JP3963216B2 - 受付方法、情報提供方法、受付システム、受付サーバ、及びコンピュータプログラム - Google Patents

受付方法、情報提供方法、受付システム、受付サーバ、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、業務依頼の受付を行う受付方法、受付システム、及び該受付システムを実現するためのコンピュータプログラム、並びに業務依頼の受付に係る情報を提供する情報提供方法及び受付サーバに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、顧客からの業務依頼を受付けるコールセンタでは、依頼された業務の実施希望日時をオペレータが顧客に伺った後、業務の遂行を請負う担当店と電話連絡をとり、顧客の実施希望日時に業務を実施することが可能か否かを問い合わせていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の方法では、顧客から業務依頼を受けた際にオペレータが顧客の居所に最も近い担当店を探し出して、電話連絡により顧客の希望日時に業務を遂行することができる者がいるか否かを担当店に確認しなければならず、オペレータは煩わしさを感じることがあり、また、顧客に対し速やかに対応出来ない場合があった。
【0004】
そこで、各担当店、各業務毎に業務担当者の余力を効率的に管理でき、オペレータが担当店に逐次連絡をして確認することなく、速やかに顧客の応対ができる受付システムの開発が望まれていた。
【0005】
また、複数の業務がある場合、一の業務担当者が他の業務の担当を兼任することがあり、業務単位で担当者の余力を管理することができるだけでなく、各担当店の業務形態に応じ、相互補完できる業務についての情報が得られる受付システムの開発が望まれていた。
【0006】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、複数の処理について各処理毎に実行要求を受付ける際、各処理毎の処理可能数を予め定めておき、既に受付けた実行要求の数と前記処理可能数とに基づき、実行要求を受付けた処理の実行が可能であるか否かを判定し、前記処理の実行が不可能であると判定した場合、他の処理により実行可能であるか否かを判定することにより、実行要求を受付けることが可能であるか否かを速やかに判定することができる受付方法、受付システム、及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
【0007】
本発明の他の目的は、複数の受付形態に分類し、業務請負単位毎に予め選択された受付形態と既に受付けた各業務毎の実行依頼の件数とに基づき、各業務毎に実行依頼が受付可能であるか否かを判定し、判定した結果に関する情報を提供することにより、実行要求を受付けることが可能であるか否かについての情報を速やかに提供することができる情報提供方法及び受付サーバに関する。
【0008】
本発明の更に他の目的は、各業務毎の受付可能数を予め定められた時間帯毎に規定して、実行依頼を受付けた業務が可能であるか否かを各時間帯毎に判定し、判定した結果についての情報を提供することにより、時間帯毎に実行依頼を受付けることが可能であるか否かについての情報を提供することができる情報提供方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
第1発明に係る受付方法は、複数の業務について各業務毎の実行依頼を受付ける際、情報処理装置内のデータベースに記憶された情報に基づいて前記実行依頼の受付けが可能であるか否かを前記情報処理装置にて判定する受付方法において、業務を請負う各担当店が受付けることができる各業務毎の受付可能件数と一の業務の担当者が他の業務を実行可能であるか否かを定めた業務余力に関する管理パターンとをそれぞれ各担当店を識別するためのIDに関連付けて前記情報処理装置内のデータベースに予め記憶させておき、前記情報処理装置は、各担当店が既に受付けた各業務毎の件数を各担当店のIDに関連付けてデータベースに記憶させ、業務の実行依頼を受付けた場合、前記業務を請負う担当店のIDを取得し、取得した担当店のIDと関連付けて記憶してある各業務毎の受付可能件数、業務余力の管理パターン及び既存受付数をデータベースから読出し、読出した担当店における業務余力の管理パターンに従い、読出した受付可能件数及び既存受付数を用いて前記担当店の各業務毎の余力を算出し、算出した余力に基づいて前記業務依頼の受付けが可能であるか否かを判定することを特徴とする。
【0010】
第2発明に係る情報提供方法は、複数の業務について各業務毎の実行依頼を受付ける際、情報処理装置内のデータベースに記憶された情報に基づいて前記実行依頼が受付け可能であるか否かを前記情報処理装置が判定し、判定結果に係る情報を出力する情報提供方法において、業務を請負う各担当店が受付けることができる各業務毎の受付可能件数と一の業務の担当者が他の業務を実行可能であるか否かを定めた業務余力に関する管理パターンとをそれぞれ各担当店を識別するためのIDに関連付けて前記情報処理装置内のデータベースに予め記憶させておき、前記情報処理装置は、各担当店が既に受付けた各業務毎の件数を各担当店のIDに関連付けてデータベースに記憶させ、業務の実行依頼を受付けた場合、前記業務を請負う担当店のIDを取得し、取得した担当店のIDと関連付けて記憶してある各業務毎の受付可能件数、業務余力の管理パターン及び既存受付数をデータベースから読出し、読出した担当店における業務余力の管理パターンに従い、読出した受付可能件数及び既存受付数を用いて前記担当店の各業務毎の余力を算出し、算出した余力に基づいて前記業務依頼の受付けが可能であるか否かを判定し、判定結果を出力することを特徴とする。
【0011】
