JP3953837B2 - 光増幅器の監視装置、光増幅器の補償化装置、光増幅器の監視方法、光増幅器の補償化方法、光増幅器の監視プログラムおよび光増幅器の補償化プログラム - Google Patents

光増幅器の監視装置、光増幅器の補償化装置、光増幅器の監視方法、光増幅器の補償化方法、光増幅器の監視プログラムおよび光増幅器の補償化プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光増幅器の監視装置、光増幅器の補償化装置、光増幅器の監視方法、光増幅器の補償化方法、光増幅器の監視プログラムおよび光増幅器の補償化プログラムに関し、特に、半導体光増幅器を安定動作させる場合に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
近年の通信容量の増大に伴う大容量化の要求に対し、光ファイバ通信の実用化に向けた研究開発が盛んに行われ、大容量光ネットワークの構築が進められている。
ここで、大容量光ネットワークを構築するために重要となるのは、光信号を電気信号に変換することなく、光信号のまま信号処理を行う高性能な光機能デバイスである。
【0003】
また、大容量光ネットワークの実現には、光ネットワークの重要な構成要素である半導体光素子の高機能化、集積化、低コスト化などが重要であり、特に、半導体光増幅素子は、小型であるという利点に伴う集積化の容易性や優れた特性から注目されている。
このため、半導体光増幅素子は、光信号の増幅あるいは波長変換のためのキーデバイスとして必要不可欠な素子となっている。
【0004】
また、最近では、半導体光増幅素子にスポットサイズ変換領域を付け加えることで、結合損の低減や、偏波依存性をなくすなどの高機能化が達成され、半導体光増幅素子の重要性は一層高まっている。
ここで、半導体光増幅素子の利得は、半導体活性層内のキャリアと入力光との間の誘導放出過程に基づく光増幅作用によって生じる。
【0005】
このため、半導体光増幅素子では、長期間の動作に伴う特性劣化を避けることが困難となり、半導体光増幅素子の特性劣化により、キャリア密度の低下が生じると、利得を始めとした諸特性が悪化し、システム全体に支障が出ることになる。
このため、半導体光増幅素子では、長期間の動作に伴う利得の劣化を監視し、半導体光増幅素子の故障を予測できるようにすることが望まれている。
【0006】
ここで、半導体レーザの場合では、入射光がないため、半導体レーザ素子の背面にモニタ用フォトダイオード素子を配置し、半導体レーザの出力変化を調べることで、半導体レーザ素子の劣化の程度をモニタすることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、半導体光増幅素子では、入射光が素子内に入射されるため、増幅信号光の光出力はモニタ可能だが、入射光パワーが一定でない場合、増幅信号光の出力も変化する。
従って、増幅信号光の出力変化をモニタしただけでは、半導体光増幅素子の利得変化分を判別することが困難となり、半導体光増幅器の特性劣化の程度をモニタする手法が未確立のままだった。
【0008】
このため、従来のモニタ手法では、半導体光増幅素子の故障を予測することができず、光通信システム全体の信頼性が低下する要因となるとともに、光ネットワークの低コスト化の阻害要因になるという問題があった。
そこで、本発明の目的は、光増幅素子の利得変動を容易に判別することが可能な増幅器の監視装置、光増幅器の補償化装置、光増幅器の監視方法、光増幅器の補償化方法、光増幅器の監視プログラムおよび光増幅器の補償化プログラムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、請求項1記載の光増幅器の監視装置によれば、光増幅器からの出射光の強度を検出する強度検出手段と、前記強度検出手段により検出された出射光の強度に基づいて、自然放出光か、増幅信号光かを判断する自然放出光判断手段と、前記自然放出光判断手段にて自然放出光と判断された出射光の強度変動を検出する強度変動検出手段と、前記強度変動検出手段により検出された自然放出光の強度変動に基づいて、光増幅器の利得を監視する利得監視手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
これにより、入力光の影響を排除しつつ、光増幅器からの出射光の出力変動を検出することが可能となり、半導体光増幅素子自体の劣化のみに依存するパラメータを抽出することが可能となる。
