JP3955740B2 - 光データバス固定基板及び光バックプレーンボード - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、長尺で板状の光透過性材料の一辺を階段状に形成すると共にその端面を板面に対して略45度傾斜させることにより信号光入出射部を形成してなる光データバスを固定するための固定基板、及び、その固定基板を利用した光バックプレーンボードに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、バックプレーンボード(マザーボード)と複数のノード(ドーターボード)とから成る、並列アーキテクチャーを採用した信号処理装置について、処理能力を向上させるため、バスの高速化、多ビット化によるバンド幅の向上が図られている。
【0003】
このような並列アーキテクチャーを採用した信号処理装置については、さらなる高速化が求められているが、従来の電気配線で高速化を実現するためには、マザーボードとドーターボードについて、ノイズと遅延を考慮した回路基板の設計が求められる。また、配線は複雑化するが、高速化のために光ファイバ接続が導入されている。
【0004】
このように、従来の電気配線による信号処理装置の高速化が図られる一方、光インターコネクションと呼ばれる、システム内光接続技術による、信号処理装置の高速化が検討されている。
この光インターコネクション技術に関する概要は、電子情報通信学会誌、Vol.79(No.9)、pp.907-909、1996年9月、「光インターコネクション技術とその応用」(和田修)や、エレクトロニクス実装学会誌、Vol.1、No.3(1998)、176頁〜179頁、「光インターコネクションで変わるコンピューターの世界」(石川正俊)に記載されているように、システムの構成内容により様々な形態が提案されている。
【0005】
しかし、産業用のみならずオフィスや家庭内で広く使われる装置内部に、光ファイバーを信号伝送媒体とする光インターコネクションを導入する際には、光結合部の高精度な位置決めが必要で実装コストが高い、および、多ノードの相互接続をシンプルな構成で実現することが難しい、といった問題があった。
【0006】
一方、こうした問題を解決する技術として、2000年、第25回光学シンポジウム、講演番号8、「バックプレーン光学系の検討と光データバスへの適用」(岡田純二他)によって、図6に示すような光データバス50が提案された。
この光データバス50は、長尺で板状の光透過性材料(例えば、屈折率1.49のアクリル、屈折率1.525のオレフィン系ポリマー等からなる光透過性樹脂)からなり、内部反射の繰り返しによって信号光を長手方向に伝送する透光性伝送媒体である。
【0007】
即ち、この光データバス50は、図6(a),(b)に示すように、光透過性樹脂からなる矩形の樹脂基板の長手方向に沿った一辺を、長手方向の一端側から他端に向かって発光素子(例えばレーザダイオードLD)又は受光素子(フォトダイオードPD)を配置可能な間隔で階段状に形成した形状をしており、その階段状に形成された長手方向一端側の各端面を板面に対して45度傾斜させることにより、信号光入出射部52を形成したものである。尚、図6において、(a)は光データバス50の平面図、(b)はその側面図である。
【0008】
また、この光データバス50を利用して光伝送を行う際には、図6(c)に例示するように、光データバス50の信号光入出射部52とは反対側端面に、例えば、光データバス50の厚さ方向の拡散角が0.2度、幅方向の拡散角が40度となる反射拡散部(例えば光拡散フィルム等)54を設け、更に、各信号光入出射部52の上部に、光軸が光データバスの板面に直交するようレーザダイオードLD又はフォトダイオードPDを配置する。
【0009】
そして、この状態で、任意の信号光入出射部52に配置されたレーザダイオードLDを駆動し、光データバス50の上方からレーザ光を入射させると、その入射光が、光データバス50の板面に対して45度傾斜した端面で全反射されて、反射拡散部54に向けて伝送され、その後、反射拡散部54で反射拡散される。すると、その反射光は、各信号光入出射部52の端面で全反射されて、光データバス50の上面から出射される。このため、信号光入出射部52の上方に配置されたフォトダイオードPDには、レーザダイオードLDが出射した光信号が伝達され、フォトダイオードPDに流れる電流から、レーザダイオードLD及び光データバス50を介して伝送されてきた信号を得ることができる。
【0010】
