JP3961754B2 - 流体式リターダ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流体式リターダ、特に、非制動時に両羽根車間に空気の流れを乱すための板を挿入する機構を有するものに関する。
【0002】
【従来の技術】
トラック、観光バス、クレーン車等の大型車輌の補助ブレーキとして、従来から流体式リターダが用いられている。
【0003】
流体式リターダは、たとえばトランスミッションの出力軸に取り付けられ、流体動力学的に回転を制動する。このようなリターダは、主に、作動室内に収容されて互いに対向する1対の羽根車から構成されている。各羽根車は、たとえばフルード・カップリングに用いられるようなものであり、放射状に延びる複数の羽根部材が円環状に配置されている。各羽根車は、一方が出力軸に固定される回転羽根車(ロータ)であり、他方がハウジングに回転不能に固定された固定羽根車(ステータ)であり、両者によってトーラス形状のリターダ室を構成している。また、作動室の下方には、オイルを溜めたオイルサンプが配置されている。このオイルサンプに外部から圧縮空気が送られてくると、オイルサンプ内の作動油はリターダ室に送られる。回転羽根車から流れる作動油は、遠心力により径方向外方に移動するとともに、回転方向に流れる。すると、作動油は固定羽根車の羽根部材に衝突し、回転羽根車の回転方向と逆方向に流れて回転羽根車に戻る。この固定羽根車から流れる作動油が、回転羽根車の回転を妨げて、出力軸を制動する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
非制動時にはリターダ室に作動油は供給されていないため、作動油による制動は行われない。しかし、そのときでもリターダ室内には空気が存在するため、空気の流れによって、作動油が充填された場合に比較すれば小さいものの一定の制動力が発生し、出力軸の回転にロスが生じてしまう。この問題を解決するために、非制動時に両羽根車間に遮断板を挿入して空気の流れを乱すことで制動力の発生を抑える構造が知られている。この構造では、遮断板はばねによって両羽根車の一部の間に位置するように付勢されており、制動時にはリターダ室内に供給された作動油に押されてリターダ室から外に出される。このようにして、遮断板は非制動時のみリターダ室内に挿入されている。
【0005】
上記構造において、非制動状態から制動状態に切り替わるときに、遮断板はリターダ室内に作動油が充填されるまでは駆動されない。つまり、作動油室内にすでに作動油が供給されて制動が開始された制動開始直後段階において、遮断板が両羽根車間に残っている事態が生じ、その場合は作動油の流れが乱され、制動性能が低下する。
【0006】
本発明の目的は、空気の流れを乱すための遮断板を非制動時に両羽根車間に挿入する機構を有する流体式リターダにおいて、非制動状態から制動状態に切り換える際に遮断板による作動油の流れの乱れを抑制することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の流体式リターダは、作動油によって回転体を制動するものであり、回転羽根車と固定羽根車と作動油供給装置と空気遮断装置と空気圧供給装置とを備えている。回転羽根車は回転体に固定される。固定羽根車は回転羽根車に対向して配置されている。作動油供給装置は、作動油を蓄えるサンプを有する。空気遮断装置は、両羽根車間に出し入れ可能な遮断板を有し、遮断板を両羽根車の外部から操作することが可能である。空気圧供給装置は、空気圧をサンプに供給して作動油を両羽根車間に供給する。また、遮断板は空気圧供給装置の空気圧によって操作され、非制動状態では、作動油供給装置から両羽根車間に作動油が供給されておらずかつ遮断板は両羽根車間に入れられており、制動状態では、作動油供給装置から両羽根車間に作動油が供給されかつ遮断板は両羽根車間から出されており、非制動状態から制動状態に切り換える際に、空気圧供給装置は、空気圧をサンプに供給して作動油を両羽根車間に供給を開始させ、かつ、空気圧によって遮断板を両羽根車間から出す。
【0008】
この流体式リターダでは、遮断板は両羽根車の外部から操作されるため、非制動状態から制動状態に切り換える際に、作動油が両羽根車間に供給される前に遮断板を両羽根車間から取り除くことができる。したがって、非制動状態から制動状態に切り換える際に遮断板による作動油の流れの乱れが抑制される。また、この流体式リターダでは、空気圧供給装置からの空気圧によって遮断板が操作されるため、他の特別な駆動部が不要である。さらに、この流体式リターダでは、空気圧供給装置から空気圧が供給されると、両羽根車間への作動油供給が開始されると同時に遮断板が両羽根車間から出される。このようにして遮断板が両羽根車間から出されるタイミングが従来より早くなる。
