、板状部12aの一端縁部(先端部)に切り込みのような凹所を形成することにより板状部12aの一端縁部を弾性変形可能にした弾性変形部であってもよい。
【0019】
コンタクトシート14は、ポリイミドのような電気絶縁性樹脂で製作された帯状のシート状部材16の一方の面に複数の配線部18を形成し、各配線部18の一端部にコンタクト部20を形成し、各配線部18に接続された接続端子を有するコネクタ22を後端部に配置している。
【0020】
配線部18は、印刷配線技術のような適宜な手法でシート状部材16に形成された配線パターンであり、また互いに接触しないようにシート状部材14の長手方向に伸びている。図示の例では、配線部18を、シート状部材16の先端側を除く部位に形成しているが、シート状部材16の長手方向全体にわたって形成してもよい。
【0021】
各コンタクト部20は、ニッケルのような導電性の金属材料からリング状に形成しており、また配線部18からシート状部材16と反対側に突出している。このため、コンタクト部20の空間部すなわち凹所20aは、シート状部材16と反対側に開放している。
【0022】
コンタクトシート14は、配線部18を外側としかつコンタクト部20を弾性変形部12bに対応する位置(先端の位置)とした状態に、及び、支持体12の一方の面から弾性変形部12bを経て支持体12の他方の面に伸び、さらに支持体12から伸びる状態に、J字状に曲げられて、先端側の部分において支持体12に接着のような適宜な手法で取り付けられている。
【0023】
コンタクトユニット10は、支持体12及びコンタクトシート14を厚さ方向に貫通する複数(図示の例では、2つ)の穴24を備えており、また隣り合う配線部18を一部において独立させる切り込み26を弾性変形部12b及びシート状部材18に備えている。なお、配線部18を覆う電気絶縁層をコンタクトユニット10に設けてもよい。
【0024】
図3から図5を参照するに、電気的接続装置30は、複数のユニット組立体32を格子状部材34に配置し、格子状部材34を板状フレーム36に配置し、格子状部材34及びプローブ組立体38を板状フレーム36に組み付けている。
【0025】
図5及び図6に示すように、各ユニット組立体32は、複数のコンタクトユニット10をその先端側の部位(支持体12側の部位)において厚さ方向を同じにした状態に重ね、重ねた部分を矩形の一対の固定フレーム40に通し、その状態にねじ部材42により維持されている。
【0026】
固定フレーム40は、対向する一対の辺部分においてX字状に交差する状態に結合されており、また交差部において1つの固定ねじ42により相対的に揺動可能に結合されており、さらに一対のばね44により拡開する力を受けている。各固定フレーム40は、外方へ突出する三角形状の係止部46を先端側(下方側)の辺部に有する。
【0027】
各固定ねじ42は、重ねられたコンタクトユニット10の穴24に一方から通された袋ナットと、穴24に他方から挿入されて前記袋ナットに螺合されたねじ部材とにより形成されている。ばね44は、両固定フレーム40により、ユニット組立体32から外れることを防止されている。
【0028】
格子部材34は、格子のように矩形をした複数の開口48を有しており、またユニット組立体32の重ねた部分をその先端部が下方へ突出した状態に開口48に受け入れている。
【0029】
各ユニット組立体32は、コンタクトユニット10の厚さ方向が隣りのユニット組立体のそれと異なるように格子状部材34に配置されており、また開口48を貫通している。各ユニット組立体32は、両固定フレーム40をばね44の拡開力に抗して縮小させた状態で、開口48にさし込むことにより、格子状部材34に組み付けられる。
【0030】
固定フレーム40の係止部46は、ユニット組立体32が格子部材34に上記のように配置された状態において、ばね44により拡開されて、格子状部材34の下面に係止し、それによりユニット組立体32が格子部材34から脱落することを防止する。
【0031】
板状フレーム36は、リングの形状を有しており、また開口50に格子状部材34を受け入れている。
【0032】
プローブ組立体38は、複数のプローブ52を電気絶縁性の基板54に配置している。各プローブ54は、金属細線により形成されたニードルタイプのものであり、また基板54をその厚さ方向へ貫通している。基板54は、プローブ52に電気的に接続された複数の接続ランド部56を一方の面に有し、また半球状の被接触箇所58を各接続ランド部56に有する。
【0033】
