JP3956932B2 - 充電器および充電状態判定方法 - Google Patents

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Description

この発明は、二次電池の充電状態を表示する充電器および充電状態判定方法に関する。
アルカリ乾電池やマンガン乾電池といった一次電池の残量チェッカーは、電池の電圧を所定のしきい値によって段階的に区分し、その段階に応じた表示を行うことによって、電池の残量を現すタイプのものが一般的である。一次電池では、電池の電圧が高いほど電池の残量が多いという性質を有するために、このような構成が可能となる。
しかしながら、ニッケル水素電池(Ni/MH電池)やニッケルカドミウム電池(Ni/Cd電池)のような二次電池では、満充電時、満充電に近い場合、およびほとんど電池の容量が残っていない場合を除くと、開路電圧がほとんど一定に近いため、電池の電圧を測定しても、どれくらい電池容量が残っているのかを知ることができない。また、同じ容量の二次電池の間でも、温度、劣化頻度、活性状態によって電池の電圧が変化するため、電圧の測定によって残りの容量を把握することは非常に困難である。
二次電池のこのような現象は、充電中の閉路電圧についても当てはまる。従って、ニッケル水素電池やニッケルカドミウム電池において、充電中の進行状態を検出(表示)するためには、充電前に一度完全放電を行い、計測した充電経過時間が、標準的な充電満了時間に対してどのくらいの割合であるかを計算する方法がとられていた。しかしながら、この方法によっても、充電対象となる電池の公称容量が変われば、正確な進行状態を検出することはできない。
従来のニッケル水素電池の充電器には、容量チェッカーを有するものもあるが、電池容量がなくなった場合と、満充電の場合だけを知らせるようなものであり、段階的に電池容量を表示するようなものは今までなかった。
従って、この発明の目的は、充電中の二次電池の残りの容量(すなわち、充電の進行状態)を正確に把握する充電器および充電状態判定方法を提供することにある。
さらに、この発明の目的は、いかなる容量残状態の二次電池であっても、充電前に完全放電をすることなく残りの容量を把握できる充電器および充電状態判定方法を提供することにある。
この発明は、放電状態から満充電状態までの二次電池の充電過程で、二次電池の電圧が2つの相対的に大きな上昇を示す場合に、第1の上昇が終息する第1のポイント、第2の上昇が生じる第2のポイントおよび第2の上昇が終息する第3のポイントのそれぞれを境として、二次電池の充電状態が第1、第2、第3および第4の充電状態に区分され、
充電時に第1乃至第4の充電状態のそれぞれを識別可能な態様で表示するようにした充電器であって、
二次電池に充電を行う充電手段と、
二次電池の電圧値を検出する電圧検出手段と、
周囲温度を検出する温度検出手段と、
予め用意され、各組が複数のしきい値からなる複数のしきい値の組の何れかを、温度検出手段により検出された周囲温度に応じて選択するしきい値発生手段と、
充電手段による充電前に、電圧検出手段により検出された電圧値としきい値発生手段により発生されたしきい値の組の複数のしきい値とを比較することによって第1乃至第3の充電状態を判定する第1の判定手段と、
二次電池に充電手段による充電が行われている間に、電圧検出手段によって検出された二次電池の電圧値を所定の間隔で検出し、検出した電圧値の変化分の変化率に基づいて第1乃至第3のポイントのそれぞれを検出し、第1乃至第3のポイントの何れかのポイントを検出した場合に、二次電池の充電状態を、次の充電状態であると判定することによって、第1乃至第4の充電状態を判定する第2の判定手段と、
第1および第2の判定手段の判定結果に応じて状態を表示する表示手段と
を有する
ことを特徴とする充電器である。
この発明は、放電状態から満充電状態までの二次電池の充電過程で、二次電池の電圧が2つの相対的に大きな上昇を示す場合に、第1の上昇が終息する第1のポイント、第2の上昇が生じる第2のポイントおよび第2の上昇が終息する第3のポイントのそれぞれを境として、二次電池の充電状態が第1、第2、第3および第4の充電状態に区分され、
