JP3959553B2 - 流体圧シリンダのロッドパッキン - Google Patents
流体圧シリンダのロッドパッキン Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、流体圧シリンダのロッドパッキンに関するものであり、特に詳しくは、パッキン取付部の傷に起因する圧力流体の大量流出を防止する流体圧シリンダのロッドパッキンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8に概略を示す公知の流体圧シリンダ1は、シリンダ2と、該シリンダ2内を往復動するピストン3及びそのロッド4とを備え、図示を省略しているポートからピストン3で区画されたヘッド側のシリンダ室5とロッド側のシリンダ室6に圧縮空気を給排することによって、ピストン3とロッド4が往復動する。
そして、シリンダ2を貫通するロッド4の外周面は、ロッドカバー7のパッキン取付部9に嵌着されたロッドパッキン10よってシールされている。
【0003】
図9に詳細を示すように、上記ロッドパッキン10は環状をなし、外周面に、環状のパッキン取付部9のシリンダ室6側をシールするリップ10aと、その軸外方の円筒状のシール部10bとを備え、内周面に、ロッド4の外周面をシールするリップ10c,10cと、これらの間の凹部とを備えている。そして、リップ10aの外径はパッキン取付部9の内径より僅かに大きく、シール部10bの外径はパッキン取付部9の内径にほぼ等しく、リップ10cの内径はロッド4の外径より僅かに小さくされている。
したがって、ロッドパッキン10をパッキン取付部9に嵌着すると、リップ10aが弾性により縮径して、リップ10aとシール部10bとによってパッキン取付部9の内周面が気密にシールされ、弾性により拡径するリップ10c,10cによってロッド4の外周面が気密にシールされる。
また、パッキン取付部9に嵌着されたロッドパッキン10は、ロッドパッキンカバー12と、シリンダ2の溝に取付けられた止め輪13とによって軸方向外方への抜け出しが防止され、これらの部材は、軸方向に僅かに移動可能とされている。
【0004】
上記流体圧シリンダ1は、パッキン取付部9に傷がないときは、ロッドパッキン10によってロッド側のシリンダ室6が外部に対して気密にシールされているが、何らかの原因によってパッキン取付部9のシリンダ室6側にリップ10aによるシールを越える傷15があると(図9参照)、この傷15によってシリンダ室6の圧縮空気が外部に大量に流出するという問題がある。
即ち、パッキン取付部9に、リップ10aによるシールを越える傷15があると、この傷15によってパッキン取付部9の内周面とロッドパッキン10の外周面との間にロッド側のシリンダ室6内の圧縮空気が蓄積され、この蓄積された空気圧によってロッドパッキン10がロッド4に押しつけられると、ロッドパッキン10とパッキン取付部9の内周面との間に流体流路が生じ、これによってロッド側のシリンダ室6の圧縮空気が大量に外部に流出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、パッキン取付部の傷に起因する圧力流体の大量流出を防止する流体圧シリンダのロッドパッキンを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明のロッドパッキンは、ロッドカバーのパッキン取付溝に嵌着され、該パッキン取付部の内周面とパッキン取付溝を通るロッドの外周面との間をシールする流体圧シリンダのロッドパッキンにおいて、上記ロッドパッキンが、パッキン取付部の内周面のシリンダ室側をシールするリップと、その軸方向外方のシール部と、該シール部の外周面に形成された、基端が外部に開口し先端がリップの側面に達するスリット部とを備え、上記スリット部によって、パッキン取付部における上記リップによるシール部の傷に起因するロッド側シリンダ室の圧力流体の大量流出を防止することを特徴としている。
【0007】
また、同様の課題を解決するため、本発明のロッドパッキンは、ロッドカバーのパッキン取付部に嵌着され、該パッキン取付部の内周面とパッキン取付部を通るロッドの外周面との間をシールする流体圧シリンダのロッドパッキンにおいて、上記ロッドパッキンが、パッキン取付部の内周面のシリンダ室側をシールするリップと、その軸方向外方のシール部と、該シール部の外周面及び外側側面に形成された、基端が外部に開口し先端がリップの側面に達するスリット部とを備え、上記スリット部によって、パッキン取付部における上記リップによるシール部の傷に起因するロッド側シリンダ室の圧力流体の大量流出を防止することを特徴としている。
