JP3955858B2 - 豆腐の製造方法及び豆乳凝固装置 - Google Patents

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Description

本発明は、豆腐の製造方法及び豆乳凝固装置に関するものである。更に詳しくは、凝固剤を入れた豆乳を短時間で効率よく攪拌して豆乳全体に凝固剤を行き渡らせ、むらなく凝固させることにより、凝固が速い温豆乳を使用する場合でも表面の肌がきれいな豆腐を製造することができるものに関する。
豆腐の製造においては、おから分を分離した豆乳に天然の苦汁(にがり)などの凝固剤を混ぜて攪拌し凝固させる工程がある。豆乳に凝固剤を混ぜて凝固させるにはいくつかの方法があり、(a)一つは冷ました豆乳に凝固剤を入れ、その後で加熱し凝固させる方法、(b)他の一つは温豆乳に凝固剤を入れて凝固させる方法である。
また、特に凝固剤として苦汁を使用すると風味のよい豆腐ができることは従来より知られている。しかし、上記(a)の方法では、煮沸した豆乳を一旦冷ますために、凝固剤として苦汁を使用しても、できた豆腐の風味が損なわれてしまうきらいがある。
これに対し、(b)の方法では、温豆乳に凝固剤を混ぜ凝固させてつくるので、豆乳を冷ます場合のように、これが原因で風味が損なわれることはない。
しかし、温豆乳に凝固剤として苦汁を入れると、豆乳はごく短時間で凝固してしまうため、苦汁を豆乳全体に行き渡らせるための攪拌が間に合わず、結果的に凝固にむらが生じやすくなり、表面の肌がきれいな豆腐が得にくかった。この対策として温豆乳の凝固を遅らせる凝固剤がつくられているが、表面の肌はきれいでも苦汁を使用した場合のような風味のよい豆腐は得られなかった。
風味がよく表面の肌がきれいな付加価値の高い豆腐を製造するには、温豆乳に苦汁を入れてから凝固するまでの僅かな時間内(10秒程度)に、効率よく攪拌して苦汁を豆乳全体に行き渡らせ、むらなく凝固させる必要がある。
従来、苦汁などの凝固剤を入れた豆乳を攪拌する手段としては、例えば特許文献1または2に記載されたものがあった。
特許文献1記載のものは、凝固剤を入れた豆乳を容器内においてインペラで攪拌するようになっている。
また、特許文献2記載のものは、凝固剤を入れた豆乳を容器内において複数の穴が設けられた攪拌板を上下方向へ移動させて攪拌するようになっている。
特開昭62−65655号公報
特開平1−202270号公報
特許文献1記載のものは、容器内においてインペラで円形の渦を発生させるような攪拌をしても、容器が四角形の箱状であるため、容器の四隅部分においては攪拌されにくく、短時間で凝固剤を豆乳全体に行き渡らせることはできない。従って、豆乳の凝固にむらが生じやすく、表面の肌がきれいな豆腐を製造することが難しかった。
また、特許文献2記載のものは、攪拌板を上昇させるときに豆乳を持ち上げるため豆乳が容器から溢れやすく、上昇速度を速くすることができず、短時間で凝固剤を豆乳全体に行き渡らせることができなかった。
従って、豆乳の凝固にむらが生じやすく、表面の肌がきれいな豆腐が得にくかった。また、上記理由から容器を深くつくる必要があり、容器が大型化してしまうので、分解して洗浄する際などに取り扱いがしにくいという課題もあった。
(本発明の目的)
豆腐の製造における、豆乳に凝固剤を混ぜて攪拌し凝固させる工程において、凝固剤を入れた豆乳を効率よく攪拌して短時間で豆乳全体に凝固剤を行き渡らせ、例えば温豆乳に苦汁を入れる場合のように凝固が速い組み合わせでもむらなく凝固させることができるようにして、表面の肌がきれいで風味がよく付加価値の高い豆腐を製造することができる豆腐の製造方法及び豆乳凝固装置を提供する。
上記課題を解決するために本発明が講じた手段は次のとおりである。
