JP3961376B2 - パケット中継システム、パケット中継方法、パケット処理装置、パケット接続制御装置、情報取得システム及び情報取得方法 - Google Patents

パケット中継システム、パケット中継方法、パケット処理装置、パケット接続制御装置、情報取得システム及び情報取得方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、同一接続先向けパケット通信を同一パケット処理装置によって多重化して送信する装置、および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来は、パケットの通信経路に関する情報は、パケットが通過する経路上のパケット処理装置のみが保有しており、別経路の通信に関しては接続制御はできない(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
図17に基づいて説明すると、パケット処理装置20がパケット送信網301から受信したパケットに関する情報は、パケット処理装置20のみが保有し、一方、パケット処理装置21がパケット送信網301から受信したパケットに関する情報は、パケット処理装置21のみが保有する。つまり、パケット処理装置20は、パケット処理装置21が受信したパケットに関する情報を保有せず、パケット処理装置21はパケット処理装置20が受信したパケットに関する情報を保有しない。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−262080号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
受信端末が単一のパケット接続経路しか設定できない場合、つまり受信端末がシングルコール機能しか持たない場合であって、受信端末が既に一の通信機器Aとパケット通信中である場合、他の通信機器Bは受信端末と通信機器Aとの間のパケット通信が終了するまで、受信端末にパケットを送信することができないという問題があった。
【0006】
図17に基づいて説明すると、ユーザ端末100がシングルコール機能しか持たない場合であって、ユーザ端末100が既にパケット処理装置20とパケット通信を行っている場合、パケット処理装置21はユーザ端末100とパケット処理装置20との間のパケット通信が終了するまで、ユーザ端末100とパケット通信を行うことができない。また、ユーザ端末100がマルチコール機能を有する場合、ユーザ端末100とパケット処理装置20との間のコール、及びユーザ端末100とパケット処理装置21との間のコールが並存可能である。しかし、各通信経路の処理能力に余裕が有る場合は、2つのコールをパケット処理装置20または21のどちらか一方の装置で多重化できれば、通信資源の利用効率向上を図ることができる。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、通信端末がシングルコール機能しか有しない場合、またはマルチコール機能を有する場合のいずれであっても、通信経路設計の柔軟性を高めることが可能な装置および方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その第1の特徴はパケットを送信先の通信装置に送信するパケット処理部と、前記パケットの接続経路を制御するパケット接続制御部とを有し、前記通信装置に対して送信する前記パケットを制御するパケット中継システムにおいて、
(a)第1パケットを送受信する第1パケット送受信手段と、
(b)第1パケットから第1接続先アドレスを読み取る第1アドレス読み取り手段と、
(c)第1接続先アドレスと第1パケット送受信手段のアドレスとを記憶する記憶手段と、
(d)第2パケットを送受信する第2パケット送受信手段と、
(e)第2パケットから第2接続先アドレスを読み取る第2アドレス読み取り手段と、
(f)第1接続先アドレスと第2接続先アドレスとが一致するかを判定する判定手段と、
(g)判定手段が第1接続先アドレスと第2接続先アドレスとが一致すると判断したら、第1パケットと第2パケットとを多重化して、第1接続先アドレスへ送信する多重送信手段と、を有することにある。
【0009】
このような構成によれば、第1パケットの第1接続先アドレスと、第2パケットの第2接続先アドレスとが一致する場合に、第1パケットと第2パケットとが多重化されて、第1アドレスへ送信されることになる。
【0010】
また、本発明の第2の特徴は、
(a)第1パケットを外部の第1接続元から受信し、外部の第1接続先へ送信する第1パケット処理装置と、
(b)第1接続先のアドレス(第1接続先アドレス)と第1パケット処理装置自身のアドレス(第1パケット処理装置アドレス)とを、第1パケット処理装置から受信し、記憶すること、
第2パケットを外部の第2接続元から受信し、外部の第2接続先へ送信すること、
第2接続先のアドレス(第2接続先アドレス)と第1接続先アドレスとが一致する場合は、第2パケットを第1処理装置アドレスへ送信し、第1パケット処理装置に第1パケットと第2パケットを多重化させて第1接続先アドレスへ送信させること、が可能なパケット接続制御装置と、を有することにある。
【0011】
このような構成によれば、パケット接続制御装置が第2パケットの送信先と第1パケットの送信先が同一であると判断したら、その共通の送信先である第1接続先と既に通信中である第1パケット処理装置に第2パケットを送信し、第1パケット処理装置に第1パケットと第2パケットとを多重化させ、第1接続先へ送らせることが可能となる。
【0012】
また、本発明の第3の特徴は、
(a)第1パケットを外部の第1接続元から受信し、外部の第1接続先へ送信するように構成されている第1パケット処理装置と、
(b)第2パケットを外部の第2接続元から受信し、外部の第2接続先へ送信するように構成されている第2パケット処理装置と、
(c)第1接続先のアドレス(第1接続先アドレス)及び前記第1パケット処理装置自身のアドレス(第1パケット処理装置アドレス)を、前記第1パケット処理装置から受信し、前記第1接続先アドレス及び前記第1パケット処理装置アドレスを記憶すること、
前記第2接続先のアドレス(第2接続先アドレス)を、前記第2パケット処理装置から受信すること、
前記第1接続先アドレスと第2接続先アドレスとが一致する場合は、前記第2パケットを前記第1処理装置へ送信し、前記第1処理装置に前記第1パケットと前記第2パケットを多重化させて前記第1接続先へ送信させること、が可能なように構成されているパケット接続制御装置と、を有することにある。
【0013】
このような構成によれば、第2パケット処理装置を経由してパケット接続制御へ送信される第2パケットの送信先と、第1パケットの送信先とと同一であるとパケット接続制御装置が判断したら、その共通の送信先である第1接続先と既に通信中である第1パケット処理装置に第2パケットを送信し、第1パケット処理装置に第1パケットと第2パケットとを多重化させ、第1接続先へ送らせることが可能となる。
【0014】
また、本発明の第4の特徴は、
第1パケットを送受信する第1パケット処理装置と、第2パケットを送受信する第2パケット処理装置とを含むパケット中継システムであって、
