JP3954927B2 - 段付きコーナーパネルとその製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、段付きコーナーパネル及びその製造方法に関し、詳しくは、段付きコーナーパネルを略L字状に折り曲げる際に、段付き部における金属外皮の余剰部分の仕舞いを良好におこなうことで、段付き部における外観品位及び水密・気密性を長期にわたって良好に維持する技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図11〜図13に示す段付きコーナーパネルA’においては、金属外皮1の内面に断熱材3を、断熱材3の内面に裏の金属外皮2積層し、このようなパネル体13の一の端部にパネル表面より凹入させてパネル固定用でパネル表面と略平行な凹入段部4を形成し、凹入段部4につづいてパネル体13の厚みよりも薄いパネル接続用の接続凸部5を形成し、パネル体13の他の端部に接続凹部6を形成し、パネル体13を凹入段部4、接続凸部5及び接続凹部6を含めて全体を内側に略L字状に折り曲げてあるのであり、この折り曲げに際して、図13(a)(b)に示すように、パネル体13の凹入段部4及び接続凸部5において略L字状に折り曲げられる際の金属外皮1の余剰部分を予め切除して切除部イを形成しておくものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、余剰部分を予め切除してパネル体13を略L字状に折り曲げる場合に、折り曲げは容易であるが、折り曲げにて切除縁同士を隙間なく合致させ難く、切除縁同士を合致させたとしても経年によって切除縁に錆が発生し、外観品位を大きく低下させるのであり、充分な水密・気密性を得難くなるという問題がある。又、折り曲げて合致させた切除縁の内面側にパテのような水密シール剤を塗布して水密・気密を図る手段も提案されているが、経年変化によってシール機能が低下し、又、地震等の振動によっても切除縁間に容易に隙間が生じるものである。
【0004】
因みに、段付きコーナーパネルA’においては、凹入段部4とは反対側のパネル体13の端部に覆い片9が延出され、パネルA’、A’の接続状態において、覆い片9にて凹入段部4を覆うことで雨水の侵入を防止しているが、覆い片9の内部に侵入した雨水が凹入段部4の合わせ縁よりパネル内側に侵入し、パネル内面に侵入するおそれがあるという問題がある。
【0005】
又、従来、段付きコーナーパネルA’の製造は、図12に示すように、表裏の金属外皮1間に断熱材3を充填し接着して製造した平坦な断熱パネルにおいて、▲1▼略L字状に折り曲げる折り曲げ箇所の裏の金属外皮2部分を切除し(同図(a)参照)、▲2▼充填して接着されている断熱材3’を剥ぎ取り、▲3▼表の金属外皮1において凹入段部4における余剰部分をカッター工具にて切除し(図13(b)参照)、▲4▼表の金属外皮1を折り曲げ(図12(b)参照)、▲5▼断熱材3’を切除した部分に新たな断熱材3aを充填するとともに接着し(図12(c)参照)、▲6▼充填した断熱材3a、3aの裏面を略L字状に曲げた押さえ板2aにて押さえる(図12(d)参照)等の工程によって製造するものであった。
【0006】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、段付きコーナーパネルを略L字状に折り曲げる際に、段付き部における金属外皮の余剰部分の仕舞いを良好におこなうことで、余剰部分を切除する際の切除縁における錆の発生、外観品位及び水密・気密性の低下を回避して、段付き部における外観品位及び水密・気密性を長期にわたって良好に維持できる段付きコーナーパネル及びその製造方法を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明においては、金属外皮1の内面に断熱材3を積層したパネル体13の一の端部にパネル表面より凹入させてパネル固定用でパネル表面と略平行な凹入段部4を形成し、凹入段部4につづいてパネル接続用の接続凸部5又は接続凹部6を形成し、パネル体13の他の端部に接続凹部6又は接続凸部5を形成し、パネル体13を凹入段部4、接続凸部5及び接続凹部6を含めて全体を内側に略L字状に折り曲げた段付きコーナーパネルであって、
パネル体13の凹入段部4、凹入段部4につづく接続凸部5又は接続凹部6において略L字状に折り曲げられる際の金属外皮1の余剰部分を内面側に折り畳む連続片7として一連に折り畳まれていることを特徴とするものである。
