JP3963528B2 - 引戸用通電金具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、引戸に設けられた電気錠側のリード線と、前記電気錠に低電圧の電力を送る為に戸枠側に設けられた制御盤(操作盤)側のリード線とを通電するための引戸用通電金具に関する。この引戸用通電金具は、特に引戸の閉鎖時に通電状態になり、一方、引戸を開放した場合に非通電状態になる引戸用通電金具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、本発明に最も近い引戸用通電金具の一例は、実公平3−12128号公報に記載されている。この公報に記載の実施例は、基本的には引戸の上框に枢支箱介して取付けられ、かつ、引戸側リード線を介して電気錠に接続される三味線のばち状可動接触板と、一方、戸枠の上枠に前記可動接触板の爪状突出部に対向するように絶縁性取付け金具を介して設けられ、かつ、制御盤側のリード線と接続されるL字状固定接触板とから構成されている。
【0003】
しかして、前記可動接触板は、枢支箱に内装されたバネ部材のバネ力により、その爪状突出部が常時枢支箱の上部窓から突出するように付勢され、引戸の閉鎖時に、引戸側の可動接触板が戸枠側の固定接触板にスライド接触することにより通電状態となる。
【0004】
しかしながら、上記構成に於いては、次に列挙するような欠点があった。
(1)可動接触板及び固定接触板の取付けが容易でない。すなわち、引戸の上框の上端面とこれに対向する戸枠の上枠の内壁面との間の間隙(スキマ)がどの程度であるか、また引戸の開閉の際に可動接触板の爪状突出部が戸枠の上枠の内壁面をスライドしないようにするためには、枢支箱の上部窓から突出する爪状突出部の突出量をどの程度にするか等の事情を考慮し、しかも、可動接触板と固定接触板との接触不良が生じないように、両接触板を精度良く取付けることが要求される。したがって、いわゆる「アバウトの感覚」で可動接触板や固定接触板を取付けることができない。それ故に、作業員はある程度の熟練を要する。
(2)可動接触板の爪状突出部が邪魔をし、引戸を容易に取り外すことができない。すなわち、可動接触板は、枢支箱に内装されたバネ部材のバネ力により、その爪状突出部が枢支箱の上部窓から常時突出するように付勢されているので、通電金具の点検や修理の際に引戸を戸枠から容易に取り外すことができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上のような従来の問題点に鑑み、第1の目的は引戸の開閉に対応して、必ず非通電又は通電状態になることである。第2の目的は固定電極と可動電極との互いの接触面積を大きくすることができ、よって、作業員がある程度の熟練を要しなくても、いわゆる「アバウトの感覚」で通電金具を取付けることができることである。第3の目的は通電金具の点検や修理の際に引戸を戸枠から容易に取り外すことができることである。第4の目的は引戸の閉鎖時に於ける磁場を極力強くすることができ、よって、引戸の閉鎖状態、或いは引戸と戸枠とのスキマ等の事情により、固定電極と可動電極との接触不良が生じないようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の引戸用通電金具は、引戸1の框に取付けられかつ引戸側のリード線7を介して電気錠2に接続される固定電極部材20を備えた取付けケース21と、戸枠1に取付けられかつ戸枠側のリード線10を介して制御盤4に接続される可動電極部材40を備えた支持ボックス41とから成る引戸用通電金具に於いて、前記可動電極部材40は、支持ボックス41の内部空間50内に左右一対の復帰用支持バネ42を介して水平状態に支持された絶縁性移動板55と、この絶縁性移動板55にガイドバー60が上下動可能に設けられ、かつ、押しバネ63を備えた左右一対の可動電極58とから構成され、引戸1の閉鎖時、前記可動電極部材40は、対向する固定電極部材20に対し、前記復帰用支持バネ42のバネ力に抗して上下方向へ移動し、少なくとも固定電極部材20又は可動電極部材40に設けられた1個以上の磁石(32又は57)を介して両部材20、40は互いに吸着すると共に、前記左右一対の可動電極58は、前記支持ボックス41から飛び出して固定電極34に圧接状態に接触することを特徴とする。