従って、上記のような光データバスを信号伝送媒体としたバックプレーンボードを実用化すれば、電気信号を生成する電子回路及びその電気信号を光信号に変換する発光素子を備えた発光手段と、光信号を電気信号に変換する受光素子及びその変換された電気信号を処理する電子回路を備えた受光手段との少なくとも一方を具備した複数の回路基板の相互接続を、シンプルな構成で実現できることになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のような光データバスを信号伝送媒体として利用するには、その固定をどのようにするかが問題となる。
即ち、光データバスは透光性伝送媒体であり、内部反射の繰り返しによって光信号を伝送するため、信号光入出射部で光が全反射するように光データバスと発光素子及び受光素子とを相対的に位置決めすることが必要である。また、光データバスにおける光伝送は、屈折率が1の空気をクラッド層として利用しているため、光データバスを固定する際に、接着剤を用いないことが望ましい。また、信号光入出射部で全反射した光信号を、光データバスの他端で反射拡散させる必要があるが、このためには、光拡散フィルム等の反射拡散部を、光データバスに対して適切な方法で設ける必要がある。
【0012】
しかし、図6に示したような階段形状の光データバスを信号伝送媒体として利用するのに適した固定手段は未だ確立されていないことから、従来より、こうした光データバスを使って光信号を効率良く伝送し得る光データバスの固定装置が望まれていた。
【0013】
本発明は、こうした要求に応えるべくなされたもので、上述した階段状の光データバスを信号伝送媒体として用いるのに好適な光データバス固定基板、及び、この光データバス固定基板を利用した光バックプレーンボードを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
かかる目的を達成するためになされた請求項1記載の光データバス固定基板は、光データバスの板面形状に対応して開口した光データバス挿入用凹部と、光データバス挿入用凹部に挿入された光データバスの各信号光入出射部に対して発光素子又は受光素子を位置決めするための位置決め部とが形成された平板を備え、この平板の光データバス挿入用凹部に挿入された光データバスを、各信号光入出射部とは反対側に設けられた第1保持部材により保持するようにされている。
【0015】
従って、本発明の光データバス固定基板によれば、接着剤を使うことなく、光データバスを光データバス固定基板に固定できる。よって、屈折率が1の空気を光データバスのクラッド層として利用でき、光データバスにおける光伝送効率の低下を防止できる。
【0016】
また、発光素子や受光素子は、位置決め部を利用して、光データバスの各信号光入出射部に対して位置決めすることができることから、これら各部の相対位置を、信号光入出射部で光が全反射するように、極めて簡単にしかも正確に設定することができる。
【0017】
一方、第1保持部材には、光データバスの各信号光入出射部とは反対側端面に当接して、各信号光入出射部の一つから入射した光を他の信号光入出射部へと反射させる反射型拡散板が設けられている。
従って、本発明の光データバス固定基板を用いれば、光データバスの各信号光入出射部とは反対側端面に予め反射拡散部を形成しておく必要がなく、光データバスの製造を簡単にすることができると共に、光データバスに対して反射拡散部を接着する必要がないので、光データバスでの光の反射拡散特性を最適にすることができる。
【0018】
つまり、反射拡散部は、その表面の微小な凹凸によって光を所望角度で反射拡散させるものであるが、これを光データバスに予め形成するには、接着剤が利用されることになる。しかし、接着剤を使って光データバスに反射拡散部を形成すると、接着剤によって凹凸が埋められて、所望の特性で光を反射拡散させることができなくなる。
【0019】
しかし、本発明のように、第1保持部材に反射型拡散板を設けて、光データバスを光データバス固定基板に固定する際に、反射型拡散板を光データバスの端面に当接するようにすれば、信号光入出射部の一つから入射した光を所望の特性で反射拡散させることができるようになり、発光素子が出射した光を信号光入出射部の上方に配置された受光素子へと確実に伝送することが可能となる。
【0020】
ここで、光データバス固定基板の本体となる平板は、請求項2に記載のように、樹脂、金属もしくはプリント配線板にて構成すればよい。
そして、特に、平板をプリント配線板にて構成すれば、光データバス固定基板に電源ラインや電気信号伝送用の配線を形成したり、或いは、各種信号処理回路を構成する電子部品を実装できることになり、光データバス固定基板の使い勝手を向上できる。但し、平板を樹脂もしくは金属で構成した場合でも、平板に、こうした配線を形成したり電子部品を実装したプリント配線基板を装着できるようにしておけば、同様の効果を得ることができる。