【0008】
このような構成によれば、凹入段部4において略L字状に折り曲げる際の余剰部分は切除されることがなく内側に一連に折り畳まれていて、余剰部分を切除する際のように切除縁において錆が発生することがなく、又、パテのような水密シール剤を不要にでき、かつ、地震等の振動によっても隙間が生じることをなくすことができ、段付き部における外観品位及び水密・気密性を長期にわたって良好に維持することができる。
【0009】
請求項2の発明においては、金属外皮1の余剰部分は、金属外皮1の面に垂直な方向に対して、凹入段部4が設けられたパネル端部から反対側のパネル端部側に若干向かう斜め方向Xに押込まれていることを特徴とするものである。このような構成によれば、金属外皮1の面に垂直な方向に形成されている凹入段部4の凹入側壁d、d及び凹入角部aを斜め方向Xに押込むことができ、凹入側壁d及び凹入角部aを円滑に押込むことができ、余剰部分の押込み変形を目標形状のとおりにおこなうことができる。
【0010】
請求項3の発明においては、断熱材3の内面に裏の金属外皮2を積層して成ることを特徴とするものである。このような構成によれば、段付きコーナーパネルAの裏側の強度、水密・気密性を充分に高めることができる。
【0011】
請求項4の発明においては、凹入段部4につづく接続凸部5の端部においてパネル体13の厚さ方向に折り曲げられてパネル表面と略直交する端部折曲片8を形成し、略L字状に折り曲げられる際の端部折曲片8における余剰部分を略V字状に予め切除されていることを特徴とするものである。このような構成によれば、接続凸部5の端部においてパネル表面と略直交する端部折曲片8はL字状に折り曲げる際に多大な抵抗となるのであるが、端部折曲片8における余剰部分を略V字状に予め切除していることから、L字状の折り曲げを容易におこなえ、折り曲げ装置の構成を簡素化できる。
【0012】
因みに、端部折曲片8は、パネルの接続状態において内側に折り畳まれた連続片7の上方に位置することになり、かつ、上方のパネルの接続凹部6の内方に存在することになって、略V字状に切除して折り曲げによってその切除縁e同士を付き合わせていても雨水の侵入のおそれはほとんどない。加えて、上方のパネルの接続凹部6の凹部底面に付設したシールテープ39(図3参照)が端部折曲片8の上面に圧接されて端部折曲片8の上記切除縁e同士の突き合わせ箇所のシール性を充分に確保するのである。
【0013】
請求項5の発明においては、凹入段部4とは反対側のパネル体13の端部に凹入段部4を覆う覆い片9をパネル表面と面一に延出し、覆い片9を形成している金属外皮1を覆い片9に近接させて折返し、折返し片10の端部においてパネル体13の厚さ方向に折り曲げられてパネル表面と略直交する端部折曲片材11を形成し、略L字状に折り曲げられる際の端部折曲片材11における余剰部分を略V字状に予め切除されていることを特徴とするものである。このような構成によれば、覆い片9に添って折り返された折返し片10の端部においてパネル表面と略直交する端部折曲片材11はL字状に折り曲げる際に多大な抵抗となるのであるが、端部折曲片材11における余剰部分を略V字状に予め切除していることから、L字状の折り曲げを容易におこなえ、折り曲げ装置の構成を簡素化できる。
【0014】
因みに、端部折曲片材11は、パネル接続状態において下位の段付きコーナーパネルAの凹入段部4及び接続凸部5の上方に位置することになって、略V字状に切除して折り曲げによってその切除縁f同士を付き合わせていても雨水の侵入のおそれはほとんどない。加えて、端部折曲片材11の下面にはシールテープ39が貼着されていて(図3参照)、切除縁f同士を付き合わせていても充分にシール性を高めるのである。
【0015】
請求項6の発明においては、金属外皮1の内面に断熱材3を積層したパネル体13の一の端部にパネル表面より凹入させてパネル固定用でパネル表面と略平行な凹入段部4を形成し、凹入段部4につづいてパネル接続用の接続凸部5又は接続凹部6を形成し、パネル体13の他の端部に接続凹部6又は接続凸部5を形成し、パネル体13を凹入段部4、接続凸部5及び接続凹部6を含めて全体を内側に略L字状に折り曲げた段付きコーナーパネルの製造方法であって、
