JP3967699B2 - 衣服のポケット - Google Patents

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Description

本発明は、衣服のポケットに関するものであり、更に詳しくは、着衣している人が前屈姿勢をとったとき、又は激しく動いたときに、ポケット内の収納物が落下しない、衣服のポケットに関するものである。
従来、この種の衣服のポケットとしては、次のような構成のものが知られている。この衣服のポケットは、ポケット内で衣服本体に所要長さのボタン糸で取り付けられたボタンと、ポケット布に設けたボタンホールとを有している。そして、ポケット内において、収納物に設けられた掛止リングにボタンを挿通させてから、このボタンをボタンホールの外に出すことによって、収納物の掛止リングがボタン糸に掛止されて落下しない構造としたものである(特許文献1参照)。
特開2000−136413号公報(図1乃至図3)。
この従来例の衣服のポケットにおいては、ボタンを挿通できる掛止リングを備えた収納物にしか落下防止の機能が発揮できない。従って、眼鏡、ケース又は小銭等のような掛止リングが無い収納物は、ボタンを挿通できないので落下するおそれがあるという欠点を有する。
また、収納物の出し入れがスムーズにできない。つまり、収納物をポケットに入れるときには、ボタンを掛止リングに挿通させてからボタンホールの外に出すこととなり、また、収納物を取り出すときにはその逆の手順を経る必要があるので煩雑である。
更に、ボタンを掛止リングに挿通させれば収納物の落下は防げるが、しかしながら、ポケットの上縁部は常に開放状態にあるので、収納物が飛び出すおそれは解消されていない。収納物が飛び出すとポケットの外に宙ぶらりんの状態になる。
従って、従来例における衣服のポケットにおいては、掛止リングが無い収納物でも、落下を確実に防止できるようにすることと、収納物の出し入れをスムーズに行えるようにすることとに解決しなければならない課題を有している。
前記従来例の課題を解決する具体的手段として本発明は、衣服布地12に設けられた収納部24と、該収納部24の上部に設けられた開放部25とを有する衣服のポケット11であって、該衣服のポケット11は、衣服布地12の表側12aに配設されたポケット布13と、該ポケット布13の内側に配設されてポケット11の開放状態を封止可能な封止布14と、該封止布14の上端部14aに延設される保持部22とから構成されて、内部に前記収納部24を有し、前記衣服布地12には、前記ポケット11の横方向の寸法よりも短めな開口部12cが形成されており、前記保持部22の一部は、補強布23を介して前記開口部12cの上縁近傍に逢着されており、前記保持部22の下端部22aは、前記開口部12cの下縁近傍に逢着されており、前記ポケット布13の裏側と前記封止布14の裏側とには、吸着及び離隔が自在な吸着手段15、16が設けられており、前記収納部24は、前記封止布14の開放された下端部14cの内側から前記開口部12cを貫通して、前記保持部22と連通しており前記封止布14の上端部14aは、前記ポケット布13の上縁部13aよりも下部に位置することを特徴とする衣服のポケット11を提供するものである。
また、前記吸着手段15、16は、前記ポケット布13の裏側に設けたマグネット部材15と、前記封止布14の裏側に設けた金属質材料16とである構成としたものであり、
更に、前記マグネット部材15は、柔軟性を有するマグネットシート材である構成としたものである。
本発明に係る衣服のポケットにおいては、封止布と収納部の内側とを吸着手段によって吸着させることにより収納部が封止状態になるので、着衣している人が前屈姿勢になったり激しく動いたときでもポケット内の収納物が飛び出さず落下しない。
また、吸着手段は、金属質材料とマグネット部材とであることにより、吸着と離隔とが容易で、収納物の出し入れがスムーズに行える。
本発明に係る衣服のポケットにおいては、衣服布地12に設けられた収納部24と、該収納部24の上部に設けられた開放部25とを有する衣服のポケット11であって、該衣服のポケット11は、衣服布地12の表側12aに配設されたポケット布13と、該ポケット布13の内側に配設されてポケット11の開放状態を封止可能な封止布14と、該封止布14の上端部14aに延設される保持部22とから構成されて、内部に前記収納部24を有し、前記衣服布地12には、前記ポケット11の横方向の寸法よりも短めな開口部12cが形成されており、前記保持部22の一部は、補強布23を介して前記開口部12cの上縁近傍に逢着されており、前記保持部22の下端部22aは、前記開口部12cの下縁近傍に逢着されており、前記ポケット布13の裏側と前記封止布14の裏側とには、吸着及び離隔が自在な吸着手段15、16が設けられており、前記収納部24は、前記封止布14の開放された下端部14cの内側から前記開口部12cを貫通して、前記保持部22と連通しており前記封止布14の上端部14aは、前記ポケット布13の上縁部13aよりも下部に位置することによって、封止布と収納部の内側とを吸着手段によって吸着させることにより収納部が封止状態になる。従って、着衣している人が前屈姿勢になったり激しく動いたときでもポケット内の収納物が飛び出さず落下しない。