(a1)第1パケット処理装置は、第2パケット処理装置のアドレス(第2処理装置アドレス)と第2パケットの接続先アドレス(第2接続先アドレス)とを記憶するように構成され、
(b1)第2パケット処理装置は、第1パケット処理装置のアドレス(第1パケット処理装置アドレス)と第1パケットの接続先アドレス(第1接続先アドレス)とを記憶するように構成され、
(b2)第2パケット処理装置は、第2接続先アドレスと第1接続先アドレスとが一致する場合は、第2パケットと多重制御指示を第1パケット処理装置へ送信するように構成され、
(a2)第1パケット処理装置は、多重制御指示を受信したら、第1パケットと前記第2パケットとを多重化して、第1接続先アドレスへ送信するように構成されていることにある。
【0015】
このような構成によれば、第1パケット処理装置は第2パケット処理装置の接続状況を把握することができ、また第2パケット処理装置は第1パケット処理装置の接続状況を把握することができる。そして、第2パケットの送信先と第1パケットの送信先とが同一であると第2パケット処理装置が判断したら、その共通の送信先である第1接続先と既に通信中である第1パケット処理装置に第2パケットを送信し、第1パケット処理装置に第1パケットと第2パケットとを多重化させ、第1接続先へ送らせることが可能となる。
【0016】
さらに、本発明の第5の特徴は、
(a)パケットを外部の第1接続元から受信し、外部の第1接続先へ送信することが可能な第1パケット処理装置と、
(b)第1パケット処理装置から、第1パケット処理装置と第1接続元との間で接続が開始される旨の通知を受信し、接続開始通知の内容を記憶可能なパケット接続制御装置と、
(c)パケット接続制御装置に対して第1接続元の接続状況を照会し、第1接続元と第1パケット処理装置とが接続中である旨の応答を受信したら、第1パケット処理装置を介して第1接続元に関する情報を取得することが可能な情報取得装置と、を有することにある。
【0017】
このような構成によれば、情報取得したい通信端末(接続元)であって、かつ通信中の通信端末から情報を取得することが可能になる。また、情報を取得したい通信端末であっても、接続中でない通信端末からは情報を取得することができない。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明するが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではない。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
【0019】
(第1の実施の形態)
図1に示すように、第1実施形態におけるパケット中継システム10は、第1パケット送受信手段12、第1アドレス読み取り手段14、記憶手段16、第2パケット送受信手段18、第2アドレス読み取り手段24、判定手段26、多重送信手段28を有する。
【0020】
接続元サーバ700,701は、パケット通信網301に接続されている。パケット通信網301は、接続元サーバ700,701とパケット中継システム10との間でパケットの送受信が可能である。パケット通信網301は、例えばTCP/IP通信方式を用いるパケット網とする。パケット通信網300は、ユーザ端末100とパケット中継システム10との間でパケットの送受信が可能である。パケット通信網300は、例えば携帯電話用のパケット通信網とする。ユーザ端末100は、パケット通信可能な端末であれば良く、携帯電話、PDA(パーソナル・デジタル・アシスタント)、ノートパソコン、デスクトップパソコンなどが含まれる。
【0021】
第1パケット送受信手段12は、第1パケットを送受信する。第1アドレス読み取り手段14は、第1パケットからユーザ端末100のアドレス(第1接続先アドレス)を読み取る。記憶手段16は、ユーザ端末100のアドレスと第1パケット送受信手段12のアドレスとを記憶する。第2パケット送受信手段18は、第2パケットを送受信する。第2アドレス読み取り手段24は、第2パケットから第2パケットの接続先アドレス(第2接続先アドレス)を読み取る。判定手段26は、記憶手段16に記憶されているユーザ端末100のアドレス(第1接続先アドレス)と第2パケットの接続先アドレス(第2接続先アドレス)とが一致するかを判定する。多重送信手段28は、判定手段26が第2接続先アドレスとユーザ端末100のアドレスが一致すると判断したら、第1パケットと第2パケットとを多重化して、ユーザ端末100(第1接続先アドレス)へ送信する。
【0022】
上記の如く第1実施形態におけるパケット中継システム10は、新たに受け取ったパケット(第2パケット)の接続先が既存の通信の接続先と一致する場合は、新たに受け取ったパケット(第2パケット)を既存の通信のパケット(第1パケット)に多重化して、第1パケットと第2パケットの共通の接続先であるユーザ端末100へ送信することができる。
【0023】
この結果、ユーザ端末100が複数の通信回線を確立可能なマルチコール機能を有しない、そしてユーザ端末100がサーバ700と既に通信中であっても、サーバ701もユーザ端末100と通信することが可能となる。
【0024】
第1パケット送受信手段12、第1アドレス読み取り手段14、記憶手段16、第2パケット送受信手段18、第2アドレス読み取り手段24、判定手段26、多重送信手段28を、一つの装置内に配置する必要はない。例えば、第1パケット送受信手段12、第1アドレス読み取り手段14、多重送信手段28が一つの装置内に配置され、記憶手段16、第2パケット送受信手段18、第2アドレス読み取り手段24、判定手段26が別の装置内に配置されるとしても良い。
【0025】
また、説明の都合上、各手段を別個独立の手段として説明したが、一つの手段が他の手段の機能を兼ね備えるとしても良い。例えば、第1パケット送受信手段12が、多重送信手段28の機能を兼ね備えるとしても良い。
【0026】
(第2の実施の形態)
図2は、第2実施形態にかかるパケット中継システムの全体構成を示すブロック図である。図2に示すように、パケット中継システム30は、パケット処理装置200、パケット接続制御装置400aから構成される。
【0027】
第1パケットは、接続元サーバ700→パケット通信網301→パケット処理装置200→パケット通信網300→ユーザ端末100という経路でユーザ端末100へ到達する。
【0028】
また、第2パケットは、接続元サーバ701→パケット通信網301→パケット接続制御装置400→パケット処理装置200→パケット通信網300→ユーザ端末100という経路でユーザ端末100へ到達する。
【0029】
第2実施形態では、パケット接続制御装置400aが、(a)第2パケットの接続先であるユーザ端末100が通信中か否かを判断し、(b)通信中であるならその通信の相手方であるパケット処理装置200を特定し、(c)そのパケット処理装置200に第1パケットと第2パケットとの多重化を指示する。
【0030】
第1のパケット処理装置200は、第1パケットを、パケット中継システムの外部のサーバ700(第1接続元)から受信し、パケット中継システムの外部のユーザ端末100(第1接続先)へ送信するように構成されている。
