JP3962565B2 - 印刷制御方式 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は印刷制御方式に関し、特にインクジェットプリンタの印刷を制御して高品質な印刷結果を得るための印刷制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
パーソナルコンピュータ(PC)等の出力装置の一種であるプリンタとして、要求される高速性、低価格および低ノイズ性能のために、最近ではレーザプリンタ等と共にインクジェットプリンタが普及している。斯かるインクジェットプリンタに関連する従来技術は、例えば特開2000−135829号公報の「プリンタ制御装置」、特開平9−71008号公報の「印字制御装置」および特開2000−108417号公報の「ドットインパクトプリンタ装置」等に開示されている。
【0003】
図7は、一般的なインクジェットプリンタの構成図を示す。このインクジェットプリンタは、印刷ヘッド1、キャリッジ2、モータ3、リニアスケール4および光学センサ5を備え、紙等の記録媒体6にインク滴(ドット)により文字、記号又は図形等に情報を記録する。ここで、印刷ヘッド1が搭載されたキャリッジ2が、記録媒体6を横切って往復運動する。この移動中に、印刷ヘッド1からインク滴を記録媒体6上に吐出させて印刷を行なっている。モータ3は、キャリッジ2を往復運動させるために使用される。モータ3の回転運動をキャリッジ2の直線運動に変換し、更にモータ3の回転方向を切換えることで、キャリッジ2の往復運動を実現している。通常、キャリッジ2の位置制御および移動速度制御のために、エンコーダが使用される。このエンコーダから出力される電気信号を基準にしてモータ3の制御を行なうことにより、キャリッジ2の位置制御およびキャリッジ2の移動速度制御を行なっている。
【0004】
また、エンコーダは、印刷(即ち、インク滴を吐出させる)タイミング発生にも使用される。インクジェットプリンタに使用されるエンコーダの1つとして、キャリッジ2の往復運動方向と平行して設置されたリニアスケール4を有し、リニアスケール4に印刷されたパターンを光学センサ5にて検出し、電気信号に変換して出力するリニアエンコーダがある。他のエンコーダとしては、モータ軸やギア軸に固定され、モータやギアと一緒に回転するホイールを有し、ホイールに印刷されたパターンを光学センサにて検出し、電気信号に変換して出力するロータリエンコーダがある。インクジェットプリンタの印刷タイミング発生に使用されるエンコーダ出力の解像度は、印刷するドット密度よりも低いのが一般的である。例えば、エンコーダ出力が150dpi(1インチ当りのドット数)で印刷密度が1200dpiであるとか、エンコーダ出力が100dpiで印刷密度が600dpi等である。このように、エンコーダ出力の解像度よりも印刷密度の方が高いことから、エンコーダ出力から印刷タイミングを発生させるには、何らかの方法でエンコーダ出力を逓倍する必要がある。また、エンコーダ出力は、一般にA相とB相の2出力を有する。キャリッジが順方向に移動するときは、エンコーダ出力A相の方がB相より90°位相の進んだ波形を出力し、キャリッジが逆方向に移動するときは、エンコーダ出力B相の方がA相より90°位相の進んだ波形を出力する。
【0005】
従来、この種の逓倍方法として、例えば上述した特開2000−135829号公報等では、エンコーダ出力の周期を分割して印刷タイミングを発生させる印刷タイミング発生回路が提案されている。図8は、この特許公報に開示される印刷タイミング発生回路のタイミングチャートである。また、図9は、その印刷タイミング発生回路の回路図である。
【0006】
図8において、(a)はエンコーダ出力A相、(b)はエンコーダ出力B相、(c)はLoad1信号および(d)は印刷タイミングパルスである。エンコーダのA相出力の立ち上がりに同期して出力される基準位置パルスLoad1信号を出力される順にBP1、BP2、BP3、BP4、…と定義している。基準位置パルスBP1、BP2、BP3、BP4、…に対して、このパルス間の間隔を4分割して印刷タイミングパルスTP1〜TP4等を生成する。そのタイミングは、基準位置パルスBP2から始まる。そして、BP2から始まる印刷タイミングパルスのパルス間の間隔を4パルス分合計した値は、BP1からBP2までのパルス間の間隔T1に等しい。
【0007】