充電時に第1乃至第4の充電状態のそれぞれを識別可能な態様で表示するようにした充電方法であって、
二次電池に充電を行う充電ステップと、
二次電池の電圧値を検出する電圧検出ステップと、
周囲温度を検出する温度検出ステップと、
予め用意され、各組が複数のしきい値からなる複数のしきい値の組の何れかを、温度検出ステップにより検出された周囲温度に応じて選択するしきい値発生ステップと、
充電ステップによる充電前に、電圧検出ステップにより検出された電圧値としきい値発生ステップにより発生されたしきい値の組の複数のしきい値とを比較することによって第1乃至第3の充電状態を判定する第1の判定ステップと、
二次電池に充電ステップによる充電が行われている間に、電圧検出ステップによって検出された二次電池の電圧値を所定の間隔で検出し、検出した電圧値の変化分の変化率に基づいて第1乃至第3のポイントのそれぞれを検出し、第1乃至第3のポイントの何れかのポイントを検出した場合に、二次電池の充電状態を、次の充電状態であると判定することによって、第1乃至第4の充電状態を判定する第2の判定ステップと、
第1および第2の判定ステップの判定結果に応じて状態を表示する表示ステップと
を有する
ことを特徴とする充電方法である。
この発明によれば、充電カーブの変化を把握することによって、充電中の二次電池の残りの容量(すなわち、充電の進行状態)を正確に把握する充電器および充電状態判定方法が提供される。また、いかなる容量残状態の二次電池であっても、充電前に完全放電をすることなく残りの容量を把握できる充電器および充電状態判定方法が提供される。
また、この発明によれば、電圧値の把握のみでは充電状態の表示が困難な二次電池であっても、段階的に充電状態を利用者に知らせることができ、個々の二次電池に対して、その充電、または放電がどこまで進んだのか一目で分かるようになる。
最初に、この発明で、ニッケル水素電池やニッケルカドミウム電池といった二次電池の充電状態を検出する原理について説明する。
図1は、ニッケル水素電池やニッケルカドミウム電池といった二次電池の電池電圧が、充電の過程でどのように変化するかを表すものである。図1Aのグラフは、ほとんど容量が残っていない二次電池に対して、満充電状態になるまで充電がされた場合の電池電圧Vの変化を示す曲線1(充電カーブ)である。この曲線1は、一定の間隔2で測定された開放時の電池電圧の値を結ぶことにより形成されている。一定の間隔2は、例えば、充電する二次電池が4本の場合は、10分であり、充電が完了するまでの時間を270分と見積もると、28のポイントで電圧が測定されることになる。電圧は、充電を停止した後、約2秒間、小さな負荷で放電を行ってから測定することが好ましい。
電池電圧は、曲線1に示されるとおり、2つの相対的に大きな上昇カーブを有している。すなわち、充電の初期で比較的急に電池電圧が上昇し、次に、電池電圧がほとんど変化しない期間を迎える。その後、再び電池電圧が上昇し、ピークを迎えた後で少し降下する。
ここでは、最初の電圧上昇カーブが緩やかになるポイントを「初期終息」と称し、再度電圧上昇カーブが一定係数以上上向きになるポイントを「末期上昇」と称する。また、末期上昇後に電圧上昇カーブが緩やかになるポイント(電圧のピークポイントの手前)を「末期終息」と称する。このように、ニッケル水素電池やニッケルカドミウム電池といった二次電池の充電においては、電池電圧が一定のパターンで変化することが知られている。この発明では、この充電カーブの特徴的なパターンを利用して充電中の二次電池の充電状態を検出しようとするものである。これによって、環境温度(周囲温度)や劣化頻度によって充電カーブの形状が変化しても、上記特徴的なパターンを有する限り、充電状態を適切に把握することができる。
図1Aの曲線1を微少時間(dt)2における電池電圧Vの変化率(すなわち、電池電圧Vの一階微分、dV/dt)で表すと、図1Bのようになり、さらに、図1Bで示された各変化分の変化率(すなわち、電池電圧Vの(dV/dt)/dt)は図1Cのように示される。