【0031】
パケット接続制御装置400は、
(a)ユーザ端末100のアドレス(第1接続先アドレス)とパケット処理装置200のアドレス(第1パケット処理装置アドレス)とを、パケット処理装置200から受信し、記憶すること、
(b)パケット中継システム30の外部のサーバ701(第2接続元)から第2パケットを受信し、パケット中継システム30の外部の第2接続先へ送信すること、
(c)第2接続先アドレスとユーザ端末100のアドレス(第1接続先アドレス)とが一致する場合は、パケット処理装置200(第1処理装置)へ第2パケットを送信し、パケット処理装置200に第1パケットと第2パケットを多重化させてユーザ端末100(第1接続先アドレス)へ送信させること、が可能なように構成されている。
【0032】
パケット中継システム30では、パケット接続制御装置400が、新たに受け取ったパケット(第2パケット)の接続先が既存の通信の接続先と一致するかを判断し、一致する場合には、パケット処理装置200が、新たに受け取ったパケット(第2パケット)と既存の通信のパケット(第1パケット)とを多重化し、第1パケットと第2パケットの共通の接続先であるユーザ端末100へ送信することができる。
【0033】
図3に示すように、パケット処理装置200は、第1接続要求受信手段2001、接続開始通知送信手段2003、第1通信経路設定手段2005、第2接続要求信号受信手段2007、第2通信経路設定手段2009、多重制御指示受信手段2011、多重接続・開放手段2013を備える。
【0034】
第1接続要求受信手段2001は、サーバ700から接続要求を受信する。接続開始通知送信手段2003は、第1接続要求信号受信手段2001に接続され、第1接続要求信号受信手段2001から接続要求を受信すると、接続開始フラグ、ユーザ端末100のアドレス(接続先アドレス)、パケット処理装置200のアドレス(第1パケット処理装置アドレス)をパケット接続制御装置400へ通知する。第1通信経路設定手段2005は、第1接続要求信号受信手段2001に接続され、第1接続要求信号受信手段2001から接続要求を受信すると、サーバ700とユーザ端末100との間の通信経路を設定する。
【0035】
第2接続要求信号受信手段2007は、パケット接続制御装置400から接続要求を受信する。第2通信経路設定手段2009は、第2接続要求信号受信手段2007に接続され、第2接続要求信号受信手段2007から接続要求を受信すると、パケット処理装置200とパケット接続制御装置400との間の通信経路を設定する。
【0036】
多重制御指示受信手段2011は、パケット接続制御装置400から多重制御指示を受信する。多重接続・開放手段2013は、多重制御指示受信手段2011に接続され、多重制御指示受信手段2011から多重制御指示を受信すると、既に設定済みの通信経路に対して、新たな通信を多重接続する。具体的には、「サーバ700〜パケット処理装置200〜ユーザ端末100間の通信」中の「パケット処理装置200〜ユーザ端末100間の通信」と、「サーバ701〜パケット接続制御装置400〜パケット処理装置200〜ユーザ端末100間の通信」中の「パケット処理装置200〜ユーザ端末100間の通信」とを多重化する。
【0037】
さらに、パケット処理装置200は、第1接続終了受信手段2015、第1通信経路開放手段2017、接続終了通知手段2019、第2接続終了受信手段2021、第2通信経路開放手段2023を有する。
【0038】
第1接続終了受信手段2015は、サーバ700〜ユーザ端末100間の接続終了を受信する。第1通信経路開放手段2017は、第1接続終了受信手段2015に接続され、第1接続終了受信手段2015から接続終了を受信すると、サーバ700〜ユーザ端末100間の通信経路を開放する。接続終了通知手段2019も、第1接続終了受信手段2015に接続され、第1接続終了受信手段2015から接続終了を受信すると、パケット接続制御装置400へサーバ700〜ユーザ端末100間の接続終了を通知する。
【0039】
図4(a)に示すように、パケット接続制御装置400aは、接続開始通知受信手段401、接続情報データベース登録手段403、接続情報データベース405、接続要求信号受信手段407、接続情報データベース検索手段409、接続状態判定手段411、多重制御指示手段413、通信経路設定手段415、接続終了通知受信手段421、接続情報データベース削除手段423を有する。
【0040】
接続開始通知受信手段401は、複数のパケット処理装置から接続開始通知を受信可能なように構成されている。接続情報データベース登録手段403は、接続開始通知受信手段401に接続され、接続開始通知受信手段401から接続開始通知を受信すると、接続開始通知の内容を接続情報データベース405に登録する。接続情報データベース405は、接続の状態と、接続先のアドレスと、接続元のアドレスと、パケット処理装置番号などを記憶する。
【0041】
図4(b)に、接続情報データベース405に記憶される情報のテーブル4051を示す。図4(b)において、「接続」は接続中であることを示し、「終了」は接続が終了したことを示す。「接続先のアドレス」、「接続元のアドレス」にはIPアドレス(インターネット・プロトコル・アドレス)が含まれる。「パケット処理装置番号」にはMACアドレス(メディア・アクセス・コントロール・アドレス)が含まれる。
【0042】
接続要求信号受信手段407は、複数のパケット処理装置から接続要求信号を受信可能なように構成されている。接続情報データベース検索手段409は、接続要求信号受信手段407に接続され、接続要求信号受信手段407から受け取る接続要求信号が示す接続先が、接続情報データベース405に既に登録されていないか検索する。
【0043】
接続状態判定手段411は、接続情報データベース検索手段409に接続され、そして「接続要求信号に含まれる接続先アドレスが接続情報データベース405に既に登録されていることを示す信号」を接続情報データベース検索手段409から受信すると、その接続先アドレスが登録されているレコードの接続「状態」フィールドが「接続」を示すか「終了」を示すかによって、接続中か接続終了かを判定する。
【0044】
多重制御指示手段413は、接続状態判定手段411に接続され、接続状態判定手段411から「接続中」を示す信号を受信したら、「接続要求信号に含まれる接続先アドレスが記憶されているレコード」の「パケット処理装置番号フィールド」に記憶されているパケット処理装置番号が示すパケット処理装置に対して多重制御指示を行う。具体的には、「接続要求信号に含まれる接続先アドレス」が「X1X1X1.X1X1X1.X1X1X1.X1X1X1」であるなら、パケット処理装置番号が「Z1Z1Z1Z1」であるパケット処理装置に対して多重制御指示を行う。
【0045】
通信経路設定手段415も、接続状態判定手段411に接続され、接続状態判定手段411から「未接続」を示す信号を受信したら、「接続要求信号に含まれる接続先アドレス」に対して新規な通信経路を設定する。
【0046】
