JP3956306B2 - スピーカ装置 - Google Patents

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Description

本発明はスピーカ装置に関し、例えば携帯型のスピーカ装置に適用して好適なものである。
従来、この種の携帯型のスピーカ装置は、携帯用に小型化されたMD(Mini Disc)プレーヤに付随するオプション機器として、ユーザが外出先においても当該MDプレーヤからの再生音声を聴音するために用いられるものが多い。
通常、携帯型のスピーカ装置としては、薄型平面形状のスピーカ(以下、これをフラットスピーカと呼ぶ)が使用される場合が多い。このようなフラットスピーカ1は、図5に示すように、多極着磁が施された2枚のプラスティック磁石板2A、2Bの間に、コイルが平面状に配設されたフレキシブル薄膜でなる振動板3をバッファ4A、4Bを介して挟み込むようにして構成されている。
かかるフラットスピーカを複数設けたスピーカ装置の場合、例えば折り畳み機構などの携帯時及び使用時とで形状を変化させるような機構をもたせるようにして、より一層携帯時の小型化を図るようになされたものが多々提案されている。
実開昭60−153092号公報(図1〜図3)
ところでかかる折り畳み機構をもつスピーカ装置では、各フラットスピーカ1を形成する振動板3(図5)は、平面振動により平面波でなる音波を前後方向(すなわち振動面に対する法線方向)にそれぞれ出力するが、前方向の音波に対して後方向の音波が逆位相であるため、前方向の音波が後方向に周り込んだ際に双方の音波が干渉して打ち消し合うおそれがある。
このような音の周り込みによる不具合が生じるのを防止すべく、スピーカ装置において、各フラットスピーカを所定サイズのキャビネットに収容するようにして、当該各フラットスピーカの前面側を筐体外部から露出させると共に後面側を筐体内部に覆い隠すようにした手法が提案され実現されている。
その際使用されるキャビネットのサイズは、各フラットスピーカから出力される音波の共振周波数に応じて決定されることから、当該各フラットスピーカが比較的大きい場合には、それに応じてキャビネットのサイズも大きくする必要がある。
しかしながら、複数のフラットスピーカが収容されたキャビネット自体を、携帯時及び使用時とで形状を変化させるのは実用上未だ困難な問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、小型化による携帯性を格段と向上し得るスピーカ装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、キャビネットにスピーカが搭載されたスピーカ装置において、キャビネットが、スピーカの放音部が表面に露出して搭載された前壁部材と、裏面が前壁部材の裏面と向き合うように設けられ、外部端子が厚み方向に貫通して配設された後壁部材と、前壁部材の裏面または後壁部材の裏面に配設されるアンプと、アンプを介してスピーカと外部端子とを前壁部材及び後壁部材の裏面側にて導通接続する接続コードと、前壁部材及び後壁部材の両側端に掛合され、前壁部材及び後壁部材間の内部に折り畳み自在に形成された一対の側壁部材とを有し、使用時には、各側壁部材が前壁部材及び後壁部材の両側壁を形成してキャビネット全体を箱型形状にする一方、携帯時には、各側壁部材が前壁部材及び後壁部材間の内部に折り畳まれて、各側壁部材の厚みの分、前壁部材及び後壁部材間に、アンプ及び接続コードを収納する隙間を確保して前壁部材及び後壁部材を支持するようにした。
こうすることでスピーカ装置では、使用時にはキャビネットの内部空間を実用上十分なサイズにまで確保でき、携帯時には各側壁部材を前壁部材及び後壁部材間に折り畳むと共に、各側壁部材の厚みにより形成される前壁部材及び後壁部材間の隙間に、アンプ及び接続コードを収納して、キャビネットを小型化することができ、この結果、スピーカを搭載したキャビネットの形状を使用時の不具合防止と携帯時の小型化とを両方兼ね備えることができる。
上述のように本発明によれば、使用時にはキャビネットの内部空間を実用上十分なサイズにまで確保でき、携帯時には各側壁部材を前壁部材及び後壁部材間に折り畳むと共に、各側壁部材の厚みにより形成される前壁部材及び後壁部材間の隙間に、アンプ及び接続コードを収納して、キャビネットを小型化することができ、この結果、スピーカを搭載したキャビネットの形状を使用時の不具合防止と携帯時の小型化とを両方兼ね備えることができるので、小型化による携帯性を格段と向上し得るスピーカ装置を実現できる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)本実施の形態によるスピーカ装置の構成
