JP3964151B2 - 部品管理システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、物品の修理に必要な部品を管理するための部品管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
従来、顧客等から所定の場所に設置された物品の修理が受付けられると、まず、サービスエンジニアが物品の設置場所に訪問して故障状態を詳細に分析し、そして、当該物品を修理するために必要な部品の発注をかけていた。そして、再度、当該物品の設置場所に、上記の必要な部品を持参して訪問し、修理を行なっていた。
【0003】
つまり、従来では、サービスエンジニアは、物品の修理に、最低でも2回物品の設置場所に訪問する必要があった。
【0004】
なお、物品の修理を依頼する者においても、修理業者においても、物品が故障した場合、早期に当該物品が修理されることを望んでいる。
【0005】
本発明は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、早期に物品の故障を修理できる部品管理システムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の部品管理システムは、物品の故障内容を受付ける受付部(20)と、前記物品の故障内容と、当該物品の修理に必要な部品とを関連付けて記憶する第1の記憶部(60)と、物品の修理に必要な部品の出荷の指示についての情報を受信する出荷準備部(40)と、前記受付部(20)との間で情報の授受が可能に構成され、前記第1の記憶部(60)に接続され、前記受付部(20)において受付られた前記物品の故障内容と前記第1の記憶部(60)の記憶内容とに基づいて、前記故障内容を解決するために必要な部品を予測する予測部(30)と、前記サービスエンジニア(50)に利用され、前記サービスエンジニア(50)による物品の修理のための作業についての進捗、作業の内容、および、修理した物品の機種のそれぞれに対応する作業進捗コード、作業コード、および、機種コードを前記予測部(30)に送信する端末と、前記作業コードおよび前記機種コードと、物品の修理に使用された部品とを関連付けて記憶する第2の記憶部(70)とを含み、前記予測部(30)は、前記受付部(20)において受付けられた前記物品の故障内容を訴えた顧客の希望する時間と当該物品の故障内容とに適したサービスエンジニア(50)を、サービスエンジニア(50)の空き時間と技術レベルとをデータベース化されたものから選出し、前記出荷準備部(40)に対して、必要であると予測した部品を前記選出したサービスエンジニアに出荷するよう指示を出し、前記端末から受信した前記作業コードと前記第2の記憶部(70)に基づいて実際に修理に使用された部品を特定することにより、前記出荷準備部(40)に対して出荷するよう指示を出した部品の中で実際には使用されなかった部品を割出し、そして、当該割出した部品の情報を前記出荷準備部(40)に送信し、前記出荷準備部(40)は、前記予測部(30)によって割出された実際には使用されなかった部品が、前記サービスエンジニア(50)から返却された場合には、出荷された部品についての出荷実績の消込みをかけ、返却を所定期間確認できなかった場合には、前記サービスエンジニア(50)に対して前記実際には使用されなかった部品の代金を請求することにより、前記予測部(30)によって割出された実際には使用されなかった部品を管理することを特徴とする。
【0007】
これにより、受付部において物品の故障が受付けられた際に、適したサービスエンジニアが選出され、また、必要であると予測された部品の出荷の指示が出される。つまり、サービスエンジニアが物品の実際の故障状態を分析してから部品の発注が行なわれるよりも早く、修理に必要な部品が発注され、サービスエンジニアへの出荷の準備が行なわれる。また、部品管理システムにおいて、サービスエンジニアに出荷された部品であって、実際の修理には使用されなかった部品の管理も確実に行なうことができる。
【0008】
請求項2に記載の部品管理システムは、請求項1の部品管理システムの構成に加えて、前記出荷準備部(40)は、前記予測部(30)によって割出された実際には使用されなかった部品を、前記サービスエンジニア(50)に対して当該部品を返却するよう要求することにより、管理することを特徴とする。