更には、着衣している人が前屈姿勢になったときに、収納物がズリ下がって保持部に保持されるので、収納物の重みによって封止布の吸着状態が外れることがない。
また、封止布の上端部は、ポケット布の上縁部よりも下部に位置することによって、ポケットの正面視おいて封止布が視認できないようになっているので、見映えが悪くならないという種々の優れた効果を奏する。
更に、吸着手段15、16は、前記ポケット布13の裏側に設けたマグネット部材15と、前記封止布14の裏側に設けた金属質材料16とであることによって、吸着及び離隔が容易であり、収納物の出し入れがスムーズに行えるという優れた効果を奏する。
また、マグネット部材15は、柔軟性を有するマグネットシート材であることによって、柔軟性があるので、着衣している人に違和感が生じないという優れた効果を奏する。
ポケット内の収納物が落下しないようにするという目的を、ポケットの収納部に封止布を設けて開放状態を封止できるようにすることにより実現した。
なお、ポケットの収納部は開口部を有し、この開口部を境にして、収納部の外側に位置する布地は外側布と称し、内側に位置する布地は全て内側布と称することができる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。まず、図1から図3において、符号11は第1実施例に係る衣服のポケットを示し、この衣服のポケット11は、衣服布地12の表側12aに配設されたポケット布13と、このポケット布13の内側に配設されてポケット11の開放状態を封止可能な封止布14と、この封止布14に延設される保持部22とから構成されており、内部に収納部24を有し、且つ上部に開放部25を有している。
衣服のポケット11は、ワイシャツ、ポロシャツ、ブラウス等の婦人物の薄物、スーツ、作業着、ジャンパー、ブルゾン、あるいは、ズボン等に形成される。要するに、衣服のポケット11はポケットを設けることのできる衣服であれば、それらの全てに設けることが可能である。なお、スーツやジャンパー等においては、衣服の外側のポケットのみならず、衣服の内側の内ポケットにも形成される。
衣服布地12は、ナイロン、ポリエステル、ビニロン等の合成繊維や化学繊維、綿、麻、絹等の天然繊維、又は皮革、合成樹脂材等の、衣服を形成できる生地材である。
また、衣服布地12には、図3に示すように、開口部12cが形成されており、この開口部12cの横方向の寸法は、ポケット11の横方向の寸法よりもやや短めに形成されている。
ポケット布13は、所要の大きさに形成されており、両端部13b、13b及び底部13cが衣服布地12に縫着されていると共に、上縁部13aが開放されて開放部25を形成し、この開放部25からポケット11の内部の収納部24に物品を収納できる構造になっている。
また、ポケット布13の裏側には、マグネット部材(吸着手段)15が設けられており、このマグネット部材15が後述する封止布14の金属質材料16と吸着、離隔できるようになっている。なお、マグネット部材15は、柔軟性を有するマグネットシート材であることが望ましく、この場合には、柔軟性があるので着衣している人に違和感が生じない。
封止布14は、図1及び図2に示すように、横方向の寸法がポケット布13の横方向の寸法よりもやや短めに形成されている。また、封止布14の上端部14aは、開口部12cの上縁近傍に逢着されており、両端部14b、14bは衣服布地12に縫着されており、下端部14cが開放されている。なお、封止布14は、衣服布地12又はポケット布13よりも柔らかい布地であることが望ましく、この場合には、封止布14の存在に違和感が生じない。
また、封止布14の上端部14aは、図1及び図3に示すように、ポケット布13の上縁部13aよりも下部に位置するので、ポケット11の正面視において封止布14が視認できないようになっている。
更に、封止布14の上端部14aには、図3に示すように、保持部22が延設されており、この保持部22は、袋状に形成されている。この保持部22の一部は、補強布23を介して衣服布地12の裏側12bに縫着されており、保持部22の下端部22aは、開口部12cの下縁近傍に逢着されている。
このように形成される保持部22は、封止布14の開放された下端部14cの内側から開口部12cを貫通しており、即ち、保持部22と収納部24とが連通するように形成されている。