【0007】
上記構成に於いて、取付けケース21は案内箱であり、この案内箱に設けられた固定電極部材20は、案内箱21に設けられたガイド螺杆25を介して進退動する調整板30と、この調整板30に設けられかつ可動電極部材40の可動磁石57に対向するように案内箱21に形成された窓23に臨む固定磁石32と、この固定磁石32に調整板30を介して一体的に設けられた固定電極34とを備える。さらに、可動電極部材40の可動電極58は、移動板55に形成されたガイド孔59を貫通するガイドバー60と、一端部に設けられかつ移動板55の一面と当接するストッパー61と、他端部に突起状に設けられかつ固定電極34に接触する接触部62とを有し、前記突起状接触部62と移動板55の他面との間のガイドバーの部位には、押しバネ63が装着されている。
【0008】
また本発明の引戸用通電金具は、引戸1Bの框に取付けられかつ引戸側のリード線7を介して電気錠2に接続される固定電極部材20Bを備えた取付けケース21Bと、戸枠1に取付けられかつ戸枠側のリード線10を介して制御盤4に接続される可動電極部材40Bを備えた支持ボックス41Bとから成る引戸用通電金具に於いて、前記固定電極部材41Bは、支持ボックスBの内部空間50内に左右一対の復帰用支持バネ42を介して水平状態に支持された絶縁性移動板55Bと、この絶縁性移動板55Bにガイドバー60が上下動可能に設けられ、かつ、押しバネ63を備えた左右一対の可動電極58Bとから構成され、引戸1Bの閉鎖時、前記可動電極部材40Bは対向する固定電極部材20Bに対し、前記復帰用支持バネ42のバネ力に抗して上下方向へ移動し、少なくとも固定電極部材20B又は可動電極部材40Bに設けられた1個以上の磁石(32B又は57B)を介して両部材20B、40Bは互いに吸着すると共に、前記左右一対の可動電極58は、前可支持ボックス41から飛び出して固定電極34Bに圧接状態に接触し、一方、引戸1Bの開放時に於いて、可動電極部材40Bの可動電極58Bの接触部62Bが固定電極34Bに多少落ち込んだ状態で嵌合する嵌合孔33Bのテーパー状縁部65に摺接することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す本発明の実施の形態を第1実施例の引戸用通電金具Xの例で説明する。
【0010】
まず図1は引戸用通電金具Xの使用状態の概略説明図である。図1に於いて、1は引戸、2は引戸の開放側縦框の中央部に内装された電気錠、3は戸枠、4は建物の室内に設置された制御盤である。引戸用通電金具Xは、例えば前記引戸1の上框1aと、この上框1aと対向する戸枠3の上枠6とにそれぞれ取付けられている。おな、本実施例の引戸用通電金具Xは、引戸1の縦框1bと、この縦框1bに対向する戸枠3のたて枠8にも取付けが可能であるが、前述した従来の実施例との対比との関係を考慮し、前者の例で説明する。
【0011】
しかして、前記引戸1は片引戸でも良いが、本実施例では両方が開放可能な引き違い式引戸であり、また電気錠2は引戸用通電金具Xと引戸側リード線7を介して電気的に接続され、かつ、その係合錠杆2aは戸枠3のたて枠8内に設けられた受け金具9と係脱する。また制御盤4は前記引戸用通電金具Xと制御盤側リード線10を介して電気的に接続している。
【0012】
ところで、制御盤4は商業用交流電源11、室内外に設置されたテンキーや施解錠手段等の入力部12と電気的に接続している。また制御盤側リード線10は、一般的に電気錠2が施錠又は解錠の際に起電力の方向に変化が生じるロータリソレノイドを採用しているために、施錠信号用リード線10aと、解錠信号用リード線10bとに区別されている。
【0013】
次に図2乃至図7は、引戸用通電金具Xの具体的構成を示した各説明図である。これらの各図に於いて、20は引戸1の上框1aにけられた固定電極部材である。この電極部材20は、本実施例では前記上框1aに固定的に取付けられた案内箱21を介して移動可能に設けられている。この案内箱21は、固定電極部材20を直接上框1aに固定的に設けた場合には必要がない。しかしながら、固定電極部材20は、後述する可動電極部材が支持ボックスに複数個のバネ部材を介して移動可能に設けられているので、望ましくは案内箱21内に位置調整可能に設けるべきである。