電気的接続装置30は、各ユニット組立体32を格子状部材34に組み付け、格子状部材34を板状フレーム36の開口50に配置し、プローブ組立体38及び上格子固定板60を複数のねじ部材62により板状フレーム36の上側に組み付けると共に下格子固定板64を複数のねじ部材66により板状フレーム36の下側に組み付けることにより、組み立てられる。上下の固定板60及び64は、それぞれ、ユニット組立体32を受け入れる開口68及び70を有する。
【0034】
電気的接続装置30に組み立てられた状態において、格子状部材34は上下の固定板60,64に挟持されて板状フレーム36に対し移動しない。各ユニット組立体32及び各コンタクトユニット10は、固定フレーム40がばね44により拡開された分だけ、格子状部材34に対して変位可能である。
【0035】
各コンタクト20は、半球状の被接触箇所58の先端部を凹所20aに受け入れて、被接触箇所58に接触する。支持体12の弾性変形部12bは、電気的接続装置30が組み立てられた状態において、コンタクト部20が上固定板60の側に後退するように弾性変形して、コンタクト部20を被接触箇所58により確実に接触させる。
【0036】
プローブ52は、針先が試験すべき集積回路72の電極部の配置パターンと同じパターンになるように基板54に配置されている。集積回路72は、複数の電極パッドを電極部として一方の面にマトリックス状に有する。そのような集積回路72の1つとして、半導体ウエーハ上の未切断のICがある。
【0037】
電気的接続装置30はテスタの検査ステーションに配置され、コネクタ22はテスタのテストヘッド74に電気的に接続され、集積回路72はテスタの検査テーブル76上に配置される。
【0038】
通電試験時、プローブ52の針先が集積回路72に押圧される。これにより、集積回路72は、プローブ52、接続ランド部56、コンタクト部20、配線部18及びコネクタ22によりテスタのテストヘッド74に電気的に接続される。
【0039】
電極部の配置パターンが異なる集積回路の通電試験をするときは、プローブ組立体38を電極部の配置パターンに対応した状態にプローブを配置した他のプローブ組立体に交換すればよい。
【0040】
電気的接続装置30においては、コンタクト部20がプローブ組立体38の半球状の被接触箇所58を凹所20aに受け入れるから、被接触箇所58及びコンタクト部20の高さのばらつきや、被接触箇所58とコンタクト部20の相互の平面的な位置ずれが存在していても、被接触箇所58をコンタクト部20の凹所20aに受け入れることにより、被接触箇所58及びコンタクト部20が確実に接触する。
【0041】
また、各ユニット組立体32及び各コンタクトユニット10が格子状部材34に対して変位可能であるから、全体的に熱的に伸縮しても、コンタクトユニット10相互の位置的関係及びユニット組立体32相互の位置的関係が大きく変化するおそれがなく、したがって集積回路のバーインテストに好適である。
【0042】
電気的接続装置30は、コンタクトシート14がフラットケーブルのような可撓性のフィルム状印刷配線板としても作用するし、フラットケーブルを用いることなくコンタクトユニット10をテスタのテストヘッド74に直接接続することができる。
【0043】
電気的接続装置30は、図7に示すように、プローブ組立体38を用いることなく、コンタクト部20を集積回路80の電極部すなわち被接触箇所82に直接接触させるように、用いてもよい。被接触箇所82は、図示の例ではコンタクト部20が被接触箇所82の先端部を受け入れる凹所20aを有することから、半球状のバンプ電極である。そのような集積回路80として、複数のバンプ電極を一方の面に設けたボールアレイのIC、CSP(チップ・サイズ・パッケージ)のIC等を挙げることができる。
【0044】
図7に示す実施例においても、コンタクト部20が集積回路80の半球状の被接触箇所82を凹所20aに受け入れるから、被接触箇所82の高さのばらつきや、被接触箇所82とコンタクト部20の相互の平面的な位置ずれが存在していても、被接触箇所82をコンタクト部20の凹所20aに受け入れることにより、被接触箇所82及びコンタクト部20が確実に接触する。
【0045】
図7に示す実施例において、電極部すなわち被接触箇所の配置パターンが異なる集積回路の通電試験をするときは、用いるコンタクトユニット10の種類及び数、格子状部材36等を変更すればよい。
【0046】
なお、図2に示すように、配線部18を覆う電気絶縁層28をコンタクトシート10に設けてもよい。このようにすれば、複数のコンタクトユニット10を重ねても、隣り合うコンタクトユニット10の配線部18の電気的接触が防止される。
【0047】