図9に示す印刷タイミング発生回路は、2個のアップカウンタ301、302、2個のラッチ回路303、304、4個の比較器305、306、307、308、1個の3/4除算器309、4個の2入力ANDゲート310、311、312、313、1個の4入力ORゲート314により構成される。基準位置パルスLoad1をアップカウンタ301のLoad端子およびラッチ回路303のEnable端子に供給している。また、システムクロックCLKをアップカウンタ301、302、ラッチ回路303、304に供給している。更に、印刷開始点で立上げる信号/Resetを、それぞれアップカウンタ302、ラッチ回路303、304およびANDゲート310〜313供給している。
【0008】
アップカウンタ301は、計時手段を構成し、基準位置パルスLoad1を入力することで基準位置を起点にして隣接した基準位置間の経過時間を計測し、アップカウンタ301が計測した経過時間をラッチ回路303でラッチし、これを繰り返す。従って、ラッチ回路303は、基準位置間の経過時間を出力し、これを基準位置パルスLoad1が入力する毎に更新する。また、アップカウンタ302は、/Reset信号の立ち上がりから計時を開始し、出力Q0〜Q7のうちのQ0〜Q5を比較器305に供給し、出力Q0〜Q7のうちのQ0〜Q6を比較器306に供給し、Q0〜Q7を比較器307、308に供給している。比較器308の一致検出出力をアップカウンタ302のLoad信号として、次のタイミングパルス列の発生を開始する。
【0009】
比較器305は、アップカウンタ302の出力Q0〜Q5とラッチ回路303の出力Q2〜Q7を比較する。即ち、計測した基準位置間隔T1を1/4した値とアップカウンタ302の値を比較し印刷タイミングパルスTP2を出力する。比較器306は、アップカウンタ302の出力Q0〜Q6とラッチ回路303の出力Q1〜Q7を比較する。即ち、計測した基準位置間隔T1を2/4した値とアップカウンタ302の値を比較し、印刷タイミングパルスTP3を出力する。比較器307は、アップカウンタ302の出力Q0〜Q7とラッチ回路304の出力Q0〜Q7を3/4除算器309で3/4に除算した値を比較する。即ち、計測した基準位置間隔T1を3/4した値とアップカウンタ302の値を比較し印刷タイミングパルスTP4を出力する。比較器308は、アップカウンタ302の出力Q0〜Q7とラッチ回路304の出力Q0〜Q7を比較する。即ち、計測した基準位置間隔T1を2/4した値とアップカウンタ302の値を比較し印刷タイミングパルスTP5を出力する。このように、アップカウンタ302および比較器305〜308は、印刷タイミングパルス列発生手段を構成し、1/4、2/4の除算は、それぞれ2ビット、1ビットシフトにより実現する。また、3/4の除算は、2ビットシフトと1ビットシフトの加算により実現している。
【0010】
斯かる構成により、最初は基準位置パルスBP2に同期して比較器308から一致検出が出力し、ANDゲート313から印刷タイミングパルスTP1を出力する。次に、基準位置間隔T1の1/4のタイミングで比較器305から一致検出を出力し、ORゲート314から印刷タイミングパルスTP2を出力する。次に、基準位置間隔T1の2/4のタイミングで比較器306から一致検出を出力し、ORゲート314から印刷タイミングパルスTP3を出力する。次に、基準位置間隔T1の3/4のタイミングで比較器307から一致検出を出力し、ORゲート314から印刷タイミングパルスTP4を出力する。次に、基準位置間隔T1の4/4のタイミングで比較器308から一致検出を出力し、ORゲート314から印刷タイミングパルスTP5を出力する。ここで、TP5のタイミングはBP3のタイミングと必ずしも一致しない。
【0011】
このように、アップカウンタ302は、常にラッチ回路304にロードされる前回の基準位置間隔T1、T2、T3、…のパルス間隔を保って再起動され、基準位置パルスから常に最初の基準位置間隔T1だけ遅れをもって再起動される。従って、3回目以降の基準位置タイミングパルスBP3、BP4、…によって強制的に再起動されることはない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上述の如く、インクジェットプリンタでは、印刷ヘッドを搭載するキャリッジが、記録媒体を横切って往復運動し、そのとき印刷へッドからインク滴を吐出させ印刷を行なっている。そして、エンコーダ出力を基準としたキャリッジの位置および移動速度制御を行なっている。このキャリッジの移動速度制御により、キャリッジは目標速度に対して、1〜2%程度しか速度変動しない。また、この1〜2%の速度変動の周期も数10mS程度であり、エンコーダ出力の1周期である数100μSの時間においては、略一定速度である。しかし、キャリッジ2の移動速度は一定であっても、エンコーダ出力の周期は種々の要因により変動する。その変動要因中で最も大きなものは、リニアスケースの製造誤差である。インクジェットプリンタに使用されるリニアスケールの一般的な製造誤差は、±3〜7%程度である。精度の良いものほど高価になるので、できれば低精度でも安価なリニアスケールを使用したい。