第3発明に係る情報提供方法は、第2発明に係る情報提供方法において、各担当店における各業務毎の受付可能件数予め定められた時間帯毎に規定されており、実行依頼を受付けた業務が受付可能であるか否かを各時間帯毎に判定し、判定結果を出力することを特徴とする。
【0012】
第4発明に係る受付システムは、複数の業務について各業務毎に実行依頼を受付け、受付けた実行依頼に関する情報を送信する端末装置と、該端末装置から送信される情報を受信した場合、前記実行依頼を受付けるか否かを判定し、判定結果を前記端末装置へ送信する受付サーバとを備える受付システムにおいて、前記端末装置は、業務を請負う担当店を識別するためのIDの入力を受付ける手段を備え、受付けた担当店のIDを前記実行依頼に関する情報と共に送信するようにしてあり、前記受付サーバは、各担当店が受付けることができる各業務毎の受付可能件数を各担当店のIDに関連付けて予め記憶するデータベースと、一の業務の担当者が他の業務を実行可能であるか否かを定めた業務余力に関する管理パターンを各担当店のIDに関連付けて予め記憶するデータベースと、各担当店が既に受付けた各業務毎の件数を各担当店のIDに関連付けて記憶するデータベースと、前記端末装置から送信される情報を受信した場合、業務を請負う担当店のIDを取得する手段と、取得した担当店のIDと関連付けて記憶してある各業務毎の受付可能件数、業務余力の管理パターン及び既存受付数を各データベースから読出す手段と、読出した担当店における業務余力の管理パターンに従い、読出した受付可能件数及び既存受付数を用いて前記担当店の各業務毎の余力を算出する手段と、算出した余力に基づいて前記業務依頼を受付けるか否かを判定する手段と、該手段による判定結果を前記端末装置へ送信する手段とを備え、前記端末装置は、前記受付サーバから送信される判定結果を受信し、受信した判定結果を表示するようにしてあることを特徴とする。
【0013】
第5発明に係る受付サーバは、複数の業務について各業務毎に実行依頼を受付ける際、該実行依頼の受付けが可能であるか否かを判定し、判定結果に係る情報を出力する受付サーバにおいて、業務を請負う各担当店が受付けることができる各業務毎の受付可能件数を各担当店を識別するためのIDに関連付けて予め記憶するデータベースと、一の業務の担当者が他の業務を実行可能であるか否かを定めた業務余力に関する管理パターンを各担当店のIDに関連付けて予め記憶するデータベースと、各担当店が既に受付けた各業務毎の件数を各担当店のIDに関連付けて記憶するデータベースと、業務の実行依頼を受付けた場合、前記業務を請負う担当店のIDを取得する手段と、取得した担当店のIDと関連付けて記憶してある各業務毎の受付可能件数、業務余力の管理パターン及び既存受付数を各データベースから読出す手段と、読出した担当店における業務余力の管理パターンに従い、読出した受付可能件数及び既存受付数を用いて前記担当店の各業務毎の余力を算出する手段と、算出した余力に基づいて前記業務依頼を受付けるか否かを判定する手段とを備え、該手段による判定結果に係る情報を出力するようにしてあることを特徴とする。
【0014】
第6発明に係るコンピュータプログラムは、複数の業務について各業務毎の実行依頼を受付ける際、コンピュータ内のデータベースに記憶された情報に基づいて前記実行依頼の受付けが可能であるか否かを判定させるコンピュータプログラムにおいて、業務を請負う各担当店が受付けることができる各業務毎の受付可能件数と一の業務の担当者が他の業務を実行可能であるか否かを定めた業務余力に関する管理パターンとをそれぞれ各担当店を識別するためのIDに関連付けて前記データベースに予め記憶させておき、コンピュータに、各担当店が既に受付けた各業務毎の件数を各担当店のIDに関連付けてデータベースに記憶させるステップと、コンピュータに、業務の実行依頼を受付けた場合、前記業務を請負う担当店のIDを取得させるステップと、コンピュータに、取得させた担当店のIDと関連付けて記憶してある各業務毎の受付可能件数、業務余力の管理パターン及び既存受付数をデータベースから読出させるステップと、コンピュータに、読出させた担当店における業務余力の管理パターンに従い、読出させた受付可能件数及び既存受付数を用いて前記担当店の各業務毎の余力を算出させるステップと、コンピュータに、算出させた余力に基づいて前記業務依頼の受付けが可能であるか否かを判定させるステップとを有することを特徴とする。
【0015】
本発明にあっては、各処理毎の処理可能数を予め定めておき、既に受付けた実行要求の数と処理可能数とに基づき、実行要求を受付けた処理の実行が可能であるか否かを判定し、前記処理の実行が不可能であると判定した場合、他の処理により実行可能であるか否かを判定するようにしている。したがって、例えば、複数の処理を行う各担当店が処理可能件数を予め定めておくことによって、各担当店、各処理毎に処理を実行する担当者の余力を効率的に管理することができ、処理の実行要求を受付けた者が担当店に逐次連絡をして確認することなく、処理の実行が可能であるか否かについての情報を得ることができるため、速やかな顧客の応対が可能となる。
【0016】
また、本発明にあっては、各業務毎の受付可能件数と、一の業務が他の業務により実行可能であるか否かとを規定した受付形態が、業務請負単位毎に予め選択されており、選択された受付形態と既に受付けた各業務毎の実行依頼の件数とに基づき、各業務毎に実行依頼が受付可能であるか判定し、判定した結果を提供するようにしている。したがって、例えば、業務の実行を請負う各担当店は、その業務形態に応じて柔軟に受付形態を選択することができ、選択された受付形態に応じ、複数の業務間にて相互補完できる業務についての情報を提供することが可能となる。
【0017】
更に、本発明にあっては、各業務毎の受付可能数を予め定められた時間帯毎に規定して、業務依頼を受付けた業務が可能であるか否かを各時間帯毎に判定するようにしている。したがって、時間帯毎に業務の受付余力を管理することが可能となる。