図1Cにおいて、最初にマイナスの差分が現れた後で、マイナスの差分の絶対値が所定の小さな値になるポイント(ポイント4)が初期終息に対応し、その後、一定の値以上のプラスの差分が現れるポイント(ポイント5)が末期上昇に対応する。また、再度の電圧上昇が緩やかになるポイント、すなわち一定の絶対値以上のマイナスの差分が現れるポイント(ポイント6)が末期終息に対応する。従って、充電中の二次電池について一定間隔で測定された電池電圧の差分、およびその差分間の差分をもとに、上記各ポイントを把握することができる。
次に、図2のグラフを参照して、電池電圧の充電状態について説明する。図2には、図1Aで示したものと同様の曲線が示されている。図1を参照して説明した通り、一般的には、初期終息、末期上昇、末期終息の各ポイントを検出することができるが、ここでは、そのポイント間の状態を、図2に示すように、状態1ないし状態4に割り当てる。すなわち、電池容量の(ほとんど)ない状態から初期終息のポイントまでを状態1とし、初期終息のポイントから末期上昇のポイントまでを状態2とし、末期上昇のポイントから末期終息のポイントまでを状態3とし、末期終息のポイントから満充電の状態までを状態4とする。
さらに、これらの各状態に、それぞれ状態サイン10Aないし10Dが対応付けられる。これらの状態サイン10Aないし10Dは、後述するように、この発明に係る充電器の表示部に、対応する二次電池の充電状態を表すために表示される。これによって、現在の電池の充電状態を直感的に把握することが可能となる。
ニッケル水素電池やニッケルカドミウム電池といった二次電池の充電については、環境温度(周囲温度)に関連して、もう1つの特徴を有している。以降では、その特徴について、図3および図4を参照して説明する。
図3に示す3つの曲線21、22、23のそれぞれは、図1Aの曲線1と同様、二次電池の充電中の電池電圧の推移を示すものである。ただし、曲線21は環境温度(すなわち、周囲の室温)が低温の場合であり、曲線22は環境温度が常温の場合であり、曲線23は環境温度が高温の場合である。従って、図3からは、環境温度が低温であるほど、測定される電池電圧が全体的に高くなることが分かる。
こうした充電カーブの特性を利用して、温度毎にしきい値の設定を変化させて、充電状態を判定することができる。図4は、図3の曲線21、22、23のそれぞれについて、充電電圧を判定するためのしきい値を示したものである。図4Aには、環境温度が高温の場合の電池電圧の変化を表す曲線23が示されており、所定のしきい値によって状態1ないし状態3のいずれであるかが判定される。状態1ないし状態3は、図2に示す状態1ないし状態3に対応する。また、図1等に示すように、満充電に近い箇所では、充電時間の経過に伴って電池電圧が降下するので、状態4については、上記のような所定のしきい値で判定することはできない。
この例では、電圧がV5未満で状態1、V5以上かつV6未満で状態2、V6以上で状態3と判定される。
図4Bには、環境温度が常温の場合の電池電圧の変化を表す曲線22が示されており、電圧がV3未満で状態1、V3以上かつV4未満で状態2、V4以上で状態3と判定される。また、図4Cには、環境温度が低温の場合の電池電圧の変化を表す曲線21が示されており、電圧がV1未満で状態1、V1以上かつV2未満で状態2、V2以上で状態3と判定される。
図4から分かるように、高温でのしきい値V5、V6は、他の温度でのしきい値より低く設定されており、低温でのしきい値V1、V2は、他の温度のしきい値より高く設定されている。こうした環境温度毎に異なるしきい値を用いることにより、環境温度が変化した場合でも、充電状態をある程度正確に把握することができる。
図1および図2に関連して説明した、電池電圧の変化率を用いて充電状態を判定する方法を用いる場合は、上述の、環境温度毎のしきい値と電池電圧によって充電状態を判定する方法を用いる必要はない。二次電池を充電する前に十分な放電を行って、電池容量がほとんどない状態にしておく(いわゆるリフレッシュ)場合は、電池電圧の変化を最初から捕捉できるからである。しかしながら、電池容量がある程度残った状態から充電を始める場合は、それまでの電池電圧の推移が不明であるため、充電を開始する際の電池の充電状態が把握できず、また、そのために、充電開始後に現れる充電カーブの上昇や上昇の終息がどのポイントに対応するかを特定できないケースが発生する。
従って、このような場合に、当該方法を使用して、充電開始時の充電状態を把握することは有効である。