【0013】
上述した従来技術では、リニアスケールの製造誤差が小さく、エンコーダ出力のばらつきが小さいときには良好な印刷結果が得られる。しかし、リニアスケールの製造誤差が大きく、エンコーダ出力のばらつきが大きいと、不正な印刷タイミングで印刷タイミングパルスを出力し、良好な印刷結果が得られない。例えば、150dpiのリニアスケールを使用し、1200dpiの印刷結果を得るには、エンコーダ出力を8分割したタイミングで印刷タイミングパルスを発生させる。このとき、リニアスケール製造誤差を7%とし、上述した従来技術で印刷タイミングパルスを発生した場合について説明する。
【0014】
図10は、リニアスケールに印刷された白黒のパターン(a)に対するエンコーダ出力A相(b)、基準位置パルスLoad1信号(c)および印刷タイミングパルス出力(d)を示す。リニアスケールの1周期(白と黒の1対)が広く又は狭くなっているのはリニアスケールの製造誤差のため印刷パターンが変化していることを示し、キャリッジ2の移動速度は変化していない。ここでは、印刷へッド1の基準となるインク吐出周波数を10KHz(吐出間隔100μS)とし、エンコーダ出力の最短周期を100*8*0.93=744μS(T−aと表示)とし、最長周期を100*8*1.07=856μS(T+aと表示)とする。
【0015】
最初は、基準位置パルスBP2に同期して比較器から一致検出を出力し、印刷タイミングパルスTP1を出力する。次に、基準位置間隔T−a(744μS)の1/8のタイミング(93μS)で比較器から一致検出を出力し、印刷タイミングパルスTP2を出力する。次に、基準位置間隔T−aの2/8のタイミングで比較器から一致検出を出力し、印刷タイミングパルスTP3を出力する。同様にして、3/8のタイミングでTP4、4/8のタイミングでTP5、5/8のタイミングでTP6、6/8のタイミングでTP7、7/8のタイミングでTP8、8/8のタイミングでTP9を出力する。このTP9で、アップカウンタはクリアされ、アップカウントを再スタートする。ここで、本来は次の基準位置間隔T+a(856μS)の1/8のタイミング(107μS)で比較器から一致検出が出力される筈だが、リニアスケールの製造誤差により、基準位置パルスBP3が出力されるのより先に、時間T−a(744μS)の1/8の時間(93μS)が経過してしまい、TPZパルスが出力されてしまう。
【0016】
具体的には、TP1からTPZまでの時間は、T−a(744μS)/8*9=837μSであり、基準位置パルスBP2とBP3の間隔のT+a(856μS)よりも19μS短い。その後、基準位置パルスBP3が出力され、TP9から基準位置間隔T+aの1/8のタイミングで比較器から一致検出を出力し、TP10を出力する。その結果、TP9とTP10の間に、不正な印刷タイミングパルスTPZを出力してしまう。斯かる問題点が発生する理由は、印刷タイミング発生の基準となるリニアスケールの製造誤差が大きいためである。
【0017】
【発明の目的】
本発明の目的は、安価に高画質な印刷結果が得られるインクジェットプリンタの印刷制御方式、特に製造誤差の大きい安価なリニアスケースを使用した場合でも良好な印刷結果が得られる印刷制御方式を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明の印刷制御方式は、印刷ヘッドから吐出されるインク滴によるドットパターンで印刷するインクジェットプリンタのインク滴を吐出される印刷タイミングパルスをエンコーダの使用により発生するものであって、エンコーダの出力信号から基準位置パルスを生成する印刷タイミング制御部と、この印刷タイミング制御部から出力される基準位置パルスの周期を計時する周期タイマと、この周期タイマで計時された周期時間を記憶する複数の周期持間記憶部と、印刷タイミングパルスを発生する印刷タイミングパルス発生部とを備え、前記印刷タイミングパルス発生部は、この印刷タイミングパルス発生部が参照する1つの周期時間記憶部に記憶された周期時間が経過するタイミングで切替えられた次の周期時間記憶部に記憶された周期時間を参照して次の印刷タイミングパルスを発生する。本発明の好適実施形態によると、複数の周期時間記憶部は、周期タイマで計時した周期タイマ値を印刷タイミング制御部からのSELECT信号により切替える。印刷タイミングパルス発生部は、エンコーダ出力の2周期前を参照して印刷タイミングパルスを発生する。周期時間記憶部として、3個の周期時間記憶部を設け、それぞれ印刷周期の順次前に計時された周期時間を記憶する。