このため、光増幅器からの出射光の強度変動を監視することで、半導体光増幅素子の利得変化分を判別することが可能となり、半導体光増幅器の特性劣化の程度を容易に監視することが可能となることから、光通信システム全体の信頼性を向上させることが可能となるとともに、光通信システムの保守保全を容易化して、光ネットワークの低コスト化を図ることが可能となる。
【0011】
また、請求項2記載の光増幅器の監視装置によれば、光増幅器の利得変動と自然放出光の強度変動との相関関係が登録された相関テーブルをさらに備え、前記利得監視手段は、前記相関テーブルの参照結果に基づいて、前記光増幅器の利得変動を算出することを特徴とする。
これにより、光増幅器からの自然放出光の強度変動を検出することで、光増幅器の利得変動を容易に算出することが可能となり、半導体光増幅器の特性劣化の程度を容易に監視することが可能となる。
【0016】
また、請求項3記載の光増幅器の補償化装置によれば、光増幅器からの出射光の強度を検出する強度検出手段と、前記強度検出手段により検出された出射光の強度に基づいて、自然放出光か、増幅信号光かを判断する自然放出光判断手段と、前記自然放出光判断手段にて自然放出光と判断された出射光の強度変動を検出する強度変動検出手段と、前記強度変動検出手段にて自然放出光と判断された出射光の強度変動に基づいて、前記光増幅器の利得の変動分を算出する利得変動算出手段と、前記利得の変動分に対応する電流値の差分を算出する駆動電流算出手段と、前記電流値の差分だけ前記光増幅器の駆動電流を増加させる駆動電流制御手段とを備えることを特徴とする。
これにより、光増幅器からの出射光の出力変動を検出することで、半導体光増幅素子の利得変化分を補償することが可能となり、半導体光増幅器の長寿命化を図ることが可能となることから、光ネットワークの低コスト化を図ることが可能となる。
【0022】
また、請求項記載の光増幅器の監視方法によれば、光増幅器からの出射光の強度を検出するステップと、前記出射光の強度の検出結果に基づいて、自然放出光か、増幅信号光かを判断するステップと、前記自然放出光と判断された出射光の強度変動を検出するステップと、前記自然放出光の強度変動に基づいて、前記光増幅器の利得変動を算出するステップとを備えることを特徴とする。
【0023】
これにより、光増幅器に信号光が入射される場合においても、光増幅器からの出射光を監視することで、半導体光増幅素子の利得変化分を容易に算出することが可能となり、半導体光増幅素子の特性劣化を容易に判別することが可能となることから、光通信システム全体の信頼性を向上させることが可能となる。
【0024】
また、請求項記載の光増幅器の補償化方法によれば、光増幅器からの出射光の強度を検出するステップと、前記出射光の強度の検出結果に基づいて、自然放出光か、増幅信号光かを判断するステップと、前記自然放出光と判断された出射光の強度変動を検出するステップと、前記自然放出光の強度変動に基づいて、前記光増幅器の利得変動を算出するステップと、前記光増幅器の利得変動に対応する電流値の差分を算出するステップと、前記電流値の差分だけ前記光増幅器の駆動電流を増加させるステップとを備えることを特徴とする。
【0025】
これにより、光増幅器に信号光が入射される場合においても、光増幅器からの出射光を監視することで、半導体光増幅素子の特性劣化を容易に補正することが可能となることから、光通信システム全体の信頼性を向上させることが可能となるとともに、光増幅器の寿命を延命させて、光通信システムのコストダウンを図ることが可能となる。
【0027】
また、請求項記載の光増幅器の監視プログラムによれば、光増幅器からの出射光の強度データを取得するステップと、前記出射光の強度データに基づいて、自然放出光か、増幅信号光かを判断するステップと、前記自然放出光と判断された出射光の強度変動データを取得するステップと、前記自然放出光と判断された出射光の強度変動データに基づいて、前記光増幅器の利得変動値を算出するステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0028】
これにより、光増幅器から出射された自然放出光の強度変動データを取得することで、半導体光増幅素子の利得変化分を算出することが可能となり、半導体光増幅素子の特性劣化を容易に判別することが可能となる。
【0029】