【0014】
ここで、まず取付けケースの一例としての案内箱21について説明する。案内箱21は、例えば上框1aの戸先側に形成した切欠部に嵌合する。この場合案内箱21は上框1aに固定的に取付けられるが、案内箱21の上壁22と上框1aの上端面とが同一水平面上に位置するように取付けるのが望ましい。しかして、前記上壁22の中央部には比較的大きい矩形状の窓23が形成され、また上壁22並びに底壁24の左右には、左右一対のガイド螺杆25用の貫通孔26、26が形成されている。なお、前記ガイド螺杆25の頭部25aは、上壁22と面一になるように上壁22側の断面段差状貫通孔26内に嵌合している。
【0015】
次に固定電極部材20について説明する。固定電極部材20は、案内箱21の窓23から出没できるように左右一対のガイド螺杆25、25を介して該案内箱21に内装された断面凸状の調整板30と、この調整板30の凸状中央部に金属片31を介して埋設された固定磁石32と、この固定磁石32の左右に位置するように前記調整板30の突部に形成された貫通状嵌合孔33にそれぞれ嵌合する固定電極34と、これらの固定電極34に一端部が接続されると共に、他端部は前記貫通状嵌合孔33を介して案内箱21の内部空間28へと案内された結線用リード線35とから成る。
【0016】
しかして、前記調整板30は、左右のガイド螺杆25とそれぞれ螺合するメネジ36を有すると共に、固定電極34は導体なので、絶縁材料で形成されている。また前記結線用リード線35を案内箱21内で結線しない場合を考慮し、案内箱21の底壁24或いは側壁にはリード線35用の適当な孔が形成されている。
【0017】
ところで、固定電極34の大きさや形状は、特に問わないが、望ましくは上框1aの長さ方向(引戸の開閉方向)に長くし、また後述の可動電極の接触面と大きく面接触するようにその接触面を偏平状にすべきである。また固定電極34の取付け位置は、後述する可動電極部材の可動電極の取付け箇所に対応せざるを得ないが、固定電極20が導電性の金属であること、引戸側リード線7と電気錠側の電線との結線の容易性等を考慮し、望ましくは引戸1の上框1aの引戸開放側端部にすべきである。
【0018】
次に前記固定電極部材20に対応する可動電極部材40について説明する。可動電極部材40は戸枠1の上枠6に取付けられた支持ボックス41及び支持バネ42を介し、本実施例では上下動可能に設けられている。なお、この可動電極部材40は、引戸用通電金具Xを、引戸1の縦框1bと、この縦框1bに対向する戸枠3のたて枠8に取付ける場合には、支持ボックス41等に水平移動可能に設けられる。
【0019】
ここで、まず支持ボックス41について説明する。支持ボックス41は、固定電極部材20に対向するように上枠6内に嵌め込まれ、固着具43を介して上枠6に固着される。
【0020】
しかして、支持ボックス41は、図7で示すように本実施例では固着具43が係合するネジ孔44を有する取付けフランジ部45と、この取付けフランジ部45に連設する下側開口46の嵌合ボックス部47とから成り、前記嵌合ボックス部47の内部上壁48の中央部にはリード線用導入孔49が形成されている。したがって、例えば嵌合ボックス部47内で結線する場合には、制御盤側のリード線10a、10bの接続部を前記線導入孔49を介して嵌合ボックス部47の内部空間50ヘと導く必要がある。
【0021】
次に可動電極部材40について説明する。可動電極部材40は、上端部が支持ボックス41の嵌合ボックス部47の内部上壁48に取付けられた複数個の復帰用支持バネ42を介し、望ましくは後述する移動板が嵌合ボックス部47の内部空間50内に位置するように設けられている。
【0022】
しかして、この可動電極部材40は、左右一対の支持バネ42を介して嵌合ボックス部47の内部空間50内に水平状態に支持された絶縁性移動板55と、この絶縁性移動板55の中央部に任意形状の金属支持片56を介して設けられ、かつ、固定電極部材20の固定磁石32の極性に対応して吸着する可動磁石57と、この可動磁石57の左右に位置すると共に、固定電極部材20の固定電極34に接触することができるように絶縁性移動板55に設けられた左右一対の可動電極58とから構成されている。