次に、この発明の第1の実施形態に係る充電器30について、図5を参照して説明する。充電器30は、充電用スイッチ31、充電回路32、放電回路33、放電用スイッチ34、温度センサ35、マイクロコンピュータ36、および表示部42を備える。さらに、マイクロコンピュータ36は、A/D(Analog to Digital)変換部37、CPU38、メモリ39、充放電I/F40、および表示I/F41を含む。
充電器30は、二次電池43を充電、または放電のために保持するホルダーを備え(不図示)、その筐体表面に、充放電に関する情報を表示する表示部42を備えている。前記ホルダーは、例えば、二次電池43を4本まで収納することができ、1本から4本の二次電池43を同時に充電できる。
充電回路32は、充電用スイッチ31の開閉を制御して、二次電池43に充電電流を提供する。一方、放電回路33は、放電用スイッチ34の開閉を制御して、二次電池43の放電を行う。ここで用いられる充電回路32および放電回路33は、従来の一般的な回路である。また、充電用スイッチ31および放電用スイッチ34は、例えば、トランジスタによるスイッチング回路である。
A/D変換部37は、二次電池43の放電電圧を受信して、ディジタル信号に変換すると共に、温度センサ35が設けられている場合には、その出力を受信して、ディジタル信号に変換する。CPU38は、メモリ39にロードされたプログラムの命令に基づいて、充電器30の各構成要素の動作を制御する。上記プログラムは、製造時にROM(Read-Only Memory)データとして提供されてもよいし、所定の記録手段から、あるいはCD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)等の記録媒体やネットワーク等を経由して提供されてもよい。
CPU38の制御によって提供される機能の1つは充放電制御機能である。CPU38は、充放電I/F40を介して充電回路32および放電回路33に指令を送信し、二次電池43の充電および放電を行うよう制御する。また、CPU38は、充電回路32および充電用スイッチ31を制御することによって、A/D変換部37に二次電池43の放電電圧を入力させ、その電圧を表すディジタル信号をA/D変換部37から受信する。
CPU38は、二次電池43の放電電圧から得られたディジタル信号の受信を所定の間隔で繰り返し、それらの差分を計算することによって、前述のように現在の二次電池43がどのような充電状態かを判定する。この判定は、充電開始からの測定電圧値を全てメモリ39等に記憶し、前回の電圧値と今回の電圧値の差を求め、さらにその差の値と前の差の値との差を計算することにより行われる。このような判定は、充電器30のホルダーに収納されている二次電池43毎に行うことができる。
CPU38の制御によって提供される他の機能は表示制御機能である。CPU38は、上記のようにして判定された二次電池43の充電状態に対応する状態サインを選択し、そのイメージを表示可能なデータ形式で表示I/F41に送信する。表示I/F41は、そのイメージを表示部42に送信し、表示部42は、そのイメージを表示させる。表示部42は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)であり、当該表示は、上記所定の間隔毎にアップデートされる。従って、充電状態が状態2から状態3に変化したとCPU38によって判定された場合は、図2に示す状態サイン10Bから状態サイン10Cに表示が切り替えられる。また、LED(Light Emitting Diode)のような表示装置を使用することもできる。この場合は、LEDの1つ目を点滅させた場合には状態1、2つ目を点滅させた場合には状態2といった態様で、各充電状態を表すことができる。
図6は、表示部42の表示例を示した略線図である。表示部42の左上には、「CHARGE」の文字列51が点灯し、現在充電が行われていることが表示される。左下の「REFRESH」の文字列52は、いわゆるリフレッシュ機能が動作していることを示している。リフレッシュは、電池の活性化を行うものであり、電池容量を強制的に放電して使い切る機能を指す。ニッケル水素電池のような二次電池では、中途半端な充電、放電を繰り返すと、不活性化が進み、見かけ上電池容量が減少してしまうため、こうした機能が設けられている。