【0018】
更に、本発明にあっては、各業務毎の受付可能件数を予め定めておき、既に受付けた業務依頼の件数と受付可能件数とに基づき、業務依頼を受付けた業務の実行が可能であるか否かを判定し、前記業務の実行が不可能であると判定した場合、他の業務により実行可能であるか否かを判定するようにしている。したがって、例えば、各担当店、各業務毎に業務依頼の受付可能件数を予め定めておくことによって、各担当店、各業務毎に業務担当者の余力を効率的に管理することができ、業務依頼を受付けた者が担当店に逐次連絡をして確認することなく、業務の実行が可能であるか否かについての情報を得ることができるため、速やかな顧客の応対が可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
図1は本実施の形態に係る受付システムの構成を示す模式図である。図中200は、コールセンタ内にてオペレータが操作をする端末装置であり、該端末装置200には、後述する受付サーバ100及び自動分配機300が接続されている。コールセンタ内に設置された自動分配機300には、公衆電話回線網TNを介して顧客が利用する電話機500に接続される。
【0020】
コールセンタは、例えば、ガス会社によって運営されており、顧客からガス栓の開栓、閉栓、修繕等の業務依頼を電話にて受付けている。顧客は、電話機500を利用してガス栓の開栓、閉栓又は修繕の業務依頼をコールセンタ内のオペレータに音声により伝える。オペレータは業務依頼を受付ける際に、依頼内容、顧客の氏名、住所、業務の実施希望日時等を顧客に尋ねる。そして、オペレータは顧客の応答に基づき、端末装置200に依頼内容、顧客の氏名、住所、業務の実施希望日時等の情報を入力する。
【0021】
端末装置200に入力された依頼内容、顧客の氏名、住所、業務の実施希望日時等の情報は受付サーバ100へ送信される。受付サーバ100では、ガス栓の開栓、閉栓、修繕等の業務を取扱っている担当店の情報をデータベースに記憶しており、各担当店にて業務の受付件数に余力があるか否かを判定することによって、受付けた業務を顧客の実施希望日時に業務依頼が実施可能であるか否かを判定する。なお、各業務の受付件数の余力を業務余力と呼ぶ。
【0022】
また、受付サーバ100には、専用回線PLを介して指示サーバ400に接続されている。指示サーバ400は、指示サーバ400が属する地区の担当店の情報をデータベース化しており、各担当店における業務余力の年次計画、会議又は休日による業務余力の変更等の情報を各担当店から随時受付けている。各担当店から受付けた業務余力に関する情報は、専用回線PLを通じて受付サーバ100へ送信され、受付サーバ100が備えるデータベースが更新される。
【0023】
図2は、受付サーバ100の内部構成を示すブロック図である。図中101はCPUであり、バス102を介して後述する各ハードウェア各部に接続されていて、ROM103に格納された制御プログラムに従って、それらを制御する。RAM104は、SRAM又はフラッシュメモリ等で構成され、ROM103に格納された制御プログラムの実行時に発生するデータを記憶する。
【0024】
表示部105は、CRT、液晶ディスプレイ等の表示装置であり、入力部106は、キーボード、マウス等の入力装置である。表示部105及び入力部106は、例えば、担当店に関する情報を表示・入力する際に利用される。端末装置200を通じて、各種の情報を表示・入力する形態である場合には、表示部105及び入力部106を受付サーバ100に備えている必要はない。
【0025】
通信部107は、モデム等の回線終端装置を備えている。通信部107は、端末装置200からの要求に応じて担当店の業務余力に関する情報を端末装置200へ送信し、端末装置200から送信された業務依頼に関する情報を受信する。また、指示サーバ400から送信された各担当店の業務余力に関する情報、休日・会議に関する情報等を受信する。通信部107はこれらの情報の送受信の制御を行う。
【0026】
内部記憶装置109は、ハードディスクのような記憶装置からなり、記憶領域の一部は、各担当店に関する情報を記憶する担当店マスタ109a、各担当店の業務余力の形態を分類した余力チェックパターンデータベース(余力チェックパターンDB)109b、各担当店にて受付けることが可能な最大件数が時間帯毎、業務毎に記憶してある受付管理データベース(受付管理DB)109c、各担当店にて受付けた件数を記憶した既存受付データベース(既存受付DB)109dとして用いられており、必要に応じて各種データベースにアクセスし、情報の記憶及び読取り処理が行われる。
【0027】
なお、本実施の形態では、受付サーバ100の内部記憶装置109に各種データベースを備えているが、これらのデータベースは必ずしも受付サーバ100の内部にある必要はなく、受付サーバ100に接続したデータベースサーバを用意して、このデータベースサーバの内部に備える構成であってもよい。
【0028】
外部記憶装置108は、本発明のコンピュータプログラム及びデータを記録したCD−ROM等の記録媒体110からコンピュータプログラム及びデータを読取るCD−ROMドライブ等からなり、読取られたコンピュータプログラム及びデータは、内部記憶装置109に記憶される。
【0029】
内部記憶装置109に記憶されているコンピュータプログラム及びデータは、RAM104に読込まれ、CPU101が実行すること本実施の形態に係る受付サーバ100として動作する。
【0030】
図3は、端末装置200の内部構成を示すブロック図である。端末装置200は、電話機の機能を備えるコンピュータであり、CPU201を備えており、バス202を介して、ROM203、RAM204、表示部205、入力部206、通信部207、外部記憶装置208、及び内部記憶装置209等の各種ハードウェアに接続されている。ROM203に格納された制御プログラムを実行することで各ハードウェアを制御する。