なお、保持部22の寸法L1は、図3に示すように、ポケット11の寸法L2の少なくとも1/3以上の長さであることが望ましい。このように形成されることによって、収納物21がズリ下がって保持部22に保持されたときに、安定した状態で保持されることとなる(図5参照)。
また、補強布23の存在によって、その部位が硬めに形成されるので、皺や折り曲がりが生じずポケット11内に収納物を入れ易いこととなる。
更に、補強布23の縫着位置は、図3に示すように、ポケット布13の上縁部13aよりも下部に位置するので、この補強布23の存在と相俟ってポケット11内に収納物を入れ易いこととなる。
封止布14の裏側には、図2及び図3に示すように、前記マグネット部材15と対応する位置に金属質材料(吸着手段)16が設けられており、この金属質材料16とポケット布13のマグネット部材15とが吸着、離隔できるようになっている。また、金属質材料(吸着手段)16は、具体的には、金属粉、金属粒、柔軟性の有る金属線、又は短めな金属板等である。更には、金属質材料16は、円形の板材を3分割又は複数に分割したものであってもよく、その場合、金属質材料16にポケット内の物品が当接したときに、金属質材料16を物品の凸形状に沿わすことができる。
なお、ポケット布13と封止布14とに設ける吸着手段は、マグネット部材15及び金属質材料16に限定されるものではなく、例えば、相互に吸着、離隔が自在な面ファスナー(図示せず)であってもよい。この場合は、衣服布地12やポケット布13と同様に柔軟性があるので着衣している人に違和感が生じないのである。
更に、封止布14の裏側には、図2及び図3に示すように、合成樹脂製又は金属製の薄板からなる補強片17が配設されている。この補強片17の存在によって封止布14が捩れたり折れたりしないので、ポケット11の封止状態が確実になる。
以上のような衣服のポケット11に物品を収納する状態について説明する。図4に示すように、開放部25からポケット11の収納部24に収納物21を収納し、ポケット布13を外側から少し押すと、マグネット部材15と金属質材料16とが吸着して、封止布14によってポケット11の開放状態が封止される。
この状態で着衣している人が前屈姿勢になった場合、図5に示すように、収納物21はズリ下がり、封止布14の下端部14cから封止布14の後部に移動して保持部22に保持される。このとき、収納物21の重みによって封止布14の吸着状態が外れることがない。
また、着衣している人が激しく動いたときには、封止布14及び保持部22の存在によって収納物21は外に飛び出さない。
このように封止布14及び保持部22の存在によってポケット11に収納したものが飛び出さず落下しないので、特に携帯電話や眼鏡等を収納する場合に最適である。
また、開放部25から指を入れれば、マグネット部材15と金属質材料16とが簡単に離隔するので、収納物21の出し入れがスムーズに行えるのである。
次に、封止布の他の実施例を示す。図6に示す封止布18は、第1実施例の場合と異なり、補強片17が配設されておらず、封止布18自体がやや厚めの布材で形成されている。従って、封止布18が捩れたり折れたりしない。
更に、封止布の他の実施例を示す。図7に示す封止布19は、上下方向の長さがやや長めに形成されており、更に、金属質材料16の両側に金属製の薄板からなる補強片20が配設されている。なお、補強片20の配設状態は、図2及び図7のように限定されることはなく、適宜な状態に配設してもよいことは勿論である。
次に、図8及び図9に第4実施例に係る衣服のポケット31を示す。この第4実施例において、前記第1実施例の衣服のポケット11と同一部分には同一符号を付してその詳細は省略する。また、各部材の材質も第1実施例のものと同様な場合は詳細な説明を省略する。
衣服のポケット31は、衣服布地32の裏側32bに配設されたポケット布33と、このポケット布33に延設され、且つ衣服布地32との間に配設されてポケット31の開放状態を封止可能な封止布14とから構成されており、ポケット31の内部に収納部24を有し、且つ上部に開放部32cを有している。また、ポケット布33の一部は、袋状に形成されて保持部22を成している。
また、衣服のポケット31は、主にスーツ、ジャンパー、ズボン等に形成されると共に、衣服の外側のポケットだけでなく、衣服の内側の内ポケットにも形成されるものである。
衣服布地32には、図8及び図9に示すように、横方向に所要寸法開放された開放部32cが形成されており、この開放部32cからポケット31の内部の収納部24に物品を収納できる構造になっている。
開放部32cの内側においては、ポケット31の上部の衣服布地32gから延設された衣服布地32eが位置し、要するに、開放部32cでは衣服布地32eと衣服布地32とが重なり合った状態に形成されている。また、衣服布地32eの両側部32f、32fは衣服布地32に逢着されている。