【0023】
しかして、前記可動電極58は、本実施例では絶縁性移動板55に形成された小径の垂直ガイド孔59を貫通するガイドバー60と、上端部(端子部)に周設され、かつ、絶縁性移動板55の上面と常時当接するストッパー61と、下端部に突起状に設けられ、かつ、固定電極34に接触する弧状面或いは球面の接触部62とを有し、前記突起状接触部62と絶縁性移動板55の下面との間のガイドバーの部位には、押しバネ63が装着されている。
【0024】
ところで、この押しバネ63は、支持ボック41を上枠6に取付けた(可動電極部材40を水平状態に配設した)場合には、可動電極58が自重で下降するので必ずしも必要ではないが、支持ボック41をたて枠8に取付けた(可動電極部材40を垂直状態に配設した)場合には、可動電極58を復帰させるために必要である。なお、可動電極58のガイドバー60の上端部(端子部)には制御盤側のリード線10a、10bがそれぞれ結線されている。
【0025】
上記構成に於いて、図2及び図3が引戸1の閉鎖時の通電状態を示す各説明図である。この場合引戸1側の固定電極部材20は、支持ボックス41内の可動電極部材40の下方へと入り込んで来るので、可動電極部材40は、復帰用支持バネ42のバネ力に抗して支持ボックス41の内部空間50内から飛び出す。その結果、可動電極部材40の可動磁石57は固定電極部材20の固定磁石32にそれぞれ吸着すると同時に、可動電極部材40の左右の可動電極58は、固定電極部材20の固定電極34に押しバネ63のバネ力に抗してそれぞれ接触する。したがって、制御盤4からリード線10、引戸用通電金具X、リード線7をそれぞれ介し、電気錠2へと施錠信号又は解錠信号を送ることが可能になる。
【0026】
一方、図4及び図5が引戸1の開放時の非通電状態を示す各説明図である。例えば引戸1の閉鎖中に電気錠2へ解錠信号用リード線10b、引戸用通電金具X等を介して解錠信号が送られると、電気錠2の係合錠杆2aは受け金具9から外れる。そこで、引戸1を開放すると、固定電極部材20の固定磁石32は、支持ボックス41から飛び出し中の可動電極部材40の可動磁石57からスライドしなから離れる。そうすると、可動電極部材40は、左右の支持バネ42の復帰(収縮)力により支持ボックス41内へと後退する。
【0027】
【実施例】
図2乃至図7の第1実施例に於いて、可動電極部材40を備えた支持ボックス41を戸枠3のたて枠8の上部内に取付け、一方、固定電極部材20を備えた案内箱21を引戸1の縦框1b内に固定しても良い。
【0028】
また固定電極部材20の磁石32と固定電極34は、調整板30を介して一体的に配設されているが、例えば磁石32を固定電極34に内蔵したり、或いは固定磁石32を固定電極34の側壁に貼着したりする等固定磁石32と固定電極34とを直接一体にしても良い。この点は可動電極部材40の可動磁石57と可動電極58との関係も同様である。
【0029】
また図8で示すように支持ボックス41Aと案内箱21Aとの位置を入れ替え、可動電極部材40Aを備えた支持ボックス41Aを引戸1Aの上框1aに、一方、固定電極部材20Aを備えた案内箱21Aを戸枠3Aの上枠6内に固定的に取付けても良い。この場合支持ボックス41Aと可動電極部材40Aを連結する復帰用支持バネ42Aは、必ずしも設ける必要はない。けだし、引戸1Aを開け、可動電極部材40A側の可動磁石57Aが固定電極部材20A側の固定磁石32Aから離れると、可動電極部材40Aはその自重で支持ボックス41Aの内部空間50A内で自然落下するからである。したがって、このような実施例の場合には、移動板55Aに複数の案内側壁を適宜に形成するのが望ましい。
【0030】
また図2乃至図7で示した第1実施例及び図8で示す第1実施例の取付箇所の変形例に於いて、固定電極部材20(20A)の固定磁石32(32A)が単なる金属部材(ブロック、板等)であっあり、又は逆に可動電極部材40(40A)の可動磁石57(57A)が単なる金属部材(ブロック、板等)であっありしても良い。要は引戸1(1A)の閉鎖時に、可動電極部材40(40A)又は固定電極部材20(20A)に設けられた少なくとも1個以上の磁石を介し、互いの電極34、58が接触するように可動電極部材40(40A)が固定電極部材20(20A)に吸着すれば良い。