【0008】
さらに、同様の課題を解決するため、これらのロッドパッキンの円周方向に、複数個のスリット部を設けたことを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1ないし図4は本発明の第1実施例を示し、図4に概略を示す流体圧シリンダ21は、パッキン取付部9に嵌着された環状のロッドパッキン22以外は、公知の流体圧シリンダ1と同一の構成を備えている。したがって、図における同一の箇所に同一の符号を付して、詳細な説明は省略する。
【0010】
図1及び図2に詳細を示す上記ロッドパッキン22は、外周面に、パッキン取付部9内周面のシリンダ室6側をシールする環状のリップ22aと、その軸方向外方のほぼ円筒状のシール部22bとを備え、シール部22bの外周面に、基端が外部に開口し先端がリップ22aの近くまたはリップの側面に達するスリット部22cが、円周方向にほぼ等間隔に複数(図示の例は4つ)形成されており、内周面に、公知のロッドパッキン10と同様に、ロッド4の外周面をシールする環状の2つのリップ22d,22dと、これらの間の凹部とが形成され、合成ゴム等の弾性を有する素材によって一体に成形されている。
また、リップ22a及びシール部22bの外径とパッキン取付部9の内径との間の寸法関係、並びにリップ22d,22dの内径とロッド4の外径との間の寸法関係、及びロッドパッキンカバー12と止め輪13とによる軸方向外方への抜け出し防止等は、公知のロッドパッキン10と同じである。
【0011】
上記ロッドパッキン22をパッキン取付部9に嵌着すると、パッキン取付部9の内周面がリップ22aによって気密にシールされ、ロッド4の外周面がリップ22d,22dによって気密にシールされる。
この場合、パッキン取付部9のシリンダ室6側に、リップ22aによるシールを越える傷15があっても(図3参照)、この傷15はシール部22bの外周面に形成したスリット部22cによって外部に連通するために、シリンダ室6の圧縮空気が傷15とスリット部22c,・・とを通って少しづつ外部に排出されるので、パッキン取付部9の内周面とロッドパッキン22との間に蓄積されることはない。
したがって、パッキン取付部9の傷15に起因する圧縮空気の大量流出を防止することができる。
なお、傷15がリップ22aによるシールより軸方向外方のみにある場合は、パッキン取付部9がリップ22aによってシールされているので、ロッド側シリンダ室6の圧縮空気は外部に流出しない。
【0012】
第1実施例のロッドパッキン22は、ロッドパッキンカバー12と、シリンダ2の溝に取付けられた止め輪13とによって軸方向外方への抜け出しが防止されているので、ロッドパッキン22がロッド側シリンダ室6の圧縮空気圧によって軸方向外方に向けて押圧されても、ロッドカバー7とロッドパッキンカバー12間の隙間及びロッドパッキンカバー12と止め輪13間の隙間から、シリンダ室6の圧縮空気を外部に排出することができる。
しかしながら、パッキン取付部9を、図7に示すようにロッドカバー25に形成したパッキン嵌着溝26とした場合は、シール部22bの軸方向外側側面がパッキン嵌着溝26の外側壁面に押圧されて、ロッド側シリンダ室6の圧縮空気を外部に排出できないことがある。
【0013】
図5ないし図7は、この問題を解決した本発明の第2実施例を示し、図7に詳細を示すロッドカバー25は、ロッドパッキン27を嵌着するためのパッキン嵌着溝26を備え、シリンダ2の溝に取付けられた止め輪13によって外側への抜け出しが防止されている。
上記パッキン取付溝26に嵌着されるロッドパッキン27は、図5及び図6に詳細を示すように、第1実施例のロッドパッキン22と同様に、外周面に、パッキン取付溝26の内周面をシールする環状のリップ27aと、その軸方向外方のほぼ円筒状のシール部27bとを備え、内周面にロッド4の外周面をシールする環状の2つのリップ27c,27cと、これらの間の凹部とを備えている。
【0014】