【0009】
請求項2に記載の流体式リターダでは、請求項1において、遮断板は作動油が両羽根車間に供給される前に羽根車間から抜け出す。
【0010】
請求項3に記載の流体式リターダでは、請求項1又は2において、空気遮断装置は、サンプ内に配置されるとともに遮断板に連結されたピストンと、ピストンを両羽根車間側に付勢する弾性部材とをさらに有している。ピストンはサンプ内の圧が高まると弾性部材の付勢力に打ち勝って両羽根車間側と反対側に移動するようになっている。
【0011】
請求項4に記載の流体式リターダでは、請求項1から3において、空気遮断装置は、空気圧供給装置によってサンプに空気圧を供給してピストンを両羽根車間側と反対側に移動させることで、遮断板を両羽根車の間から完全に待避させる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は本発明が採用されたリターダシステム1の全体模式図である。リターダシステム1は、2つの羽根車からなるリターダ2と、リターダ2の動作を制御する制御システム3とから主に構成されている。
【0013】
リターダ2は、図2及び図3に示すように、作動室21と、作動室21の下部に設けられたオイルサンプ22とから構成されている。
【0014】
作動室21は、出力フランジ29と、出力フランジ29の外周側に設けられ作動室21の空間を確保するハウジング23と、作動室21内に配置されたロータ24及びステータ25とを有している。
【0015】
出力フランジ29はトランスミッションの出力軸(図示せず)に相対回転不能に係合する部材である。出力フランジ29は筒状の部材であり、出力フランジ29の内周面には出力軸の外周面に形成されたスプラインに係合する第1スプライン29aが形成されている。また、出力フランジ29の外周面には後述するロータ24の内周面に形成されたスプラインに係合する第2スプライン29bが形成されている。
【0016】
ハウジング23は、出力フランジ29の外周面に設けられ、出力フランジ29の外周面とともに環状の作動室21を構成している。具体的には、ハウジング23は内周部側のみが開放された中空環状形状であり、内周縁両端はばねありオイルシール30を介して出力フランジ29の外周面に当接している。
【0017】
作動室21のハウジング23内には、ロータ24とステータ25とが対向して配置されている。ロータ24(回転羽根車)及びステータ25(固定羽根車)は、放射状に伸びる複数のブレードが円環状に配置された羽根車である。ステータ25はハウジング23に回転不能に固定されている。ロータ24は、ステータ25に軸方向に対向して配置され、ステータ25とともにトーラス形状のリターダ室26を構成している。ロータ24は出力フランジ29の外周面に相対回転不能となるように固定されている。具体的には、ロータ24のハブ24aの内周面には、出力フランジ29の外周面に形成された第2スプライン29bに係合するスプライン24bが形成されている。ハブ24aは、出力フランジ29の外周面に固定されたスナップリング54と出力フランジ29の軸方向片側(図3の左側)を向く軸方向面52との間に挟まれて軸方向に移動不能となっている。
【0018】
オイルサンプ22内には、所定量の作動油が貯溜されている。第1オイル供給配管53は、一端がオイルサンプ22の底部付近で開口しており、他端がリターダ室26に開口している。また、オイルサンプ22の上部には、後述する制御システム3から送られてくる圧縮空気が流入する開口(図示せず)が形成されている。
【0019】
オイルサンプ22の側部には、オイルクーラー(図示せず)が設けられている。オイルクーラーは、ロータ24とステータ25との間で高温になったオイルを回収し、冷却した後に再びロータ24及びステータ25に戻すものである。作動室21とオイルクーラーとの間には、オイル戻し配管と第2オイル供給配管(図示せず)とが設けられている。オイルクーラーは車輌の冷却水を内部に循環させており、オイルから冷却水に伝達された熱は車輌のラジエータで大気に放散させられる。
【0020】
次に、制御システム3(空気圧供給装置)について説明する。制御システム3は、内部に圧縮空気が充填されたエアタンク4と、エアタンク4とオイルサンプ22との間に設けられた比例電磁弁5を有している。エアタンク4と比例電磁弁5との間には第1配管10が設けられており、比例電磁弁5とオイルサンプ22との間には第2配管11が設けられている。第2配管11はオイルサンプ22の開口に連結されている。比例電磁弁5は、エアタンク4からの圧縮空気をオイルサンプ22内に供給するか遮断するかを選択でき、また、空気供給時には供給圧を5段階に調整可能である。
