JP3966263B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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本発明は、人工衛星から送出された衛星信号を受信するアンテナ装置に関し、特に車載用のアンテナ装置に関する。
近年、地球軌道を周回する複数の人工衛星からそれぞれ送出された信号波を受信機によって受信し、受信した信号波に含まれる情報に基づいて受信機自身の現在位置を検出するシステム、いわゆる汎地球測位システムが普及しつつある。なお、このようなシステムは、日本国及びアメリカ合衆国などの国々では、一般にGPS(Global Positioning System)と称されており、アメリカ画集国国防総省が管理するGPS衛星を利用するものが一般的であるが、同様なシステムとしては、欧州で利用されている「ガリレオ」、ロシアで利用されている「グロナス」などがある。なお、ここでは、人工衛星を用いた測位システム、この測位システムで用いられる人工衛星、この人工衛星から送出される信号波、この信号波を受信する受信機などを、それぞれ便宜的にGPS、GPS衛星、GPS信号、GPS受信機などと称することとする。
GPSは、高精度且つほぼリアルタイムで現在位置を検出することができることから、例えば自動車や航空機、或いは携帯型電話機などの移動体に受信機を搭載し、この移動体の現在位置を測定する用途に主として用いられている。
現在、自動車に搭載して好適な、いわゆる車載用のGPS受信機が急速に普及しつつある。GPS受信機を自動車に搭載するに際しては、GPS信号を受信するためのGPS受信アンテナが例えば屋根(ルーフ)上などの車外に設置される。
また、近年では、音声情報や画像情報などを含む信号を人工衛星から送出し、放送する衛星放送システムが広く用いられている。現在、米国においては、このような衛星放送システムを用いた音声による情報提供、いわゆる衛星ラジオ放送がXM Satellite Radio社により提供されている。衛星ラジオ放送においては、衛星から送出される信号が地上の広範な地域で受信可能であることから、一般家庭などでいわば固定された場所に受信器を設置して受信・聴取するといった用途だけでなく、例えば自動車(車両)に受信器を搭載して受信・聴取するといった用途に好適であるとして注目されている。
以上のような状況に伴い、近年では、自動車に衛星信号を受信するための車載用受信アンテナを設置することが一般的となりつつある。
特開2001−68912号公報
ところで、従来の車載用受信アンテナは、アンテナケースが例えば黒色の樹脂材料によって形成されており、甚だ没個性的で画一的であるといった問題がある。特に、自動車に乗ることを趣味とするユーザの中には、自動車の外観に各種の装飾品を取り付けることにより飾り立て(いわゆるドレスアップ)を行うことを好む者が多い。このようなユーザにとって、例えば黒などの単一色で形成された従来の車載用受信アンテナは、装飾性や娯楽性に欠け、アトラクティブ(魅力的)でないとして受け入れられ難い虞があるといった問題があった。
そこで、本発明は、上述した従来の実情に鑑みてなされたものであり、装飾性や娯楽性を向上させた車載用受信アンテナを提供することを目的とする。
本発明に係るアンテナ装置は、人工衛星から送出された衛星信号を受信するアンテナ装置において、トップカバー及びボトムプレートが接合されてなるアンテナケースと、前記アンテナケース内に収納され、前記衛星信号を受信するアンテナモジュールとを備え、前記アンテナモジュールは、前記衛星信号を受信するアンテナエレメントと、前記アンテナエレメントにより受信した前記衛星信号に対する信号処理回路が形成された回路基板と、前記回路基板をシールドするシールドケースと、発光素子を有し、前記トップカバーは、前記発光素子により発光される光に対して透光性を有する樹脂材料によって形成されて前記発光素子により発光された光を外部に透過し、前記発光素子は、前記回路基板の四隅に配置され、前記回路基板の部品搭載面と略平行で、かつ各々の発光方向が略90 度の角度差を持って前記トップカバーの方向に発光されることを特徴とするものである。

以上のように構成された本発明に係るアンテナ装置は、アンテナケースの少なくとも一部が透光性を有し、アンテナモジュールに発光素子が備えられていることから、この発光素子によって発光させた光をアンテナケースの外部に透過させることができる。したがって、車載用受信アンテナは、いわば自動車の装飾品としての機能することとなり、装飾性や娯楽性を求めるユーザに対して魅力的な製品を提供することが可能となる。