また、上記ロッドパッキン27は、シール部27bの外周面及び外側側面に、基端が外部に開口し、先端がリップ27aの近くまたはリップの側面に達するスリット部27dが形成されている。この場合、外側側面のスリット部27dは、シリンダ室6の圧縮空気圧によってロッドパッキン27がパッキン取付溝26の外側壁面に押圧されても、外部に連通できる通路面積を備えている。
上記ロッドパッキン27は、スリット部27d以外は、第1実施例のロッドパッキン22と同じ構成を備えている。
【0015】
ロッドカバー25のパッキン取付溝26に嵌着された上記ロッドパッキン27は、圧縮空気圧によってパッキン取付溝26の外側壁面に押圧されても、シール部27bの外周面及び外側側面に形成したスリット部27dによって外部に開口している。
したがって、第1実施例のロッドパッキン22と同様に、パッキン取付溝26の傷15に起因する圧縮空気の大量流出を防止することができる。
【0016】
【発明の効果】
本発明のロッドパッキンは、リップの軸方向外方のシール部の外周面、またはシール部の外周面及び外側側面にスリット部を設けたことにより、パッキン取付部に傷があっても、外部に開口するスリット部によってロッド側シリンダ室の圧力流体が少量づつ排出されてパッキン取付部またはパッキン取付溝の内周面との間に圧力流体が蓄積しないので、蓄積に起因する圧力流体の外部への大量流出を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の断面図である。
【図2】同じく側面図である。
【図3】同じく作用の説明図である。
【図4】同じく概略構成図である。
【図5】第2実施例の断面図である。
【図6】同じく側面図である。
【図7】同じく作用の説明図である。
【図8】公知の流体圧シリンダの概略構成図である。
【図9】同じく作用の説明図である。
【符号の説明】
4 ロッド
7,25 ロッドカバー
9 パッキン取付部
21 流体圧シリンダ
22,27 ロッドパッキン
22a,27a リップ
22b,27b シール部
22c,27d スリット部
26 パッキン取付溝
Claims (3)
- ロッドカバーのパッキン取付部に嵌着され、該パッキン取付部の内周面とパッキン取付部を通るロッドの外周面との間をシールする流体圧シリンダのロッドパッキンにおいて、
上記ロッドパッキンが、パッキン取付部の内周面のシリンダ室側をシールするリップと、その軸方向外方のシール部と、該シール部の外周面に形成された、基端が外部に開口し先端がリップの側面に達するスリット部とを備え、
上記スリット部によって、パッキン取付部における上記リップによるシール部の傷に起因するロッド側シリンダ室の圧力流体の大量流出を防止する、ことを特徴とする流体圧シリンダのロッドパッキン。 - ロッドカバーのパッキン取付溝に嵌着され、該パッキン取付溝の内周面とパッキン取付溝を通るロッドの外周面との間をシールする流体圧シリンダのロッドパッキンにおいて、
上記ロッドパッキンが、パッキン取付溝の内周面のシリンダ室側をシールするリップと、その軸方向外方のシール部と、該シール部の外周面及び外側側面に形成された、基端が外部に開口し先端がリップの側面に達するスリット部とを備え、
上記スリット部によって、パッキン取付溝における上記リップによるシール部の傷に起因するロッド側シリンダ室の圧力流体の大量流出を防止する、ことを特徴とする流体圧シリンダのロッドパッキン。 - スリット部を、ロッドパッキンの円周方向に複数個設けた、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載した流体圧シリンダのロッドパッキン。
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JP8-242716 | 1996-08-26 | ||
JP27539496A JP3959553B2 (ja) | 1996-08-26 | 1996-09-26 | 流体圧シリンダのロッドパッキン |
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- 1996-09-26 JP JP27539496A patent/JP3959553B2/ja not_active Expired - Fee Related
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