パネル体13の凹入段部4、凹入段部4につづく接続凸部5又は接続凹部6において略L字状に折り曲げられる際の金属外皮1の余剰部分を押込み型12によって内面側に押込み、その後、パネル体13を略L字状に折り曲げて押込まれている余剰部分を連続片7として一連に折り畳み、
その後、略L字状に折り曲げた金属外皮1の内面に断熱材3を積層し、断熱材3の内面に内側の金属外皮2を積層することを特徴とするものである。
【0016】
このような構成によれば、製造された段付きコーナーパネルAにおいては、
凹入段部4において略L字状に折り曲げる際の余剰部分は切除されることがなく内側に一連に折り畳むのであり、余剰部分を切除する際のように切除縁において錆が発生することがなく、又、パテのような水密シール剤を不要にでき、地震等の振動によっても隙間が生じることをなくすことができ、段付き部における外観品位及び水密・気密性を長期にわたって良好に維持することができながら、
本発明の製造方法においては、▲1▼表の金属外皮1の余剰部分を押込み型12によって内面側に押込み、▲2▼パネル体13を略L字状に折り曲げて押込まれている余剰部分を連続片7として一連に折り畳み、▲3▼略L字状に折り曲げた金属外皮1の内面に断熱材3を積層し、▲4▼断熱材3の内面に内側の金属外皮2を積層することで製造できるのである。
【0017】
請求項7の発明においては、押込み型12を金属外皮1の面に垂直な方向に対して、凹入段部4が設けられたパネル端部から反対側のパネル端部側に若干向かう斜め方向Xに押込むことを特徴とするものである。このような構成によれば、金属外皮1の面に垂直な方向に形成されている凹入段部4の凹入側壁d、d及び凹入角部aを斜め方向Xに押込むことができ、凹入側壁d及び凹入角部aを円滑に押込むことができ、余剰部分の押込み変形を目標形状のとおりにおこなうことができ、かつ、凹入側壁d及び凹入角部bを無理なく押込むことができるから、押込み型12の駆動部の出力を小さくでき、装置を小型化できる。
【0018】
請求項8の発明においては、接続凸部5の端部においてパネル体13の厚さ方向に折り曲げられてパネル表面と略直交する端部折曲片8を形成し、略L字状に折り曲げられる際の端部折曲片8における余剰部分を略V字状に予め切除し、その後、金属外皮1を折り曲げることを特徴とするものである。このような構成によれば、接続凸部5の端部においてパネル表面と略直交する端部折曲片8はL字状に折り曲げる際に多大な抵抗となるのであるが、端部折曲片8における余剰部分を略V字状に予め切除していることから、L字状の折り曲げを容易におこなえ、折り曲げ装置の構成を簡素化できる。
【0019】
請求項9の発明においては、凹入段部4とは反対側のパネル体13の端部に凹入段部4を覆う覆い片9をパネル表面と面一に延出し、覆い片9を形成している金属外皮1を覆い片9に近接させて折返し、折返し片10の端部においてパネル体13の厚さ方向に折り曲げられてパネル表面と略直交する端部折曲片材11を形成し、略L字状に折り曲げられる際の端部折曲片材11における余剰部分を略V字状に予め切除し、その後、金属外皮1を折り曲げることを特徴とするものである。このような構成によれば、覆い片9に添って折り返された折返し片10の端部においてパネル表面と略直交する端部折曲片材11はL字状に折り曲げる際に多大な抵抗となるのであるが、端部折曲片材11における余剰部分を略V字状に予め切除していることから、L字状の折り曲げを容易におこなえ、折り曲げ装置の構成を簡素化できる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1(a)は表の金属外皮の凹入段部側の折り曲げ状態を示す表面側からの斜視図、同図(b)は内面側からの斜視図である。図2(a)は覆い片側の折り曲げ状態を示す表面側からの斜視図、同図(b)は内面側からの斜視図である。図7(a)は段付きコーナーパネルの概略斜視図、同図(b)は断熱材の配置を示す概略斜視図である。
【0021】
段付きコーナーパネルAは、表裏の金属外皮1、2間に断熱材3を充填して加圧し接着し、パネル体13の一の端部にパネル表面より凹入させてパネル固定用でパネル表面と略平行な凹入段部4を形成し、凹入段部4につづいてパネル体13の厚みよりも薄いパネル接続用の接続凸部5を形成している。凹入段部4には更に凹入する鋲打ち部14(図3参照)を形成していてパネル表面より二段階に凹入している。パネル体13の他の端部に凹入段部4を覆う覆い片9をパネル表面と面一に延出し、覆い片9を形成している金属外皮1を覆い片9に近接させて折返している。段付きコーナーパネルAは、全体を内側に略L字状に折り曲げられていて、ビル外壁のコーナー部等に施工されるものである。