【0009】
これにより、未使用の部品を確実に管理できる。
【0010】
請求項3に記載の部品管理システムは、請求項1の部品管理システムの構成に加えて、前記第2の記憶部(70)は、前記作業コードおよび前記機種コードと、修理の料金とを関連付けて記憶し、前記予測部(30)は、前記端末から受信した前記作業コードおよび前記機種コードと前記第2の記憶部(70)とに基づいて前記サービスエンジニア(50)に支払う修理の料金を算出し、前記出荷準備部(40)は、前記予測部(30)によって割出された実際には使用されなかった部品が、前記サービスエンジニア(50)から返却された場合には、出荷された部品についての出荷実績の消込みをかけ、返却を所定期間確認できなかった場合には、前記予測部(30)に対して、前記予測部(30)の算出した修理の料金から前記実際には使用されなかった部品の代金を差引いたものを前記サービスエンジニア(50)に支払う修理の料金とするよう指示する情報を送信することを特徴とする。
【0011】
これにより、未使用の部品を確実に管理できる。
請求項4に記載の部品管理システムは、請求項1の部品管理システムの構成に加えて、前記第2の記憶部(70)は、前記作業コードおよび前記機種コードと、修理の料金とを関連付けて記憶し、前記予測部(30)は、前記端末から受信した前記作業コードおよび前記機種コードと前記第2の記憶部(70)とに基づいて前記サービスエンジニア(50)に支払う修理の料金を算出し、当該算出した修理の料金を、前記端末に送信することを特徴とする。
【0014】
これにより、部品を管理しつつ、サービスエンジニアへの支払処理も実行できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施の形態について説明する。
【0016】
図1は、本発明の一実施の形態である部品管理システムを含む修理システムの構成を概略的に示す図である。このシステムでは、主に、顧客10、受付センタ20、サービスセンタ30、部品センタ40、およびサービスエンジニア50の間で、情報の授受が行なわれる。
【0017】
また、図1に示すシステムでは、サービスセンタ30に、異常コードデータベース60および作業内容データベース70が接続されている。
【0018】
図1のシステムでは、まず、顧客10から受付センタ20へ、物品の修理が依頼される。これに応じて、受付センタ20は、依頼内容を、サービスセンタ30に伝達する。このとき、サービスセンタ30には、顧客10の訴える、物品の故障内容が伝達される。
【0019】
これに応じて、サービスセンタ30では、伝達された故障内容が異常コードとしてコード化される。そして、サービスセンタ30は、異常コードデータベース60を参照することにより、当該異常コードに対応する修理に必要であると予測される部品を割出す。つまり、異常コードデータベース60には、異常コードと修理に必要な部品とが関連付けられている。
【0020】
そして、サービスセンタ30は、部品センタ40に対して、上記のように割出した部品を、サービスエンジニア50に出荷するよう指示する。
【0021】
また、故障内容が伝達されたことに応じて、サービスセンタ30は、当該故障内容に対応するサービスエンジニア50を割出し、当該サービスエンジニア50に対して、当該故障内容についての修理を依頼する情報を送信する。この情報の送信は、たとえば、各サービスエンジニア50に、携帯情報端末を所持させ、各サービスエンジニア50の携帯情報端末に情報を送信することにより、行なわれる。
【0022】
サービスエンジニア50は、サービスセンタ30からの修理依頼に応じて、部品センタ40から出荷された部品を持参し、顧客10の物品の修理作業を行なう。
【0023】
修理作業が終了すると、サービスエンジニア50は、作業内容および作業が終了した旨を、サービスセンタ30に報告する。この報告は、電話で行なってもよいし、上記したような携帯情報端末で行なわれてもよい。
【0024】
サービスセンタ30は、サービスエンジニア50からの作業報告に応じて、修理作業に対する料金の算出を行なう。この算出は、作業内容データベース70を参照することにより、行なわれる。具体的には、作業内容データベース70では、サービスエンジニア50から報告された作業内容が、コード化されて、修理の料金、および、使用した部品と、関連付けられている。つまり、サービスセンタ30は、サービスエンジニア50からの作業報告に基づいて、作業内容をコード化し、作業内容データベース70を参照することにより、修理作業に対する料金を算出する。また、サービスエンジニア50は、部品センタ40に、修理に使用していない部品を返却する。