接続終了通知受信手段421は、複数のパケット処理装置のいずれかから接続終了通知を受信する。接続情報データベース削除手段423は、接続終了通知受信手段421に接続され、接続終了通知受信手段421から接続終了通知を受信したら、「接続終了通知に含まれる接続先アドレスが記憶されているレコード」の「状態フィールド」を「終了」に書き換える。具体的には、「接続要求信号に含まれる接続先アドレス」が「X3X3X3.X3X3X3.X3X3X3.X3X3X3」であるなら、これに対応する「状態フィールド」を「終了」に書き換える。
【0047】
図5は、第2実施形態における処理の流れを示すシーケンス図である。図5に示すように、パケット処理装置200は、接続元サーバ700から接続要求を受信すると、接続開始通知をパケット接続制御装置400aへ送信する。接続開始通知には、接続開始フラグ、接続先アドレス、接続元アドレス、装置番号などが含まれる。例えば、接続先アドレスはユーザ端末100のIPアドレス、接続元アドレスはサーバ700のIPアドレス、装置番号はパケット処理装置200のMACアドレスとする。
【0048】
パケット接続制御装置400aは、接続開始通知を受信すると、接続先アドレスなどを接続情報データベース405へ登録する。また、パケット処理装置200は、接続要求をユーザ端末100へ送信し、ユーザ端末100から接続応答を受信し、接続応答を接続元サーバ700へ送信する。接続元サーバ700が、パケット処理装置200から接続応答を受信すると、接続元サーバ700〜ユーザ端末100間が接続中となる。
【0049】
このようにして、サーバ700とユーザ端末100とが接続中になると共に、その接続に関する情報がパケット接続制御装置400の接続情報データベース405に登録される。
【0050】
次に、パケット接続制御装置400aは、接続元サーバ701から接続要求を受信すると、情報データベース405内を検索し、接続要求内に含まれるユーザ端末100のアドレス(接続先アドレス)が接続情報データベース405に登録されているかを調べる。そして、パケット接続制御装置400aは、ユーザ端末100がパケット処理装置200と接続中であると判断した場合、接続要求をパケット処理装置200へ送信する。
【0051】
つまり、パケット接続制御装置400aは、
・サーバ701から受信した接続要求パケット内から接続先アドレスを抽出し、
・抽出された接続先アドレスと接続情報データベースに既に登録されている接続先アドレスとを比較し、
・抽出された接続先アドレスと同じアドレスが既に登録されている場合は、そのアドレスに対応付けて登録されているパケット処理装置番号を抽出し、
・抽出された装置番号のパケット処理装置に接続要求パケットを送信する。
【0052】
パケット処理装置200は、接続要求をパケット接続制御装置400aから受信すると、接続応答をパケット接続制御装置400aへ返信するとともに、現在接続中のパケット処理装置200〜ユーザ端末100間の通信経路上に、新規接続のパケットを上位レイヤレベル(例えばHTTPレベル)で多重する処理を開始する。
【0053】
図6に示すように、
・接続元サーバ700からパケット通信網301を介してパケット処理装置200へ接続要求が送信されると、
・パケット処理装置200からパケット接続制御装置400aへ接続開始が通知され、かつ
・パケット処理装置200からパケット通信網300を介してユーザ端末100へ接続要求が送信される。そして、
・ユーザ端末100からパケット通信網300を介してパケット処理装置200へ接続応答が送信され、
・パケット処理装置200からパケット通信網301を介して接続元サーバ700へ接続応答が送信されるて、サーバ700〜ユーザ端末100間が接続中となる。
【0054】
さらに、図7に示すように、
・接続元サーバ701からパケット通信網301を介してパケット接続制御装置400aへ接続要求が送信されると、
・パケット接続制御装置400aが接続情報データベース405を検索して、接続元サーバ701から受信した接続要求内の接続先(ユーザ端末100)が、パケット処理装置200と接続中であると判断したら、
・パケット接続制御装置400aからパケット処理装置200へ接続要求が送信され、
・パケット処理装置200からパケット接続制御装置400aへ接続応答が送信され、
・パケット接続制御装置400aからパケット通信網301を介して接続元サーバ701へ接続応答が送信され、
・接続元サーバ701〜パケット処理装置200間が接続中となり、
・パケット処理装置200〜ユーザ端末100間が多重接続区間となる。
【0055】
このようにして、サーバ701からユーザ端末100に対する新規接続要求に対して、パケット処理装置200とユーザ端末100の間に新規に経路を設定することなく、既に確立されている通信経路上に他のパケット通信を多重化することが可能となる。
【0056】
これによって、接続先であるユーザ端末100が複数経路と通信する機能を有しない場合であっても、そのようなユーザ端末100に複数の接続元から送出されたパケットを受信させることが可能となる。
【0057】
なお、ユーザ端末100〜パケット処理装置200〜サーバ701間の通信が終了した場合、パケット処理装置200はその旨をパケット接続制御装置400aに通知する。かかる通知を受けたパケット接続制御装置400aは、図4(b)に示すテーブル4051において、ユーザ端末100〜パケット処理装置200〜サーバ701間の通信に関する接続状態情報を「終了」に書き換える。
【0058】
このように接続情報データベースの内容を適宜更新することによって、既に終了した通信経路上に新たな通信を多重化させようとすることがなくなる。つまり、接続要求信号受信手段407が受信する接続要求信号中の接続先アドレスが接続情報データベース405に既に記憶されていても、接続状態判定手段411は、その接続が終了していると判断できるので、通信経路設定手段415に対して新規な通信経路の設定を適切に指示可能となる。
【0059】
(第3の実施の形態)
第3実施形態では、接続元サーバ701から送信されるパケットは、パケット処理装置201を介してパケット接続制御装置400bへ到達する。つまり、第2実施形態では、サーバ701から送信されるパケットの流れは、パケット通信網301→パケット接続制御装置400aであったが、第3実施形態ではパケット通信網301→パケット処理装置201→パケット接続制御装置400aとなる。
【0060】
図8は、第3実施形態における処理の流れを示すシーケンス図である。図8に示すように、パケット処理装置200は、接続元サーバ700から接続要求を受信すると、パケット接続制御装置400bへ接続開始通知を送信する。接続開始通知には、接続開始フラグ、接続先アドレス、接続元アドレス、装置番号などが含まれる。例えば、接続先アドレスはユーザ端末100のIPアドレス、接続元アドレスはサーバ700のIPアドレス、装置番号はパケット処理装置200のMACアドレスとする。
【0061】
パケット接続制御装置400bは、接続開始通知を受信すると、接続先アドレスなどを接続情報データベース405へ登録する。また、パケット処理装置200は、接続要求をユーザ端末100へ送信し、ユーザ端末100から接続応答を受信し、接続応答を接続元サーバ700へ送信する。接続元サーバ700がパケット処理装置200から接続応答を受信すると、接続元サーバ700〜ユーザ端末100間が接続中となる。