【0022】
段付きコーナーパネルAを略L字状に折り曲げる際に、段付き部である二段階に凹入している凹入段部4における曲げ加工を円滑に、それでいて、段付き部における表の金属外皮1の余剰部分の仕舞いを良好におこなうことで、余剰部分を切除する際の切除縁における錆の発生、外観品位及び水密・気密性の低下を回避して、段付き部における外観品位及び水密・気密性を長期にわたって良好に維持している。以下、詳述する。
【0023】
図4(a)は曲げ金型の正面図、同図(b)は押込み型と受型との関係を示す側面図、同図(c)は説明図である。図5(a)(b)は曲げ加工工程を示す平面図である。図6(a)(b)(c)は折り畳み状態を示す説明図である。
【0024】
曲げ金型15は、固定型16と可動型17を備え、回転治具18によってベース19に保持している固定型16に対して可動型17を略直角に揺動回転させることができるようにしている。固定型16は固定受型20と固定押さえ型21を備え、可動型17は可動受型22と可動押さえ型23を備えている。
【0025】
しかして、表の金属外皮1において凹入段部4、鋲打ち部14、接続凸部5、端部折曲片8、折り返し片10及び端部折曲片材11が例えばロール成形されて未だ略L字状に曲げられていない中間品Cが固定受型20と固定押さえ型21にて一側部が保持され、中間品Cの他側部が可動受型22と可動押さえ型23とに保持され、固定型16に対して可動型17を揺動回転させることで、表の金属外皮1を略L字状に曲げ加工することができるようにしている。この場合、可動型17側の被ガイド軸40が回転治具18の中心Qのまわりにガイド回転される。このような可動型17の揺動回転のための構成は種々設計変更することができる。又、可動型17には中間品Cをスライド可能に保持することで、金属外皮1の表面に擦り傷が付くのを回避するようにするとよい。符号38はスペーサを示す。
【0026】
図4(a)に示すように、固定押さえ型21及び可動押さえ型23にわたって切込み24を形成して中間品Cを略L字状に曲げ加工する場合の余剰部分を導入できるようにしている。この切込み24は固定受型20及び可動受型22にも及ぶものである。切込み24に対応させて押込み型12を配設し、押込み型12を例えば、油圧シリンダー25で駆動して切込み24内に突入させることができるようにしている。しかして、油圧シリンダー25の駆動によって、中間品Cを略L字状に曲げ加工する場合の余剰部分を予め切込み24内に押し込むようにしている。
【0027】
押込み型12は金属外皮1の面に垂直な方向に対して、凹入段部4が設けられたパネル端部から反対側のパネル端部側に若干向かう斜め方向Xに押込むように保持台37に保持してあり、好ましくは、金属外皮1の面に垂直な水平方向に対して約15°〜20°程度の角度に傾斜して保持台37に保持してあり、押込み型12を水平方向に対して上記傾斜角度をもって中間品Cに押圧力を加えるようにしてあり、凹入段部4及び更に凹入する釘打ち部14における各凹入角部a、b等を円滑に押込み、又、対向している凹入側壁d、dを円滑に変形させて余剰部分の押込み変形を目標形状のとおりにおこなえるようにしている。このように目標形状のとおりに押込みをおこなうのに当たって、一次押込み型と二次押込み型とを用意し、一次押込み型による一次押込みの後に、二次押込み型に型交換をして二次押込みをおこなうようにしてもよい。
【0028】
しかして、押込み型12を金属外皮1の面に垂直な方向に対して、凹入段部4が設けられたパネル端部から反対側のパネル端部側に若干向かう斜め方向Xに押込むことによって、金属外皮1の面に垂直な方向に形成されている凹入段部4の凹入側壁d、d及び凹入角部aを斜め方向Xに押込むことができ、凹入側壁d及び凹入角部aを円滑に押込むことができ、余剰部分の押込み変形を目標形状のとおりにおこなうことができ、かつ、凹入側壁d及び凹入角部bを無理なく押込むことができるから、押込み型12の駆動部の出力を小さくでき、装置を小型化できる。
【0029】
このように、中間品Cを略L字状に曲げ加工する場合の余剰部分を予め切込み24内に押し込んだ後、押込み型12の後退を待って、固定型16に対して可動型17を回転させて中間品Cを略L字状に折り曲げるのであり、このような折り曲げによって余剰部分は図1(b)及び図6(c)に示すように二重に折り畳んだ状態で連続片7として折り曲げられるのである。