また、請求項記載の光増幅器の監視プログラムによれば、光増幅器からの出射光の強度データを取得するステップと、前記出射光の強度データに基づいて、自然放出光か、増幅信号光かを判断するステップと、前記自然放出光と判断された出射光の強度変動データを取得するステップと、前記自然放出光と判断された出射光の強度変動データに基づいて、前記光増幅器の利得変動値を算出するステップと、前記光増幅器の利得変動値に対応する電流値の差分を算出するステップと、前記電流値の差分だけ前記光増幅器の駆動電流を増加させるステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0030】
これにより、光増幅器からの出射光を監視することで、半導体光増幅素子の特性劣化を容易に補正することが可能となり、光通信システム全体の信頼性を向上させることが可能となるとともに、光通信システムのコストダウンを図ることが可能となる。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係る光増幅器の監視装置および補償化装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る半導体光増幅器の監視装置の概略構成を示すブロック図である。
【0033】
図1において、半導体光増幅器1の監視装置には、分波器3、パワーメータ4およびパーソナルコンピュータ5が設けられ、パーソナルコンピュータ5には、半導体光増幅器1の動作条件における利得変動とASEパワー変動との相関関係が登録された相関テーブルが設けられている。ここで、半導体光増幅器1の動作条件としては、例えば、半導体光増幅器1の駆動電流や、入力光強度などを挙げることができる。
【0034】
そして、半導体光増幅素子1には、駆動電源2から駆動電流が供給され、活性領域にキャリアの反転分布が形成された状態で、信号光LSが半導体光増幅素子1に入射すると、信号光LSは半導体光増幅素子1にて増幅され、増幅光LAが分波器3に出射される。そして、分波器3に出射された増幅光LAは、分波器3にて分波され、分波光LD1、LD2が出射される。
【0035】
そして、分波器3で分波された分波光LD2は、パワーメータ4に入射され、パワーメータ4にて、分波光LD2の光出力強度が測定される。
ここで、信号光LSがない場合には、半導体光増幅素子1にて自然放出光が増幅される。
このため、パワーメータ4には、増幅された自然放出光(以下、ASE(Amplified Spontaneous Emission)と呼ぶ)が入射され、ASE出力強度が測定される。
【0036】
そして、パワーメータ4にて分波光LD2の光出力強度が測定されると、その測定データがパーソナルコンピュータ5に取り込まれる。
パーソナルコンピュータ5は、分波光LD2の光出力強度の測定データを取り込むと、その測定データに基づいて信号光かASEかを判断する。ここで、パーソナルコンピュータ5は、信号光かASEかを判断する場合、例えば、分波光LD2の光パワーを用いることができる。すわわち、分波光LD2の光パワーが所定値以上の場合は信号光と判断し、分波光LD2の光パワーが所定値より小さい場合はASEと判断することができる。
【0037】
そして、パーソナルコンピュータ5は、分波光LD2がASEと判断した場合、ASEパワーを初期値と比較し、ASEパワーの差分を計算する。そして、利得変動とASEパワー変動との相関関係を参照することにより、半導体光増幅素子1の利得変化を算出する。
以下、ASEパワー変動に基づいて半導体光増幅素子1の利得変化を見積もるための原理について、より詳細に説明する。
【0038】
図2は、本発明の一実施形態に係る半導体光増幅素子1の概略構成を示す断面図である。
図2において、半導体光増幅素子1は、半導体レーザとほぼ同様に、活性煤質をクラッド層で挟んだダブルヘテロ構造を有している。ただし、半導体レーザとは、導波路端面の反射率や活性層の長さなどの構造設計が異なっている。
【0039】
すなわち、例えば、1.55μm組成のInGaAsP活性層12の両側には、InGaAsP活性層よりも禁制帯幅の大きなn−InPクラッド層11とp−InPクラッド層13が形成され、ダブルヘテロ構造とされている。
そして、n−InPクラッド層11側にはn側電極14が形成されるとともに、p−InPクラッド層131側にはp側電極15が形成され、n−InPクラッド層11、InGaAsP活性層12およびp−InPクラッド層13の両端面には、反射防止膜16、17がそれぞれ形成されている。
【0040】