【0062】
このようにして、サーバ700とユーザ端末100とが接続中になると共に、その接続に関する情報がパケット接続制御装置400の接続情報データベース405に登録される。
【0063】
次に、パケット処理装置201は、接続元サーバ701から接続要求を受信すると、パケット接続制御装置400bへ接続要求を送信する。この接続要求には、接続先アドレス、接続元アドレスなどが含まれる。例えば、接続先アドレスはユーザ端末100のIPアドレス、接続元アドレスはサーバ701のIPアドレスとする。
【0064】
パケット接続制御装置400bは、接続要求を受信すると、情報データベース405内を検索し、接続要求内に含まれるユーザ端末100のアドレス(接続先アドレス)が接続情報データベース405に登録されているかを調べる。そして、パケット接続制御装置400bは、ユーザ端末100がパケット処理装置200と接続中であると判断した場合、接続要求をパケット処理装置200へ送信する。
【0065】
パケット処理装置200が、パケット接続制御装置400bから接続要求を受信すると、パケット処理装置200からパケット接続制御装置400bへ、パケット接続制御装置400bからパケット処理装置201へ、パケット処理装置201からサーバ701へ接続応答が送信される。そして、パケット処理装置200は、既存のサーバ700〜ユーザ端末100間の通信路に、サーバ701〜ユーザ端末100間の通信を多重化する処理を開始する。
【0066】
このようにして、「サーバ700〜パケット処理装置200〜ユーザ端末100間の通信」と、「サーバ701〜パケット処理装置201〜パケット接続制御装置400b〜パケット処理装置200〜ユーザ端末100間の通信」の共通部分である「パケット処理装置200〜ユーザ端末100間の通信」が多重化される。
【0067】
つまり、図9に示すように、まず
・接続元サーバ700からパケット通信網301を介してパケット処理装置200へ接続要求が送信され、
・パケット処理装置200からパケット接続制御装置400bへ接続開始が通知され、
・パケット処理装置200からパケット通信網300を介してユーザ端末100へ接続要求が送信され、
・ユーザ端末100からパケット通信網300を介してパケット処理装置200へ接続応答が送信され、
・パケット処理装置200からパケット通信網301を介して接続元サーバ700へ接続応答が送信される。
【0068】
さらに、図10に示すように、
・接続元サーバ701からパケット通信網301、パケット処理装置201を介してパケット接続制御装置400bへ接続要求が送信され、
・パケット接続制御装置400bが接続情報データベース405を検索して、接続元サーバ701から受信した接続要求内の接続先(ユーザ端末100)が、パケット処理装置200と接続中であると判断し、
・パケット接続制御装置400bからパケット処理装置200へ接続要求が送信され、
・パケット処理装置200からパケット接続制御装置400bへ接続応答が送信され、
・パケット接続制御装置400bからパケット処理装置201、パケット通信網301を介して接続元サーバ701へ接続応答が送信され、
・接続元サーバ701〜パケット処理装置200間が接続中となり、
・パケット処理装置200〜ユーザ端末100間が多重接続区間となる。
【0069】
上記の如く、第3実施形態においても、サーバ701からユーザ端末100への新規接続要求に対して、パケット処理装置200とユーザ端末100との間に新たな通信経路を設定することなく、既存の通信経路への多重化が可能となる。
【0070】
(第4の実施の形態)
第2、第3実施形態では、独立したパケット接続制御装置が各パケット処理装置の接続状況を一元管理していたが、第4実施形態では、各パケット処理装置内にパケット接続制御手段を設けて、各パケット処理装置が他のパケット処理装置の接続状況をそれぞれ相互に管理する。このため、第4実施形態で用いられるパケット処理装置200c,201cは、図3に示すパケット処理装置200の各手段と図4(a)に示すパケット接続制御装置400の各手段の全手段を備える。
【0071】
ただし、第2、第3実施形態のパケット処理装置200の接続開始通知送信手段2003,接続終了通知送信手段2019は、一つのパケット接続制御装置400だけに接続開始通知、接続終了通知の各通知を送信すれば良いが、第4実施形態の接続開始通知送信手段2003,接続終了通知送信手段2019は、自分以外の他の全てのパケット処理装置に各通知を送信する必要がある。
【0072】
図11は、第4実施形態における処理の流れを示すシーケンス図である。図11に示すように、パケット処理装置200cは、接続元サーバ700から接続要求を受信すると、接続開始フラグ、接続先アドレス、接続元アドレス、装置番号などを接続情報データベース405c1に登録する。例えば、接続先アドレスはユーザ端末100のIPアドレス、接続元アドレスはサーバ700のIPアドレス、装置番号はパケット処理装置200cのMACアドレスとする。
【0073】
そして、パケット処理装置200cからパケット処理装置201cへ接続開始通知が送られる。接続開始通知にも、接続開始フラグ、接続先アドレス、接続元アドレス、装置番号などが含まれる。接続先アドレスはユーザ端末100のIPアドレス、接続元アドレスはサーバ700のIPアドレス、装置番号はパケット処理装置200cのMACアドレスとする。
【0074】
パケット処理装置201cは、接続開始通知を受け取ると、接続先アドレスなどを接続情報データベース405c2へ登録する。
【0075】
また、パケット処理装置200cは、接続要求をユーザ端末100へ送信し、ユーザ端末100から接続応答を受信し、接続応答を接続元サーバ700へ送信する。
【0076】
接続元サーバ700が接続応答を受信すると、接続元サーバ700〜ユーザ端末100間が接続中となる。
【0077】
このようにして、サーバ700とユーザ端末100とが接続中になると共に、その接続に関する情報がパケット処理装置200cの接続情報データベース405c1とパケット処理装置201cの接続情報データベース405c2のそれぞれに登録される。
【0078】
次に、パケット処理装置201cは、接続元サーバ701から接続要求を受信すると、情報データベース405c2内を検索し、接続要求に含まれるユーザ端末100のアドレス(接続先アドレス)が接続情報データベース405c2に登録されているかを調べる。そして、パケット処理装置201cは、ユーザ端末100がパケット処理装置200cと接続中であると判断した場合、接続要求をパケット処理装置200cへ送信する。
【0079】
パケット処理装置200cは、サーバ700〜ユーザ端末100間の既存の通信路に、サーバ701〜ユーザ端末100間の新たな通信を多重化する処理を開始する。また、パケット処理装置200cからパケット処理装置201cへ、パケット処理装置201cからサーバ701へ接続応答が送信される。
【0080】