【0021】
尚、平板をプリント配線基板で構成する場合には、例えば、基板を多層基板とし、その積層される一部の基板に穴を空けることにより、光データバス挿入用凹部を形成するようにすればよい。また、平板は、金属で構成してもよいが、樹脂に比べて、光データバスとの熱膨張係数の差が大きく、また、光データバスを傷付け易いことから、平板を金属で構成するよりも樹脂で構成する方が好ましい。
【0022】
また、光データバス固定基板の本体となる平板には、光データバス挿入用凹部を一つだけ形成するようにしてもよく、請求項3に記載のように、複数の光データバス挿入用凹部を形成するようにしてもよい。
そして、このように平板に複数の光データバス挿入用凹部を形成すれば、複数の光データバスを共通の固定基板に組み付けることができることになるので、複数の光データバスを信号伝送媒体として用いる装置において、光データバス固定時の作業性を向上できる。
【0023】
また、このように平板に複数の光データバス挿入用凹部を形成する場合には、請求項3に記載のように、各光データバス挿入用凹部に光データバスを挿入した際、各光データバスの信号光入出射部が直交格子上に並ぶように、各光データバス挿入用凹部を形成するとよい。
【0024】
このようにすれば、発光素子又は受光素子を、複数の光データバスの各信号光入出射部に対して配置する際に、各素子を直交格子上に配置すればよく、後述実施例に記載のように、これら各素子を保持して光データバス固定基板に相対的に位置決めされる素子ホルダを、全て共通にすることができる。
【0025】
また、このように光データバス挿入用凹部に挿入された光データバスの信号光入出射部が直交格子上に並ぶように、複数の光データバス挿入用凹部を平板に形成する場合、直交格子が平板(換言すれば、光データバス固定基板)の側壁と平行若しくは直角となるように、平板を矩形に形成するとよい。
【0026】
このようにすれば、上述の素子ホルダを光データバス固定基板に固定する際、素子ホルダを、平板の外形に沿って整列させることができるようになるので、素子ホルダ(延いては、発光素子又は受光素子)と光データバス固定基板(延いては光データバスの信号光入出射部)との相対位置が適切か否かを容易に確認でき、これら各部の位置決めを確実に行うことができるようになる。
【0027】
次に、第1保持部材としては、光データバスの各信号光入出射部との反対側端部を保持できればよく、例えば、その端部を基板上方から抑えるように構成してもよいが、請求項4に記載のように、弾性部材にて、反射型拡散板を光データバスの端面に押圧付勢することにより、光データバスを保持するように構成すれば、反射型拡散板の光データバスへの固定と、光データバス挿入用凹部での光データバスの固定とを同時に行うことができるようになるので、より好ましい。
【0028】
尚、この場合、反射型拡散板を光データバスの端面に押圧付勢する弾性部材としては、ゴム等からなる緩衝材、或いは、板ばね、コイルばね、といったばね材を使用することができるが、反射型拡散板は、振動や光データバスの熱膨張(又は収縮)等の影響を受けることなく、光データバスの端面にしっかりと当接固定させる必要があることから、より好ましくは、請求項5に記載のように弾性部材として1又は複数のコイルばねを用い、このコイルばねの弾発力によって、反射型拡散板を光データバスの端面に押圧付勢するようにするとよい。
【0029】
一方、光データバスは、長尺状であるため、第1保持部材を用いてその一端側を保持するようにしても、光データバスが、光データバス挿入用凹部から抜けてしまうことが考えられる。そこで、より好ましくは、請求項6に記載のように、光データバス挿入用凹部に挿入された光データバスを、光データバスの長手方向に沿った側壁側で保持する第2保持部材を設けるとよい。
【0030】
また、この場合、第2保持部材としては、光データバスの側壁側で保持できればよく、例えば、その側壁側端部を基板上方から抑えるように構成してもよいが、請求項7に記載のように、弾性部材にて、光データバスの側壁を押圧付勢するように構成すれば、第2保持部材を簡単に構成することができ、しかも、光データバスの第2保持部材とは反対側側壁が光データバス挿入用凹部の内壁に当接されて、光データバスが光データバス挿入用凹部内にしっかりと保持されることになるので、より好ましい。
【0031】
尚、この場合の弾性部材としては、ゴム等からなる緩衝材、或いは、板ばね、コイルばね、といったばね材を使用することができるが、第2保持部材は、長尺状の光データバスをその長手方向の側壁側から押圧付勢するものであることから、より好ましくは、請求項8に記載のように、光データバスの側壁に面で接触して付勢することのできる板ばねにするとよい。