そして、n−InPクラッド層11を介し、InGaAsP活性層12に電子(キャリア)が注入されると、p−InPクラッド層13によって形成されるエネルギー障壁により、キャリアはInGaAsP活性層12内に閉じ込められ、InGaAsP活性層12に反転分布が形成される。
また、InGaAsP活性層12の屈折率は、n−InPクラッド層11およびp−InPクラッド層13の屈折率より大きいため、光閉じ込め効果が生じ、InGaAsP活性層12が光導波路となる。
【0041】
そして、半導体光増幅素子1に入射光LIが入射されると、注入されたキャリアの再結合により、入射光LIと同波長かつ同位相の誘導放出光が生成され、入射光LIの光強度が増幅された出射光LOが出射される。
図3は、本発明の一実施形態に係る半導体光増幅素子の電流−利得特性を示す図である。
【0042】
図3において、強度が−20dBm、波長が1.55nmの入射光LIが半導体光増幅素子1に入射されたものとすると、動作電流の増加に伴って利得が上昇し、出射光LOが増幅されることがわかる。
一方、半導体光増幅素子1に注入されるキャリアは、高エネルギー状態にあるため、ある一定の寿命で低エネルギー状態に遷移し、自然放出光として観測することができる。
【0043】
また、半導体光増幅素子1では、入射光LIがなくても、自然放出光が増幅され、誘導放出光として出射されるため、ASE出力として観測することができる。
図4は、本発明の一実施形態に係る半導体光増幅素子の電流−ASE出力特性を示す図である。
【0044】
図4において、半導体光増幅素子1からは、入射光LIがなくても、ASEが出力され、注入電流の増加に伴って、ASE出力が上昇することがわかる。
一方、半導体光増幅素子1では、長期間動作させると、利得を始めとする諸特性が劣化する。
図5は、本発明の一実施形態に係る半導体光増幅器の利得の経時変化を示す図、図6は、本発明の一実施形態に係る半導体光増幅器のASE出力特性の経時変化を示す図である。
【0045】
図5、6において、半導体光増幅素子1の過酷動作試験(温度85℃、動作電流320mA)を行った場合、通電時間(例えば、0h、300h、1700h、3237h)に伴って、利得およびASE出力のいずれも減少することがわかる。実使用では、これほど過酷な条件ではないが、通電時間とともに、半導体光増幅素子1の利得およびASE出力が徐々に低下する。
【0046】
ここで、光の増幅(利得)は、ASE出力とともに、キャリア密度に関係しているため、両者は高い相関関係にあり、ASE出力変化は、利得変化の指標とすることができる。
すなわち、増幅信号光の光出力はモニタ可能だが、入力光パワーが一定でない場合、増幅信号光の出力変化だけから、利得変化分を識別することは困難である。
【0047】
それに対し、ASE出力の変化は、信号光LSに関係なく、半導体光増幅素子1自体の劣化のみに依存する。
しかも、ASE出力は、比較的容易にモニタできるため、ASE出力は半導体光増幅素子の劣化の程度を知るための重要なパラメータである。
また、キャリア密度に関係するパラメータ、例えば、ASEピーク波長も同様に、半導体光増幅器の劣化を知る指標とすることができる。
【0048】
図7は、本発明の一実施形態に係る半導体光増幅素子の利得変化とASE出力変化の相関関係を示す図である。なお、図7では、半導体光増幅素子1の動作電流が80mAでの利得変化とASE出力変化との相関を示す。
ここで、半導体光増幅素子1の利得変化とASE出力変化には比例関係があり、利得ldBの低下はASE出力ldBの低下に相当することがわかる。
【0049】
従って、半導体光増幅素子1のASE出力を監視し、図7の相関関係を参照することで、半導体光増幅素子1の利得の低下の程度を知ることができる。
また、利得一定動作の場合も、図7の相関関係から、利得ldBの変化が動作電流の何%の増加に相当するかがわかる。すなわち、図5に示すように、動作電流に対するASE出力はほぼ直線的に増加し、ある程度の半導体光増幅素子1の劣化に対しても、この関係は維持されることから、ASE出力のldBの変化、すなわち、利得ldBの変化は、動作電流の何%増加に相当するかを判別することができる。従って、動作電流の増加からも、利得低下を監視することが可能である。
【0050】
このように、上述した第1実施形態によれば、キャリア密度に関係するパラメータのうち、特に、利得変化とASE出力変化との相関関係を用いることで、ASE出力低下をモニタするだけで、半導体光増幅素子1の利得低下を監視することができる。