このようにして、「サーバ700〜パケット処理装置200c〜ユーザ端末100間の通信」と、「サーバ701〜パケット処理装置201c〜パケット処理装置200c〜ユーザ端末100間の通信」の共通部分である、「パケット処理装置200c〜ユーザ端末100間の通信」が多重化される。
【0081】
つまり、図12に示すように、まず、
・接続元サーバ700からパケット通信網301を介してパケット処理装置200cへ接続要求が送信され、
・パケット処理装置200cからパケット処理装置201c〜20ncへ接続開始が通知され、
・接続開始通知に含まれる接続先アドレス、装置番号などが、各パケット処理装置内のパケット接続制御手段601〜60nに記憶される。ここで、各パケット接続制御手段は、図4(a)に示すパケット接続制御装置400が備える接続情報データベース405、接続開始通知受信手段401などの全ての手段を有する。つまり、パケット処理装置200cから送られる接続開始通知500に含まれる接続先アドレス、装置番号などは、パケット接続制御手段が有する接続情報データベースに記憶される。
【0082】
・さらに、パケット処理装置200cからパケット通信網300を介してユーザ端末100へ接続要求が送信され、
・ユーザ端末100からパケット通信網300を介してパケット処理装置200cへ接続応答が送信され、
・パケット処理装置200cからパケット通信網301を介して接続元サーバ700へ接続応答が送信される。
【0083】
さらに、図13に示すように、
・接続元サーバ701からパケット通信網301を介してパケット処理装置201cへ接続要求が送信され、
・パケット処理装置201c内のパケット接続制御手段601が、パケット接続制御手段601内の接続情報データベースを検索して、接続元サーバ701から受信した接続要求内の接続先(ユーザ端末100)が、パケット処理装置200cと接続中であると判断し、
・パケット処理装置201cからパケット処理装置200cへ接続要求が送信され、
・パケット処理装置200cからパケット処理装置201cへ接続応答が送信され、
・パケット処理装置201cからパケット通信網301を介して接続元サーバ701へ接続応答が送信され、
・接続元サーバ701〜パケット処理装置201c〜パケット処理装置200c間が接続中となり、
・パケット処理装置200c〜ユーザ端末100間が多重接続区間となる。
【0084】
第4実施形態によれば、独立のパケット接続制御装置を設けなくても、各パケット処理装置内にパケット接続制御手段を設けることによって、第1,2,3実施形態と同様の効果が得られる。
【0085】
また、パケット処理装置外部のパケット接続制御装置へ問い合わせることなく、パケット処理装置内部のパケット接続制御手段へ問い合わせることによってパケット通信の多重化を依頼すべき他のパケット処理装置が特定できるので、他のパケット処理装置を迅速に特定できる。
【0086】
さらに、一つのパケット接続制御装置に多数のパケット処理装置から問い合わせが集中し、処理が滞るという事態も生じない。
【0087】
なお、各パケット処理装置は、接続開始通知のみならず接続終了通知も、他のパケット処理装置へブロードキャストすることが好ましい。
【0088】
(第5の実施の形態)
第1〜4実施形態では、ユーザ端末100は接続先であったが、第5実施形態では、ユーザ端末100は接続元となる。また、第5実施形態では、位置情報取得装置800が使用される。
【0089】
図14に示すように、第5実施形態では、ユーザ端末100からパケット処理装置200dへ接続要求が送信され、パケット処理装置200dから接続先サーバ702へ接続要求が送信される。
【0090】
サーバ702は、接続要求を受信すると、接続応答を送信する。
【0091】
パケット処理装置200dは、接続応答を受信すると、接続開始通知をパケット接続制御装置400dへ送信する。接続開始通知には、接続開始フラグ、接続先アドレス、接続元アドレス、装置番号などが含まれる。接続先アドレスは接続先サーバ702のIPアドレス、接続元アドレスはユーザ端末100のIPアドレス、装置番号はパケット処理装置200dのMACアドレスとする。
【0092】
パケット接続制御装置400dは、接続開始通知を受け取ると、接続先アドレスなどを接続情報データベース405dへ登録する。
【0093】
また、パケット処理装置200dは、接続応答をユーザ端末100へ送信する。ユーザ端末100が接続応答を受信すると、接続元サーバ700〜ユーザ端末100間が接続中となる。
【0094】
次に、位置情報取得装置800は、サーバ703から位置情報要求を受信すると、パケット接続制御装置400dへ接続状況照会を送信する。パケット接続制御装置400dは接続状況照会を受信すると、接続情報データベース405d内を検索し、位置情報要求に含まれるユーザ端末100のアドレス(接続先アドレス)が接続情報データベース405dに登録されているかを調べる。そして、ユーザ端末100がパケット処理装置200dと接続中であると判断した場合、パケット接続制御装置400dは、ユーザ端末100とパケット処理装置200dとが接続中であることを示す接続状況応答を位置情報取得装置800へ送信する。
【0095】
接続状況応答を受信すると、位置情報取得装置800は、ユーザ端末100に対する位置情報取得処理を実行する。ユーザ端末100の位置情報を取得すると、位置情報取得装置800は、サーバ703へその位置情報を送信する。
【0096】
位置情報取得装置800からパケット接続制御装置400dへ接続状況照会がなされ、接続情報データベース405dが検索された結果、ユーザ端末100と接続中のパケット処理装置が見つけられない場合、位置情報取得装置800は位置情報を取得することなく、処理を終了する。
【0097】
図15に示すように、まず
ユーザ端末100が、パケット通信網300、パケット処理装置200、パケット通信網301を介して接続先サーバ702へ接続要求を送信すると、パケット処理装置200dはパケット接続制御装置400dへ接続開始通知500を送信する。パケット接続制御装置400dは、接続開始通知500を受信すると、接続開始通知500に含まれる接続先アドレスなどをパケット接続制御装置400d内の接続情報データベース405dへ登録する。また、接続要求を受信した接続先サーバ702は、接続応答をユーザ端末100へ送信する。
【0098】
さらに、図16に示すように、
情報要求元サーバ703が、ユーザ端末100の位置情報取得要求を、パケット通信網301を介して位置情報取得装置800へ送信すると、位置情報取得装置800は接続状況照会をパケット接続制御装置400dへ送信する。パケット接続制御装置400dは、接続状況照会を受信すると、接続情報データベース405dを検索し、ユーザ端末100に関する情報が登録されているかを調べ、もし登録されていることが判明したら通信接続中かを調べ、もし通信接続中であることが判明したらどのパケット処理装置と接続中かを調べる。
【0099】
具体的には、例えば、
・ユーザ端末100のIPアドレスが、接続先フィールドに登録されているレコードを探し、
・もしそのようなレコードが存在したら、次にそのレコードの接続状況フィールドに接続中であることを示すフラグが記憶されているかを調べ、