【0025】
サービスセンタ30は、サービスエンジニア50からの作業報告に基づいて、作業内容をコード化し、作業内容データベース70を参照することにより、修理作業に使用された部品を割出す。そして、サービスセンタ30は、部品センタ40に、当該部品についての情報を送信する。これにより、部品センタ40は、サービスエンジニア50に出荷した部品であって、修理に使用されていない部品を割出すことができる。これにより、所定期間、部品の返却がなされない場合、部品センタ40は、サービスエンジニア50に対し、返却を求めるよう、請求することができる。
【0026】
図2は、サービスセンタ30の要部の構成を示すブロック図である。
サービスセンタ30は装置全体を制御するCPU31と、ハードディスク等の記憶装置32と、CRTや液晶ディスプレイのような表示装置33と、キーボード、マウス、スキャナ等を含む入力装置34と、プリンタ等の出力装置35と、他の装置との間で情報の送受信を行なうための通信装置(モデム等)とを含む。なお、受付センタ20および部品センタ40も、少なくともサービスセンタ30と同様の構成を有しているものとする。また、サービスエンジニア50が携帯情報端末を所持する場合、当該携帯情報端末も、少なくともサービスセンタ30と同様の構成を有しているものとする。
【0027】
次に、図1に示すシステムにおいて実行される処理について、より詳細に説明する。図3には、受付センタ20、サービスセンタ30、および、部品センタ40によって実行される部品管理処理と、サービスエンジニア50(または、当該サービスエンジニアが所持する携帯情報端末)によって実行される修理受付・報告処理の、フローチャートが記載されている。
【0028】
まず、S1で、受付センタ20により、顧客10からの修理依頼が受付けられる。
【0029】
次に、S2で、サービスセンタ30により、修理を行なうサービスエンジニアの割当てがなされる。サービスエンジニアの割当ては、たとえば、サービスエンジニアの空き時間および技術レベルをデータベース化しておき、顧客10の訪問希望時間および物品の故障内容に適したサービスエンジニアを、当該データベースから選出することにより、行なわれる。
【0030】
そして、選出されたサービスエンジニア50へは、修理を依頼する情報が送信される。これに応じて、サービスエンジニア50側では、修理受付・報告処理のSA1として、サービスセンタ30からの修理の依頼を受付ける処理がなされる。
【0031】
次に、S3で、サービスセンタ30により、S1で受付けられた修理依頼における物品の故障内容に基づいて、修理に必要な部品の予測がなされる。この予測は、上記したように、異常コードデータベース60を参照することによって、なされる。図4に、異常コードデータベース60の部分的な構成を示す。
【0032】
図4を参照して、異常コードデータベース60では、異常コードは、縦方向に並べて記載された区分コード(A、C、E・・・)と、横方向に並べて記載された内容コード(0、1、2・・・)との組合せによって、構成される。図4において区分コードおよび異常コードは、7セグメントのデジタル表示装置において表示されるような態様で記載されている。また、本実施の形態は、エアコン(空気調和機)についての故障および修理について、記載されている。つまり、ここで異常コードと関連付けられる「必要な部品」とは、エアコンの修理に必要な部品である。
【0033】
区分コードは、エアコンのどの部分かを大まかに示すコードである。具体的には、エアコンの室内機に対応する区分コードは、A,Cである。また、エアコンの室外機に対応する区分コードは、E,H,F,J,L,Pである。また、エアコンを駆動するシステムに対応する区分コードは、U,Mである。また、エアコンのその他の部分に対応する区分コードは、3,4,5,6である。内容コードは、区分コードをさらに詳細に分類するためのコードである。
【0034】
