JP3138126U - フック無し詰襟学生服 - Google Patents

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正文 佐久間
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Abstract

【課題】詰襟学生服において、フックを無くし、第1ボタンの位置を下げれば、首の締め付け感が少なくなり、着て楽な感覚を得ることができるが、一方で学生服が体に比較して大きめである場合には、学生服の重みで襟部が下に引きずられて、詰襟部の前中央両端部の上部が内側方向へ接近して詰襟の先端部分が「ハ」の字上になって見た目にだらしなく見えてしまう場合がある。そこで、ホック無しでも詰襟が見苦しいほど開口しないようにする。
【解決手段】詰襟部の心材に形状記憶金属を用いて、心材と形状記憶金属によって詰襟の形状を一定に保つ。
【選択図】図2

Description

本考案は、首の部分が締め付けられることもなく楽に着られ、しかも詰襟部前両端部にフック無しであっても、常に詰襟が立っていて見苦しくない学生服に関するものである。
現在の学生服では、詰襟部にカラーを取付けることはせず、詰襟の上端部に白い布を逢着してカラーのように見せているのが一般的である。
この場合、詰襟部先端のフックを係止することをしないと、襟が開口してだらしなく見苦しくみえてしまう。しかしフックをするとどうしても首が締め付けられる感覚が残り、フックを外したり、さらに第一ボタンを外すこともあり、より服装の乱れと見られることとなる。
そこで、詰襟部の前中央両端縁のフックを取り外して両端部を少なくとも5mm以上の間隔を開けて対峙させ、さらに第1ボタンは通常では襟付け止まりから約20mm以内に取り付けられていたのを、これを25mm以上、好ましくは35mm前後でまで下げて取り付けることが提案されている。(実用新案登録第3117661号)
しかしながら、フックを無くし、第1ボタンの位置を下げれば、首の締め付け感が少なくなり、学生服を着て楽な感覚を得ることができるが、一方で学生服が体に比較して大きめである場合には、学生服の重みで詰襟部が下に引きずられて、詰襟部の前中央両端部の上部が内側方向へ接近して詰襟の先端部分が「ハ」の字上になって見た目にだらしなく見えてしまう場合がある。
そこで、本考案者は、かかる課題を解決する為に鋭意研究したところ、詰襟部の形状を一定に保つことによって、ホック無しでも詰襟が見苦しくない状態に保つことができることを見出し、本考案の学生服を提供することができた。
すなわち、本考案の第1は、詰襟の表地と裏地との間には、端部付近からもう一方の端部付近まで形状記憶金属を配し、詰襟の両端部を少なくとも5mm以上の間隔をあけて対峙させ、第1ボタンとこれを挿通するボタン穴の位置を、襟付け止まりから少なくとも25mm以上、好ましくは35mm前後下の位置に設けていることを特徴とするフック無し詰襟学生服である。
本考案の第2は、詰襟部の裏地と表地との間の材に布を袋縫いによって縫着し、この袋縫いに形状記憶金属線が収納されている本考案の第1に記載するフック無し詰襟学生服である。
本考案の第3は、第五ボタンの位置がサイドポケット入口と同じ高さにあることを特徴とする本考案の第1又は本考案の第2のいずれかに記載のフック無し詰襟学生服である。
これによって、首の部分が締め付けられることなく、詰襟部はいつも一定の形状に保つことができる。
詰襟の裏地と表地の間の材に、薄布を用いて材の両端付近までの2つの袋縫をし、そこに厚さ0.7mm以下の形状記憶金属の細板をそれぞれ2本収納して詰襟を保型し、詰襟の両端部を少なくとも5mm以上の間隔をあけて対峙させ、第1ボタンとこれを挿通するボタン穴の位置を、襟付け止まりから少なくとも25mm以上、好ましくは35mm前後下の位置に設けていることを特徴とするフック無し詰襟学生服である。
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。図1は、本考案の学生服を示す全体図である。詰襟部1の両端の間隔6は5mm以上であり、第1ボタン3は襟付け止まり35mm前後下の位置に設けられている。また第5ボタン4はサイドポケット5の入り口と同じ高さに設けられている。
