JP3965748B2 - 活性炭吸着塔 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はごみ処理施設から排出される燃焼排ガス中のダイオキシン類を吸着して除去するために用いる活性炭吸着塔に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ごみ処理施設で発生するダイオキシン類の排出防止対策の1つとして活性炭を充填した塔の中にごみの燃焼排ガスを通すことにより該燃焼排ガス中に含まれるダイオキシン類を活性炭に吸着させるようにした活性炭吸着塔が、ダイオキシン類の除去効率が高くて有効なものとして用いられている。
【0003】
従来用いられている活性炭吸着塔は、図4にその一例の概略を示す如く、上部に、供給される活性炭cを貯留して投入口dより活性炭を少量宛落下させるようにしてあるホッパ状の供給側活性炭貯留部bを備え、一方、下部に、排出される活性炭cを貯留しておくようにした排出側活性炭貯留部eを備え、且つ該排出側活性炭貯留部eの上側に仕切板fと活性炭cを少量宛排出できるようにした排出器gを設けてなる活性炭吸着塔本体aの中間部に、活性炭充填部hを形成して、活性炭cが排出器gの上側と上記供給側活性炭貯留部bの投入口dとの間に充填されるようにし、更に、側部に、上記活性炭充填部hへ下部より燃焼排ガスiを導入するためのガス流入管jと、活性炭充填部hを通り処理された処理排ガスkを排出させるガス排出管lとがそれぞれ設けてあり、ガス流入管jより活性炭吸着塔本体aに導入された燃焼排ガスiを上記活性炭充填部h内を下方から上方へと上向きに通過させながら活性炭cと接触させてダイオキシン類の吸着を行わせるようにし、ダイオキシン類の除去された処理排ガスkをガス排出管lを通して下流へと送るようにしてある。
【0004】
一方、活性炭充填部hの活性炭cの吸着能力が低下してきた場合は、排出器gを開けて活性炭充填部hの活性炭cを排出側活性炭貯留部eへ排出すると同時に、上方の供給側活性炭貯留部bより投入口dを通して新たな活性炭cを活性炭充填部hに供給し、該活性炭充填部hの活性炭cの入れ替えを行うようにしてある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の活性炭吸着塔の場合は、燃焼排ガスiを活性炭充填部hの活性炭層内に導入して下から上へ流すことにより燃焼排ガス中のダイオキシン類を除去するようにしたものであるが、活性炭吸着塔本体aの全高に占める活性炭充填部hの高さはあまり高くないので、ダイオキシン類の除去効率を高めるために、活性炭充填部h中で燃焼排ガスiの流速を遅くして燃焼排ガスiと活性炭cとの接触時間を長くするようにするためには、該活性炭充填部hの断面積、すなわち、活性炭吸着塔本体aの断面積を大きくする必要があり、該活性炭吸着塔本体aの断面積を大きくすると、広い敷地面積を確保しなければならないという問題がある。
【0006】
そこで、本発明は、ダイオキシン類の除去効率を高めながら設置のために要する敷地面積をより小さなものとすることができるような活性炭吸着塔を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、上端部に活性炭供給口を有し且つ下端部を活性炭排出口に連通させるようにしてその内部に鉛直方向に活性炭を充填するようにしてなる鉛直方向に延びる活性炭充填部の一側に、ガス導入部を設けると共に、該活性炭充填部の反対側に、ガス導出部を設けて、該活性炭充填部のガス導入部側の側壁とガス導出部側の側壁に、それぞれガスが横方向に通過するように多数の孔を設け、且つ上記ガス導入部の上端部にガス流入管を、又、上記ガス導出部にガス排出管をそれぞれ接続し、上記ガス流入管から流入するガスがガス導入部から活性炭充填部を横方向に通過してガス導出部に流出するようにし、更に、上記ガス導入部内に、上記ガス流入管から該ガス導入部の上端部へ流入するガスの流れを上部から下部へ規制するようにするための整流板を設け、且つ該整流板にガス通過用の孔を下端側を密に設けた構成とする。
【0008】
ガス導入部に導かれた燃焼排ガスは、鉛直方向に延びた活性炭充填部の側壁より横方向に流入して該活性炭充填部の中を横方向に移動した後、反対側のガス導出部へ流出するように流れるので、該活性炭充填部内をガスが通過する断面積を大きくとることができて、ダイオキシン類の除去効率を高めることができ、又、一方、活性炭充填部の水平方向の断面積を大きくする必要がないことから、活性炭吸着塔の敷地面積を広くとる必要がなくなる。更に、ガス導入部に、該ガス導入部に流入するガスを上部から下部へ流すようにするための整流板を設け、且つ該整流板にガス通過用の孔を下端側を密に設けてあるため、活性炭充填部の中を通過させるガスをガス導入部の下方まで確実に流すことができて、活性炭充填部の上下方向の一部に偏ることをなくすことができる。