さらに、図4を参照して、たとえば、異常コードがA1の場合、区分コードはAで、内容コードは1である。そして、この場合、図4を参照すると、異常コードA1に対応する部分には、「室内P板不良」と記載されている。これは、エアコンの室内機のプリント配線基板(P板)に異常のある旨を示している。そして、この場合、「必要な部品」として予想されるのは、エアコンの室内機用のP板である。
【0035】
このように、S3では、サービスセンタ30によって、異常コードデータベース60を参照することにより、異常コードから、修理に必要な部品が予測される。
【0036】
なお、サービスセンタ30は、S2におけるサービスエンジニアの割当て、および、S3における部品予測が完了した時点で、修理依頼の受付を確定させる処理を行なう場合もある。
【0037】
次に、S4で、サービスセンタ30によって、S3において必要と予測した部品の手配を行なう。具体的には、当該部品をどの部品センタ40からサービスエンジニア50へ出荷させるかを決定する処理がなされる。さらに具体的には、図1に示すシステムには、複数の部品センタ40が含まれ、修理対象となる物品の設置場所や、サービスエンジニア50の勤務場所に応じて、また、各部品センタ40の在庫状況に応じて、部品をどの部品センタ40から出荷させるかが決定される。なお、一つの物品の修理に関して複数の部品が必要な場合、当該複数の部品は、異なる部品センタ40からサービスエンジニア50に出荷される場合がある。また、サービスエンジニア50に部品が出荷される、ということは、部品がサービスエンジニア50によって受取られることが可能な状態になるということであって、必ずしも、サービスエンジニア50の自宅に配達されることを意味していない。
【0038】
次に、S5で、サービスセンタ30によって、S4において決定された部品センタ40に、部品を出荷するよう指示が出される。これにより、部品センタ40において、サービスエンジニア50に対してS3で予測された部品を出荷のための準備がなされる。具体的には、当該サービスエンジニア50に対して出荷するべき部品を、サービスエンジニア50と関連付けて配送や保管をする処理等が挙げられる。
【0039】
これに応じて、サービスエンジニア50側では、修理受付・報告処理のSA2として、部品センタ40から出荷された部品を受取る処理がなされる。
【0040】
次に、S6で、部品センタ40によって、部品の出荷計上がなされる。
一方、サービスエンジニア50側では、部品を受取った後、実際に、顧客10の物品を修理する作業がなされ、その後、修理受付・報告処理のSA3として、サービスセンタ30への修理内容の報告を行なう。
【0041】
この報告は、作業進捗コード、作業コード、および、機種コードを含む種々のコードを送信することにより、行なわれる。作業進捗コードは、「修理作業完了」、「残作業あり、再訪問予定」、「訪問前に顧客10よりキャンセル」等、修理作業の進捗に関係する各内容に対応するコードである。作業コードは、修理した物品において、「点検調整および簡易修理」、「圧縮機、熱根幹機、四路切換弁、分硫機の交換」、「圧縮機、熱根幹機、四路切換弁、分硫機の交換以外の溶接を必要とする冷媒系統の部品交換」等、修理における各作業内容に対応するコードである。機種コードとは、修理にかかる物品の機種に対応したコードである。
【0042】
次に、S7では、サービスセンタ30によって、SA3における修理内容の報告を受付ける処理がなされる。
【0043】
次に、S8で、サービスセンタ30によって、S7で受付けた修理内容に応じて、修理料金を計上する。なお、修理料金の計上は、作業内容データベース70を参照して、行なわれる。
【0044】
図5に、作業内容データベース70の部分的な構成を示す。
図5では、修理料金「AA」「AB」・・〜・・「DI」「DJ」が記載されている。なお、これらは、具体的な金額を示すものとして、記載されている。
【0045】
図5には、表が記載され、縦方向には、上記の作業コードが、対応する作業内容と共に、並べられている。また、図5の横方向には、上記の機種コード(「000」等)が、並べられている。つまり、本実施の形態では、作業コードと機種コードから、図5の表を参照することにより、修理料金が決定される。さらに、本実施の形態では、料金の欄に「直収」または「協力店」とある。「直収」とあるのは、サービスエンジニア50が、顧客10に請求する際の修理料金である。また、「協力店」とあるのは、サービスエンジニア50がサービスセンタ30を運用する者とは別の者に雇用されている場合に、サービスセンタ30を運用する者からサービスエンジニア50を雇用する者に、サービスエンジニア50を派遣した見返りとして支払われることが約束されている金額であり、このような場合には、サービスエンジニア50の雇用者は、当該料金を、サービスセンタ30を運用する者に請求する。