このため、半導体光増幅素子1の劣化を容易に監視することが可能となり、光通信システムの保守保全を容易化して、システムの高信頼化を達成することが可能となるとともに、低コスト化を図ることができる。
【0051】
なお、上述した第1実施形態では、半導体光増幅器1の動作条件における利得変動と自然放出光の強度変動との相関関係を、パーソナルコンピュータ5に記憶しておく方法について説明したが、LANやインターネットなどの通信ネットワークを介して、半導体光増幅器1の動作条件における利得変動と自然放出光の強度変動との相関関係を取得するようにしてもよい。
【0052】
図8は、本発明の第2実施形態に係る半導体光増幅器の監視装置の概略構成を示すブロック図である。
図8において、半導体光増幅器21の監視装置には、分波器23、パワーメータ24およびパーソナルコンピュータ25が設けられ、パーソナルコンピュータ25には、半導体光増幅器21の動作条件における利得変動とASEピーク波長変動との相関関係が登録された相関テーブルが設けられている。
【0053】
そして、半導体光増幅素子21には、駆動電源22から駆動電流が供給され、活性領域にキャリアの反転分布が形成された状態で、信号光LSが半導体光増幅素子21に入射すると、信号光LSが半導体光増幅素子21にて増幅され、増幅光LAが分波器23に出射される。そして、分波器23に出射された増幅光LAは、分波器23にて分波され、分波光LD1、LD2が出射される。
【0054】
そして、分波器23で分波された分波光LD2は、光スペクトルアナライザ24に入射され、光スペクトルアナライザ24にて、分波光LD2の光スペクトル分布が測定される。
ここで、信号光LSがない場合には、半導体光増幅素子21にて自然放出光が増幅される。
【0055】
このため、光スペクトルアナライザ24にはASEが入射され、ASE出力のスペクトル分布が測定される。
そして、光スペクトルアナライザ24にてASEピーク波長が測定されると、その測定データがパーソナルコンピュータ25に取り込まれる。
また、パーソナルコンピュータ25は、分波光LD2の光パワーデータを取り込み、その光パワーデータに基づいて、分波光LD2が信号光かASEかを判断する。
【0056】
そして、パーソナルコンピュータ25は、分波光LD2がASEと判断した場合、分波光LD2のASEピーク波長を初期値と比較し、ASEピーク波長の差分を計算する。そして、利得変動とASEピーク波長変動との相関関係を参照することにより、半導体光増幅素子21の利得変化を算出する。
図9は、本発明の一実施形態に係る半導体光増幅素子21の利得変化とASEピーク波長変化の相関関係を示す図である。なお、図9では、半導体光増幅素子21の動作電流が40mAでの利得変化とASEピーク波長変化の相関関係を示す。
【0057】
ここで、半導体光増幅素子21の利得変化とASE出力変化には比例関係があり、利得ldBの低下は、ASEピーク波長1nmの長波長側への変化に相当することがわかる。
従って、半導体光増幅素子21のASEピーク波長を監視し、図9の相関関係を参照することで、半導体光増幅素子21の利得の低下の程度を知ることができる。
【0058】
このように、上述した第2実施形態によれば、キャリア密度に関係するパラメータのうち、特に、利得変化とASEピーク波長との相関関係を用いることで、ASEピーク波長変化をモニタするだけで、半導体光増幅素子21の利得低下を監視することができる。
このため、半導体光増幅素子21の劣化を容易に監視することが可能となり、光通信システムの保守保全を容易化して、システムの高信頼化を達成することが可能となるとともに、低コスト化を図ることができる。
【0059】
なお、上述した第2実施形態では、半導体光増幅器21の動作条件における利得変動と自然放出光のピーク波長変動との相関関係を、パーソナルコンピュータ25に記憶しておく方法について説明したが、LANやインターネットなどの通信ネットワークを介して、半導体光増幅器21の動作条件における利得変動と自然放出光のピーク波長変動との相関関係を取得するようにしてもよい。
【0060】
図10は、本発明の第3実施形態に係る半導体光増幅器の補償化装置の概略構成を示すブロック図である。
図10において、半導体光増幅器31の監視装置には、分波器33、パワーメータ34およびパーソナルコンピュータ35が設けられ、パーソナルコンピュータ35には、半導体光増幅器31の利得変動とASEパワー変動との相関関係に加え、半導体光増幅器31の動作条件におけるASE出力と駆動電流との相関関係が登録された相関テーブルが設けられている。