【0032】
また、第2保持部材は、長尺状の光データバスをその長手方向の側壁側で保持するものであることから、一つの光データバスに対して複数設けるようにすると、より確実に光データバスを保持することができる。
一方、光データバス挿入用凹部は、光データバスを挿入できればよく、その外形を光データバスと略同じにしてもよいが、より好ましくは、請求項9に記載のように、光データバス挿入用凹部の外形を、光データバスの外形よりも大きくするとよい。つまり、このようにすれば、周囲環境の熱変化等によって光データバスが熱膨張した際に、光データバスが光データバス挿入用凹部に干渉するのを防止でき、しかも、光データバスを光データバス挿入用凹部に挿入する際の作業性を向上できる。
【0033】
但し、このように光データバス挿入用凹部の外形を光データバスの外形よりも大きくした場合、平板(換言すれば、光データバス固定基板)上での光データバス(詳しくは各信号光入出射部)の位置決めが難しくなるので、請求項9に記載のように、光データバスの側壁に予め位置合わせ用突起部を形成しておき、光データバス挿入孔の光データバスの長手方向に沿った側壁には、その位置合わせ用突起部に対応する係止部を形成することが望ましい。
【0034】
一方、請求項10に記載の発明は、請求項1〜請求項9何れかに記載の光データバス固定基板と、この光データバス固定基板の光データバス挿入用凹部に挿入された光データバスとからなる光バックプレーンボードに関するものである。
そして、この光バックプレーンボードにおいては、上述した本発明の光データバス固定基板に光データバスが固定されているので、光データバス固定基板に形成された位置決め部を利用して、発光素子や受光素子(具体的にはこれら各素子を保持する素子ホルダ)を位置決めすれば、光データバスを信号伝送媒体として複数の回路間を極めて簡単に接続することができるようになる。
【0035】
よって、この光バックプレーンボードを利用すれば、高速化に対応し、且つ、多ノードの相互接続をシンプルな構成で実現し得る並列アーキテクチャーの情報処理装置を容易に実現できることになる。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。尚、以下の説明において、図1は本発明が適用された実施例の光バックプレーンボード2の全体構成を表す斜視図であり、図2は光バックプレーンボード2の分解斜視図であり、図3は光バックプレーンボード2を上方から見た平面図である。
【0037】
図1〜図3に示すように、本実施例の光バックプレーンボード2は、合成樹脂製の平板12からなる光データバス固定基板10と、平板12の表面に形成された複数(本実施例では4個)の光データバス挿入用凹部14内に各々固定された複数の光データバス30と、同じく平板12の表面に形成された配線基板挿入用凹部16(図2参照)内に固定されたプリント配線基板40とから構成されている。尚、プリント配線基板40には、電源ラインや電気信号伝送用の配線が形成され、必要に応じて信号処理用の電子部品が実装されるが、このプリント配線基板40は、本発明の特徴部分ではないので、その構成や組み付け方法については説明を省略する。
【0038】
光データバス30は、図4(a),(b)に示すように、基本的には、図1に示した光データバス50と同様、光透過性樹脂からなる矩形の樹脂基板の長手方向に沿った一辺を階段状に形成し、且つ、その階段状に形成された長手方向一端側の各端面を板面に対して45度傾斜させることにより、信号光入出射部32を形成したものであるが、その長手方向に沿った側壁には、光データバス挿入用凹部14内で光データバス30を位置決めするための予め位置合わせ用突起部34が突設されている。尚、図4において、(a)は光データバス30の平面図、(b)はその側面図である。
【0039】
次に、図1、図3から明らかなように、平板12に形成された光データバス挿入用凹部14は、光データバス30の板面と略同じ形状で、その外形は、光データバス30を挿入し易く、また、光データバス30が熱膨張しても光データバス30と干渉することのないよう、光データバス30の外形よりも大きくなっている。
【0040】
そして、図2に示すように、光データバス挿入用凹部14の光データバス30の長手方向に沿った側壁(本実施例では、光データバス30において階段状に形成された側の側壁)には、光データバス30を光データバス挿入用凹部14に挿入した際に、光データバス30の側壁から突出した位置合わせ用突起部34を挿通して、光データバス30の位置決めを行うための係止部14a、第2保持部材18を固定するための第2保持部材固定部14b、及び、光データバス30において信号光入出射部32が形成された側の先端部分の側壁を押圧付勢する反り矯正部材20を固定するための反り矯正部材固定部14cが形成されている。