【0046】
S8で計上された修理料金は、サービスエンジニア50に送信される。そして、サービスエンジニア50側では、修理受付・報告処理のSA4として、顧客10へ、修理料金に応じた金額を請求する処理がなされる。
【0047】
また、作業コードに基づくと、交換等で使用された部品を特定できるため、実際に修理に使用された部品を特定できる。これにより、S8で、サービスセンタ30は、S3で必要であると予測したが実際には使用されなかった部品を、割出すことができる。ここで割出された部品の情報は、部品センタ40に送信される。
【0048】
このように送信された情報に基づき、S9では、部品センタ40によって、サービスエンジニア50から戻されるべき部品を管理する処理がなされる。
【0049】
部品センタ40による、部品を管理する処理とは、具体的には、所定期間、戻されるべき部品の返却がなされない場合、部品センタ40が、サービスエンジニア50に対し、返却を求めるよう請求することを挙げることができる。また、部品センタ40は、所定期間、上記の戻されるべき部品の返却が無い場合、サービスエンジニア50に対し、当該戻されるべき部品の代金を請求する処理を行なったり、再度、返却を求めるよう請求する処理を行なったり、さらに一定期間待機した後に返却を求めるよう請求する処理を行なったりすることができる。
【0050】
また、サービスセンタ30がサービスエンジニア50に対して修理代金を支払う場合であって、所定期間、部品センタ40が戻されるべき部品の返却を確認できない場合、部品センタ40は、上記した部品を管理する処理として、サービスセンタ30に、サービスエンジニア50に対して支払うべき修理代金を「戻されるべき部品の代金」を差引いたものとするよう指示する処理を、実行してもよい。
【0051】
一方、サービスエンジニア50側では、修理受付・報告処理のSA5として、部品センタ40へ、SA2で受取った部品であって修理に使用しなかった部品(不要部品)を返却する処理がなされる。
【0052】
これに応じて、S10では、部品センタ40によって、サービスエンジニア50から返却された部品について、出荷実績に消込みをかける処理がなされる。
【0053】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0054】
【発明の効果】
請求項1に記載の部品管理システムによれば、物品の故障が受付けられた際に、修理に必要な部品が予測されて発注される。したがって、早期に、サービスエンジニアへ、修理に必要な部品を調達できるため、早期に、物品の故障を修理できる。
【0055】
請求項2に記載の部品管理システムによれば、請求項1に記載の部品管理システムによる効果に加えて、予測されサービスエンジニアに出荷された部品であって、実際の修理には使用されたなかった部品の管理をも行なうことができる。
【0056】
請求項3に記載の部品管理システムによれば、請求項2に記載の部品管理システムによる効果に加えて、未使用部品を確実に管理できる。
【0057】
請求項4に記載の部品管理システムによれば、請求項2に記載の部品管理システムによる効果に加えて、未使用部品を確実に管理できる。
【0058】
請求項5に記載の部品管理システムによれば、請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載の部品管理システムによる効果に加えて、未使用部品を確実に管理できる。
【0059】
請求項6に記載の部品管理システムによれば、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の部品管理システムによる効果に加えて、部品を管理しつつ、サービスエンジニアへの支払処理も実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態である部品管理システムを含む、修理システムの構成を概略的に示す図である。
【図2】 図1のサービスセンタのブロック図である。
【図3】 図1に示すシステムにおいて実行される部品管理処理および修理受付・報告処理のフローチャートである。