図1において、1は全体として本実施の形態による携帯型のスピーカ装置10を示し、例えばプラスチック等の合成樹脂材から構成された三角柱状の箱型のキャビネット11は、底面部分が開口されており、当該底面部分が当接されるように床面に載置された際に内部の密閉性をほぼ保つように形成されている。
このキャビネット11は、一対のフラットスピーカ12A、12Bが搭載された前壁面を形成する四角形状のプラスチック平板(以下、これをフロント平板と呼ぶ)11Aと、所定数の外部端子(図2に示す13A〜13C)が設けられた後壁面を形成する四角形状のプラスチック平板(以下、これをリア平板と呼ぶ)11Bとが、それぞれ一辺の縁部同士が当接押圧した状態で近接又は離反自在に保持されている。
またフロント平板11A及びリア平板11Bの両側端には、それぞれ側壁面を形成する三角形状のプラスチック平板(以下、これをサイド平板と呼ぶ)11C、11Dの2辺の縁部が、それぞれヒンジ部(後述する図4(A)に示す14A〜14D)を介して掛合され、当該各サイド平板11C、11Dの形状変化に合わせてフロント平板11A及びリア平板11B間の傾斜角度を変化させ得るようになされている。
すなわちこれら各サイド平板11C、11Dは、2枚の三角形状でなる平板(以下、これらを第1及び第2のサイド平板片と呼ぶ)11CA、11CB、11DA、11DBの一辺の縁部同士がヒンジ部15A、15Bを介して掛合され、当該縁部を回動中心として第1及び第2のサイド平板片11CA、11CB、11DA、11DBが所定の角度範囲内で折り曲がるようになされている。
この図1において、スピーカ装置10は、実際の使用時の状態にあり、キャビネット11を形成するフロント平板11A、リア平板11B及び各サイド平板11C、11Dの下縁部が、当該キャビネット11の底面部分として同一平面を形成するように平坦化した状態にある。
かかるキャビネット11において、フロント平板11Aには、表面の所定位置から一対のフラットスピーカ12A、12Bの放音部がそれぞれ露出するように搭載されていると共に、裏面の中央付近には当該各フラットスピーカ12A、12Bに対応するアンプ(図2に示す15A、15B)がそれぞれ配設されている。またリア平板11Bには、所定位置に複数の外部端子13A〜13Cが厚み方向に貫通して配設されている。そして図2に示すように、フロント平板11Aの裏面に設けられた各フラットスピーカ12A、12B及びこれに対応するアンプ16A、16Bと、リア平板11Bに対応して設けられた各外部端子とは、それぞれ接続コードを介して導通接続されている。
このスピーカ装置10において、フロント平板11Aに搭載される各フラットスピーカ12A、12Bは、上述した図5に示す従来の構成と同じであり、多極着磁が施された2枚のプラスティック磁石板2A、2Bの間に、コイルが平面状に配設されたフレキシブル薄膜でなる振動板3をバッファ4A、4Bを介して挟み込むようにして構成されている。
またスピーカ装置10では、キャビネット11の設計段階において、床面に対するフロント平板11Aの傾斜角度は、ユーザのリスニングポイント(聴音位置)の遠近状態に合わせて設定される。すなわちユーザが比較的遠方に置いて使用するスピーカ装置10を製造する場合には、フロント平板11Aの床面に対する傾斜角度は90〔°〕に近い角度に設定される一方、ユーザが比較的近い位置に置いて使用するスピーカ装置10を製造する場合には、フロント平板11Aの床面に対する傾斜角度はユーザとの距離が近くなるほど小さい角度に設定される。
かくしてスピーカ装置10においては、キャビネット11のリア平板11Bに配設された各外部端子13A、13Bに、MDプレーヤ等の再生装置(図示せず)が接続コード17を介して接続されると、当該再生装置から出力される音声信号をアンプ16A、16Bを用いて増幅させた後、フラットスピーカ12A、12Bの放音部から当該音声信号に基づく音声を放音し得る。またキャビネット11のリア平板11Bに配設された外部端子13Cに電源コード(図示せず)が接続されると、当該外部端子13Cから各アンプ16A、16Bを介して対応するフラットスピーカ12A、12Bに電源を供給し得るようになされている。
なおスピーカ装置10において、キャビネット11のサイズは、各フラットスピーカ12A、12Bの放音部から出力される音声によって当該キャビネット11自体が振動することにより生じる共振周波数に基づいて決定されるようになされている。