【0031】
通信部207は、受付サーバ100及び自動分配機300へ接続されている。通信部207は、受付サーバ100へ接続し、各担当店の業務余力に関する情報等の送信要求をすると共に、受付サーバ100から送信された各種の情報を受信する。また、通信部207は、自動分配機300を介して顧客の電話機500へ接続され、端末装置200と電話機500との間で音声情報の送受信を行う。通信部207ではこれらの各種情報の送受信を制御している。
【0032】
外部記憶装置208は、CD−ROMドライブのような記憶装置からなり、内部記憶装置209は、ハードディスクのような記憶装置からなる。内部記憶装置209には、例えば、受付サーバ100から送信される各種の情報を表示するためのアプリケーション・ソフトウェア、受付けた業務依頼の情報の入力するためのアプリケーション・ソフトウェア等が予めインストールされている。
【0033】
音声応答部210には、顧客の電話機500から送信された音声情報を外部に出力するためのスピーカのような拡声手段(不図示)、オペレータの音声を入力して音声情報に変換するマイクロホンのような受音手段(不図示)を備えている。
【0034】
図4は、指示サーバ400の内部構成を示すブロック図である。指示サーバ400は、例えばパーソナルコンピュータであり、CPU401を備え、バス402を介して、ROM403、RAM404、表示部405、入力部406、通信部407、外部記憶装置408、及び内部記憶装置409等の各種ハードウェアに接続されており、ROM403に格納された制御プログラムを実行することで各ハードウェアを制御する。
【0035】
通信部407は、専用回線PLを介して受付サーバ100へ接続されている。通信部407は、受付サーバ100へ接続し、各担当店の業務余力に関する情報を必要に応じて送信する。
【0036】
外部記憶装置408は、CD−ROMドライブのような記憶装置からなり、内部記憶装置409は、ハードディスクのような記憶装置からなる。内部記憶装置409の記憶領域の一部は、担当店に関する情報を記憶する担当店情報データベース409a(担当店情報DB)、各担当店の余力に関する情報が記憶されている余力テンプレートマスタ409bとして利用されており、必要に応じて情報の記憶及び読取り処理が行われる。
【0037】
図5は、各業務の余力管理について説明する模式図である。受付サーバ100では、開栓、閉栓、及び修繕の各業務に対する業務余力の管理(余力管理)を行っている。本実施の形態では、各業務を区別して管理せずに、トータルで余力管理をする形態(図5(a))、修繕のみを個別に余力管理する形態(図5(b))、各業務を個別に余力管理する形態(図5(c))の3つの形態に分類している。
【0038】
トータル余力管理では、更に2種類のパターン(余力チェックパターン)に分類している。パターン10では、各担当者が開栓、閉栓及び修繕の業務を行うことができる。したがって、実際には業務での区切りは必要ないが、便宜的に業務別に顧客からの依頼を割振る。パターン11では、開栓及び閉栓の担当者は、どちらの業務も行うことが可能であるが、修繕の業務は行うことができない。また、修繕の担当者は、修繕の業務のみならず、開栓及び閉栓の業務も行うことが可能である。したがって、開栓及び閉栓の業務依頼が余力を超えた場合であっても、修繕の担当者を賄うことにより業務を遂行することができる。
【0039】
修繕のみを個別に管理する形態、すなわちパターン20では、開栓及び閉栓の担当者はどちらの業務も行うことが可能であるが、修繕の業務を行うことはできない。また、修繕の担当者は修繕の業務のみ行うことができ、開栓及び閉栓の業務は行うことができない。
【0040】
各業務を個別に余力管理する形態、すなわちパターン30では、各業務の担当者は自分の担当業務のみを行うことが可能であり、その他の業務を行うことができない。したがって、各業務にて余力が超過する場合には、他の業務から担当者を賄うことができないため、それ以上業務依頼を受付ることができない。
【0041】
図6は、受付サーバ100が有するマスタディスク及びデータベースの一例を示す概念図である。図6(a)は、担当店マスタ109aの一例を示す概念図であり、担当店ID、担当店名、担当区分、責任者、及び電話番号が互いに関連付けられて記憶されている。図6(b)は、余力チェックパターンデータベース109bの一例を示す概念図であり、担当店ID及び余力管理のチェックパターンが互いに関連付けられて記憶されている。
【0042】
図6(c)は、受付管理データベース109cの一例を示す概念図であり、各担当店の担当店IDに対応させ、時間帯毎に各業務を受付けることができる最大件数が規定されている。時間帯は、9時から12時(AM)、13時から15時(PM1)、15時から17時(PM2)、そして17時以降(EVE)に分類されている。
【0043】
例えば、担当店ID=「S001」の担当店は、図6(b)に示した如く、余力チェックパターンが「11」であり、図6(c)に示した如く、時間帯が「AM」における受付最大件数は、開栓が10件、閉栓20件、修繕が30件である。図6(b)に示した担当店(担当店ID=「S001」)はチェックパターンを「11」に設定しているため、開栓の業務について受付けた件数が10件を超える場合であっても、閉栓又は修繕の業務の受付件数に余力がある場合、開栓業務の受付けを行うことが可能である。
【0044】
図6(d)は、既存受付データベース109dの一例を示す概念図であり、各担当店の担当店IDに対応させ、実際に顧客から受付けた業務依頼の件数を記憶している。例えば、図6(d)に示した例では、2001年3月29日に前記担当店では、時間帯「AM」に7件、時間帯「PM1」に6件、時間帯「PM2」に1件、時間帯「EVE」に0件の開栓業務依頼を受付けている。なお、時間帯「PM」の受付件数は、時間帯「PM1」又は時間帯「PM2」の何れかに実行すべき業務依頼の件数を示している。