【図4】 図1の異常コードデータベースの部分的な構成を示す図である。
【図5】 図1の作業内容データベースの部分的な構成を示す図である。
【符号の説明】
10 顧客、20 受付センタ、30 サービスセンタ、31 CPU、32記憶装置、33 表示装置、34 入力装置、35 出力装置、36 通信装置、40 部品センタ、50 サービスエンジニア、6 異常コードデータベース、70 作業内容データベース。
Claims (4)
- 物品の故障内容を受付ける受付部(20)と、
前記物品の故障内容と、当該物品の修理に必要な部品とを関連付けて記憶する第1の記憶部(60)と、
物品の修理に必要な部品の出荷の指示についての情報を受信する出荷準備部(40)と、
前記受付部(20)との間で情報の授受が可能に構成され、前記第1の記憶部(60)に接続され、前記受付部(20)において受付られた前記物品の故障内容と前記第1の記憶部(60)の記憶内容とに基づいて、前記故障内容を解決するために必要な部品を予測する予測部(30)と、
前記サービスエンジニア(50)に利用され、前記サービスエンジニア(50)による物品の修理のための作業についての進捗、作業の内容、および、修理した物品の機種のそれぞれに対応する作業進捗コード、作業コード、および、機種コードを前記予測部(30)に送信する端末と、
前記作業コードおよび前記機種コードと、物品の修理に使用された部品とを関連付けて記憶する第2の記憶部(70)とを含み、
前記予測部(30)は、
前記受付部(20)において受付けられた前記物品の故障内容を訴えた顧客の希望する時間と当該物品の故障内容とに適したサービスエンジニア(50)を、サービスエンジニア(50)の空き時間と技術レベルとをデータベース化されたものから選出し、前記出荷準備部(40)に対して、必要であると予測した部品を前記選出したサービスエンジニアに出荷するよう指示を出し、
前記端末から受信した前記作業コードと前記第2の記憶部(70)に基づいて実際に修理に使用された部品を特定することにより、前記出荷準備部(40)に対して出荷するよう指示を出した部品の中で実際には使用されなかった部品を割出し、そして、当該割出した部品の情報を前記出荷準備部(40)に送信し、
前記出荷準備部(40)は、前記予測部(30)によって割出された実際には使用されなかった部品が、前記サービスエンジニア(50)から返却された場合には、出荷された部品についての出荷実績の消込みをかけ、返却を所定期間確認できなかった場合には、前記サービスエンジニア(50)に対して前記実際には使用されなかった部品の代金を請求することにより、前記予測部(30)によって割出された実際には使用されなかった部品を管理する、部品管理システム。 - 前記出荷準備部(40)は、前記予測部(30)によって割出された実際には使用されなかった部品を、前記サービスエンジニア(50)に対して当該部品を返却するよう要求することにより、管理する、請求項1に記載の部品管理システム。
- 前記第2の記憶部(70)は、前記作業コードおよび前記機種コードと、修理の料金とを関連付けて記憶し、
前記予測部(30)は、前記端末から受信した前記作業コードおよび前記機種コードと前記第2の記憶部(70)とに基づいて前記サービスエンジニア(50)に支払う修理の料金を算出し、
前記出荷準備部(40)は、前記予測部(30)によって割出された実際には使用されなかった部品が、前記サービスエンジニア(50)から返却された場合には、出荷された部品についての出荷実績の消込みをかけ、返却を所定期間確認できなかった場合には、前記予測部(30)に対して、前記予測部(30)の算出した修理の料金から前記実際には使用されなかった部品の代金を差引いたものを前記サービスエンジニア(50)に支払う修理の料金とするよう指示する情報を送信する、請求項1に記載の部品管理システム。 - 前記第2の記憶部(70)は、前記作業コードおよび前記機種コードと、修理の料金とを関連付けて記憶し、
前記予測部(30)は、前記端末から受信した前記作業コードおよび前記機種コードと前記第2の記憶部(70)とに基づいて前記サービスエンジニア(50)に支払う修理の料金を算出し、当該算出した修理の料金を、前記端末に送信する、請求項1に記載の部品管理システム。
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