表示部42の右側には、53Aないし53Dの4つの状態サインが示されている。これは、充電器30のホルダーに収納された4本の二次電池43の充電状態をそれぞれ示すものである。図2に示された状態サイン10Aないし10Dとあわせて参照すると、収納されている二次電池43が、左から順に、状態3、状態2、状態1、状態4であることが分かる。ここで、符号54で示される状態サイン内の箇所は、例えば、高輝度で点灯しており、符号55で示される箇所は、例えば、1秒周期で点滅している。従って、充電が進んでくると、高輝度で表示される箇所が多くなるイメージで表示されるようになる。
図7は、充電回路32を関連構成要素とともに示したものである。充電回路32は、例えば、スイッチング電源回路であり、家庭用交流電源等の外部電源に接続されるコンセント等の電源供給端子61、電源供給端子61に接続される入力フィルタ62、入力フィルタ62に接続される整流回路63、整流回路63より供給された充電のための交流電圧の昇圧/降圧させるPWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)コンバータ64、PWMコンバータ64より二次電池43に供給される出力電圧を検出する出力検出部66、および出力検出部66が検出した情報に基づいてPWMコンバータ64を制御するPWM制御回路65を備えている。
前述したように、マイクロコンピュータ36内のCPU38は、充電回路32とともに充電用スイッチ31の制御を行い、二次電池43の出力電圧はマイクロコンピュータ36内のA/D変換部37に提供される。
次に、図8のフローチャートを参照して、充放電制御機能と表示制御機能の処理の流れを説明する。最初に、ステップS1において、数秒間(例えば、2秒間)の放電処理が行われる。この放電は、0.2C程度の小さな負荷で行われる(0.2C放電)。このことによって、温度や劣化頻度の違いによって測定電池電圧が大きく変化する現象を回避し、比較的安定した電圧の測定が可能となる。ここで0.2C放電とは、電池定格容量の20%程度の小さな負荷での放電をいう。
ステップS2では、二次電池43の放電電圧がA/D変換部37に取り込まれ、出力信号がサンプリングされ、そのサンプリング値がCPU38に提供される。その後、ステップS3で、そのサンプリング値(電池電圧)を所定のしきい値と比較して、充電開始時の充電状態を判定する。この例では、環境温度を考慮していないので、例えば、図4Bに示すような常温時のしきい値を用いて、状態1ないし状態3のいずれかであるかの判定が行われる。さらに、判定された状態に対応する状態サインを表示部42に表示するよう制御する。
次に、ステップS4において、一定時間、二次電池43に充電回路32から充電電流が提供され、ステップS5において、二次電池43が満充電に達したかどうかが判定される。図1および図2に関連して説明したように、充電カーブにおいて末期終息が検出された場合に、満充電に達したと判定される。
満充電の状態であればステップS13に進み、そこで充電が停止され、満充電の状態(状態4)に対応する状態サインを表示部42に表示させて処理を終了する。これで、一連の充電動作が終了したことになる。
満充電に達していないと判定された場合はステップS6に進み、そこで一定時間(例えば、5分や10分といった時間)が経過したかを判定し、まだ経過していなければステップS5に戻り、満充電か否かの判定を繰り返す。一定時間が経過していれば、ステップS7で充電を停止し、ステップS8で電池電圧のサンプリングを行う。
ステップS7において充電を停止するのは、より安定した電圧値を得るためである。安定した電圧値を得るという観点からは、ステップS1のように、小さい負荷で数秒間放電することがより好ましい。しかしながら、当該ステップは所定間隔で繰り返し行われるため、この放電ステップを加えると、全体の充電時間が長くなってしまうという問題が生じる。従って、この例では、放電ステップを省略してある。もちろん、こうした電圧値の測定精度と全体の充電時間との間のトレードオフを考慮したうえで、当該放電ステップを行うように構成することも可能である。