【0045】
図7は、端末装置200の表示部205に表示される画面の一例を示す模式図である。受付けた業務依頼の内容、すなわち、開栓、閉栓又は修繕の区別、担当店ID、担当店名、実施希望日(訪問年月日)、実施希望時間帯(訪問時間帯)、顧客の氏名等の情報が業務依頼記入欄11に記入される。
【0046】
また、業務依頼記入欄11の下部に配置される余力チェックボタン12、又は受付ボタン13が押下操作された場合、第1候補の担当店の担当店ID及び担当店名が夫々の表示欄15a,15bに表示されると共に、当該担当店の余力が余力テーブル16に表示される。
【0047】
余力テーブル16には、業務依頼記入欄11に入力された訪問年月日付近の業務余力が各時間帯毎にシンボリックに示されている。すなわち、業務依頼記入欄11で入力された業務について、依然として受付可能である場合には「○」で示され、受付件数が余力を超過しており、すでに受付ることができない場合には「×」で示されている。なお、「○」、「×」が表示される升目の背景色を受付件数に応じて変更することも可能である。例えば、受付件数が残り1件になったときに、例えば、背景色を白色から黄色に変更することによって、受付を行う端末装置200のオペレータに注意を喚起することが可能となる。
【0048】
また、第2候補の担当店の担当店ID、担当店名が夫々の表示欄17a,17bに示され、当該担当店の余力が余力テーブル18に表示される。
ここで、第1候補の担当店には、業務依頼記入欄11で入力された担当店が選択され、第2候補の担当店には、第1候補の担当店に地理的に最も近い担当店が選択される。なお、図7に示した例では、第2候補までを表示させているが、第3候補以降の担当店を表示させてもよいことは勿論のことである。
【0049】
図8は、本実施の形態に係る受付システムの処理手順を示したフローチャートである。端末装置200では、図7に示した如き画面を表示させることによって受付を開始する(ステップS1)。そして、余力チェックボタン12が押下操作されたか否かを判断し(ステップS2)、余力チェックボタン12が押下操作されていない場合(S2:NO)、受付ボタン13が押下操作されたか否かを判断する(ステップS3)。受付ボタン13が押下操作されていない場合(S3:NO)、処理をステップS2へ戻す。
【0050】
余力チェックボタン12又は受付ボタン13が押下操作された場合(S2,S3:YES)、業務依頼入力欄11に受付けた情報の入力があるか否かを判断する(ステップS4)。受付けた情報の入力がない場合(S4:NO)、処理をステップS2へ戻す。
【0051】
業務依頼入力欄11に受付けた情報の入力がある場合(S4:YES)、受付けた情報を受付サーバ100へ送信する(ステップS5)。
【0052】
端末装置200から送信された情報を受付サーバ100にて受信した場合(ステップS6)、担当店マスタ109aから担当店に関する情報を取得する(ステップS7)。そして、余力チェックパターンデータベース109bから担当店の余力チェックパターンを取得する(ステップS8)。次いで、受付管理データベース109cからその担当店の受付可能数を取得する(ステップS9)。次いで、既存受付データベース109dから既存受付数を取得する(ステップS10)。
【0053】
次いで、ステップS8からステップS10で取得した余力チェックパターン、受付可能数、及び既存受付数に基づいて後述するパターン別余力算出処理を行う(ステップS11)。そして、顧客の希望日の前後数日の各時間帯に業務を行うことが可能であるかを判定して、受付を行うか否かの判定をする(ステップS12)。判定された結果は、端末装置200へ送信される(ステップS13)。
【0054】
端末装置200にて、判定された結果を受信した場合(ステップS14)、その情報を余力テーブル16,18に表示する(ステップS15)。
【0055】
図9及び図10は、パターン別余力算出処理の手順を示したフローチャートである。まず、余力チェックパターンデータベース109bから取得された余力チェックパターンがパターン10であるか否かを判断する(ステップS21)。余力チェックパターンがパターン10である場合(S21:YES)、パターン10の余力管理形態に従い余力を算出する(ステップS22)。
【0056】
余力チェックパターンがパターン10でない場合(S21:NO)、余力チェックパターンデータベース109bから取得された余力チェックパターンがパターン11であるか否かを判断する(ステップS23)。余力チェックパターンがパターン11である場合(S23:YES)、パターン11の余力管理形態に従い余力を算出する(ステップS24)。
【0057】
余力チェックパターンがパターン11でない場合(S23:NO)、余力チェックパターンデータベース109bから取得された余力チェックパターンがパターン20であるか否かを判断する(ステップS25)。余力チェックパターンがパターン20である場合(S25:YES)、パターン20の余力管理形態に従い余力を算出する(ステップS26)。
【0058】
余力チェックパターンがパターン20でない場合(S25:NO)、余力チェックパターンデータベース109bから取得された余力チェックパターンがパターン30であるか否かを判断する(ステップS27)。余力チェックパターンがパターン30である場合(S27:YES)、パターン30の余力管理形態に従い余力を算出する(ステップS28)。
【0059】
次いで、「AM」又は「EVE」の時間帯についての余力算出か否かを判断する(ステップS29)。「AM」又は「EVE」の時間帯についての余力算出である場合(S29:YES)、各パターンの余力管理形態に従って算出した値を返す。
【0060】