【0009】
又、上記構成におけるガス導出部側にバグフィルタを設けて、上記活性炭充填部と一体構造とし、該活性炭充填部を通過したガス中に含まれる活性炭の微粉をバグフィルタで除去するようにした構成とすることにより、活性炭充填部で処理されたガスに活性炭の微粉が含まれていても、この活性炭の微粉をバグフィルタで除去できて大気へ飛散する虞をなくすことができる。
【0010】
更に、上記構成におけるガス導入部側にバグフィルタを設けて、上記ガス導入部と一体構造とし、該バグフィルタで除塵したガスをガス導入部に導入するようにした構成とすることにより、バグフィルタのガス出口側に活性炭吸着塔を設置した構成とすることができて、両者をそれぞれ独立して設置する際に必要となるダクトや配管の設置スペースをなくすことができてコンパクトなものとすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0013】
図1(イ)(ロ)は本発明の活性炭吸着塔の実施の一形態を示すもので、上端部に活性炭供給口2を有し且つ下端部を開閉自在な活性炭排出口3に連通させるようにしてその内部に活性炭4を充填するようにしてなる鉛直方向に延びる活性炭充填部1を、鉛直方向に延びる角筒状ケース5の内側に設置し、該ケース5内における上記活性炭充填部1の一側の空間部をガス導入部6とすると共に、反対側の空間部をガス導出部7とし、該ガス導入部6の上端部にガス流入管8を接続し、又、ガス導出部7の上端部にガス排出管9を接続する。又、上記活性炭充填部1のガス導入部6側の側壁1aに、該ガス導入部6から燃焼排ガス10が横方向(水平方向)に流入するよう全面にわたり孔11を設け、同様にガス導出部7側の側壁1bに、活性炭充填部1内でダイオキシン類が除去された処理排ガス12が横方向に流出するように全面にわたり孔13を設け、活性炭充填部1に充填された活性炭4が上記各孔11及び13を通りガス導入部6やガス導出部7へ抜け落ちるのを防止するために、各側壁1a及び1bの内側で且つ各孔11,13の上方位置に、斜め下向きに傾斜する邪魔板14を取り付け、ガスは上下の各邪魔板14間を通って流れるようにする。
【0014】
更に、上記ガス導入部6内には、該ガス導入部6を2分割するように鉛直方向に延びる整流板15を上端より下方の所要高さ位置まで達するように固定配設し、該整流板15に、下方へ行くに従い密になるように孔16を設け、ガス流入管8から流入した燃焼排ガス10がガス導入部6に入ると、整流板15で規制されて下方へ流れると同時に各孔16を通り活性炭充填部1側へ移行し、側壁1aの孔11を通って上下方向均一に活性炭充填部1内へ横方向に入るようにする。
【0015】
図示しない集塵装置により予め煤塵類が除去されて本発明の活性炭吸着塔に流入する燃焼排ガス10は、ガス流入管8からガス導入部6に入り、整流板15で下方へ流れが規制されながら、該整流板15の孔16を通過して横方向へ流れる。この際、整流板15の孔16は、上部に比して下部が密でガスが下側ほど多く通過できるようにしてあるので、ガス導入部6内で上下方向に偏りのない流量とすることができる。又、上記整流板15により上下方向で均一に横方向へ流れた燃焼排ガス10は、ガス導入部6から活性炭充填部1の上流側の側壁1aの孔11を通って該活性炭充填部1の中に入り、ダイオキシン類を活性炭4に吸着させるようにする。該活性炭充填部1内を通過して処理された処理排ガス12は、下流側の側壁1bの孔13を通ってガス導出部7に出る。この際、ガスは縦長の活性炭充填部1を水平方向に通過することができるので、広い断面積を通過させることができてダイオキシン類の除去効率を高めることができ、しかも、燃焼排ガスを横方向へ流すことから、ダイオキシン類の除去効率を高める場合にも活性炭充填部1の水平方向の断面積を大きなものとする必要をなくすことができて、活性炭吸着塔をコンパクトにすることができ、該活性炭吸着塔の設置に要する敷地面積をより小さいものとすることができる。
【0016】
更に活性炭排出口3を開いて活性炭4を下方へ排出すると共に活性炭供給口2より新たな活性炭4を供給することにより、従来と同様に活性炭充填部1の活性炭4の吸着能力を保つようにすることができる。
【0017】