第1の発明にあっては、
豆乳と凝固剤を混ぜて攪拌し凝固させる工程において、一つの型枠容器に対し、両側板及び底板との間に所要の隙間を設けて配置され、その移動方向の同一直線上に二個設けてある攪拌体を、互いに逆方向となるよう前記両側板及び底板と平行に往復移動させることにより、前記型枠容器内の凝固剤を入れた豆乳を攪拌するステップを含む、豆腐の製造方法である。
第2の発明にあっては、
型枠容器内の凝固剤を入れた豆乳を攪拌する攪拌体と、
豆乳供給装置と、
凝固剤供給装置と、
を備えており、
前記攪拌体は、前記型枠容器一つに対し、攪拌体の移動方向と平行な両側板及び底板との間に所要の隙間を設けて配置され、その移動方向の同一直線上に二個設けてあり、
前記各攪拌体を、互いに逆方向となるよう水平方向に往復移動させ、型枠容器内の凝固剤を入れた豆乳を攪拌するよう構成されていることを特徴とする、豆乳凝固装置である。
第3の発明にあっては、
型枠容器内の凝固剤を入れた豆乳を攪拌する攪拌体と、
攪拌体を動かす攪拌駆動装置と、
型枠容器を搬送位置から攪拌位置まで移動させる型枠移動装置と、
型枠容器内に豆乳を入れる豆乳供給装置と、
型枠容器内に凝固剤を入れる凝固剤供給装置と、
を備えており、
前記攪拌体は、前記型枠容器一つに対し、攪拌体の移動方向と平行な両側板及び底板との間に所要の隙間を設けて配置され、その移動方向の同一直線上に二個設けてあり、
攪拌駆動装置は、各攪拌体を、互いに逆方向となるよう水平方向に往復移動させ、型枠容器内の凝固剤を入れた豆乳を攪拌するよう構成されていることを特徴とする、豆乳凝固装置である。
第4の発明にあっては、
豆乳を攪拌するときに型枠容器の開口側に継ぎ足されて型枠容器を深くする継ぎ枠が設けられていることを特徴とする、
第2または第3の発明に係る豆乳凝固装置である。
第5の発明にあっては、
凝固剤供給装置は、型枠容器に凝固剤を注入する注入器を複数有しており、凝固剤はタンクから注入器に送られ、タンクは凝固剤を各注入器に本質的に同量ずつ分配するよう構成してあることを特徴とする、
第2、第3または第4の発明に係る豆乳凝固装置である。
第6の発明にあっては、
型枠容器の中に有る豆乳と凝固剤を拌するに当たり、前記型枠容器一つに対し、往復移動すると共にその移動方向の同一直線上に配置されている二個を使用し、隣り合う拌板は互いに反対方向に移動するよう構成してあり、各攪の移動に伴って形成される後流に豆乳と凝固剤が流れ込むようにして豆乳と凝固剤を拌するよう構成してある、豆乳と凝固剤の拌装置である。
攪拌体の構造は、通常は板体であるがこれに限定はしない。例えば所要数の孔または口を有する板(パンチングメタルなどを含む)、目が細かな網体などである。攪拌体は、例えば垂直に立てて配することもできるし、傾斜させることもできる。攪拌体を構成する素材は、通常はステンレススチールなどの金属であるが、これに限定はせず、例えば木製のものなどを使用することもできる。また、攪拌体の数は、通常は2枚であるが、これに限定はせず、3枚以上でもよい。
攪拌体と、型枠容器の側板、底板との間隔(隙間)は、例えば側板側で30mm程度、底板側で5〜10mmであるが、これに限定はしない。この間隔は、例えば充填される豆乳の量または型枠容器の容量、豆乳の濃度、攪拌体の移動速度などとの兼ね合いによって適宜調整されるものである。
型枠移動装置による型枠容器の移動方向は特に限定するものではなく、上下方向、水平方向、斜め方向など、どの方向でもよい。また、型枠容器が移動するのではなく、攪拌体が型枠容器内に移動する構造としてもよい。
(作用)
本発明に係る豆乳凝固装置の作用を説明する。なお、ここでは、本発明の各構成要件のそれぞれに、後述する実施の形態において各部に付与した符号を対応させて付与し説明するが、この符号の付与は、あくまで説明の理解を助けるためであって各構成要件の上記各部への限定を意味するものではない。