次いで、「AM」及び「EVE」の時間帯についての余力算出でない場合(S29:NO)、「PM1」の時間帯についての余力算出であるか否かを判断する(ステップS30)。
【0061】
「PM1」の時間帯での余力算出である場合(S30:YES)、PM2残余力数がPM受付数以上であるか否かを判断する(ステップS32)。ここで、PM2残余力数は、時間帯「PM2」において更に受付けることができる件数であり、また、PM受付数として、「PM1」、「PM2」、及び「PM」の各時間帯で既に受付けている件数を足し合わせた値である。
【0062】
PM2残余力数がPM受付数以上である場合(S32:YES)、PM1残余力数として、各パターンの余力管理形態に従って算出した値を返し、PM2残余力数として、各パターンの余力管理形態に従って算出した値からPM受付数を差引いた値を返す(ステップS33)。
【0063】
また、PM2残余力数がPM受付数より小さい場合(S32:NO)、PM1残余力数として、各パターンの余力管理形態に従って算出した値からPM受付数とPM2残余力数との差を差引いた値を返し、PM2残余力数として零値を返す(ステップS34)。
【0064】
「PM1」の時間帯での余力算出でない場合(S30:NO)、「PM2」の時間帯での余力算出であるか否かを判断する(ステップS31)。
【0065】
「PM2」の時間帯での余力算出である場合(S31:YES)、PM1残余力数がPM受付数以上であるか否かを判断する(ステップS35)。
【0066】
PM1残余力数がPM受付数以上である場合(S35:YES)、PM1残余力数として、各パターンの余力管理形態に従って算出した値からPM受付数を差引いた値を返し、PM2残余力数として、各パターンの余力管理形態に従って算出した値を返す。(ステップS36)。
また、PM1残余力数がPM受付数より小さい場合(S35:NO)、PM1残余力数として零値を返し、PM2残余力数として、各パターンの余力管理形態に従って算出した値からPM受付数とPM1残余力数との差を差引いた値を返す(ステップS37)。
【0067】
以下、図9及び図10のフローチャートについて具体的な適用例について説明する。各業務の受付最大可能数が表1に示した如く規定されており、時間帯「AM」又は「EVE」に属するある時点での既存受付数が表2に示した通りであった場合を考える。
【0068】
【表1】
Figure 0003963216
【0069】
【表2】
Figure 0003963216
【0070】
余力チェックパターンがパターン10である場合、開栓、閉栓、修繕の各残余力数は、MaxAll-(UkeK+UkeH+UkeS)により算出され、表1及び表2に基づき算出した場合、43(=60−(6+4+7))となる。
【0071】
余力チェックパターンがパターン11である場合、開栓、閉栓、修繕の各残余力数は、以下のように算出される。
まず、開栓、閉栓の残余力数は、修繕に残余力が無い場合、MaxAll-(UkeK+UkeH+BaseS)により算出され、修繕に残余力がある場合、MaxAll-(UkeK+UkeH+UkeS)により算出される。したがって、表1及び表2に示した例では、修繕に残余力があるため、開栓及び修繕の残余力数は、43(=60−(6+4+7))となる。
【0072】
修繕の残余力数は、開栓又は閉栓の受付け件数が最大受付件数を超過している場合、修繕の残余力から賄うため、MaxAll-(UkeK+UkeH+UkeS)となる。また、開栓及び閉栓に残余力がある場合、修繕の残余力数は、BaseS-UkeSにより算出される。すなわち、表1及び表2に示した例では、開栓及び閉栓に残余力があるため、23(=30−7)により算出される。
【0073】
また、余力チェックパターンが、パターン20及びパターン30である場合も、同様にして算出することができる。
【0074】
次いで、業務に実施希望時間帯が「PM1」、「PM2」、又は「PM」である場合の各業務の残余力数の算出について説明する。各業務の受付最大可能数が表3に示した如く規定されており、時間帯「PM1」、「PM2」又は「PM」に属するある時点での既存受付数が表4に示した通りであった場合を考える。
【0075】
【表3】
Figure 0003963216
【0076】
【表4】
Figure 0003963216
【0077】
「PM1」の残余力数は、「PM」全受付数が「PM2」の残余力を超過するまで前述と同様に算出する。すなわち、「PM2」の残余力を超過するまで、「PM2」の残余力により「PM」の受付を賄う。また、「PM2」の残余力数は、「PM」全受付数が「PM1」の残余力を超過するまで前述と同様に算出する。すなわち、「PM1」の残余力を超過するまで、「PM1」の残余力により「PM」の受付を賄う。ここで、「PM」全受付数とは、PM1」、「PM2」、「PM」の各受付数(=SumUkeAll#PM)の合計(=UkeK#PM+UkeH#PM+UkeS#PM)である。
【0078】
余力チェックパターンがパターン10である場合、時間帯が「PM」の開栓、閉栓、修繕の残余力数は、(Yoryoku#PM1+Yoryoku#PM2)-SumUkeAll#PMにより算出される。ここで、Yoryoku#PM1,Yoryoku#PM2は、「AM」及び「EVE」の残余力数の算出方法と同じ手法により算出した「PM1」、「PM2」の残余力数である。
【0079】
表3及び表4に示した例では、Yoryoku#PM1が43(=60−(6+4+7))となり、Yoryoku#PM2が13(=30−(3+5+8))となる。また、「PM」全受付数(SumUkeAll#PM)は、9(=6+2+1)である。
したがって、「PM」の開栓、閉栓、修繕の残余力数は、48(=(43+14)−9)となる。
【0080】