ステップS9では、こうして測定された電池電圧および以前の電池電圧から、初期終息が検出されたかどうかを判定する。初期終息が検出された場合は、状態2に遷移したことを示すので、ステップS10で、状態2に対応する状態サインを表示するよう表示部42等を制御する。
こうした状態の遷移は、必ず現在の状態から次の状態に変化するものである。従って、ステップS3で判定された状態以降の状態に関する判定のみが行われる。よって、例えば、ステップS3で状態2と判定されているのであれば、ステップS9はスキップされ、ステップS11が実行される。
ステップS11では、測定された電池電圧および以前の電池電圧から、末期上昇が検出されたかどうかを判定する。末期上昇が検出された場合は、状態3に遷移したことを示すので、ステップS12で、状態3に対応する状態サインを表示するよう表示部42等を制御する。
ステップS9同様、ここでもステップS3で判定された状態以降の状態に関する判定のみが行われる。よって、例えば、ステップS3で状態3と判定されているのであれば、ステップS11はスキップされ、ステップS4に進む。
ステップS9およびステップS11でいずれも検出がされなかった場合、あるいは、検出がされて状態2、状態3に対応する状態サインが表示された後は、ステップS4に戻り、充電を再開する。
この実施形態では、環境温度を参照しないので、温度センサ35は必須の構成要素ではない。また、これまで説明してきた図8のフローチャートは、基本的に、二次電池43のそれぞれに対して適用されるものである。従って、二次電池43を4本充電する場合には、上記フローチャートに基づく処理が、平行してその電池毎に動作することになる。また、例えば全ての二次電池43の全体について当該処理を行うことも可能であり、数本のグループ毎に把握するよう構成することもできる。
この発明の第2の実施形態は、第1の実施形態において、図8のフローチャートのステップS3を改良したものである。最初に計測した電池電圧に基づいて、充電開始時の二次電池の充電状態を判定する際に、環境温度を加味するものである。この第2の実施形態では、図3および図4に関連して説明したように、同じ充電状態でも環境温度によって測定される電池電圧が異なるため、充電状態を判定するためのしきい値を、温度毎に変化させる。
CPU38は、A/D変換部37を経由して測定した電池電圧を取得し、それとともに、温度センサ35から温度データを取得する。温度センサ35の出力は、A/D変換部37に入力され、CPU38に室温を示すディジタルデータが提供される。温度センサ35は、例えば、サーミスタのようなセンサである。温度センサ35を有しない場合でも、例えば、キーボードのような入力手段を介してCPU38に、室温を示すデータを提供できればこの実施形態を実現可能である。
次に、CPU38は、取得した電池電圧と温度データをもとに、二次電池43の充電開始時の充電状態を判定し、判定された状態に対応する状態サインを表示部42に表示する。判定は、例えば、図9に示すようなテーブルを用いて行われる。取得した温度と取得した電池電圧に対応する行をテーブルから選択し、その行に対応する状態を判定された状態として選択する。ここで、図9に示される各電池電圧は、図4に示すものと同様であり、V5<V3<V1<V6<V4<V2の関係がある。
これによって、取得した電池電圧が、ある温度のときは状態1と判定され、別の温度のときは状態2と判定され、結果として、より正確な充電状態の判定が可能となる。
また、このテーブルで、低温、常温、高温をそれぞれどのような温度範囲に設定するか、V1ないしV6をどのように設定するか、温度を何段階に設定するか等は任意に定めうる事項である。図9のテーブルに示した内容は単なる例示であって、この発明の実施が、これに限られるものではない。
第3の実施形態は、環境温度と電池電圧から二次電池の充電状態を判定する充電器である。図10のフローチャートを参照して、この実施形態の処理手順について説明する。最初に、ステップS21において、数秒間(例えば、2秒間)の放電処理が行われる。この放電は、第1の実施形態同様、0.2C程度の小さな負荷で行われる。