図2(イ)(ロ)は本発明の活性炭吸着塔の実施の他の形態を示すもので、図1の実施の形態と同様の活性炭吸着塔において、ガス導出部7を広幅にすると共に下端部を徐々に細くして下端に開閉自在な排出口17を設け、且つ該ガス導出部7の内側に、細径の円筒状に成形してその下端面を閉じた多数の筒状濾布体19を上下方向に平行に配列させて各筒状濾布体19の上端をガス排出管9に連通するよう取り付けて、ガス導出部7に出たガスを、各筒状濾布体19を外側から内側へ通過させてガス排出管9内へ導くようにしたバグフィルタ18を設置して活性炭充填部1と一体構造としたものである。その他の構成は図1のものと同じであり、同一のものには同一の符号が付してある。
【0018】
本実施の形態によれば、図1と同様の効果に加えて活性炭充填部1を通過してガス導出部7に出る処理排ガス12をバグフィルタ18を通してからガス排出管9に送るようにしているので、処理排ガス12中に含まれる活性炭4の微粉をバグフィルタ18で濾すことができて、活性炭4の微粉が大気中に放出される虞をなくすことができる。バグフィルタ18で除去されて各筒状濾布体19に付着した活性炭4の微粉は、該筒状濾布体19内を通してエアを吹き出させて逆洗することにより落下させられ、排出口17より回収することができる。
【0019】
次に、図3(イ)(ロ)は本発明の活性炭吸着塔の実施の更に他の形態を示すもので、図2に示した実施の形態と同様にガス導出部7にバグフィルタ18が組み付けてある構成の活性炭吸着塔において、ガス導入部6側に、図2に示したバグフィルタ18と同様に多数の筒状濾布体19が上下方向に平行に配列させてあって、各筒状濾布体19の上端をガス流入管8に連通させるようにした構成のバグフィルタ20を設けて、ガス導入部6と一体構造とし、該バグフィルタ20の下端部には燃焼排ガス10の入口管21を接続すると共に、下端に排出口22を設け、ガス入口管21から入って来る燃焼排ガス10がバグフィルタ20を下方から上方へ流れる間に各筒状濾布体19で除塵するようにし、除塵されたガスがガス流入管8よりガス導入部6へと導かれるようにしたものである。その他の構成は図2のものと同じであり、同一のものには同一の符号が付してある。
【0020】
本実施の形態によれば、図2のものと同様の効果に加え、従来活性炭吸着塔の上流側に設置して該活性炭吸着塔の前処理として燃焼排ガスから煤塵類を除くようにしていた集塵装置をバグフィルタ20として一体としているので、活性炭吸着塔と集塵装置とを連結するためのダクトや配管の設置のためのスペースをなくすことができて、コンパクトなものとすることができる。
【0021】
なお、本発明は上記実施の形態のみに限定されるものではなく、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0022】
【発明の効果】
以上述べた如く、本発明の活性炭吸着塔によれば、以下のような優れた効果を発揮する。
(1)
上端部に活性炭供給口を有し且つ下端部を活性炭排出口に連通させるようにしてその内部に鉛直方向に活性炭を充填するようにしてなる鉛直方向に延びる活性炭充填部の一側に、ガス導入部を設けると共に、該活性炭充填部の反対側に、ガス導出部を設けて、該活性炭充填部のガス導入部側の側壁とガス導出部側の側壁に、それぞれガスが横方向に通過するように多数の孔を設け、且つ上記ガス導入部の上端部にガス流入管を、又、上記ガス導出部にガス排出管をそれぞれ接続し、ガス流入管から流入するガスがガス導入部から活性炭充填部を横方向に通過してガス導出部に流出するようにし、更に、上記ガス導入部内に、上記ガス流入管から該ガス導入部の上端部へ流入するガスの流れを上部から下部へ規制するようにするための整流板を設け、且つ該整流板にガス通過用の孔を下端側を密に設けた構成としてあるので、上下方向に長くした活性炭充填部に対して燃焼排ガスを水平方向に通過させることができて、活性炭充填部を通過させる燃焼排ガスの通過断面積を大きくとることができ、これにより従来ダイオキシン類の除去効率を上げるため活性炭充填部の中の燃焼排ガスの流速を遅くしていたのに対し、燃焼排ガスの通過速度を従来より速くすることができると共に、該活性炭充填部の水平方向の断面積を大きくする必要がなくなって、活性炭吸着塔の設置に要する敷地面積をより小さいものとすることができる。更に、ガス導入部内に鉛直方向に延びる整流板を設け且つ該整流板に下端に行くに従いガスの通過量が多くなるように多数の孔を設けた構成としてあるため、活性炭充填部に横方向から流入する燃焼排ガスを上下方向で均一化することができる。
(2)上記と同様の構成におけるガス導出部側にバグフィルタを設けて、上記活性炭充填部と一体構造とし、該活性炭充填部を通過したガス中に含まれる活性炭の微粉をバグフィルタで除去するようにした構成とすることにより、活性炭の微粉が処理排ガスの中に含まれて大気中に放出される虞をなくすことができる。