【0041】
ここで、第2保持部材18は、図5(a)の断面図に示すように、光データバス30の長手方向に沿った側壁を押圧付勢することで、光データバス挿入用凹部14の対向する内壁との間で光データバス30を挟持し、光データバス挿入用凹部14内に光データバス30を保持するためのものである。
【0042】
そして、図5(b)の斜視図に示すように、第2保持部材18は、合成樹脂製の本体部18aと、この本体部18aを平板12に形成された第2保持部材固定部14bに固定するためのねじ18bと、本体部18aの側壁に埋め込まれた板ばね18cとから構成され、この板ばね18cの弾性により、光データバス30の側壁を押圧付勢する。
【0043】
また、反り矯正部材20は、光データバス30の先端部分の側壁を押圧付勢することにより、光データバス30の先端部分の反りを防止するためのものであり、図5(c)に示すように、本実施例では、コイルばねが使用されている。
つまり、光データバス30は、複数の信号光入出射部32を形成するために、樹脂基板の一辺を階段状に形成したものであることから、各信号光入出射部32が形成される階段部分の内、先端側ほど幅が狭くなる。このため、光データバス30において、階段状に形成される先端部分では、熱等の影響を受けて、信号光入出射部32が形成された側へと反り易くなる。そして、その先端部分が反ってしまうと、先端に位置する信号光入出射部32に対する光の入出射を良好に行えなくなる。そこで、本実施例では、コイルばねからなる反り矯正部材20によって、光データバス30の先端部分の側壁を押圧付勢することにより、光データバス30の先端部分が反るのを防止するようにしているのである。
【0044】
尚、図5において、(a)は、第2保持部材18と光データバス30とを図3に示すA−A線に沿って切断した状態を表す断面図であり、(c)は、反り矯正部材20と光データバス30とを図3に示すB−B線に沿って切断した状態を表す断面図である。
【0045】
次に、平板12に形成された光データバス挿入用凹部14は、光データバス30の信号光入出射部32とは反対側に、第1保持部材22を収納できるように、後端側がより大きく形成されている。
そして、第1保持部材22は、この光データバス挿入用凹部14の後端部分に挿入固定され、光データバス30の信号光入出射部32とは反対側端面(後端面)を、信号光入出射部32が形成された先端方向に押圧付勢することにより、光データバス30を光データバス挿入用孔部14内に保持する。
【0046】
即ち、第1保持部材22は、図4(c),(d)に示すように、光データバス挿入用凹部14の後端部分に固定される合成樹脂製の本体部22aと、この本体部22aを固定するためのねじ22bと、光拡散フィルム(例えば、Physical Optics Corporation製の反射拡散シート、型番「LORS0.2×40PCB-MB」)22cが光の反射面を外側にして貼着された反射型拡散板22dと、反射型拡散板22dを本体部18aに対して接離可能に支持する一対の支持棒22eと、この支持棒22e周囲に設けられた付勢部材としてのコイルばね22fとから構成されており、このコイルばね22fの弾発力により、反射型拡散板22d(詳しくは光拡散フィルム22cの反射面)を光データバス30の後端面に当接すると同時に、光データバス30を後端側から先端側へと押圧付勢し、光データバス30の位置合わせ用突起部34から後端までの部分を、係止部14aとの間で挟持するのである。
【0047】
尚、図4において、(c)は、第1保持部材22と光データバス30とを図3に示すC−C線(換言すれば光データバス30の長手方向)沿って切断した状態を表す断面図であり、(d)は、第1保持部材22の斜視図である。そして、この図から明らかなように、反射型拡散板22dは、光データバス30の後端から光が漏れることのないよう、光データバス30の後端面よりも大きく形成されており、また、本体部22aには、固定用のねじ22bを挿入するための予備孔が穿設されている。
【0048】
また次に、本実施例の光データバス固定基板10を構成する平板12の表面には、上述した光データバス挿入用凹部14、及び、配線基板挿入用凹部16に加えて、図3に点線で示すように、発光素子(レーザダイオードLD等)及び受光素子(フォトダイオードPD等)を保持する素子ホルダ42(図3に点線で示す)を光データバス固定基板10上に位置決めするためのホルダ位置決め用凹部26が形成されている。
【0049】