・もし接続中であることを示すフラグが記憶されていたら、さらにそのレコード中の接続相手パケット装置を示すフィールドに記憶されている装置番号(パケット装置のMACアドレス)を読み取ることによって、パケット処理装置200dを特定する。
【0100】
パケット接続制御装置400dは、
・ユーザ端末100が接続中か否か、
・接続中である場合はどのパケット処理装置と接続中かなどを示す接続状況応答を位置情報取得装置800へ送信する。
【0101】
位置情報取得装置800は、接続状況応答を受信すると、ユーザ端末100と接続中であるパケット処理装置200dを介してユーザ端末100から位置情報を取得し、パケット通信網301を介して情報要求元サーバ703へユーザ端末100の位置情報を送信する。
【0102】
このような第5実施形態によれば、接続情報データベース405dをパケット通信網の接続状況(ユーザ端末が接続中か否か)に合わせて更新することによって、サーバ702などの他のサーバと通信を確立しているユーザ端末100から、サーバ703はそのユーザ端末100の位置情報を取得することができる。
【0103】
なお、パケット接続制御装置400が、位置情報取得装置800を経由して、サーバ703からユーザ端末101に関する位置情報取得要求を受信し、接続情報データベース405dを検索した結果、ユーザ端末101のアドレスが見つけ出されない場合、パケット接続制御装置400は、ユーザ端末101が通信中ではないと判断し、その旨を示す接続状況応答を位置情報取得装置800へ送信する。この場合は、ユーザ端末101の位置情報は取得されない。
【0104】
つまり、情報要求元サーバ703は、位置情報取得要求を送信したときに通信接続中のユーザ端末100に関する位置情報のみ取得可能であって、位置情報取得要求を送信したときに通信接続中ではないユーザ端末101に関する位置情報を取得することはできない。
【0105】
なお、第5実施形態では、ユーザ端末100が接続中であるなら、ユーザ端末100の位置情報を取得可能としたが、情報取得要求に情報取得先アドレスを含めなくても良い。つまり、接続情報データベース405dの接続状況フィールドを検索し、接続中を示すフラグが記憶されている全ての接続元(ユーザ端末)から位置情報を取得するとしても良い。
【0106】
また、取得する情報は、位置情報に限定されない。
【0107】
上記第1〜4実施形態においては、接続制御が多重制御を意味するとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。接続を規制したり、拒否したりするとしても良い。
【0108】
例えば、接続制御装置または接続制御手段に多重通信経路総数(多重数)をカウントする手段、閾値を記憶する手段、多重数と閾値とを比較する手段、多重接続を拒否する手段を設ける。そして、既存の第1通信(非多重通信)に、第2通信を多重化させ、さらに第3通信を多重化させるという処理を繰り返し、多重数が変化する毎に、多重数・閾値比較手段が多重数と閾値とを比較するものとする。そして、多重数・閾値比較手段が、多重数が閾値に達したと判断し、その旨の信号を多重接続拒否手段に出力したら、多重接続拒否手段は、図4(a)の多重制御指示手段413が新たな多重制御指示を送信しないようにし、かつパケット処理装置から接続拒否応答を接続元サーバへ送信させる。
【0109】
また、接続制御装置または接続制御手段に多重通信経路総数(多重数)をカウントする手段、閾値を記憶する手段、多重数と閾値とを比較する手段、多重接続を規制する手段を設けても良い。多重接続を規制する手段は、多重数・閾値比較手段から多重数が閾値に達したことを示す信号を受信したら、n回中m回は多重制御指示手段413に多重制御指示を送信させる(つまり、多重接続を許可させる)、一方、n回中(n−m)回は多重制御指示手段413に多重制御指示を送信させない(つまり、多重接続を拒否させる)。なお、n、mはいずれも自然数であり、nはmより大とする。
【0110】
このように通信経路数に閾値を設け、その閾値以上の接続要求が発生した場合に、接続不能の応答を返したり(接続拒否)、所定の割合で接続を拒否または許可したり(接続規制)することによって、通信端末の多重接続能力に限界があるにもかかわらず、限界以上の接続を受け付けてしまう結果、全ての通信が応答不能(フリーズ)となってしまうという不具合を回避することができる。
【0111】
説明の都合上、サーバ、パケット処理装置、ユーザ端末のいずれも1または2としたが、サーバ、パケット処理装置、ユーザ端末が3以上でも良いことは言うまでもない。
【0112】
【発明の効果】
前記の如く、本発明によれば、パケット通信網で行われる接続情報を一元的または分散して管理することにより、同一接続先のパケット通信が既に存在するか否かを判断し、既に存在している場合は、その接続先と通信しているパケット処理装置を特定し、かかるパケット処理装置を介して新たな通信を行うことによって新規パケット接続にかかる処理装置の負荷や信号量の削減が期待でき、パケット通信網のリソースを効率的に利用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態におけるパケット中継システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2実施形態におけるパケット中継システムの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明のパケット処理装置の構成を示すブロック図である。
【図4】(a)は本発明のパケット接続制御装置の構成を示すブロック図であり、(b)は接続情報データベースに記憶される情報テーブルを示す。
【図5】本発明の第2実施形態における処理の流れを示すシーケンス図である。
【図6】本発明の第2実施形態においてサーバ700〜ユーザ端末100間が接続中になるまでを説明するための図である。
【図7】本発明の第2実施形態においてサーバ701〜パケット処理装置200間が接続中となり、パケット処理装置200〜ユーザ端末100間が多重接続中になるまでを説明するための図である。
【図8】本発明の第3実施形態における処理の流れを示すシーケンス図である。
【図9】本発明の第3実施形態においてサーバ700〜ユーザ端末100間が接続中になるまでを説明するための図である。
【図10】本発明の第3実施形態においてサーバ701〜パケット処理装置200間が接続中となり、パケット処理装置200〜ユーザ端末100間が多重接続中になるまでを説明するための図である。
【図11】本発明の第4実施形態における処理の流れを示すシーケンス図である。
【図12】本発明の第4実施形態においてサーバ700〜ユーザ端末100間が接続中になるまでを説明するための図である。
【図13】本発明の第4実施形態においてサーバ701〜パケット処理装置200c間が接続中となり、パケット処理装置200c〜ユーザ端末100間が多重接続中になるまでを説明するための図である。
【図14】本発明の第5実施形態における処理の流れを示すシーケンス図である。