【0061】
ここで、半導体光増幅器31の動作条件としては、例えば、半導体光増幅器31の駆動電流や、入力光強度、通電時間などを挙げることができる。
そして、半導体光増幅素子31には、駆動電源32から駆動電流が供給され、活性領域にキャリアの反転分布が形成された状態で、信号光LSが半導体光増幅素子31に入射すると、信号光LSは半導体光増幅素子31にて増幅され、増幅光LAが分波器33に出射される。そして、分波器33に出射された増幅光LAは、分波器33にて分波され、分波光LD1、LD2が出射される。
【0062】
そして、分波器33で分波された分波光LD2は、パワーメータ34に入射され、パワーメータ34にて分波光LD2の光出力強度が測定される。
ここで、信号光LSがない場合には、半導体光増幅素子31にて自然放出光が増幅される。
このため、パワーメータ34にはASEが入射され、ASE出力強度が測定される。
【0063】
そして、パワーメータ34にて分波光LD2の光出力強度が測定されると、その測定データがパーソナルコンピュータ35に取り込まれる。
パーソナルコンピュータ35は、分波光LD2の光出力強度の測定データを取り込むと、例えば、分波光LD2の光パワーを用いて、信号光かASEかを判断する。
【0064】
そして、パーソナルコンピュータ35は、分波光LD2がASEと判断した場合、ASEパワーを初期値と比較し、ASEパワーの差分を計算する。そして、利得変動とASEパワー変動との相関関係を参照することにより、半導体光増幅素子31の利得変化を算出し、半導体光増幅素子31の劣化の程度を見積もる。
さらに、パーソナルコンピュータ35は、ASE出力と駆動電流との相関関係を参照し、ASEパワーの差分がゼロになるまで、駆動電源32の電流を増加させる。
【0065】
これにより、半導体光増幅素子31のASE出力を一定に保つことができ、利得も一定に保持することが可能となることから、導体光増幅素子31が劣化した場合においても、導体光増幅素子31の寿命の延長を図ることができる。
図11は、本発明の第3実施形態に係る半導体光増幅器の補償化方法を示す図である。
【0066】
図11において、半導体光増幅素子31の通電時間(例えば、0h、300h、1700h、3237h)が増加すると、ASE出力が減少し、例えば、ASE出力が5mWの条件で、半導体光増幅素子31を300hだけ動作させると、ASE出力が5mW→4mW(1dB相当)に低下することがわかる。
一方、図7の関係を参照することにより、ASE出力の1dBの変化は、利得1dBの変化に対応することがわかる。
【0067】
このため、例えば、1dBの利得変化を補償するには、ASE出力を1dBbだけ上昇させて、ASE出力を5mWに戻せばよく、通電時間が300hの時に、ASE出力を5mWにするには、図11の関係から、動作電流を初期値から13%だけ増加させればよいことがわかる。
この結果、パーソナルコンピュータ35は、通電時間が300hの時に、動作電流が初期値から13%だけ増加するように、駆動電源32を制御することにより、半導体光増幅素子31の利得を一定に維持することができる。
【0068】
このように、上述した第3実施形態によれば、半導体光増幅素子31の劣化の程度をASE出力変化から見積もるとともに、駆動電流を増加させて半導体光増幅素子31の劣化分を補償することで、半導体光増幅素子31の長寿命化が可能となり、光通信システムの信頼性向上を図りつつ、光通信システムのコストダウンを図ることが可能となる。
【0069】
図12は、本発明の第4実施形態に係る半導体光増幅器の補償化装置の概略構成を示すブロック図である。
図12において、半導体光増幅素子41の監視装置には、分波器43、パワーメータ44およびパーソナルコンピュータ45が設けられ、パーソナルコンピュータ45には、半導体光増幅素子41の利得変動とASEピーク波長変動との相関関係に加え、半導体光増幅素子41のASEピーク波長と駆動電流との相関関係が登録された相関テーブルが設けられている。
【0070】
そして、半導体光増幅素子41には、駆動電源42から駆動電流が供給され、活性領域にキャリアの反転分布が形成された状態で、信号光LSが半導体光増幅素子41に入射すると、信号光LSが半導体光増幅素子41にて増幅され、増幅光LAが分波器43に出射される。そして、分波器43に出射された増幅光LAは、分波器43にて分波され、分波光LD1、LD2が出射される。
【0071】