また、衣服布地32の裏側32bには、マグネット部材(吸着手段)15が設けられており、このマグネット部材15が後述する封止布14の金属質材料16と吸着、離隔できるようになっている。なお、マグネット部材15は、柔軟性を有するマグネットシート材であることが望ましく、この場合には、柔軟性があるので着衣している人に違和感が生じない。
封止布14は、図8に示すように、横方向の寸法が開放部32cの横方向の寸法よりもやや短めに形成されている。また、封止布14の上端部14aは、衣服布地32eの下端部近傍に逢着されており、両端部14b、14bは衣服布地32に縫着されており、下端部14cが開放されている。なお、封止布14は、衣服布地12又はポケット布13よりも柔らかい布地であることが望ましく、この場合には、封止布14の存在に違和感が生じない。
封止布14の裏側には、図8及び図9に示すように、前記マグネット部材15と対応する位置に金属質材料(吸着手段)16が設けられており、この金属質材料16とマグネット部材15とが吸着、離隔できるようになっている。また、金属質材料(吸着手段)16は、具体的には、鉄粉、柔軟性の有る鉄線、又は短めな鉄板等である。
更に、封止布14の裏側には、図8及び図9に示すように、合成樹脂製又は金属製の薄板からなる補強片17が配設されている。この補強片17の存在によって封止布14が捩れたり折れたりしないので、ポケット11の封止状態が確実になる。
また、封止布14の上端部14aには、図9に示すように、保持部22が延設されており、この保持部22は、袋状に形成されている。この保持部22の一部は、補強布23を介して衣服布地32eに縫着されている。
この保持部22は、前述のようにポケット布33の一部を成し、このポケット布33は、両端部33b、33b及び底部33cが衣服布地32に縫着されている。
なお、保持部22の寸法L1は、図9に示すように、ポケット11の寸法L2の少なくとも1/3以上の長さであることが望ましい。このように形成されることによって、収納物21がズリ下がって保持部22に保持されたときに、安定した状態で保持されることとなる(図5参照)。
このように形成される保持部22は、封止布14の開放された下端部14cの内側から収納部24と連通するように形成されている。
以上のような衣服のポケット31に物品を収納する状態について説明する。図10に示すように、開放部32cからポケット31の収納部24に収納物21を収納し、衣服布地32を外側から少し押すと、マグネット部材15と金属質材料16とが吸着し、封止布14によってポケット11の開放状態が封止される。
この状態で着衣している人が前屈姿勢になった場合、図11に示すように、収納物21はズリ下がり、封止布14の下端部14cから封止布14の後部に移動して保持部22に保持される。このとき、収納物21の重みによって封止布14の吸着状態が外れることがない。また、着衣している人が激しく動いたときには、封止布14及び保持部22の存在によって収納物21は外に飛び出さないのである。
次に、図12及び図13に第5実施例に係る衣服のポケット41を示す。この第5実施例において、前記第1又は第4実施例の衣服のポケット11、31と同一部分には同一符号を付してその詳細は省略する。また、各部材の材質も第1又は第4実施例のものと同様な場合は詳細な説明を省略する。
衣服のポケット41は、衣服布地42の裏側42bにポケット布43が配設されており、内部に収納部24を有し、且つ上部に開放部45を有しており、収納部24の開放部45寄りの部位には、収納部24の開放状態を封止可能な封止布44を有している。また、ポケット布43の上部は保持部22を成しており、この保持部22が収納部24と連通している。
開放部45は、横方向に所要寸法開放されて形成されており、この開放部45からポケッ41の収納部24に物品を収納できる構造になっている。
開放部45の外側においては、衣服布地42の上部に縁布地46が連設されており、この縁布地46は、衣服布地42よりも少し硬めの生地で形成されている。また、縁布地46の両端部46a、46aは、衣服布地42に逢着されている。
縁布地46の裏側46bには、マグネット部材(吸着手段)15が設けられており、このマグネット部材15が後述する封止布44の金属質材料16と吸着、離隔できるようになっている。なお、マグネット部材15は、柔軟性を有するマグネットシート材であることが望ましく、この場合には、柔軟性があるので着衣している人に違和感が生じない。
開放部45の内側においては、ポケット41の上部の衣服布地42gに連接された封止布44が設けられている。この封止布44は、横方向の寸法が開放部45の横方向の寸法と略同一に形成されており、両端部44a、44aは、衣服布地42に縫着されており、下端部44cが開放されている。なお、封止布44は、衣服布地42よりも柔らかい布地であることが望ましく、この場合には、封止布44の存在に違和感が生じない。