【0020】
更に、本発明の印刷制御方式は、印刷ヘッドを搭載するキャリッジと、該キャリッジを走査方向に移動させるモータと、 前記印刷ヘッドからインク滴を吐出させるための印刷タイミングパルスを発生させる基になる電気信号を出力するエンコーダとを含むインクジェットプリンタにおいて、前記エンコーダの出力の周期を計時する4個の周期タイマと、印刷タイミングパルスを発生する印刷タイミングパルス発生部とを設け、前記複数の周期タイマは、現在計時しているエンコーダ出力の周期の1周期前乃至3周期前の周期を計時して保持し、前記印刷タイミングパルス発生部は、この印刷タイミングパルス発生部が参照する1つの周期タイマに保持された周期時間が経過するタイミングで切替えられた次の周期タイマに保持された周期時間を逓倍することにより次の印刷タイミングパルスを発生する。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に、本発明による印刷制御方式の好適実施形態の構成および動作を、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0022】
本発明にあっても、上述した図7の基本構成と同様であり、印刷ヘッド1が搭載されたキャリッジ2が、記録媒体6を横切って往復運動し、その移動中に印刷ヘッド1からインク滴を吐出させて記録媒体に情報の印刷を行なう。また、キャリッジ2の往復運動に、モータ3を利用している。モータ3の回転運動をキャリッジ2の直線運動に変換し、更にモータ3の回転方向を切換えることで、キャリッジ2の往復運動を実現している。そして、キャリッジ2の位置制御およびキャリッジ2の移動速度制御に、エンコーダを使用している。エンコーダから出力される電気信号を基準にして、モータ3の制御を行なってキャリッジ2の位置制御および移動速度制御を行なっている。
【0023】
インクジェットプリンタは、印刷起動命令により、モータ3の回転を始動させ、キャリッジ2の移動速度を目標速度へ向けて加速する。キャリッジ2が予め設定された印刷開始位置に到達すると、印刷を開始する。また、キャリッジ2は目標速度に到達すると、キャリッジ2の移動速度を目標速度と常に一致させようとするモータ制御となる。ここで、一定速度になるようにモータ3を制御しているが、実際には一定速度でキャリッジ2が移動することはなく、目標速度の±1〜2%の範囲で速度を変動させながら移動する。キャリッジ位置および移動速度制御の基準になるのは、エンコーダの出力信号である。また、エンコーダは、印刷(インク滴を吐出)タイミングの発生にも使用される。エンコーダは、キャリッジ2の往復運動方向と平行して設置されたリニアスケール4と、リニアスケール4に印刷されたパターンを検出し、電気信号に変換して出力する光学センサ5で構成されている。
【0024】
次に、図1は、リニアスケール4に印刷されたパターンとエンコーダから出力される電気信号の関係を示す図である。リニアスケール4は、透明なプラスチック系材料に、黒のインクを印刷して作成される(図1(a)参照)。このリニアスケール4は、印刷されていない透明な部分と、黒く印刷された部分とが交互に配置され、透明部と黒色部の1対で一定の長さとなっている。しかし、リニアスケール4には製造誤差があり、基準値の169μm(150dpi相当)に対して、±3〜7%程度ばらつきがある。図1には、±7%の製造誤差のあるリニアスケール4の例を示し、最初は169μm、その後に157μm、181μm、175μmおよび162μmが続く。エンコーダ出力A相(図1(b)参照)は、リニアスケール4が透明な部分はハイ(高)レベルを出力し、黒色部ではロー(低)レベルを出力する。また、上述したA相に対して90°位相のずれたB相(図1(c)参照)も同時に出力する。
【0025】