素子ホルダ42は、光データバス挿入用凹部14に固定された光データバス30の上に配置され、各光データバス30の信号光入出射部32との対向位置に、発光素子又は受光素子を夫々配置するためのものであり、本実施例では、ホルダ位置決め用凹部26に、素子ホルダ42の下端に突設された位置決め用突起を嵌合することにより、光データバス固定基板10に対して、素子ホルダ42(延いては、これに保持された発光素子又は受光素子)を簡単に位置決め固定できるようにされている。
【0050】
尚、光データバス30において、信号光入出射部32は、その長手方向に反って形成された階段部分に形成されることから、光データバス30を、矩形の平板12の側壁に沿って配置するように、光データバス挿入用凹部14を形成すると、光データバス30の信号光入出射部32に対して発光素子又は受光素子を位置決めするのが難しくなる。
【0051】
このため、本実施例では、図3に二点鎖線で示すように、各光データバス挿入用凹部14内に光データバス30を固定した際、各光データバス30の信号光入出射部32が、平板12の外形に沿った直交格子上に並ぶように、光データバス挿入用凹部14が形成されている。
【0052】
以上説明したように、本実施例の光バックプレーンボード2は、複数の光データバス30を、平板12の表面に形成された光データバス挿入用凹部14に挿入し、光データバス30の後端に配置される第1保持部材22と、光データバス30の長手方向に沿った側壁側に配置される第2保持部材18とを用いて、光データバス30を2方向から押圧付勢することで、光データバス30を光データバス挿入用凹部14に固定するようにされている。
【0053】
このため、本実施例の光バックプレーンボード2(換言すれば光データバス固定基板10)によれば、光データバス30を、接着剤等を使用することなく、光データバス固定基板10に固定することができ、光データバスにおける光伝送効率の低下を防止できる。
【0054】
また、発光素子や受光素子についても、平板12の表面に形成されたホルダ位置決め用凹部26及び素子ホルダ42を利用して、光データバス30の信号光入出射部32に対して最適位置に配置することができることから、これによっても、光の伝送効率の低下を防止できる。
【0055】
また、第1保持部材22には、反射型拡散板22dが設けられ、第1保持部材22は、この反射型拡散板22dを光データバス30の後端面に当接させることにより、光データバス30を保持することから、本実施例の光データバス固定基板10を用いれば、光データバス30の後端面に予め反射拡散部を形成しておく必要がなく、光データバスの製造を簡単にすることができる。また、光データバス30に対して反射拡散部を接着する必要がないので、光データバス30での光の反射拡散特性を最適にすることができる。
【0056】
よって、本実施例の光バックプレーンボード2を用いれば、光データバス30を信号伝送媒体として、複数の回路間を極めて簡単に且つ伝送損失を招くことなく接続することが可能となり、延いては、高速化に対応し、且つ、多ノードの相互接続をシンプルな構成で実現し得る並列アーキテクチャーの情報処理装置を、容易に実現できることになる。
【0057】
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。
例えば、上記実施例では、光データバス30の側壁に設ける第2保持部材18は、1個であるものとして説明したが、この第2保持部材18は、光データバス30に対して複数設けるようにしてもよく、或いは、第1保持部材22のみで光データバス30を充分保持できる場合であれば、第2保持部材18を削除することもできる。
【0058】
また、上記実施例では、平板12は、合成樹脂製で、プリント配線基板40を組み付けるための配線基板挿入用凹部16が設けられるものとして説明したが、平板12は、金属を用いて構成してもよく、またプリント配線基板を用いて構成してもよい。また、平板12にプリント配線基板を組み付けるには、必ずしも配線基板挿入用凹部16を形成する必要はなく、単に取り付け用のねじ孔を穿設しておくだけでもよい。
【0059】
また、上記実施例では、光データバス固定基板10に対して、4個の光データバス30を固定できるように、平板12に4個の光データバス挿入用凹部14を形成するものとして説明したが、この光データバス挿入用凹部14の数は、光データバス固定基板10の用途に応じて適宜設定すればよい。
【0060】
また、第1保持部材22のコイルばね22f、第2保持部材18の板ばね18c、或いは、光データバス30の反りを矯正するための反り矯正部材20を構成するコイルばねは、ゴム等からなる緩衝材や、他のばね材に変更してもよい。