(3)上記と同様の構成におけるガス導入部に隣接させてバグフィルタを設けて、上記ガス導入部と一体構造とし、該バグフィルタで除塵したガスをガス導入部に導入するようにした構成とすることにより、活性炭吸着塔の前処理として煤塵類を除くために設置していた集塵装置と活性炭吸着塔とを連結するためのダクトや配管類の必要をなくすことができて、コンパクトなものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の活性炭吸着塔の実施の一形態を示すもので、(イ)は切断正面図、(ロ)は(イ)のA−A矢視図である。
【図2】本発明の活性炭吸着塔の実施の他の形態を示すもので、(イ)は切断正面図、(ロ)は(イ)のB−B矢視図である。
【図3】本発明の活性炭吸着塔の実施の更に他の形態を示すもので、(イ)は切断正面図、(ロ)は(イ)のC−C矢視図である。
【図4】従来の活性炭吸着塔の一例を示す概略正面図である。
【符号の説明】
1 活性炭充填部
1a 側壁
1b 側壁
2 活性炭供給口
3 活性炭排出口
4 活性炭
6 ガス導入部
7 ガス導出部
8 ガス流入管
9 ガス排出管
10 燃焼排ガス
11 孔
12 処理排ガス
13 孔
15 整流板
16 孔
18 バグフィルタ
20 バグフィルタ
Claims (3)
- 上端部に活性炭供給口を有し且つ下端部を活性炭排出口に連通させるようにしてその内部に鉛直方向に活性炭を充填するようにしてなる鉛直方向に延びる活性炭充填部の一側に、ガス導入部を設けると共に、該活性炭充填部の反対側に、ガス導出部を設けて、該活性炭充填部のガス導入部側の側壁とガス導出部側の側壁に、それぞれガスが横方向に通過するように多数の孔を設け、且つ上記ガス導入部の上端部にガス流入管を、又、上記ガス導出部にガス排出管をそれぞれ接続し、上記ガス流入管から流入するガスがガス導入部から活性炭充填部を横方向に通過してガス導出部に流出するようにし、更に、上記ガス導入部内に、上記ガス流入管から該ガス導入部の上端部へ流入するガスの流れを上部から下部へ規制するようにするための整流板を設けて、該整流板にガス通過用の孔を下端側を密に設けた構成を有することを特徴とする活性炭吸着塔。
- 上端部に活性炭供給口を有し且つ下端部を活性炭排出口に連通させるようにしてその内部に鉛直方向に活性炭を充填するようにしてなる鉛直方向に延びる活性炭充填部の一側に、ガス導入部を設けると共に、該活性炭充填部の反対側に、ガス導出部を設けて、該活性炭充填部のガス導入部側の側壁とガス導出部側の側壁に、それぞれガスが横方向に通過するように多数の孔を設け、且つ上記ガス導入部の上端部にガス流入管を、又、上記ガス導出部にガス排出管をそれぞれ接続し、上記ガス流入管から流入するガスがガス導入部から活性炭充填部を横方向に通過してガス導出部に流出するようにし、更に、上記ガス導入部内に、上記ガス流入管から該ガス導入部の上端部へ流入するガスの流れを上部から下部へ規制するようにするための整流板を設けて、該整流板にガス通過用の孔を下端側を密に設け、更に又、ガス導出部側にバグフィルタを設けて、上記活性炭充填部と一体構造とし、該活性炭充填部を通過したガス中に含まれる活性炭の微粉をバグフィルタで除去するようにした構成を有することを特徴とする活性炭吸着塔。
- 上端部に活性炭供給口を有し且つ下端部を活性炭排出口に連通させるようにしてその内部に鉛直方向に活性炭を充填するようにしてなる鉛直方向に延びる活性炭充填部の一側に、ガス導入部を設けると共に、該活性炭充填部の反対側に、ガス導出部を設けて、該活性炭充填部のガス導入部側の側壁とガス導出部側の側壁に、それぞれガスが横方向に通過するように多数の孔を設け、且つ上記ガス導入部の上端部にガス流入管を、又、上記ガス導出部にガス排出管をそれぞれ接続し、上記ガス流入管から流入するガスがガス導入部から活性炭充填部を横方向に通過してガス導出部に流出するようにし、更に、上記ガス導入部内に、上記ガス流入管から該ガス導入部の上端部へ流入するガスの流れを上部から下部へ規制するようにするための整流板を設けて、該整流板にガス通過用の孔を下端側を密に設け、更に又、ガス導出部側にバグフィルタを設けて、上記活性炭充填部と一体構造とし、該活性炭充填部を通過したガス中に含まれる活性炭の微粉をバグフィルタで除去するようにすると共に、ガス導入部側にバグフィルタを設けて、上記ガス導入部と一体構造とし、該バグフィルタで除塵したガスをガス導入部に導入するようにした構成を有することを特徴とする活性炭吸着塔。
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