次に、図2は、本発明による印刷制御方式を適用するインクジェットプリンタの印刷制御部のブロック図である。この印刷制御部は、エンコーダ21、印刷タイミング制御部22、周期タイマ23、周期時間記憶部A24、周期時間記憶部B25、周期時間記憶部C26および印刷タイミングパルス発生部27により構成される。エンコーダ21は、リニアスケール4の印刷パターン(図1(a)参照)に同期して電気信号を出力する。印刷タイミング制御部22は、エンコーダ21の出力を受けて、基準位置パルス30、SELECT信号31および印刷開始位置信号32を生成する。周期タイマ23は、基準位置パルス間隔を計時して周期タイマ値33を出力する。周期時間記憶部A24、周期時間記憶部B25および周期時間記憶部C26は、それぞれ周期タイマ23で計時された基準位置パルス間隔の時間を記憶する。印刷タイミングパルス発生部27は、周期時間記憶部A24〜周期時間記憶部C26に記憶された基準位パルス間隔の時間を逓倍して印刷タイミングパルス37を発生させる。
【0026】
次に、図3は、本発明の印刷制御方式で発生された印刷タイミングパルスのタイミングチャートである。(a)は、エンコーダA相である。(b)は、基準位置パルス(図2の30参照)である。(c)は、印刷タイミングパルス(図2の37参照)である。(d)は、図2中の周期タイマ33から出力される周期タイマ値である。(e)は、図2中の印刷タイミング制御部22から出力されるSELECT信号31である。(f)、(g)および(h)は、それぞれ図2中の周期時間記憶部A24の出力34、周期時間記憶部B25の出力35および周期時間記憶部C26の出力36である。図3(b)に示す基準位置パルス30は、リニアスケール4のパターン1周期毎に出力される信号で、エンコーダ出力A相(図3(a)参照)の立ち上がりエッジに同期して印刷タイミング制御部22から出力される。図3(b)に示す基準位置パルス30のBP3の位置で印刷を開始する。
【0027】
周期タイマ23は、基準位置パルスBP1のタイミングで計時を開始する。BP1のタイミングで、周期タイマ23の内容は周期時間記憶部A24に記憶されるが、その値は不定である。周期タイマ23は、BP2のタイミングでは、BP1とBP2の間隔の時間Tを計時している。BP2のタイミングで、周期時間記憶部B25は、時間Tを記憶する。このとき、周期時間記憶部A24の値は変更されない。同時に、周期タイマ23は、次の基準位置パルス間の計時を開始する。周期タイマ23は、BP3のタイミングでは、BP2とBP3の間隔の時間T−aを計時している。BP3のタイミングで、周期時間記憶部C26は、時間T−aを記憶する。このとき、周期時間記憶部A24および周期時間記憶部B25の値は、それぞれ不定値と時間T−aを保持している。
【0028】
上述のように、周期タイマ23で計時された印刷基準パルス間隔の時間は、周期時間記憶部A24、周期時間記憶部B25および周期時間記憶部C26に順番に記憶される。周期時間記憶部24〜26のうち何れの周期時間記憶部に記憶されるかは、印刷タイミング制御部22から出力されるSELECT信号31の状態で決まる。SELECT信号31がカウント「0」のときは、周期時間記憶部A24に記憶され、カウント「1」のときは、周期時間記憶部B25に記憶され、カウント「2」のときは、周期時間記憶部C26に記憶される。SELECT信号31は、デフォルトがカウント「0」で、基準位置パルス毎に1カウントアップし、カウントが「2」まで進むと「0」に戻る。
【0029】
基準位置パルスBP3のタイミングで、印刷タイミング制御部22は、印刷タイミングパルス発生部27に対し、印刷開始位置信号32を出力する。印刷タイミングパルス発生部27は、この印刷開始位置信号32に同期して、最初の印刷タイミングパルスTP1を出力すると共に内部タイマ(図示せず)の計時を開始する。そして、印刷タイミングパルス発生部27の内部タイマの計時と、周期時間記憶部B25に記憶されている時間Tの1/8の時間が一致すると、印刷タイミングパルスTP2を出力する。
【0030】
次に、印刷タイミングパルス発生部27の内部タイマの計時と、周期時間記憶部B25に記憶されている時間Tの2/8の時間が一致すると、印刷タイミングパルスTP3を出力する。以下同様に、TP1出力から時間Tの3/8の時間が経過すると、印刷タイミングパルスTP4を出力する。TP1出力から時間Tの4/8の時間が経過すると、印刷タイミングパルスTP5を出力する。TP1出力から時間Tの4/8の時間が経過すると、印刷タイミングパルスTP5を出力する。TP1出力から時間Tの5/8の時間が経過すると、印刷タイミングパルスTP6を出力する。TP1出力から時間Tの6/8の時間が経過すると、印刷タイミングパルスTP7を出力する。TP1出力から時間Tの7/8の時間が経過すると、印刷タイミングパルスTP8を出力する。TP1出力から時間Tの8/8の時間、即ち時間Tが経過すると、印刷タイミングパルスTP9を出力する。このTP9のタイミングで、印刷タイミングパルス発生部27の内部タイマは計時をクリアし、「0」から計時を再開する。そして、今まで参照していた周期時間記憶部B25ではなく、周期時間記憶部C26に記憶されている時間T−aを参照して、TP10からTP17までの印刷タイミングパルス37を出力する。