【0030】
このように、パネル体13の凹入段部4及び接続凸部5において略L字状に折り曲げられる際の金属外皮1の余剰部分を内面側に折り畳む連続片7として一連に折り畳まれていることから、凹入段部4において略L字状に折り曲げる際の余剰部分は切除されることがなく内側に一連に折り畳まれていて、余剰部分を切除する際のように切除縁において錆が発生することがなく、又、パテのような水密シール剤を不要にでき、かつ、地震等の振動によっても隙間が生じることをなくすことができ、段付き部における外観品位及び水密・気密性を長期にわたって良好に維持することができる。
【0031】
更に、表の金属外皮1の接続凸部5の端部においてパネル体13の厚さ方向に折り曲げられてパネル表面と略直交する端部折曲片8を形成しているのであり、略L字状に折り曲げられる際の端部折曲片8における余剰部分を略V字状に予め切除されている。接続凸部5の端部においてパネル表面と略直交する端部折曲片8はL字状に折り曲げる際に多大な抵抗となるのであるが、端部折曲片8における余剰部分を略V字状に予め切除していることから、L字状の折り曲げを容易におこなえ、折り曲げ装置の構成を簡素化できる。
【0032】
ところで、端部折曲片8は、パネルの接続状態において内側に折り畳まれた連続片7の上方に位置することになり、かつ、上方のパネルの接続凹部6の内方に存在することになって、略V字状に切除して折り曲げによってその切除縁e同士を付き合わせていても雨水の侵入のおそれはほとんどない。又、上方の段付きコーナーパネルAの接続凹部6の凹部底面に付設したシールテープ39(図3参照)が端部折曲片8の上面に圧接されて端部折曲片8の上記切除縁e同士の突き合わせ箇所のシール性を充分に確保するのである。
【0033】
更に、表の金属外皮1の凹入段部4とは反対側のパネル体13の端部に凹入段部4を覆う覆い片9をパネル表面と面一に延出している。覆い片9を形成している金属外皮1を覆い片9に近接させて折返している。この折返し片10の端部においてパネル体13の厚さ方向に折り曲げられてパネル表面と略直交する端部折曲片材11を形成している。略L字状に折り曲げられる際の端部折曲片材11における余剰部分を略V字状に予め切除されている。
【0034】
ところで、覆い片9に添って折り返された折返し片10の端部においてパネル表面と略直交する端部折曲片材11はL字状に折り曲げる際に多大な抵抗となるのであるが、端部折曲片材11における余剰部分を略V字状に予め切除していることから、L字状の折り曲げを容易におこなえ、この点においても折り曲げ装置の構成を簡素化できる。
【0035】
段付きコーナーパネルAの完成後に、端部折曲片材11の下面には全長にわたって一連にシールテープ39が貼着されていて(図3参照)、段付きコーナーパネルA、Aを上下に凹凸接続する際に、端部折曲片材11の下面に貼着したシールテープ39が下の段付きコーナーパネルAの接続凸部5における端部折曲片8の上面に圧接されるのであり、端部折曲片8において略V字状に切除して折り曲げによってその切除縁e同士を付き合わせていても雨水の侵入を確実に防止し、充分なシール機能を得るのである。
【0036】
図9(a)〜(e)は段付きコーナーパネルAの製造工程を示す概略説明図である。表の金属外皮1を略L字状に折り曲げ(図9(a)参照)、金属外皮1の内面に断熱材3を配設する(同図(b)参照)。断熱材3は例えばスラグ系或いはロックウール系であり、繊維方向をパネルの厚さ方向に配向した短冊芯材26を複数本使用するのであり、金属外皮1の内面に接着剤を塗布した後、短冊芯材26を図7(b)に示すように配設し、内面に接着剤を塗布した裏の金属外皮2を短冊芯材26に当ててセットする(図9(c)参照)。次に、図10(a)(b)に示すように、例えば、温水ジャケット部27、27を上下に備えた加熱・加圧装置28に装着して加熱・加圧をおこなう。温水ジャケット部27への温水の供給・排水は複数の制御弁29の開閉及びポンプ30の駆動によっておこなう。符号31は燃料タンク、32はボイラー、33は制御盤である。又、加熱・加圧装置28はシリンダー34の作動で開閉され、押圧力が調整される。加熱・加圧装置28による加熱・加圧工程が終えると、同装置28より取り出し、塗装をおこない、必要ならば、段付きコーナーパネルAの接続凸部5及び接続凹部6側に防水シート35を貼り(図9(d)参照)、又、接続凹部5側のみにシールテープ39を貼り、セラミックファイバー36を付設して断熱材3の下面を覆う(図9(e)参照)。