図2は、詰襟部1を開いた状態で詰襟部1を中心として学生服を一部拡大した図である。
詰襟部1は、内側(首に接する側)のフェルト地と表面(外)側の布地との間に材部7があり、材部7には図5に示す形状の2本の形状記憶金属の細板8、8が装着されて、これによって詰襟部1を首周りに沿った円形状に保型している。
材部7は、詰襟部を保型するために、円形状に保たれているものであるが、図3では、材部7の構造を分かり易くするために、材部7を平たく引き延ばした状態の正面図として表しており、図4は図3の材部7のA−Aにおける横断面図である。
材7aは、圧縮繊維製の長方形状板であり首周りに沿って円形に形成されており、これに円形状に形成された形状記憶金属8、8が加わって、詰襟部を保型する。
材7aには薄布7bをあて、材7aの周囲を縫い付け7c、その内側に2つ袋縫い部7d、7dによって、薄布7bを材7aに縫い付けている。
袋縫い7d、7dは、一方で開口しており、そこから形状記憶金属線8、8を挿入して収納するようにする。
なお、図3の材部では、向かって左側で薄布7bを一部切除した状態で表されている。
この形状記憶金属線8、8は、厚さが0.7mm以下の板状であることが望ましい。厚さを0.7mm以下としたのは、製品ができあがった場合に服に針がのこっていないか金属探知器で検針をするが、通常の検針では形状記憶金属を0.7mm以下とすれば、金属探知器には反応せず、余計な手間が省けるからである。
なお、別途の方法によれば、形状記憶金属が0.7mm以上でも金属探知器に反応せずに検針をすることも可能であるので、形状記憶金属の厚さは特に制限はない。
形状記憶金属の厚さも制限されることはないし、板状でなくともワイヤー状の径が円形でもその他の形状でも可能である。
形状記憶金属8は2本が最適であるが、1本でも3本以上でも可能である。
形状記憶金属8に代えて、詰襟に沿って図5で表されたのと同型の円形に成型されたプラスチック材(図示せず)を用いることもできる。
形状記憶金属8やプラスチック材は、薄布7bで袋縫い部7cを作ってそこに収納することをせずに、材7aに直接接着をすることも可能である。
また、材7のみならず、表地と裏地との間であれば、材7ではなくて、表地若しくは裏地のいずれか、またはその他の部材に縫い付けたり、他の方法で装着することでも良い。
本考案の詰襟学生服の全体を示す正面図である。 本考案の詰襟学生服の詰襟部を開いた学生服の部分拡大図である。 材部を引き延ばした状態の正面図である。 材部のA−Aにおける断面図である。 形状記憶金属の斜視図である。
符号の説明
1・・・・・詰襟部
2・・・・・襟付け止まり
3・・・・・第1ボタン
4・・・・・第5ボタン
5・・・・・サイドポケット
6・・・・・詰襟の両端の間隔
7・・・・・材部
7a・・・・
7b・・・・薄布
7c・・・・縫い付け部分
7d・・・・袋縫い部
8・・・・・形状記憶金属

Claims (3)

  1. 詰襟の表地と裏地との間には、端部付近からもう一方の端部部付近まで形状記憶金属を配し、詰襟の両端部を少なくとも5mm以上の間隔をあけて対峙させ、第1ボタンとこれを挿通するボタン穴の位置を、襟付け止まりから少なくとも25mm以上、好ましくは35mm前後下の位置に設けていることを特徴とするフック無し詰襟学生服
  2. 詰襟部の裏地と表地との間の心材に布を袋縫いによって縫着し、この袋縫いに形状記憶金属線が収納されている請求項1に記載するフック無し詰襟学生服
  3. 第五ボタンの位置がサイドポケット入口と同じ高さにあることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のフック無し詰襟学生服
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016125180A (ja) * 2015-01-08 2016-07-11 株式会社トンボ 詰襟服及びその襟芯
CN108371364A (zh) * 2018-04-28 2018-08-07 劲霸男装(上海)有限公司 一种具有定型挺括效果的领口结构

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