【0031】
印刷タイミングパルスTP17のタイミングで、印刷タイミングパルス発生部27の内部タイマは計時をクリアし、再度「0」から計時を再開する。そして、参照する周期時間記憶部も周期時間記憶部C26から周期時間記憶部A24に変更し、周期時間記憶部A24に記憶されている時間T+aを参照してTP18からTP25までの印刷タイミングパルス37を出力する。印刷タイミングパルスTP26からTP33(図示せず)は、周期時間記憶部B25に記憶されている時間Tを参照して出力する。このように、参照する周期時間記憶部24〜26を順番に変更しながら、印刷タイミングパルス37を発生させることを繰り返す。
【0032】
ここで、BP3のタイミングとTP1のタイミングは一致するが、BP4とTP9、BP5とTP17、…は、必ずしもタイミングが一致するとは限らない。このように、印刷タイミングパルス発生部27の内部タイマは、常に周期時間記憶部24〜26に記憶される前々回の基準位置パルス間隔T、T−a、T+a、T、…のパルス間隔を保って再起動され、基準位置パルスから常に最初の2つの基準位置パルス間隔の合計T+(T−a)だけ遅れて再起動される。従って、4回目以降の基準位置パルスBP4、BP5、…により強制的に再起動されることはないことに注目されたい。
【0033】
図4は、具体的な時間関係が書き込まれたタイミングチャートである。書き込まれている数字の単位はμSである。ここでは、印刷へッドの基準となる吐出周波数を10KHz(吐出間隔100μS)、リニアスケールの製造誤差を±7%とし、エンコーダ出力の最短周期を100*8*0.93=744μS、最長周期を100*8*1.07=856μSとしている。
【0034】
最初の印刷タイミングパルスTP1は、基準位置パルスBP3のタイミングで出力する。印刷タイミングパルスTP1とTP2の間隔は、周期時間記憶部B25に記憶されている800μSを8分割した100μSである。印刷タイミングパルスTP9までは、同様に周期時間記憶部B25に記憶されている800μSを8分割した100μSの間隔で印刷タイミングパルスが出力する。印刷タイミングパルスTP9とTP10の間隔は、周期時間記憶部C26に記憶されている744μSを8分割した93μSである。印刷タイミングパルスTP17までは、同様に周期時間記憶部C26に記憶されている744μSを8分割した93μSの間隔で印刷タイミングパルス37が出力される。TP17から更に93μSを経過した時間は、従来技術で課題であった不正な印刷タイミングパルスが発生するタイミングであり、TP1から1637μSである。TP1からBP5までの時間は、856+800=1656μSであり、従来技術と同じ条件であっても課題である不正な印刷タイミングパルスが出力されないことが確認できる。
【0035】
上述の如く、本発明は、エンコーダ出力の2周期前を参照して印刷タイミングパルス37を出力することが特徴である。以下に説明する本発明の第2実施形態においても、同様の結果を得ることができる。図5は、本発明による印刷制御部の第2実施形態の構成を示すブロック図である。リニアスケール4の印刷パターンに同期して電気信号を出力するエンコーダ51、このエンコーダ51の出力から基準位置パルス60を生成する印刷タイミング制御部52、基準位置パルス間隔を計時する周期タイマA53、周期タイマB54、周期タイマC55、周期タイマD56、周期タイマで計時された基準位置パルス間隔の時間を逓倍し印刷タイミングパルス67を発生させる印刷タイミングパルス発生部57で構成される。
【0036】
次に、図6は、図5に示す第2実施形態のタイミングチャートである。基準位置パルス60は、リニアスケール4のパターン1周期毎に出力される信号で、エンコーダ出力A相(図6(a)参照)の立ち上がりエッジに同期して印刷タイミング制御部52から出力する。印刷は、基準位置パルスBP3の位置で開始する。
【0037】