(1)チェーンコンベヤ上など、搬送位置にある型枠容器(4)に豆乳供給装置(1)によって豆乳を所要量入れる。
(2)豆乳を入れた型枠容器(4)を型枠移動装置(33)により攪拌位置まで移動させる。攪拌位置では、移動してきた型枠容器(4)の所定の位置に各攪拌体(31)が位置する。各攪拌体(31)と型枠容器(4)のうち攪拌体(31)の移動方向と平行な両側板(41,42)及び底板(40)との間には所要の隙間が設けてある。
(3)凝固剤供給装置(2)により、攪拌位置にある型枠容器(4)内の豆乳に凝固剤を所要量入れる。
(4)攪拌駆動装置(32)が作動し、各攪拌体(31)が隣り合うもの同士が互いに逆方向となるよう水平方向に往復移動し、凝固剤を入れた豆乳を攪拌する。
(5)豆乳内で攪拌体(31)が水平方向へ往復移動することにより、攪拌体(31)の移動方向側の豆乳は液位と液圧が上がり、それにより豆乳は各攪拌体(31)と型枠容器(4)の両側板(41,42)及び底板(40)との間の隙間を通り攪拌体(31)の反対側へ移動する。このとき豆乳には乱流(後流)が起こり、これにより凝固剤を入れた豆乳は効率的に攪拌される。
各攪拌体(31)が往復移動しながらこの攪拌を繰り返すことにより、凝固剤を短時間で豆乳全体に行き渡らせる。豆乳の蛋白と凝固剤の凝固反応は攪拌と同時に進んでおり、豆乳を凝固させるための所定の時間が経過したら(目視で凝固を確認する場合もある)、攪拌駆動装置(32)が停止し、各攪拌体(31)も止まる。型枠容器(4)内の豆乳は、全体にむらなく凝固し、表面の肌もきれいな豆腐となっている。
(6)凝固した豆腐が入った型枠容器(4)は、型枠移動装置(33)により降下位置(搬送位置)に戻され、型出しなどの後工程へ送られる。
豆乳を攪拌するときに型枠容器(4)の開口側に継ぎ足されて型枠容器(4)を深くする継ぎ枠(341)が設けられているものは、豆乳を攪拌するときに豆乳の液位が上がっても、継ぎ枠(341)によって豆乳が溢れたりこぼれたりすることを防止できる。
また、攪拌時に豆乳が溢れることを防止するために型枠容器(4)を深く形成する必要はなく、製造する豆腐の厚さに必要十分な、底が浅い軽量の型枠容器(4)を使用することができる。
凝固剤供給装置(2)が型枠容器(4)に凝固剤を注入する注入器(24)を複数有しており、凝固剤はタンク(22)から注入器(24)に送られ、タンク(22)は凝固剤を各注入器(24)に本質的に同量ずつ分配するよう構成してあるものは、複数の注入箇所において量が偏らず平均化できるので、攪拌によって凝固剤を短時間で豆乳全体に行き渡らせる上で有用である。
(a)本発明によれば、豆腐の製造における、豆乳に凝固剤を混ぜて攪拌し凝固させる工程において、凝固剤を入れた豆乳を効率よく攪拌して短時間で豆乳全体に凝固剤を行き渡らせることができるので、例えば温豆乳に苦汁を入れる場合のように凝固が速い組み合わせでもむらなく凝固させることができる。これにより、表面の肌がきれいで風味がよく付加価値の高い豆腐を製造することができる。
(b)豆乳を攪拌するときに型枠容器の開口側に継ぎ足されて型枠容器を深くする継ぎ枠が設けられているものは、豆乳を攪拌するときに豆乳の液位が上がっても、継ぎ枠によって豆乳が溢れたりこぼれたりすることを防止できる。従って、例えば攪拌体の移動速度を更に速くするなど、攪拌をより短時間でできるようにする調整が可能になる。
また、攪拌時に豆乳が溢れることを防止するために型枠容器を深く形成する必要はなく、製造する豆腐の厚さに必要十分な、底が浅い軽量の型枠容器を使用することができる。これにより、型枠容器の取り扱いがしやすくなり、作業従事者の肉体的負担を軽減できる。