なお、封止布44の上端縁44dは、図13に示すように、縁布地46の上端縁46cよりも下部に位置するので、ポケット41の正面視において封止布44が視認できないようになっている。
また、封止布44には、金属質材料(吸着手段)16が設けられている。この金属質材料16は、具体的には、金属粉、金属粒、柔軟性の有る金属線、又は短めな金属板等である。
ポケット布43は、両端部43b、43b及び底部43cが衣服布地42に縫着されており、上部が収納部24と連通する保持部22を成している。
なお、保持部22の寸法L1は、ポケット41の寸法L2の少なくとも1/3以上の長さであることが望ましい。このように形成されることによって、収納物がズリ下がって保持部22に保持されたときに、安定した状態で保持されることとなる。
本発明の衣服のポケットは、ワイシャツ、ポロシャツ、ブラウス等の婦人物の薄物、スーツ、作業着、ジャンパー、ブルゾン、又はズボン等のように、ポケットを設けることのできる衣服に形成することができる。また、スーツやジャンパー等においては、衣服の外側のポケットのみならず、衣服の内側の内ポケットにも形成できる。
本発明の第1実施例に係る衣服のポケット11の正面図である(実施例1)。 ポケット布13の一部を破断して封止布14を表した状態の正面図である(実施例1)。 図1のA−A線断面図である(実施例1)。 ポケットの内部に収納物21を収納した状態の図3相当の断面図である(実施例1)。 ポケットの内部に収納物21を収納して前屈姿勢になった状態を示す図3相当の断面図である(実施例1)。 封止布の他の実施例を示し、ポケット布13の一部を破断して封止布18を表した状態の正面図である(実施例2)。 封止布の他の実施例を示し、ポケット布13の一部を破断して封止布19を表した状態の正面図である(実施例3)。 本発明の第4実施例に係る衣服のポケット31の正面図である(実施例4)。 図8のB−B線断面図である(実施例4)。 ポケットの内部に収納物21を収納した状態の図9相当の断面図である(実施例4)。 ポケットの内部に収納物21を収納して前屈姿勢になった状態を示す図9相当の断面図である(実施例4)。 本発明の第5実施例に係る衣服のポケット41の正面図である(実施例5)。 図12のC−C線断面図である(実施例5)。
符号の説明
11 衣服のポケット
12 衣服布地
12a表側
12b裏側
12c開口部
13 ポケット布
13a上縁部
13b端部
13c底部
14 封止布
14a上端部
14b端部
14c下端部
15 マグネット部材(吸着手段)
16 金属質材料(吸着手段)
17 補強片
18 封止布
19 封止布
20 補強片
21 収納物
22 保持部
22a下端部
23 補強布
24 収納部
25 開放部
31 衣服のポケット
32 衣服布地
32b裏側
32c開放部
32e衣服布地
32f側部
32g衣服布地
33 ポケット布
33b端部
33c底部
41 衣服のポケット
42 衣服布地
42b裏側
42g衣服布地
43 ポケット布
43b端部
43c底部
44 封止布
44a端部
44c下端部
44d上端縁
45 開放部
46 縁布地
46a端部
46b裏側
46c上端縁

Claims (3)

  1. 衣服布地12に設けられた収納部24と、該収納部24の上部に設けられた開放部25とを有する衣服のポケット11であって、
    該衣服のポケット11は、衣服布地12の表側12aに配設されたポケット布13と、該ポケット布13の内側に配設されてポケット11の開放状態を封止可能な封止布14と、該封止布14の上端部14aに延設される保持部22とから構成されて、内部に前記収納部24を有し、
    前記衣服布地12には、前記ポケット11の横方向の寸法よりも短めな開口部12cが形成されており、
    前記保持部22の一部は、補強布23を介して前記開口部12cの上縁近傍に逢着されており、
    前記保持部22の下端部22aは、前記開口部12cの下縁近傍に逢着されており、
    前記ポケット布13の裏側と前記封止布14の裏側とには、吸着及び離隔が自在な吸着手段15、16が設けられており、
    前記収納部24は、前記封止布14の開放された下端部14cの内側から前記開口部12cを貫通して、前記保持部22と連通しており
    前記封止布14の上端部14aは、前記ポケット布13の上縁部13aよりも下部に位置すること
    を特徴とする衣服のポケット11。
  2. 前記吸着手段15、16は、前記ポケット布13の裏側に設けたマグネット部材15と、前記封止布14の裏側に設けた金属質材料16とであること
    を特徴とする請求項1に記載の衣服のポケット11。
  3. 前記マグネット部材15は、柔軟性を有するマグネットシート材であること
    を特徴とする請求項に記載の衣服のポケット11。
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