【0031】
次に図9乃至図11で示す本発明の第2実施例について説明する。なお、この実施例の説明に当って、前記第1実施例と同一の部分には同一又は同様の符合を付し、重複する説明を省略する。
【0032】
第2実施例は、案内箱21B内に位置調整可能に設けられた固定電極部材20Bの固定磁石32Bが、調整板30Bに間隔を有して2個設けられている点、これに対応して支持ボックス41B内の可動電極部材40Bの可動磁石57Bが、移動板55Bに金属支持片56Bを介して2個設けられている点である。
【0033】
また固定電極部材20Bの前記調整板30Bの左右の貫通状嵌合孔33Bがやや大き目に形成され、一対の固定電極34Bがこれらの貫通状嵌合孔33Bに落ち込んだ状態で嵌合していると共に、可動電極部材40Bの可動電極58Bの弧状接触部62Bが前記貫通状嵌合孔33Bのテーパー状縁部65に摺接する点である。
【0034】
このように構成すると、第1の特徴点に於いて、固定電極部材20Bと可動電極部材40Bとの関係で、磁石32B、57Bを中心とする磁場を大きくすることができ、また第2の特徴点に於いて、図11で示すように引戸1Bの開放時に可動電極58Bの弧状接触部62Bが貫通状嵌合孔33Bのテーパー状縁部65に摺接するので、可動電極58Bに付着したゴミ70を少しでも除去することができる。
【0035】
なお、この第2実施例に於いても、一方が金属部材であり、他方がこの金属部材に吸着する複数個の磁石であっても、第1実施例と同様の効果を達成することができる。また可動電極部材40Bを備えた支持ボックス41Bを引戸1Bの上框1aに、一方、固定電極部材20Bを備えた取付けケース21Bを戸枠3の上枠6内に固定的に取付けても良い。
【0036】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙するような効果がある。
(1)引戸の閉めると、可動電極部材は、少なくとも可動電極部材又は固定電極部材のいずれか一方に設けた磁石の磁力により、支持ボックス内の復帰用支持バネのバネ力に抗して戸枠又は引戸から飛び出して固定電極部材に吸着すると共に、可動電極部材側の可動電極と固定電極部材側の固定電極とが接触する。一方、引戸を開くと、可動電極部材は復帰用支持バネのバネ力により、戸枠又は引戸内に後退する。したがって、引戸と戸枠との間に多少のスキマがあっても、引戸の開閉に対応して、必ず非通電又は通電状態になる。それ故に、引戸の閉め具合や引戸と戸枠とのスキマ如何により、固定電極と可動電極との接触不良が生じることを極力回避することができる。
(2)一方の電極(例えば固定電極)の接触面を大きくすると、作業員がある程度の熟練を要しなくても、いわゆる「アバウトの感覚」で通電金具を取付けることができる。
(3)可動電極部材は、引戸を開くと固定電極部材から離れると共に、戸枠又は引戸内の支持ボックス或いは取付けケース内に略後退する。したがって、通電金具の点検や修理の際に引戸を戸枠から容易に取り外すことができる。
(4)引戸の閉鎖時に於ける磁場を極力強くし、よって、引戸の閉鎖状態、或いは引戸と戸枠とのスキマ等の事情により、固定電極と可動電極との接触不良が生じないようにすることができる。
(5)請求項6記載の発明は、可動電極部材の可動電極に付着したゴミを引戸開放時に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
図1乃至図7は本発明の第1実施例を示す各説明図。図8は第1実施例の取付け箇所の変形例を示す説明図、図9乃至図11は第2実施例を示す各説明図である。
【図1】引戸用通電金具Xの実施の形態を示す説明図。
【図2】引戸の閉鎖時の通電状態を示す説明図。
【図3】図2の3−3線方向から見た概略説明図。
【図4】引戸の開放時の非通電状態を示す説明図。
【図5】図4の5−5線方向から見た概略説明図。
【図6】要部(固定電極部材を備えた取付けケース)の説明図。
【図7】要部(可動電極部材を備えた支持ボックス)の説明図。
【図8】第1実施例に於いて、可動電極部材と固定電極部材の取付け箇所を入れ替えた場合の説明図。
【図9】第2実施例の図2と同様の図。
【図10】第2実施例の図3と同様の図。
【図11】第2実施例の要部の説明図。
【符号の説明】