(c)凝固剤供給装置が型枠容器に凝固剤を注入する注入器を複数有しており、凝固剤はタンクから注入器に送られ、タンクは凝固剤を各注入器に本質的に同量ずつ分配するよう構成してあるものは、複数の注入箇所において量が偏らず平均化できるので、攪拌によって凝固剤を短時間で豆乳全体に行き渡らせることをより確実に行うことができる。
本発明を図に示した実施例に基づき詳細に説明する。
図1は本発明に係る豆乳凝固装置の構成を示す概略説明図、
図2は豆乳凝固装置を構成する豆乳攪拌装置と凝固剤供給装置(一部)の正面視説明図、
図3は豆乳攪拌装置と凝固剤供給装置(一部)の側面視説明図、
図4は攪拌駆動装置と攪拌板を示し、(a)は正面視説明図、(b)は平面視説明図、(c)は側面視説明図、
図5は分配タンクと注入器の拡大断面説明図である。
豆乳凝固装置Aは、型枠容器4内に豆乳を入れる豆乳供給装置1と、型枠容器4内に凝固剤を入れる凝固剤供給装置2と、型枠容器4内の凝固剤を入れた豆乳を攪拌する豆乳攪拌装置3とを備えている。豆乳凝固装置Aは、図示していない豆腐製造の自動化ラインに組み込まれて使用されるものである。
(豆乳供給装置1)
図1を参照する。
豆乳供給装置1は、豆腐製造の自動化ラインに組み込まれている。
豆乳供給装置1は、豆乳タンク10を有している。豆乳タンク10には、所要量の温豆乳(例えば70℃程度)が貯留できるようになっている。
豆乳タンク10の底から供給管11が延長されている。供給管11の基側には定量ポンプ12が設けてある。符号13は排出用コックである。
供給管11の先端部には、可動供給管14が設けてある。可動供給管14は、先側を折り曲げて形成してあり、アクチュエータ15により上下方向へ回動できるよう構成してある。可動供給管14は、下降位置が型枠容器4へ豆乳を供給する位置となり、上昇位置が型枠容器4が上昇するときの回避位置となる。
なお、豆乳タンク10に貯留される豆乳の量、型枠容器4に送られる豆乳の量、送るタイミング、可動供給管14が位置を変えるタイミングなどはセンサなどを備えた制御機器により制御され自動化されている。
(凝固剤供給装置2)
図1を参照する。
凝固剤供給装置2は、豆腐製造の自動化ラインに組み込まれている。
凝固剤供給装置2は、後述する豆乳攪拌装置3と共用するフレーム30の上部フレーム305に固定された電子秤20を有している。電子秤20には、吊りフレーム21が計量できるようにして取り付けてある。
吊りフレーム21には分配タンク22が設けてある。分配タンク22の側板は透明なプラスチックでつくられており、内部の凝固剤が視認できるようになっている。分配タンク22の底部には、二箇所に導液凹部23が並設されている。各導液凹部23は、同じ形状及び容量に形成されており、液状の凝固剤を本質的に同量で分配できる。
各導液凹部23は、それぞれの下方に設けてある管状の注入器24に通じている。各注入器24は、後で説明する各攪拌板31が互いに最も近い位置にあるときに、各攪拌板31のやや外側の位置に凝固剤を注入できる位置に設けてある。更に、各注入器24は、その下端が、攪拌時に進退動する各攪拌板31に接触しない位置に設けてある。
分配タンク22の上方には、各導液凹部23の排出口230を開閉する開閉装置25が設けてある。開閉装置25は、吊りフレーム21に垂直に固定してあるエアシリンダ250を有している。エアシリンダ250のロッド251下端には、二本の軸ロッド252が垂直に並設してある。各軸ロッド252の下端には球形の栓体253が固着してある。排出口230の下側にはゴム製の環状のパッキン231が固定されており、栓体253はパッキン231の口部と嵌め合って閉塞でき、離れて開口できる。
凝固剤供給装置2は、苦汁タンク26を有している。苦汁タンク26には、凝固剤である所要量の苦汁が貯留できるようになっている。