本発明に係るアンテナ装置は、アンテナケースの少なくとも一部が透光性を有し、アンテナモジュールに発光素子が備えられていることから、この発光素子によって発光させた光をアンテナケースの外部に透過させることができる。したがって、車載用受信アンテナは、いわば自動車の装飾品としての機能することとなり、装飾性や娯楽性を求めるユーザに対して魅力的な製品を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、人工衛星から送出された衛星信号を受信する任意の車載用受信アンテナに対して適用することができ、例えば衛星ラジオ放送を受信する車載用受信アンテナなどにも適用して好適であるが、以下では、本発明を適用した一構成例として、図1に示すGPS受信アンテナ10について説明する。
GPS受信アンテナ10は、図1に示すように、トップカバー11及びボトムプレート12が接合されてなるアンテナケース13と、トップカバー11内に収納されてなるアンテナモジュール14と、トップカバー11とボトムプレート12との接合部に配設されてアンテナケース13の密閉性を確保するパッキン部材15と、アンテナモジュール14に接続された信号線16とを備える。
アンテナモジュール14は、GPS衛星から送出されたGPS信号を受信するアンテナが形成されたアンテナエレメント20と、このアンテナエレメント20によって受信したGPS信号に対して信号増幅などの各種信号処理を施す回路が形成された回路基板21とを有している。アンテナエレメント20と回路基板21とは、両面テープ22などによって接合されている。
回路基板21には、GPS信号をアンテナケース13の外部に取り出すための信号線16が接続されている。また、回路基板21には、アンテナエレメント20が配設された側とは反対側の主面に、回路をシールドするためのシールドケース24が取り付けられている。信号線16は、トップカバー11に形成された切欠部11aを介して外部に引き出される。
GPS受信アンテナ10は、トップカバー11の内部空間にアンテナモジュール14及びパッキン部材15が収納された状態で、トップカバー11とボトムプレート12とが嵌着されることにより接合一体化されている。パッキン部材15は、例えばEPDMゴムなどの樹脂材料によって形成されている。
ボトムプレート12には、中央部に単一の凹部12aが形成されており、この凹部12aに永久磁石30が配設される。この永久磁石30は、自動車の屋根(ルーフ)などにGPS受信アンテナ10を吸着固定させるために配設されるものである。また、ボトムプレート12の外方に臨む側の主面には、当該主面の略々全面に渡って、自動車のルーフへの傷付き防止を目的とした樹脂シート31が貼り付けられる。この樹脂シート31には、当該GPS受信アンテナ10の型番号や名称などがプリントされている。
以上のように構成されたGPS受信アンテナ10は、例えば自動車のルーフに永久磁石30によって吸着固定されることによって使用される。
ここで、回路基板21には、図2に示すように、アンテナエレメント20が接合される側とは反対側の主面、すなわち、シールドケース24が配設される側の主面に、発光素子としてのLED(Light Emitting Diode)40が複数配設されている。これらLEDの発光方向は、各々が略90度の角度差をもってGPS受信アンテナ10の外方向へ発光される。また、発光方向はアンテナ側面、つまり回路基板の電子部品搭載面と略平行な方向に発光される。
シールドケース24は、図3に示すように、LED40の配設位置に対応した位置に開口部24aがそれぞれ形成されている。また、トップカバー11は、透光性を示す樹脂材料が射出成形されることによって形成されている。
GPS受信アンテナ10は、自動車に搭載して用いられる際に、LED40に電圧が印加されることによって発光する。LED40から発光された光は、シールドケース24の開口部24a、及び透光性を有するトップカバー11を介してアンテナケース13の外部に透過する。したがって、GPS受信アンテナ10は、いわば自動車の装飾品としての機能することとなり、装飾性や娯楽性を求めるユーザに対して魅力的な製品を提供することが可能となる。
なお、上述においては、GPS受信アンテナ10が発光素子としてLED40を備えると説明したが、LEDに代えて、例えば有機EL素子などの各種発光素子を配設するとしてもよい。また、配設する発光素子の数、或いは発光素子の配設位置などについては、任意に選択することができる。