(2)携帯時又は使用時におけるキャビネット11の変形状態
このスピーカ装置10において、キャビネット11は、図1に示すような床面に載置する使用時の形態のみならず、必要に応じて携帯時のようなユーザが保持し易い形態に変形し得るようになされている。
実際にこのスピーカ装置10では、図3(A)及び図4(A)に示すような使用時の形態において、ユーザが両手を用いてキャビネット11を形成する両サイド平板11C、11Dを外部から押圧すると、当該各サイド平板11C、11Dを形成する第1及び第2のサイド平板片11CA、11CB、11DA、11DBがヒンジ部15A、15Bを介してキャビネット11内に入り込むように内側に折り畳まれると同時に、フロント平板11A及びリア平板11B間の傾斜角も次第に小さくなる(図3(B)及び図4(B))。
そしてこの状態において、ユーザがフロント平板11A及びリア平板11B間を両側から挟み込むようにキャビネット11を把持すると、当該フロント平板11A及びリア平板11B間の傾斜角がほぼ0に近づきながら、両サイド平板11C、11Dを形成する第1及び第2のサイド平板片11CA、11CB、11DA、11DBが二つ折りに重なり合う。
やがてキャビネット11が全体として略直方体形状になり(図3(C)及び図4(C))、このときユーザがフロント平板11A及びリア平板11B間を両側から挟持する力が必要以上に大きい場合でも、積層状態にある第1及び第2のサイド平板片11CA、11CB、11DA、11DBがフロント平板11A及びリア平板11B間を支持すると同時にスペーサとして隙間を確保することにより、フロント平板11A及びリア平板11Bの各裏面に配設されている各アンプ及び各外部端子が当該挟持力を直接受けることを未然に回避し得るようになされている。
(3)本実施の形態による動作及び効果
以上の構成において、このスピーカ装置10では、使用時には、キャビネット11を形成するフロント平板11A、リア平板11B及び両サイド平板11C、11Dの下端部が同一平面でなる底面部分を形成することにより、当該底面部分を床面に対向させるようにキャビネット11を載置した際に、フロント平板11A、リア平板11B及び各サイド平板11C、11Dの下縁部がそれぞれ床面に当接することから、キャビネット11の密閉性をほぼ確保することができる。
やがてこのスピーカ装置10において、携帯時には、ユーザがキャビネット11の一対のサイド平板11C、11Dを両側から押圧すると、当該各サイド平板11C、11Dの第1及び第2のサイド平板片11CA、11CB、11DA、11DBがキャビネット11内に入り込むように内側に折り畳まれると同時に、フロント平板11A及びリア平板11B間の傾斜角度が次第に小さくなる。
従って、ユーザはスピーカ装置10を使用時から携帯時に移行させるにあたって、キャビネット11の両側を外部から押圧するだけの簡易な操作で当該キャビネット11を変形させることができる。これに加えて携帯時への変形時に、一対のサイド平板11C、11Dがキャビネット11の内側に入り込むことで当該キャビネット11自体の体積が拡大することがないため、スピーカ装置10の設置場所に制限がある場合でも比較的容易にユーザは当該スピーカ装置10を床面に載置したままキャビネット11を変形させることができる。
さらにユーザがスピーカ装置10に対して、フロント平板11A及びリア平板11B間を両側から挟み込むようにキャビネット11を把持すると、当該フロント平板11A及びリア平板11Bの傾斜角がほぼ0に近づきながら、両サイド平板11C、11Dを形成する第1及び第2のサイド平板片11CA、11CB、11DA、11DBが二つ折りに重なり合うようにして、当該キャビネット11が全体として略直方体形状になる。
そして再び使用時には、ユーザはスピーカ装置10を、フロント平板11A及びリア平板11Bを外側に広げるように開くと、これに伴いキャビネット11の内部に折り畳まれている一対のサイド平板11C、11Dも開かれて、当該各サイド平板11C、11Dを形成する第1及び第2のサイド平板片11CA、11CB、11DA、11DB同士が徐々に平坦になることにより、キャビネット11が携帯時から使用時へと変形する。
このようにスピーカ装置10では、使用時にはキャビネット11の内部空間を実用上十分なサイズにまで確保することができる一方、携帯時にはキャビネット11を略直方体形状に畳み込むようにして小型化することができる。
またスピーカ装置10において、キャビネット11を形成する両側の一対のサイド平板11C、11Dを、フロント平板11A及びリア平板11Bと同じプラスチック等の合成樹脂材から成形するようにしたことにより、当該各サイド平板11C、11Dを例えば蛇腹構造にした場合よりも、格段と防振効果を向上させることができる。