そして、分波器43で分波された分波光LD2は、光スペクトラムアナライザ44に入射され、光スペクトラムアナライザ44にて、分波光LD2の光スペクトル分布が測定される。
ここで、信号光LSがない場合には、半導体光増幅素子41にて自然放出光が増幅される。
【0072】
このため、光スペクトラムアナライザ44にはASEが入射され、ASEピーク波長が測定される。
そして、光スペクトラムアナライザ44にて分波光LD2のASEピーク波長が測定されると、その測定データがパーソナルコンピュータ45に取り込まれる。
【0073】
また、パーソナルコンピュータ45は、分波光LD2の光出力強度の測定データを取り込み、例えば、分波光LD2の光パワーを用いて、信号光かASEかを判断する。
そして、パーソナルコンピュータ45は、分波光LD2がASEと判断した場合、ASEピーク波長を初期値と比較し、ASEピーク波長の差分を計算する。そして、利得変動とASEピーク波長変動との相関関係を参照することにより、半導体光増幅素子41の利得変化を算出し、半導体光増幅素子41の劣化の程度を見積もる。
【0074】
さらに、パーソナルコンピュータ45は、ASEピーク波長と駆動電流との相関関係を参照し、ASEピーク波長の差分がゼロになるまで、駆動電源42の電流を増加させる。
これにより、半導体光増幅素子41のASEピーク波長を一定に保つことができ、利得も一定に保持することが可能となることから、導体光増幅素子41が劣化した場合においても、導体光増幅素子41の寿命の延長を図ることができる。
【0075】
このように、上述した第4実施形態によれば、半導体光増幅素子41の劣化の程度をASEピーク波長変化から見積もるとともに、駆動電流を増加させて半導体光増幅素子41の劣化分を補償することで、半導体光増幅素子41の長寿命化が可能となり、光通信システムの信頼性向上を図りつつ、光通信システムのコストダウンを図ることが可能となる。
【0076】
なお、上述した実施形態では、半導体光増幅器の利得変化を見積もるために、ASEパワーを用いる方法とASEピーク波長を用いる方法を例にとって説明したが、ASEパワーまたはASEピーク波長以外にも、キャリア密度に関係するパラメータならば何でもよく、例えば、ASE平均波長などを用いるようにしてもよい。
【0077】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、光増幅器からの出射光を監視することで、半導体光増幅素子の利得変化分を容易に算出することが可能となり、半導体光増幅素子の特性劣化を容易に判別することが可能となることから、光通信システム全体の信頼性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る半導体光増幅器の監視装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る半導体光増幅器の概略構成を示す断面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る半導体光増幅器の電流−利得特性を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る半導体光増幅器の電流−ASE出力特性を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る半導体光増幅器の利得の経時変化を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る半導体光増幅器のASE出力特性の経時変化を示す図である。
【図7】本発明の一実施形態に係る半導体光増幅器の利得変化とASE出力変化の相関関係を示す図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係る半導体光増幅器の監視装置の概略構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の一実施形態に係る半導体光増幅器の利得変化とASEピーク波長変化の相関関係を示す図である。
【図10】本発明の第3実施形態に係る半導体光増幅器の補償化装置の概略構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の第3実施形態に係る半導体光増幅器の補償化方法を示す図である。
【図12】本発明の第4実施形態に係る半導体光増幅器の補償化装置の概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、21、31、41 半導体光増幅素子