ステップS22では、二次電池43の放電電圧がA/D変換部37に取り込まれ、出力信号がサンプリングされ、そのサンプリング値がCPU38に提供される。その後、ステップS23で、そのサンプリング値(電池電圧)を所定のしきい値と比較して、充電開始時の充電状態を判定する。この例では、環境温度を考慮していないので、例えば、図9に示すような常温時のしきい値を用いて、状態1ないし状態3のいずれかであるかの判断が行われる。さらに、判定された状態に対応する状態サインを表示部42に表示するよう制御する。
また、ステップS23を、第2の実施形態のように環境温度を考慮し、図9のテーブルを用いて充電状態を判定するように改良しても良い。
次に、ステップS24において、一定時間、二次電池43に充電回路33から充電電流が提供され、ステップS25において、二次電池43が満充電に達したかどうかが判定される。
満充電の状態であればステップS33に進み、そこで充電が停止され、満充電の状態(状態4)に対応する状態サインを表示部42に表示させて処理を終了する。これで、一連の充電動作が終了したことになる。
満充電に達していないと判断された場合、ステップS26に進み、そこで一定時間が経過したかを判定し、まだ経過していなければステップS25に戻り、満充電か否かの判定を繰り返す。一定時間が経過していれば、ステップS27で充電動作を停止し、ステップS28で電池電圧のサンプリングを行う。
ステップS29では、こうして測定された電池電圧および温度センサ35およびA/D変換部37を介して取得された温度に基づいて、充電状態が判定される。
温度が低温である場合は、ステップS30に進み、低温の場合の電圧しきい値を用いて状態が判定される。この場合の電圧しきい値は、例えば、図9のテーブルに示したようなものである。状態が判定された場合は、その状態に対応する状態サインが表示部42に表示される。
以下同様に、ステップS31で常温時の判定、ステップS32で高温時の判定・表示が行われる。ステップS30、ステップS31、ステップS32の後は、再びステップS24に進み、充電が開始される。
次に、この発明の第4の実施形態について説明する。この実施形態は、第2の実施形態と第3の実施形態を統合して、充電状態判定の精度を高めようとするものである。すなわち、一方では、第2の実施形態のように、充電カーブから充電状態を判定し、他方では、第3の実施形態のように、環境温度としきい値から充電状態を判定する。その後、この2つの判定結果を比較し、一致していれば、その充電状態が判定された充電状態として決定されるように構成する。
また、上記2つの判定結果が異なる場合には、例えば、直前の充電状態を維持するようにしたり、どちらかの判定結果を優先的に採用するように構成することができる。
これまで、充電状態を表示するために、充電カーブの変化や電圧しきい値を用いて充電状態を把握する実施形態について説明してきたが、二次電池の活性化のために、放電処理をおこなう際にも、上述した各手順と逆の手順により、同様の段階的表示が可能である。
二次電池の充電カーブの特徴を説明するための略線図である。 二次電池の充電カーブの状態の遷移を表す略線図である。 二次電池の充電カーブの環境温度による違いを説明するためのグラフである。 二次電池の充電カーブについて、環境温度ごとに設定されたしきい値を説明するためのグラフである。 この発明の第1の実施形態に係る充電器の構成を示すブロック図である。 この発明の第1の実施形態に係る充電器の表示部における表示内容を例示する略線図である。 この発明の第1の実施形態に係る充電器の充電回路の構成を示すブロック図である。 この発明の第1の実施形態に係る充電器の充放電制御および表示制御の手順を表すフローチャートである。 環境温度毎のしきい値を表すテーブルを示す略線図である。 この発明の第3の実施形態に係る充電器の充放電制御および表示制御の手順を表すフローチャートである。
符号の説明
30・・・充電器、32・・・充電回路、33・・・放電回路、35・・・温度センサ、36・・・マイクロコンピュータ、37・・・A/D変換部、38・・・CPU、39・・・メモリ、42・・・表示部、43・・・二次電池

Claims (6)

  1. 放電状態から満充電状態までの前記二次電池の充電過程で、前記二次電池の電圧が2つの相対的に大きな上昇を示す場合に、第1の上昇が終息する第1のポイント、第2の上昇が生じる第2のポイントおよび前記第2の上昇が終息する第3のポイントのそれぞれを境として、前記二次電池の充電状態が第1、第2、第3および第4の充電状態に区分され、