周期タイマA53は、基準位置パルスBP1のタイミングで計時を開始する。BP2のタイミングで、周期タイマA53は停止し、その値はBP1およびBP2の間隔の時間Tである。このとき、周期タイマB54、周期タイマC55および周期タイマD56は計時しない。周期タイマB54は、基準位置パルスBP2のタイミングで計時を開始する。BP3のタイミングで、周期タイマB54は停止し、その値はBP2およびBP3の間隔の時間T−aである。このとき、周期タイマA53、周期タイマC55および周期タイマD56は計時しない。周期タイマC55は、基準位置パルスBP3のタイミングで計時を開始する。BP4のタイミングで、周期タイマC55は停止し、その値はBP3およびBP4の間隔の時間T+aである。このとき、周期タイマA53、周期タイマB54および周期タイマD56は計時しない。周期タイマD56は、基準位置パルスBP4のタイミングで計時を開始する。BP5のタイミングで、周期タイマD56は停止し、その値はBP4およびBP5の間隔の時間Tである。このとき、周期タイマA53、周期タイマB54および周期タイマC55は計時しない。
【0038】
このように、周期タイマで計時された印刷基準パルス間隔の時間は、周期タイマA53、周期タイマB54、周期タイマC55および周期タイマD56に順番に記憶される。周期タイマ53〜56のうち何れの周期タイマが計時するかは、印刷タイミング制御部52から出力されるSELECT信号61の状態で決まる。SELECT信号61がカウント「0」のときは、周期タイマA53が計時し、カウント「1」のときは、周期タイマB54が計時し、カウント「2」のときは、周期タイマC55が計時し、カウント「3」のときは、周期タイマD56が計時する。
【0039】
SELECT信号61は、デフォルトがカウント「0」で、基準位置パルス毎に1カウントアップし、カウントが「3」まで進むと「0」に戻る。基準位置パルスBP3のタイミングで、印刷タイミング制御部52は、印刷タイミングパルス発生部57に対し、印刷開始信号62を出力する。印刷タイミングパルス発生部57は、印刷開始信号62に同期して、最初の印刷タイミングパルスTP1を出力すると共に内部タイマ(図示せず)の計時を開始する。そして、印刷タイミングパルス発生部57の内部タイマの計時と、周期タイマA53が出力している時間Tの1/8の時間が一致すると、印刷タイミングパルスTP2を出力する。
【0040】
次に、印刷タイミングパルス発生部57の内部タイマの計時と、周期タイマA53が出力している時間Tの2/8の時間が一致すると、印刷タイミングパルスTP3を出力する。以下同様に、TP1出力から時間Tの3/8の時間が経過すると、印刷タイミングパルスTP4を出力する。TP1出力から時間Tの4/8の時間が経過すると、印刷タイミングパルスTP5を出力する。TP1出力から時間Tの4/8の時間が経過すると、印刷タイミングパルスTP5を出力する。TP1出力から時間Tの5/8の時間が経過すると、印刷タイミングパルスTP6を出力する。TP1出力から時間Tの6/8の時間が経過すると、印刷タイミングパルスTP7を出力する。TP1出力から時間Tの7/8の時間が経過すると、印刷タイミングパルスTP8を出力する。TP1出力から時間Tの8/8の時間、即ち時間Tが経過すると、印刷タイミングパルスTP9を出力する。このTP9のタイミングで、印刷タイミングパルス発生部57の内部タイマは、計時をクリアし、「0」から計時を再開する。そして、今まで参照していた周期タイマA53ではなく、周期タイマB54が出力している時間T−aを参照して、TP10からTP17までの印刷タイミングパルス67を出力する。
【0041】
印刷タイミングパルスTP17のタイミングで印刷タイミングパルス発生部57の内部タイマは、計時をクリアし、再度「0」から計時を再開する。そして、参照する周期タイマも周期タイマB54から周期タイマC55に変更し、周期タイマC55が出力している時間T+aを参照してTP18からTP25までの印刷タイミングパルス67を出力する。そして、印刷タイミングパルスTP26からTP33(図示せず)は、周期タイマD56が出力している時間Tを参照して出力する。更に、印刷タイミングパルスTP34からTP41(図示せず)は、周期タイマA53が出力している時間Tを参照して出力する。このように、参照する周期タイマ53〜55を順番に変更しながら、印刷タイミングパルス67を発生させることを繰り返す。
【0042】
以上、本発明の好適実施形態の構成および動作を詳述した。しかし、斯かる実施形態は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではない。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変更変形が可能である。本発明は、エンコーダ51からの出力の2周期前を参照して印刷タイミングパルス67を出力することが特徴である。しかし、エンコーダ51の出力の3周期以上前を参照して印刷タイミングパルスを出力しても略同等の効果を得ることが可能である。しかし、エンコーダ出力の3周期以上前を参照して印刷タイミングパルスを出力する場合は、回路規模が大きくなるので、エンコーダ出力の2周期前を参照する方式が最も効率的である。