【0037】
このように、本発明の製造方法においては、▲1▼表の金属外皮1の余剰部分を押込み型12によって内面側に押込み、▲2▼パネル体13を略L字状に折り曲げて押込まれている余剰部分を連続片7として一連に折り畳み、▲3▼略L字状に折り曲げた金属外皮1の内面に断熱材3を積層し、▲4▼断熱材3の内面に内側の金属外皮2を積層する、との工程によって製造することができる。
【0038】
尚、金属外皮1の内面に配設する断熱材3としては、無機系の他に、ウレタン系或いはフェノール系等のような有機系のものであってもよい。
【0039】
【発明の効果】
請求項1の発明においては、金属外皮の内面に断熱材を積層したパネル体の一の端部にパネル表面より凹入させてパネル固定用でパネル表面と略平行な凹入段部を形成し、凹入段部につづいてパネル接続用の接続凸部又は接続凹部を形成し、パネル体の他の端部に接続凹部又は接続凸部を形成し、パネル体を凹入段部、接続凸部及び接続凹部を含めて全体を内側に略L字状に折り曲げた段付きコーナーパネルであって、
パネル体の凹入段部、凹入段部につづく接続凸部又は接続凹部において略L字状に折り曲げられる際の金属外皮の余剰部分を内面側に折り畳む連続片として一連に折り畳まれているから、
凹入段部において略L字状に折り曲げる際の余剰部分は切除されることがなく内側に一連に折り畳まれていて、余剰部分を切除する際のように切除縁において錆が発生することがなく、又、パテのような水密シール剤を不要にでき、かつ、地震等の振動によっても隙間が生じることをなくすことができ、段付き部における外観品位及び水密・気密性を長期にわたって良好に維持することができるという利点がある。
【0040】
請求項2の発明においては、請求項1の効果に加えて、金属外皮の余剰部分は、金属外皮の面に垂直な方向に対して、凹入段部が設けられたパネル端部から反対側のパネル端部側に若干向かう斜め方向に押込まれているから、金属外皮の面に垂直な方向に形成されている凹入段部の凹入側壁及び凹入角部を斜め方向に押込むことができ、凹入側壁及び凹入角部を円滑に押込むことができ、余剰部分の押込み変形を目標形状のとおりにおこなうことができるという利点がある。
【0041】
請求項3の発明においては、請求項1の効果に加えて、断熱材の内面に裏の金属外皮を積層して成ることを特徴とするものである。このような構成によれば、段付きコーナーパネルAの裏側の強度、水密・気密性を充分に高めることができる。
【0042】
請求項4の発明においては、請求項1の効果に加えて、凹入段部につづく接続凸部の端部においてパネル体の厚さ方向に折り曲げられてパネル表面と略直交する端部折曲片を形成し、略L字状に折り曲げられる際の端部折曲片における余剰部分を略V字状に予め切除されているから、接続凸部の端部においてパネル表面と略直交する端部折曲片はL字状に折り曲げる際に多大な抵抗となるのであるが、端部折曲片における余剰部分を略V字状に予め切除していることから、L字状の折り曲げを容易におこなえ、折り曲げ装置の構成を簡素化できるという利点がある。
【0043】
請求項5の発明においては、請求項1又は4の効果に加えて、凹入段部とは反対側のパネル体の端部に凹入段部を覆う覆い片をパネル表面と面一に延出し、覆い片を形成している金属外皮を覆い片に近接させて折返し、折返し片の端部においてパネル体の厚さ方向に折り曲げられてパネル表面と略直交する端部折曲片材を形成し、略L字状に折り曲げられる際の端部折曲片材における余剰部分を略V字状に予め切除されているから、覆い片に添って折り返された折返し片の端部においてパネル表面と略直交する端部折曲片材はL字状に折り曲げる際に多大な抵抗となるのであるが、端部折曲片材における余剰部分を略V字状に予め切除していることから、L字状の折り曲げを容易におこなえ、折り曲げ装置の構成を簡素化できるという利点がある。
【0044】
請求項6の発明においては、金属外皮の内面に断熱材を積層したパネル体の一の端部にパネル表面より凹入させてパネル固定用でパネル表面と略平行な凹入段部を形成し、凹入段部につづいてパネル接続用の接続凸部又は接続凹部を形成し、パネル体の他の端部に接続凹部又は接続凸部を形成し、パネル体を凹入段部、接続凸部及び接続凹部を含めて全体を内側に略L字状に折り曲げた段付きコーナーパネルの製造方法であって、