「PM1」の開栓、閉栓、修繕の残余力数は、「PM2」の残余力により「PM」受付を賄える場合、Yoryoku#PM1であり、「PM2」の残余力を超過する場合、(Yoryoku#PM1+Yoryoku#PM2)-SumUkeAll#PMにより算出する。表3及び表4に示した例では、「PM2」の残余力で「PM」受付を賄えるため、開栓、閉栓、修繕の残余力数はそれぞれ43となる。
【0081】
「PM2」の開栓、閉栓、修繕の残余力数は、「PM1」の残余力により「PM」受付を賄える場合、Yoryoku#PM2であり、「PM1」の残余力を超過する場合、(Yoryoku#PM1+Yoryoku#PM2)-SumUkeAll#PMにより算出する。表3及び表4に示した例では、「PM1」の残余力で「PM」受付を賄えるため、開栓、閉栓、修繕の残余力数はそれぞれ14となる。
【0082】
また、余力チェックパターンが、パターン11、パターン20及びパターン30である場合も、同様にして算出することができる。
【0083】
なお、本実施の形態では、受付サーバ100に端末装置200を1台のみ接続する形態であったが、端末装置200を複数台接続する形態であってもよい。このとき、顧客の電話機500からの呼出信号を自動分配機400が受信した場合、電話機500と接続する端末装置200を自動分配機400にて選択する形態であってもよい。
【0084】
なお、本実施の形態では、ガス会社によって運営されている受付システムの形態について説明したが、ガス会社に限定されるものではなく、業務の依頼を電話にて受付ける各種の業界に適用できることは勿論のことである。
【0085】
【発明の効果】
以上、詳述したように、本発明にあっては、各処理毎の処理可能数を予め定めておき、既に受付けた実行要求の数と処理可能数とに基づき、実行要求を受付けた処理の実行が可能であるか否かを判定し、前記処理の実行が不可能であると判定した場合、他の処理により実行可能であるか否かを判定するようにしている。したがって、例えば、複数の処理を行う各担当店が処理可能件数を予め定めておくことによって、各担当店、各処理毎に処理を実行する担当者の余力を効率的に管理することができ、処理の実行要求を受付けた者が担当店に逐次連絡をして確認することなく、処理の実行が可能であるか否かについての情報を得ることができるため、速やかな顧客の応対が可能となる。
【0086】
また、本発明にあっては、各業務毎の受付可能件数と、一の業務が他の業務により実行可能であるか否かとを規定した受付形態が、業務請負単位毎に予め選択されており、選択された受付形態と既に受付けた各業務毎の実行依頼の件数とに基づき、各業務毎に実行依頼が受付可能であるか判定し、判定した結果を提供するようにしている。したがって、例えば、業務の実行を請負う各担当店は、その業務形態に応じて柔軟に受付形態を選択することができ、選択された受付形態に応じ、複数の業務間にて相互補完できる業務についての情報を提供することが可能となる。
【0087】
更に、本発明にあっては、各業務毎の受付可能数を予め定められた時間帯毎に規定して、業務依頼を受付けた業務が可能であるか否かを各時間帯毎に判定するようにしている。したがって、時間帯毎に業務の受付余力を管理することが可能となる。
【0088】
更に、本発明にあっては、各業務毎の受付可能件数を予め定めておき、既に受付けた業務依頼の件数と受付可能件数とに基づき、業務依頼を受付けた業務の実行が可能であるか否かを判定し、前記業務の実行が不可能であると判定した場合、他の業務により実行可能であるか否かを判定するようにしている。したがって、例えば、各担当店、各業務毎に業務依頼の受付可能件数を予め定めておくことによって、各担当店、各業務毎に業務担当者の余力を効率的に管理することができ、業務依頼を受付けた者が担当店に逐次連絡をして確認することなく、業務の実行が可能であるか否かについての情報を得ることができるため、速やかな顧客の応対が可能となる等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る受付システムの構成を示す模式図である。
【図2】受付サーバの内部構成を示すブロック図である。
【図3】端末装置の内部構成を示すブロック図である。
【図4】指示サーバの内部構成を示すブロック図である。
【図5】各業務の余力管理について説明する模式図である。
【図6】受付サーバが有するマスタディスク及びデータベースの一例を示す概念図である。
【図7】端末装置の表示部に表示される画面の一例を示す模式図である。
【図8】本実施の形態に係る受付システムの処理手順を示したフローチャートである。
【図9】パターン別余力算出処理の手順を示したフローチャートである。
【図10】パターン別余力算出処理の手順を示したフローチャートである。
【符号の説明】
100 受付サーバ
109a 担当店マスタ
109b 余力チェックパターンデータベース
109c 受付管理データベース
109d 既存受付データベース
200 端末装置
300 自動分配機
400 指示サーバ
500 電話機
TN 公衆電話回線網
PL 専用回線

Claims (6)

  1. 複数の業務について各業務毎の実行依頼を受付ける際、情報処理装置内のデータベースに記憶された情報に基づいて前記実行依頼の受付けが可能であるか否かを前記情報処理装置にて判定する受付方法において、
    業務を請負う各担当店が受付けることができる各業務毎の受付可能件数と一の業務の担当者が他の業務を実行可能であるか否かを定めた業務余力に関する管理パターンとをそれぞれ各担当店を識別するためのIDに関連付けて前記情報処理装置内のデータベースに予め記憶させておき、前記情報処理装置は、各担当店が既に受付けた各業務毎の件数を各担当店のIDに関連付けてデータベースに記憶させ、業務の実行依頼を受付けた場合、前記業務を請負う担当店のIDを取得し、取得した担当店のIDと関連付けて記憶してある各業務毎の受付可能件数、業務余力の管理パターン及び既存受付数をデータベースから読出し、読出した担当店における業務余力の管理パターンに従い、読出した受付可能件数及び既存受付数を用いて前記担当店の各業務毎の余力を算出し、算出した余力に基づいて前記業務依頼の受付けが可能であるか否かを判定することを特徴とする受付方法。