苦汁タンク26の底から供給管27が分配タンク22まで延長されている。供給管27の基側には定量ポンプ28が設けてある。符号29は排出用コックである。
なお、苦汁タンク26に貯留される苦汁の量、電子秤20による分配タンク22内に入った凝固剤の計量、開閉装置25が作動するタイミングなどはセンサなどを備えた制御機器により制御され自動化されている。
(豆乳攪拌装置3)
主に図2、図3、図4、図5を参照する。
豆乳攪拌装置3は、フレーム30と、攪拌体である二枚の攪拌板31と、各攪拌板31を動かす攪拌駆動装置32と、型枠容器4を搬送位置とその上方にある攪拌位置の間で昇降移動させる型枠移動装置33とを備えている。
フレーム30の下側は台フレーム300となっており、その上部には自動化ラインの搬送部を構成する載置フレーム301を有している。載置フレーム301は、搬送方向と平行かつ水平に設けてあり、所要間隔をおいて二列に並設してある。また、各載置フレーム301に沿ってチェーンコンベヤ(図示省略)が設けてあり、型枠容器4を所要のストロークで間欠的に搬送できるようになっている。
フレーム30は、垂直に設けてある案内フレーム302を左右両側に有している。案内フレーム302には、水平な状態で上下方向にスライドできるようにして昇降板34が取り付けてある。昇降板34は、外力が作用しない常態においては、自身の重さによって下方の搬送位置にある型枠容器4の上端よりやや高い位置で止まるよう構成してある(図2参照)。
昇降板34には、枠口340が設けてある。枠口340の形状は、型枠容器4の上部開口部の形状とほぼ同じ形状でやや小さくなるよう形成してある。枠口340には、四角筒状の継ぎ枠341が固着してある。継ぎ枠341は、型枠容器4が上昇したとき開口縁部に継ぎ足されて型枠容器4を本質的に深くすることができるものであり、型枠容器4の深さの1/2程度の高さを有している。継ぎ枠341の高さは、適宜設定できる。
台フレーム300の内側には、型枠移動装置33が設けてある。型枠移動装置33は、型枠容器4を豆腐製造の自動化ラインにおける搬送位置から上方の攪拌位置まで上昇させ、攪拌が終了した後は下降させて搬送位置に戻す。
型枠移動装置33は、台フレーム300の下側に水平に設けてある支持フレーム303に取り付けてあるエアシリンダ330を有している。エアシリンダ330はロッド331を上に向け垂直に設けてある。ロッド331の上端には、載置板332が水平に取り付けてある。載置板332は、下降位置では搬送位置にある型枠容器4の底部よりやや低くなるように位置させてある。
ロッド331の上昇ストロークは、載置板332の上昇位置において、その上に乗った型枠容器4を攪拌位置に位置させることができるように設定してある。
エアシリンダ330による載置板332の動くタイミング、ストロークなどはセンサなどを備えた制御機器により制御され自動化されている。
フレーム30の後部の左右両側に設けてある支柱フレーム304間には、攪拌駆動装置32が設けてある。攪拌駆動装置32は、各支柱フレーム304間の内側に水平に固定されている縦断面形状L型のカバーフレーム320を有している。カバーフレーム320の両端には側板320bが設けてある。
カバーフレーム320の内面側の一端側(図2において左側)には、サーボモータ321が回転軸322を水平にして取り付けてある。回転軸322には、ネジ軸323が取り付けてある。ネジ軸323は、カバーフレーム320の左右側に取り付けてある取付部材324に設けてある軸受325間に両端側を軸支して水平に取り付けてある。また、ネジ軸323は、中間部を境にして螺旋の方向が逆になっている構造である。
取付部材324は、上下方向中間部にネジ軸323が軸支され、上下端間にはそれぞれガイドロッド326、327が両端を固着して水平に設けてある。