【0021】
制御システム3は、例えばCPU,RAM,ROM等を有するマイコンからなるコントロールユニット8をさらに有している。コントロールユニット8には、比例電磁弁5が接続されている。さらに、コントロールユニット8には、車輌の運転席に設けられたハンドレバースイッチ9が接続されている。ハンドレバースイッチ9は、運転者がリターダ2の制動力を決定するための装置であり、5段階に制動力をシフトできる。さらに、コントロールユニット8には、オイルクーラーの冷却水出口側に設けられた温度センサ12が接続されている。また、図示されてはいないが、コントロールユニット8には、運転席に設けられたオーバーヒート警告灯が接続されている。
【0022】
空気遮断装置31は、両羽根車24,25間に出し入れ可能な遮断板32と、遮断板32に設けられたピストン構造33とから構成されている。遮断板32は、図2及び3から明らかなように、平面が軸方向両側を向く板部材であり、弧状に細長く延びる形状を有している。遮断板32は、両羽根車24,25間の下部に設けられ、ピストン構造33によって上下に移動して両羽根車24,25間に入ったり又はそこから出たりできる。遮断板32は、最も上方に移動した状態で両羽根車24,25間に入って約下側半分の各ブレードの外周部分に対応しており、最も下方に移動した状態で約下側半分の各ブレードの外周部分から外れてさらに外周側に(すなわち下方に)移動している。
【0023】
ピストン構造33は、主に、シリンダ35と、ピストン36と、コイルバネ37とから主に構成されている。
【0024】
シリンダ35は、オイルサンプ22内に配置され、その回りには作動油が充填されている。シリンダ35は上下方向に延びる筒状部材であり、その内部には上下の室に分ける隔壁38が形成されている。隔壁38には上下に貫通する中心孔38aが形成されている。また、シリンダ35の筒状部分において隔壁38より下方の部分には半径方向に貫通する複数の孔39が形成されている。なお、図4に示す非制動状態では油面Aは孔39より上方に位置しているが、図5に示す制動状態では油面Aは孔39より下方に位置している。
【0025】
ピストン36はシリンダ35内で軸方向に移動可能となっている。ピストン36は、主に、第1部分41と、第2部分42と、第1部分41と第2部分42とを連結する連結部分43とから構成されている。第1部分41は、シリンダ35の隔壁38よりさらに下方に配置されており、筒状壁の内周面に軸方向に移動可能に当接している。また、図2〜4の非制動状態において第1部分41は孔39よりさらに下方に位置している。第1部分41の下方にはコイルバネ37が配置されている。第1部分41はコイルバネ37から上方への荷重を受けている。第2部分42はシリンダ35の隔壁38より上方に配置されている。第2部分42はボルト45及びカラー46によって第1部分41に固定されている。ボルト45はねじ部が第2部材42に螺合し、頭部が第1部材41の下面に当接している。カラー46はボルト45の外周に配置され、軸方向両端が第1部材41と第2部材42に当接している。ボルト45及びカラー46は隔壁38の中心孔38a内を延びており、カラー46の外周面は中心孔38aに対して上下方向に摺動可能となっている。第2部分42は固定板48を介して遮断板32に固定されている。具体的には、第2部分42は軸方向に延びるピン49によって固定板48に係止されており、固定板48はボルト50及びナット51によって遮断板32に固定されている。
【0026】
次にリターダシステム1の動作について説明する。
【0027】
図2〜4に示す非制動状態では、オイルサンプ22内に空気圧は供給されておらず、したがってリターダ室26内に作動油は供給されていない。また、遮断板32はコイルバネ37からの荷重を受けて最も上方に位置している。遮断板32が両羽根車24,25間に位置していることによって、両羽根車24,25間の空気の流れが乱される。この結果、ロータ24の制動が抑制される。
【0028】
コントロールユニット8は、ハンドレバースイッチ9がオンされたことを検出すると、比例電磁弁5に信号を送り、エアタンク4内の圧縮空気をオイルサンプ22内に供給する。このときの比例電磁弁5による供給圧は、ハンドレバースイッチ9によって決定されている。
【0029】