2、22、32、42 駆動電源
3、23、33、43 分波器
4、34 パワーメータ
5、25、35、45 パーソナルコンピュータ
LS 信号光
LA 増幅光
LD1、LD2 分波光
11 n−InPクラッド層
12 InGaAsP活性層
13 p−InPクラッド層
14 n側電極
15 p側電極
16、17 反射防止膜
LI 入射光
LO 出射光
24、44 光スペクトルアナライザ

Claims (7)

  1. 光増幅器からの出射光の強度を検出する強度検出手段と、
    前記強度検出手段により検出された出射光の強度に基づいて、自然放出光か、増幅信号光かを判断する自然放出光判断手段と、
    前記自然放出光判断手段にて自然放出光と判断された出射光の強度変動を検出する強度変動検出手段と、
    前記強度変動検出手段により検出された自然放出光の強度変動に基づいて、光増幅器の利得を監視する利得監視手段とを備えることを特徴とする光増幅器の監視装置。
  2. 光増幅器の利得変動と自然放出光の強度変動との相関関係が登録された相関テーブルをさらに備え、
    前記利得監視手段は、前記相関テーブルの参照結果に基づいて、前記光増幅器の利得変動を算出することを特徴とする請求項1記載の光増幅器の監視装置。
  3. 光増幅器からの出射光の強度を検出する強度検出手段と、
    前記強度検出手段により検出された出射光の強度に基づいて、自然放出光か、増幅信号光かを判断する自然放出光判断手段と、
    前記自然放出光判断手段にて自然放出光と判断された出射光の強度変動を検出する強度変動検出手段と、
    前記強度変動検出手段にて自然放出光と判断された出射光の強度変動に基づいて、前記光増幅器の利得の変動分を算出する利得変動算出手段と、
    前記利得の変動分に対応する電流値の差分を算出する駆動電流算出手段と、
    前記電流値の差分だけ前記光増幅器の駆動電流を増加させる駆動電流制御手段とを備えることを特徴とする光増幅器の補償化装置。
  4. 光増幅器からの出射光の強度を検出するステップと、
    前記出射光の強度の検出結果に基づいて、自然放出光か、増幅信号光かを判断するステップと、
    前記自然放出光と判断された出射光の強度変動を検出するステップと、
    前記自然放出光の強度変動に基づいて、前記光増幅器の利得変動を算出するステップとを備えることを特徴とする光増幅器の監視方法。
  5. 光増幅器からの出射光の強度を検出するステップと、
    前記出射光の強度の検出結果に基づいて、自然放出光か、増幅信号光かを判断するステップと、
    前記自然放出光と判断された出射光の強度変動を検出するステップと、
    前記自然放出光の強度変動に基づいて、前記光増幅器の利得変動を算出するステップと、
    前記光増幅器の利得変動に対応する電流値の差分を算出するステップと、
    前記電流値の差分だけ前記光増幅器の駆動電流を増加させるステップとを備えることを特徴とする光増幅器の補償化方法。
  6. 光増幅器からの出射光の強度データを取得するステップと、
    前記出射光の強度データに基づいて、自然放出光か、増幅信号光かを判断するステップと、
    前記自然放出光と判断された出射光の強度変動データを取得するステップと、
    前記自然放出光と判断された出射光の強度変動データに基づいて、前記光増幅器の利得変動値を算出するステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする光増幅器の監視プログラム。
  7. 光増幅器からの出射光の強度データを取得するステップと、
    前記出射光の強度データに基づいて、自然放出光か、増幅信号光かを判断するステップと、
    前記自然放出光と判断された出射光の強度変動データを取得するステップと、
    前記自然放出光と判断された出射光の強度変動データに基づいて、前記光増幅器の利得変動値を算出するステップと、
    前記光増幅器の利得変動値に対応する電流値の差分を算出するステップと、
    前記電流値の差分だけ前記光増幅器の駆動電流を増加させるステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする光増幅器の補償化プログラム。
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