尚、上記実施例において、光データバス固定基板10に光データバス30を組み付け、更に、その上に、発光素子や受光素子を保持する素子ホルダ42を配置した場合、各光データバス30の信号光入出射部32は、素子ホルダ42にて覆われるが、残りの部分(光データバス30の後端側)は、外部に露出することになるので、図3に示すように、この露出部分は、別途、プラスチック等からなる保護板44で被覆するとよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の光バックプレーンボードの全体構成を表す斜視図である。
【図2】 実施例の光バックプレーンボードの分解斜視図である。
【図3】 実施例の光バックプレーンボードを上方から見た平面図である。
【図4】 実施例の光データバス及び第1保持部材の構成を表す説明図である。
【図5】 実施例の第2保持部材及び反り矯正部材の構成を表す説明図である。
【図6】 従来の光データバスの構成及びその使用状態を説明する説明図である。
【符号の説明】
2…光バックプレーンボード、10…光データバス固定基板、12…平板、14…光データバス挿入用凹部、14a…係止部、14b…第2保持部材固定部、14c…反り矯正部材固定部、16…配線基板挿入用凹部、18…第2保持部材、18c…板ばね、20…反り矯正部材、22…第1保持部材、22c…光拡散フィルム、22d…反射型拡散板、22e…支持棒、26…ホルダ位置決め用凹部、30…光データバス、32…信号光入出射部、34…位置合わせ用突起部。
Claims (10)
- 長尺で板状の光透過性材料からなり、長手方向に沿った一辺が、長手方向の一端側から他端に向かって発光素子又は受光素子を配置可能な間隔で階段状に形成されると共に、該階段状に形成された長手方向一端側の各端面を板面に対して略45度傾斜させることにより、信号光入出射部が形成された光データバス、を固定するための固定基板であって、
前記光データバスの板面形状に対応して開口した光データバス挿入用凹部と、該光データバス挿入用凹部に挿入された光データバスの前記各信号光入出射部に対して発光素子又は受光素子を位置決めするための位置決め部とが形成された平板と、
該光データバス挿入用凹部に挿入された光データバスを、前記各信号光入出射部とは反対側で保持する第1保持部材と、
を備え、該第1保持部材に、前記光データバスの前記各信号光入出射部とは反対側端面に当接されて、前記各信号光入出射部の一つから入射した光を他の信号光入出射部へと反射させる反射型拡散板を設けたことを特徴とする光データバス固定基板。 - 前記平板は、樹脂、金属もしくはプリント配線板からなることを特徴とする請求項1に記載の光データバス固定基板。
- 前記平板は、前記光データバス挿入用凹部を複数備え、
該複数の光データバス挿入用凹部は、光データバスを各々挿入した際、各光データバスの信号光入出射部が直交格子上に並ぶように、前記平板に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光データバス固定基板。 - 前記第1保持部材は、前記反射型拡散板を前記光データバスの端面に押圧付勢する弾性部材を備え、該弾性部材の付勢力により前記光データバスを保持することを特徴とする請求項1〜請求項3何れかに記載の光データバス固定基板。
- 前記第1保持部材において前記反射型拡散板を前記光データバスの端面に押圧付勢する弾性部材は、コイルばねであることを特徴とする請求項4記載の光データバス固定基板。
- 前記光データバス挿入用凹部に挿入された光データバスを、該光データバスの長手方向に沿った側壁側で保持する第2保持部材を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項5何れかに記載の光データバス固定基板。
- 前記第2保持部材は、光データバスの側壁を押圧付勢する弾性部材を備え、該弾性部材の付勢力により前記光データバスを保持することを特徴とする請求項1〜請求項6何れかに記載の光データバス固定基板。
- 前記第2保持部材において前記光データバスの側壁を押圧付勢する弾性部材は、板ばねであることを特徴とする請求項7記載の光データバス固定基板。
- 前記光データバス挿入用凹部の外形は、前記光データバスの外形より大きく、前記光データバスの長手方向に沿った側壁には、前記光データバスの側壁に形成された位置合わせ用突起部に対応する係止部が形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項8何れかに記載の光データバス固定基板。
- 請求項1〜請求項9何れかに記載の光データバス固定基板と、該光データバス固定基板の光データバス挿入用凹部に挿入された光データバスとからなることを特徴とする光バックプレーンボード。
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