ネジ軸323とガイドロッド326、327には、二台の移行体328が移行可能に取り付けてある。各移行体328は、ネジ軸323との組み合わせでボールネジ構造となっており、ガイドロッド326、327との間ではスライド可能な構造を有している。
各移行体328は、それぞれネジ軸323の螺旋の方向が異なる側に取り付けてあり、かつ一方の移行体328がネジ軸323の螺旋部の境界側端部にあるときは、他方の移行体328も同じく螺旋部の境界側端部にあるように設定されている。なお、一方の移行体328がネジ軸323の螺旋部の一端側にあるときは、他方の移行体328はネジ軸323の他端側に位置する。
各移行体328の前面側には、側面視L状のアーム310が固着して設けてある。各アーム310の垂直部はカバーフレーム320の前側から下へ延長されている。アーム310の前側の水平部には、二本の固着ボルト311により攪拌板31が取り付けてある。なお、カバーフレーム320前側には、断面逆L状のカバー320aが着脱できるようにして取り付けてある。
攪拌板31は、やや水平方向に長い長方形状であり、上下端辺を水平にし、垂直に立てた状態で固着してある。攪拌板31のサイズは、縦は型枠容器4の深さの約二倍、横は型枠容器4のうち攪拌板31の移動方向と平行な両側板41、42の間隔より短くなるよう設定してある。また、型枠容器4が攪拌位置に上昇したとき、各攪拌板31の縦方向の両側辺と型枠容器4の側板41、42の間、及び各攪拌板31の横方向の下辺と型枠容器4の底板40の間には所要の隙間が形成されるようにしてある。
なお、上記各隙間のうち何れかをほとんど隙間のない構造とすることもできる。側板41、42及び底板40も各攪拌板31の移動方向と厳密な意味で平行でなくてもよく、多少傾斜方向となっていてもよい。
また、移行体328に取り付けてある攪拌板31がサーボモータ321の駆動によりネジ軸323に沿って往復進退動するタイミングとストロークは、センサ、リミットスイッチなどを備えた制御機器により制御され自動化されている。
(作用)
図6は絹ごし豆腐と木綿豆腐の製造方法を示す流れ図である。図1ないし図6を参照して、本発明に係る豆腐の製造方法及び豆乳凝固装置の作用を説明する。
原料である大豆から不良大豆を取り除き、水洗する。大豆を水に浸漬し、水分を含ませる。水分を含んだ大豆を細かく砕いて生呉を得る。生呉を加熱蒸気などにより煮て煮呉を得る。煮呉に絞りをかけ、おからと豆乳に分離する。
絹ごし豆腐を製造する場合は、豆乳を型枠容器4に入れ、更に苦汁などの凝固剤を入れて攪拌し凝固させる。この攪拌は、型枠容器4の両側板41、42(図2で左右側)及び底板40(図4(c)に図示)との間に隙間を設けて二枚設けてある攪拌板31を互いに逆方向となるよう水平方向に往復移動させて行う。凝固した豆腐を型枠容器4から出し、製品の大きさにカットする。カットした豆腐を所要時間水に晒し、包装する。
また、木綿豆腐を製造する場合は、攪拌容器(図示省略)に豆乳を入れ、苦汁などの凝固剤を入れて攪拌し凝固させる。この攪拌は、攪拌容器のうち攪拌板31の移動方向と平行な両側板及び底板との間に所要の隙間を設けて二台設けてある攪拌板31を互いに逆方向となるよう水平方向に往復移動させて行う。凝固したものを崩し、型枠容器(図示省略)に入れて圧搾する。圧搾されて水分が調整された豆腐を型枠容器から出し、製品の大きさにカットする。カットした豆腐を所要時間水に晒し、包装する。
豆乳凝固装置Aは、豆腐の製造方法の工程のうち、豆乳の凝固工程において使用される。豆乳凝固装置Aの作用を絹ごし豆腐を製造する場合を例にとり説明する。
(1)前工程からチェーンコンベヤで搬送されてきた型枠容器4が台フレーム300内の所定の位置(載置板332の上方)に停止する。