【図15】本発明の第5実施形態においてサーバ702〜ユーザ端末100間が接続中になるまでを説明するための図である。
【図16】本発明の第5実施形態においてサーバ703がユーザ端末100から位置情報を取得するまでを説明するための図である。
【図17】従来のパケット中継システムを説明するための図である。
【符号の説明】
100…ユーザ端末
200,201…パケット処理装置
300,301…パケット通信網
400…パケット接続制御装置
700,701…接続元サーバ

Claims (10)

  1. 第1接続元から第1パケットを受信するとともに、前記第1パケットの接続先アドレスに応じて前記第1パケットを送信する1装置と、
    第2接続元から第2パケットを受信するとともに、前記第2パケットの接続先アドレスに応じて前記第2パケットを送信する2装置とを備え、
    前記第1装置は、前記第1装置のアドレスと前記第1パケットの接続先アドレスとを前記第2装置に送信する第1送信部を有しており、
    前記第2置は、前記第1装置から受信した前記第1パケットの接続先アドレスと前記第2パケットの接続先アドレスとが一致する場合に、前記第2パケットを前記第1パケットに多重化することを指示する多重指示を、前記第2パケットとともに前記第1置に送信する第2送信部を有する
    ことを特徴とするパケット中継システム。
  2. 前記第1装置は、前記多重化指示を前記第2装置から受信した場合に、前記第2装置から受信した前記第2パケットを前記第1パケットに多重化して、前記第1パケット及び前記第2パケットに共通する接続先アドレス宛てに、前記第2パケットが前記第1パケットに多重化されたパケットを送信することを特徴とする請求項に記載のパケット中継システム。
  3. 前記第2装置は、
    前記第1装置から受信した前記第1装置のアドレスと前記第1パケットの接続先アドレスとを対応付けて記憶する記憶部と、
    前記第2パケットの接続先アドレスと一致する前記第1パケットの接続先アドレスが前記記憶部に記憶されているか検索する検索部と、
    前記第2パケットの接続先アドレスと一致する前記第1パケットの接続先アドレスが検索された場合に、前記第1パケットに対応する接続が継続しているか否かを判定する判定部とを有しており、
    前記第2送信部は、前記第1パケットに対応する接続が継続している場合に、前記多重化指示を前記第2パケットとともに前記第1装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載のパケット中継システム。
  4. 前記第1装置は、パケットを中継するパケット処理装置であり、
    前記第2装置は、前記パケット処理装置、又は、前記パケット処理装置を管理するパケット接続制御装置であることを特徴とする請求項1に記載のパケット中継システム。
  5. 第1装置が、第1接続元から第1パケットを受信するとともに、前記第1パケットの接続先アドレスに応じて前記第1パケットを送信するステップAと、
    第2装置が、第2接続元から第2パケットを受信するとともに、前記第2パケットの接続先アドレスに応じて前記第2パケットを送信するステップBと、
    前記第1装置が、前記第1装置のアドレスと前記第1パケットの接続先アドレスとを前記第2装置に送信するステップCと、
    前記第2装置が、前記第1装置から受信した前記第1パケットの接続先アドレスと前記第2パケットの接続先アドレスとが一致する場合に、前記第2パケットを前記第1パケットに多重化することを指示する多重化指示を、前記第2パケットとともに前記第1装置に送信するステップDと
    を含むことを特徴とするパケット中継方法。
  6. 第2接続元から第2パケットを受信するとともに、前記第2パケットの接続先アドレスに応じて前記第2パケットを送信する第2装置を備えたパケット中継システムにおいて、第1接続元から第1パケットを受信するとともに、前記第1パケットの接続先アドレスに応じて前記第1パケットを送信する第1装置であって、
    前記第1装置のアドレスと前記第1パケット接続先アドレスとを前記第2装置に送信する第1送信部を備え、
    前記第1送信部は、前記第2パケットを前記第1パケットに多重化することを指示する多重化指示を前記第2パケットとともに前記第2装置から受信した場合に、前記第2装置から受信した前記第2パケットを前記第1パケットに多重化して、前記第1パケット及び前記第2パケットに共通する接続先アドレス宛てに、前記第2パケットが前記第1パケットに多重化されたパケットを送信する
    ことを特徴とする第1装置
  7. 第1接続元から第1パケットを受信するとともに、前記第1パケットの接続先アドレスに応じて前記第1パケットを送信する第1装置を備えたパケット中継システムにおいて、第2接続元から第2パケットを受信するとともに、前記第2パケットの接続先アドレスに応じて前記第2パケットを送信する第2装置であって、
    前記第1装置のアドレスと前記第1パケットの接続先アドレスとを前記第1装置から受信する第2受信部と、
    前記第1装置から受信した前記第1パケットの接続先アドレスと前記第2パケットの接続先アドレスとが一致する場合に、前記第2パケットを前記第1パケットに多重化することを指示する多重化指示を、前記第2パケットとともに前記第1装置に送信する第2送信部
    を備えることを特徴とする第2装置
  8. 前記第1装置から受信した前記第1装置のアドレスと前記第1パケットの接続先アドレスとを対応付けて記憶する記憶部と、
    前記第2パケットの接続先アドレスと一致する前記第1パケットの接続先アドレスが前記記憶部に記憶されているか検索する検索部と、
    前記第2パケットの接続先アドレスと一致する前記第1パケットの接続先アドレスが検索された場合に、前記第1パケットに対応する接続が継続しているか否かを判定する判定部とをさらに備え、
    前記第2送信部は、前記第1パケットに対応する接続が継続している場合に、前記多重化指示を前記第2パケットとともに前記第1装置に送信する
    ことを特徴とする請求項7に記載の第2装置。
  9. 前記第1パケットの通信経路多重化される通信経路の数をカウントする多重数カウントと、
    前記多重数カウント部によってカウントされる通信経路の数が所定閾値となった場合に、前記第2パケットをさらに前記第1パケットに多重することを禁止する多重接続拒否
    さらに備えることを特徴とする請求項7に記載の第2装置
  10. 前記第1パケットの通信経路多重化される通信経路の数をカウントする多重数カウント部をさらに備え、
    前記多重数カウント部によってカウントされる通信経路の数が所定閾値となった場合に、n及びmがn>mを満たす自然数であるとすると、n個の前記第2パケットのうち、m個の前記第2パケットについては、前記多重化指示を用いた多重化制御を行い、n個の前記第2パケットのうち、(n−m)個の前記第2パケットについては、前記多重化指示を用いた多重化制御を行わない
    ことを特徴とする請求項7に記載の第2装置
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