また、GPS受信アンテナ10においては、発光素子を駆動するための駆動回路をGPS受信アンテナ10の外部に用意し、この外部に用意した駆動回路から信号線16を介して発光素子に電圧を供給するとしてもよい。あるいは、回路基板21に形成した発光素子の駆動回路によって各発光素子を駆動するとしてもよい。回路基板21に駆動回路を形成した場合、外部に駆動回路を用意する必要がないため、衛星信号を受信するシステム全体の装置構成を簡略化することができ、低コスト化を図ることができる。
また、GPS受信アンテナ10においては、発光素子の発光色や発光パターンなどについては任意とすることができる。なお、発光素子は、駆動回路に予め記憶された発光パターンで発光駆動するとしてもよいし、ユーザの要求に応じた発光パターンで発光駆動するとしてもよい。また、回路基板21に駆動回路を形成した場合であっても、信号線16を介して発光パターンを指定する信号を外部から入力するなどの構成とすることもできる。
また、上述においては、トップカバー11が透光性を有する樹脂材料によって形成されている場合について説明したが、発光素子からの光を外部に透過させることができれば、例えばボトムプレート12のみを透光性を有する樹脂材料によって形成してもよいし、トップカバー11とボトムプレート12との双方を透光性を有する材料によって形成してもよい。また、GPS受信アンテナ10においては、トップカバー11及び/又はボトムプレート12の全体を透光性を有する材料によって形成する例に限定されるものではなく、例えば発光素子の配設位置に対応する領域のみに透光性を有する部材を嵌め込むなどしてもよい。ただし、発光素子からの光を外部に透過させるためには、トップカバー11及びボトムプレート12の少なくとも一方が、透光性を有する樹脂材料によって形成されていることが望ましい。
本発明を適用した一構成例として示すGPS受信アンテナの概略分解図である。 当該GPS受信アンテナに備えられる回路基板の一例を示す概略図である。 当該GPS受信アンテナに備えられるシールドケースの一例を示す概略図である。
符号の説明
10 GPS受信アンテナ
11 トップカバー
11a 切欠部
12 ボトムプレート
13 アンテナケース
14 アンテナモジュール
15 パッキン部材
16 信号線
20 アンテナエレメント
21 回路基板
22 両面テープ
24 シールドケース
24a 開口部
30 永久磁石
31 樹脂シート
40 LED(発光素子)

Claims (4)

  1. 人工衛星から送出された衛星信号を受信するアンテナ装置において、
    トップカバー及びボトムプレートが接合されてなるアンテナケースと、
    前記アンテナケース内に収納され、前記衛星信号を受信するアンテナモジュールとを備え、
    前記アンテナモジュールは、前記衛星信号を受信するアンテナエレメントと、前記アンテナエレメントにより受信した前記衛星信号に対する信号処理回路が形成された回路基板と、前記回路基板をシールドするシールドケースと、発光素子を有し、
    前記トップカバーは、前記発光素子により発光される光に対して透光性を有する樹脂材料によって形成されて前記発光素子により発光された光を外部に透過し、
    前記発光素子は、前記回路基板の四隅に配置され、前記回路基板の部品搭載面と略平行で、かつ各々の発光方向が略90 度の角度差を持って前記トップカバーの方向に発光されることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記シールドケースは、前記発光素子の配置位置に対応する位置に、前記発光素子をトップカバーの方向に臨ませる開口部を有していることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記回路基板には、前記発光素子を駆動する駆動回路が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  4. 前記回路基板は、一方の面にアンテナエレメントが配置され、他方の面に発光素子を配置
    することを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
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