さらにスピーカ装置10において、キャビネット11の使用時の形状を三角柱状の箱型となるように設計したことにより、フロント平板11A、リア平板11B及び一対のサイド平板11C、11Dからなる最小の面数で箱型を形成することができると共に、各平板間を掛合させるヒンジ部の数も最小限に抑えて、より一層小型化を図ることができる。これに加えて、キャビネット11を形成するフロント平板11Aに搭載された各フラットスピーカ12A、12Bの傾斜位置を自由に設定することができ、ユーザの使用形態(聴音位置)に合わせた最適な放音方向を確保することができる。
以上の構成によれば、このスピーカ装置10において、キャビネット11をフロント平板11A、リア平板11B及び一対のサイド平板11C、11Dから形成し、使用時には当該各サイド平板11C、11Dをフロント平板11A及びリア平板11B間を両側から塞ぐ側壁としてキャビネット11の内部空間を実用上十分なサイズにまで確保する一方、携帯時には各サイド平板11C、11Dをフロント平板11A及びリア平板11B間の内部に折り畳むようにして小型化するようにしたことにより、各フラットスピーカ12A、12Bを搭載したキャビネット11の形状を使用時の不具合防止と携帯時の小型化とを両方兼ね備えることができ、かくして小型化による携帯性を格段と向上することができるスピーカ装置10を実現できる。
(4)他の実施の形態
なお上述の本実施の形態においては、本発明を図1のようなスピーカ装置10に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要はスピーカが搭載されたスピーカ装置を使用時又は携帯時でキャビネットを変形させることができれば、この他種々の構成からなるスピーカ装置に広く適用することができる。
また上述の実施の形態においては、スピーカ装置10のキャビネット11を、フラットスピーカ(スピーカ)12A、12Bの放音部が露出して搭載されたフロント平板(前壁部材)11Aと、当該フロント平板に対向するリア平板(後壁部材)11Bと、フロント平板(前壁部材)11A及びリア平板(後壁部材)11Bの両側端に掛合された一対のサイド平板(側壁部材)11C、11Dとから形成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は、一対のサイド平板(側壁部材)11C、11Dがフロント平板(前壁部材)11A及びリア平板(後壁部材)11B間の内部に折り畳み自在に形成されていれば、この他種々の構成からなるキャビネットに広く適用することができる。
この場合、キャビネット11の形状を、使用時には、各サイド平板(側壁部材)11C、11Dがフロント平板(前壁部材)11A及びリア平板(後壁部材)11Bの両側壁を形成してキャビネット11全体を箱型形状にする一方、携帯時には、各サイド平板(側壁部材)11C、11Dがフロント平板(前壁部材)11A及びリア平板(後壁部材)11B間の内部に折り畳まれるようにしたが、要は、使用時には、キャビネット11の底面部分が床面に当接するように当該キャビネット11を載置した際にその密閉性をほぼ確保することができれば良く、一方、携帯時にはキャビネット自体を折り畳んで小型化することができれば良い。
この場合、各サイド平板(側壁部材)11C、11Dを、それぞれ第1及び第2のサイド平板片11CA、11CB、11DA、11DBがヒンジ部15A、15Bを介して掛合された構成からなるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は、フロント平板(前壁部材)11A及びリア平板(後壁部材)11B間の内部に折り畳まれる構造を有していれば、側壁部材の構造はこの他種々のものを適用するようにしても良い。
またキャビネット11を、プラスティック材等の合成樹脂材からなるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、使用時の密閉性を実用上十分な程度に確保することができれば、金属や陶器等の種々の材質のものを適用しても良く、さらにはキャビネット11の厚みも例えば1〔mm〕程度のように自由に設定するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、キャビネット11を形成する各サイド平板(側壁部材)11C、11D、携帯時には、フロント平板(前壁部材)11A及びリア平板(後壁部材)11B間を支持するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は、フロント平板(前壁部材)11A及びリア平板(後壁部材)11B間を両側から挟持する力が必要以上に大きく働いた場合でも、折り畳まれた状態にある各サイド平板(側