また、コンタクト部20を配線部18に予め形成しておく代わりに、ユニット組立体32又は電気的接続装置30に組み立てた後にユニット組立体32又は電気的接続装置30の全コンタクト部を配線部に形成してもよい。このようにすれば、コンタクト部を被接触箇所の配置パターンに正確に対応した配置に容易に形成することができる。
【0048】
本発明は、上記実施例に限定されない。例えば、凹所22aを有するリング状のコンタクト部20の代わりに、凹所を有さない通常の突起状コンタクト部としてもよい。また、本発明は、集積回路の通電試験に用いるコンタクトユニット及び電気的接続装置のみならず、液晶基板のような他の平板状被検査体の通電試験に用いるコンタクトユニット及び電気的接続装置にも適用することができる。それゆえに、本発明は、その趣旨を逸脱しない限り、種々変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンタクトユニットの一実施例を示す図であって、(A)は側面図、(B)は正面図、(C)は底面図である。
【図2】図1に示すコンタクトユニットの拡大断面図である。
【図3】図1に示すコンタクトユニットを用いた電気的接続装置の一実施例を示す底面図であって、プローブ組立体を除去した底面図である。
【図4】図3の4−4線に沿って得た断面図である。
【図5】図4の一部を拡大して示す図である。
【図6】ユニット組立体の一実施例を示す図であって、(A)は側面図、(B)は正面図、(C)は底面図である。
【図7】電気的接続装置の他の使用例を示す図である。
【符号の説明】
10 コンタクトユニット
12 支持体
12a 板状部
12b 弾性変形部
14 コンタクトシート
16 シート状部材
18 配線部
20 コンタクト部
20a 凹所
22 コネクタ
24 穴
26 切り込み
30 電気的接続装置
32 ユニット組立体
34 格子状部材
36 板状フレーム
38 プローブ組立体
40 固定フレーム
42 固定ねじ
44 ばね
46 係止部
48,50 開口
52 プローブ
54 基板
56 接続ランド
58 被接続部
60,64 固定板
62,66 ねじ部材
68,70 開口
72,80 集積回路
74 テストヘッド
76 検査テーブル
Claims (4)
- それぞれが複数のコンタクトユニットを備える複数のユニット組立体と、各ユニット組立体が配置された複数の第1の開口を有する格子状部材と、該格子状部材が開口に配置された第1の開口を有する板状フレームと、前記格子状部材を前記板状フレームに組み付ける組み付け手段とを含む電気的接続装置であって、
前記ユニット組立体は、板状の支持体と、前記支持体に配置された弾性変形可能のコンタクトシートとを含み、
前記支持体は、厚さ方向の第1及び第2の面を有する板状部と、該板状部の一端縁に続く弾性変形部とを備え、
前記コンタクトシートは、前記第1の面から前記弾性変形部を経て前記第2の面に伸びるように前記支持体に配置されたシート状部材と、それぞれが少なくとも前記弾性変形部に対応する箇所から前記第2の面に対応する箇所に伸びるように前記シート状部材に形成された複数の配線部と、各配線部にあって前記弾性変形部に対応する箇所に設けられ、前記配線部から前記シート状部材の側と反対側に突出するコンタクト部とを備え、
前記ユニット組立体は、さらに、前記複数のコンタクトユニットをそれらの厚さ方向へ重ねた状態に維持する維持手段を備え、また少なくとも前記コンタクト部を前記第1の開口から突出させた状態に前記第1の開口に配置されており、
前記維持手段は、前記複数のコンタクトユニットを厚さ方向に貫通して前記複数のコンタクトユニットを重ねた状態に維持する固定ねじと、前記複数のコンタクトユニットが貫通する矩形の一対の固定フレームであって対向する一対の辺部分においてX字状に交差する状態に結合された固定フレームとを含み、前記一対の固定フレームは、それらの交差部において前記固定ねじにより相対的に揺動可能に結合されており、また前記格子状部材に係止する係止部を有する、電気的接続装置。 - さらに、プローブ組立体を含み、該プローブ組立体は、電気絶縁性の基板と、該基板を貫通する状態に該基板に配置された複数のプローブとを備え、また各プローブが前記コンタクトに電気的に接続された状態に前記板状フレームに組み付けられている、請求項1に記載の電気的接続装置。
- 前記基板は、さらに、前記プローブが電気的に接続された複数の接続ランド部であって前記コンタクト部に接触された接続ランド部を一方の面に備える、請求項2に記載の電気的接続装置。
- 前後方向又は左右方向に隣り合う前記ユニット組立体は、コンタクトユニットの厚さ方向を異にしている、請求項1から3のいずれか1項に記載の電気的接続装置。
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