(2)豆乳供給装置1の可動供給管14が下方へ回動し、定量ポンプ12により所要量の温豆乳が型枠容器4内に入れられる。その後、可動供給管14は型枠容器4の上昇の邪魔にならないように上方へ回動する。
(3)型枠移動装置33のエアシリンダ330が作動し、載置板332が上昇して、温豆乳を入れた型枠容器4を押し上げる。更に、型枠容器4の上端が昇降板34に当たり、型枠容器4と昇降板34は一体となって上昇し、攪拌位置で停止する。攪拌位置では、型枠容器4の上部開口縁部に継ぎ枠341が継ぎ足された状態となっている。また、型枠容器4の所定の位置に各攪拌板31が位置する。各攪拌板31は互いに近接した位置にあり、型枠容器4の両側板41、42及び底板40との間には所要の隙間が設けられる。
(4)凝固剤供給装置2の定量ポンプ28により分配タンク22内に所要量の苦汁が入れられる。開閉装置25のエアシリンダ250が作動し、型枠容器4内の温豆乳に分配タンク22内の苦汁が全部入れられる。各注入器24は、互いに近接した位置にある各攪拌板31のやや外側の位置に苦汁を注入する。
(5)苦汁の注入後、直ちに豆乳攪拌装置3のサーボモータ321が作動し、ネジ軸323が正逆方向に回転することにより、各攪拌板31が互いに逆方向となるよう水平方向に往復移動し、苦汁を入れた温豆乳を攪拌する。豆乳内で攪拌板31が水平方向へ往復移動することにより、攪拌板31の移動方向側の豆乳は液位と液圧が上がり、それにより豆乳は各攪拌板31と型枠容器4の両側板41、42及び底板40との間の隙間を通り攪拌板31の反対側へ移動する。このとき豆乳には乱流(後流)が起こり、これにより苦汁を入れた豆乳は効率的に攪拌される。なお、豆乳を攪拌するときに豆乳の液位が上がっても、型枠容器4を深くしている継ぎ枠341によって豆乳が溢れたりこぼれたりすることを防止できる。
(6)各攪拌板31が往復移動しながらこの攪拌を繰り返すことにより、苦汁を短時間で豆乳全体に行き渡らせる。豆乳の蛋白質と苦汁の凝固反応は攪拌と同時に進んでおり、豆乳を凝固させるための所定の時間が経過したら、サーボモータ321が停止し、各攪拌板31も止まる。型枠容器4内の豆乳は、全体にむらなく凝固し、表面の肌もきれいな豆腐となっている。
(7)エアシリンダ330が作動し、凝固した豆腐が入った型枠容器4は下降して搬送位置である載置フレーム301上に戻され、チェーンコンベヤによって型出しなどの後工程へ送られ、豆腐が製造される。
なお、本明細書で使用している用語と表現は、あくまで説明上のものであって限定的なものではなく、上記用語、表現と等価の用語、表現を除外するものではない。また、本発明は図示されている実施の形態に限定されるものではなく、技術思想の範囲内において種々の変形が可能である。
本発明に係る豆乳凝固装置の構成を示す概略説明図。 豆乳凝固装置を構成する豆乳攪拌装置と凝固剤供給装置(一部)の正面視説明図。 豆乳攪拌装置と凝固剤供給装置(一部)の側面視説明図。 攪拌駆動装置と攪拌板を示し、(a)は正面視説明図、(b)は平面視説明図、(c)は側面視説明図。 分配タンクと注入器の拡大断面説明図。 絹ごし豆腐と木綿豆腐の製造方法を示す流れ図。
符号の説明
A 豆乳凝固装置
1 豆乳供給装置
10 豆乳タンク
11 供給管
12 定量ポンプ
13 排出用コック
14 可動供給管
15 アクチュエータ
2 凝固剤供給装置
20 電子秤
21 吊りフレーム
22 分配タンク
23 導液凹部
230 排出口
231 パッキン
24 注入器
25 開閉装置
250 エアシリンダ
251 ロッド
252 軸ロッド
253 栓体
26 苦汁タンク
27 供給管
28 定量ポンプ
29 排出用コック
3 豆乳攪拌装置
30 フレーム
300 台フレーム