パネル体の凹入段、凹入段部につづく接続凸部又は接続凹部において略L字状に折り曲げられる際の金属外皮の余剰部分を押込み型によって内面側に押込み、その後、パネル体を略L字状に折り曲げて押込まれている余剰部分を連続片として一連に折り畳み、
その後、略L字状に折り曲げた金属外皮の内面に断熱材を積層し、断熱材の内面に内側の金属外皮を積層するから、
製造された段付きコーナーパネルにおいては、凹入段部において略L字状に折り曲げる際の余剰部分は切除されることがなく内側に一連に折り畳むのであり、余剰部分を切除する際のように切除縁において錆が発生することがなく、又、パテのような水密シール剤を不要にでき、かつ、地震等の振動によっても隙間が生じることをなくすことができ、段付き部における外観品位及び水密・気密性を長期にわたって良好に維持することができながら、
本発明の製造方法においては、▲1▼表の金属外皮1の余剰部分を押込み型によって内面側に押込み、▲2▼パネル体を略L字状に折り曲げて押込まれている余剰部分を連続片として一連に折り畳み、▲3▼略L字状に折り曲げた金属外皮の内面に断熱材を積層し、▲4▼断熱材の内面に内側の金属外皮を積層する、との工程によって製造することができる。
【0045】
請求項7の発明においては、請求項6の効果に加えて、押込み型を金属外皮の面に垂直な方向に対して、凹入段部が設けられたパネル端部から反対側のパネル端部側に若干向かう斜め方向に押込むから、金属外皮の面に垂直な方向に形成されている凹入段部の凹入側壁及び凹入角部を斜め方向に押込むことができ、凹入側壁及び凹入角部を円滑に押込むことができ、余剰部分の押込み変形を目標形状のとおりにおこなうことができ、かつ、凹入側壁及び凹入角部を無理なく押込むことができるから、押込み型の駆動部の出力を小さくでき、装置を小型化できるという利点がある。
【0046】
請求項8の発明においては、請求項6の効果に加えて、凹入段部につづく接続凸部の端部においてパネル体の厚さ方向に折り曲げられてパネル表面と略直交する端部折曲片を形成し、略L字状に折り曲げられる際の端部折曲片における余剰部分を略V字状に予め切除し、その後、金属外皮を折り曲げるから、接続凸部の端部においてパネル表面と略直交する端部折曲片はL字状に折り曲げる際に多大な抵抗となるのであるが、端部折曲片における余剰部分を略V字状に予め切除していることから、L字状の折り曲げを容易におこなえ、折り曲げ装置の構成を簡素化できるという利点がある。
【0047】
請求項9の発明においては、請求項6又は8の効果に加えて、凹入段部とは反対側のパネル体の端部に凹入段部を覆う覆い片をパネル表面と面一に延出し、覆い片を形成している金属外皮を覆い片に近接させて折返し、折返し片の端部においてパネル体の厚さ方向に折り曲げられてパネル表面と略直交する端部折曲片材を形成し、略L字状に折り曲げられる際の端部折曲片材における余剰部分を略V字状に予め切除し、その後、金属外皮を折り曲げるから、覆い片に添って折り返された折返し片の端部においてパネル表面と略直交する端部折曲片材はL字状に折り曲げる際に多大な抵抗となるのであるが、端部折曲片材における余剰部分を略V字状に予め切除していることから、L字状の折り曲げを容易におこなえ、折り曲げ装置の構成を簡素化できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の段付きコーナーパネルの実施の一形態を示し、(a)は表の金属外皮の凹入段部側の折り曲げ状態を示す表面側からの斜視図、(b)は内面側からの斜視図である。
【図2】(a)は覆い片側の折り曲げ状態を示す表面側からの斜視図、(b)は内面側からの斜視図である。
【図3】同上の段付きコーナーパネルの一部破断した斜視図である。
【図4】(a)は曲げ金型の正面図、(b)は押込み型と受型との関係を示す側面図、(c)は説明図である。
【図5】(a)(b)は曲げ加工工程を示す平面図である。
【図6】(a)(b)(c)は表の金属外皮の折り畳み連続片の折り畳み状態を示す説明図である。
【図7】(a)は段付きコーナーパネルの概略斜視図、(b)は断熱材の配置を示す概略斜視図である。
【図8】同上の段付きコーナーパネルの接続状態を示す斜視図である。
【図9】(a)(b)(c)(d)(e)は製造工程を示す説明図である。