壁部材)11C、11Dが、当該フロント平板(前壁部材)11A及びリア平板(後壁部材)11B間を支持し、さらにはフロント平板(前壁部材)11A及びリア平板(後壁部材)11B間に設けられたアンプ16A、16B及び又は外部端子13A〜13Cのスペーサとして隙間を確保することができれば、携帯時の形状をこの他種々の形状に適用するようにしても良い。なお本実施の形態では、アンプ16A、16Bをフロント平板(前壁部材)11Aの裏面に配設するようにした場合について述べたが、リア平板(後壁部材)11Bに配設するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、使用時におけるキャビネット11の形状は、フロント平板(前壁部材)11A、リア平板(後壁部材)11B及び各サイド平板(側壁部材)11C、11Dからなる三角柱状の箱型でなるようにした場合について述べたが、比較的最上限の面数で箱型を形成するようにして、各平板(部材)間を掛合させるヒンジ部の数も最小限に抑えて、より一層小型化を図ることができれば、キャビネットの形状はこの他種々の形状のものに広く適用することができる。
さらに上述の実施の形態においては、キャビネット11のフロント平板(前壁部材)11Aに搭載されたフラットスピーカ(スピーカ)12A、12Bの傾斜角度を、ユーザの聴音位置に合わせて設定するようにした場合について述べたが、要は、キャビネット11の使用時の形状を設計する際に、フラットスピーカ(スピーカ)12A、12Bの傾斜角度を設定するようにすれば良い。
スピーカ装置において、携帯用のMDプレーヤやCD(Compact Disc)に対してセット販売又はオプション販売されるスピーカ等に適用することができる。
本実施の形態によるスピーカ装置の構成を示す略線的な斜視図である。 図1の各フラットスピーカ及び対応する外部端子の接続状態の説明に供する略線的なブロック図である。 使用時から携帯時へのキャビネットの状態を表す略線的な斜視図である。 使用時から携帯時へのキャビネットの状態を表す略線的な下面図である。 従来のフラットスピーカの構成を示す略線的な断面図である。
符号の説明
1、12A、12B……フラットスピーカ、10……スピーカ装置、11……キャビネット、11A……フロント平板、11B……リア平板、11C、11D……サイド平板、11CA、11CB、11DA、11DB……第1及び第2のサイド平板片、13A〜13C……外部端子、14A〜14D、15A、15B……ヒンジ部、16A、16B……アンプ。

Claims (3)

  1. キャビネットにスピーカが搭載されたスピーカ装置において、
    上記キャビネットは、
    上記スピーカの放音部が表面に露出して搭載された前壁部材と、
    裏面が上記前壁部材の裏面と向き合うように設けられ、外部端子が厚み方向に貫通して配設された後壁部材と、
    上記前壁部材の裏面または上記後壁部材の裏面に配設されるアンプと、
    上記アンプを介して上記スピーカと上記外部端子とを上記前壁部材及び上記後壁部材の裏面側にて導通接続する接続コードと、
    上記前壁部材及び上記後壁部材の両側端に掛合され、上記前壁部材及び上記後壁部材間の内部に折り畳み自在に形成された一対の側壁部材と
    を具え、
    使用時には、各上記側壁部材が上記前壁部材及び上記後壁部材の両側壁を形成して上記キャビネット全体を箱型形状にする一方、携帯時には、各上記側壁部材が上記前壁部材及び上記後壁部材間の内部に折り畳まれて、各上記側壁部材の厚みの分、上記前壁部材及び上記後壁部材間に、上記アンプ及び上記接続コードを収納する隙間を確保して上記前壁部材及び上記後壁部材を支持する
    ことを特徴とするスピーカ装置。
  2. 上記使用時における上記キャビネットの形状は、上記前壁部材、上記後壁部材及び各上記側壁部材からなる三角柱状の箱型でなる
    ことを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  3. 上記前壁部材に搭載された上記スピーカの傾斜角度を、ユーザの聴音位置に合わせて設定するようにした
    ことを特徴とする請求項に記載のスピーカ装置。
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