【0043】
【発明の効果】
以上の説明から理解される如く、本発明の印刷制御方式によると、次の如き実用上の顕著な効果が得られる。第1に、インクジェットプリンタにおいて、製造誤差の大きなリニアスケールを使用しても、良好な印刷結果が得られる。その理由は、エンコーダ出力の2周期前を参照して印刷タイミングパルスを発生するからである。
【0044】
第2に、安価なインクジェットプリンタを提供可能である。その理由は、製造誤差の大きい安価なリニアスケールを使用しても、製造誤差の小さい高価なリニアスケールを使用したのと同じ良好な印刷結果が得られるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において使用するリニアスケールのパターンとエンコーダ出力信号の関係を示す図である。
【図2】本発明の印刷制御方式を適用する印刷制御部の第1実施形態の構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示す印刷制御部の動作を示すタイミングチャートである。
【図4】図2に示す印刷制御部の具体例のタイミングチャートである。
【図5】本発明の印刷制御方式を適用する印刷制御部の第2実施形態の構成を示すブロック図である。
【図6】図5の印刷制御部の動作を示すタイミングチャートである。
【図7】典型的なインクジェットプリンタの構成図である。
【図8】従来技術の印刷タイミング発生回路による印刷タイミングパルスのタイミングチャートの図である。
【図9】従来技術の印刷タイミング発生回路の回路図である。
【図10】従来技術の印刷タイミング発生回路において不正な印刷タイミングパルスを説明する図である。
【符号の説明】
1 印刷ヘッド
2 キャリッジ
3 モータ
4 リニアスケール
5 光学センサ
6 印刷媒体
21、51 エンコーダ
22、52 印刷タイミング制御部
23、53〜56 周期タイマ
27、57 印刷タイミングパルス発生部
30、60 基準位置パルス
31、61 SELECT信号
32、62 印刷開始位置信号
33 周期タイマ値
37、67 印刷タイミングパルス
Claims (4)
- 印刷ヘッドから吐出されるインク滴によるドットパターンで印刷するインクジェットプリンタの前記インク滴を吐出させる印刷タイミングパルスをエンコーダの使用により発生する印刷制御方式において、
前記エンコーダの出力信号から基準位置パルスを生成する印刷タイミング制御部と、該印刷タイミング制御部から出力される前記基準位置パルスの周期を計時する周期タイマと、該周期タイマで計時された周期時間を記憶する複数の周期時間記憶部と、印刷タイミングパルスを発生する印刷タイミングパルス発生部とを備え、
前記印刷タイミングパルス発生部は、この印刷タイミングパルス発生部が参照する1つの周期時間記憶部に記憶された周期時間が経過するタイミングで切替えられた次の周期時間記憶部に記憶された周期時間を参照して次の印刷タイミングパルスを発生することを特徴とする印刷制御方式。 - 前記複数の周期時間記憶部は、前記周期タイマが計時した周期タイマ値を前記印刷タイミング制御部からのSELECT信号により切替えることを特徴とする請求項1に記載の印刷制御方式。
- 前記周期時間記憶部として、3個の周期時間記憶部を設け、それぞれ印刷周期の順次前に計時された周期時間を記憶することを特徴とする請求項1又2に記載の印刷制御方式。
- 印刷ヘッドを搭載するキャリッジと、該キャリッジを走査方向に移動させるモータと、 前記印刷ヘッドからインク滴を吐出させるための印刷タイミングパルスを発生させる基になる電気信号を出力するエンコーダとを含むインクジェットプリンタにおいて、
前記エンコーダの出力の周期を計時する4個の周期タイマと、印刷タイミングパルスを発生する印刷タイミングパルス発生部とを設け、
前記複数の周期タイマは、現在計時しているエンコーダ出力の周期の1周期前乃至3周期前の周期を計時して保持し、
前記印刷タイミングパルス発生部は、この印刷タイミングパルス発生部が参照する1つの周期タイマに保持された周期時間が経過するタイミングで切替えられた次の周期タイマに保持された周期時間を逓倍することにより次の印刷タイミングパルスを発生することを特徴とする印刷制御方式。
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