301 載置フレーム
302 案内フレーム
303 支持フレーム
304 支柱フレーム
305 上部フレーム
31 攪拌板
310 アーム
311 固着ボルト
32 攪拌駆動装置
320 カバーフレーム
320a カバー
320b 側板
321 サーボモータ
322 回転軸
323 ネジ軸
324 取付部材
325 軸受
326、327 ガイドロッド
328 移行体
33 型枠移動装置
330 エアシリンダ
331 ロッド
332 載置板
34 昇降板
340 枠口
341 継ぎ枠
4 型枠容器
40 底板
41、42 側板

Claims (6)

  1. 豆乳と凝固剤を混ぜて攪拌し凝固させる工程において、一つの型枠容器(4)に対し、両側板(41,42)及び底板(40)との間に所要の隙間を設けて配置され、その移動方向の同一直線上に二個設けてある攪拌体(31)を、互いに逆方向となるよう前記両側板(41,42)及び底板(40)と平行に往復移動させることにより、前記型枠容器(4)内の凝固剤を入れた豆乳を攪拌するステップを含む、
    豆腐の製造方法。
  2. 型枠容器(4)内の凝固剤を入れた豆乳を攪拌する攪拌体(31)と、
    豆乳供給装置(1)と、
    凝固剤供給装置(2)と、
    を備えており、
    前記攪拌体(31)は、前記型枠容器(4)一つに対し、攪拌体(31)の移動方向と平行な両側板(41,42)及び底板(40)との間に所要の隙間を設けて配置され、その移動方向の同一直線上に二個設けてあり、
    前記各攪拌体(31)を、互いに逆方向となるよう水平方向に往復移動させ、型枠容器(4)内の凝固剤を入れた豆乳を攪拌するよう構成されていることを特徴とする、
    豆乳凝固装置。
  3. 型枠容器(4)内の凝固剤を入れた豆乳を攪拌する攪拌体(31)と、
    攪拌体(31)を動かす攪拌駆動装置(32)と、
    型枠容器(4)を搬送位置から攪拌位置まで移動させる型枠移動装置(33)と、
    型枠容器(4)内に豆乳を入れる豆乳供給装置(1)と、
    型枠容器(4)内に凝固剤を入れる凝固剤供給装置(2)と、
    を備えており、
    前記攪拌体(31)は、前記型枠容器(4)一つに対し、攪拌体(31)の移動方向と平行な両側板(41,42)及び底板(40)との間に所要の隙間を設けて配置され、その移動方向の同一直線上に二個設けてあり、
    攪拌駆動装置(32)は、各攪拌体(31)を、互いに逆方向となるよう水平方向に往復移動させ、型枠容器(4)内の凝固剤を入れた豆乳を攪拌するよう構成されていることを特徴とする、
    豆乳凝固装置。
  4. 豆乳を攪拌するときに型枠容器(4)の開口側に継ぎ足されて型枠容器(4)を深くする継ぎ枠(341)が設けられていることを特徴とする、
    請求項2または3記載の豆乳凝固装置。
  5. 凝固剤供給装置(2)は、型枠容器(4)に凝固剤を注入する注入器(24)を複数有しており、
    凝固剤はタンク(22)から注入器(24)に送られ、タンク(22)は凝固剤を各注入器(24)に本質的に同量ずつ分配するよう構成してあることを特徴とする、
    請求項2、3または4記載の豆乳凝固装置。
  6. 型枠容器(4)の中に有る豆乳と凝固剤を拌するに当たり、前記型枠容器(4)一つに対し、往復移動すると共にその移動方向の同一直線上に配置されている二個(31)を使用し、隣り合う拌板(31)は互いに反対方向に移動するよう構成してあり、各攪(31)の移動に伴って形成される後流に豆乳と凝固剤が流れ込むようにして豆乳と凝固剤を拌するよう構成してある、
    豆乳と凝固剤の拌装置。
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