  2. 複数の業務について各業務毎の実行依頼を受付ける際、情報処理装置内のデータベースに記憶された情報に基づいて前記実行依頼が受付け可能であるか否かを前記情報処理装置が判定し、判定結果に係る情報を出力する情報提供方法において、
    業務を請負う各担当店が受付けることができる各業務毎の受付可能件数と一の業務の担当者が他の業務を実行可能であるか否かを定めた業務余力に関する管理パターンとをそれぞれ各担当店を識別するためのIDに関連付けて前記情報処理装置内のデータベースに予め記憶させておき、前記情報処理装置は、各担当店が既に受付けた各業務毎の件数を各担当店のIDに関連付けてデータベースに記憶させ、業務の実行依頼を受付けた場合、前記業務を請負う担当店のIDを取得し、取得した担当店のIDと関連付けて記憶してある各業務毎の受付可能件数、業務余力の管理パターン及び既存受付数をデータベースから読出し、読出した担当店における業務余力の管理パターンに従い、読出した受付可能件数及び既存受付数を用いて前記担当店の各業務毎の余力を算出し、算出した余力に基づいて前記業務依頼の受付けが可能であるか否かを判定し、判定結果を出力することを特徴とする情報提供方法。
  3. 各担当店における各業務毎の受付可能件数予め定められた時間帯毎に規定されており、実行依頼を受付けた業務が受付可能であるか否かを各時間帯毎に判定し、判定結果を出力することを特徴とする請求項2に記載の情報提供方法。
  4. 複数の業務について各業務毎に実行依頼を受付け、受付けた実行依頼に関する情報を送信する端末装置と、該端末装置から送信される情報を受信した場合、前記実行依頼を受付けるか否かを判定し、判定結果を前記端末装置へ送信する受付サーバとを備える受付システムにおいて、
    前記端末装置は、業務を請負う担当店を識別するためのIDの入力を受付ける手段を備え、受付けた担当店のIDを前記実行依頼に関する情報と共に送信するようにしてあり、
    前記受付サーバは、各担当店が受付けることができる各業務毎の受付可能件数を各担当店のIDに関連付けて予め記憶するデータベースと、一の業務の担当者が他の業務を実行可能であるか否かを定めた業務余力に関する管理パターンを各担当店のIDに関連付けて予め記憶するデータベースと、各担当店が既に受付けた各業務毎の件数を各担当店のIDに関連付けて記憶するデータベースと、前記端末装置から送信される情報を受信した場合、業務を請負う担当店のIDを取得する手段と、取得した担当店のIDと関連付けて記憶してある各業務毎の受付可能件数、業務余力の管理パターン及び既存受付数を各データベースから読出す手段と、読出した担当店における業務余力の管理パターンに従い、読出した受付可能件数及び既存受付数を用いて前記担当店の各業務毎の余力を算出する手段と、算出した余力に基づいて前記業務依頼を受付けるか否かを判定する手段と、該手段による判定結果を前記端末装置へ送信する手段とを備え、
    前記端末装置は、前記受付サーバから送信される判定結果を受信し、受信した判定結果を表示するようにしてあることを特徴とする受付システム。
  5. 複数の業務について各業務毎に実行依頼を受付ける際、該実行依頼の受付けが可能であるか否かを判定し、判定結果に係る情報を出力する受付サーバにおいて、
    業務を請負う各担当店が受付けることができる各業務毎の受付可能件数を各担当店を識別するためのIDに関連付けて予め記憶するデータベースと、一の業務の担当者が他の業務を実行可能であるか否かを定めた業務余力に関する管理パターンを各担当店のIDに関連付けて予め記憶するデータベースと、各担当店が既に受付けた各業務毎の件数を各担当店のIDに関連付けて記憶するデータベースと、業務の実行依頼を受付けた場合、前記業務を請負う担当店のIDを取得する手段と、取得した担当店のIDと関連付けて記憶してある各業務毎の受付可能件数、業務余力の管理パターン及び既存受付数を各データベースから読出す手段と、読出した担当店における業務余力の管理パターンに従い、読出した受付可能件数及び既存受付数を用いて前記担当店の各業務毎の余力を算出する手段と、算出した余力に基づいて前記業務依頼を受付けるか否かを判定する手段とを備え、該手段による判定結果に係る情報を出力するようにしてあることを特徴とする受付サーバ
  6. 複数の業務について各業務毎の実行依頼を受付ける際、コンピュータ内のデータベースに記憶された情報に基づいて前記実行依頼の受付けが可能であるか否かを判定させるコンピュータプログラムにおいて、
    業務を請負う各担当店が受付けることができる各業務毎の受付可能件数と一の業務の担当者が他の業務を実行可能であるか否かを定めた業務余力に関する管理パターンとをそれぞれ各担当店を識別するためのIDに関連付けて前記データベースに予め記憶させておき、コンピュータに、各担当店が既に受付けた各業務毎の件数を各担当店のIDに関連付けてデータベースに記憶させるステップと、コンピュータに、業務の実行依頼を受付けた場合、前記業務を請負う担当店のIDを取得させるステップと、コンピュータに、取得させた担当店のIDと関連付けて記憶してある各業務毎の受付可能件数、業務余力の管理パターン及び既存受付数をデータベースから読出させるステップと、コンピュータに、読出させた担当店における業務余力の管理パターンに従い、読出させた受付可能件数及び既存受付数を用いて前記担当店の各業務毎の余力を算出させるステップと、コンピュータに、算出させた余力に基づいて前記業務依頼の受付けが可能であるか否かを判定させるステップとを有することを特徴とするコンピュータプログラム。
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