X…引戸用通電金具、1、1A、1B…引戸、1a…上框、1b…縦框、2…電気錠、3、3A…戸枠、4…制御盤、6、6a…上枠、7…引戸側リード線、8…たて枠、9…受け金具、10…制御盤側のリード線、20、20A、20B…固定電極部材、21、21A、21B…取付けケース(案内箱)、23…窓、25…ガイド螺杆、28、50、50A…内部空間、30、30B…調整板、32、32A、32B…固定磁石、33、33B…嵌合孔、34、34B…固定電極、35…結線用リード線、40、40A、40B…可動電極部材、41、41A…支持ボックス、42、42A…支持バネ、47…嵌合ボックス部、55、55A、55B…移動板、56、56B…金属支持片、57、57A、57B…可動磁石、58、58B…可動電極、60…ガイドバー、62…接触部、63…押しバネ、テーパー状縁部、70…ゴミ。
Claims (5)
- 引戸1の框に取付けられかつ引戸側のリード線7を介して電気錠2に接続される固定電極部材20を備えた取付けケース21と、戸枠1に取付けられかつ戸枠側のリード線10を介して制御盤4に接続される可動電極部材40を備えた支持ボックス41とから成る引戸用通電金具に於いて、前記可動電極部材40は、支持ボックス41の内部空間50内に左右一対の復帰用支持バネ42を介して水平状態に支持された絶縁性移動板55と、この絶縁性移動板55にガイドバー60が上下動可能に設けられ、かつ、押しバネ63を備えた左右一対の可動電極58とから構成され、引戸1の閉鎖時、前記可動電極部材40は、対向する固定電極部材20に対し、前記復帰用支持バネ42のバネ力に抗して上下方向へ移動し、少なくとも固定電極部材20又は可動電極部材40に設けられた1個以上の磁石(32又は57)を介して両部材20、40は互いに吸着すると共に、前記左右一対の可動電極58は、前記支持ボックス41から飛び出して固定電極34に圧接状態に接触することを特徴とする引戸用通電金具。
- 請求項1に於いて、取付けケース21は案内箱であり、この案内箱に設けられた固定電極部材20は、案内箱21に設けられたガイド螺杆25を介して進退動する調整板30と、この調整板30に設けられかつ可動電極部材40の可動磁石57に対向するように案内箱21に形成された窓23に臨む固定磁石32と、この固定磁石32に調整板30を介して一体的に設けられた固定電極34とを備えることを特徴とする引戸用通電金具。
- 請求項1に於いて、可動電極部材40Aを備えた支持ボックス41Aを引戸1Aの上框1aに、一方、固定電極部材20Aを備えた案内箱21Aを戸枠3Aの上枠6内に固定的に取付けることを特徴とする引戸用通電金具。
- 引戸1Bの框に取付けられかつ引戸側のリード線7を介して電気錠2に接続される固定電極部材20Bを備えた取付けケース21Bと、戸枠1に取付けられかつ戸枠側のリード線10を介して制御盤4に接続される可動電極部材40Bを備えた支持ボックス41Bとから成る引戸用通電金具に於いて、前記固定電極部材41Bは、支持ボックスBの内部空間50内に左右一対の復帰用支持バネ42を介して水平状態に支持された絶縁性移動板55Bと、この絶縁性移動板55Bにガイドバー60が上下動可能に設けられ、かつ、押しバネ63を備えた左右一対の可動電極58Bとから構成され、引戸1Bの閉鎖時、前記可動電極部材40Bは対向する固定電極部材20Bに対し、前記復帰用支持バネ42のバネ力に抗して上下方向へ移動し、少なくとも固定電極部材20B又は可動電極部材40Bに設けられた1個以上の磁石(32B又は57B)を介して両部材20B、40Bは互いに吸着すると共に、前記左右一対の可動電極58は、前可支持ボックス41から飛び出して固定電極34Bに圧接状態に接触し、一方、引戸1Bの開放時に於いて、可動電極部材40Bの可動電極58Bの接触部62Bが固定電極34Bに多少落ち込んだ状態で嵌合する嵌合孔33Bのテーパー状縁部65に摺接することを特徴とする引戸用通電金具。
- 請求項4に於いて、可動電極部材40Bを備えた支持ボックス41Bを引戸1Bの上框1aに、一方、固定電極部材20Bを備えた取付けケース21Bを戸枠3の上枠6内に固定的に取付けることを特徴とする引戸用通電金具。
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