【図10】(a)(b)は加熱加圧装置を示す説明図である。
【図11】従来例の段付きコーナーパネルの概略斜視図である。
【図12】(a)(b)(c)(d)は同上の製造工程を示す説明図である。
【図13】(a)(b)は同上の説明図である。
【符号の説明】
1 表の金属外皮
2 裏の金属外皮
3 断熱材
4 凹入段部
5 接続凸部
6 接続凹部
7 折り畳み連続片
8 端部折曲片
9 覆い片
10 折り返し片
11 端部折曲片材
12 押込み型
13 パネル体

Claims (9)

  1. 金属外皮の内面に断熱材を積層したパネル体の一の端部にパネル表面より凹入させてパネル固定用でパネル表面と略平行な凹入段部を形成し、凹入段部につづいてパネル接続用の接続凸部又は接続凹部を形成し、パネル体の他の端部に接続凹部又は接続凸部を形成し、パネル体を凹入段部、接続凸部及び接続凹部を含めて全体を内側に略L字状に折り曲げた段付きコーナーパネルであって、
    パネル体の凹入段部、凹入段部につづく接続凸部又は接続凹部において略L字状に折り曲げられる際の金属外皮の余剰部分を内面側に折り畳む連続片として一連に折り畳まれて成ることを特徴とする段付きコーナーパネル。
  2. 金属外皮の余剰部分は、金属外皮の面に垂直な方向に対して、凹入段部が設けられたパネル端部から反対側のパネル端部側に若干向かう斜め方向に押込まれて成ることを特徴とする請求項1記載の段付きコーナーパネル。
  3. 断熱材の内面に裏の金属外皮を積層して成ることを特徴とする請求項1記載の段付きコーナーパネル。
  4. 凹入段部につづく接続凸部の端部においてパネル体の厚さ方向に折り曲げられてパネル表面と略直交する端部折曲片を形成し、略L字状に折り曲げられる際の端部折曲片における余剰部分を略V字状に予め切除されて成ることを特徴とする請求項1記載の段付きコーナーパネル。
  5. 凹入段部とは反対側のパネル体の端部に凹入段部を覆う覆い片をパネル表面と面一に延出し、覆い片を形成している金属外皮を覆い片に近接させて折返し、折返し片の端部においてパネル体の厚さ方向に折り曲げられてパネル表面と略直交する端部折曲片材を形成し、略L字状に折り曲げられる際の端部折曲片材における余剰部分を略V字状に予め切除されて成ることを特徴とする請求項1又は4記載の段付きコーナーパネル。
  6. 金属外皮の内面に断熱材を積層したパネル体の一の端部にパネル表面より凹入させてパネル固定用でパネル表面と略平行な凹入段部を形成し、凹入段部につづいてパネル接続用の接続凸部又は接続凹部を形成し、パネル体の他の端部に接続凹部又は接続凸部を形成し、パネル体を凹入段部、接続凸部及び接続凹部を含めて全体を内側に略L字状に折り曲げた段付きコーナーパネルの製造方法であって、
    パネル体の凹入段部、凹入段部につづく接続凸部又は接続凹部において略L字状に折り曲げられる際の金属外皮の余剰部分を押込み型によって内面側に押込み、その後、パネル体を略L字状に折り曲げて押込まれている余剰部分を連続片として一連に折り畳み、
    その後、略L字状に折り曲げた金属外皮の内面に断熱材を積層し、断熱材の内面に内側の金属外皮を積層することを特徴とする段付きコーナーパネルの製造方法。
  7. 押込み型を金属外皮の面に垂直な方向に対して、凹入段部が設けられたパネル端部から反対側のパネル端部側に若干向かう斜め方向に押込むことを特徴とする請求項6記載の段付きコーナーパネルの製造方法。
  8. 凹入段部につづく接続凸部の端部においてパネル体の厚さ方向に折り曲げられてパネル表面と略直交する端部折曲片を形成し、略L字状に折り曲げられる際の端部折曲片における余剰部分を略V字状に予め切除し、その後、金属外皮を折り曲げることを特徴とする請求項6記載の段付きコーナーパネルの製造方法。
  9. 凹入段部とは反対側のパネル体の端部に凹入段部を覆う覆い片をパネル表面と面一に延出し、覆い片を形成している金属外皮を覆い片に近接させて折返し、折返し片の端部においてパネル体の厚さ方向に折り曲げられてパネル表面と略直交する端部折曲片材を形成し、略L字状に折り曲げられる際の端部折曲片材における余剰部分を略V字状に予め切除し、その後、金属外皮を折り曲げることを特徴とする請求項6又は8記載の段付きコーナーパネルの製造方法。
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