    充電時に前記第1乃至第4の充電状態のそれぞれを識別可能な態様で表示するようにした充電器であって、
    二次電池に充電を行う充電手段と、
    前記二次電池の電圧値を検出する電圧検出手段と、
    周囲温度を検出する温度検出手段と、
    予め用意され、各組が複数のしきい値からなる複数のしきい値の組の何れかを、前記温度検出手段により検出された周囲温度に応じて選択するしきい値発生手段と、
    前記充電手段による充電前に、前記電圧検出手段により検出された電圧値と前記しきい値発生手段により発生されたしきい値の組の前記複数のしきい値とを比較することによって前記第1乃至第3の充電状態を判定する第1の判定手段と、
    前記二次電池に前記充電手段による充電が行われている間に、前記電圧検出手段によって検出された前記二次電池の電圧値を所定の間隔で検出し、前記検出した電圧値の変化分の変化率に基づいて前記第1乃至第3のポイントのそれぞれを検出し、前記第1乃至第3のポイントの何れかのポイントを検出した場合に、前記二次電池の充電状態を、次の充電状態であると判定することによって、前記第1乃至第4の充電状態を判定する第2の判定手段と、
    前記第1および第2の判定手段の判定結果に応じて状態を表示する表示手段と
    を有する
    ことを特徴とする充電器。
  2. 請求項1に記載の充電器において、
    前記第1の判定手段は、前記二次電池の電圧値を検出する前に短時間の放電を行うことを特徴とする充電器。
  3. 請求項1に記載の充電器において、
    前記第2の判定手段は、前記電圧検出手段が前記二次電池の電圧値を検出する際に、前記二次電池の充電を一時的に停止させるよう前記充電手段を制御することを特徴とする充電器。
  4. 放電状態から満充電状態までの前記二次電池の充電過程で、前記二次電池の電圧が2つの相対的に大きな上昇を示す場合に、第1の上昇が終息する第1のポイント、第2の上昇が生じる第2のポイントおよび前記第2の上昇が終息する第3のポイントのそれぞれを境として、前記二次電池の充電状態が第1、第2、第3および第4の充電状態に区分され、
    充電時に前記第1乃至第4の充電状態のそれぞれを識別可能な態様で表示するようにした充電方法であって、
    二次電池に充電を行う充電ステップと、
    前記二次電池の電圧値を検出する電圧検出ステップと、
    周囲温度を検出する温度検出ステップと、
    予め用意され、各組が複数のしきい値からなる複数のしきい値の組の何れかを、前記温度検出ステップにより検出された周囲温度に応じて選択するしきい値発生ステップと、
    前記充電ステップによる充電前に、前記電圧検出ステップにより検出された電圧値と前記しきい値発生ステップにより発生されたしきい値の組の前記複数のしきい値とを比較することによって前記第1乃至第3の充電状態を判定する第1の判定ステップと、
    前記二次電池に前記充電ステップによる充電が行われている間に、前記電圧検出ステップによって検出された前記二次電池の電圧値を所定の間隔で検出し、前記検出した電圧値の変化分の変化率に基づいて前記第1乃至第3のポイントのそれぞれを検出し、前記第1乃至第3のポイントの何れかのポイントを検出した場合に、前記二次電池の充電状態を、次の充電状態であると判定することによって、前記第1乃至第4の充電状態を判定する第2の判定ステップと、
    前記第1および第2の判定ステップの判定結果に応じて状態を表示する表示ステップと
    を有する
    ことを特徴とする充電方法。
  5. 請求項4に記載の充電方法において、
    前記第1の判定ステップは、前記二次電池の電圧値を検出する前に短時間の放電を行うことを特徴とする充電方法。
  6. 請求項4に記載の充電方法において、
    前記第2の判定ステップ、前記二次電池の電圧値を検出する際に、前記二次電池の充電を一時的に停止させるよう前記充電ステップを制御することを特徴とする充電方法。
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