オイルサンプ22に空気圧が供給されると、油面Aが押し下げられて、作動油が作動室21に供給されだす。それと同時に、ピストン36の第1部分41に下方へ押し下げようとする圧が作用する。そのためピストン36はコイルバネ37の付勢力に打ち勝って下方に移動する。図4の状態から図5の状態に移行すると、遮断板32は両羽根車24,25の各ブレードから完全に外れる。なお、空気圧が供給開始された初期の段階ではピストン36は作動油を介して空気圧によって駆動されるが、油面Aが孔39より下方に下がると直接空気圧によって駆動される。
【0030】
続いて、リターダ室26内に作動油が供給され、ロータ24の制動が開始される。このときに遮断板32はリターダ室26からあらかじめ逃げており、作動油の流れを乱さない。すなわち制動性能が低下するなどの悪影響は生じない。
【0031】
コントロールユニット8は、温度センサ12からの信号に基づき、冷却水が所定温度を超えていないかどうかを判断する。水温が所定温度を超えていれば運転席の警告灯(図示せず)を点灯させ、制動力を制限する。
【0032】
以上のように、作動室21内に供給される作動油に依存しない空気遮断装置を採用することによって遮断板32の引っ込みを従来より早く行うことができる。具体的には作動油が作動室21が到達する前に遮断板32をリターダ室26から逃がすことができる。このことによって、遮断板32が作動油による制動に悪影響を与えにくい。
【0033】
特に、遮断板32をリターダ室26から外に出すのに作動油を供給するための空気圧を利用しているため、特別な構造を設ける必要がない。
【0034】
【発明の効果】
本発明に係る流体式リターダでは、遮断板は両羽根車の外部から操作されるため、非制動状態から制動状態に切り換える際に、作動油が両羽根車間に供給される前に遮断板を両羽根車間から取り除くことができる。したがって、非制動状態から制動状態に切り換える際に遮断板による作動油の流れの乱れが抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例によるリターダの制御構成を示す概略模式図。
【図2】 リターダの概略平面図。
【図3】 リターダの部分断面図。
【図4】 図2の部分拡大図であり、非制動状態の空気遮断装置を示すための断面図。
【図5】 図4に対応する図であり、制動状態の空気遮断装置を示すための断面図。
【符号の説明】
1 リターダシステム
2 リターダ
24 ロータ
25 ステータ
31 空気遮断装置
32 遮断板
33 ピストン構造

Claims (4)

  1. 作動油によって回転体を制動する流体式リターダであって、
    前記回転体に固定される回転羽根車と、
    前記回転羽根車に対向して配置された固定羽根車と、
    前記作動油を蓄えるサンプを有する作動油供給装置と、
    前記両羽根車間に出し入れ可能な遮断板を有し、前記遮断板を前記両羽根車の外部から操作することが可能な空気遮断装置と、
    空気圧を前記サンプに供給して前記作動油を前記両羽根車間に供給する空気圧供給装置とを備え、
    前記遮断板は前記空気圧供給装置の前記空気圧によって操作され、
    非制動状態では、前記作動油供給装置から前記両羽根車間に作動油が供給されておらずかつ前記遮断板は前記両羽根車間に入れられており、
    制動状態では、前記作動油供給装置から前記両羽根車間に作動油が供給されかつ前記遮断板は前記両羽根車間から出されており、
    非制動状態から制動状態に切り換える際に、空気圧供給装置は、空気圧を前記サンプに供給して前記作動油を前記両羽根車間に供給を開始させ、かつ、前記空気圧によって前記遮断板を前記両羽根車間から出す、
    流体式リターダ
  2. 前記遮断板は前記作動油が前記両羽根車間に供給される前に前記羽根車間から抜け出す、請求項1に記載の流体式リターダ。
  3. 前記空気遮断装置は、前記サンプ内に配置されるとともに前記遮断板に連結されたピストンと、前記ピストンを前記両羽根車間側に付勢する弾性部材とをさらに有し、
    前記ピストンは前記サンプ内の圧が高まると前記弾性部材の付勢力に打ち勝って前記両羽根車間側と反対側に移動するようになっている、請求項1または2に記載の流体式リターダ。
  4. 前記空気遮断装置は、前記空気圧供給装置によって前記サンプに空気圧を供給して前記ピストンを前記両羽根車間側と反対側に移動させることで、前記遮断板を前記両羽根車の間から完全に待避させる、請求項1から3のいずれかに記載の流体式リターダ。
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